JP2565083Y2 - 散水用チューブの巻取具 - Google Patents
散水用チューブの巻取具Info
- Publication number
- JP2565083Y2 JP2565083Y2 JP1993040856U JP4085693U JP2565083Y2 JP 2565083 Y2 JP2565083 Y2 JP 2565083Y2 JP 1993040856 U JP1993040856 U JP 1993040856U JP 4085693 U JP4085693 U JP 4085693U JP 2565083 Y2 JP2565083 Y2 JP 2565083Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- watering tube
- band
- watering
- winding device
- tube
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- Storage Of Web-Like Or Filamentary Materials (AREA)
- Storing, Repeated Paying-Out, And Re-Storing Of Elongated Articles (AREA)
- Details Or Accessories Of Spraying Plant Or Apparatus (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、散水用チューブの巻取
具に関する。
具に関する。
【0002】
【従来技術】散水用として近年、熱可塑性樹脂製フィル
ムよりなるチューブに適当間隔でスリット、ピンホール
等の小孔を形成した散水用チューブが供用されるように
なってきた。この散水用チューブは軽量で、屈曲し易い
ため、地表の形状に適合して容易に配設できるほか、地
面に立てた支柱に差し渡した金属線に吊り下げたり、ハ
ウスの梁等に吊り下げたりして使用されているが、反
面、風等で煽られて反転したり、捩じれたりし易く、そ
のために小孔の向きが変化し、所要の向きに安定して散
水することが困難であった。
ムよりなるチューブに適当間隔でスリット、ピンホール
等の小孔を形成した散水用チューブが供用されるように
なってきた。この散水用チューブは軽量で、屈曲し易い
ため、地表の形状に適合して容易に配設できるほか、地
面に立てた支柱に差し渡した金属線に吊り下げたり、ハ
ウスの梁等に吊り下げたりして使用されているが、反
面、風等で煽られて反転したり、捩じれたりし易く、そ
のために小孔の向きが変化し、所要の向きに安定して散
水することが困難であった。
【0003】上記の問題に対処するため、特公昭60−
50498号には、チューブ内の通水を妨げることな
く、散水用チューブの捩れや反転等を防止し、しかも取
付け及び取外しの容易な止め具として、鉄、アルミニウ
ム、銅等の金属製薄板若しくはポリエチレン等の熱可塑
性合成樹脂製シートより打抜き、S形状の切込みにより
向かい合って形成されるチューブ押圧用片状物、その両
側でU形の切込みによって形成され、チューブ押圧用片
状物の先端が係止可能なループ状物及びこのループ状物
により形成される結束用片状物等を有する固定バンドが
提案されている。
50498号には、チューブ内の通水を妨げることな
く、散水用チューブの捩れや反転等を防止し、しかも取
付け及び取外しの容易な止め具として、鉄、アルミニウ
ム、銅等の金属製薄板若しくはポリエチレン等の熱可塑
性合成樹脂製シートより打抜き、S形状の切込みにより
向かい合って形成されるチューブ押圧用片状物、その両
側でU形の切込みによって形成され、チューブ押圧用片
状物の先端が係止可能なループ状物及びこのループ状物
により形成される結束用片状物等を有する固定バンドが
提案されている。
【0004】このバンドを用いて散水用チューブを固定
するときには、向かい合うチューブ押圧用片状物及びル
ープ状物を互いに起こしてチューブ押圧用片状物で散水
用チューブを押え込み、その先端をループ状物に係止さ
せ、そしてこれに前後して結束用片状物に形成の長孔を
通して杭や止着具を地面に打込み固定するか、或いは上
記長孔に紐やテープを通して柱、梁その他に縛り付け固
定していた。
するときには、向かい合うチューブ押圧用片状物及びル
ープ状物を互いに起こしてチューブ押圧用片状物で散水
用チューブを押え込み、その先端をループ状物に係止さ
せ、そしてこれに前後して結束用片状物に形成の長孔を
通して杭や止着具を地面に打込み固定するか、或いは上
記長孔に紐やテープを通して柱、梁その他に縛り付け固
定していた。
【0005】散水用チューブの止め具としてはこのほ
か、実公昭59−38135号に、金属製薄板若しくは
熱可塑性合成樹脂製シートより打抜き、相対向する一対
の可撓性片状物、一端に形成される係合孔及び他端に形
成され、係合孔に係脱可能な係合突部を有する散水用チ
ューブの吊り下げ用バンドが提案されている。散水用チ
ューブの備品としてはこのほか、チューブを巻取るため
のリール状の巻取具がある。
か、実公昭59−38135号に、金属製薄板若しくは
熱可塑性合成樹脂製シートより打抜き、相対向する一対
の可撓性片状物、一端に形成される係合孔及び他端に形
成され、係合孔に係脱可能な係合突部を有する散水用チ
ューブの吊り下げ用バンドが提案されている。散水用チ
ューブの備品としてはこのほか、チューブを巻取るため
のリール状の巻取具がある。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】散水用チューブは、そ
