JP3496716B2 - ディスク読取装置 - Google Patents
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Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、CD−ROMドラ
イブやDVD再生装置、などのように、ディスクのトラ
ックに沿って記録された信号をピックアップを用いて検
出するディスク読取装置に係り、より詳細には、ヒステ
リシス幅をもってトラッキングエラー信号を2値化する
2値化手段のヒステリシス幅を、トラッキング時とトラ
ックジャンプ時とで変化させるディスク読取装置に関す
るものである。 【0002】 【従来の技術】CD−ROMドライブやDVD再生装置
などにおいては、再生しようとするデータが、ピックア
ップが追従中のトラックとは異なるトラックに記録され
ている場合、トラックジャンプを行うようになってい
る。一方、トラックジャンプを行うときには、ジャンプ
したトラック数を計数する必要がある。このため、トラ
ッキングエラー信号を所定のヒステリシス幅でもって2
値化する2値化手段を設けている。そして、2値化手段
の出力であるトラックカウント信号に現れるパルスを計
数することによって、ジャンプしたトラック数を計数し
ている。 【0003】また、上記した2値化手段は、トラッキン
グ中にも、同一のヒステリシス幅でもって2値化を行う
ようになっており、生成されたトラックカウント信号
は、トラッキングサーボに乱れが生じたかどうかの判定
にも使用されている。すなわち、ディスクの記録面に傷
があった場合には、ピックアップをトラックに追従させ
続けることが不能となり、ピックアップの検出位置がト
ラックから外れる事態が生じる。また、トラッキング中
に、外部から、衝撃が装置に印加された場合、その衝撃
によって、ピックアップはトラックを追従できなくな
る。そして、このような事態が生じたときには、トラッ
キングエラー信号に大きなレベル変化が生じ、トラック
カウント信号にレベル反転を生じさせる。このため、C
D−ROMドライブでは、データの読み取り中に、トラ
ックカウント信号にレベル反転が生じた場合、再度、同
一トラックのデータの読み取りを行うようにしている。
また、画像用DVDの再生装置などでは、データの再生
を中止するようにしている(第1の従来技術とする)。 【0004】また、特開平4−95227号として提案
された従来技術では、トラッキングエラー信号の増幅回
路の利得を制御することによって、増幅回路の出力レベ
ルを一定にするレベル設定回路を設けた構成が開示され
ている。従って、この技術を用いる場合では、トラッキ
ングエラー信号のレベルが異なる2つの領域(プリフォ
ーマット領域とメモリ領域)を備えた光ディスクを再生
するときにも、2つの領域の双方において、レベルが一
定のトラッキングエラー信号が得られる。このため、プ
リフォーマット領域とメモリ領域との双方において、精
度よくトラッキングを行うことができる。また、プリフ
ォーマット領域とメモリ領域との双方に渡るトラックジ
ャンプを行うときにも、ピックアップをトラックジャン
プさせる駆動回路には、レベルが一定となるように制御
されたトラッキングエラー信号が与えられることになる
(第2の従来技術とする)。 【0005】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら第1の従
来技術を用いた場合には、以下に示す問題を生じてい
た。すなわち、ディスクの成形時のばらつき等が原因と
なって、あるディスクにおいてはトラッキングエラー信
号のレベルが大きく、また、別のディスクにおいてはト
ラッキングエラー信号のレベルが小さいという事態が生
じる。このため、トラッキングエラー信号のレベルが小
さいディスクにおいてトラックジャンプを行う場合、ピ
ックアップがトラックを横切るときにも、トラッキング
エラー信号のレベルがヒステリシス幅を超えない事態が
生じることがある。そして、このような事態が生じたと
きには、ジャンプしたトラック数が少なく計数されるこ
とになり、実際にジャンプしたトラック数が、目標とす
るトラック数より多くなるという事態を招く。 【0006】一方、2値化を行うときのヒステリシス幅
を狭くすれば、トラッキングエラー信号のレベルが小さ
くなるディスクにおいても、ピックアップがトラックを
横切るときには、トラックカウント信号が正しく生成さ
れる。しかし、2値化におけるヒステリシス幅を狭くす
る場合には、以下に示す問題が生じる。 【0007】すなわち、装置に印加される外乱の程度が
小さい場合や、記録面の傷が微小な場合、ピックアップ
は、トラック外れを起こすことなく、トラックを追従す
ることができる。しかし、このときには、トラッキング
エラー信号に小レベルのレベル変化が生じる。一方、2
値化手段は、トラッキング中にも、トラックジャンプ時
と同一のヒステリシス幅でもって2値化を行う。従っ
て、ヒステリシス幅を狭くした場合、2値化手段は、上
記した小さなレベル変化に対しても、トラックカウント
信号のレベルを反転させる。その結果、CD−ROMド
ライブの場合には、外乱の程度が、ピックアップがトラ
ックの追従を続けることが可能な程度であるときにも、
トラッキングサーボに乱れが生じたとして、同一トラッ
クのデータの読み取りが再び行われる。このため、デー
タの読み取り時間が長くなるという事態を招く。また、
画像用DVDの再生装置などにおいては、少しの外乱が
生じたときにも、再生が中止されるという事態を招く。 【0008】また、第2の従来技術においては、トラッ
キングエラー信号を増幅する増幅回路の利得を制御する
ことによって、増幅回路の出力レベルを一定にする構成
が開示されているが、トラックカウント信号については
全く記載されていない。このため、トラックカウント信
号に基づいて制御を行う装置の場合には、適用すること
が困難な技術となっている。 【0009】本発明は上記課題を解決するため創案され
たものであって、その目的は、トラッキングエラー信号
に基づいてピックアップをトラックに追従させるとき
と、トラックジャンプを行うときとで、トラックカウン
ト信号を生成するための2値化におけるヒステリシス幅
を異なる幅とすることにより、トラッキングサーボの乱
れの検出誤りを招くことなく、トラッキングエラー信号
のレベルが小さくなるディスクにおいても、ジャンプし
たトラック数の計数誤りの発生を防止することのできる
