JP2565363Y2 - 外装カバー - Google Patents
外装カバーInfo
- Publication number
- JP2565363Y2 JP2565363Y2 JP1991018700U JP1870091U JP2565363Y2 JP 2565363 Y2 JP2565363 Y2 JP 2565363Y2 JP 1991018700 U JP1991018700 U JP 1991018700U JP 1870091 U JP1870091 U JP 1870091U JP 2565363 Y2 JP2565363 Y2 JP 2565363Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cover member
- cover
- edge
- engaging portion
- exterior
- Prior art date
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- Electrophotography Configuration And Component (AREA)
- Casings For Electric Apparatus (AREA)
- Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、複数のカバー部材を組
付けて構成した外装カバーに関するものである。
付けて構成した外装カバーに関するものである。
【0002】
【従来の技術】複写機、ファクシミリ或いは電化製品な
どの各種機器においては、その内部の要素にユーザの手
が触れないようにするため、その外側が外装カバーによ
って覆われている。
どの各種機器においては、その内部の要素にユーザの手
が触れないようにするため、その外側が外装カバーによ
って覆われている。
【0003】図1はその一例として複写機を示し、符号
1で示すものが外側を覆う外装カバーである。この外装
カバー1は、コンタクトガラス2が設けられた上側を覆
う上カバー部材3と、奥側の部位を覆う後カバー部材4
と、両側部を覆う横カバー部材(一方のみを示す)5と
から成り、これらのカバー部材が互いに組付けられて外
装カバー1を構成している。
1で示すものが外側を覆う外装カバーである。この外装
カバー1は、コンタクトガラス2が設けられた上側を覆
う上カバー部材3と、奥側の部位を覆う後カバー部材4
と、両側部を覆う横カバー部材(一方のみを示す)5と
から成り、これらのカバー部材が互いに組付けられて外
装カバー1を構成している。
【0004】各カバー部材は、通常その内部の本体フレ
ーム(図示せず)にビス6によって固定され、しかも各
カバー部材の各端縁部は後述するように互いに係合して
いる。
ーム(図示せず)にビス6によって固定され、しかも各
カバー部材の各端縁部は後述するように互いに係合して
いる。
【0005】上述のように、互いに分割された複数のカ
バー部材によって外装カバー1を構成すると、これを一
体の1部材によって構成した場合に比べ、組立性が向上
すると共に、内部の要素を修理するようなとき、各カバ
ー部材を取り外すことができ、機器のメインテナンス性
を高めることができる。
バー部材によって外装カバー1を構成すると、これを一
体の1部材によって構成した場合に比べ、組立性が向上
すると共に、内部の要素を修理するようなとき、各カバ
ー部材を取り外すことができ、機器のメインテナンス性
を高めることができる。
【0006】前述のように各カバー部材の端縁部は互い
に係合し、端縁部間の隙間から内部に指などを入れるこ
とができないように構成されている。図4は、その一従
来例を示し、図1のA部を拡大した部分断面斜視図であ
る。ここでは、横カバー部材5が、上下方向に立設され
た第1のカバー部材を構成し、後カバー部材4が上下方
向に立設された第2のカバー部材を構成するものとす
る。外装カバー1はかかる第1のカバー部材と第2のカ
バー部材を有し、その両カバー部材の上下方向に延びる
端縁部7a,10aが互いに係合している。その際、従
来の外装カバーにおいては、第1のカバー部材としての
