JP2565167B2 - 光情報処理装置 - Google Patents
光情報処理装置Info
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- JP2565167B2 JP2565167B2 JP3357308A JP35730891A JP2565167B2 JP 2565167 B2 JP2565167 B2 JP 2565167B2 JP 3357308 A JP3357308 A JP 3357308A JP 35730891 A JP35730891 A JP 35730891A JP 2565167 B2 JP2565167 B2 JP 2565167B2
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Description
【0001】
【目次】以下の順序で本発明を説明する。 産業上の利用分野 従来の技術(図2及び図3) 発明が解決しようとする課題(図2及び図3) 課題を解決するための手段(図1) 作用(図1) 実施例 (1)実施例の構成(図1及び図2) (2)実施例の動作 (3)実施例の効果 (4)他の実施例 発明の効果
【0002】
【産業上の利用分野】本発明は光情報処理装置に関し、
例えばCD−ROM(Compact disk re
ad only memory)再生装置等の光情報処
理装置に適用して好適なものである。
例えばCD−ROM(Compact disk re
ad only memory)再生装置等の光情報処
理装置に適用して好適なものである。
【0003】
【従来の技術】従来、この種の光情報処理装置において
は、図3に示すようなフオーカスサーボ回路1を用い
て、光ヘツドの対物レンズを予めジヤストフオーカスの
位置まで移動させた後(以下フオーカスサーチと呼
ぶ)、フオーカシング制御するようになされている。
は、図3に示すようなフオーカスサーボ回路1を用い
て、光ヘツドの対物レンズを予めジヤストフオーカスの
位置まで移動させた後(以下フオーカスサーチと呼
ぶ)、フオーカシング制御するようになされている。
【0004】すなわち、図3に示すようにフオーカスサ
ーボ回路1においては、放電電流源2に接続された抵抗
3及びコンデンサ4の充放電回路に、スイツチ回路6を
介して充電電流源7が接続されるようになされ、これに
より当該スイツチ回路6のオンオフ動作に応動して三角
波形状に信号レベルが変化するフオーカスサーチ信号S
RS(図2(A))が生成される。かくして、放電電流源
2、抵抗3、コンデンサ4、スイツチ回路6及び充電電
流源7は、全体としてフオーカスサーチ信号SRSを生成
するフオーカスサーチ信号生成手段を構成する。
ーボ回路1においては、放電電流源2に接続された抵抗
3及びコンデンサ4の充放電回路に、スイツチ回路6を
介して充電電流源7が接続されるようになされ、これに
より当該スイツチ回路6のオンオフ動作に応動して三角
波形状に信号レベルが変化するフオーカスサーチ信号S
RS(図2(A))が生成される。かくして、放電電流源
2、抵抗3、コンデンサ4、スイツチ回路6及び充電電
流源7は、全体としてフオーカスサーチ信号SRSを生成
するフオーカスサーチ信号生成手段を構成する。
【0005】バツフア回路構成の演算増幅回路10は、
当該フオーカスサーチ信号SRSを受け、抵抗11及び1
2を介して所定利得の演算増幅回路14に出力する。演
算増幅回路14は、帰還抵抗15を介して出力信号を帰
還するようになされた反転増幅回路構成で、その出力信
号を電力増幅回路18を介してフオーカスアクチユエー
タ19に出力する。従つてフオーカスアクチユエータ1
9に搭載された光ヘツド20の対物レンズ(図示せず)
においては、フオーカスサーチ信号SRSの信号レベルに
応じて光記録媒体までの距離が変位し、これにより電源
投入時等、対物レンズをジヤストフオーカスの位置まで
移動させることができる。
当該フオーカスサーチ信号SRSを受け、抵抗11及び1
2を介して所定利得の演算増幅回路14に出力する。演
算増幅回路14は、帰還抵抗15を介して出力信号を帰
還するようになされた反転増幅回路構成で、その出力信
号を電力増幅回路18を介してフオーカスアクチユエー
タ19に出力する。従つてフオーカスアクチユエータ1
9に搭載された光ヘツド20の対物レンズ(図示せず)
