JP2564896Y2 - 非舗装路走行用タイヤ - Google Patents

非舗装路走行用タイヤ

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JP2564896Y2
JP2564896Y2 JP4503292U JP4503292U JP2564896Y2 JP 2564896 Y2 JP2564896 Y2 JP 2564896Y2 JP 4503292 U JP4503292 U JP 4503292U JP 4503292 U JP4503292 U JP 4503292U JP 2564896 Y2 JP2564896 Y2 JP 2564896Y2
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JP
Japan
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tire
annular
sidewall portion
ridges
ridge
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JP4503292U
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Inventor
正己 四宮
Original Assignee
オーツタイヤ株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、山地等の非舗装路を走
行するのに適した非舗装路走行用タイヤ用に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】例えば、山地等で車を走らせると、岩
石、木の根等の障害物にタイヤサイドウォール部が当た
り、タイヤサイドウォール部表面を損傷することがあ
る。これを防止するために、従来においては、特開平3
−82611号公報に開示されているように、タイヤサ
イドウォール部に径方向複数本の環状凸条部を形成し
て、タイヤサイドウォール部の本体部分が岩石等に直接
当たらないようにし、その上、タイヤサイドウォール部
の本体部分の内部に繊維層を設けて補強するようにして
いる。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】前記従来技術において
は、大きい石、木の根等からタイヤサイドウォール部を
保護するのには充分な効果を発揮するが、岩角等の鋭利
な障害物が当たると、環状凸条部が切り裂かれることが
あり、損傷を防止することが困難になることがある。
【0004】本考案は、1本以上の環状凸条部の内部に
1本以上の心材を埋設することにより、前記従来技術の
問題点を解決できるようにした非舗装路走行用タイヤを
提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案における課題解決
のための具体的手段は、車両装着時に外側となるタイヤ
サイドウォール部2に、径方向複数本の環状凸条部3を
形成した非舗装路走行用タイヤにおいて、前記1本以上
の環状凸条部3の内部に1本以上の心材4を埋設してい
ることである。
【0006】
【作用】タイヤ1は車両装着時に外側となるタイヤサイ
ドウォール部2に、径方向複数本の環状凸条部3を形成
し、この環状凸条部3の内の1本以上に、その内部に1
本以上の心材4を埋設して補強している。タイヤサイド
ウォール部2が岩角等の鋭利な障害物が当たって、環状
凸条部3の表面が切り裂かれても、心材4に当たって、
それ以上、環状凸条部3の基部に至るような切り傷には
なり難く、切削されるようなことも少なくなる。
【0007】
【実施例】以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明
する。図1に示す第1実施例において、1は空気入りの
非舗装路走行用タイヤで、トレッド部5から左右にショ
ルダ部6が形成され、各ショルダ部6から径内側にサイ
ドウォール部2及びビード部7が形成され、ビード部7
にはビードコア8が埋設されている。
【0008】9はカーカスで、トレッド部5から左右シ
ョルダ部6、サイドウォール部2を通ってビード部7に
至り、ビードコア8で折り返されてトレッド部5又はシ
ョルダ部6まで延設されている。前記左右各サイドウォ
ール部2は、本体部分2Aから外側方へ凸条部3が突出
しており、この凸条部3は環状であり、径方向に複数本
(実施例では6本)形成されている。各凸条部3の間は
環状の溝部10となっている。
【0009】この環状凸条部3及び溝部10は、断面四
角形又は台形状のようになっているが、サイドウォール
部2表面を断面波形状に形成して、断面半円形状にして
も良い。前記複数本の環状凸条部3の内、1本以上(実
施例では4本)には、心材4が埋設されている。この心
材4はスチール、強化プラスチック、繊維等で形成した
環状のワイヤであり、単線又は撚線を使用し、各凸条部
3内に1本もしくは複数本埋め込んである。
【0010】タイヤ1は車両に装着した状態で、その外
側に面するサイドウォール部2が主に障害物と接触する
ので、前記環状凸条部3及び心材4は外側サイドウォー
ル部2のみに形成及び埋設しておいても良い。尚、前記
タイヤ1のサイドウォール部2に凸条部3を形成し且つ
心材4を埋入していても、乗り心地、操縦性能及び安定
性能等のハンドリング特性を損なうことはない。
【0011】図2は第2実施例を示しており、このタイ
ヤ1は第1実施例のものに比して、環状凸条部3のタイ
ヤ径方向幅を広くして本数を減少しており、各環状凸条
部3は断面長方形状であり、それぞれの内部には径方向
に離れて2本又はそれ以上のの心材4が埋設されてい
る。この第2実施例では、第1実施例のものより心材4
の本数を多くし易く、サイドウォール部の耐損傷性及び
耐久性が向上し、剛性も高くなる。
【0012】
【考案の効果】以上詳述した本考案によれば、車両装着
時に外側となるタイヤサイドウォール部2に、径方向複
数本の環状凸条部3を形成した非舗装路走行用タイヤに
おいて、前記1本以上の環状凸条部3の内部に1本以上
の心材4を埋設しているので、大きい石、木の根等から
タイヤサイドウォール部2を保護できる上に、岩角等の
鋭利な障害物が当たって環状凸条部3に切り目がはいっ
ても、心材4によって切り裂かれるような損傷になるの
を可及的に防止することができ、環状凸条部3の切削を
減少して耐久性を向上できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1実施例を示す断面図である。
【図2】第1実施例を示す断面図である。
【符号の説明】
1 タイヤ 2 サイドウォール部 2A 本体部分 3 環状凸条部 4 心材 5 トレッド部 6 ショルダ部 7 ビード部 8 ビードコア 9 カーカス 10 溝部

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両装着時に外側となるタイヤサイドウ
    ォール部(2)に、径方向複数本の環状凸条部(3)を
    形成した非舗装路走行用タイヤにおいて、前記1本以上
    の環状凸条部(3)の内部に1本以上の心材(4)を埋
    設していることを特徴とする非舗装路走行用タイヤ。
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JPH066006U JPH066006U (ja) 1994-01-25
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