横カバー部材5の端縁部7aに段部8aより成る第1の
係合部9aが形成され、第2のカバー部材としての後カ
バー部材4の端縁部10aにはL字形の第1の係合部1
1aが形成され、第1の係合部9aが、第2の係合部1
1aに互いに重なり合うように係合している。かかる構
成により、第1のカバー部材と第2のカバー部材の端縁
部7a,10aは互いに水平方向に離脱可能に係合す
る。これにより、その各カバー部材を容易に取り外すこ
とができ、しかもその組立性が向上する。
に係合し、端縁部間の隙間から内部に指などを入れるこ
とができないように構成されている。図4は、その一従
来例を示し、図1のA部を拡大した部分断面斜視図であ
る。ここでは、横カバー部材5が、上下方向に立設され
た第1のカバー部材を構成し、後カバー部材4が上下方
向に立設された第2のカバー部材を構成するものとす
る。外装カバー1はかかる第1のカバー部材と第2のカ
バー部材を有し、その両カバー部材の上下方向に延びる
端縁部7a,10aが互いに係合している。その際、従
来の外装カバーにおいては、第1のカバー部材としての
横カバー部材5の端縁部7aに段部8aより成る第1の
係合部9aが形成され、第2のカバー部材としての後カ
バー部材4の端縁部10aにはL字形の第1の係合部1
1aが形成され、第1の係合部9aが、第2の係合部1
1aに互いに重なり合うように係合している。かかる構
成により、第1のカバー部材と第2のカバー部材の端縁
部7a,10aは互いに水平方向に離脱可能に係合す
る。これにより、その各カバー部材を容易に取り外すこ
とができ、しかもその組立性が向上する。
【0007】このように、外装カバー1は、その両カバ
ー部材4,5の上下方向に延びる端縁部10a,7aが
互いに係合して構成されるのであるが、その両端縁部1
0a,7aは互いに水平方向に離脱可能であると共に、
これらのカバー部材4,5は、上下方向に立設されてい
るので、その係合部9a,11aには、カバー部材4,
5の自重や、その他の要素の重量による水平方向の荷
重、すなわち両係合部9a,11aが互いに強く係合し
合う向きの外力が実質的に作用しない。このため、互い
に係合し合った係合部9a,11aに水平方向の外力が
加えられると、両者が互いに離間する恐れがある。例え
ば、図4に矢印Pで示したように両端縁部7a,10a
の合せ部12aに指Fなどを強く押し付けて、ここに水
平方向の外力を加えると、両カバー部材4,5はそれぞ
れ矢印a,bで示す方向に撓み、両カバー部材4,5の
合せ部12aに大きな隙間でき、ここから外装カバー1
の内部に指が入り込んでしまう恐れがある。
ー部材4,5の上下方向に延びる端縁部10a,7aが
互いに係合して構成されるのであるが、その両端縁部1
0a,7aは互いに水平方向に離脱可能であると共に、
これらのカバー部材4,5は、上下方向に立設されてい
るので、その係合部9a,11aには、カバー部材4,
5の自重や、その他の要素の重量による水平方向の荷
重、すなわち両係合部9a,11aが互いに強く係合し
合う向きの外力が実質的に作用しない。このため、互い
に係合し合った係合部9a,11aに水平方向の外力が
加えられると、両者が互いに離間する恐れがある。例え
ば、図4に矢印Pで示したように両端縁部7a,10a
の合せ部12aに指Fなどを強く押し付けて、ここに水
平方向の外力を加えると、両カバー部材4,5はそれぞ
れ矢印a,bで示す方向に撓み、両カバー部材4,5の
合せ部12aに大きな隙間でき、ここから外装カバー1
の内部に指が入り込んでしまう恐れがある。
【0008】ここで、図1に示したように後カバー部材
4と横カバー部材5の端縁部近傍の内部に高圧電源13
などの、手を触れると危険な要素が存在する場合、上述
のように指が隙間から外装カバー1の内部に入り込んで
しまうと大変危険である。
4と横カバー部材5の端縁部近傍の内部に高圧電源13
などの、手を触れると危険な要素が存在する場合、上述
のように指が隙間から外装カバー1の内部に入り込んで
しまうと大変危険である。
【0009】また後カバー部材4が合成樹脂の成形品よ
り成り、その成形時或いはその後に、後カバー部材4が
図4に示した矢印aの方向に反りを生じることがある
