JP2565717B2 - Icカード - Google Patents

Icカード

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JP2565717B2
JP2565717B2 JP62238210A JP23821087A JP2565717B2 JP 2565717 B2 JP2565717 B2 JP 2565717B2 JP 62238210 A JP62238210 A JP 62238210A JP 23821087 A JP23821087 A JP 23821087A JP 2565717 B2 JP2565717 B2 JP 2565717B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、ICカードに関し、詳しくは、既存のICカ
ードより小さな記憶容量のICカードであっても既存のIC
カード情報処理システムで利用できるようなICカードの
改良に関する。
[従来の技術] 従来のICカード情報処理システムにあっては、システ
ムで用いるICカードは、1種類である場合が多く、既存
のICカード情報処理システムに対しては、そのシステム
によりすでに設定された記憶容量のICカードが使われて
いる。
一般に、ICカードにおいて、データを記憶しておく記
憶部は、情報単位としてのレコードに区切られて管理さ
れ、レコードには、それぞれ特有の番号が付けられてい
る。外部装置からICカードの記憶部に対し、情報の読出
し、書込み、消去等を行う場合には、このレコード番号
を指定してレコード単位で行われる。
そこで、このような既存のICカードの情報記憶容量よ
り情報記憶容量が大きいICカードを新たに造り、それを
既存のICカード情報処理システムで利用する場合には、
記憶容量の一部を使用すればよいので問題が起きない
が、既存のICカードの情報記憶容量より小さいICカード
を新規に用いて既存のICカード情報処理システムで使用
するとなると、ICカードにないレコード番号を用いて記
憶部に対する書込み、読出し、消去等が行われるので、
このようなICカードを既存のICカードの情報処理システ
ムでそのまま利用することができない。
したがって、既存のICカードの情報記憶容量より小さ
い記憶容量のICカードをそのまま使用するためには、既
存のICカード情報処理システムを変更することが必要に
なる。
[解決しようとする問題点] この発明は、このような従来の既存のICカードの情報
記憶容量より小さいICカード対する既存ICカード情報処
理システムへの不適合という欠点を解消し、その記憶容
量が少ないものであっても既存のICカードと互換性のあ
るICカードを提供することを目的とする。
[問題点を解決するための手段] この発明の特徴は、ICカードの記憶部を情報の記憶単
位であるレコードに分割し、分割したそれぞれのレコー
ドに記憶される情報についてそれが属する情報群を識別
するための識別情報を付加して記憶部に記憶し、この記
憶部に対して情報の書込み、読出し、消去等を行う際に
は、外部装置から与えられたレコード番号から前記識別
情報と記憶部の該当するレコード位置とを得ることによ
って、ICカードの記憶部に物理的に存在しないレコード
番号で示される領域に対して情報の読出し、書込み、消
去等ができるようにしたものである。
しかして、前記の目的を達成するためのこの発明のIC
カードにおける構成は、所定の第1の記憶容量を持つIC
カードに対して外部装置から第1の記憶容量に対応して
発生するアクセス情報とデータとを受け、第1の記憶容
量より少ない第2の記憶容量のデータ記憶部に記憶する
ICカードであって、第1の記憶容量を第2の記憶容量に
対応させたエリアで分割し、アクセス情報を受けてこの
分割したエリアに対応する識別情報とデータ記憶部のレ
コード位置情報とを発生する情報識別処理部を備えてい
て、データ記憶部のレコード位置情報で指定される位置
に識別情報及び外部装置から送出されたデータを記憶す
るものである。
[作用] 一般に、既存のICカードでは、データ記憶部分には、
各種の機能を実現するために、機能に対応した多くの情
報が記憶されている。しかし、銀行で使用されるICカー
ドとか、クレジットで使用されるICカードでは、必要な
情報は前記記憶部の情報すべてではなく、その一部の情
報に過ぎない。
一方、ICカードリーダ・ライタ等又は直接ホストコン
ピュータ等から送出される情報は、その取引に対応した
ある情報群が送出されるだけである。そこで、特定の機
能で使用されるICカードは、既存のICカードほどの記憶
容量を必要とはしていない。
したがって、前記のような既存のICカードの記憶部を
エリア分割して管理し、その識別情報を発生するような
情報識別処理部を設けることにより、記憶容量の少ない
データ記憶部を持つICカードでも外部装置から見れば、
同等の記憶容量を持つICカードとして機能させることが
でき、外部装置側から必要な情報を転送できることにな
る。その結果、従来のICカード情報処理システムをその
まま利用できる。
