JP2564916Y2 - 温水循環処理装置 - Google Patents

温水循環処理装置

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JP2564916Y2
JP2564916Y2 JP8566092U JP8566092U JP2564916Y2 JP 2564916 Y2 JP2564916 Y2 JP 2564916Y2 JP 8566092 U JP8566092 U JP 8566092U JP 8566092 U JP8566092 U JP 8566092U JP 2564916 Y2 JP2564916 Y2 JP 2564916Y2
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JP
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hot water
cpu
lamp
heater
sterilizing
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JP8566092U
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忠生 瀬尾
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Energy Support Corp
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は温水循環処理装置に係
り、詳しくは加熱手段と殺菌手段を備えた温水循環処理
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から浴槽内の温水を循環して加熱及
び殺菌する温水循環処理装置が提案されている。この装
置は温水を循環する循環ポンプにより同装置から延びる
吸水管から浴槽内の温水を吸水し次にヒータにて加熱す
るとともにUV殺菌ランプにて殺菌処理して再び浴槽内
へ戻している。
【0003】
【考案が解決しようとしている課題】ところがUV殺菌
ランプは点灯始動時に高電圧を必要とするため家庭の電
源条件の悪い所ではヒータ作動時に電圧低下が生じ、U
V殺菌ランプが正常点灯しないことがあるという問題点
があった。
【0004】本考案の目的はヒータ作動中でもUV殺菌
ランプが確実に正常点灯する温水循環処理装置を提供す
ることにある。
【0005】
【問題点を解決するための手段】上記問題点を解決する
ために本考案は、浴槽から吸水された温水を加熱手段
より加熱するとともに殺菌手段により殺菌して浴槽へ吐
水する温水循環処理装置において、前記殺菌手段を作動
するとき、所定時間加熱手段を停止する殺菌優先回路を
備えたことを要旨とする。
【0006】
【作用】このように構成された本考案は、殺菌手段を作
動させるとき、加熱手段が作動中か否かを判断する。作
動中と判断すると殺菌優先回路は加熱手段を所定時間停
止させ殺菌手段を作動開始する。所定時間経過後、すな
わち、殺菌手段の動作が安定した後、加熱手段を有効化
する。
【0007】
【実施例】以下、本考案を家庭用の浴室にて使用する温
水循環処理装置Jに具体化した実施例を図面に従って説
明する。
【0008】図1に示すようにこの温水循環処理装置J
の本体ケース1はその側面下部に吸水管6及び吐水管4
が接続されている。そして両管4,6の下端が浴槽7の
湯面下に配管されている。
【0009】本体ケース1の正面には本体ケース1内の
各種動作を制御するための操作パネル22が設けられて
いる。同操作パネル22の表面にはUV殺菌ランプ点灯
スイッチ9、UV殺菌ランプ用のモニタランプ11、温
度設定キー16、温度設定表示装置17が設けられてい
る。その他にも複数のスイッチ等が設けられているが本
考案の要旨と直接関係がないため説明は省略する。
【0010】操作パネル22の裏面側には制御ボックス
5が設けられている。制御ボックス5の中には加熱手段
としてのヒータ20や殺菌手段としてのUV殺菌ランプ
21等を制御する中央制御装置15(以下CPUとい
う。)が収納されている。また、このCPU15は殺菌
手段を作動するとき、所定時間加熱手段を停止する殺菌
優先回路を構成している。