が、このようなときも両部材4,5間に大きな隙間がで
き危険である。
り成り、その成形時或いはその後に、後カバー部材4が
図4に示した矢印aの方向に反りを生じることがある
が、このようなときも両部材4,5間に大きな隙間がで
き危険である。
【0010】そこで従来は、両カバー部材4,5の互い
に係合した両端縁部10a,7aの重ね合せ量を大きく
とり、しかも各カバー部材4,5の板厚を厚くしてこれ
らの変形を抑え、大きな隙間が発生することを阻止して
いたが、このようにすればカバー部材4,5の材料費が
嵩み、そのコストが上昇する欠点を免れない。
に係合した両端縁部10a,7aの重ね合せ量を大きく
とり、しかも各カバー部材4,5の板厚を厚くしてこれ
らの変形を抑え、大きな隙間が発生することを阻止して
いたが、このようにすればカバー部材4,5の材料費が
嵩み、そのコストが上昇する欠点を免れない。
【0011】また各カバー部材4,5を、その内部の本
体フレームに固定するビス6の数を増大し、しかもその
ビスを各カバー部材4,5の端縁部10a,7aの極く
近くに配置して、端縁部10a,7aにおける変形を抑
える方法も採用されているが、前者の方法によると、ビ
スの数の増大に伴うコストの上昇のほか、その締付作業
工数の増大を招き、また後者の方法によると外装カバー
内部の本体フレームをカバー部材の端縁部近傍まで延ば
す必要があり、内部の各要素を配設する際の設計自由度
が狭められる不具合を免れない。
体フレームに固定するビス6の数を増大し、しかもその
ビスを各カバー部材4,5の端縁部10a,7aの極く
近くに配置して、端縁部10a,7aにおける変形を抑
える方法も採用されているが、前者の方法によると、ビ
スの数の増大に伴うコストの上昇のほか、その締付作業
工数の増大を招き、また後者の方法によると外装カバー
内部の本体フレームをカバー部材の端縁部近傍まで延ば
す必要があり、内部の各要素を配設する際の設計自由度
が狭められる不具合を免れない。
【0012】上述した不具合は、他のカバー部材間の係
合部においても同様に生じていた問題である。
合部においても同様に生じていた問題である。
【0013】
【考案が解決しようとする課題】本考案の目的は、上述
した従来の欠点を全て除去可能な外装カバーを提供する
ことである。
した従来の欠点を全て除去可能な外装カバーを提供する
ことである。
【0014】
【課題を解決するための手段】本考案は、上記目的を達
成するため、上下方向に立設された第1のカバー部材
と、上下方向に立設された合成樹脂成形品より成る第2
のカバー部材とを有し、該第1のカバー部材と第2のカ
バー部材の上下方向に延びる端縁部を互いに水平方向に
離脱可能に係合して成る外装カバーにおいて、第1のカ
バー部材の端縁部に、第2のカバー部材の端縁部を向
き、かつ上下方向に長く延びる凹溝を備えたほぼコの字
形水平断面の第1の係合部が形成され、第2のカバー部
材の端縁部に、前記第1の係合部の凹溝に互いに水平方
向に離脱可能に係合する上下方向に長く延びたほぼL字
形水平断面の第2の係合部が形成されていることを特徴
とする外装カバーを提案する。
成するため、上下方向に立設された第1のカバー部材
と、上下方向に立設された合成樹脂成形品より成る第2
のカバー部材とを有し、該第1のカバー部材と第2のカ
バー部材の上下方向に延びる端縁部を互いに水平方向に
離脱可能に係合して成る外装カバーにおいて、第1のカ
バー部材の端縁部に、第2のカバー部材の端縁部を向
き、かつ上下方向に長く延びる凹溝を備えたほぼコの字
形水平断面の第1の係合部が形成され、第2のカバー部
材の端縁部に、前記第1の係合部の凹溝に互いに水平方
向に離脱可能に係合する上下方向に長く延びたほぼL字
形水平断面の第2の係合部が形成されていることを特徴
とする外装カバーを提案する。
【0015】
【実施例】以下、本考案の実施例を図面に従って説明す
る。
る。
【0016】本実施例における外装カバー1の外観は図
1と変りはなく、よって本例の説明においても図1を参
照することにする。また本例の外装カバー1も、その基
本構成は従来と変りはなく、図2に示すように、上下方
向に立設された横カバー部材5より成る第1のカバー部
材と、上下方向に立設された合成樹脂成形品より成る後