[実施例] 以下、この発明の一実施例について図面を参照して詳
細に説明する。
第1図は、この発明によるICカードの一実施例と既存
ICカード情報処理システムとの関係を示すブロック図、
第2図は、この発明のICカードのメモリマップと既存の
ICカードのメモリマップとの比較説明図、第3図は、こ
の発明のICカードにおけるレコード構成の一例を示す説
明図、第4図は、記憶部の使用例を示すメモリマップの
説明図である。
第1図におけるICカード情報処理システム20は、既存
のICカード12によりシステムが構築されているものであ
り、例えば、2チップのICが採用され、その記憶部1の
データ記憶容量が「N」のものである。このICカード12
は、ICカードリーダ・ライタ11を介してホスコンピュー
タ10と接続され、ホストコンピュータ10との間でデータ
の授受を行うことができる。
一方、ICカード13は、情報識別処理部14を備えてい
て、記憶部2に記憶されるレコードのフォーマットは、
第3図に示されるように、先頭に識別情報4が付加さ
れ、その後に記録情報5が記憶される構成を採る。この
ICカード13は、比較的安価に作製可能な、例えば、1チ
ップ化したICカードであり、その記憶部2のデータ記憶
容量が前記「N」より小さい容量「M」が割り当てられ
て作成されたものである。
さて、すでに運用中のICカード情報処理システム20に
おいてICカード13を使用する場合は、ICカード12とICカ
ード13の記憶部の記憶容量の差が問題となる。
ICカード12の記憶部1は、第2図(a)に示すよう
に、複数のレコード3aで構成されていて、各レコード3a
は、レコード番号(RN0,RN1……,RNn)で識別され、各
レコード3aには、それぞれ記録情報5(例えば取引履歴
等)が記録されている。
一方、ICカード13の記憶部2は、第2図(b)に示す
ように、各レコード3は、レコード番号(RN′0,RN′1
……,RN′m,ただし、m<n)で識別され、ICカード12
の記憶部1よりも記憶容量が小さく、例えば1/4程度(1
/4+識別情報記憶領域分)のものであるとする。これ
は、ICカード12の記憶エリアを6,7,8,9に大きく4分割
した場合の1つに当る。
情報識別処理部14は、既存のICカード12の記憶部1の
記憶エリアを自己の記憶部2の持つ記憶容量で分割して
管理しているものであって、その分割の最初のエリアか
ら順次分割されて管理される各記憶エリア6,7,8,9に対
して、そのレコード番号(論理アドレス)で指定される
アクセス情報(レコード番号RN0,RN1……,RNn)をこれ
ら記憶エリアに対応してブロック単位に識別する。この
ブロック単位の識別は、例えば、これらブロックを各記
憶エリア6,7,8,9に対応して4つの情報ブロックA,B,C,D
とするものである。
すなわち、ICカード13は、ICカード12の持つ記憶部1
に記憶される全体の記憶情報を情報群A,B,C,Dとして4
つの情報群のブロックに分けて、その1ブロック分の情
報量だけ記憶する処理を情報識別処理部14で行う。
さて、ICカード13を既存のICカード情報処理システム
20で使用すると、ホストコンピュータ10が記憶エリア7,
8,9に相当するエリアをアクセスするような場合には、
ホストコンピュータ10側からICカード13に存在しないレ
コード番号が指定されることになる。
そこで、情報の書込み時、ICカード13は、ホストコン
ピュータ10から指定されたレコード番号を受取ると、そ
の情報識別処理部14がそのレコード番号からそのレコー
ドの属するブロックを算出し、かつそのブロックの前ま
でのレコード数を引いたレコード番号を算出して、該当
するブロックの識別情報4(情報群A,B,C,Dに対応する
符号A,B,C,Dのうちの1つ)を付加し、算出したレコー
ドの位置に第3図に示すフォーマットでホストコンピュ
ータ10から送出されたデータを記憶する。
このようにして、ICカード13は、ホストコンピュータ
10側から送られたレコード番号から自己の記憶部2の該
当レコードの位置を算出し、記憶部の該当位置に識別情
報4と共に記録情報5を書き込んで行く。
一方、情報の読出し時には、ホストコンピュータ10か
ら送出されたレコード番号に対して、情報識別処理部14
は、識別情報4とそのブロックにおけるレコード位置を
算出し、それが記憶部2におけるレコード位置となり、
この算出したレコード位置をアクセスして該当位置に記
録されている識別情報4と、算出した識別情報4を比較
して、その一致が採れたときに、そのレコードの記録情
報5を読出し、ホストコンピュータ10側に送出する。
このようにすることでICカード12の記憶部1に記憶さ
れる情報群のうち必要な情報群をICカード13の記憶部2
に記憶させることができる。
ここで、ICカード12の記憶部1の記憶容量を16レコー
ドとし、ICカード13の記憶部2の記憶容量を4レコード
としてこれらの関係を具体的に説明すると第4図(a)
〜(d)のようになる。
第4図(a)は、ICカード13の記憶部2を情報識別処
理部14のブロック識別に対応して記憶エリア6,7,8,9に
4分割したものであり、情報識別処理部14は、ホストコ
