JPH05225406A - Icカード拡張装置 - Google Patents
Icカード拡張装置Info
- Publication number
- JPH05225406A JPH05225406A JP4022804A JP2280492A JPH05225406A JP H05225406 A JPH05225406 A JP H05225406A JP 4022804 A JP4022804 A JP 4022804A JP 2280492 A JP2280492 A JP 2280492A JP H05225406 A JPH05225406 A JP H05225406A
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- JP
- Japan
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- card
- attribute information
- attribute
- cards
- information
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Abstract
(57)【要約】
【目的】ICカード自体に細工をせずに、1つのカード
スロットで複数のICカードを利用できるICカード拡
張装置を提供することを目的とする。 【構成】機器10とICカード1との間にICカード拡
張ボックス11を設置する。機器10はICカード拡張
ボックス11内にある属性メモリ部21に格納してある
属性情報を読み出す。アクセス制御部22で、属性情報
が読み出されたことを確認すると属性情報はデータ空間
の最上位に移動する。よって属性領域が空き状態とな
る。ICカードの属性情報は絶対0番地より読み出す
が、ICカードスロット13に複数のICカードを接続
するため、属性メモリ部21内部に属性領域選択部を設
け、使用するICカードを選択している。
スロットで複数のICカードを利用できるICカード拡
張装置を提供することを目的とする。 【構成】機器10とICカード1との間にICカード拡
張ボックス11を設置する。機器10はICカード拡張
ボックス11内にある属性メモリ部21に格納してある
属性情報を読み出す。アクセス制御部22で、属性情報
が読み出されたことを確認すると属性情報はデータ空間
の最上位に移動する。よって属性領域が空き状態とな
る。ICカードの属性情報は絶対0番地より読み出す
が、ICカードスロット13に複数のICカードを接続
するため、属性メモリ部21内部に属性領域選択部を設
け、使用するICカードを選択している。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は1つのICカードスロッ
トで複数のICカードが同時に扱えるICカード拡張装
置に関する。
トで複数のICカードが同時に扱えるICカード拡張装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、ICカードが携帯用パーソナルコ
ンピュータの外部記憶媒体として定着しつつある。この
ICカードの標準仕様は日本電子工業振興協会(JEI
DA)の規格であるICメモリカードガードラインve
r4.1(JEIDAver4.1)になる模様である。この
規格においては、ICカードの空間領域として64Mバ
イト空間がサポートされるとともに、カードの種類や容
量、アクセススピード等といった属性情報が前記64M
バイトの他に設定されている。そして属性情報は絶対ア
ドレスの0番地から読み出すことが定められている。
ンピュータの外部記憶媒体として定着しつつある。この
ICカードの標準仕様は日本電子工業振興協会(JEI
DA)の規格であるICメモリカードガードラインve
r4.1(JEIDAver4.1)になる模様である。この
規格においては、ICカードの空間領域として64Mバ
イト空間がサポートされるとともに、カードの種類や容
量、アクセススピード等といった属性情報が前記64M
バイトの他に設定されている。そして属性情報は絶対ア
ドレスの0番地から読み出すことが定められている。
【0003】ところで現在市販されているICカードの
容量は数Mバイトのものが一般的であり、大容量のデー
タが必要な場合には複数のカードを利用する必要があっ
た。複数のカードを利用するための最も簡単な方法はユ
ーザーがICカードを交換しながら使用することであ
る。この場合、ユーザーがいちいちICカードを交換し
なければならないことや、交換の度にICカードの属性
情報を確認する必要がある。
容量は数Mバイトのものが一般的であり、大容量のデー
タが必要な場合には複数のカードを利用する必要があっ
た。複数のカードを利用するための最も簡単な方法はユ
ーザーがICカードを交換しながら使用することであ