カバー部材4として構成された第2のカバー部材とを有
し、その第1のカバー部材と第2のカバー部材の上下方
向に延びる端縁部7,10が互いに水平方向に離脱可能
に係合している。従来と同一部分についてのこれ以上の
説明は省略する。
1と変りはなく、よって本例の説明においても図1を参
照することにする。また本例の外装カバー1も、その基
本構成は従来と変りはなく、図2に示すように、上下方
向に立設された横カバー部材5より成る第1のカバー部
材と、上下方向に立設された合成樹脂成形品より成る後
カバー部材4として構成された第2のカバー部材とを有
し、その第1のカバー部材と第2のカバー部材の上下方
向に延びる端縁部7,10が互いに水平方向に離脱可能
に係合している。従来と同一部分についてのこれ以上の
説明は省略する。
【0017】従来と異なるところは、各カバー部材4,
5の端縁部の係合構成にある。すなわち、図2に示すよ
うに横カバー部材5より成る第1のカバー部材の端縁部
7には、後カバー部材4より成る第2のカバー部材の端
縁部10を向き、かつ上下方向に長く延びる凹溝を備え
たほぼコの字形水平断面の第1の係合部9が形成され、
後カバー部材4より成る第2のカバー部材の端縁部10
には、上記第1の係合部9の凹溝に互いに水平方向に離
脱可能に係合する上下方向に長く延びたほぼL字形水平
断面の第2の係合部11が形成されている。このように
第1の係合部9と第2の係合部11が互いに係合するこ
とによって、横カバー部材5と後カバー部材4の端縁部
7,10が互いに係合している。
5の端縁部の係合構成にある。すなわち、図2に示すよ
うに横カバー部材5より成る第1のカバー部材の端縁部
7には、後カバー部材4より成る第2のカバー部材の端
縁部10を向き、かつ上下方向に長く延びる凹溝を備え
たほぼコの字形水平断面の第1の係合部9が形成され、
後カバー部材4より成る第2のカバー部材の端縁部10
には、上記第1の係合部9の凹溝に互いに水平方向に離
脱可能に係合する上下方向に長く延びたほぼL字形水平
断面の第2の係合部11が形成されている。このように
第1の係合部9と第2の係合部11が互いに係合するこ
とによって、横カバー部材5と後カバー部材4の端縁部
7,10が互いに係合している。
【0018】今、図2に矢印Pで示したように、上下方
向に立設された両カバー部材4,5の合せ部12に指F
を強く押し付けて水平方向の外力を加えたとすると、横
カバー部材5は矢印c方向に、また後カバー部材4は矢
印d方向に弾性変形する。このとき、上下方向に延びた
第2の係合部11の先端15は、同じく上下方向に延び
た第1の係合部9における凹溝の底面16に圧接し、し
かも両係合部9,11の互いに対向した面17,18が
互いに圧接する。このため、第1の係合部9と第2の係
合部11は、互いに水平方向に離脱可能であり、しかも
両カバー部材4,5が上下方向に立設された部材ではあ
るが、その両係合部9,11が矢印Qで示した方向に互
いに大きく離間することはなく、両端縁部7,10の合
せ部12に大きな隙間ができることを阻止できる。従っ
て指が外装カバー1の内部に入り込むことはなく、高圧
電源13(図1)に指が接触することを阻止でき、安全
性を確保することができる。
向に立設された両カバー部材4,5の合せ部12に指F
を強く押し付けて水平方向の外力を加えたとすると、横
カバー部材5は矢印c方向に、また後カバー部材4は矢
印d方向に弾性変形する。このとき、上下方向に延びた
第2の係合部11の先端15は、同じく上下方向に延び
た第1の係合部9における凹溝の底面16に圧接し、し
かも両係合部9,11の互いに対向した面17,18が
互いに圧接する。このため、第1の係合部9と第2の係
合部11は、互いに水平方向に離脱可能であり、しかも
両カバー部材4,5が上下方向に立設された部材ではあ
るが、その両係合部9,11が矢印Qで示した方向に互
いに大きく離間することはなく、両端縁部7,10の合
せ部12に大きな隙間ができることを阻止できる。従っ
て指が外装カバー1の内部に入り込むことはなく、高圧
電源13(図1)に指が接触することを阻止でき、安全
性を確保することができる。
【0019】また後カバー部材4が合成樹脂の成形品よ