【0011】図2に示すように本体ケース1内には循環
ポンプ13と濾過槽12とヒータ20を備えた加熱槽2
とUV殺菌ランプ21を備えた殺菌槽3等が設置されて
いる。前記吸水管6は循環ポンプ13に接続されてい
る。循環ポンプ13、濾過槽12、加熱槽2、殺菌槽3
間は連結管14を介して連結されている。又、前記殺菌
槽3に対して吐水管4が接続されている。加熱槽2と殺
菌槽3の間の連結管14には温度センサ8が設けられて
いる。そして、浴槽7内の温水は循環ポンプ13により
吸水管6を介して吸水され、濾過槽12、加熱槽2、殺
菌槽3を介して加熱及び殺菌され吐水管4から浴槽7へ
戻される。
【0012】次に温水循環処理装置の電気的構成を図3
に基づいて説明する。CPU15には読み出し専用メモ
リ(ROM)よりなるプログラムメモリ18と、書き込
み及び読み出し可能なメモリ(RAM)よりなる作業用
メモリ19が接続されている。プログラムメモリ18に
は各種制御プログラムが記憶されている。作業用メモリ
19には前記温度設定キー16で入力された設定温度T
sを記憶する記憶領域を備えるとともに、前記制御プロ
グラムの実行時に使用される作業用記憶領域を備えてい
る。さらにこのCPU15の入力側には温度センサ8、
UV殺菌ランプ21の通電状態を検出する電圧センサ1
0、UV殺菌ランプ手動点灯スイッチ9が接続されてお
り、これらの各種センサにより検出された検出信号はC
PU15に入力されるようになっている。
【0013】CPU15の出力側にはヒータ20の駆動
回路20a、UV殺菌ランプ21の駆動回路21a、モ
ニタランプ11の駆動回路11aが接続され、それぞれ
にCPU15から制御信号を出力するようになってい
る。
【0014】次にこのように構成された本実施例の作用
を図4,5のフローチャートに従って説明する。なお、
この制御ルーチンは所定時間毎に実行されるルーチンで
ある。
【0015】ステップ1(以下ステップをSとする)で
CPU15は温度センサ8からの検出信号に基づいて水
温Tを読み込む。S2でCPU15は作業用メモリ19
に予め記憶された設定温度Tsを読み出し、前記TとT
sを比較する。そして前記温度Tが設定温度Ts以上
(T≧Ts)であると判断すると、CPU15はS4へ
進む。そして、S4でヒータ駆動回路20aに制御信号
を出してヒータ20を停止する。一方CPU15は前記
S2において前記温度Tが設定温度より小さい(T<T
s)と判断すると、S3でヒータ駆動回路20aに制御
信号を出力してヒータ20を作動させS5へ進む。
【0016】S5でUVONフラグを読み込む。S6で
UVONフラグが0であるならばS7へ移行する。な
お、UVONフラグはCPU15内蔵のタイマに基づい
てUV殺菌ランプ21の自動点灯開始時間である場合に
は、CPU15は他の割り込み制御ルーチンでUVON
フラグを1とする。また、UV殺菌ランプ手動点灯スイ
ッチ9がオンの場合には、UVONフラグを1とする。
反対に、自動点灯開始時間でない場合には、CPU15
は他の割り込み制御ルーチンでUVONフラグを0とす
る。また、UV殺菌ランプ手動点灯スイッチ9がオフの
場合には、CPU15はUVONフラグを0とする。C
PU15はUVONフラグが0と判断すると、S7で制
御信号をUV殺菌ランプ駆動回路21aに出力してUV
殺菌ランプ21を消灯状態にする。次に、S8ではCP
U15は制御信号をモニタランプ駆動回路11aに出力
してモニタランプ11を消灯状態にする。そして、S1
へ戻る。また、S6でCPU15はUVONフラグが1
であると判断するとS9の殺菌手段制御ルーチンへ進
む。
【0017】殺菌手段制御ルーチンのS91では、CP
U15は電圧センサ10からの検出信号に基づいて、U
V殺菌ランプ21の通電状態を検出する。そして、CP
U15は電圧センサ10からの検出信号に基づいて、通
電状態でないと判断するとS92へ進む。また、通電状
態であると判断するとS1へ戻る。
【0018】S92ではCPU15はヒータ20がオン
か否かを判断する。ヒータ20がオンである場合には、
S93でCPU15は制御信号をヒータ駆動回路20a
に出してヒータ20を停止させる。又、CPU15はヒ
ータ20がオフと判断するとS95に移行する。次に、
S94ではCPU15に内蔵されたタイマカウンタが3