においては、フオーカスサーチ信号SRSの信号レベルに
応じて光記録媒体までの距離が変位し、これにより電源
投入時等、対物レンズをジヤストフオーカスの位置まで
移動させることができる。
【0006】このとき光ヘツド20を介して、フオーカ
スエラー信号SFE(図2(B))と共にジヤストフオー
カスの位置を中心にして信号レベルが立ち上がる再生信
号SRF(図2(C))を得ることができる。
スエラー信号SFE(図2(B))と共にジヤストフオー
カスの位置を中心にして信号レベルが立ち上がる再生信
号SRF(図2(C))を得ることができる。
【0007】再生信号処理回路21は、演算処理回路で
構成され、フオーカスエラー信号SFEを抵抗23を介し
て演算増幅回路14に出力すると共に、再生信号SRFが
所定の信号レベルに立ち上がつた後、フオーカスエラー
信号SFEの信号レベルが0レベルに立ち下がる時点t1
で切換信号SC1を出力し、これにより演算増幅回路14
の入力信号をフオーカスサーチ信号SRSからフオーカス
エラー信号SFEに切り換える。すなわち、抵抗11及び
12の接続中点には、スイツチ回路24が設けられ、切
換信号SC1が立ち上がると演算増幅回路10の出力信号
を抵抗11を介して接地するようになされている。
構成され、フオーカスエラー信号SFEを抵抗23を介し
て演算増幅回路14に出力すると共に、再生信号SRFが
所定の信号レベルに立ち上がつた後、フオーカスエラー
信号SFEの信号レベルが0レベルに立ち下がる時点t1
で切換信号SC1を出力し、これにより演算増幅回路14
の入力信号をフオーカスサーチ信号SRSからフオーカス
エラー信号SFEに切り換える。すなわち、抵抗11及び
12の接続中点には、スイツチ回路24が設けられ、切
換信号SC1が立ち上がると演算増幅回路10の出力信号
を抵抗11を介して接地するようになされている。
【0008】これに対して再生信号処理回路21の出力
端には、スイツチ回路25が設けられ、切換信号SC1が
立ち上がると、当該再生信号処理回路21の出力信号を
演算増幅回路14に出力するようになされている。
端には、スイツチ回路25が設けられ、切換信号SC1が
立ち上がると、当該再生信号処理回路21の出力信号を
演算増幅回路14に出力するようになされている。
【0009】かくしてフオーカスサーチ信号SRSの信号
レベルに応じてジヤストフオーカスの位置まで対物レン
ズが移動した後、フオーカスエラー信号SFEに基づいて
フオーカスアクチユエータ19を介して対物レンズの位
置が制御されることにより(以下フオーカスサーボ動作
と呼ぶ)、フオーカスサーボループが形成され、これに
より光ヘツド20が、フオーカスエラー信号SFEの信号
レベルが0レベルになるようにフオーカシング制御され
る。
レベルに応じてジヤストフオーカスの位置まで対物レン
ズが移動した後、フオーカスエラー信号SFEに基づいて
フオーカスアクチユエータ19を介して対物レンズの位
置が制御されることにより(以下フオーカスサーボ動作
と呼ぶ)、フオーカスサーボループが形成され、これに
より光ヘツド20が、フオーカスエラー信号SFEの信号
レベルが0レベルになるようにフオーカシング制御され
る。
【0010】かくして、光ヘツド20及び再生信号処理
回路21が、光ヘツド20のフオーカスエラー信号SFE
を検出するフオーカスエラー信号検出手段を構成するの
に対し、演算増幅回路10及び14、抵抗11、12、
15及び23、電力増幅回路18、フオーカスアクチユ
エータ19、再生信号処理回路21、スイツチ回路24
及び25は、光記録媒体に対する対物レンズの位置を、
フオーカスサーチ信号SRSに基づいて制御した後、フオ
ーカスエラー信号SFEに基づいて制御する光ヘツド制御
手段を構成する。
回路21が、光ヘツド20のフオーカスエラー信号SFE
を検出するフオーカスエラー信号検出手段を構成するの
に対し、演算増幅回路10及び14、抵抗11、12、
15及び23、電力増幅回路18、フオーカスアクチユ
エータ19、再生信号処理回路21、スイツチ回路24
及び25は、光記録媒体に対する対物レンズの位置を、
フオーカスサーチ信号SRSに基づいて制御した後、フオ
ーカスエラー信号SFEに基づいて制御する光ヘツド制御
手段を構成する。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】ところが、この種の光
