JP2564862B2 - Led駆動回路 - Google Patents

Led駆動回路

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JP2564862B2
JP2564862B2 JP29829987A JP29829987A JP2564862B2 JP 2564862 B2 JP2564862 B2 JP 2564862B2 JP 29829987 A JP29829987 A JP 29829987A JP 29829987 A JP29829987 A JP 29829987A JP 2564862 B2 JP2564862 B2 JP 2564862B2
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led
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differential
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慶一 奥山
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はディジタル光通信装置の光送信回路に関し、
特にそのLED駆動回路に関する。
〔従来の技術〕
一般に、局内伝送路や光LAN(ローカルエリアネット
ワーク,構内伝送路)などの中距離光通信用光源とし
て、高信頼性、経済性の点からLED(発光ダイオード)
がよく用いられてきた。また、近年における情報量の増
大に伴い、光伝送システムの高速化の要請が高まり、LE
Dを高速に変調する回路技術として駆動回路の高速スイ
ッチング特性が注目される傾向にある。
従来、この種のLED駆動回路の一例は第2図に示すよ
うに、一端を接地する抵抗器8と、この抵抗器8の他端
にコレクタを、ベースに第1の入力端子5を接続する第
1の差動トランジスタ1と、同じく接地とコレクタ間に
LED4を接続し、ベースに第2の入力端子6を接続する第
2の差動トランジスタ2と、これら両差動トランジスタ
1および2の両エミッタを共通にして、これに接続する
最大電流制御用電流源3とからなるものであり最大電流
制御用電流源3によって供給された電流の第1および第
2の差動トランジスタ1,2を交互にオン−オフすること
でLED4に流れる電流をスイッチングするものであった。
すなわち、LEDを変調するディジタル信号は第1および
第2の差動トランジスタ1,2のベース電極に接続する第
1および第2の入力端子5,6から互いに相補な電圧とし
て印加され、第1の入力端子5がロウ、第2の入力端子
6がハイのときは、第2の差動トランジスタ2がオンと
なり、そのコレクタ,エミッタ間が低インピーダンスと
なってLED4には順方向に駆動電流が流れLED4は発光状態
となる。次に第1の入力端子5がハイ、第2の入力端子
6がロウとなると、第2の差動トランジスタ2はオフと
なり、コレクタ,エミッタ間が高インピーダンスとなっ
てLED4には電流が流れなくなり、LED4は消光するもので
あった。
しかしながら、このLED駆動回路により変調が行われ
るLED4は、駆動回路から見た場合、内部抵抗をもつ容量
性負荷と考えることができ、このLED4自身がもつ内部容
量のために高速に変調ができないという欠点があった。
すなわち、第2図において、第2の差動トランジスタ
2がオンのとき、そのコレクタ電流はLED4に流れてLED4
は発光するが同時にLED4の内部容量により電荷が蓄積さ
れる。次に第2の差動トランジスタ2がオフとなると、
この第2の差動トランジスタ2のコレクタ,エミッタ間
が高インピーダンスとなり、外部に放電経路がないた
め、蓄積された電荷はLED4の内部抵抗と内部容量によっ
て決まる時定数で放電される。
LED4は順方向電流が小さくなると、内部抵抗が大きく
なる性質を有するため、発光から消光の間にかけて、時
定数が大きくなり、LED4の発光が長く続くことになる。
したがって、LED4を高速に変調することができないとい
う欠点を有していた。
〔発明が解決しようとする問題点〕
本発明の目的は上記の欠点すなわち、LED自身のもつ
内部容量と内部抵抗とによる時定数のためにLEDが高速
に変調することができないという問題点を解決したLED
駆動回路を提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は上述の問題点を解決するために、一端を接地
する抵抗器と、この抵抗器の他端にコレクタを接続し第
1の入力端子にベースを接続する第1の差動トランジス
タと、同じく接地とコレクタ間にLEDを接続し、ベース
を第2の入力端子に接続する第2の差動トランジスタ
と、これら両差動トランジスタのエミッタを共通にして
接続する電流源と、上記LEDに並列にエミッタとコレク
タとを接続し、かつベースを第1の差動トランジスタの
コレクタに抵抗器を介して接続する第3のトランジスタ
とからなる構成を採用するものである。
〔作用〕
本発明は上述のように構成したので、第1および第2
