JPH0116362Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0116362Y2 JPH0116362Y2 JP1507383U JP1507383U JPH0116362Y2 JP H0116362 Y2 JPH0116362 Y2 JP H0116362Y2 JP 1507383 U JP1507383 U JP 1507383U JP 1507383 U JP1507383 U JP 1507383U JP H0116362 Y2 JPH0116362 Y2 JP H0116362Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rotor
- end ring
- ring
- rotor core
- turbine generator
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 16
- 230000001681 protective effect Effects 0.000 claims description 12
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 7
- 239000000696 magnetic material Substances 0.000 claims description 5
- XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N Iron Chemical compound [Fe] XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 10
- 239000004576 sand Substances 0.000 description 6
- 229910052742 iron Inorganic materials 0.000 description 5
- 239000000463 material Substances 0.000 description 2
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 2
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- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 1
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Landscapes
- Iron Core Of Rotating Electric Machines (AREA)
- Motor Or Generator Frames (AREA)
- Connection Of Motors, Electrical Generators, Mechanical Devices, And The Like (AREA)
- Other Liquid Machine Or Engine Such As Wave Power Use (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、一体型水車発電機の回転子に関す
る。
る。
第１図は一体型水車発電機を一部切り欠いて示
す斜視図である。固定子枠１の内周側には固定子
鉄心２及び固定子巻線３が配置され、固定子巻線
３は中間フレーム４及び強度管５によつて水に触
れないよう保護されている。固定子枠１の両側に
取り付けられているブラケツト６の径方向内側に
ガイドベーン７が固着されており、該ガイドベー
ン７の中心には軸受ハウジング８が取り付けられ
ている。一対の軸受ハウジング８間には回転自在
に回転子が具えられている。図示しない軸受を介
して軸受ハウジング８間に具えられた回転軸９に
はランナー１０が固着され、該ランナー１０の径
方向外側にはランナーバンド１１が固着されてい
る。そしてランナーバンド１１の径方向外側に回
転子鉄心１２が具えられている。この回転子鉄心
１２は小さな隙間をおいて前記固定子鉄心２と対
向しており、かご形誘動機を構成する。
す斜視図である。固定子枠１の内周側には固定子
鉄心２及び固定子巻線３が配置され、固定子巻線
３は中間フレーム４及び強度管５によつて水に触
れないよう保護されている。固定子枠１の両側に
