JPH0340067Y2 - - Google Patents

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JPH0340067Y2
JPH0340067Y2 JP12138982U JP12138982U JPH0340067Y2 JP H0340067 Y2 JPH0340067 Y2 JP H0340067Y2 JP 12138982 U JP12138982 U JP 12138982U JP 12138982 U JP12138982 U JP 12138982U JP H0340067 Y2 JPH0340067 Y2 JP H0340067Y2
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JP
Japan
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rotor
end ring
noise
rotor bar
electric machine
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JP12138982U
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JPS5925950U (ja
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  • Motor Or Generator Frames (AREA)
  • Motor Or Generator Cooling System (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は回転電機に係り、特に開放形回転電
機の騒音低下に関するものである。
第1図は開放形回転電機の従来例を示す。回転
電機の回転子鉄心6が回転すると、内部フアン9
により矢印の如く冷却風が流れ、回転電機のコイ
ル5を冷却する。回転電機の回転速度が速いほど
フアン9による冷却風は強くなり冷却能力が増大
する反面、フアンの風音による騒音が増大するの
で、一般に回転速度が速いほどフアンの外径を小
さくし、騒音をあげないように配置されている。
例えば誘導機の場合、6極よりも4極、4極より
も2極の方が回転速度が速く、一般にフアンも小
さくなつているのが通常である。
以下、騒音が高くなりがちな2極の大形誘導機
について説明する。大形機の場合、第1図におい
て、回転子鉄心6にロータバー7、エンドリング
8が装着されると共に、冷却用の内部フアン9が
装着されている。
なお第1図中、1はフレーム、2,3は反負荷
側及び負荷側ブラケツト、4は固定子鉄心、10
は軸受、11はフリンジヤ、12は回転子軸であ
る。
低騒音とするため、風音を下げる目的でフアン
径を小さくしていくと、鉄心6の外径より小さく
なるが、この場合はフアン径を下げても騒音が下
がらない現象が生ずる。
その原因として第2図に示す如く、鉄心6の側
面に巾Aで突出しているロータバー7がフアンの
ような効果を発生し矢印の如く風を送り鉄心の外
径とほぼ同等なフアンとして働らき風の騒音を発
生しているため、この部分の騒音が下らないため
である。しかもコイル5の近くにあるため、コイ
ルのスキマを通つて強く流れるので笛のような共
鳴音も発生しやすくなり、フアン9の外径を鉄心
6の径より小さくしても、それ以上に音はあまり
低下しない欠点がある。
ロータバー7の部分の音を小さくするために
は、ロータバー7の突出部巾Aをできる限り小さ
くすればよいが、ロータバー7とエンドリング8
をロー付するために、ある程度の巾は必要であり
完全になくすることは出来ない。(巾Aは一般に
30mm程度、最小で20mm程度である。) 従つてエンドリングに支持されたロータバー7
を有する回転電機においては前記の如く低騒音化
に限度があり、さらに低騒音化するには、サイレ
ンサーや防音パツケージなどを回転電機に取付け
る方式で実施されており、この方式は形状が大き
くなる、高価であるなどの欠点がある。
本考案はロータバーを有するロータ(またはそ
れに類したロータ)の前述の欠点を除去し、容易
に低騒音化を可能とするものである。
第3図は本考案の実施例を示す。
すなわち第3図においてエンドリング8にカバ
ー13をボルト14にてエンドリング側面より締
付けて設置し、ロータバーの外周部より風が出な
いようにするものである。カバー13は第4図に
示すように、エンドリング8の外径にほぼ近似し
た内径を持つ円筒部15と側面で取付けるための
円板形の座で形成されている。円筒部15の巾は
エンドリング8の巾とロータバー7の巾(第2図
のAに相当する長さ)の合計長さに近い長さと
し、第3図のようにエンドリング8に装着した場
合に、ロータバー7の外周部から、全周に亘り風
の出るのを遮蔽する。
このようにすれば回転電機が回転してもロータ
バー7の外周部からの風を抑えられ風音やそれの
影響による共鳴音も大巾に低減でき騒音は低下す
る。
従つてこのカバー13をエンドリング8に装着
するとともに内部フアン9の径を鉄心6の外径よ
り小さくしていけばさらに騒音低下が計れるので
機器の大きさをあまり大きくせず、簡単で安価な
低騒音機器を製作することができる。
第5図は他の実施例を示し、エンドリングの下
部にカバー13を取付けても同様の効果を得るこ
とができる。
上記の構成により回転電機の騒音を安価に低減
することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は開放形回転電機の従来例を示す断面正
面図、第2図はその内部詳細を示す断面正面図、
第3図は本考案による構造の詳細を示す部分断面
正面図、第4図はその中に使用されるカバーの外
観を示す斜視図、第5図は本考案の他の実施例を
示す部分断面正面図である。 図において同一の符号は同一または相当する部
分を示し、6は回転子鉄心、7はロータバー、8
はエンドリング、9は内部フアン、12はシヤフ
ト、13はカバー、15は(カバーの)円筒部を
示す。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 回転子鉄心6と、ロータバー7と、エンドリン
    グ8と、内部フアン9と、シヤフト12と、カバ
    ー13とを有する回転電機であつて、 ロータバー7は、回転子鉄心6の側部に突出し
    て取付けられ、 エンドリング8は、該ロータバーの先端に取付
    けられ、 内部フアン9は、外径が回転子鉄心6の外径よ
    り小であつて、シヤフト12に取付けられ、 カバー13は、円筒部15を有し、エンドリン
    グ8に取付けられて、該円筒部15の先端がロー
    タバー7を覆うものである 回転電機。
JP12138982U 1982-08-10 1982-08-10 回転電機 Granted JPS5925950U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12138982U JPS5925950U (ja) 1982-08-10 1982-08-10 回転電機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12138982U JPS5925950U (ja) 1982-08-10 1982-08-10 回転電機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5925950U JPS5925950U (ja) 1984-02-17
JPH0340067Y2 true JPH0340067Y2 (ja) 1991-08-22

Family

ID=30277850

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JP12138982U Granted JPS5925950U (ja) 1982-08-10 1982-08-10 回転電機

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016010266A (ja) * 2014-06-25 2016-01-18 東芝三菱電機産業システム株式会社 かご型回転電機

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Publication number Publication date
JPS5925950U (ja) 1984-02-17

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