JPS6110462Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6110462Y2 JPS6110462Y2 JP1977104134U JP10413477U JPS6110462Y2 JP S6110462 Y2 JPS6110462 Y2 JP S6110462Y2 JP 1977104134 U JP1977104134 U JP 1977104134U JP 10413477 U JP10413477 U JP 10413477U JP S6110462 Y2 JPS6110462 Y2 JP S6110462Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- armature
- thick part
- armature body
- balance correction
- height
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 claims description 4
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 claims description 4
- 238000001816 cooling Methods 0.000 description 3
- 239000012141 concentrate Substances 0.000 description 1
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Manufacture Of Motors, Generators (AREA)
- Dc Machiner (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は扁平形モータの電機子に係り、コイル
を合成樹脂にて被覆して成形した円盤状の電機子
のダイナミツクバランス修正を騒音の発生原因と
なることなく行うことができるようにしたものに
関する。
を合成樹脂にて被覆して成形した円盤状の電機子
のダイナミツクバランス修正を騒音の発生原因と
なることなく行うことができるようにしたものに
関する。
従来のこの種扁平形モータの電機子のダイナミ
ツクバランス修正は第2図に示すようにコイルを
被覆した合成樹脂にて形成されている電機子体1
の周縁の肉厚部2を上部に凹窪状に切削して行つ
ていたが、この構造では電機子体1の回転により
中心から外周に流れる風が肉厚部の凹窪状の切削
部3に集中的に流れるため、乱流が生じて騒音が
発生する原因となる欠点を有していた。
ツクバランス修正は第2図に示すようにコイルを
被覆した合成樹脂にて形成されている電機子体1
の周縁の肉厚部2を上部に凹窪状に切削して行つ
ていたが、この構造では電機子体1の回転により
中心から外周に流れる風が肉厚部の凹窪状の切削
部3に集中的に流れるため、乱流が生じて騒音が
発生する原因となる欠点を有していた。
本考案は上記欠点に鑑みなされたもので、電機
子体の周縁に形成されている環状の肉厚部全体の
高さを保持して側面にバランス修正切削部を形成
し、電機子体の回転により生じる風の流れを変え
ず騒音を発生することのない扁平形モータの電機
子を提供するものである。
子体の周縁に形成されている環状の肉厚部全体の
高さを保持して側面にバランス修正切削部を形成
し、電機子体の回転により生じる風の流れを変え
ず騒音を発生することのない扁平形モータの電機
子を提供するものである。
次に本考案の一実施例の構造を図面第1図につ
いて説明する。
いて説明する。
11は固定子ハウジングで、円盤状の第1のハ
ウジング部材12と扁平筒状の第2のハウジング
部材13とにて構成され、この第1のハウジング
部材12の周縁に第2のハウジング部材13の周
縁に形成されている鍔部14が一体に固着されて
いる。この第1のハウジング部材12と第2のハ
ウジング部材13とのそれぞれ中心部に形成した
凹窪状の軸受部15,16に軸受17,18がそ
れぞれ設けられ、この軸受17,18に回転軸1
9が回転自在に軸架されている。またこの第2の
ハウジング部材13には冷却風の排風孔20が形
成されている。
ウジング部材12と扁平筒状の第2のハウジング
部材13とにて構成され、この第1のハウジング
部材12の周縁に第2のハウジング部材13の周
縁に形成されている鍔部14が一体に固着されて
いる。この第1のハウジング部材12と第2のハ
ウジング部材13とのそれぞれ中心部に形成した
凹窪状の軸受部15,16に軸受17,18がそ
れぞれ設けられ、この軸受17,18に回転軸1
9が回転自在に軸架されている。またこの第2の
ハウジング部材13には冷却風の排風孔20が形
成されている。
次に21は電機子体で、前記回転軸19に取付
けられており、略扇形枠状に巻回した複数の単コ
イルを円形状に電気角で例えば30゜偏位して配列
し、この複数の単コイルを合成樹脂にてモールド
成形により被覆成形し、周縁部には肉厚部22が
環状に一体に合成樹脂にて形成されている。この
肉厚部22には肉厚部22の全体の高さを保持し
て外周側部に切削してバランス修正切削部23を
形成し、この切削部23にて電機子体21のダイ
ナミツクバランスを取る。
けられており、略扇形枠状に巻回した複数の単コ
イルを円形状に電気角で例えば30゜偏位して配列
し、この複数の単コイルを合成樹脂にてモールド
成形により被覆成形し、周縁部には肉厚部22が
環状に一体に合成樹脂にて形成されている。この
肉厚部22には肉厚部22の全体の高さを保持し
て外周側部に切削してバランス修正切削部23を
形成し、この切削部23にて電機子体21のダイ