り成るので、これが図2に矢印eで示した方向に反るこ
ともあるが、このときも、図3に鎖線で示すように第2
の係合部11の面19が、第1の係合部9の凹溝の面2
0に当り、その摩擦力によって第2の係合部11が第1
の係合部9の凹溝から離脱することが阻止される。従っ
てこの場合も合せ部に指が入り込むような大きな隙間を
生じることはなく、また外装カバー1の外観低下も阻止
できる。この作用をより確実なものとするため、両係合
部9,11の面19,20の間の隙間Gを、両カバー部
材4,5の組付性が阻害されない範囲内で、できるだけ
狭く設定することが望ましい。
り成るので、これが図2に矢印eで示した方向に反るこ
ともあるが、このときも、図3に鎖線で示すように第2
の係合部11の面19が、第1の係合部9の凹溝の面2
0に当り、その摩擦力によって第2の係合部11が第1
の係合部9の凹溝から離脱することが阻止される。従っ
てこの場合も合せ部に指が入り込むような大きな隙間を
生じることはなく、また外装カバー1の外観低下も阻止
できる。この作用をより確実なものとするため、両係合
部9,11の面19,20の間の隙間Gを、両カバー部
材4,5の組付性が阻害されない範囲内で、できるだけ
狭く設定することが望ましい。
【0020】上述のように、両カバー部材4,5の間に
指が入り込むような隙間ができることを阻止できるが、
その際、従来のように両係合部の重ね合せ量を特別に拡
大したり、カバー部材の板厚を必要以上に厚くしたり、
ビス6(図1)の数を増大させたり、或いは各ビスをカ
バー部材の端縁部の極く近くに配置する必要はない。よ
って外装カバーのコストの低減、その組付工数の減少、
並びに設計自由度の拡大を図ることができる。
指が入り込むような隙間ができることを阻止できるが、
その際、従来のように両係合部の重ね合せ量を特別に拡
大したり、カバー部材の板厚を必要以上に厚くしたり、
ビス6(図1)の数を増大させたり、或いは各ビスをカ
バー部材の端縁部の極く近くに配置する必要はない。よ
って外装カバーのコストの低減、その組付工数の減少、
並びに設計自由度の拡大を図ることができる。
【0021】以上、横カバー部材5を第1のカバー部
材、後カバー部材4を第2のカバー部材として本考案に
係る外装カバーの具体例を示したが、他のカバー部材も
同様にして係合させることができる。また後カバー部材
4を第1のカバー部材、横カバー部材5を第2のカバー
部材として構成できることも明らかであり、さらに本考
案は複写機以外の各種機器の外装カバーにも適用できる
ものである。
材、後カバー部材4を第2のカバー部材として本考案に
係る外装カバーの具体例を示したが、他のカバー部材も
同様にして係合させることができる。また後カバー部材
4を第1のカバー部材、横カバー部材5を第2のカバー
部材として構成できることも明らかであり、さらに本考
案は複写機以外の各種機器の外装カバーにも適用できる
ものである。
【0022】
【考案の効果】本考案によれば、上下方向に立設された
第1のカバー部材と第2のカバー部材の上下方向に延び
る端縁部が互いに水平方向に離脱可能である点を損うこ
となく、その両者の合せ部に対し外から大きな水平方向
の力が加えられ、或いは第2のカバー部材自体に反りが
生じても、第1及び第2のカバー部材間に大きな隙間が
できることを阻止できる。よって、外装カバーの内部
に、接触すると危険な要素があるときも、これに触れる
ことを阻止でき、また外装カバーの外観低下も防止でき
る。しかもこれらの効果を、コストの上昇、組付工数の
増大、設計自由度の低減を伴うことなく達成できる。
第1のカバー部材と第2のカバー部材の上下方向に延び
る端縁部が互いに水平方向に離脱可能である点を損うこ
となく、その両者の合せ部に対し外から大きな水平方向
の力が加えられ、或いは第2のカバー部材自体に反りが
生じても、第1及び第2のカバー部材間に大きな隙間が
できることを阻止できる。よって、外装カバーの内部
に、接触すると危険な要素があるときも、これに触れる
ことを阻止でき、また外装カバーの外観低下も防止でき
る。しかもこれらの効果を、コストの上昇、組付工数の
増大、設計自由度の低減を伴うことなく達成できる。