る。この場合、ユーザーがいちいちICカードを交換し
なければならないことや、交換の度にICカードの属性
情報を確認する必要がある。
【0004】また同時に複数のICカードを使用するに
はICカードを用いる機器内部に、ICカードの接続部
であるスロットを複数個準備し、かつ各スロット毎に6
4Mバイトの空間を準備しなければならなかった。この
ため機器におけるハード規模の拡大とコスト高という問
題があった。
はICカードを用いる機器内部に、ICカードの接続部
であるスロットを複数個準備し、かつ各スロット毎に6
4Mバイトの空間を準備しなければならなかった。この
ため機器におけるハード規模の拡大とコスト高という問
題があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ICカードをパーソナ
ルコンピュータ等の外部記憶媒体として使用する場合に
おいて、大容量のデータが必要な時には複数のカードを
利用する必要があった。この場合、ユーザーがいちいち
ICカードを交換しなければならないことと、交換の度
にICカードの属性情報を毎回確認する必要があった。
また複数のICカードを同時に使用するには、ICカー
ドを用いる機器内部にスロットを複数個準備しておき、
かつ各スロット毎に64Mバイトの空間を準備しなけれ
ばならなかった。このため機器におけるハード規模の拡
大とコスト高という問題があった。
ルコンピュータ等の外部記憶媒体として使用する場合に
おいて、大容量のデータが必要な時には複数のカードを
利用する必要があった。この場合、ユーザーがいちいち
ICカードを交換しなければならないことと、交換の度
にICカードの属性情報を毎回確認する必要があった。
また複数のICカードを同時に使用するには、ICカー
ドを用いる機器内部にスロットを複数個準備しておき、
かつ各スロット毎に64Mバイトの空間を準備しなけれ
ばならなかった。このため機器におけるハード規模の拡
大とコスト高という問題があった。
【0006】本発明は、ICカード自体は従来のままで
あり、1つのスロットに割り当てられた64Mバイトの
空間を複数個のICカードで使用するICカード拡張装
置を提供することを目的とする。
あり、1つのスロットに割り当てられた64Mバイトの
空間を複数個のICカードで使用するICカード拡張装
置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係る手段は、I
Cカード内のデータにより各種処理が可能な機器と、複
数のICカードとの間に挿入されたICカード拡張装置
において、複数のICカードを接続可能な接続手段と、
前記ICカード拡張装置内に設定され、前記ICカード
拡張装置の属性情報である第1の属性情報を格納する第
1の格納手段と、前記ICカード拡張装置内に設定さ
れ、データ信号等を格納する第2の格納手段と、前記機
器が第1の属性情報読み込み終了後、第1の属性情報を
第2の格納手段に移行する移行手段と、移行後の前記第
1の属性情報を基に、第1の属性情報が移行された後の
第1の格納手段を用いて前記ICカードの属性情報であ
る第2の属性情報をアクセスする手段とを具備する。
Cカード内のデータにより各種処理が可能な機器と、複
数のICカードとの間に挿入されたICカード拡張装置
において、複数のICカードを接続可能な接続手段と、
前記ICカード拡張装置内に設定され、前記ICカード
拡張装置の属性情報である第1の属性情報を格納する第
1の格納手段と、前記ICカード拡張装置内に設定さ
れ、データ信号等を格納する第2の格納手段と、前記機
器が第1の属性情報読み込み終了後、第1の属性情報を
第2の格納手段に移行する移行手段と、移行後の前記第
1の属性情報を基に、第1の属性情報が移行された後の
第1の格納手段を用いて前記ICカードの属性情報であ
る第2の属性情報をアクセスする手段とを具備する。
【0008】
【作用】上記手段により、第1の属性情報を移行後、空
いた領域を用いて第2の属性情報を読み出すことで、1
つの接続手段で複数のICカードが利用できる。
いた領域を用いて第2の属性情報を読み出すことで、1
つの接続手段で複数のICカードが利用できる。
【0009】
【実施例】以下、図面を参照して本発明に係る一実施例
を詳細に説明する。図1は本発明に係る実施例の構成を
示す図である。図1(A)においてパーソナルコンピュ
ータ等の機器10とICカード1との間にICカード拡
張ボックス11を挿入している。このICカード拡張ボ
ックス11の構成を図1(B)に示す。
を詳細に説明する。図1は本発明に係る実施例の構成を
示す図である。図1(A)においてパーソナルコンピュ
ータ等の機器10とICカード1との間にICカード拡
張ボックス11を挿入している。このICカード拡張ボ
ックス11の構成を図1(B)に示す。
【0010】図1(B)に示すように機器10とICカ
