JPS60100535A - 含フツ素ベンゾフエノン誘導体およびその製法ならびに用途 - Google Patents
含フツ素ベンゾフエノン誘導体およびその製法ならびに用途Info
- Publication number
- JPS60100535A JPS60100535A JP20808883A JP20808883A JPS60100535A JP S60100535 A JPS60100535 A JP S60100535A JP 20808883 A JP20808883 A JP 20808883A JP 20808883 A JP20808883 A JP 20808883A JP S60100535 A JPS60100535 A JP S60100535A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- group
- lower alkyl
- formula
- halogen
- nitro
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
- Agricultural Chemicals And Associated Chemicals (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は含フツ素ベンゾフェノン誘導体に関し、更に詳
しくは、新規な含フツ素ベンゾフェノン誘導体およびそ
の製法ならびに除1′、”1川組成物としての用途に関
する。
しくは、新規な含フツ素ベンゾフェノン誘導体およびそ
の製法ならびに除1′、”1川組成物としての用途に関
する。
除草活性を有するべ5/ゾフエソン類し1、たとえば、
特公昭51−54468公報、特開昭55−20707
号公報、特開昭56−108732υ公報に開示されて
いるが、これら(−↓いずれもトリフルオロメチル基を
含む誘導体を含んでいない。
特公昭51−54468公報、特開昭55−20707
号公報、特開昭56−108732υ公報に開示されて
いるが、これら(−↓いずれもトリフルオロメチル基を
含む誘導体を含んでいない。
トリフルオロメチル基を含むベンゾフェノン誘導体を開
示した特開昭54−2323号公報および米国特許3,
950,875シナでは、同一のベンゼン環にトリフル
オロメ)ル基および他の置換基を含む二置換型の化合物
を含んでいない。これら公知のベンゾフェノン類の除r
j〔活性は比較的低く、実用性は必ずしも満足すべきも
のでなかった。
示した特開昭54−2323号公報および米国特許3,
950,875シナでは、同一のベンゼン環にトリフル
オロメ)ル基および他の置換基を含む二置換型の化合物
を含んでいない。これら公知のベンゾフェノン類の除r
j〔活性は比較的低く、実用性は必ずしも満足すべきも
のでなかった。
本発明者らは、ベンゾフェノンの一力のベンゼン環にト
リフルオ[1メチル基を含む2個の置換基を有する一連
の化合物について鋭、0、研究を屯ねた結果、ある種の
新規含フツ素ベンシフ上ノン化合物は畑地および水り目
のイネ科雑草および広葉雑草に対し強力かつ広い殺草ス
ペクトラムを持ち、中でも水田ではホクルイ、ミズカヤ
ツリ等の難防除雑草に低濃度で直効を示し、一方主要作
物、たとえば畑地ではダイズ、トウモロコシ、ワタ、水
田ではイネに対して、実質的に薬害を与えないという高
度の選択性除草作用を見い出し、本発明を完成するに至
った。
リフルオ[1メチル基を含む2個の置換基を有する一連
の化合物について鋭、0、研究を屯ねた結果、ある種の
新規含フツ素ベンシフ上ノン化合物は畑地および水り目
のイネ科雑草および広葉雑草に対し強力かつ広い殺草ス
ペクトラムを持ち、中でも水田ではホクルイ、ミズカヤ
ツリ等の難防除雑草に低濃度で直効を示し、一方主要作
物、たとえば畑地ではダイズ、トウモロコシ、ワタ、水
田ではイネに対して、実質的に薬害を与えないという高
度の選択性除草作用を見い出し、本発明を完成するに至
った。
すなわち、本発明の要旨は、
r:式中、R’ は低級アルキル基、低級アルコキシ基
、ハロゲンまたはニトロ基を、I(2およびtt3は同
一まだは異なっており、水素、低級アル−X−ル基、ハ
ロゲン、ニトロ基またはトリフルオロメチル基を、Mは
水素、低級アルキ)v基またはアルカリ金属を表わす。
、ハロゲンまたはニトロ基を、I(2およびtt3は同
一まだは異なっており、水素、低級アル−X−ル基、ハ
ロゲン、ニトロ基またはトリフルオロメチル基を、Mは