ナミツクバランスを取る。
次に24は整流子で、この整流子24は前記電
機子体21のコイルに電気的に接続し、前記回転
軸19に設けられている。そしてこの整流子24
に図示しない集電装置の刷子が接触されている。
機子体21のコイルに電気的に接続し、前記回転
軸19に設けられている。そしてこの整流子24
に図示しない集電装置の刷子が接触されている。
また前記固定子ハウジング11には永久磁石な
どの固定子25が前記電機子体21に対向して固
着され、軸方向空隙形モータが構成されている。
どの固定子25が前記電機子体21に対向して固
着され、軸方向空隙形モータが構成されている。
次にこの実施例の作用について説明する。
電機子体21の環状の肉厚部22の外周側面を
切削してバランス修正切削部23を形成し、この
バランス修正切削部23により電機子体21のア
ンバランスを修正してダイナミツクバランスを取
る。
切削してバランス修正切削部23を形成し、この
バランス修正切削部23により電機子体21のア
ンバランスを修正してダイナミツクバランスを取
る。
そして電機子体21の回転時には環状の肉厚部
22は全体の高さを保持して中心より外側への風
の流れを変えるような凹窪状部が肉厚部22にな
く、電機子体21の回転により発生する冷却風は
均等な速度で分散して乱流が生じることがない。
22は全体の高さを保持して中心より外側への風
の流れを変えるような凹窪状部が肉厚部22にな
く、電機子体21の回転により発生する冷却風は
均等な速度で分散して乱流が生じることがない。
なお前記電機子体21の肉厚部22に形成され
るバランス修正切削部23は曲面状に形成するこ
とが好ましく、騒音もさらに低減できる。
るバランス修正切削部23は曲面状に形成するこ
とが好ましく、騒音もさらに低減できる。
また前記バランス修正切削部23は肉厚部22
の外周側面に限らず、内周側面に形成してもよ
い。
の外周側面に限らず、内周側面に形成してもよ
い。
本考案によれば、電機子体の周縁に形成した環
状の肉厚部に全体にその高さを保持して側面にバ
ランス修正切削部を形成したので、電機子体のダ
イナミツクバランスを容易に取ることができ、電
機子体の外形寸法を増したり、重量を大きくする
必要がなく、また電機子体は肉厚部全体が高さを
保持しており、肉厚部の高まは均一のため電機子
体の回転により生じる冷却風が中心から外方に流
れる際に均一な速度で分散して流れ、乱流が生じ
ることなく、騒音が生じることがないものであ
る。
状の肉厚部に全体にその高さを保持して側面にバ
ランス修正切削部を形成したので、電機子体のダ
イナミツクバランスを容易に取ることができ、電
機子体の外形寸法を増したり、重量を大きくする
必要がなく、また電機子体は肉厚部全体が高さを
保持しており、肉厚部の高まは均一のため電機子
体の回転により生じる冷却風が中心から外方に流
れる際に均一な速度で分散して流れ、乱流が生じ
ることなく、騒音が生じることがないものであ
る。
第1図は本考案の一実施例を示す電機子を用い
た扁平形モータの一部を切欠いた正面図、第2図
は従来の電機子の一部の縦断面図である。 21……電機子体、22……肉厚部、23……
バランス修正切削部。
た扁平形モータの一部を切欠いた正面図、第2図
は従来の電機子の一部の縦断面図である。 21……電機子体、22……肉厚部、23……
バランス修正切削部。
Claims (1)
- 扁平状のコイルを合成樹脂にて被覆成形した円
盤状電機子体の外周縁部に環状の肉厚部を一体に
形成し、この肉厚部全体の高さを保持してこの肉
厚部の側面にバランス修正切削部を形成したこと
を特徴とする扁平形モータの電機子。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1977104134U JPS6110462Y2 (ja) | 1977-08-03 | 1977-08-03 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1977104134U JPS6110462Y2 (ja) | 1977-08-03 | 1977-08-03 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5430210U JPS5430210U (ja) | 1979-02-27 |
JPS6110462Y2 true JPS6110462Y2 (ja) | 1986-04-03 |
Family
ID=29045249
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1977104134U Expired JPS6110462Y2 (ja) | 1977-08-03 | 1977-08-03 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6110462Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58179851U (ja) * | 1982-05-26 | 1983-12-01 | 三菱電機株式会社 | 回転電機の回転子 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS515910U (ja) * | 1974-06-29 | 1976-01-16 |
-
1977
- 1977-08-03 JP JP1977104134U patent/JPS6110462Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5430210U (ja) | 1979-02-27 |