情報処理装置においては、光記録媒体の保持の向きによ
つて、光記録媒体の記録面が水平になるように保持され
た構成のもの(以下据置き型と呼ぶ)と、光記録媒体の
記録面が垂直になるように保持された構成のもの(以下
垂直型と呼ぶ)とがある。
情報処理装置においては、光記録媒体の保持の向きによ
つて、光記録媒体の記録面が水平になるように保持され
た構成のもの(以下据置き型と呼ぶ)と、光記録媒体の
記録面が垂直になるように保持された構成のもの(以下
垂直型と呼ぶ)とがある。
【0012】この場合、据置き型の光情報処理装置を垂
直に立てて垂直型として用いたり、逆に垂直型の光情報
処理装置を横向きに寝かせて据置き型として用いること
ができれば、光情報処理装置の使い勝手を一段と向上さ
せることができる。
直に立てて垂直型として用いたり、逆に垂直型の光情報
処理装置を横向きに寝かせて据置き型として用いること
ができれば、光情報処理装置の使い勝手を一段と向上さ
せることができる。
【0013】ところが、この種の光情報処理装置におい
ては、据置き型の光情報処理装置を垂直に立てて用いた
りすることが困難な問題があつた。すなわち、据置き型
の光情報処理装置においては、記録面が水平に保持され
た光記録媒体に対して、対物レンズを搭載したフオーカ
スアクチユエータ19が上下方向にフオーカシング制御
される。従つて据置き型のフオーカスサーボ回路におい
ては、対物レンズの重量が加つた状態でも、ジヤストフ
オーカスの状態が得られるように、フオーカスエラー信
号SFEに所定の直流バイアス電圧が重畳されてフオーカ
スアクチユエータ19が駆動制御されるようになされて
いる。
ては、据置き型の光情報処理装置を垂直に立てて用いた
りすることが困難な問題があつた。すなわち、据置き型
の光情報処理装置においては、記録面が水平に保持され
た光記録媒体に対して、対物レンズを搭載したフオーカ
スアクチユエータ19が上下方向にフオーカシング制御
される。従つて据置き型のフオーカスサーボ回路におい
ては、対物レンズの重量が加つた状態でも、ジヤストフ
オーカスの状態が得られるように、フオーカスエラー信
号SFEに所定の直流バイアス電圧が重畳されてフオーカ
スアクチユエータ19が駆動制御されるようになされて
いる。
【0014】これに対し、垂直型のフオーカスサーボ回
路においては、フオーカスアクチユエータ19が水平方
向に駆動制御されることから、当該重量を考慮する必要
がなく、フオーカスエラー信号SFEだけでフオーカスア
クチユエータ19が駆動制御されるようになされてい
る。従つて、据置き型の光情報処理装置を垂直に立てて
用いる場合においては、当該直流バイアスの分だけ記録
面に対物レンズが接近した位置を中心にして、フオーカ
スサーボ動作が行われるようになり、その結果ジヤスト
フオーカスの状態が得られなくなり、甚だしい場合は対
物レンズが記録面に衝突する恐れがあつた。
路においては、フオーカスアクチユエータ19が水平方
向に駆動制御されることから、当該重量を考慮する必要
がなく、フオーカスエラー信号SFEだけでフオーカスア
クチユエータ19が駆動制御されるようになされてい
る。従つて、据置き型の光情報処理装置を垂直に立てて
用いる場合においては、当該直流バイアスの分だけ記録
面に対物レンズが接近した位置を中心にして、フオーカ
スサーボ動作が行われるようになり、その結果ジヤスト
フオーカスの状態が得られなくなり、甚だしい場合は対
物レンズが記録面に衝突する恐れがあつた。
【0015】逆に垂直型の光情報処理装置を横向きに寝
かせて用いる場合においては、当該直流バイアスの分だ
け対物レンズが記録面から離れた位置を中心にして、フ
オーカスサーボ動作が行われ、ジヤストフオーカスの状
態が得られない問題があつた。
かせて用いる場合においては、当該直流バイアスの分だ
け対物レンズが記録面から離れた位置を中心にして、フ
オーカスサーボ動作が行われ、ジヤストフオーカスの状
態が得られない問題があつた。
【0016】この問題を解決するための1つの方法とし
て、光情報処理装置を垂直型で使用する場合及び据置き
型で使用する場合とで、フオーカスエラー信号SFEに重
畳する直流バイアス電圧の値を切り換える方法が考えら
れる。ところが、この方法においては、光情報処理装置