取り付けられているブラケツト６の径方向内側に
ガイドベーン７が固着されており、該ガイドベー
ン７の中心には軸受ハウジング８が取り付けられ
ている。一対の軸受ハウジング８間には回転自在
に回転子が具えられている。図示しない軸受を介
して軸受ハウジング８間に具えられた回転軸９に
はランナー１０が固着され、該ランナー１０の径
方向外側にはランナーバンド１１が固着されてい
る。そしてランナーバンド１１の径方向外側に回
転子鉄心１２が具えられている。この回転子鉄心
１２は小さな隙間をおいて前記固定子鉄心２と対
向しており、かご形誘動機を構成する。
この一体型水車発電機における固定子鉄心２と
回転子鉄心１２との対向部分の拡大断面図を第２
図に示す。固定子鉄心２及び強度管５の内周面に
は水密構造とするためにキヤン１８がキヤン固定
枠１７によつて取り付けられている。一方、回転
子鉄心１２の軸心方向の端部には回転子締め金１
５、エンドリング１３そしてこれらを保護する保
護部材としての保護環１４が取り付けられてい
る。なお、１６はロータバーである。
回転子鉄心１２との対向部分の拡大断面図を第２
図に示す。固定子鉄心２及び強度管５の内周面に
は水密構造とするためにキヤン１８がキヤン固定
枠１７によつて取り付けられている。一方、回転
子鉄心１２の軸心方向の端部には回転子締め金１
５、エンドリング１３そしてこれらを保護する保
護部材としての保護環１４が取り付けられてい
る。なお、１６はロータバーである。
斯かる一体型水車発電機において、ランナーに
水を流し回転子を回転させれば発電する。
水を流し回転子を回転させれば発電する。
ところが、エンドリング１３には低周波の交流
電流（低圧大電流）が生じ、この電流によつて生
じる磁界のために水中に含まれる砂鉄等が吸い寄
せられて回転子鉄心１２とキヤン１８との狭い隙
間にはさまるので、回転子鉄心１２の回転により
エンドリング１３の近傍のキヤン１８が摩耗す
る。また砂鉄ばかりでなく砂その他の異物によつ
ても摩耗する。
電流（低圧大電流）が生じ、この電流によつて生
じる磁界のために水中に含まれる砂鉄等が吸い寄
せられて回転子鉄心１２とキヤン１８との狭い隙
間にはさまるので、回転子鉄心１２の回転により
エンドリング１３の近傍のキヤン１８が摩耗す
る。また砂鉄ばかりでなく砂その他の異物によつ
ても摩耗する。
そこで本考案は斯かる欠点を解消し、回転子鉄
心とキヤンとの間に異物が侵入することを防止し
た一体型水車発電機の回転子を提供することを目
的とする。
心とキヤンとの間に異物が侵入することを防止し
た一体型水車発電機の回転子を提供することを目
的とする。
斯かる目的を達成するための本考案の構成は、
回転子鉄心の軸心方向の端部にエンドリングを具
えるとともに該エンドリングの側面に非磁性材か
らなる保護部材を具えた一体型水車発電機の回転
子において、前記保護部材に前記エンドリングの
外周面を被う被覆部を形成したことを特徴とす
る。
回転子鉄心の軸心方向の端部にエンドリングを具
えるとともに該エンドリングの側面に非磁性材か
らなる保護部材を具えた一体型水車発電機の回転
子において、前記保護部材に前記エンドリングの
外周面を被う被覆部を形成したことを特徴とす
る。
以下、本考案を図面に示す実施例にもとづいて
詳細に説明する。なお、本実施例は従来の回転子
の一部を改良したものなので、前記一体型水車発
電機と同一部分には同一符号を付し異なるところ
のみを説明する。
詳細に説明する。なお、本実施例は従来の回転子
の一部を改良したものなので、前記一体型水車発
電機と同一部分には同一符号を付し異なるところ
のみを説明する。
実施例１を第３図に示す。この回転子は次のよ
うな構造となつている。従来、回転子鉄心１２の
外径と略同一寸法であつたエンドリングの外径が
やや小さく形成されるとともにエンドリングの側
面に砂鉄等が付着するのを防止する目的で具えら
れていた非磁性材の保護環１９にエンドリング１
３ａの外周面を被う被覆部１９ｂが形成され、エ
ンドリング１３ａの外周面は完全に保護環１９で
被われている。そして回転子鉄心１２の外径寸法
と保護環１９の外径寸法とが同じ値となつてい
る。また、保護環１９は回転子の軸心方向であつ
て反エンドリング１３ａ側にも延長して突出部１
９ａが形成されている。突出部１９ａとキヤン１
８との隙間はＧとなつており、固定子鉄心２と回
転子鉄心１２との隙間をｇとすればＧ＞ｇであ
る。この突出部１９ａは、回転子の側面に接して
いる。異物が遠心力によりキヤン１８に衝突する
のを防ぐとともに寸法がＧの隙間部分で異物を分