れ自体単独で市販されていることが多いが、巻取具と共
に市販されていることもある。いづれにしても、上述す
るような止め具は別に求めねばならず、しかもかゝる部
品の販売箇所は多くないため、止め具を求めることは容
易でなかった。
れ自体単独で市販されていることが多いが、巻取具と共
に市販されていることもある。いづれにしても、上述す
るような止め具は別に求めねばならず、しかもかゝる部
品の販売箇所は多くないため、止め具を求めることは容
易でなかった。
【0007】本考案は、巻取具と共に散水用チューブに
必要とされる部品を巻取具に取り付け、或いは組み込む
ことによって、巻取具の購入と共に必要な部品を同時に
入手できるようにしたものである。
必要とされる部品を巻取具に取り付け、或いは組み込む
ことによって、巻取具の購入と共に必要な部品を同時に
入手できるようにしたものである。
【0008】
【課題の解決手段】本考案の巻取具はそのため、散水用
チューブを巻取る円柱ないし円筒状等の芯と、芯の両端
に設けられる鍔状の押え板とよりなるリール状の巻取具
において、芯と押え板のうち、少なくとも押え板が合成
樹脂製で、かつ該押え板には、散水用チューブの固定バ
ンド、吊り下げ用バンド、杭、止着具その他必要とされ
る散水用チューブの備品のうち、少なくとも一つがプラ
モデルのように数か所局部的に接続された状態で一体成
形されることを特徴とするものである。
チューブを巻取る円柱ないし円筒状等の芯と、芯の両端
に設けられる鍔状の押え板とよりなるリール状の巻取具
において、芯と押え板のうち、少なくとも押え板が合成
樹脂製で、かつ該押え板には、散水用チューブの固定バ
ンド、吊り下げ用バンド、杭、止着具その他必要とされ
る散水用チューブの備品のうち、少なくとも一つがプラ
モデルのように数か所局部的に接続された状態で一体成
形されることを特徴とするものである。
【0009】
【作用】巻取具を購入すると、それと同時に他の必要な
備品が手に入れられ、接続部を切断することにより備品
が使用可能となる。
備品が手に入れられ、接続部を切断することにより備品
が使用可能となる。
【0010】
【実施例】図1は、円筒状の芯1の両端に形成されるホ
イール状の押え板2のリブ3の内側に固定バンド4を、
リブ3の外側に吊りバンド5をそれぞれ接着剤により部
分的に取付け、取外しできるようにした合成樹脂製の巻
取具について示すもので、固定バンド4は、図2に詳細
に示されるように、合成樹脂製シートを打抜いて中央に
S形状の切込みにより向かい合って形成される可撓性片
状物6を、その両側に係止孔7内に突出する結束用片状
物8を、更にその外側の一端にくびれ部を有する係止孔
9を、他端の係止孔端に係止片9が係脱可能に嵌入する
係止溝10を設けたものであり、吊りバンド5は図3に
詳細に示されるように、合成樹脂製シートを打抜いて中
央に可撓性片状物11を向かい合せにして形成すると共
に、一端に係合突部12を、他端に係合突部12が係脱
可能に嵌入する係合孔13を形成したものである。
イール状の押え板2のリブ3の内側に固定バンド4を、
リブ3の外側に吊りバンド5をそれぞれ接着剤により部
分的に取付け、取外しできるようにした合成樹脂製の巻
取具について示すもので、固定バンド4は、図2に詳細
に示されるように、合成樹脂製シートを打抜いて中央に
S形状の切込みにより向かい合って形成される可撓性片
状物6を、その両側に係止孔7内に突出する結束用片状
物8を、更にその外側の一端にくびれ部を有する係止孔
9を、他端の係止孔端に係止片9が係脱可能に嵌入する
係止溝10を設けたものであり、吊りバンド5は図3に
詳細に示されるように、合成樹脂製シートを打抜いて中
央に可撓性片状物11を向かい合せにして形成すると共
に、一端に係合突部12を、他端に係合突部12が係脱
可能に嵌入する係合孔13を形成したものである。
【0011】図4は上述する固定バンド4の使用例を示
すもので、片状物6及び両端部を起こして片状物6で散
水用チューブ14を押え込み、その両端を係止孔端に係
止させると共に、係止片9を係止溝10に嵌入係止さ
せ、片状物8の孔に止着具(図示しない)を打込んで固
定するようにしてなるものである。図5は、吊りバンド
5の使用例を示すもので、片状物11を起こして散水用
チューブ15を押え込み、かつ一端の係合突部12を他
端の係合孔13に嵌入係止させ、張設された金属線16
に吊り下げたものである。上記実施例では、固定バンド
や吊りバンドが押え板に接着剤により取付けられている
が、別の実施例では、プラモデルのように固定バンドや
吊りバンドが押え板に数カ所、局部的に接続された状態
で一体成形され、固定バンドや吊りバンドを引剥がすよ
うに引張ることにより接続部分が破断され、取出され
る。
すもので、片状物6及び両端部を起こして片状物6で散
水用チューブ14を押え込み、その両端を係止孔端に係
止させると共に、係止片9を係止溝10に嵌入係止さ
せ、片状物8の孔に止着具(図示しない)を打込んで固
定するようにしてなるものである。図5は、吊りバンド
5の使用例を示すもので、片状物11を起こして散水用
チューブ15を押え込み、かつ一端の係合突部12を他
端の係合孔13に嵌入係止させ、張設された金属線16
に吊り下げたものである。上記実施例では、固定バンド
や吊りバンドが押え板に接着剤により取付けられている
が、別の実施例では、プラモデルのように固定バンドや
吊りバンドが押え板に数カ所、局部的に接続された状態
で一体成形され、固定バンドや吊りバンドを引剥がすよ
うに引張ることにより接続部分が破断され、取出され
る。
【0012】上記実施例ではまた、巻取具のリブの内側
に固定バンドを、外側に吊りバンドを取付けているが、