を垂直型で使用する場合及び据置き型で使用する場合と
でその都度、直流バイアス電圧の値を切り換えなければ
ならず、取り扱いが煩雑になる問題がある。
て、光情報処理装置を垂直型で使用する場合及び据置き
型で使用する場合とで、フオーカスエラー信号SFEに重
畳する直流バイアス電圧の値を切り換える方法が考えら
れる。ところが、この方法においては、光情報処理装置
を垂直型で使用する場合及び据置き型で使用する場合と
でその都度、直流バイアス電圧の値を切り換えなければ
ならず、取り扱いが煩雑になる問題がある。
【0017】これに対して図3に破線で示すように、演
算増幅回路14の帰還抵抗15と直列に、抵抗30及び
コンデンサ31の並列回路を挿入する方法が考えられ
る。このようにすれば、フオーカスサーボ動作の際に、
ループ利得を低い周波数側で高くすることができ、フオ
ーカスアクチユエータ19に対物レンズの重量が加わつ
た状態と加わつていない状態との間で、当該直流バイア
ス電圧の分のフオーカスエラーを補正することができ
る。従つて、直流バイアス電圧の値を切り換えなくて
も、当該フオーカスサーボ回路の発振等の異常を未然に
防止して、光情報処理装置を垂直型及び据置き型とで共
用することができると考えられる。
算増幅回路14の帰還抵抗15と直列に、抵抗30及び
コンデンサ31の並列回路を挿入する方法が考えられ
る。このようにすれば、フオーカスサーボ動作の際に、
ループ利得を低い周波数側で高くすることができ、フオ
ーカスアクチユエータ19に対物レンズの重量が加わつ
た状態と加わつていない状態との間で、当該直流バイア
ス電圧の分のフオーカスエラーを補正することができ
る。従つて、直流バイアス電圧の値を切り換えなくて
も、当該フオーカスサーボ回路の発振等の異常を未然に
防止して、光情報処理装置を垂直型及び据置き型とで共
用することができると考えられる。
【0018】ところがこの方法によると、フオーカスサ
ーチ時、演算増幅回路14の利得が高くなり過ぎてフオ
ーカスアクチユエータ19が高速度で移動したり、電力
増幅回路18が飽和する恐れがある。このため対物レン
ズを安定に移動させることが困難になり、フオーカスサ
ーチ時にジヤストフオーカスの状態を得ることが困難な
問題がある。
ーチ時、演算増幅回路14の利得が高くなり過ぎてフオ
ーカスアクチユエータ19が高速度で移動したり、電力
増幅回路18が飽和する恐れがある。このため対物レン
ズを安定に移動させることが困難になり、フオーカスサ
ーチ時にジヤストフオーカスの状態を得ることが困難な
問題がある。
【0019】この問題を解決するためには、コンデンサ
4、抵抗3等についての回路定数の変更、切換信号 S
C1のタイミングの変更等当該フオーカスサーボ回路の構
成を大幅に変更しなければならず、実際上全体が集積回
路化されたフオーカスサーボ回路においては、適用し得
ない問題があつた。
4、抵抗3等についての回路定数の変更、切換信号 S
C1のタイミングの変更等当該フオーカスサーボ回路の構
成を大幅に変更しなければならず、実際上全体が集積回
路化されたフオーカスサーボ回路においては、適用し得
ない問題があつた。
【0020】本発明は以上の点を考慮してなされたもの
で、全体として簡易な構成で垂直型及び据置き型とで共
用することができる光情報処理装置のフオーカスサーボ
回路を提案しようとするものである。
で、全体として簡易な構成で垂直型及び据置き型とで共
用することができる光情報処理装置のフオーカスサーボ
回路を提案しようとするものである。
【0021】
【課題を解決するための手段】かかる問題点を解決する
ため本発明においては、フオーカスサーチ時、光記録媒
体に対して対物レンズ(20)をジヤストフオーカスの
位置まで移動させるフオーカスサーチ信号生成手段
(2)、(3)、(4)、(6)、(7)と、フオーカ
スエラー信号(SFE)を検出するフオーカスエラー信
号検出手段(20)、(21)と、フオーカスサーチ中
に発生する再生信号(SRF)が所定信号レベルに立ち
上がることを検出して検出信号(SFOK)を出力する
再生信号処理手段(21)と、フオーカスエラー信号
(SFE)が供給される演算増幅手段(14)と、演算
増幅手段(14)の低域利得を切り換える利得切換手段
(21)、(30)、(31)、(41)〜(46)
と、検出信号に基づいてフオーカスサーボを閉じる際に