ディスク読取装置を提供することにある。 【0010】 【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
本発明に係るディスク読取装置は、ディスクのトラック
に沿って記録されたデータを光を用いて検出するピック
アップと、ピックアップの出力に基づいて生成されたト
ラッキングエラー信号を、ヒステリシス幅をもって2値
化することにより得られたトラックカウント信号を送出
する2値化手段と、トラッキングエラー信号に基づいて
ピックアップを前記トラックに追従させるサーボ手段
と、トラックカウント信号に基づいてジャンプしたトラ
ック数を計数することにより、ピックアップを目的トラ
ックにトラックジャンプさせるジャンプ手段と、サーボ
手段がピックアップを前記トラックに追従させていると
き、トラックカウント信号にレベル反転が生じた場合に
は、トラッキングの異常を示す異常信号を送出する異常
検出手段とを備えたディスク読取装置に適用し、2値化
手段は、マイナス端子に比較の基準電圧が導かれた比較
器と、一方の端子にはトラッキングエラー信号が導か
れ、他方の端子が前記比較器のプラス入力に接続された
第1の抵抗と、前記比較器のプラス入力と前記比較器の
出力端子との間に接続された第2の抵抗と、第2の抵抗
と並列に接続された第3の抵抗と、 第3の抵抗の経路に
挿入され、第3の抵抗の経路の接続を開閉するスイッチ
とを備え、サーボ手段がピックアップを前記トラックに
追従させるときには前記スイッチの接続を閉じることに
よって前記ヒステリシス幅を広くし、ジャンプ手段がピ
ックアップをトラックジャンプさせるときには前記スイ
ッチの接続を開くことによって前記ヒステリシス幅を狭
くする制御手段を備えている。 【0011】すなわち、ディスクが、トラッキングエラ
ー信号のレベルが小さいディスクである場合、ピックア
ップがトラックを横切るときのトラッキングエラー信号
のレベル変化は、幅が小さい。しかし、このときでは、
2値化手段のヒステリシス幅が狭くなっているため、ト
ラックカウント信号には、ピックアップがトラックを横
切る毎にパルスが現れる。また、ディスクが、トラッキ
ングエラー信号のレベルが大きいディスクである場合、
データの読み取りエラーが発生しない範囲のトラッキン
グの乱れが生じたときにも、トラッキングエラー信号に
は相当幅のレベル変化が現れる。しかし、このときで
は、2値化手段のヒステリシス幅が広くなっているた
め、トラックカウント信号にはレベルの反転が発生しな
い。 【0012】 【発明の実施の形態】以下に本発明の実施例の形態を、
図面を参照しつつ説明する。図1は、本発明に係るディ
スク読取装置の一実施形態の電気的構成を示すブロック
線図である。 【0013】図において、ディスク11は、スパイラル
状のトラックに沿ってデータが記録された光ディスクで
あり、例えば、音楽用のCD、あるいはCD−ROM、
あるいはDVDとなっている。ピックアップ1は、ディ
スク11に記録されたデータを読み取るためのブロック
となっており、内部に、トラッキング用のアクチュエー
タ、および、フォーカシング用のアクチュエータを備え
ている。スレッド機構部6は、スレッドモータなどを備
えたブロックとなっており、ピックアップ1をディスク
11の半径方向に移動させる。 【0014】アナログ信号回路2は、ピックアップ1の
出力から、データを示す信号、フォーカシングエラー信
号、および、トラッキングエラー信号を生成するブロッ
クとなっている。そして、データを示す信号をデジタル
信号処理回路(図示を省略)に送出する。また、フォー
カシングエラー信号を、増幅器4を介して、サーボ手段
7に送出する。また、トラッキングエラー信号を、増幅
器3を介して、サーボ手段7に送出する。 【0015】サーボ手段7は、増幅器4によって増幅さ
れたフォーカシングエラー信号、および、増幅器3によ
って増幅されたトラッキングエラー信号21に基づい
て、ピックアップ1の検出位置を、ディスク11のトラ
ックに追従させるためのハードウエアとなっている。こ
のため、ピックアップ1に設けられた2つのアクチュエ
ータの駆動制御を行う。また、スレッド機構部6の動作
を制御する。 【0016】2値化手段5は、トラッキングエラー信号
21を、ヒステリシス幅をもって2値化するブロックと
なっており、2値化した信号を、トラックカウント信号
22としてジャンプ手段8と異常検出手段9とに送出す
る。また、2値化を行うときのヒステリシス幅を、2種
の幅に変更可能となっている。このため、比較器16、
5つの抵抗R1〜R5、および、スイッチ17を備えて
いる。 【0017】詳細には、比較器16のマイナス入力に
は、抵抗R4,R5によって分圧された電圧が、比較の
基準電圧として導かれている。また、比較器16のプラ
ス入力には、抵抗(請求項記載の第1の抵抗)R1を介
して、トラッキングエラー信号21が導かれている。ま
た、比較器16のプラス入力と出力端子との間には、正
帰還を与えるための抵抗(請求項記載の第2の抵抗)R
2が接続されている。また、抵抗(請求項記載の第3の
抵抗)R3とスイッチ17とが直列に接続された回路
が、抵抗R2に並列に接続されている。 【0018】2値化手段5は上記した構成となってい
る。このため、スイッチ17の接続が開かれるときに
は、比較器16は、抵抗R2と抵抗R1との比率により
定まるヒステリシス幅でもって、トラッキングエラー信
号21を2値化する。また、スイッチ17の接続が閉じ
られるときには、抵抗R2に並列に抵抗R3が接続され
る。このため、比較器16は、正帰還の比率が高くなる
ことから、スイッチ17の接続が開かれるときよりは広
いヒステリシス幅でもって、トラッキングエラー信号2
1を2値化する。 【0019】ジャンプ手段8は、トラックカウント信号
22に基づいて、ピックアップ1がトラックジャンプし
たトラック数を計数することにより、ピックアップ1
を、制御手段15によって指示された目的トラックにジ
ャンプさせるブロックとなっている。このため、ジャン
プ手段8は、サーボ手段7を介して、ピックアップ1の
アクチュエータやスレッド機構部6などを制御すること
により、ピックアップ1をディスク11の半径方向に移
動させる。また、ピックアップ1を前記半径方向に移動
させているときには、トラックカウント信号22に現れ
るパルスの計数を行う。 【0020】異常検出手段9は、サーボ手段7がピック
アップ1をディスク11のトラックに追従させる制御を
行っているとき、トラックカウント信号22にレベル反
転が生じた場合には、トラッキングの異常を示す異常信