ンピュータ10からのアクセス情報(レコード番号)を前
記4分割の記憶エリアに従って管理している。
このような場合に、ホストコンピュータ10からの指定
に応じてICカード13がその記憶部2に情報を記憶した場
合には、第4図(b)〜(d)のような記憶の仕方がで
きる。
第4図(b)に示すICカード13の記憶部2は、Bがブ
ロックBの識別情報であり、記憶エリア7に記憶される
情報をすべて記憶した場合に対応する。
また、第4図(c)に示すICカード13の記憶部2は、
記憶情報エリア6,7の情報の一部を記憶した状態であ
る。AがブロックAの識別情報であり、記憶部2は、記
憶エリア6の後半の情報と記憶情報エリア7の前半の情
報とに対応する情報をそれぞれ記憶していて、識別情報
Aのレコードが最後まで記録された後に、記憶部2の先
頭から識別情報Aのレコードの上に次の識別情報Bのレ
コードが記憶されて、書換えられている。
また、第4図(d)に示すICカード13の記憶部2は、
CがブロックCの識別情報であり、DがブロックDの識
別情報であって、記憶エリア6,7,8,9の各情報がそれぞ
れ記憶されている。
すなわち、第4図(b)に示すように、記憶部2の各
レコード番号RN′0,RN′1,RN′2,RN′3の位置に、ICカ
ード12の記憶部1のうち特定レコードRN4,RN5,RN6,RN7
の情報だけを記録することもできるし、第4図(c)に
示すように、連続した2つの情報群(この場合、ブロッ
クAとブロックB,ICカード12の記憶部1のうちRN2,RN3,
RN4,RN5の情報)を記録することも可能である。また、
第4図(d)に示すように別々のブロックの情報群(こ
の場合、ブロックA,B,C,D,ICカード12の記憶部1のうち
RN0,RN5,RN10,RN15の情報)から選択的に各情報を記録
することも可能である。
以上説明してきたが、この実施例では、情報識別処理
部14が記憶部2のレコード位置を算出しているが、ホス
トコンピュータ10のアクセス情報が順次更新されて、ホ
ストコンピュータ10か送出されるデータがレコード番号
順として出力されるものであれば、情報識別処理部14
は、単に、レコードの属するブロックを算出して次のレ
コード番号位置に順に記憶して行くだけでよい。この場
合には、レコード番号の算出をしなくてもよく、最終レ
コード番号の記憶位置になったときには、次の記憶位置
として記憶部2の先頭レコード位置に戻るものである。
[発明の効果] 以上説明したように、この発明では、記憶部を情報単
位に分割したレコードで構成し、レコードには、既存の
ICカードの記憶部をエリア分割して管理し、各エリア該
当する情報群を示す識別情報を付加し、動作時には、識
別情報とその情報群のレコード位置を用いて記憶部に対
する読出し/書込み処理を行うようにしているので、実
在しない記憶部の処理の要求に対しても処理を行うこと
ができ、記憶容量に影響されず、既存のICカード情報処
理システムと互換性が保持できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明によるICカードの一実施例と既存IC
カード情報処理システムとの関係を示すブロック図、第
2図は、この発明のICカードのメモリマップと既存のIC
カードのメモリマップとの比較説明図、第3図は、この
発明のICカードにおけるレコード構成の一例を示す説明
図、第4図は、記憶部の使用例を示すメモリマップの説
明図である。 1,2……記憶部、3,3a……レコード、 4……識別情報、5……記録情報、 6,7,8,9……情報記憶エリア、 10……ホストコンピュータ、 11……ICカード読取り書込み装置、 12,13……ICカード、 14……情報識別処理部。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】所定の第1の記憶容量を持つICカードに対
    して外部装置から第1の記憶容量に対応して発生するア
    クセス情報とデータとを受け、第1の記憶容量より少な
    い第2の記憶容量のデータ記憶部に記憶するICカードで
    あって、第1の記憶容量を第2の記憶容量に対応させた
    エリアで分割し、前記アクセス情報を受けてこの分割し
    たエリアに対応する識別情報と前記データ記憶部のレコ
    ード位置情報とを発生する情報識別処理部を備え、前記
    データ記憶部の前記レコード位置情報で指定される位置
    に前記識別情報及び前記外部装置から送出されたデータ
    を記憶することを特徴とするICカード。
  2. 【請求項2】外部装置は、順次更新したアクセス情報と
    データとをICカードに送出し、情報識別処理部は、前記
    アクセス情報に基づき識別情報を発生し、更新されたデ
    ータ記憶部のレコード位置に前記識別情報及び前記外部
    装置から送出されたデータを記憶することを特徴とする
    特許請求の範囲第1項記載のICカード。
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