水素、低級アルキ)v基またはアルカリ金属を表わす。
〕
で示される含フツ素ベンゾフェノン64体式:
〔式中、R1は前記と同意義。Xijヒドロギシ基また
は塩素を表わす。〕 で示されるfi4i換安息香酸またはその酸クロ1ノド
を〔式中、R2、ItaおよびM←L前記と同意義。〕
で示される置換フェノール誘導体と反応させることより
なる含フッ素ベンゾフェノン誘導体(I)の製造方法、
ならびに @フッ素ベンゾフェノン誘導体(I)の一種または二種
以上を成分として含有して成る除草用組成物に存する。
は塩素を表わす。〕 で示されるfi4i換安息香酸またはその酸クロ1ノド
を〔式中、R2、ItaおよびM←L前記と同意義。〕
で示される置換フェノール誘導体と反応させることより
なる含フッ素ベンゾフェノン誘導体(I)の製造方法、
ならびに @フッ素ベンゾフェノン誘導体(I)の一種または二種
以上を成分として含有して成る除草用組成物に存する。
前記公知のベンゾフェノン類に比較して、本発明化合物
の化学構造の特徴は、 (1)一方のベンゼン環に1個のトリフルオロメチル基
およびそれ以外に1個の前記置換基12− を有する点
、 (2)他方のベンゼン環の4位に1個の前記特定の置換
基OM、および3ならびに5位の一方または両方に前記
置換基R2またはR3を何する点にあり、これらの化学
構造上の特徴が本発明化合物の優秀性に寄与しているも
のと考えられる。
の化学構造の特徴は、 (1)一方のベンゼン環に1個のトリフルオロメチル基
およびそれ以外に1個の前記置換基12− を有する点
、 (2)他方のベンゼン環の4位に1個の前記特定の置換
基OM、および3ならびに5位の一方または両方に前記
置換基R2またはR3を何する点にあり、これらの化学
構造上の特徴が本発明化合物の優秀性に寄与しているも
のと考えられる。
本発明化合物(1)の具体例を融点とともに示せば次の
通シである: (1)4−クロロ−4′−7トキシー3′−メチフレー
2−トリフルオロメチル−ベンゾフェノン(92〜94
°C) (214,’−7トキシー3′−メチル−4−二トロー
2−トリフルオロメチル−ベンゾフェノン(114〜1
]5”C) (3)4−クロロ−4′−メトキシ−3′−フチルー3
−トリフルオロメチル−ベンゾフェノン(75〜76°
C) (4)2−クロロ−4′−メトキシ−3′−メチ7+z
−5−) IJフルオロメチル−ベンゾフェノン86°
C) (5)4’−メトキシ−3′ーメチルー4ーニトロ−3
−トリフルオロメチル−ベンゾフェノン(130〜13
1℃) (6)4’−7トキシー37ーメチ/v−2−二トロー
4−トリフルオロメチル−ベンゾフェノン(149・〜
150°C) (71 4. 4’−ジフトギン−2−トリフルオロメ
チル−ベンゾフェノン(54〜56°C) (8) 4, 4’−ジメトギシ−3 − 1− 1川
フルオロメチル−ベンゾフェノン(52〜53“’c
)(9)4−クロロ−4′−ヒドロキシ−3′ーメチル
ー2ートリフルオロメチル−ベンゾフコ:ノン(155
〜156℃) QO) 4’−ヒドロキシ−3′−メチル−4−二トロ
ー3 − トIJフルオロメチル−ベンゾフェノン(1
85〜186”C) 但)4−り電」ロー4′−ヒドロキシ−37−メチル−
3−トリフルオロメチル−ベンゾフェノン(183、5
〜184.5°C) ■)2−クロロ−4′−ヒドロキシ−3′−メチル−5
−トリフルオロメチル−ベンゾフェノン(170〜17
2°C) (13) 4’−ヒドロキシ−4,3j5′−トリクロ
ロ−2−トリフルオロメチル−ベンゾフェノン(161
〜163°C) α4)4′−ヒドロキシ−4,3(5′−トリクロロ−
2−トリフルオロメチル−ベンゾフェノン・ナトリウム
塩(>300’C) Q5)4’−ヒドロキシ−4,315′−トリクロロ−
2−トリフルオロメチル−ベンゾフェノン・カリウム塩
()300℃) 0β)4′−ヒドロキシ−2,3(5′−トリクロロ−
5−トリフルオロメチル−ベンゾフェノン(175〜1
76°C) α7)4′−ヒドロキシ−2,a;5’−トリクロロ−
5−トリフルオロメチル−ベンゾフェノン・ナトリウム
塩(>300°C) 08) 4’−ヒドロキシ−2.3;5’ートリクロロ
−5−トリフルオロメチル−ベンゾフェノン・カリ1ク
ム塩(>300°C) 本発明のベンゾフェノン汚心体(1)は、たとえばトリ
フルオロメチル基を含む置換安息香酸捷たはその酸クロ
リド(]IIをポリリン酸まだは塩化第二鉄等を用いて
置換フェノール誘導体( JII )とのフリーデルク
ラフッ反応にイ・]シ製造することができる。反応温度