号24を送出するブロックとなっている。 【0021】制御手段15は、ディスク読取装置として
の主要動作を制御するためのブロックとなっている。こ
のため、サーボ手段7に、ピックアップ1をディスク1
1のトラックに追従させる制御を行わせるときには、ス
イッチ17の接続を閉じることによって、2値化手段5
が2値化を行うときのヒステリシス幅を広くする。ま
た、ジャンプ手段8にトラックジャンプを行わせるとき
には、スイッチ17の接続を開くことによって、2値化
手段5が2値化を行うときのヒステリシス幅を狭くす
る。 【0022】また、制御手段15は、ピックアップ1を
ディスク11のトラックに追従させる制御をサーボ手段
7に行わせているとき(ディスク11からデータの読み
取りを行っているとき)、異常検出手段9から異常信号
24が送出されると、トラッキングに異常が生じている
として、この異常に対応した制御を行う。 【0023】すなわち、ディスク11が、CD−ROM
などのように、読み取り時のデータ誤りが許容されない
媒体である場合、異常信号24が送出されると、制御手
段15は、トラッキング中に異常が生じたトラックを再
度読み取るための制御を行う。また、ディスク11が、
音楽用のCD、あるいは、画像用のDVDなどの場合、
異常信号24が送出されると、制御手段15は、読み取
り動作を停止するための制御を行う。 【0024】図2は、実施形態における主要信号、およ
び、ヒステリシス幅の変化を示す説明図である。必要に
応じて同図を参照しつつ、実施形態の動作を説明する。 【0025】図2における時刻T1以前の期間と、時刻
T2以後の期間とは、ディスク11からデータを読み取
る期間を示している。また、時刻T1から時刻T2まで
の期間t1は、トラックジャンプの期間を示している。
また、信号21aは、ディスク11が、トラッキングエ
ラー信号のレベルが小さくなるディスクの場合のトラッ
キングエラー信号の波形を示しており、信号21bは、
ディスク11が、トラッキングエラー信号のレベルが大
きくなるディスクの場合のトラッキングエラー信号の波
形を示している。また、同図におけるヒステリシス幅W
1は、スイッチ17の接続が閉じられた場合のヒステリ
シス幅を示しており、ヒステリシス幅W2は、スイッチ
17の接続が開かれた場合のヒステリシス幅を示してい
る。なお、ジャンプするトラック数については、図面を
簡明とするため、3本としているが、実機においては、
数100〜数1000本、あるいは、その他の本数とな
る。 【0026】まず、ディスク11が、トラッキングエラ
ー信号のレベルが小さいディスクの場合(トラッキング
エラー信号が21aに示す信号となる場合)について説
明する。 【0027】トラックジャンプを開始するとき(時刻T
1)には、制御手段15は、サーボ手段7におけるトラ
ッキング制御を停止させる。また、スイッチ17の接続
を開くことによって、2値化手段5におけるヒステリシ
ス幅を、W1からW2に変化させる(ヒステリシス幅を
狭くする)。また、制御手段15は、目的トラックを示
すデータをジャンプ手段8に与え、トラックジャンプを
開始させる。 【0028】上記した制御の結果、ピックアップ1は、
ディスク11の半径方向に移動を開始し、トラックを横
切り始める。このため、トラッキングエラー信号21a
には、ピックアップ1が横切ったトラック数に対応する
数のレベル変化が発生する。一方、このときのディスク
11は、トラッキングエラー信号のレベルが小さくなる
ディスクとなっている。従って、ピックアップ1がトラ
ックを横切るときに生じるトラッキングエラー信号21
aのレベル変化は、幅の小さい変化となる。しかし、こ
のときのヒステリシス幅は、W2となっていて、狭くな
っていることから、トラッキングエラー信号21aにレ
ベル変化が現れると、トラックカウント信号22aに
は、トラッキングエラー信号21aのレベル変化に対応
してパルスが現れる。 【0029】ジャンプ手段8は、トラックカウント信号
22aに現れるパルスを計数することにより、ジャンプ
したトラック数の計数を行う。そして、計数結果が、目
的とするトラックにジャンプしたことを示す(時刻T
2)と、ジャンプ手段8は、ジャンプのための制御を停
止し、トラックジャンプの終了を制御手段15に知らせ
る。 【0030】すなわち、トラックジャンプにおいては、
ディスク11が、トラッキングエラー信号21aのレベ
ルが小さくなるディスクであるにも係わらず、トラック
カウント信号22aには、ピックアップ1がトラックを
横切る毎にパルスが現れる。従って、トラックジャンプ
が終了した時刻T2におけるピックアップ1の検出位置
は、制御手段15によって指示されたトラックとなる。 【0031】時刻T2においてトラックジャンプの終了
を知らされた制御手段15は、サーボ手段7によるトラ
ッキングの制御を再開させる。また、スイッチ17の接
続を閉じることによって、2値化手段5におけるヒステ
リシス幅を、W2からW1に変化させる。このため、時
刻T2以後では、ピックアップ1は、サーボ手段7の制
御に従い、ディスク11のトラックを追従することにな
る。また、2値化手段5は、ヒステリシス幅をW1とす
る2値化を行う。 【0032】次に、ディスク11が、トラッキングエラ
ー信号のレベルが大きくなるディスクの場合(トラッキ
ングエラー信号が21bに示す信号となる場合)につい
て説明する。 【0033】トラックジャンプを開始するとき(時刻T
1)には、制御手段15は、サーボ手段7におけるトラ
ッキング制御を停止させる。また、スイッチ17の接続
を開くことによって、2値化手段5におけるヒステリシ
ス幅を、W1からW2に変化させる。また、制御手段1
5は、目的トラックを示すデータをジャンプ手段8に与
え、トラックジャンプを開始させる。 【0034】上記した制御の結果、ピックアップ1は、
ディスク11の半径方向に移動を開始し、トラックを横
切り始める。このため、トラッキングエラー信号21b
には、ピックアップ1が横切ったトラック数に対応する
数のレベル変化が発生する。一方、このときのディスク
11は、トラッキングエラー信号のレベルが大きくなる
ディスクとなっている。従って、ピックアップ1がトラ
ックを横切るときに生じるトラッキングエラー信号21
bのレベル変化は、幅の大きい変化となる。このため、
トラッキングエラー信号21bにレベル変化が現れる
と、トラックカウント信号22bには、トラッキングエ
ラー信号21bのレベル変化に対応してパルスが現れ
る。 【0035】ジャンプ手段8は、トラックカウント信号