の入力端子に互いに相補な電圧を印加することにより、
第1および第2の差動トランジスタが差動的にオン、オ
フし、第2の差動トランジスタに接続するLEDは発光、
消光をする。そしてLEDの消光時にLEDの内部容量によっ
て蓄積された電荷は第3のトランジスタによって放電さ
れ消光時間が速くなる。
〔実施例〕
次に、本発明の実施例について図面を参照して説明す
る。
本発明の一実施例を回路図で示す第1図を参照する
と、本発明のLED駆動回路はアースに一端を接続する抵
抗器8と、この抵抗器8の他端にコレクタを接続し、ベ
ースに第1の入力端子5を接続する第1のNPNトランジ
スタ1と、アノードをアースに接続する発光素子のLED4
と、このLED4のカソードにコレクタを接続し、ベースを
第2の入力端子6に接続する第2のNPNトランジスタ2
と、これら第1および第2のトランジスタ1および2の
両エミッタを共通にして接続する最大電流制御用電源3
からなる従来回路に、第2のNPNトランジスタ2のコレ
クタにコレクタを、第1のNPNトランジスタ1のコレク
タに抵抗器9を介してベースを、更にアースにエミッタ
を接続する第3のPNPトランジスタ7を不可したもので
ある。
次に本実施例の動作について第1図を用いて説明す
る。
まず、第2のNPNトランジスタ2がオンの時、LED4に
は最大電流制御用電流源3で決定する電流I0が流れ、LE
D4は発光状態となり、かつLED4の内部容量により順方向
に電荷が蓄積される。このとき第1のNPNトランジスタ
1は、オフであり、コレクタ,エミッタ間は高インピー
ダンスとなっている。また、第3のPNPトランジスタ7
はベース電位がアース電位と等しくなるためオフであ
り、駆動回路の動作は従来と全く同じである。
次に第2のNPNトランジスタ2がオフとなりLED4に流
れる電流がカットされ、消光状態となった場合を考え
る。このとき、第1のNPNトランジスタ1はオンであ
り、コレクタ電流が流れ、コレクタ負荷の抵抗器8によ
る電位差で第3のPNPトランジスタ7のベースに電圧が
加わり、このトランジスタ7はオンとなる。このためLE
D発光時に内部容量によって蓄積されたLED4の電荷は、
第3のPNPトランジスタを通して放電する。
したがって、LED4は急速に消光するという利点があ
る。
なお、本実施例においては差動トランジスタとしてNP
N型を用い、第3のトランジスタとしてPNP型を用いてい
るが、どのような型のトランジスタを用いても同様の動
作が得られれば差支ない。
〔発明の効果〕
以上に説明したように本発明によれば従来の第1およ
び第2の差動トランジスタを用いたLED駆動回路に、LED
消光時の蓄積電荷放電経路を形成するための第3のトラ
ンジスタを付加して設けることにより、発光時LEDに蓄
積された電荷が、消光時にこの第3のトランジスタを通
して急速に放電するため、LEDの高速変調が可能になる
という効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の回路図、第2図は従来の一
例の回路図である。 1……第1の差動トランジスタ、2……第2の差動トラ
ンジスタ、3……最大電流制御用電流源、4……LED
(発光ダイオード)、5……第1の入力端子、6……第
2の入力端子、7……第3のトランジスタ、8,9……抵
抗器、I0……電流。
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04B 10/28

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一端を接地する抵抗器と、この抵抗器の他
    端にコレクタを接続し、ベースを第1の入力端子に接続
    する第1の差動トランジスタと、同じくコレクタと接地
    間にLEDを接続し、ベースを第2の入力端子に接続する
    第2の差動トランジスタと、これらの両差動トランジス
    タのエミッタを共通にして接続する電流源とを有し、前
    記両入力端子に互いに相補な電圧パルスを印加して電流
    スイッチングにすることにより前記LEDを電流駆動するL
    ED駆動回路において、前記LEDに並列にエミッタ,コレ
    クタを接続し、かつベースを第1の差動トランジスタの
    コレクタに抵抗を介して接続し、LED消光時の蓄積電荷
    の放電経路とする第3のトランジスタを設けることを特
    徴とするLED駆動回路。
JP29829987A 1987-11-25 1987-11-25 Led駆動回路 Expired - Lifetime JP2564862B2 (ja)

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JPH01138766A JPH01138766A (ja) 1989-05-31
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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