は、室温ないし穏やかな加温条件(10〜50°C)を
採用する。
通シである: (1)4−クロロ−4′−7トキシー3′−メチフレー
2−トリフルオロメチル−ベンゾフェノン(92〜94
°C) (214,’−7トキシー3′−メチル−4−二トロー
2−トリフルオロメチル−ベンゾフェノン(114〜1
]5”C) (3)4−クロロ−4′−メトキシ−3′−フチルー3
−トリフルオロメチル−ベンゾフェノン(75〜76°
C) (4)2−クロロ−4′−メトキシ−3′−メチ7+z
−5−) IJフルオロメチル−ベンゾフェノン86°
C) (5)4’−メトキシ−3′ーメチルー4ーニトロ−3
−トリフルオロメチル−ベンゾフェノン(130〜13
1℃) (6)4’−7トキシー37ーメチ/v−2−二トロー
4−トリフルオロメチル−ベンゾフェノン(149・〜
150°C) (71 4. 4’−ジフトギン−2−トリフルオロメ
チル−ベンゾフェノン(54〜56°C) (8) 4, 4’−ジメトギシ−3 − 1− 1川
フルオロメチル−ベンゾフェノン(52〜53“’c
)(9)4−クロロ−4′−ヒドロキシ−3′ーメチル
ー2ートリフルオロメチル−ベンゾフコ:ノン(155
〜156℃) QO) 4’−ヒドロキシ−3′−メチル−4−二トロ
ー3 − トIJフルオロメチル−ベンゾフェノン(1
85〜186”C) 但)4−り電」ロー4′−ヒドロキシ−37−メチル−
3−トリフルオロメチル−ベンゾフェノン(183、5
〜184.5°C) ■)2−クロロ−4′−ヒドロキシ−3′−メチル−5
−トリフルオロメチル−ベンゾフェノン(170〜17
2°C) (13) 4’−ヒドロキシ−4,3j5′−トリクロ
ロ−2−トリフルオロメチル−ベンゾフェノン(161
〜163°C) α4)4′−ヒドロキシ−4,3(5′−トリクロロ−
2−トリフルオロメチル−ベンゾフェノン・ナトリウム
塩(>300’C) Q5)4’−ヒドロキシ−4,315′−トリクロロ−
2−トリフルオロメチル−ベンゾフェノン・カリウム塩
()300℃) 0β)4′−ヒドロキシ−2,3(5′−トリクロロ−
5−トリフルオロメチル−ベンゾフェノン(175〜1
76°C) α7)4′−ヒドロキシ−2,a;5’−トリクロロ−
5−トリフルオロメチル−ベンゾフェノン・ナトリウム
塩(>300°C) 08) 4’−ヒドロキシ−2.3;5’ートリクロロ
−5−トリフルオロメチル−ベンゾフェノン・カリ1ク
ム塩(>300°C) 本発明のベンゾフェノン汚心体(1)は、たとえばトリ
フルオロメチル基を含む置換安息香酸捷たはその酸クロ
リド(]IIをポリリン酸まだは塩化第二鉄等を用いて
置換フェノール誘導体( JII )とのフリーデルク
ラフッ反応にイ・]シ製造することができる。反応温度
は、室温ないし穏やかな加温条件(10〜50°C)を
採用する。
二基素化化合物( R2 = it3: Clでめる(
I))はフリーデルクラフッ反応により得た誘導体(R
2=tt3−1はたはl( ニCl 、 it3= I
Iである(■))を塩化第2鉄の存在下塩素ガスによる
塩素化によつーCも調製することができる。
I))はフリーデルクラフッ反応により得た誘導体(R
2=tt3−1はたはl( ニCl 、 it3= I
Iである(■))を塩化第2鉄の存在下塩素ガスによる
塩素化によつーCも調製することができる。
本発明のベンゾフェノン誘導体(1)は、!iiJ K
i2除草剤として有用である他、植物生長調節剤、殺菌
剤、抗炎症剤などの医農薬、またはこれらの合成中間体
として利用することができる。
i2除草剤として有用である他、植物生長調節剤、殺菌
剤、抗炎症剤などの医農薬、またはこれらの合成中間体
として利用することができる。
除草剤として使用する場合、そのままで、あるいは適当
な担体と混合して乳剤、水和剤、粒剤などの剤形として
用いればよい。除草剤として製剤する場合、適当な担体
としては、固型担体である粘土、カオリン、タルク、珪
藻土、シリカ、炭酸カルシウムなど、液体担体であるベ
ンゼン、アルコール、アセトン、キシレン、シクロヘキ
サノン、ジメチルホルムアミド、ジメチルスルホキシド
、動植物油、脂肪酸とそのエステルおよび各種界面活性
剤を例示することができる。
な担体と混合して乳剤、水和剤、粒剤などの剤形として
用いればよい。除草剤として製剤する場合、適当な担体
としては、固型担体である粘土、カオリン、タルク、珪
藻土、シリカ、炭酸カルシウムなど、液体担体であるベ
ンゼン、アルコール、アセトン、キシレン、シクロヘキ