別の実施例では、リブの両側に固定バンド或いは吊りバ
ンドが取付けられ、更に別の実施例では、固定バンドと
吊りバンドが組合せて取付けられる。更に別の実施例で
は、固定バンドを固定するための杭や止着具が押え板に
添着される。
に固定バンドを、外側に吊りバンドを取付けているが、
別の実施例では、リブの両側に固定バンド或いは吊りバ
ンドが取付けられ、更に別の実施例では、固定バンドと
吊りバンドが組合せて取付けられる。更に別の実施例で
は、固定バンドを固定するための杭や止着具が押え板に
添着される。
【0013】
【考案の効果】本考案の散水用チューブの巻取具によれ
ば、巻取具の購入と共に、散水用チューブ固定バンド、
吊り下げ用バンド、杭、止着具その他散水用チューブに
必要な備品のうち、少なくとも一つの備品を同時に入手
することができ、備品を探し求める手間を省くことがで
きること、押え板に取付けられた備品は使用時には接続
部分を切断することにより押え板より取外して単独で使
用できること、備品が押え板に一体成形されているか
ら、備品を押え板と同じ工程で一体に製作でき、備品を
取付けるための作業が不要となることなどの効果を奏す
る。
ば、巻取具の購入と共に、散水用チューブ固定バンド、
吊り下げ用バンド、杭、止着具その他散水用チューブに
必要な備品のうち、少なくとも一つの備品を同時に入手
することができ、備品を探し求める手間を省くことがで
きること、押え板に取付けられた備品は使用時には接続
部分を切断することにより押え板より取外して単独で使
用できること、備品が押え板に一体成形されているか
ら、備品を押え板と同じ工程で一体に製作でき、備品を
取付けるための作業が不要となることなどの効果を奏す
る。
【図1】 本考案に係る巻取具の斜視図。
【図2】 巻取具に取付けられる固定バンドの平面図。
【図3】 巻取具に取付けられる吊りバンドの平面図。
【図4】 固定バンドの使用例を示す斜視図。
【図5】 吊りバンドの使用例を示す概略的な断面図。
1・・芯 2・・押え板 3・・リブ 4・・固定バンド 5・・吊りバンド 6、11・・可撓性片状物 7・・係止孔 8・・結束用片状物 9・・係止孔 10・・係止溝 12・・係合突部 13・・係合孔 14、15・・散水用チューブ 16・・金属線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭55−160361(JP,U) 実公 昭35−27041(JP,Y1) 実公 昭52−1982(JP,Y2) 実公 平1−26701(JP,Y2) 実公 昭52−31102(JP,Y2) 特公 平1−22196(JP,B2)
Claims (1)
- 【請求項1】散水用チューブを巻取る円柱ないし円筒状
等の芯と、芯の両端に設けられる鍔状の押え板とよりな
るリール状の巻取具において、芯と押え板のうち、少な
くとも押え板が合成樹脂製で、かつ該押え板には、散水
用チューブの固定バンド、吊り下げ用バンド、杭、止着
具その他必要とされる散水用チューブの備品のうち、少
なくとも一つが数か所局部的に接続された状態で一体成
形されることを特徴とする散水用チューブの巻取具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993040856U JP2565083Y2 (ja) | 1993-07-27 | 1993-07-27 | 散水用チューブの巻取具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993040856U JP2565083Y2 (ja) | 1993-07-27 | 1993-07-27 | 散水用チューブの巻取具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0712373U JPH0712373U (ja) | 1995-02-28 |
JP2565083Y2 true JP2565083Y2 (ja) | 1998-03-11 |
Family
ID=12592205
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1993040856U Expired - Lifetime JP2565083Y2 (ja) | 1993-07-27 | 1993-07-27 | 散水用チューブの巻取具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2565083Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5230479B2 (ja) * | 2009-02-24 | 2013-07-10 | 株式会社沖データ | 駆動伝達装置及び画像形成装置 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS55160361U (ja) * | 1979-05-04 | 1980-11-18 | ||
JP2825225B2 (ja) * | 1987-07-17 | 1998-11-18 | 株式会社東芝 | 通信機器 |
-
1993
- 1993-07-27 JP JP1993040856U patent/JP2565083Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0712373U (ja) | 1995-02-28 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
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