JP3488088B2 - 発光ダイオード駆動回路 - Google Patents

発光ダイオード駆動回路

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JP3488088B2
JP3488088B2 JP16872798A JP16872798A JP3488088B2 JP 3488088 B2 JP3488088 B2 JP 3488088B2 JP 16872798 A JP16872798 A JP 16872798A JP 16872798 A JP16872798 A JP 16872798A JP 3488088 B2 JP3488088 B2 JP 3488088B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、オーディオ信号な
どの電気信号を光信号に変換して伝送を行うにあたっ
て、好適に実施される発光ダイオード駆動回路に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年のデジタルオーディオ機器の普及に
伴って、オーディオ信号をデジタルのままで、ファイバ
リンクを介して、機器間伝送するようになってきてい
る。たとえば、コンパクトディスクプレーヤで再生した
オーディオデータを、光ファイバを介して接続したミニ
ディスクプレーヤへ伝送し、複写や編集を行うことが広
く行われている。
【0003】一方、前記コンパクトディスクプレーヤや
ミニディスクプレーヤなどのオーディオ機器では、携帯
型の機器も多く登場しており、したがって電池の長寿命
化のために、電力消費の低減には、常に強い要望があ
る。このため、電源電圧の低電圧化が求められている。
【0004】図4は、典型的な従来技術の発光ダイオー
ド駆動回路1の電気的構成を示すブロック図である。こ
の発光ダイオード駆動回路1は、大略的に、アノード側
がハイレベルVccの電源に接続された発光ダイオード
2のカソードから駆動電流i1を引抜くことによって、
前記発光ダイオード2を点灯させる駆動回路であり、前
記駆動電流i1のON/OFF制御は、定電流回路3に
よって作成された定電流i2を、電流スイッチ回路4が
ON/OFF制御することで実現される。
【0005】前記定電流回路3は、定電流源5と、NP
N形のトランジスタq1,q2から成るカレントミラー
回路とによって構成されており、前記定電流源5からの
定電流i3が、トランジスタq1,q2のエミッタ面積
比倍されて、前記定電流i2となる。一方、定電流回路
3がこのようにバイポーラトランジスタで形成されるの
で、該トランジスタq1,q2の電流が一旦OFFする
と、再び所定の電流値に立上がるまでに長時間を要する
ので、該トランジスタq1,q2には、常時電流が供給
されている。このため、前記電流スイッチ回路4は、N
PN形のトランジスタq3,q4から成る、エミッタ結
合された差動対によって構成されている。
【0006】入力端子6への前記オーディオ信号などの
駆動信号vinは、差動回路7に与えられ、この差動回
路7からの正相出力vaは、前記発光ダイオード2のカ
ソードとトランジスタq2との間に直列に介在されるト
ランジスタq4のベースに与えられ、逆相出力vbは、
ハイレベルVccの電源ラインと前記トランジスタq2
との間に直列に介在されるトランジスタq3のベースに
与えられる。これによって、前記駆動信号vinがハイ
レベルとなると、トランジスタq4がONし、トランジ
スタq3がOFFして、定電流回路3で規定された定電
流i2が前記駆動電流i1となり、発光ダイオード2が
点灯する。これに対して、前記駆動信号vinがローレ
ベルとなると、トランジスタq4がOFFし、トランジ
スタq3がONして、前記定電流i2はトランジスタq
3側からの電流i4で供給され、発光ダイオード2は消
灯する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】図5は、上述のように
構成された発光ダイオード駆動回路1の動作を説明する
ための波形図である。入力端子6への図5(a)で示す
駆動信号vinに対して、差動回路7は、図5(b)で
示すように、前記駆動信号vinと同相の正相出力va
および逆相の逆相出力vbを、前記トランジスタq4,
q3のベースにそれぞれ与える。
【0008】これによって、発光ダイオード2のカソー
ド電圧、すなわち該発光ダイオード駆動回路1の出力電
圧voutは、図5(c)で示すように、前記トランジ
スタq3がONし、トランジスタq4がOFFしている
発光ダイオード2の消灯期間には、ハイレベルとなる。
トランジスタq4がONし、トランジスタq3がOFF