サノン、ジメチルホルムアミド、ジメチルスルホキシド
、動植物油、脂肪酸とそのエステルおよび各種界面活性
剤を例示することができる。
さらに、除草剤に通常使用される助剤、たとえば展着剤
、湿潤剤、などを適宜加えることができる。
、湿潤剤、などを適宜加えることができる。
本発明のベンゾフェノン誘導体(1)を含む除草剤組成
物には、他の農業用殺菌剤、殺虫剤、殺線虫剤、除草剤
、植物生長調節剤、土壌改良剤、肥料などを配合するこ
とができる。
物には、他の農業用殺菌剤、殺虫剤、殺線虫剤、除草剤
、植物生長調節剤、土壌改良剤、肥料などを配合するこ
とができる。
次に実施例および試験例を示して本発明を具体的に説明
する。
する。
実施例1
塩化第二鉄3.0y(18ミlJモル)に第1表に示す
二置換ベンゾイルクロリド(17ミ!jモル)を加えた
液に水冷不同上表に示す置換または無置換アニソール(
18ミリモル)を滴下した後、5 ’(2で1時間−2
0℃で2 ++:i間攪拌した。反応混合物を氷中に注
き−クロロ、liルム抽出した。有機層を10%塩酸−
飽和食塩水で洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥した後−溶
媒留去して得た組成物を再結晶またはカラムクロマトグ
ラフィーにより精製した。生成化合物、収率および融点
を第1表に示す。
二置換ベンゾイルクロリド(17ミ!jモル)を加えた
液に水冷不同上表に示す置換または無置換アニソール(
18ミリモル)を滴下した後、5 ’(2で1時間−2
0℃で2 ++:i間攪拌した。反応混合物を氷中に注
き−クロロ、liルム抽出した。有機層を10%塩酸−
飽和食塩水で洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥した後−溶
媒留去して得た組成物を再結晶またはカラムクロマトグ
ラフィーにより精製した。生成化合物、収率および融点
を第1表に示す。
実施例2
第1表に示す化合物番号1〜4の生成化合物2.01を
55%ヨウ化水素酸20 meに懸濁し、10時時間中
かに還流し加水分解した。反応液を冷却後−結晶か析出
した場合濾過し、またはそうでない場合エーテル抽出し
有機層を20%チオ硫酸ナトリウム、水で洗浄し硫酸ナ
トリウムで乾燥し溶媒を留去した。組成物を再結晶化し
た。生成物、収率および融点を第2表に示す。
55%ヨウ化水素酸20 meに懸濁し、10時時間中
かに還流し加水分解した。反応液を冷却後−結晶か析出
した場合濾過し、またはそうでない場合エーテル抽出し
有機層を20%チオ硫酸ナトリウム、水で洗浄し硫酸ナ
トリウムで乾燥し溶媒を留去した。組成物を再結晶化し
た。生成物、収率および融点を第2表に示す。
第2表
実施例3
塩化第二鉄(18ミリモル)に置換ベンゾイルクロリド
(17ミリモル)を加え、この液に水冷下0−クロロア
ニソール257(18ミリモル)を滴下した。−攪拌下
、5℃で1時間、20℃で2時間反応させた。反応混合
物をクロロホルム約100 meで抽出し、有機層を1
0%塩酸、飽和食塩水で洗浄した後、溶媒留去して得た
粗結晶(収率85〜95%)を四塩化炭素100 me
に溶解し、塩化第二鉄50〜(0,3ミリモル)を加え
一50℃に保ちながら塩素ガスを一昼夜吹き込んだ。反
応混合物を10%塩酸で処理した後−クロロホルム抽出
し有機層を水洗乾燥し溶媒留去して3.5−ジクロロ−
4−メトキシ誘導体の粗結晶(塩素化前の粗ベンゾフェ
ノンに対して収率85〜90%)を得た。これに55%
ヨウ化水素酸3 Q meを加え10時時間中かに還流
し、放冷後エチルエーテル約100 meで抽出し、有
機層を20%チオ硫酸ナトリウム水溶液で脱色し水洗し
た。乾燥の後溶媒留去し、粗結晶を得た。これを適当な
溶媒(酢酸エチルーベンゼンーヘキサンなど)で再結晶
シて所期の化合物を得た。さらにこれらの生成化合物を
等モルの水酸化ナトリウムまたは水酸化カリウムで処理
して、対応するアルカリ金属塩を調製した。生成化合物
、収率および融点を第3表に示す。
(17ミリモル)を加え、この液に水冷下0−クロロア
ニソール257(18ミリモル)を滴下した。−攪拌下
、5℃で1時間、20℃で2時間反応させた。反応混合
物をクロロホルム約100 meで抽出し、有機層を1
0%塩酸、飽和食塩水で洗浄した後、溶媒留去して得た
粗結晶(収率85〜95%)を四塩化炭素100 me
に溶解し、塩化第二鉄50〜(0,3ミリモル)を加え
一50℃に保ちながら塩素ガスを一昼夜吹き込んだ。反
