JP2566926Y2 - 配管用継手 - Google Patents

配管用継手

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JP2566926Y2
JP2566926Y2 JP7087692U JP7087692U JP2566926Y2 JP 2566926 Y2 JP2566926 Y2 JP 2566926Y2 JP 7087692 U JP7087692 U JP 7087692U JP 7087692 U JP7087692 U JP 7087692U JP 2566926 Y2 JP2566926 Y2 JP 2566926Y2
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Inventor
秋夫 中野
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マルヤス工業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、円筒状のソケットに管
の端部を接続する配管用継手に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、図3に示すように、円筒状の
管11の端部外周上に2つの山部により挟まれた谷部を
形成するとともに同谷部外周上にオーリング12を組み
付け、管11の端部を円筒状のソケット13の内部に挿
入してなる配管用継手はよく知られている。この管11
の成形においては、図4に示すように、管11の内周上
及び外周上にインナローラ14及びアウタローラ15を
それぞれ当接させ、アウタローラ15を管11の内周方
向に加圧により移動させながらインナローラ14を回転
させて、管11の端部を変形させる。この場合、図5
(A)に示すような円筒状の管11を用意し、複数の形状
の異なるインナローラ14及びアウタローラ15を順次
に用いて、管11の端部を図5(B)(C)の形状を介して
最終的に図5(D)に示す形状に変形させるようにしてい
る。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかし、上記のような
従来の配管用継手においては、管11を上述の加圧ロー
ラ方式により変形させるために、図6に示すように、管
11の一部Xが薄肉に成形されてしまう場合があり、同
継手の使用にあたって管11に亀裂が入るおそれがあ
る。本考案は上記問題に対処するためになされたもの
で、その目的は、管に薄肉部が形成されないようにした
配管用継手を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本考案の構成上の特徴は、円筒状のソケットの内周
上に管の端部を挿入するとともにソケットの内周上と管
の外周上との間にオーリングを介装させてなる配管用継
手において、管の端部外周上に、少なくとも2つの山部
を有するとともに同山部の間の谷部にオーリングを組み
付ける円筒状の短管をその内周上にて固着したことにあ
る。
【0005】
【考案の作用・効果】上記のように構成した配管用継手
においては、山部及び谷部を有する円筒状の短管を用い
てオーリングを保持するようにして、管自体を加工しな
いので、管の一部が薄肉に形成されることがなくなる。
これにより、本考案によれば、配管用継手の使用中など
に、管に亀裂が入ったりすることを未然に防止できる。
【0006】
【実施例】以下、本考案の一実施例を図面を用いて説明
すると、図1は同実施例に係る配管用継手を断面図によ
り示している。この配管用継手は、車体に固定され又は
車体に固定された容器の一部を構成する円筒状に形成し
たソケット21の内周上に円筒状の管22の端部を挿入
して接続したものである。ソケット21の内周上には端
部から所定距離だけ隔てた位置に段部が設けられて、同
ソケット21の端部近傍の内周上には大径部21aが形
成されている。管22は車体にブラケットBRなどを介
して固定されるもので、その端部外周上には円筒状の短
管23がその内周上にてろう付けにより固着されてい
る。この短管23は2つの山部23a,23aを有し、
両山部23a,23aに挟まれた谷部23bの外周上に
はオーリング24が組み付けられている。オーリング2
4はソケット21の大径部21aに密着して、短管23
とソケット21との間をシールする。
【0007】次に、上記のような管22の端部の加工方
法を、図2(A)〜(C)を用いて説明する。 (A)まず、図2(A)に示すように、複数の山部及び谷
部を有する蛇腹管30を用意し、この蛇腹管30から2
つの山部及び1つの谷部を有する短管23を切り出すと
ともに、ろう剤としての銅リング31,31(両端面間
には隙間が設けてある)を短管23の山部23a,23
aの内周上にそれぞれ組み込んで、管22の端部外周上
に挿入する。この蛇腹管30は内部に型を入れて油圧成
形などの公知の方法により成形されたものである。 (B)次に、図2(B)に示すように、固定型41を管2
2及び短管23の端部に押し当てるとともに、位置決め
用の型42を短管23の谷部23bの外周上に押し当て
て管22及び短管23を固定する。この状態で、移動型
43を固定型41の反対側から管21の外周上を摺動さ
せながら固定型41側に向けて加圧により移動させる。
その結果、短管23がかしめられて管22の外周上に仮
固定される。 (C)次に、図2(C)に示すように、短管23の両端部
と管22の外周上との接続部にろう剤32,32を全周
に渡って塗布する。このようにして短管23を管22に
組み付けた状態で、管22を炉中に入れてろう付けす
る。これにより、ろう剤32,32により短管23の端
部が管22の外周上に気密的に固着される。また、ろう
剤としての銅リング31,31も炉中にて融けて短管2
3の谷部23bの内周面と管22の外周面とが気密的に
固着されるとともに、短管23の両端部内周面と管22
の外周面も気密的に固着される。
【0008】上記のように構成した配管用継手の使用に
際しては、ソケット21の大径部21aの内周面と短管
23との間はオーリング24により気密的にシールさ
れ、短管23と管22との間はろう付けにより気密的に
固着されるので、ソケット21及び管22の内部と外部
とは気密的に遮断される。また、この配管用継手の製作
にあたっては、管22自体を加工しないので、管22の
一部が薄肉に形成されることがなく、使用中に管22に
亀裂が入ったりすることを未然に防止できる。
【0009】なお、上記実施例においては、2つの山部
23a,23aを有するとともに1つの谷部23bを有
する短管23を利用したが、同短管23として、3つ以
上の山部及び2つ以上の谷部を有するものを用いてもよ
い。この場合、蛇腹管30の切り出しの際に短管23を
長く切り出して管22の外周上に固着するとともに、2
つ以上の谷部外周上にそれぞれオーリングを組み付ける
ようにすればよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案の一実施例を示す配管用継手の断面図
である。
【図2】 (A)〜(C)は本考案に係る配管用継手の短管
を管に組み付ける製作行程を示す行程図である。
【図3】 従来の配管用継手の断面図である。
【図4】 従来の配管用継手の管を加工する方法を示す
図である。
【図5】 従来の配管用継手の管を加工する行程を示す
行程図である。
【図6】 従来の配管用継手の欠点を説明するための管
の断面図である。
【符号の説明】
21…ソケット、22…管、23…短管、23a…山
部、23b…谷部、24…オーリング。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 円筒状のソケットの内周上に管の端部を
    挿入するとともに前記ソケットの内周上と管の外周上と
    の間にオーリングを介装させてなる配管用継手におい
    て、前記管の端部外周上に、少なくとも2つの山部を有
    するとともに同山部の間の谷部に前記オーリングを組み
    付ける円筒状の短管をその内周上にて固着したことを特
    徴とする配管用継手。
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