22bに現れるパルスを計数することにより、ジャンプ
したトラック数の計数を行う。そして、計数結果が、目
的とするトラックにジャンプしたことを示す(時刻T
2)と、ジャンプ手段8は、ジャンプのための制御を停
止し、トラックジャンプの終了を制御手段15に知らせ
る。 【0036】時刻T2においてトラックジャンプの終了
を知らされた制御手段15は、サーボ手段7によるトラ
ッキングの制御を再開させる。また、スイッチ17の接
続を閉じることによって、2値化手段5におけるヒステ
リシス幅を、W2からW1に変化させる。このため、時
刻T2以後では、ピックアップ1は、サーボ手段7の制
御に従い、ディスク11のトラックを追従することにな
る。また、2値化手段5は、ヒステリシス幅をW1とし
て、トラッキングエラー信号21bの2値化を行う。 【0037】時刻T2以後、ピックアップ1がディスク
11のトラックを追従するように制御された状態におい
て、時刻T3となったとき、装置に衝撃が印加されたと
する。そして、この衝撃により、トラックの追従外れが
発生しない程度のトラッキングの乱れ(データの読み取
りエラーが発生しない範囲の乱れ)がピックアップ1に
生じたとする。 【0038】この乱れによって、トラッキングエラー信
号21bにはレベル変化が生じる(31により示す)。
また、このときのトラッキングの乱れは、データの読み
取りエラーが発生しない範囲の乱れであるため、トラッ
キングエラー信号21bに現れたレベル変化の幅は、幅
W1を超える変化とはならない。しかし、装置に印加さ
れる衝撃の程度によっては、レベル変化の幅は、幅W2
を超える場合がある。31は、このような場合に、トラ
ッキングエラー信号21bに生じるレベル変化を示して
いる。 【0039】一方、2値化手段5におけるヒステリシス
幅は、時刻T2において、W2からW1に変化してい
る。このため、トラッキングエラー信号21bに、31
に示すレベル変化が生じたときにも、2値化手段5は、
トラックカウント信号22bのレベルを反転させない。
従って、異常検出手段9は、トラッキングエラー信号2
1bに31に示すレベル変化が生じたときにも、異常信
号24を送出しない。その結果、制御手段15は、サー
ボ手段7により、ピックアップ1をディスク11のトラ
ックに追従させる制御を継続する。 【0040】すなわち、ディスク11が、トラッキング
エラー信号のレベルが大きいディスクとなる場合におい
て、ピックアップ1がトラックを追従しているとき、こ
の追従に乱れが生じたときにも、その乱れの程度が、デ
ータの読み取りエラーが発生しない範囲の乱れであると
きには、トラックカウント信号22bのレベル反転の発
生が防止される。その結果、異常信号24の生成が防止
され、データの読み取りを継続する制御が行われること
になる。 【0041】なお、本発明は上記実施形態に限定され
ず、2値化手段5については、ハードウエアによって構
成した場合について説明したが、トラッキングエラー信
号21が導かれるA/D変換器を備えたマイクロコンピ
ュータにより実行されるソフトウエアを用いた構成とす
ることができる。 【0042】 【発明の効果】以上説明したように、本発明に係るディ
スク読取装置は、2値化手段に、マイナス端子に比較の
基準電圧が導かれた比較器と、一方の端子にはトラッキ
ングエラー信号が導かれ、他方の端子が前記比較器のプ
ラス入力に接続された第1の抵抗と、前記比較器のプラ
ス入力と前記比較器の出力端子との間に接続された第2
の抵抗と、第2の抵抗と並列に接続された第3の抵抗
と、第3の抵抗の経路に挿入され、第3の抵抗の経路の
接続を開閉するスイッチとを設けている。また、サーボ
手段がピックアップを前記トラックに追従させるときに
はスイッチの接続を閉じることによって前記ヒステリシ
ス幅を広くし、ジャンプ手段がピックアップをトラック
ジャンプさせるときにはスイッチの接続を開くことによ
って前記ヒステリシス幅を狭くする制御手段を備えてい
る。従って、ディスクが、トラッキングエラー信号のレ
ベルが小さいディスクであるため、ピックアップがトラ
ックを横切るときのトラッキングエラー信号のレベル変
化の幅が小さくなるときにも、ヒステリシス幅が狭くな
っているため、トラックカウント信号には、ピックアッ
プがトラックを横切る毎にパルスが現れる。また、ディ
スクが、トラッキングエラー信号のレベルが大きいディ
スクであるため、データの読み取りエラーが発生しない
範囲の乱れが生じ、トラッキングエラー信号に相当幅の
レベル変化が現れる場合にも、ヒステリシス幅が広くな
っているため、トラックカウント信号にはレベル反転が
発生しない。このため、トラッキングサーボの乱れの検
出誤りを招くことなく、トラッキングエラー信号のレベ
ルが小さくなるディスクにおいても、ジャンプしたトラ
ック数の計数誤りの発生を防止することができる。
イブやDVD再生装置、などのように、ディスクのトラ
ックに沿って記録された信号をピックアップを用いて検
出するディスク読取装置に係り、より詳細には、ヒステ
リシス幅をもってトラッキングエラー信号を2値化する
2値化手段のヒステリシス幅を、トラッキング時とトラ
ックジャンプ時とで変化させるディスク読取装置に関す
るものである。 【0002】 【従来の技術】CD−ROMドライブやDVD再生装置
などにおいては、再生しようとするデータが、ピックア
ップが追従中のトラックとは異なるトラックに記録され
ている場合、トラックジャンプを行うようになってい
る。一方、トラックジャンプを行うときには、ジャンプ
したトラック数を計数する必要がある。このため、トラ
ッキングエラー信号を所定のヒステリシス幅でもって2
値化する2値化手段を設けている。そして、2値化手段
の出力であるトラックカウント信号に現れるパルスを計
数することによって、ジャンプしたトラック数を計数し
ている。 【0003】また、上記した2値化手段は、トラッキン
グ中にも、同一のヒステリシス幅でもって2値化を行う
ようになっており、生成されたトラックカウント信号
は、トラッキングサーボに乱れが生じたかどうかの判定
にも使用されている。すなわち、ディスクの記録面に傷
があった場合には、ピックアップをトラックに追従させ
続けることが不能となり、ピックアップの検出位置がト
ラックから外れる事態が生じる。また、トラッキング中
に、外部から、衝撃が装置に印加された場合、その衝撃
によって、ピックアップはトラックを追従できなくな
る。そして、このような事態が生じたときには、トラッ
キングエラー信号に大きなレベル変化が生じ、トラック