【図1】複写機の外観を示す斜視図であって、本考案実
施例と従来例の説明に供する図面である。
施例と従来例の説明に供する図面である。
【図2】本考案に係る構成の一例を示す、図1の矢印A
で示した部分の拡大断面斜視図である。
で示した部分の拡大断面斜視図である。
【図3】その水平断面図である。
【図4】従来の構成例を示す、図1の矢印Aで示した部
分の拡大断面斜視図である。
分の拡大断面斜視図である。
1 外装カバー 4 カバー部材 5 カバー部材 7 端縁部 9 第1の係合部 10 端縁部 11 第2の係合部
Claims (1)
- 【請求項1】 上下方向に立設された第1のカバー部材
と、上下方向に立設された合成樹脂成形品より成る第2
のカバー部材とを有し、該第1のカバー部材と第2のカ
バー部材の上下方向に延びる端縁部を互いに水平方向に
離脱可能に係合して成る外装カバーにおいて、第1のカ
バー部材の端縁部に、第2のカバー部材の端縁部を向
き、かつ上下方向に長く延びる凹溝を備えたほぼコの字
形水平断面の第1の係合部が形成され、第2のカバー部
材の端縁部に、前記第1の係合部の凹溝に互いに水平方
向に離脱可能に係合する上下方向に長く延びたほぼL字
形水平断面の第2の係合部が形成されていることを特徴
とする外装カバー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991018700U JP2565363Y2 (ja) | 1991-03-05 | 1991-03-05 | 外装カバー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991018700U JP2565363Y2 (ja) | 1991-03-05 | 1991-03-05 | 外装カバー |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04109764U JPH04109764U (ja) | 1992-09-22 |
JP2565363Y2 true JP2565363Y2 (ja) | 1998-03-18 |
Family
ID=31905157
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1991018700U Expired - Fee Related JP2565363Y2 (ja) | 1991-03-05 | 1991-03-05 | 外装カバー |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2565363Y2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006096011A (ja) * | 2004-09-30 | 2006-04-13 | Seiko Epson Corp | 画像形成装置、及び、画像形成システム |
JP5577639B2 (ja) * | 2009-07-20 | 2014-08-27 | 富士ゼロックス株式会社 | 装置筐体及びこれを用いた画像形成装置 |
JP5171882B2 (ja) * | 2010-05-17 | 2013-03-27 | 株式会社沖データ | 筐体係合構造及び画像形成装置 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58142347A (ja) * | 1982-02-19 | 1983-08-24 | Fuji Xerox Co Ltd | 複写機等の外郭カバ取付け装置 |
JPS63202995A (ja) * | 1987-02-19 | 1988-08-22 | フアナツク株式会社 | 電気機器用筐体 |
-
1991
- 1991-03-05 JP JP1991018700U patent/JP2565363Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04109764U (ja) | 1992-09-22 |
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