ード拡張ボックス11とは機器用接続部20により接続
する。機器10は機器用接続部20、アクセス判定部2
2及びアクセス制御部23を介して属性メモリ部21と
アクセスする。また属性メモリ部21は内臓I/Oカー
ド部24及びI/Oデバイスコネクタ12を介して外部
デバイスとアクセスする他、アクセス制御部23及びI
Cカードスロット13を介して少なくとも1つのICカ
ードとアクセスする。
ード拡張ボックス11とは機器用接続部20により接続
する。機器10は機器用接続部20、アクセス判定部2
2及びアクセス制御部23を介して属性メモリ部21と
アクセスする。また属性メモリ部21は内臓I/Oカー
ド部24及びI/Oデバイスコネクタ12を介して外部
デバイスとアクセスする他、アクセス制御部23及びI
Cカードスロット13を介して少なくとも1つのICカ
ードとアクセスする。
【0011】ところでICカードスロット13には複数
のICカードが接続可能である。また内臓I/Oカード
部24は、アクセスするアドレスを一時的に格納するア
ドレスレジスタを内蔵している。属性メモリ部21には
ICカード拡張ボックス11固有の属性情報領域がデー
タ空間である64Mバイトの他に設定してある。
のICカードが接続可能である。また内臓I/Oカード
部24は、アクセスするアドレスを一時的に格納するア
ドレスレジスタを内蔵している。属性メモリ部21には
ICカード拡張ボックス11固有の属性情報領域がデー
タ空間である64Mバイトの他に設定してある。
【0012】ここで図2を参照してアクセス制御部23
と複数のICカードとの接続方法を説明する。この図に
示すようにアクセス制御部23はデータバス30により
ICカード1A〜1Dに接続している。またアクセス制
御部23は各ICカード1A〜1Dに制御信号を供給す
る。この制御信号によりICカード1A〜1Dのうち一
つを選択し、選択したICカードとアクセス制御部23
との間でデータ交信を行う。
と複数のICカードとの接続方法を説明する。この図に
示すようにアクセス制御部23はデータバス30により
ICカード1A〜1Dに接続している。またアクセス制
御部23は各ICカード1A〜1Dに制御信号を供給す
る。この制御信号によりICカード1A〜1Dのうち一
つを選択し、選択したICカードとアクセス制御部23
との間でデータ交信を行う。
【0013】次に図3を参照して実施例の動作を説明す
る。図3は図1の動作を説明するフローチャートであ
る。機器10がICカード拡張ボックス11固有の属性
情報をアクセス判定部22、アクセス制御部23を介し
て属性メモリ部21より読み出す(S11)。この属性
情報は属性メモリ部21の絶対アドレス0番地から配置
されている。そして読出し終了時にアクセス判定部22
はアクセス制御部23に対し、完了シグナルを出力する
(S12)。完了シグナルを受けてアクセス制御部23
は属性メモリ部21の属性情報を、同じ属性メモリ部2
1のメモリ空間である64Mバイトの最上位64Kバイ
トに移行する(S13)。移行した属性情報の中には予
め移行後のアドレスと、各ICカード及び内臓I/Oカ
ード部24の属性情報読出しを切り替えるための情報
と、各ICカードの状態を判定するための情報とが挿入
してある。よって以後は移行した属性情報を介してから
各ICカードもしくは内臓I/Oカード部24の属性情
報を読み出す(S14)。その後読みだした属性情報を
基に機器10は、ICカードもしくは内臓I/Oカード
部24を介したI/Oデバイスを用いて情報処理を行う
(S15)。
る。図3は図1の動作を説明するフローチャートであ
る。機器10がICカード拡張ボックス11固有の属性
情報をアクセス判定部22、アクセス制御部23を介し
て属性メモリ部21より読み出す(S11)。この属性
情報は属性メモリ部21の絶対アドレス0番地から配置
されている。そして読出し終了時にアクセス判定部22
はアクセス制御部23に対し、完了シグナルを出力する
(S12)。完了シグナルを受けてアクセス制御部23
は属性メモリ部21の属性情報を、同じ属性メモリ部2
1のメモリ空間である64Mバイトの最上位64Kバイ
トに移行する(S13)。移行した属性情報の中には予
め移行後のアドレスと、各ICカード及び内臓I/Oカ
ード部24の属性情報読出しを切り替えるための情報
と、各ICカードの状態を判定するための情報とが挿入
してある。よって以後は移行した属性情報を介してから
各ICカードもしくは内臓I/Oカード部24の属性情
報を読み出す(S14)。その後読みだした属性情報を
基に機器10は、ICカードもしくは内臓I/Oカード
部24を介したI/Oデバイスを用いて情報処理を行う
(S15)。
【0014】ここで図4及び図5を参照して図3S13
の属性情報移動の前後における属性領域空間及びデータ
空間の情報推移の様子を説明する。図4は属性領域空間