カウント信号にレベル反転を生じさせる。このため、C
D−ROMドライブでは、データの読み取り中に、トラ
ックカウント信号にレベル反転が生じた場合、再度、同
一トラックのデータの読み取りを行うようにしている。
また、画像用DVDの再生装置などでは、データの再生
を中止するようにしている(第1の従来技術とする)。 【0004】また、特開平4−95227号として提案
された従来技術では、トラッキングエラー信号の増幅回
路の利得を制御することによって、増幅回路の出力レベ
ルを一定にするレベル設定回路を設けた構成が開示され
ている。従って、この技術を用いる場合では、トラッキ
ングエラー信号のレベルが異なる2つの領域(プリフォ
ーマット領域とメモリ領域)を備えた光ディスクを再生
するときにも、2つの領域の双方において、レベルが一
定のトラッキングエラー信号が得られる。このため、プ
リフォーマット領域とメモリ領域との双方において、精
度よくトラッキングを行うことができる。また、プリフ
ォーマット領域とメモリ領域との双方に渡るトラックジ
ャンプを行うときにも、ピックアップをトラックジャン
プさせる駆動回路には、レベルが一定となるように制御
されたトラッキングエラー信号が与えられることになる
(第2の従来技術とする)。 【0005】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら第1の従
来技術を用いた場合には、以下に示す問題を生じてい
た。すなわち、ディスクの成形時のばらつき等が原因と
なって、あるディスクにおいてはトラッキングエラー信
号のレベルが大きく、また、別のディスクにおいてはト
ラッキングエラー信号のレベルが小さいという事態が生
じる。このため、トラッキングエラー信号のレベルが小
さいディスクにおいてトラックジャンプを行う場合、ピ
ックアップがトラックを横切るときにも、トラッキング
エラー信号のレベルがヒステリシス幅を超えない事態が
生じることがある。そして、このような事態が生じたと
きには、ジャンプしたトラック数が少なく計数されるこ
とになり、実際にジャンプしたトラック数が、目標とす
るトラック数より多くなるという事態を招く。 【0006】一方、2値化を行うときのヒステリシス幅
を狭くすれば、トラッキングエラー信号のレベルが小さ
くなるディスクにおいても、ピックアップがトラックを
横切るときには、トラックカウント信号が正しく生成さ
れる。しかし、2値化におけるヒステリシス幅を狭くす
る場合には、以下に示す問題が生じる。 【0007】すなわち、装置に印加される外乱の程度が
小さい場合や、記録面の傷が微小な場合、ピックアップ
は、トラック外れを起こすことなく、トラックを追従す
ることができる。しかし、このときには、トラッキング
エラー信号に小レベルのレベル変化が生じる。一方、2
値化手段は、トラッキング中にも、トラックジャンプ時
と同一のヒステリシス幅でもって2値化を行う。従っ
て、ヒステリシス幅を狭くした場合、2値化手段は、上
記した小さなレベル変化に対しても、トラックカウント
信号のレベルを反転させる。その結果、CD−ROMド
ライブの場合には、外乱の程度が、ピックアップがトラ
ックの追従を続けることが可能な程度であるときにも、
トラッキングサーボに乱れが生じたとして、同一トラッ
クのデータの読み取りが再び行われる。このため、デー
タの読み取り時間が長くなるという事態を招く。また、
画像用DVDの再生装置などにおいては、少しの外乱が
生じたときにも、再生が中止されるという事態を招く。 【0008】また、第2の従来技術においては、トラッ
キングエラー信号を増幅する増幅回路の利得を制御する
ことによって、増幅回路の出力レベルを一定にする構成
が開示されているが、トラックカウント信号については
全く記載されていない。このため、トラックカウント信
号に基づいて制御を行う装置の場合には、適用すること
が困難な技術となっている。 【0009】本発明は上記課題を解決するため創案され
たものであって、その目的は、トラッキングエラー信号
に基づいてピックアップをトラックに追従させるとき
と、トラックジャンプを行うときとで、トラックカウン
ト信号を生成するための2値化におけるヒステリシス幅
を異なる幅とすることにより、トラッキングサーボの乱
れの検出誤りを招くことなく、トラッキングエラー信号
のレベルが小さくなるディスクにおいても、ジャンプし
たトラック数の計数誤りの発生を防止することのできる
ディスク読取装置を提供することにある。 【0010】 【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
本発明に係るディスク読取装置は、ディスクのトラック
に沿って記録されたデータを光を用いて検出するピック
アップと、ピックアップの出力に基づいて生成されたト
ラッキングエラー信号を、ヒステリシス幅をもって2値
化することにより得られたトラックカウント信号を送出
する2値化手段と、トラッキングエラー信号に基づいて
ピックアップを前記トラックに追従させるサーボ手段
と、トラックカウント信号に基づいてジャンプしたトラ
ック数を計数することにより、ピックアップを目的トラ
ックにトラックジャンプさせるジャンプ手段と、サーボ
手段がピックアップを前記トラックに追従させていると
き、トラックカウント信号にレベル反転が生じた場合に
は、トラッキングの異常を示す異常信号を送出する異常
検出手段とを備えたディスク読取装置に適用し、2値化
手段は、マイナス端子に比較の基準電圧が導かれた比較
器と、一方の端子にはトラッキングエラー信号が導か
れ、他方の端子が前記比較器のプラス入力に接続された
第1の抵抗と、前記比較器のプラス入力と前記比較器の
出力端子との間に接続された第2の抵抗と、第2の抵抗
と並列に接続された第3の抵抗と、 第3の抵抗の経路に
挿入され、第3の抵抗の経路の接続を開閉するスイッチ
とを備え、サーボ手段がピックアップを前記トラックに
追従させるときには前記スイッチの接続を閉じることに
よって前記ヒステリシス幅を広くし、ジャンプ手段がピ
ックアップをトラックジャンプさせるときには前記スイ
ッチの接続を開くことによって前記ヒステリシス幅を狭
くする制御手段を備えている。 【0011】すなわち、ディスクが、トラッキングエラ
ー信号のレベルが小さいディスクである場合、ピックア
ップがトラックを横切るときのトラッキングエラー信号
のレベル変化は、幅が小さい。しかし、このときでは、
2値化手段のヒステリシス幅が狭くなっているため、ト