秒間タイム・アップするまで、CPU15は次のS95
へ進むのを待つ。3秒経過した後、S95でCPU15
はUV殺菌ランプ駆動回路21aに制御信号を出し、U
V殺菌ランプ21を点灯させる。すなわち、この3秒間
はヒータ20が停止された後、電源電圧を安定させるた
めの時間である。
【0019】S96でCPU15に内蔵されたタイマカ
ウンタが6秒間タイム・アップするのを待つ。この6秒
間はUV殺菌ランプ21が点灯開始時の不安定動作時間
を経過するためのものである。タイム・アップ後、S9
7でCPU15は電圧センサ10からの検出信号に基づ
いて、通電状態であると判断するとS98へ進む。S9
8ではCPU15はモニタランプ駆動回路11aに制御
信号を出力し、モニタランプ11を点灯させUV殺菌ラ
ンプ21が点灯中であることを知らせる。また、通電状
態でないと判断するとS99へ進む。S99でCPU1
5はUV殺菌ランプ21、または、UV殺菌ランプ駆動
回路21aが故障、または、ランプ切れ等と判断してC
PU15はモニタランプ駆動回路11aへ制御信号を出
力しモニタランプ11を点滅させる。
【0020】従ってこの実施例によれば、高電圧を必要
とするUV殺菌ランプ21の点灯開始時にヒータ20が
オン状態のときには、ヒータ20の作動が一旦停止した
後、UV殺菌ランプ21を点灯するので電圧低下により
点灯しないということはない。又、UV殺菌ランプ21
の点灯後はモニタランプ11が点灯し、またUV殺菌ラ
ンプ21が点灯しなかった時はモニタランプ11が点滅
するため、UV殺菌ランプ21、または、UV殺菌ラン
プ駆動回路21aの正常、異常を即座に知ることができ
る。
【0021】なおこの考案は前記実施例の構成に限定さ
れるものではなく次のように変更して具体化することも
可能である。 (1)温度センサ8を加熱槽2と殺菌槽3の間の連結管
14に設けるのではなく、浴槽7内に設ける。 (2)この温水循環処理装置Jを家庭用の浴槽7以外、
たとえば観賞用熱帯魚の水槽に使用しても良い。
【0022】
【考案の効果】本考案によれば、ヒータ作動中でもUV
殺菌ランプが確実に正常点灯させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の第一実施例の概略図である。
【図2】本体ケース内の構造図である。
【図3】温水循環処理装置の電気的構成を示すブロック
図である。
【図4】温水循環処理装置の作用を説明するためのフロ
ーチャートである。
【図5】温水循環処理装置の作用を説明するためのフロ
ーチャートである。
【符号の説明】
7…浴槽、20…加熱手段としてのヒータ、21…殺菌
手段としてのUV殺菌ランプ。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】浴槽(7)から吸水された温水を加熱手段
    (20)により加熱するとともに殺菌手段(21)によ
    り殺菌して浴槽(7)へ吐水する温水循環処理装置にお
    いて、 前記殺菌手段(21)を作動するとき、所定時間加熱手
    段(20)を停止する殺菌優先回路を備えたことを特徴
    とする温水循環処理装置。
JP8566092U 1992-12-14 1992-12-14 温水循環処理装置 Expired - Lifetime JP2564916Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP8566092U JP2564916Y2 (ja) 1992-12-14 1992-12-14 温水循環処理装置

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JP8566092U JP2564916Y2 (ja) 1992-12-14 1992-12-14 温水循環処理装置

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Publication Number Publication Date
JPH0648487U JPH0648487U (ja) 1994-07-05
JP2564916Y2 true JP2564916Y2 (ja) 1998-03-11

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