応混合物を10%塩酸で処理した後−クロロホルム抽出
し有機層を水洗乾燥し溶媒留去して3.5−ジクロロ−
4−メトキシ誘導体の粗結晶(塩素化前の粗ベンゾフェ
ノンに対して収率85〜90%)を得た。これに55%
ヨウ化水素酸3 Q meを加え10時時間中かに還流
し、放冷後エチルエーテル約100 meで抽出し、有
機層を20%チオ硫酸ナトリウム水溶液で脱色し水洗し
た。乾燥の後溶媒留去し、粗結晶を得た。これを適当な
溶媒(酢酸エチルーベンゼンーヘキサンなど)で再結晶
シて所期の化合物を得た。さらにこれらの生成化合物を
等モルの水酸化ナトリウムまたは水酸化カリウムで処理
して、対応するアルカリ金属塩を調製した。生成化合物
、収率および融点を第3表に示す。
第3表
第3表(つづき)
実施例4
本発明ベンゾフェノン25 M4’、 Iii部、タル
ク65重量部、モノケンパウダー10中11r部を乳鉢
内で十分撹拌混合し、均一な水和剤とした。
ク65重量部、モノケンパウダー10中11r部を乳鉢
内で十分撹拌混合し、均一な水和剤とした。
実施例5
本発明ベンゾフェノン2 [] ili:j+1部、キ
シレン/ベンゼン等量混合物70重量部、ポリオキシエ
チレンオクチルフェノールエーテ/L’IO小’fl!
部を混合し7、均質な乳剤を調製した。
シレン/ベンゼン等量混合物70重量部、ポリオキシエ
チレンオクチルフェノールエーテ/L’IO小’fl!
部を混合し7、均質な乳剤を調製した。
試験例1〜4および比較試験例1〜4
花崗岩成因の土壌80屯量部およびイj機質化工粘質上
壌/腐舶堆肥等も1混合物20市量部を均一に混和攪拌
した試;検相」−壌を内径12 on、高さ7cmのプ
ラスチック製カップに入flた。これに、イヌビエ、メ
ヒシバ、ルーサン、バナナ、およびカブの種子各10〜
20ね“f全1カツプに1種ずつ蒔き、その上を鹿沼土
槍の嶽粉末により厚さQ、 3 anで覆土する。この
」二から実施例4の処方に基いて得た水利剤を水で所定
濃度に希釈して第4表に示す割合で施用し、温室内に置
いた。
壌/腐舶堆肥等も1混合物20市量部を均一に混和攪拌
した試;検相」−壌を内径12 on、高さ7cmのプ
ラスチック製カップに入flた。これに、イヌビエ、メ
ヒシバ、ルーサン、バナナ、およびカブの種子各10〜
20ね“f全1カツプに1種ずつ蒔き、その上を鹿沼土
槍の嶽粉末により厚さQ、 3 anで覆土する。この
」二から実施例4の処方に基いて得た水利剤を水で所定
濃度に希釈して第4表に示す割合で施用し、温室内に置
いた。
散布40日後に各カップ内の発芽数、草丈、症状をもと
に植物体の被害程度を総合的に観察することによυ試験
化合物の除草活性を評価した。結果を第4表に示す。な
お同様の試験ケ対照化合物についても行ない、第5表に
示す。
に植物体の被害程度を総合的に観察することによυ試験
化合物の除草活性を評価した。結果を第4表に示す。な
お同様の試験ケ対照化合物についても行ない、第5表に
示す。
なお、除草活性の評価は、下記のた#−に従ってめた。
評点 被害程度
5 はとんど完全枯死
4 被害具
3 被害多
2 被害中
】 被害小
0 無被害
試験例5〜7
植壌土を4000メツシユのふるいで篩別して内径20
c+++の累焼鉢に入れ、最大容水量になるように水を
添加した。
c+++の累焼鉢に入れ、最大容水量になるように水を
添加した。
その表層に第6表に記載した雑草の種子を播種し、その
上から細粒土壌を用いて覆土した。また作物としてダイ
ズーワタおよびトウモロコシの種表に示す割合で施用し
た。その後、温室内に置き、3日毎に上部から潅水して
畑地状態に保った。施用開始から30日後に雑草の被害
程度を上記と同様に5段階で評価することにより試験化
合物の除草活性を調べた。
上から細粒土壌を用いて覆土した。また作物としてダイ
ズーワタおよびトウモロコシの種表に示す割合で施用し
た。その後、温室内に置き、3日毎に上部から潅水して
畑地状態に保った。施用開始から30日後に雑草の被害
程度を上記と同様に5段階で評価することにより試験化
合物の除草活性を調べた。
また、作物の草丈を計測して無処理区に対する割合(%
)をめ、薬害程度の指標とした。
)をめ、薬害程度の指標とした。
結果を第6表に示す。
なお、本発明化合物を用いた場合には通常発生する右葉
−萎縮などの薬害症状は認められなかった。
−萎縮などの薬害症状は認められなかった。
試験例8〜10
115000 aのワグネルポ゛クトに水田土壌をつめ
、水を加えて充分攪拌し、水位が土壌表層に来るように
水量を調整した。土壌表層をならしてから3葉期の水稲