している発光ダイオード2の点灯期間には、前記電圧v
ce2にトランジスタq4のコレクタ−エミッタ間電圧
vce4を加算した電圧となる。この図5(c)におい
て、トランジスタq3,q4のエミッタ電位は、veで
示す。
【0009】トランジスタq4,q3を流れる電流i
1,i4は、前記発光ダイオード2の点灯/消灯に応答
して、図5(d)で示すように、それぞれON/OFF
およびOFF/ONとなる。
【0010】ここで、トランジスタq4,q2の安定動
作を考え、かつ数Mbpsにも及ぶ高周波の前記駆動信
号vinへの応答を考えると、該トランジスタq4,q
2は飽和することなく動作しなければならない。すなわ
ち、飽和してしまうとベース電流を引抜くために長時間
を要し、前記高周波の駆動信号に追従できなくなってし
まう。一般的に、バイポーラトランジスタが飽和しない
ためのコレクタ−エミッタ間電圧vceは、たとえば
0.3(V)程度であり、発光ダイオード2の発光時の
順方向電圧を、たとえば1.6(V)とすると、該発光
ダイオード駆動回路1の最低動作電源電圧Vcc(MIN)
は、 Vcc(MIN) =1.6+0.3+0.3=2.2(V) …(1) となる。したがって、マイクロプロセッサやメモリなど
の集積回路の低電圧化に追従して、更なる低電圧化が望
まれる。
【0011】また、上述の発光ダイオード駆動回路1で
は、前述のように、発光ダイオード2の点灯時にのみ定
電流回路3を起動していたのでは、高周波の駆動信号に
応答することができないので、電流スイッチ回路4を差
動回路として、発光ダイオード2の消灯時にも、定電流
回路3に定電流i2が流れるように構成されており、発
光ダイオード2を点灯しないにも拘わらず、電流を消費
するという問題もある。
【0012】本発明の目的は、低電圧化および低消費電
力化を図ることができる発光ダイオード駆動回路を提供
することである。
【0013】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明に係る発
光ダイオード駆動回路は、発光ダイオードの駆動電流値
を規定する定電流回路と、前記発光ダイオードと定電流
回路との間に直列に介在され、定電流回路で規定された
電流をON/OFF制御して、前記発光ダイオードに供
給する電流スイッチ回路とを含み、前記定電流回路およ
び前記電流スイッチ回路がMOSトランジスタで構成さ
れ、集積回路にモノリシック形成され、アセンブリされ
た前記発光ダイオードと一体で単一のモールドパッケー
ジに封止され、前記発光ダイオードはカソード接地さ
れ、前記集積回路の接地電位のリー ドフレームを前記発
光ダイオードのリードフレームとして共用化することを
特徴とする。
【0014】上記の構成によれば、定電流回路は、発光
ダイオードの駆動電流値が所定の定電流となるように、
該定電流回路を構成するMOSトランジスタのゲート電
圧やL/W比などが決定されており、こうして規定され
た駆動電流が、MOSトランジスタから成るスイッチ回
路によってON/OFF制御され、発光ダイオードに与
えられる。
【0015】したがって、MOSトランジスタには、バ
イポーラトランジスタのような飽和に対するマージンを
考慮しておく必要がないので、ドレイン−ソース間電圧
を低く設定することができ、直列に接続される定電流回
路および電流スイッチ回路での電圧降下の加算値が小さ
くなり、低電圧動作が可能となり、低消費電力化を図る
ことができる。
【0016】また、定電流回路は、起動と同時に定電流
を供給することができ、常時定電流を発生しておく必要
がなく、発光ダイオードを点灯駆動する期間にのみ、定
電流を発生すればよい。これによって、さらに低消費電
力化を図ることができる。
【0017】さらに、発光ダイオードとその駆動回路と
を、小形化して、赤外線送信ユニットなどとしてユニッ
ト化することができ、前記携帯オーディオ機器や携帯情
報端末などへの搭載に好適である。
【0018】さらに、リードフレームを縮小化すること
ができる。
【0019】また、請求項2の発明に係る発光ダイオー
ド駆動回路では、前記定電流回路は、定電流源とカレン
トミラー回路とを備えて構成され、カレントミラー回路
による定電流源の電流値と発光ダイオードの駆動電流値
との比が2〜1000倍に設定されることを特徴とす
る。
【0020】上記の構成によれば、発光ダイオードの駆
動電流が定電流源の作成する基準電流の2倍程度以上と
なると、定電流源での電力消費を抑えた省電力化の効果
を期待することができ、また前記駆動電流が前記基準電
流の1000倍程度までであれば、基準電流の誤差に対
する駆動電流の誤差を、実用上問題のない範囲とするこ
とができる。
