JPS6134846Y2 - - Google Patents

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JPS6134846Y2
JPS6134846Y2 JP1978168573U JP16857378U JPS6134846Y2 JP S6134846 Y2 JPS6134846 Y2 JP S6134846Y2 JP 1978168573 U JP1978168573 U JP 1978168573U JP 16857378 U JP16857378 U JP 16857378U JP S6134846 Y2 JPS6134846 Y2 JP S6134846Y2
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JP
Japan
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fan
field core
generator
rotor shaft
integrally formed
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JP1978168573U
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JPS5583859U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は発電機の内部温度上昇を防止するため
発電機の内部にある回転子軸に合成樹脂で形成し
たフアンを固着した、内扇型発電機の改良に関す
るものである。
従来この種の内扇型発電機においては、第1図
に示すようにフアンAのフアン部A1と取付ボス
部A2とを合成樹脂で一体に形成し、その取付部
ボス部A2を金属製の回転子軸Bに嵌着し、ボル
トCで固着することが考えられるが、これは取付
ボス部A2が合成樹脂であると共に、回転子軸B
が金属であるため両者の熱膨脹係数が著るしく異
なることに起因して該取付ボス部A2が発電機の
運転中に破壊される重大な欠点がある。そこで、
従来においては第2図に示すように、フアン部
F1と円板状部F2とよりなる。フアンFを合成樹
脂で一体に形成し、このフアンFの円板状部F2
を金属で製作した取付ボスDにリベツトEなどを
固着し、この金属製の取付ボスDを発電機の回転
子軸Bに嵌着し、ボルトCで固着していないの
で、高価な金属製の取付ボスDが余分に必要とな
るなど部品点数が多くなると共に、取付作業も煩
雑となり、その製造コストが著るしく高価となる
欠点があつたのである。
本考案は上記のような欠点を解消することをそ
の目的としてとくに工夫をこらしたものであり、
以下第3図ないし第7図に示す本考案一実施例に
ついて説明する。
第3図は本考案一実施例の内扇型発電機の全体
を示す断面図であり、符号1はエンジンのクラン
クケースと一体に形成した発電機のエンドカバー
で、このエンドカバー1には発電コイル3を巻装
した固定子鉄心2とフロントカバー4が固着され
ている。なお、5はエンドカバー1に穿設した空
気排出口、6はフロントカバー4に穿設した空気
吸入口である。つぎに、8はエンドカバー1の軸
受7により軸支されたエンジンの出力軸で、この
出力軸8のテーパ部8′には発電機の回転子軸9
が嵌着され、ボルト10により固着されている。
そして、この回転子軸9の外周には凸極型の界磁
鉄心11が嵌着され、この界磁鉄心11にはコイ
ルボビン12,12′が装着され、そのコイルボ
ビン12,12′には界磁コイル13,13′が巻
装されている。そして、これら回転子軸9、界磁
鉄心11、コイルボビン12,12′、界磁コイ
ル13,13′により回転子14が構成されてい
る。
しかして、本考案一実施例においては上記回転
子14の界磁鉄心11で形成された2個の凸極部
15,15′の軸方向側部にデツトスペースイ,
イ′があることを利用し、このデツトスペース
イ,イ′に第4図および第5図に示すようにネジ
孔17,17′を設けたフアン取付台16,1
6′が前記コイルボビン12,12′で一体に合成
樹脂で形成されている。
そして、フアン18は第6図および第7図に示
すように、貫通孔20,20′を設けた取付部1
9,19′が合成樹脂で一体に形成され、このフ
アン18の取付部19,19′を前記コイルボビ
ン12,12′と一体に形成されたフアン取付台
16,16′に第3図に示すように当接し、取付
ネジ21,21′で固着してある。
上記本考案一実施例においては界磁鉄心11で
形成された凸極型15,15′の軸方向側部にあ
るデツトスペースイ,イ′にフアン取付台16,
16′を設けてあるが、第5図に示すように回転
子軸9の両側にあるデツトスペースロ,ロ′に設
けるようにしてもよく、また、その両方のデツト
スペースイ,イ′,ロ,ロ′に設けてもよい。そし
て、さらにフアン18を固着するには、第3図に
示すように取付ネジ21,21′によることな
く、金属性または合成樹脂のリベツトなどを用い
てもよいことはもちろんである。
以上述べたように本考案によれば、回転子軸と
この回転子軸に嵌着した凸極型の界磁鉄心と、こ
の界磁鉄心に装着したコイルボビンと、このコイ
ルボビンに巻装した界磁コイルとよりなる回転子
を備えた内扇型発電機において、前記界磁鉄心の
軸方向側部のデツトスペースに前記コイルボビン
で一体に形成したフアン取付台を設け、このフア
ン取付台に合成樹脂で一体に形成したフアン取付
部を当接して該フアンを固着するようにしたもの
であるから、第2図に示す従来のものと比較して
部品点数も少なく、また、取付作業がきわめて簡
単であるので、その製造コストを著るしく安価と
することができるのみならず、取付強度も充分に
確保できるから、その実用的顕著な効果大なるも
のがある。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は従来この種内扇型発電機
の断面図、第3図は本考案一実施例内扇型発電機
の断面図、第4図は同発電機の回転子の平面図、
第5図は同回転子の右側面図、第6図は同発電機
のフアンの平面図、第7図は同フアンの断面図で
ある。 図中、9は回転子軸、11は凸極型の界磁鉄
心、12,12′はコイルボビン、13,13′は
界磁コイル、14は回転子、15,15′は凸極
部、16,16′はフアン取付台、18はフア
ン、19,19′は取付部、イ,イ′,ロ,ロ′は
界磁鉄心の軸方向側部のデツトスペースである。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 回転子軸と、この回転子軸に嵌着した凸極型の
    界磁鉄心と、この界磁鉄心に装着したコイルボビ
    ンと、このコイルボビンに巻装した界磁コイルと
    よりなる回転子を備えた内扇型発電機において、
    前記界磁鉄心の軸方向側部のデツトスペースに前
    記コイルボビンで一体に形成したフアン取付台を
    設け、このフアン取付台に合成樹脂で一体に形成
    したフアンの取付部を当接して該フアンを固着し
    たことを特徴とする内扇型発電機。
JP1978168573U 1978-12-07 1978-12-07 Expired JPS6134846Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1978168573U JPS6134846Y2 (ja) 1978-12-07 1978-12-07

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1978168573U JPS6134846Y2 (ja) 1978-12-07 1978-12-07

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5583859U JPS5583859U (ja) 1980-06-10
JPS6134846Y2 true JPS6134846Y2 (ja) 1986-10-09

Family

ID=29169841

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JP1978168573U Expired JPS6134846Y2 (ja) 1978-12-07 1978-12-07

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5969667U (ja) * 1982-11-01 1984-05-11 澤藤電機株式会社 回転電機

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Publication number Publication date
JPS5583859U (ja) 1980-06-10

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