ラックカウント信号には、ピックアップがトラックを横
切る毎にパルスが現れる。また、ディスクが、トラッキ
ングエラー信号のレベルが大きいディスクである場合、
データの読み取りエラーが発生しない範囲のトラッキン
グの乱れが生じたときにも、トラッキングエラー信号に
は相当幅のレベル変化が現れる。しかし、このときで
は、2値化手段のヒステリシス幅が広くなっているた
め、トラックカウント信号にはレベルの反転が発生しな
い。 【0012】 【発明の実施の形態】以下に本発明の実施例の形態を、
図面を参照しつつ説明する。図1は、本発明に係るディ
スク読取装置の一実施形態の電気的構成を示すブロック
線図である。 【0013】図において、ディスク11は、スパイラル
状のトラックに沿ってデータが記録された光ディスクで
あり、例えば、音楽用のCD、あるいはCD−ROM、
あるいはDVDとなっている。ピックアップ1は、ディ
スク11に記録されたデータを読み取るためのブロック
となっており、内部に、トラッキング用のアクチュエー
タ、および、フォーカシング用のアクチュエータを備え
ている。スレッド機構部6は、スレッドモータなどを備
えたブロックとなっており、ピックアップ1をディスク
11の半径方向に移動させる。 【0014】アナログ信号回路2は、ピックアップ1の
出力から、データを示す信号、フォーカシングエラー信
号、および、トラッキングエラー信号を生成するブロッ
クとなっている。そして、データを示す信号をデジタル
信号処理回路(図示を省略)に送出する。また、フォー
カシングエラー信号を、増幅器4を介して、サーボ手段
7に送出する。また、トラッキングエラー信号を、増幅
器3を介して、サーボ手段7に送出する。 【0015】サーボ手段7は、増幅器4によって増幅さ
れたフォーカシングエラー信号、および、増幅器3によ
って増幅されたトラッキングエラー信号21に基づい
て、ピックアップ1の検出位置を、ディスク11のトラ
ックに追従させるためのハードウエアとなっている。こ
のため、ピックアップ1に設けられた2つのアクチュエ
ータの駆動制御を行う。また、スレッド機構部6の動作
を制御する。 【0016】2値化手段5は、トラッキングエラー信号
21を、ヒステリシス幅をもって2値化するブロックと
なっており、2値化した信号を、トラックカウント信号
22としてジャンプ手段8と異常検出手段9とに送出す
る。また、2値化を行うときのヒステリシス幅を、2種
の幅に変更可能となっている。このため、比較器16、
5つの抵抗R1〜R5、および、スイッチ17を備えて
いる。 【0017】詳細には、比較器16のマイナス入力に
は、抵抗R4,R5によって分圧された電圧が、比較の
基準電圧として導かれている。また、比較器16のプラ
ス入力には、抵抗(請求項記載の第1の抵抗)R1を介
して、トラッキングエラー信号21が導かれている。ま
た、比較器16のプラス入力と出力端子との間には、正
帰還を与えるための抵抗(請求項記載の第2の抵抗)R
2が接続されている。また、抵抗(請求項記載の第3の
抵抗)R3とスイッチ17とが直列に接続された回路
が、抵抗R2に並列に接続されている。 【0018】2値化手段5は上記した構成となってい
る。このため、スイッチ17の接続が開かれるときに
は、比較器16は、抵抗R2と抵抗R1との比率により
定まるヒステリシス幅でもって、トラッキングエラー信
号21を2値化する。また、スイッチ17の接続が閉じ
られるときには、抵抗R2に並列に抵抗R3が接続され
る。このため、比較器16は、正帰還の比率が高くなる
ことから、スイッチ17の接続が開かれるときよりは広
いヒステリシス幅でもって、トラッキングエラー信号2
1を2値化する。 【0019】ジャンプ手段8は、トラックカウント信号
22に基づいて、ピックアップ1がトラックジャンプし
たトラック数を計数することにより、ピックアップ1
を、制御手段15によって指示された目的トラックにジ
ャンプさせるブロックとなっている。このため、ジャン
プ手段8は、サーボ手段7を介して、ピックアップ1の
アクチュエータやスレッド機構部6などを制御すること
により、ピックアップ1をディスク11の半径方向に移
動させる。また、ピックアップ1を前記半径方向に移動
させているときには、トラックカウント信号22に現れ
るパルスの計数を行う。 【0020】異常検出手段9は、サーボ手段7がピック
アップ1をディスク11のトラックに追従させる制御を
行っているとき、トラックカウント信号22にレベル反
転が生じた場合には、トラッキングの異常を示す異常信
号24を送出するブロックとなっている。 【0021】制御手段15は、ディスク読取装置として
の主要動作を制御するためのブロックとなっている。こ
のため、サーボ手段7に、ピックアップ1をディスク1
1のトラックに追従させる制御を行わせるときには、ス
イッチ17の接続を閉じることによって、2値化手段5
が2値化を行うときのヒステリシス幅を広くする。ま
た、ジャンプ手段8にトラックジャンプを行わせるとき
には、スイッチ17の接続を開くことによって、2値化
手段5が2値化を行うときのヒステリシス幅を狭くす
る。 【0022】また、制御手段15は、ピックアップ1を
ディスク11のトラックに追従させる制御をサーボ手段
7に行わせているとき(ディスク11からデータの読み
取りを行っているとき)、異常検出手段9から異常信号
24が送出されると、トラッキングに異常が生じている
として、この異常に対応した制御を行う。 【0023】すなわち、ディスク11が、CD−ROM
などのように、読み取り時のデータ誤りが許容されない
媒体である場合、異常信号24が送出されると、制御手
段15は、トラッキング中に異常が生じたトラックを再
度読み取るための制御を行う。また、ディスク11が、
音楽用のCD、あるいは、画像用のDVDなどの場合、
異常信号24が送出されると、制御手段15は、読み取
り動作を停止するための制御を行う。 【0024】図2は、実施形態における主要信号、およ
び、ヒステリシス幅の変化を示す説明図である。必要に
応じて同図を参照しつつ、実施形態の動作を説明する。 【0025】図2における時刻T1以前の期間と、時刻
T2以後の期間とは、ディスク11からデータを読み取
る期間を示している。また、時刻T1から時刻T2まで
の期間t1は、トラックジャンプの期間を示している。
また、信号21aは、ディスク11が、トラッキングエ
ラー信号のレベルが小さくなるディスクの場合のトラッ
キングエラー信号の波形を示しており、信号21bは、
ディスク11が、トラッキングエラー信号のレベルが大