ループ利得を低域側で高く切り換えるように利得切換手
段(21)、(30)、(31)、(41)〜(46)
を制御する制御手段(10)、(11)、(12)、
(14)、(15)、(18)、(19)、(21)、
(23)、(24)、(25)とを備えるようにする。
ため本発明においては、フオーカスサーチ時、光記録媒
体に対して対物レンズ(20)をジヤストフオーカスの
位置まで移動させるフオーカスサーチ信号生成手段
(2)、(3)、(4)、(6)、(7)と、フオーカ
スエラー信号(SFE)を検出するフオーカスエラー信
号検出手段(20)、(21)と、フオーカスサーチ中
に発生する再生信号(SRF)が所定信号レベルに立ち
上がることを検出して検出信号(SFOK)を出力する
再生信号処理手段(21)と、フオーカスエラー信号
(SFE)が供給される演算増幅手段(14)と、演算
増幅手段(14)の低域利得を切り換える利得切換手段
(21)、(30)、(31)、(41)〜(46)
と、検出信号に基づいてフオーカスサーボを閉じる際に
ループ利得を低域側で高く切り換えるように利得切換手
段(21)、(30)、(31)、(41)〜(46)
を制御する制御手段(10)、(11)、(12)、
(14)、(15)、(18)、(19)、(21)、
(23)、(24)、(25)とを備えるようにする。
【0022】
【作用】フオーカスエラー信号SFEに基づいて対物レン
ズを制御するフオーカスサーボ時に、光ヘツド制御手段
10、11、12、14、15、18、19、21、2
3、24、25の低域側の利得を高く切り換えるように
すれば、対物レンズを安定に移動させてジヤストフオー
カスの状態を得ることができると共に直流バイアス電圧
の値を切り換えなくても、当該直流バイアス電圧の分の
フオーカスエラーを補正することができる。
ズを制御するフオーカスサーボ時に、光ヘツド制御手段
10、11、12、14、15、18、19、21、2
3、24、25の低域側の利得を高く切り換えるように
すれば、対物レンズを安定に移動させてジヤストフオー
カスの状態を得ることができると共に直流バイアス電圧
の値を切り換えなくても、当該直流バイアス電圧の分の
フオーカスエラーを補正することができる。
【0023】
【実施例】以下図面について、本発明の一実施例を詳述
する。
する。
【0024】(1)実施例の構成 図3との対応部分に同一符号を付して示す図1におい
て、40は全体としてフオーカスサーボ回路を示し、コ
ンデンサ30及び抵抗31の並列回路の両端に、スイツ
チ回路を構成するトランジスタ41を接続する。トラン
ジスタ41は、コンデンサ44及びベース抵抗43で構
成される遅延回路を介してトランジスタ42のエミツタ
出力を受けるようになされている。
て、40は全体としてフオーカスサーボ回路を示し、コ
ンデンサ30及び抵抗31の並列回路の両端に、スイツ
チ回路を構成するトランジスタ41を接続する。トラン
ジスタ41は、コンデンサ44及びベース抵抗43で構
成される遅延回路を介してトランジスタ42のエミツタ
出力を受けるようになされている。
【0025】図2に示すようにトランジスタ42は、再
生信号SRFが所定の信号レベルに立ち上がる時点t2 で
論理「H」レベルに立ち上がる検出信号SFOK (図2
(D))を、再生信号処理回路21からプルアツプ抵抗
45及びベース抵抗46を介して受ける。
生信号SRFが所定の信号レベルに立ち上がる時点t2 で
論理「H」レベルに立ち上がる検出信号SFOK (図2
(D))を、再生信号処理回路21からプルアツプ抵抗
45及びベース抵抗46を介して受ける。
【0026】従つてトランジスタ41においては、フオ
ーカスサーチ時に検出信号SFOK の論理レベルが論理
「L」レベルでなることから、オン状態に制御され、こ
れにより演算増幅回路14の利得G(図2(E))が帰
還抵抗15で決まる低い利得G 1 に制御される。
ーカスサーチ時に検出信号SFOK の論理レベルが論理
「L」レベルでなることから、オン状態に制御され、こ
れにより演算増幅回路14の利得G(図2(E))が帰
還抵抗15で決まる低い利得G 1 に制御される。
【0027】これに対して、対物レンズがジヤストフオ
ーカスの位置に近づくと、検出信号SFOK の論理レベル
が論理「H」レベルに立ち上がることにより、トランジ
スタ42がオフ状態に切り換わり、遅延回路(コンデン