の水量を深さ2〜3砿になる様に移植し、さらにノビエ
、ホタルイ、タマカヤツ薬量になるように添加し、湛水
法を3cに保つ。
、水を加えて充分攪拌し、水位が土壌表層に来るように
水量を調整した。土壌表層をならしてから3葉期の水稲
の水量を深さ2〜3砿になる様に移植し、さらにノビエ
、ホタルイ、タマカヤツ薬量になるように添加し、湛水
法を3cに保つ。
鉢を温室内に置き一温度を20〜30℃に保つ。
薬剤処理1ケ月後、対象雑草に対する殺草効力と移植苗
に対する薬害を評価した。結果を第7表に示す。
に対する薬害を評価した。結果を第7表に示す。
殺草効力の評価は、試験例1〜4の方法で、薬害評価は
、以下の基準で評価した。
、以下の基準で評価した。
−二薬害なし 士 :薬害小
+:〃中 +:〃甚
−1−4−)−: tt 多 −)+)+ : /l
激(枯死)手続補正書(。2゜ 昭和59年4月16日 特許庁長官 殿 進 l事件の表示 昭和58 年特許願第 20 ij t、l i38
号2発明の名称 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 住所 人人府人:コシ市111区i:・・・11 I’
ll 12.G39t″Jr;q、急ビル名称 (2ε
−リ タi l −1,、’:’::’:、式会比代表
−+′1Ill 1) 稔 4、代理人 5、補正命令の日付 (自発) 7、補正皺の自答 明細書の発明の詳細な説明の欄中、次の箇所を補正しま
す。
激(枯死)手続補正書(。2゜ 昭和59年4月16日 特許庁長官 殿 進 l事件の表示 昭和58 年特許願第 20 ij t、l i38
号2発明の名称 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 住所 人人府人:コシ市111区i:・・・11 I’
ll 12.G39t″Jr;q、急ビル名称 (2ε
−リ タi l −1,、’:’::’:、式会比代表
−+′1Ill 1) 稔 4、代理人 5、補正命令の日付 (自発) 7、補正皺の自答 明細書の発明の詳細な説明の欄中、次の箇所を補正しま
す。
(1)7頁12行、15行、18行;8貝1行、4行、
7行、10行、12行、14行、1フイへ20行;9頁
3行、6行、9行、12行、15イ゛1118行および
10頁1行、「−ベンゾフェノン」とあるを「ベンゾフ
ェノン」と訂正。
7行、10行、12行、14行、1フイへ20行;9頁
3行、6行、9行、12行、15イ゛1118行および
10頁1行、「−ベンゾフェノン」とあるを「ベンゾフ
ェノン」と訂正。
(2)23頁第5表比較試験例1の対照試験化合物の市
tllX 品名「メトキシベンゾフェノンJtrメl゛
キシフェノン」と訂正。
tllX 品名「メトキシベンゾフェノンJtrメl゛
キシフェノン」と訂正。
以 」ニ
手続補正書(自発)
昭和59年 6月16日
1 事件の表示
昭和58年特許願第 208088 号2発明の名称
含フツ素ベンゾフェノン誘導体およびその製法ならびに
用途 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 1主所 大阪府大V〈山北区NU ll l I’ I
I l 2 j’+ 、’3 !J号私丙急ビル名称
(285’) ダ・fl−/下業目、式会社代表者 t
、I+ [T] 稔 4代理人 5補正命令の日付 (自発) 明和1肖の究明の訂利1なd9明の瀾 1F、、8ユユ
ユ明細書の発明の詳細な説明の11涌中、次の個+/i
を・補正します。
用途 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 1主所 大阪府大V〈山北区NU ll l I’ I
I l 2 j’+ 、’3 !J号私丙急ビル名称
(285’) ダ・fl−/下業目、式会社代表者 t
、I+ [T] 稔 4代理人 5補正命令の日付 (自発) 明和1肖の究明の訂利1なd9明の瀾 1F、、8ユユ
ユ明細書の発明の詳細な説明の11涌中、次の個+/i
を・補正します。
(1)10頁2行と3行の間iこ改1jシて、1−(1
,9)4−クロロ−・1“−ヒ)・ロキシー:(゛−メ
チルー5゛−ニトロー2−トリフルオロメチルヘンゾ7
工/ン(121〜123℃)」をllT1人。
,9)4−クロロ−・1“−ヒ)・ロキシー:(゛−メ
チルー5゛−ニトロー2−トリフルオロメチルヘンゾ7
工/ン(121〜123℃)」をllT1人。
(2)26頁1行、(−104を1−11」と訂正6(