きくなるディスクの場合のトラッキングエラー信号の波
形を示している。また、同図におけるヒステリシス幅W
1は、スイッチ17の接続が閉じられた場合のヒステリ
シス幅を示しており、ヒステリシス幅W2は、スイッチ
17の接続が開かれた場合のヒステリシス幅を示してい
る。なお、ジャンプするトラック数については、図面を
簡明とするため、3本としているが、実機においては、
数100〜数1000本、あるいは、その他の本数とな
る。 【0026】まず、ディスク11が、トラッキングエラ
ー信号のレベルが小さいディスクの場合(トラッキング
エラー信号が21aに示す信号となる場合)について説
明する。 【0027】トラックジャンプを開始するとき(時刻T
1)には、制御手段15は、サーボ手段7におけるトラ
ッキング制御を停止させる。また、スイッチ17の接続
を開くことによって、2値化手段5におけるヒステリシ
ス幅を、W1からW2に変化させる(ヒステリシス幅を
狭くする)。また、制御手段15は、目的トラックを示
すデータをジャンプ手段8に与え、トラックジャンプを
開始させる。 【0028】上記した制御の結果、ピックアップ1は、
ディスク11の半径方向に移動を開始し、トラックを横
切り始める。このため、トラッキングエラー信号21a
には、ピックアップ1が横切ったトラック数に対応する
数のレベル変化が発生する。一方、このときのディスク
11は、トラッキングエラー信号のレベルが小さくなる
ディスクとなっている。従って、ピックアップ1がトラ
ックを横切るときに生じるトラッキングエラー信号21
aのレベル変化は、幅の小さい変化となる。しかし、こ
のときのヒステリシス幅は、W2となっていて、狭くな
っていることから、トラッキングエラー信号21aにレ
ベル変化が現れると、トラックカウント信号22aに
は、トラッキングエラー信号21aのレベル変化に対応
してパルスが現れる。 【0029】ジャンプ手段8は、トラックカウント信号
22aに現れるパルスを計数することにより、ジャンプ
したトラック数の計数を行う。そして、計数結果が、目
的とするトラックにジャンプしたことを示す(時刻T
2)と、ジャンプ手段8は、ジャンプのための制御を停
止し、トラックジャンプの終了を制御手段15に知らせ
る。 【0030】すなわち、トラックジャンプにおいては、
ディスク11が、トラッキングエラー信号21aのレベ
ルが小さくなるディスクであるにも係わらず、トラック
カウント信号22aには、ピックアップ1がトラックを
横切る毎にパルスが現れる。従って、トラックジャンプ
が終了した時刻T2におけるピックアップ1の検出位置
は、制御手段15によって指示されたトラックとなる。 【0031】時刻T2においてトラックジャンプの終了
を知らされた制御手段15は、サーボ手段7によるトラ
ッキングの制御を再開させる。また、スイッチ17の接
続を閉じることによって、2値化手段5におけるヒステ
リシス幅を、W2からW1に変化させる。このため、時
刻T2以後では、ピックアップ1は、サーボ手段7の制
御に従い、ディスク11のトラックを追従することにな
る。また、2値化手段5は、ヒステリシス幅をW1とす
る2値化を行う。 【0032】次に、ディスク11が、トラッキングエラ
ー信号のレベルが大きくなるディスクの場合(トラッキ
ングエラー信号が21bに示す信号となる場合)につい
て説明する。 【0033】トラックジャンプを開始するとき(時刻T
1)には、制御手段15は、サーボ手段7におけるトラ
ッキング制御を停止させる。また、スイッチ17の接続
を開くことによって、2値化手段5におけるヒステリシ
ス幅を、W1からW2に変化させる。また、制御手段1
5は、目的トラックを示すデータをジャンプ手段8に与
え、トラックジャンプを開始させる。 【0034】上記した制御の結果、ピックアップ1は、
ディスク11の半径方向に移動を開始し、トラックを横
切り始める。このため、トラッキングエラー信号21b
には、ピックアップ1が横切ったトラック数に対応する
数のレベル変化が発生する。一方、このときのディスク
11は、トラッキングエラー信号のレベルが大きくなる
ディスクとなっている。従って、ピックアップ1がトラ
ックを横切るときに生じるトラッキングエラー信号21
bのレベル変化は、幅の大きい変化となる。このため、
トラッキングエラー信号21bにレベル変化が現れる
と、トラックカウント信号22bには、トラッキングエ
ラー信号21bのレベル変化に対応してパルスが現れ
る。 【0035】ジャンプ手段8は、トラックカウント信号
22bに現れるパルスを計数することにより、ジャンプ
したトラック数の計数を行う。そして、計数結果が、目
的とするトラックにジャンプしたことを示す(時刻T
2)と、ジャンプ手段8は、ジャンプのための制御を停
止し、トラックジャンプの終了を制御手段15に知らせ
る。 【0036】時刻T2においてトラックジャンプの終了
を知らされた制御手段15は、サーボ手段7によるトラ
ッキングの制御を再開させる。また、スイッチ17の接
続を閉じることによって、2値化手段5におけるヒステ
リシス幅を、W2からW1に変化させる。このため、時
刻T2以後では、ピックアップ1は、サーボ手段7の制
御に従い、ディスク11のトラックを追従することにな
る。また、2値化手段5は、ヒステリシス幅をW1とし
て、トラッキングエラー信号21bの2値化を行う。 【0037】時刻T2以後、ピックアップ1がディスク
11のトラックを追従するように制御された状態におい
て、時刻T3となったとき、装置に衝撃が印加されたと
する。そして、この衝撃により、トラックの追従外れが
発生しない程度のトラッキングの乱れ(データの読み取
りエラーが発生しない範囲の乱れ)がピックアップ1に
生じたとする。 【0038】この乱れによって、トラッキングエラー信
号21bにはレベル変化が生じる(31により示す)。
また、このときのトラッキングの乱れは、データの読み
取りエラーが発生しない範囲の乱れであるため、トラッ
キングエラー信号21bに現れたレベル変化の幅は、幅
W1を超える変化とはならない。しかし、装置に印加さ
れる衝撃の程度によっては、レベル変化の幅は、幅W2
を超える場合がある。31は、このような場合に、トラ
ッキングエラー信号21bに生じるレベル変化を示して
いる。 【0039】一方、2値化手段5におけるヒステリシス
幅は、時刻T2において、W2からW1に変化してい
る。このため、トラッキングエラー信号21bに、31
に示すレベル変化が生じたときにも、2値化手段5は、
トラックカウント信号22bのレベルを反転させない。