サ44及びベース抵抗43)の分、期間Tだけ遅れてト
ランジスタ41がオフ状態に切り換わる。その結果、演
算増幅回路14の利得Gは、フオーカスエラー信号SFE
が0レベルに立ち下がる時点t1 の近傍で、帰還抵抗1
5に加えてコンデンサ30及び抵抗31が帰還回路に挿
入された分、低域利得が上昇した利得G2 に切り換わ
る。
ーカスの位置に近づくと、検出信号SFOK の論理レベル
が論理「H」レベルに立ち上がることにより、トランジ
スタ42がオフ状態に切り換わり、遅延回路(コンデン
サ44及びベース抵抗43)の分、期間Tだけ遅れてト
ランジスタ41がオフ状態に切り換わる。その結果、演
算増幅回路14の利得Gは、フオーカスエラー信号SFE
が0レベルに立ち下がる時点t1 の近傍で、帰還抵抗1
5に加えてコンデンサ30及び抵抗31が帰還回路に挿
入された分、低域利得が上昇した利得G2 に切り換わ
る。
【0028】かくして、再生信号処理回路21、抵抗3
0、43、45及び46、コンデンサ31及び44、ト
ランジスタ41及び42は、全体としてフオーカスエラ
ー信号SFEに基づいて対物レンズの位置を制御する際
に、光ヘツド制御手段の低域側の利得を高く切り換える
利得切換手段を構成する。従つて、フオーカスサーボ動
作時に、ループ利得を低域側で高くすることができ、そ
の分、据置き型及び垂直型とで直流バイアスを切り換え
なくても、ジヤストフオーカスの状態を得ることができ
る。
0、43、45及び46、コンデンサ31及び44、ト
ランジスタ41及び42は、全体としてフオーカスエラ
ー信号SFEに基づいて対物レンズの位置を制御する際
に、光ヘツド制御手段の低域側の利得を高く切り換える
利得切換手段を構成する。従つて、フオーカスサーボ動
作時に、ループ利得を低域側で高くすることができ、そ
の分、据置き型及び垂直型とで直流バイアスを切り換え
なくても、ジヤストフオーカスの状態を得ることができ
る。
【0029】これに対してフオーカスサーチ時において
は、演算増幅回路14の利得Gが低い利得G1 に保持さ
れることから、従来の同様に対物レンズを安定に移動さ
せることができ、これによりジヤストフオーカスの状態
を得ることができる。かくして、抵抗30、コンデンサ
31およびスイツチ回路を付加するだけの簡易な構成
で、光情報処理装置を垂直型及び据置き型とで共用する
ことができる。
は、演算増幅回路14の利得Gが低い利得G1 に保持さ
れることから、従来の同様に対物レンズを安定に移動さ
せることができ、これによりジヤストフオーカスの状態
を得ることができる。かくして、抵抗30、コンデンサ
31およびスイツチ回路を付加するだけの簡易な構成
で、光情報処理装置を垂直型及び据置き型とで共用する
ことができる。
【0030】(2)実施例の動作 以上の構成において、フオーカスサーチ時に、フオーカ
スサーチ信号生成回路(2、3、4、6、7)から出力
されるフオーカスサーチ信号SRS(図2(A))が、演
算増幅回路10及び14、電力増幅回路18を介してフ
オーカスアクチユエータ19に出力される。その結果、
対物レンズが光記録媒体に対して変位し、対物レンズを
ジヤストフオーカスの位置まで移動させることができ
る。
スサーチ信号生成回路(2、3、4、6、7)から出力
されるフオーカスサーチ信号SRS(図2(A))が、演
算増幅回路10及び14、電力増幅回路18を介してフ
オーカスアクチユエータ19に出力される。その結果、
対物レンズが光記録媒体に対して変位し、対物レンズを
ジヤストフオーカスの位置まで移動させることができ
る。
【0031】これに対して、対物レンズがジヤストフオ
ーカスの位置に近づいて再生信号SRF(図2(C))が
所定レベルに立ち上がると、検出信号SFOK (図2
(D))の論理レベルが論理「H」レベルに立ち上がる
ことにより、演算増幅回路14の利得Gが、低域利得が
上昇した利得G2に切り換わる(図2(E))。同時
に、スイツチ回路24及び25が切り換わり、フオーカ
スアクチユエータ19がフオーカスエラー信号SFE(図
2(B))に基づいて駆動制御される。従つて、フオー
カスサーボ動作の際には、ループ利得を低域側で高くし
た状態で、フオーカスアクチユエータ19が駆動制御さ
れ、垂直型又は据置き型として用いた場合に安定してジ
ヤストフオーカスの状態に制御することができる。