3)27頁第7表の最丘欄に、別紙の通り試験例11の
欄を追加。
3)27頁第7表の最丘欄に、別紙の通り試験例11の
欄を追加。
1;J、1
Claims (3)
- (1)式: 〔式中、艮1は低級アルキル基、低級アルコキシ基、ハ
ロゲンまたはニトロ基を、艮 および艮3は同一または
異なっており、水素、低級アルキル基、ハロゲン、ニト
ロ基またはトリフルオロメチル基を、Mは水素、低級ア
ルキル基またはアルカリ金属を表わす。〕 で示される含フツ素ベンゾフェノン誘導体。 - (2)式: 〔式中、艮1は低級アルキル基、低級アルコキシ基、ハ
ロゲンまたはニトロ基を、Xはヒドロキシ基または塩素
を表わす。〕 で示される置換安息香酸またはその酸クロリドと、式: 〔式中、艮2、艮3は同一または異なっており、水素、
低級アルキル基、ハロゲン、ニトロ基またはトリフルオ
ロメチル基を、Mは水素、低級アルキル基またはアルカ
リ金属を表わす。〕 で示される置換フェノール誘導体と反応させ、式: 〔式中、R1、R2、R3およびMは前記と同意義。〕 で示される化合物を得ることを特徴とする含フツ素ベン
ゾフェノン誘導体の製法。 - (3)式: 〔式中、klは低級アルキル基、低級アルコキシ基、ハ
ロゲンまたはニトロ基を、R2およびR3は同一または
異なっており、水素、低級アルキル基、ハロゲン、ニト
ロ基またはトリフルオロメチル基を、Mは水素、低級ア
ルキル基またはアルカリ金属を表わす。〕 で示される含フツ素ベンゾフェノン誘導体の一種または
二種以上を有効成分として含有することを特徴とする除
草用組成物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20808883A JPS60100535A (ja) | 1983-11-05 | 1983-11-05 | 含フツ素ベンゾフエノン誘導体およびその製法ならびに用途 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20808883A JPS60100535A (ja) | 1983-11-05 | 1983-11-05 | 含フツ素ベンゾフエノン誘導体およびその製法ならびに用途 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60100535A true JPS60100535A (ja) | 1985-06-04 |
Family
ID=16550436
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20808883A Pending JPS60100535A (ja) | 1983-11-05 | 1983-11-05 | 含フツ素ベンゾフエノン誘導体およびその製法ならびに用途 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60100535A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5786513A (en) * | 1993-02-25 | 1998-07-28 | Hoechst Aktiengesellschaft | Inhibitors of hydroxyphenylpyruvate dioxygenase and an assay for identification of inhibitors |
JP2015164915A (ja) * | 2014-02-05 | 2015-09-17 | Jnc株式会社 | カルボニル誘導体、これらの化合物を含有する液晶組成物および液晶表示素子 |
WO2021099803A1 (en) * | 2019-11-21 | 2021-05-27 | Vestlandets Innovasjonsselskap As | Compounds for use in the treatment of acute intermittent porphyria |
-
1983
- 1983-11-05 JP JP20808883A patent/JPS60100535A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5786513A (en) * | 1993-02-25 | 1998-07-28 | Hoechst Aktiengesellschaft | Inhibitors of hydroxyphenylpyruvate dioxygenase and an assay for identification of inhibitors |
