JP2565192Y2 - 端子カバーの取付構造 - Google Patents

端子カバーの取付構造

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JP2565192Y2
JP2565192Y2 JP1991022931U JP2293191U JP2565192Y2 JP 2565192 Y2 JP2565192 Y2 JP 2565192Y2 JP 1991022931 U JP1991022931 U JP 1991022931U JP 2293191 U JP2293191 U JP 2293191U JP 2565192 Y2 JP2565192 Y2 JP 2565192Y2
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terminal cover
terminal
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locking piece
cover
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孝吉 飛田
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Omron Corp
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は端子台等の端子カバーの
取付構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】以下に従来の端子カバーの取付構造につ
いて説明する。
【0003】図20及び図21は従来の端子台の端子カ
バーの取付構造を示すものであり、図20において、1
は端子台であって、箱状のケース3の前面には多数の端
子2が配設され、ケース3の両側の側壁3aの一辺には
穴4と突起5が設けられており、突起5は切欠き5aを
形成している。
【0004】端子カバー6は平板状のカバーであって、
両側面にはピン7と突起8が設けられており、さらに突
起8には突起8aが形成されている。また、端子カバー
6の内面には端子配置を表示する銘板9が取付けられて
いる。そしてピン7が側壁3aの穴4に挿入されて端子
カバー6が開閉自在に取付けられ、端子カバー6を閉じ
た状態では突起8aが突起5の切欠き5aに嵌合してい
る。
【0005】この端子台1のケース3の背面3bが図示
しない取付面に取付けられて、端子カバー6を開いて端
子2に配線作業が施工される。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら上記の従
来の構成では、ケース3の背面3bが垂直に取付られて
いる場合には、この端子台1には端子カバー6を開いた
状態で保持する手段が備えられていないために、端子カ
バー6が矢印aのように下がって来て配線作業がやり難
く、また端子カバー6の内面の銘板9が見えないために
作業に支障があるなどの問題点を有していた。
【0007】本考案は上記従来の問題点を解決するもの
で、端子カバーを開いた状態で保持することが出来て、
端子カバーの内面の銘板が見易く作業がやり易い端子カ
バーの取付構造を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本考案の端子カバーの取付構造は、端子台のケースの
両側壁に、ピンを支点として開閉自在に取付けられる端
子カバーの取付構造において、前記端子カバーの両側に
可撓な係止片を設け、前記ケースの両側壁外面にそれぞ
れ突起を形成すると共に、前記端子カバーの半開時に前
記突起を係止する凹部を、前記係止片の内面に形成し、
且つ前記端子カバーの全開時に前記突起に当接して端子
カバーの当該全開時を保持する係止面を前記係止片の端
面に形成した構成を有している。
【0009】
【作用】この構成によって、ケースの両側壁外面の突起
を係止片の内面の凹部がに係止するから、端子カバーを
半開の状態で保持することが出来、さらに、この突起に
係止片の端面の係止面が当接するから、端子カバーを全
開の状態で保持することが出来て、端子カバーの内面の
銘板が見易く作業がやり易い端子カバーの取付構造を得
ることが出来る。
【0010】
【実施例】(実施例1) 以下本考案の第一の実施例について、図面を参照しなが
ら説明する。
【0011】図1乃至図3は本考案の端子カバーの取付
構造を備えた端子台である。図において、30は端子台
であって、箱状のケース31の前面には多数の端子37
が配設され、ケース31の両側の側壁32の外面の一端
には穴34が穿設されており、これに隣接して、後述す
る端子カバーの動きを規制する当り面36が形成されて
いる。また側壁32の中央部には円形の突起33が、他
端には半円柱状の突起35がそれぞれ突設されている。
またケース31の背面は外部物体39への取付面38を
形成している。
【0012】端子カバー50は図4乃至図9に示すよう
に、平板状のカバー本体40の両側に長方形の可撓な係
止片41を備え、この係止片41の内面の一端にはピン
42が突設されている。また、係止片41のピン42に
隣接して半長円形の凹部43と円形の凹部44が設けら
れ、中央部には半円柱状の凹部45が設けられている。
この凹部44と凹部45は前記側壁32の突起33と突
起35とにそれぞれ対応する位置にあり、凹部43は端
子カバー50の90度半開時に突起33に係止される関
係位置にある。また、係止片41の端面は端子カバー5
0の120度全開時に突起33に当接する係止面41b
を形成している。
【0013】さらに、カバー本体40の内面には端子配
置を表示する銘板46が係止手段などによって取付けら
れている。そして、係止片41の内面のピン42が前記
ケース31の側壁32の穴34に挿入されて端子カバー
50が端子台30に開閉自在に取付けられている。
【0014】以上のように構成された端子カバーの取付
構造について、端子台30の取付面38が外部物体39
に垂直に取付けられている場合の動作を図1及び図1
を用いて説明する。端子カバー50が閉じた状態で
は、端子カバー50の係止片41の凹部43は側壁32
のG点にあってどの突起にも係止されていない。そして
係止片41の凹部44は側壁32の突起33に、凹部4
5は側壁32の突起35にそれぞれ係止されていて端子
カバー50は垂直の状態にある。
【0015】次に端子カバー50を開くと可撓な係止片
41が撓んで凹部44が突起33から外れ、凹部45が
突起35から外れると共に、係止片41の凹部43が側
壁32のG点からピン42を支点として鎖線dに沿って
H点に移動し、ここで側壁32の突起33を係止して係
止片41の撓みが元に戻る。この時端子カバー50の先
端も鎖線eに沿って移動し、端子カバー50が水平の状
態(半開示状態)に保たれ、下がることはない。
【0016】さらに端子カバー50を開くと可撓な係止
片41が撓んで凹部43が突起33から外れ、凹部43
が側壁32のH点からピン42を支点として鎖線dに沿
ってJ点に移動し、係止片41の端面41aが側壁32
の当り面36に規制されて動きが止まり、係止片41の
撓みが元に戻る。同時に端子カバー50の先端も鎖線e
に沿って移動し、係止片41の係止面41bが側壁32
の突起33に当接して端子カバー50が全開の状態に保
たれ、下がることはない。
【0017】以上のように本実施例によれば、端子台1
0のケース31の両側の側壁32の外面の中央部に突起
33を、他端に突起35をそれぞれ突設し、カバー本体
40の両側に可撓な係止片41を備え、この係止片41
の内面の一端に凹部43と凹部44を設け、中央部に凹
部45を設けることにより、端子カバー50の半開時に
は係止片41の凹部43が側壁32の突起33係止し
て端子カバー50が水平の状態に保たれ、下がることは
なく、端子カバー50の内面の銘板46が見易く作業が
やり易い端子カバーの取付構造を得ることが出来る。
【0018】さらに端子カバー50の全開時にも、係止
片41の係止面41bが側壁32の突起33に当接して
端子カバー50が全開の状態に保たれ、下がることはな
く、端子カバー50の内面の銘板46が見易く作業がや
り易い端子カバーの取付構造を得ることが出来る。
【0019】
【考案の効果】以上のように本考案は、端子台のケース
の両側壁に、ピンを支点として開閉自在に取付けられる
端子カバーの取付構造において、前記端子カバーの両側
に可撓な係止片を設け、前記ケースの両側壁外面にそれ
ぞれ一対の突起を形成すると共に、前記端子カバーの半
開時に前記両突起のうち一方の突起を係止する凹部を、
前記係止片の内面に形成し、且つ前記端子カバーの全開
時に前記両突起のうち他方の突起に当接して前記端子カ
バーの当該全開時を保持する係止面を前記係止片の端面
に形成したから、端子カバーを半開の状態でも全開の状
態でも保持することが出来て、端子カバーの内面の銘板
が見易く作業がやり易い端子カバーの取付構造を実現出
来るものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案実施例の端子カバーの取付構造を備えた
端子台の正面図である。
【図2】本考案実施例の端子カバーの取付構造を備えた
端子台の底面図である。
【図3】本考案実施例の端子カバーの取付構造を備えた
端子台の側面図である。
【図4】本考案実施例の端子カバーの平面図である。
【図5】本考案実施例の端子カバーの正面図である。
【図6】本考案実施例の端子カバーの底面図である。
【図7】図4のD−D線に沿う断面図である。
【図8】図7のE−E線に沿う断面図である。
【図9】図7のF−F線に沿う断面図である。
【図10】本考案実施例の端子カバーの取付構造の半開
時の作用説明図である。
【図11】本考案実施例の端子カバーの取付構造の全開
時の作用説明図である。
【図12】従来の端子カバーの取付構造の正面図であ
る。
【図13】従来の端子カバーの取付構造の作用説明図で
ある。
【符号の説明】
30 端子台 31 ケース 32 側壁 33 突起 34 穴 35 突起 36 当り面 40 カバー本体 41 係止片 41b 係止面 42 ピン 43 凹部 44 凹部 45 凹部 50 端子カバー