の情報推移を説明する図であり、図5はデータ空間の情
報推移を説明する図である。
の属性情報移動の前後における属性領域空間及びデータ
空間の情報推移の様子を説明する。図4は属性領域空間
の情報推移を説明する図であり、図5はデータ空間の情
報推移を説明する図である。
【0015】図4(a)は属性情報移動前の属性領域空
間であり、図4(b),(c)は属性情報移動後の属性
領域空間である。図4(a)に示すようにこの領域には
拡張ボックスの属性情報だけが格納されている。一方、
拡張ボックスの属性情報移動後は図4(b),(c)の
うちどちらか一方の状態となる。このうち図4(b)は
ICカードの属性情報を読み込んだ場合であり、図4
(c)は内臓I/Oデバイスカードの属性情報を読み込
んだ場合である。
間であり、図4(b),(c)は属性情報移動後の属性
領域空間である。図4(a)に示すようにこの領域には
拡張ボックスの属性情報だけが格納されている。一方、
拡張ボックスの属性情報移動後は図4(b),(c)の
うちどちらか一方の状態となる。このうち図4(b)は
ICカードの属性情報を読み込んだ場合であり、図4
(c)は内臓I/Oデバイスカードの属性情報を読み込
んだ場合である。
【0016】これに対しデータ領域は初期化後には図5
(a)に示すようにアクセス可能なデバイスはないが、
拡張ボックスの属性情報移動後は図5(b)に示すよう
にデータ空間の最上位64Kバイトを拡張ボックスの属
性情報領域とし、その下64Kバイトを内臓I/Oカー
ドのデータ領域とし、それ以外をICカードのデータ領
域とする。
(a)に示すようにアクセス可能なデバイスはないが、
拡張ボックスの属性情報移動後は図5(b)に示すよう
にデータ空間の最上位64Kバイトを拡張ボックスの属
性情報領域とし、その下64Kバイトを内臓I/Oカー
ドのデータ領域とし、それ以外をICカードのデータ領
域とする。
【0017】このように拡張ボックスの属性情報をデー
タ空間に移動することで、属性情報は絶対アドレス0番
地からアクセスするという条件にとらわれることがなく
なる。また絶対アドレス0番地からアクセスされる属性
領域は内臓I/Oカード部24とICカードとの属性情
報で利用可能である。内臓I/Oカード部24とICカ
ードとの属性情報の切り替えは、移動後の拡張ボックス
の属性情報を経由して行う。
タ空間に移動することで、属性情報は絶対アドレス0番
地からアクセスするという条件にとらわれることがなく
なる。また絶対アドレス0番地からアクセスされる属性
領域は内臓I/Oカード部24とICカードとの属性情
報で利用可能である。内臓I/Oカード部24とICカ
ードとの属性情報の切り替えは、移動後の拡張ボックス
の属性情報を経由して行う。
【0018】ところでJAIDA規格によるとID情報
の構成は、タプルと呼ばれるID番号以後に各種属性を
示す複数の属性情報の集合体である。例えばID番号が
01(H)のID情報はデータ領域のデバイス情報を定
義する属性情報であり、ID番号の後にデバイスに必要
な各種情報が複数個並ぶことでこのID情報が定義され
る。ICカードはカード自身が必要な属性情報を属性領
域から選定し、定義することでICカードのID情報を
構成する。このようなID情報の中にメーカー個別情報
用タプル(ID番号:80〜FE(H))が存在する。
ICカードはタプルを利用して属性領域選択部とカード
状態部とを構成する。
の構成は、タプルと呼ばれるID番号以後に各種属性を
示す複数の属性情報の集合体である。例えばID番号が
01(H)のID情報はデータ領域のデバイス情報を定
義する属性情報であり、ID番号の後にデバイスに必要
な各種情報が複数個並ぶことでこのID情報が定義され
る。ICカードはカード自身が必要な属性情報を属性領
域から選定し、定義することでICカードのID情報を
構成する。このようなID情報の中にメーカー個別情報
用タプル(ID番号:80〜FE(H))が存在する。
ICカードはタプルを利用して属性領域選択部とカード
状態部とを構成する。
【0019】図6は属性領域選択部の構成を示す図であ
り、図7はカード状態部の構成を示す図である。なお、
本実施例ではID番号80(H)を属性情報選択部と
し、ID情報81(H)をカード状態部とする。
り、図7はカード状態部の構成を示す図である。なお、
本実施例ではID番号80(H)を属性情報選択部と
し、ID情報81(H)をカード状態部とする。
【0020】図6の属性領域選択部において、タプル構
成は初めの1バイトがID番号データであるIDコー
ド、2バイト目は次のタプルの位置情報を示すポインタ
である。それ以後の4バイトはサブIDコードである。
このサブIDコードに関しては各メーカーが自由に使用
できる領域が設定してある。よって他メーカーとの混乱
を防ぐために拡張ボックス固有のID番号を設定してい