ーカスの位置に近づいて再生信号SRF(図2(C))が
所定レベルに立ち上がると、検出信号SFOK (図2
(D))の論理レベルが論理「H」レベルに立ち上がる
ことにより、演算増幅回路14の利得Gが、低域利得が
上昇した利得G2に切り換わる(図2(E))。同時
に、スイツチ回路24及び25が切り換わり、フオーカ
スアクチユエータ19がフオーカスエラー信号SFE(図
2(B))に基づいて駆動制御される。従つて、フオー
カスサーボ動作の際には、ループ利得を低域側で高くし
た状態で、フオーカスアクチユエータ19が駆動制御さ
れ、垂直型又は据置き型として用いた場合に安定してジ
ヤストフオーカスの状態に制御することができる。
【0032】これに対してフオーカスサーチ時において
は、演算増幅回路14の利得Gが低い利得G1 に保持さ
れることから、従来の同様に対物レンズを安定に移動さ
せることができ、これによりジヤストフオーカスの状態
を得ることができる。
は、演算増幅回路14の利得Gが低い利得G1 に保持さ
れることから、従来の同様に対物レンズを安定に移動さ
せることができ、これによりジヤストフオーカスの状態
を得ることができる。
【0033】(3)実施例の効果 以上の構成によれば、フオーカスサーボ時にループ利得
を低域側で高く切り換えることにより、対物レンズを安
定に移動させてジヤストフオーカスの状態を得ることが
できると共に直流バイアス電圧の値を切り換えなくて
も、当該直流バイアス電圧の分のフオーカスエラーを補
正することができる。かくして、全体として簡易な構成
で垂直型及び据置き型とで共用することができるフオー
カスサーボ回路を有する光情報処理装置を得ることがで
きる。
を低域側で高く切り換えることにより、対物レンズを安
定に移動させてジヤストフオーカスの状態を得ることが
できると共に直流バイアス電圧の値を切り換えなくて
も、当該直流バイアス電圧の分のフオーカスエラーを補
正することができる。かくして、全体として簡易な構成
で垂直型及び据置き型とで共用することができるフオー
カスサーボ回路を有する光情報処理装置を得ることがで
きる。
【0034】(4)他の実施例 なお上述の実施例においては、コンデンサ44を用いて
検出信号SFOK に対して所定期間Tだけ遅れてトランジ
スタ41がオフ状態に切り換わるようにした場合につい
て述べたが、実用上十分な範囲で、コンデンサ44を省
略するようにしてもよい。
検出信号SFOK に対して所定期間Tだけ遅れてトランジ
スタ41がオフ状態に切り換わるようにした場合につい
て述べたが、実用上十分な範囲で、コンデンサ44を省
略するようにしてもよい。
【0035】さらに上述の実施例においては、トランジ
スタ回路でフオーカスサーチ信号生成回路を構成した場
合ついて述べたが、フオーカスサーチ信号生成回路の構
成はこれに限らず、広く適用することができる。
スタ回路でフオーカスサーチ信号生成回路を構成した場
合ついて述べたが、フオーカスサーチ信号生成回路の構
成はこれに限らず、広く適用することができる。
【0036】さらに上述の実施例においては、トランジ
スタを用いて演算増幅回路14の利得Gを切り換えた場
合について述べたが、本発明はこれに限らず、機械的な
接点を備えたスイツチ回路を用いる場合、演算処理回路
を用いて切り換える場合等広く適用することができる。
スタを用いて演算増幅回路14の利得Gを切り換えた場
合について述べたが、本発明はこれに限らず、機械的な
接点を備えたスイツチ回路を用いる場合、演算処理回路
を用いて切り換える場合等広く適用することができる。
【0037】さらに上述の実施例においては、CD−R
OMでなる光記録媒体の光情報処理装置に本発明を適用
した場合について述べたが、本発明はこれに限らず、C
Dプレーヤ、光磁気記録再生装置等の光情報処理装置に
広く適用することができる。
OMでなる光記録媒体の光情報処理装置に本発明を適用
した場合について述べたが、本発明はこれに限らず、C
Dプレーヤ、光磁気記録再生装置等の光情報処理装置に
広く適用することができる。
【0038】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、フオーカ
スサーボ時に低域側のループ利得を高く切り換えること
により、対物レンズを安定に移動させてジヤストフオー
カスの状態を得ることができると共に直流バイアス電圧