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 端子台(30)のケース(31)の両側
    壁(32)に、ピン(42)を支点として開閉自在に取
    付けられる端子カバー(40)の取付構造において、前
    記端子カバー(40)の両側に可撓な係止片(1)を
    設け、前記ケース(31)の両側壁外面にそれぞれ突起
    33)を形成すると共に、前記子カバー(40)の
    開時に前記突起(3)を係止して前記端子カバーの
    当該半開時を保持する凹部(43)を、前記係止片(4
    1)の内面に形成し、且つ前記端子カバー(40)の全
    開時に前記突起(33)に当接して前記端子カバー(
    )の当該全開時を保持する係止面(41b)を前記係
    止片(41)の端面に形成したことを特徴とする端子カ
    バーの取付構造。
JP1991022931U 1991-03-15 1991-03-15 端子カバーの取付構造 Expired - Lifetime JP2565192Y2 (ja)

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JPH04112464U JPH04112464U (ja) 1992-09-30
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5121351U (ja) * 1974-08-05 1976-02-17
JPS52113408A (en) * 1976-03-19 1977-09-22 Nissan Motor Co Ltd Two-point ignition gas fuel engine
JPS5440492U (ja) * 1977-08-26 1979-03-17
JP3053759U (ja) * 1997-09-11 1998-11-13 株式会社オーティス 軒樋吊具ロック装置

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