JP2565776Y2 - 鋼板製フレーム回転電機 - Google Patents

鋼板製フレーム回転電機

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JP2565776Y2
JP2565776Y2 JP6813392U JP6813392U JP2565776Y2 JP 2565776 Y2 JP2565776 Y2 JP 2565776Y2 JP 6813392 U JP6813392 U JP 6813392U JP 6813392 U JP6813392 U JP 6813392U JP 2565776 Y2 JP2565776 Y2 JP 2565776Y2
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JP
Japan
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frame
electric machine
rotating electric
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steel frame
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JP6813392U
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知俊 粕谷
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Toshiba Corp
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  • Motor Or Generator Frames (AREA)
  • Motor Or Generator Cooling System (AREA)
  • Manufacture Of Motors, Generators (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、鋼板製フレーム回転電
機において特に導風板取付けに関する。
【0002】
【従来の技術】図4は、従来の鋼板フレームを有する開
放形回転電機の上部を断面で示した図である。1は円筒
状のフレーム、2はフレーム1に接触しピン3より固定
された固定子鉄心、4は固定子鉄心のスロット内に巻装
されたコイルである。
【0003】5a,5bはフレーム1の両側に配設され
たブラケットである。6はブラケット5a,5bに回転
自在に支持されたシャフト、7はシャフト6に嵌着され
た回転子である。8はフレーム1とブラケット5a,5
bのインロー部に挟み込まれた導風板である。フレーム
1には排出口10,ブラケット5a,5bには吸気口1
1が設けられており、回転電機の運転時に回転子7と導
風板8により吸気口11から排出口10へ図4中の矢印
に示すように冷却風が流れる。導風板8はコイル4と回
転子7との空間距離が最適となるように設計されてい
る。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】図4において、回転電
機の運転時にフレーム1とブラケット5a,5bのイロ
ー部に挟み込まれた導風板8が、図4中に示した冷却風
の流れや回転電機から発生する振動により共振や異常音
(ひびり音)等を発生し、回転電機の振動および騒音が
大きくなる欠点があった。
【0005】また、回転電機の極数や出力により、固定
子鉄心2,コイル4,回転子7の長さが異なるため、各
極数,各出力別に導風板8が必要となり標準が不可能で
あった。そこで、本考案の目的は前述の問題点を改善す
るためになされたものであり、導風板の共振や異常れ音
を小さくするとともに、導風板の標準化を図る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本考案は、円筒状の鋼板
フレームに導風板取付け用座の形状に応じた切欠き部を
數箇所設け、その切欠きをフレーム内周側に折り曲げる
ことによりフレーム内周部に突出部を數箇所形成させ、
その突出部に導風板を取付けることである。そのフレー
ムに設けた切欠きは任意の位置に設けられる。
【0007】
【作用】フレーム内周部に數箇所の突出部に導風板を強
固に取付けることが可能となるためこの部分の剛性が高
くなり、強震,異常音が小さくなり回転電機の振動およ
び騒音が小さくなる。また、フレームに設ける切欠きが
任意に設けられるため、導風板の標準化が図れる。
【0008】
【実施例】以下に、本考案の一実施例を図1乃至図を用
いて説明する。
【0009】図1において、1は円筒状のフレーム、1
aは図2に示すようにフレーム1に設けられた數箇所の
切欠き部、1bは図3に示すように切欠き部1aをフレ
ーム1内周側に折り曲げることにより形成される數箇所
の突出部である。2はフレーム1に接触しピン3により
固定された固定子鉄心、4は固定子鉄心2のスロット内
に巻装されたまコイルである。5a,5bはフレーム1
の両側に配設されたブラケットである。6はブラケット
5a,5bに回転自在に支持されたシャフト、7はシャ
フト6に嵌着された回転子である。8は突出部1bにね
じ9にて強固に取付けられた導風板、フレーム1には排
出口10がブラケット5a,5bには吸気口11が夫々
設けられており、回転子7と導風板8により吸気口11
から排出口10へ図1中の矢印に示すように冷却風が流
れる。
【0010】図1において、回転電機の運転時にフレー
ム1に設けられた數箇所の突出部1bに、ねじ9により
強固に取付られた導風板8は、ブラケット5a,5bと
フレーム1のインロー部に挟み込まれた場合に比べ剛性
が高くなるため、共振,異常音が小さくなる。また、フ
レーム1に設ける切欠き1aは任意の位置に設けられる
ため導風板8はコイル4と回転子との空間距離が最適と
なるように切欠き部1aが設けられる。
【0011】以上説明したように、フレーム1に設けた
數箇所の突出部1bに導風板8を強固に取付けることに
より、導風板8の共振異常音が小さくなる。また、フレ
ーム1に設ける切欠き部は任意の位置に設けられるた
め、回転電機の極数・出力による固定子鉄心2,コイル
4,回転子7の長さの変化に対応でき、導風板8の標準
化が可能となる。
【0012】
【考案の効果】本考案は以上の説明から明らかな様に、
円筒状の鋼板フレームに數箇所の切欠き部を設け、その
切欠きをフレーム内周部側に折り曲げることによりフレ
ーム内周部に突出部を形成し、その數箇所の突出部に導
風板を強固に取付けることにより導風板の共振,異常音
を小さくでき、低振動,低騒音の回転電機が提供でき
る。また、電動機の曲数・出力の変化に対してもフレー
ムに設ける切欠き部を任意の位置に設けるので導風板の
標準化が図れ、安価な回転電機が提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例の上部断面図、
【図2】本考案のフレームの平面図、
【図3】本考案のフレームの右側面図、
【図4】従来技術における鋼板フレームを有する開放型
電動機の上部断面図。
【符号の説明】
1…フレーム, 1a…切欠部,1b
…突出部, 2…固定子鉄心,8…導
風板。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 鋼板製フレームを有する回転電機におい
    て、フレーム上部に導風板取付け用座の形状に応じた切
    欠部を複數箇所設け、その切欠部をフレーム内周側に折
    曲げることによりフレーム内周部に突出部を複數箇所形
    成し、その突出部に導風板を取付けることを特徴とした
    鋼板製フレーム回転電機。
JP6813392U 1992-09-30 1992-09-30 鋼板製フレーム回転電機 Expired - Lifetime JP2565776Y2 (ja)

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JPH0631360U JPH0631360U (ja) 1994-04-22
JP2565776Y2 true JP2565776Y2 (ja) 1998-03-18

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