US6555714B1 (en) | 1993-02-25 | 2003-04-29 | Hoechst Aktiengesellschaft | Inhibitors of hydroxyphenylpyruvate dioxygenase and an assay for identification of inhibitors |
JP2015164915A (ja) * | 2014-02-05 | 2015-09-17 | Jnc株式会社 | カルボニル誘導体、これらの化合物を含有する液晶組成物および液晶表示素子 |
WO2021099803A1 (en) * | 2019-11-21 | 2021-05-27 | Vestlandets Innovasjonsselskap As | Compounds for use in the treatment of acute intermittent porphyria |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPS5840947B2 (ja) | トリフルオロメチルピリドキシフェノキシプロピオン酸誘導体 | |
JPH0778047B2 (ja) | 1,5−ジフエニル−1h−1,2,4−トリアゾ−ル−3−カルボン酸アミド誘導体及び該誘導体を含有する除草剤 | |
JPS60172946A (ja) | 含フツ素ベンゾフエノン誘導体およびその用途 | |
JPS60100535A (ja) | 含フツ素ベンゾフエノン誘導体およびその製法ならびに用途 | |
JPH0778045B2 (ja) | 1,5−ジフエニル−1h−1,2,4−トリアゾ−ル−3−カルボン酸アミド誘導体及び該誘導体を含有する除草剤 | |
US4590198A (en) | Fungicidal isonicotinanllide retals, their compositions and method of using them | |
JPS6345264A (ja) | 新規ピラゾ−ル誘導体、その製造法およびそれらを含有する農園芸用殺菌剤 | |
JPH0655705B2 (ja) | アシルアミノバレロニトリル誘導体、その製造法およびそれらを含有する除草剤および農園芸用殺菌剤 | |
JPS60136565A (ja) | アセタ−ル類化合物、その製造法およびそれらを含有する農園芸用殺菌剤 | |
JPS61291555A (ja) | N−置換グルタミン酸およびその用途 | |
JPH03176475A (ja) | 環状尿素誘導体及び除草剤 | |
JPS61291573A (ja) | 2−フエニル−4,5,6,7,−テトラヒドロ−2h−インダゾ−ル誘導体、その製造方法、及び除草剤 | |
JPS60228494A (ja) | ホスホノテトラヒドロフタルイミド類およびこれを有効成分とする除草剤 | |
US4000145A (en) | 1h-imidazo(4,5-b)pyridine derivatives | |
US5162583A (en) | Benzylether derivatives | |
JPH01207289A (ja) | アシルアミノアセトニトリル誘導体の製造法 | |
US4042593A (en) | 1H-imidazol(4,5-b)pyridine derivatives | |
JPS60169454A (ja) | アミド置換プロパルギルオキシアセトニトリル誘導体 | |
US4054573A (en) | Certain ethers of certain di and trihalo-1-hydroxy-2-(fluoroalkyl)1H-imidazo(4,5-b)pyridine derivatives | |
JPH0778046B2 (ja) | 4、5―ジヒドロ―1h―1、2、4―トリアゾール―3―カルボン酸アミド誘導体、その製造方法及び該誘導体を含有する除草剤 | |
JPS62161762A (ja) | ヒドロキシ酢酸アミド誘導体 | |
JPS6346745B2 (ja) | ||
JPH08193005A (ja) | 水田用除草剤組成物 | |
JPS6317833B2 (ja) | ||
JPH0776202B2 (ja) | アシルアミノブテニルニトリル誘導体、その製造法およびそれらを含有する除草剤および農園芸用殺菌剤 |