る。なお、本実施例では55,AA,66,99(H)
である。次の1バイトは拡張ボックスによって分割され
るICカードの数量(1〜64)を示す。なお本実施例
ではICカードの数量は2である。
成は初めの1バイトがID番号データであるIDコー
ド、2バイト目は次のタプルの位置情報を示すポインタ
である。それ以後の4バイトはサブIDコードである。
このサブIDコードに関しては各メーカーが自由に使用
できる領域が設定してある。よって他メーカーとの混乱
を防ぐために拡張ボックス固有のID番号を設定してい
る。なお、本実施例では55,AA,66,99(H)
である。次の1バイトは拡張ボックスによって分割され
るICカードの数量(1〜64)を示す。なお本実施例
ではICカードの数量は2である。
【0021】ところでICカードスロット13は使用可
能なICカード(64枚)分に分割しており、分割した
スロットに番号が付けられている。よってICカード数
データ後の64バイトは分割したスロットと接続してい
るICカードの選択情報が格納してある。具体的には
“00”の場合は絶対0番地からの属性情報のアクセス
が可能であり、“FF”の場合はアクセス不可能、つま
り非選択状態である。
能なICカード(64枚)分に分割しており、分割した
スロットに番号が付けられている。よってICカード数
データ後の64バイトは分割したスロットと接続してい
るICカードの選択情報が格納してある。具体的には
“00”の場合は絶対0番地からの属性情報のアクセス
が可能であり、“FF”の場合はアクセス不可能、つま
り非選択状態である。
【0022】図7のカード状態部においてはタプル構成
が81(H)となるが、次のタプルの位置情報を示すポ
インタ情報からICカード数までは図6に示した属性領
域選択部と同様である。そして属性領域選択部で選択情
報を格納していた領域にはICカードのステータスを格
納する。ステータスとしてはカードの挿入状態やライト
プロテクト等がある。従って図6の属性領域選択部にお
いてICカードの選択が行われ、図7のカード状態部で
選択したカードの状態が得られる。これにより1個のI
Cカードスロットを複数のICカードで利用できる。
が81(H)となるが、次のタプルの位置情報を示すポ
インタ情報からICカード数までは図6に示した属性領
域選択部と同様である。そして属性領域選択部で選択情
報を格納していた領域にはICカードのステータスを格
納する。ステータスとしてはカードの挿入状態やライト
プロテクト等がある。従って図6の属性領域選択部にお
いてICカードの選択が行われ、図7のカード状態部で
選択したカードの状態が得られる。これにより1個のI
Cカードスロットを複数のICカードで利用できる。
【0023】以上記述したように、機器とICカードと
の間に拡張ボックスを設け、機器は最初に拡張ボックス
の属性情報を読みとる。そして読みとりが終了すると属
性情報は拡張ボックスのデータ領域に移動することで属
性領域が空き状態となる。この空き状態の属性領域を利
用することで各ICカードの絶対0番地に配置してある
属性情報をいつでも自由に読み出すことが可能となる。
また拡張ボックスの属性情報には外部ICカードを切り
替えるための情報も格納されているため、ICカードに
何らかの細工をすることなく1個のICカードスロット
で複数のICカードを利用できる。
の間に拡張ボックスを設け、機器は最初に拡張ボックス
の属性情報を読みとる。そして読みとりが終了すると属
性情報は拡張ボックスのデータ領域に移動することで属
性領域が空き状態となる。この空き状態の属性領域を利
用することで各ICカードの絶対0番地に配置してある
属性情報をいつでも自由に読み出すことが可能となる。
また拡張ボックスの属性情報には外部ICカードを切り
替えるための情報も格納されているため、ICカードに
何らかの細工をすることなく1個のICカードスロット
で複数のICカードを利用できる。
【0024】
【発明の効果】前述したように、ICカードに何らかの
細工をすることなく1個のICカードスロットで複数の
ICカードを利用できる。また各ICカードの絶対0番
地に配置してある属性情報をいつでも自由に読み出すこ
とが可能となる。
細工をすることなく1個のICカードスロットで複数の
ICカードを利用できる。また各ICカードの絶対0番
地に配置してある属性情報をいつでも自由に読み出すこ
とが可能となる。
【図1】本発明に係る一実施例の構成を示す構成図
【図2】アクセス制御部とICカードとの接続状態を説
明する説明図
明する説明図
【図3】図1の動作を説明するフローチャート
【図4】拡張ボックス属性領域の変化を説明する説明図
【図5】拡張ボックスデータ空間の変化を説明する説明
図
図
【図6】属性領域選択部の構成を示す構成図
【図7】カード状態部の構成を示す構成図
1…ICカード、10…機器、11…ICカード拡張ボ