従って、異常検出手段9は、トラッキングエラー信号2
1bに31に示すレベル変化が生じたときにも、異常信
号24を送出しない。その結果、制御手段15は、サー
ボ手段7により、ピックアップ1をディスク11のトラ
ックに追従させる制御を継続する。 【0040】すなわち、ディスク11が、トラッキング
エラー信号のレベルが大きいディスクとなる場合におい
て、ピックアップ1がトラックを追従しているとき、こ
の追従に乱れが生じたときにも、その乱れの程度が、デ
ータの読み取りエラーが発生しない範囲の乱れであると
きには、トラックカウント信号22bのレベル反転の発
生が防止される。その結果、異常信号24の生成が防止
され、データの読み取りを継続する制御が行われること
になる。 【0041】なお、本発明は上記実施形態に限定され
ず、2値化手段5については、ハードウエアによって構
成した場合について説明したが、トラッキングエラー信
号21が導かれるA/D変換器を備えたマイクロコンピ
ュータにより実行されるソフトウエアを用いた構成とす
ることができる。 【0042】 【発明の効果】以上説明したように、本発明に係るディ
スク読取装置は、2値化手段に、マイナス端子に比較の
基準電圧が導かれた比較器と、一方の端子にはトラッキ
ングエラー信号が導かれ、他方の端子が前記比較器のプ
ラス入力に接続された第1の抵抗と、前記比較器のプラ
ス入力と前記比較器の出力端子との間に接続された第2
の抵抗と、第2の抵抗と並列に接続された第3の抵抗
と、第3の抵抗の経路に挿入され、第3の抵抗の経路の
接続を開閉するスイッチとを設けている。また、サーボ
手段がピックアップを前記トラックに追従させるときに
はスイッチの接続を閉じることによって前記ヒステリシ
ス幅を広くし、ジャンプ手段がピックアップをトラック
ジャンプさせるときにはスイッチの接続を開くことによ
って前記ヒステリシス幅を狭くする制御手段を備えてい
る。従って、ディスクが、トラッキングエラー信号のレ
ベルが小さいディスクであるため、ピックアップがトラ
ックを横切るときのトラッキングエラー信号のレベル変
化の幅が小さくなるときにも、ヒステリシス幅が狭くな
っているため、トラックカウント信号には、ピックアッ
プがトラックを横切る毎にパルスが現れる。また、ディ
スクが、トラッキングエラー信号のレベルが大きいディ
スクであるため、データの読み取りエラーが発生しない
範囲の乱れが生じ、トラッキングエラー信号に相当幅の
レベル変化が現れる場合にも、ヒステリシス幅が広くな
っているため、トラックカウント信号にはレベル反転が
発生しない。このため、トラッキングサーボの乱れの検
出誤りを招くことなく、トラッキングエラー信号のレベ
ルが小さくなるディスクにおいても、ジャンプしたトラ
ック数の計数誤りの発生を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るディスク読取装置の一実施形態の
電気的構成を示すブロック線図である。 【図2】実施形態における主要信号、および、ヒステリ
シス幅の変化を示す説明図である。 【符号の説明】 1 ピックアップ 5 2値化手段 7 サーボ手段 8 ジャンプ手段 9 異常検出手段 11 ディスク 15 制御手段 16 比較器 21a,21b トラッキングエラー信号 22a,22b トラックカウント信号 W1,W2 ヒステリシス幅
電気的構成を示すブロック線図である。 【図2】実施形態における主要信号、および、ヒステリ
シス幅の変化を示す説明図である。 【符号の説明】 1 ピックアップ 5 2値化手段 7 サーボ手段 8 ジャンプ手段 9 異常検出手段 11 ディスク 15 制御手段 16 比較器 21a,21b トラッキングエラー信号 22a,22b トラックカウント信号 W1,W2 ヒステリシス幅
Claims (1)
- (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 ディスクのトラックに沿って記録された
データを光を用いて検出するピックアップと、 ピックアップの出力に基づいて生成されたトラッキング
エラー信号を、ヒステリシス幅をもって2値化すること
により得られたトラックカウント信号を送出する2値化
手段と、 トラッキングエラー信号に基づいてピックアップを前記
トラックに追従させるサーボ手段と、 トラックカウント信号に基づいてジャンプしたトラック
数を計数することにより、ピックアップを目的トラック
にトラックジャンプさせるジャンプ手段と、 サーボ手段がピックアップを前記トラックに追従させて
いるとき、トラックカウント信号にレベル反転が生じた
場合には、トラッキングの異常を示す異常信号を送出す
る異常検出手段とを備えたディスク読取装置において、2値化手段は、 マイナス端子に比較の基準電圧が導かれた比較器と、 一方の端子にはトラッキングエラー信号が導かれ、他方
の端子が前記比較器のプラス入力に接続された第1の抵
抗と、 前記比較器のプラス入力と前記比較器の出力端子との間
に接続された第2の抵抗と、 第2の抵抗と並列に接続された第3の抵抗と、 第3の抵抗の経路に挿入され、第3の抵抗の経路の接続
を開閉するスイッチとを備え、 サーボ手段がピックアップを前記トラックに追従させる
ときには前記スイッチの接続を閉じることによって前記
ヒステリシス幅を広くし、ジャンプ手段がピックアップ
をトラックジャンプさせるときには前記スイッチの接続
を開くことによって前記ヒステリシス幅を狭くする制御
手段を備えたことを特徴とするディスク読取装置。
Priority Applications (2)
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---|---|---|---|
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Applications Claiming Priority (1)
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JP2000284025A JP3496716B2 (ja) | 2000-09-19 | 2000-09-19 | ディスク読取装置 |
Publications (2)
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---|---|
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