の値を切り換えなくても、当該直流バイアス電圧の分の
フオーカスエラーを補正することができる。かくして、
全体として簡易な構成で、垂直型及び据置き型とで共用
することができるフオーカスサーボ回路を有する光情報
処理装置を得ることができる。
スサーボ時に低域側のループ利得を高く切り換えること
により、対物レンズを安定に移動させてジヤストフオー
カスの状態を得ることができると共に直流バイアス電圧
の値を切り換えなくても、当該直流バイアス電圧の分の
フオーカスエラーを補正することができる。かくして、
全体として簡易な構成で、垂直型及び据置き型とで共用
することができるフオーカスサーボ回路を有する光情報
処理装置を得ることができる。
【図1】本発明によるフオーカスサーボ回路の一実施例
を示すブロツク図である。
を示すブロツク図である。
【図2】その動作の説明に供する信号波形図である。
【図3】従来のフオーカスサーボ回路を示すブロツク図
である。
である。
1、40……フオーカスサーボ回路、10、14……演
算増幅回路、18……電力増幅回路、19……フオーカ
スアクチユエータ、20……光ヘツド、21……再生信
号処理回路。
算増幅回路、18……電力増幅回路、19……フオーカ
スアクチユエータ、20……光ヘツド、21……再生信
号処理回路。
Claims (1)
- 【請求項1】フオーカスサーチ時、光記録媒体に対して
対物レンズをジヤストフオーカスの位置まで移動させる
フオーカスサーチ信号生成手段と、 フオーカスエラー信号を検出するフオーカスエラー信号
検出手段と、 上記フオーカスサーチ中に発生する再生信号が所定信号
レベルに立ち上がることを検出して検出信号を出力する
再生信号処理手段と、 上記フオーカスエラー信号が供給される演算増幅手段
と、 上記演算増幅手段の低域利得を切り換える利得切換手段
と、 上記検出信号に基づいてフオーカスサーボを閉じる際に
ループ利得を低域側で高く切り換えるように上記利得切
換手段を制御する制御手段と を具えることを特徴とする
光情報処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3357308A JP2565167B2 (ja) | 1991-12-24 | 1991-12-24 | 光情報処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3357308A JP2565167B2 (ja) | 1991-12-24 | 1991-12-24 | 光情報処理装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0547005A JPH0547005A (ja) | 1993-02-26 |
JP2565167B2 true JP2565167B2 (ja) | 1996-12-18 |
Family
ID=18453461
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3357308A Expired - Lifetime JP2565167B2 (ja) | 1991-12-24 | 1991-12-24 | 光情報処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2565167B2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5694528A (en) * | 1979-12-28 | 1981-07-31 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Drawing-in method of focus servo |
-
1991
- 1991-12-24 JP JP3357308A patent/JP2565167B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0547005A (ja) | 1993-02-26 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term | ||
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