散してキヤン１８の極部的摩耗を防止する機能を
もつ。このほか、実施例１ではブラケツト２０も
改良されている。ブラケツト２０の円筒部２０ａ
のうちランナーバンド１１の近傍にはフランジ部
２０ｂが形成されており、前記突出部１９ａの内
径寸法より少し小さい外径寸法を有するリング２
１がボルト止めされている。リング２１は耐摩耗
性のある材料で作られており、異物がキヤン１８
と円筒部２０ａとの空間へ侵入するのを防ぐ。ま
た、一旦キヤン１８と円筒部２０ａとの空間へ侵
入した異物は水と共に回転子と連れ回りするの
で、遠心力によりキヤン１８に衝突して回転子鉄
心１２とキヤン１８との間へはいり込むおそれが
ある。そのため、異物の連れ回りを防止する目的
で円筒部２０ａの外周面の数ケ所にリブ２２が固
着されている。
うな構造となつている。従来、回転子鉄心１２の
外径と略同一寸法であつたエンドリングの外径が
やや小さく形成されるとともにエンドリングの側
面に砂鉄等が付着するのを防止する目的で具えら
れていた非磁性材の保護環１９にエンドリング１
３ａの外周面を被う被覆部１９ｂが形成され、エ
ンドリング１３ａの外周面は完全に保護環１９で
被われている。そして回転子鉄心１２の外径寸法
と保護環１９の外径寸法とが同じ値となつてい
る。また、保護環１９は回転子の軸心方向であつ
て反エンドリング１３ａ側にも延長して突出部１
９ａが形成されている。突出部１９ａとキヤン１
８との隙間はＧとなつており、固定子鉄心２と回
転子鉄心１２との隙間をｇとすればＧ＞ｇであ
る。この突出部１９ａは、回転子の側面に接して
いる。異物が遠心力によりキヤン１８に衝突する
のを防ぐとともに寸法がＧの隙間部分で異物を分
散してキヤン１８の極部的摩耗を防止する機能を
もつ。このほか、実施例１ではブラケツト２０も
改良されている。ブラケツト２０の円筒部２０ａ
のうちランナーバンド１１の近傍にはフランジ部
２０ｂが形成されており、前記突出部１９ａの内
径寸法より少し小さい外径寸法を有するリング２
１がボルト止めされている。リング２１は耐摩耗
性のある材料で作られており、異物がキヤン１８
と円筒部２０ａとの空間へ侵入するのを防ぐ。ま
た、一旦キヤン１８と円筒部２０ａとの空間へ侵
入した異物は水と共に回転子と連れ回りするの
で、遠心力によりキヤン１８に衝突して回転子鉄
心１２とキヤン１８との間へはいり込むおそれが
ある。そのため、異物の連れ回りを防止する目的
で円筒部２０ａの外周面の数ケ所にリブ２２が固
着されている。
斯かる一体型水車発電機によれば、ランナーバ
ンド１１と円筒部２０ａとの隙間及び突出部１９
ａとリング２１との隙間を通過しないと異物は円
筒部２０ａとキヤン１８との空間へ侵入できない
だけでなく、たとえ侵入しても異物が回転子と連
れ回りすることをリブ２２が防止するので、異物
がキヤン１８に衝突して更にはキヤン１８と回転
子鉄心１２との間にはいり込むことがない。ま
た、隙間Ｇの部分で異物は分散されるのでキヤン
１８の摩耗はほとんどなくなる。
ンド１１と円筒部２０ａとの隙間及び突出部１９
ａとリング２１との隙間を通過しないと異物は円
筒部２０ａとキヤン１８との空間へ侵入できない
だけでなく、たとえ侵入しても異物が回転子と連
れ回りすることをリブ２２が防止するので、異物
がキヤン１８に衝突して更にはキヤン１８と回転
子鉄心１２との間にはいり込むことがない。ま
た、隙間Ｇの部分で異物は分散されるのでキヤン
１８の摩耗はほとんどなくなる。
次に、実施例２を第４図、第５図に示す。この
回転子は、ロータバー１６ａの端部のうち固定子
鉄心側が削除されるとともに非磁性材の保護環２
３にこの削除された部分を埋める被覆部２３ｂが
形成され、回転子鉄心１２の外径寸法と保護環２
３の外径寸法とが同じ値となつている。そしてエ
ンドリング２４はこのロータバー１６ａの内側に
具えられ、エンドリング２４の外周面は単に保護
環２３で被われているだけでなく回転子鉄心１２
の外径寸法より非常に小さくなつている。また、
第５図に示すようにロータバー１６ａどうしの間
にはレジン２５等が充填されている。なお、２３
ａは実施例１と同様に形成された突出部である。
回転子は、ロータバー１６ａの端部のうち固定子
鉄心側が削除されるとともに非磁性材の保護環２
３にこの削除された部分を埋める被覆部２３ｂが
形成され、回転子鉄心１２の外径寸法と保護環２
３の外径寸法とが同じ値となつている。そしてエ
ンドリング２４はこのロータバー１６ａの内側に
具えられ、エンドリング２４の外周面は単に保護