ックス、12…I/Oデバイスコネクタ、13…ICカ
ードスロット、21…属性メモリ部、22…アクセス判
定部、23…アクセス制御部、24…内臓I/Oカード
部。
ックス、12…I/Oデバイスコネクタ、13…ICカ
ードスロット、21…属性メモリ部、22…アクセス判
定部、23…アクセス制御部、24…内臓I/Oカード
部。
Claims (2)
- 【請求項1】 ICカード内のデータにより各種処理が
可能な機器と複数のICカードとの間に挿入されたIC
カード拡張装置において、 複数のICカードを接続可能な接続手段と、 前記ICカード拡張装置内に設定され、前記ICカード
拡張装置の属性情報である第1の属性情報を格納する第
1の格納手段と、 前記ICカード拡張装置内に設定され、データ信号等を
格納する第2の格納手段と、 前記機器が第1の属性情報読み込み終了後、第1の属性
情報を第2の格納手段に移行する移行手段と、 移行後の前記第1の属性情報を基に、第1の属性情報が
移行された後の第1の格納手段を用いて前記ICカード
の属性情報である第2の属性情報をアクセスする手段と
を具備したことを特徴とするICカード拡張装置。 - 【請求項2】 前記第1の属性情報は、複数のICカー
ドの属性情報のうち、希望するICカードの属性情報を
選択する手段と、 各ICカードの物理的状態を示す手段とを具備したこと
を特徴とする請求項1記載のICカード拡張装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4022804A JPH05225406A (ja) | 1992-02-07 | 1992-02-07 | Icカード拡張装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4022804A JPH05225406A (ja) | 1992-02-07 | 1992-02-07 | Icカード拡張装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05225406A true JPH05225406A (ja) | 1993-09-03 |
Family
ID=12092874
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4022804A Pending JPH05225406A (ja) | 1992-02-07 | 1992-02-07 | Icカード拡張装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05225406A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6411503B1 (en) | 1996-10-11 | 2002-06-25 | Fujitsu Limited | Portable type information apparatus |
US6560100B1 (en) | 1996-10-24 | 2003-05-06 | Fujitsu Limited | Portable computer equipped with add-on battery |
-
1992
- 1992-02-07 JP JP4022804A patent/JPH05225406A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6411503B1 (en) | 1996-10-11 | 2002-06-25 | Fujitsu Limited | Portable type information apparatus |
US6560100B1 (en) | 1996-10-24 | 2003-05-06 | Fujitsu Limited | Portable computer equipped with add-on battery |
US6563702B1 (en) | 1996-10-24 | 2003-05-13 | Fujitsu Limited | Portable computer equipped with add-on battery |
US6674637B2 (en) | 1996-10-24 | 2004-01-06 | Fujitsu Limited | Portable computer equipped with add-on battery |
US6956734B2 (en) | 1996-10-24 | 2005-10-18 | Fujitsu Limited | Portable computer equipped with add-on battery |
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