環２３で被われているだけでなく回転子鉄心１２
の外径寸法より非常に小さくなつている。また、
第５図に示すようにロータバー１６ａどうしの間
にはレジン２５等が充填されている。なお、２３
ａは実施例１と同様に形成された突出部である。
斯かる一体型水車発電機によればエンドリング
２４が回転子鉄心１２の外周面から非常に離れて
いるのでエンドリング２４の磁力が保護環２３の
外側まで及ばず、エンドリング２４の外側の保護
環２３への砂鉄等の付着が防止できる。
２４が回転子鉄心１２の外周面から非常に離れて
いるのでエンドリング２４の磁力が保護環２３の
外側まで及ばず、エンドリング２４の外側の保護
環２３への砂鉄等の付着が防止できる。
以上、実施例を図面とともに説明したように本
考案によれば非磁性材からなる保護部材にエンド
リングの外周面を被う被覆部を形成したので、エ
ンドリングの外周面への砂鉄等の付着によるエン
ドリングと対向するキヤンの摩耗を最小限にとど
めることができる。
考案によれば非磁性材からなる保護部材にエンド
リングの外周面を被う被覆部を形成したので、エ
ンドリングの外周面への砂鉄等の付着によるエン
ドリングと対向するキヤンの摩耗を最小限にとど
めることができる。
第１図は従来の一体型水車発電機を一部破断し
て示す斜視図、第２図は第１図における固定子鉄
心と回転子鉄心との対向部分の拡大断面図、第３
図は本考案の実施例１を示す断面図、第４図は本
考案の実施例２を示す断面図、第５図は第４図の
Ａ−Ａ矢視図である。 図面中、１２は回転子鉄心、１３ａ，２４はエ
ンドリング、１９，２３は保護環、１９ｂ，２３
ｂは被覆部である。
て示す斜視図、第２図は第１図における固定子鉄
心と回転子鉄心との対向部分の拡大断面図、第３
図は本考案の実施例１を示す断面図、第４図は本
考案の実施例２を示す断面図、第５図は第４図の
Ａ−Ａ矢視図である。 図面中、１２は回転子鉄心、１３ａ，２４はエ
ンドリング、１９，２３は保護環、１９ｂ，２３
ｂは被覆部である。
Claims (1)
- 回転子鉄心の軸心方向の端部にエンドリングを
具えるとともに該エンドリングの側面に非磁性材
からなる保護部材を具えた一体型水車発電機の回
転子において、前記保護部材に前記エンドリング
の外周面を被う被覆部を形成したことを特徴とす
る一体型水車発電機の回転子。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1507383U JPS59122749U (ja) | 1983-02-04 | 1983-02-04 | 一体型水車発電機の回転子 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1507383U JPS59122749U (ja) | 1983-02-04 | 1983-02-04 | 一体型水車発電機の回転子 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59122749U JPS59122749U (ja) | 1984-08-18 |
| JPH0116362Y2 true JPH0116362Y2 (ja) | 1989-05-15 |
Family
ID=30146413
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1507383U Granted JPS59122749U (ja) | 1983-02-04 | 1983-02-04 | 一体型水車発電機の回転子 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59122749U (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7603864B2 (en) * | 2006-11-29 | 2009-10-20 | General Electric Company | Blade tip electric machine |
-
1983
- 1983-02-04 JP JP1507383U patent/JPS59122749U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS59122749U (ja) | 1984-08-18 |
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