【0021】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態の基本構成
ついて、図1および図2に基づいて説明すれば、以下の
通りである。
【0022】図1は、本発明の実施の形態の基本構成で
ある発光ダイオード駆動回路11の電気的構成を示すブ
ロック図である。この発光ダイオード駆動回路11は、
アノードがハイレベルVccの電源に接続された発光ダ
イオード12のカソードから、定電流回路13によって
作成された駆動電流I1を、電流スイッチ回路14を介
して引抜くことによって、発光ダイオード12を点灯駆
動する。
【0023】定電流回路13は、大略的に、定電流源1
5と、カレントミラー回路を構成する1対のNMOSト
ランジスタQ1,Q2とを備えて構成されている。定電
流源15は、MOSトランジスタを含んで構成され、そ
のゲート電圧やL/W比などが前記駆動電流I1に対応
して予め規定されており、一定の基準電流I2を、NM
OSトランジスタQ1のドレインへ供給する。NMOS
トランジスタQ1,Q2のゲートは、前記定電流源15
に接続され、ソースは接地されている。NMOSトラン
ジスタQ1,Q2は、それらの電極面積比の設定などに
よって、電流駆動能力が1:Nに構成されている。した
がって、NMOSトランジスタQ2のドレインからは、
前記基準電流I2のN倍の定電流I3が、前記電流スイ
ッチ回路14から引抜かれることになる。
【0024】電流スイッチ回路14は、NMOSトラン
ジスタQ3から成り、そのソースは、前記NMOSトラ
ンジスタQ2のドレインに接続され、ドレインは、出力
端子16を介して、前記発光ダイオード12のカソード
に接続され、ゲートには、バッファ回路17を介して、
入力端子18へ入力されるオーディオ信号などの駆動信
号Vinが与えられる。このNMOSトランジスタQ3
の基板電位は、たとえば接地電位またはソース電位(図
1の例では接地電位)とされている。
【0025】図2は、上述のように構成された発光ダイ
オード駆動回路11の動作を説明するための波形図であ
る。前記駆動信号Vinの電圧が、図2(a)で示すよ
うに変化する時、バッファ回路17からの出力電圧、す
なわちNMOSトランジスタQ3のゲート電圧Vgは、
図2(b)で示すように変化する。前記ゲート電圧Vg
がハイレベルとなると、NMOSトランジスタQ3は導
通し、ドレイン電圧、すなわち出力端子16の電圧Vo
utは、図2(c)で示すようにローレベルに低下し、
図2(d)で示すように前記駆動電流I1を引込む。
【0026】ここで、MOSトランジスタは、バイポー
ラトランジスタのような、飽和に対するマージンがなく
ても、ドレイン−ソース間の電流を容易にOFF駆動す
ることができる。このため、NMOSトランジスタQ
3,Q2のドレイン−ソース間電圧Vds3,Vds2
を低く設定することができ、図2(c)で示すように、
該NMOSトランジスタQ3,Q2のON時におけるN
MOSトランジスタQ2のドレイン電圧Vdを0.2
(V)とし、NMOSトランジスタQ3のドレイン電
圧、すなわち前記出力電圧Voutを0.4(V)とす
ることができる。
【0027】したがって、該発光ダイオード駆動回路1
1の最低動作電源電圧Vcc(MIN)は、 Vcc(MIN) =1.6+0.2+0.2=2.0(V) …(2) となる。このようにして、マイクロプロセッサやメモリ
などに合わせて、発光ダイオード12の駆動のための構
成の低電圧化を図ることができ、電力消費を低減するこ
とができる。
【0028】また、定電流回路13は、過渡応答が良好
で、発光ダイオード12の点灯時にのみ起動されるの
で、従来技術の発光ダイオード駆動回路1のように、常
時定電流回路3を起動しておく構成に比べて、たとえば
前記駆動信号Vinの変調方式が4値パルス位置変調で
ある場合には、そのデューディ比が1/4であり、電力
消費を1/4とすることができる。
【0029】また、たとえばI3(=I1)=6(m
A)とすると、N=20である場合には、I2=I3/
20=300(μA)となり、N=1とする場合に比べ
て、基準電流I2の電流を5.7(mA)低減すること
ができる。このような定電流源15の電力消費の低減効
果は、I2=I3/2以下となる、N=2以上で効果的
である。
【0030】一方、前記電流比N、すなわちカレントミ
ラー回路での電流増幅率が大きくなる程、上述のように
定電流源15での電力消費の低減が可能であるけれど
も、該電流比Nが大きくなりすぎると、電流I3(=I
1)に対する精度が悪くなり、かつカレントミラー回路
のトランジスタサイズが大きくなって、後述するような
モノリシック化に不利となる。このため、前記電流比N
は、2〜1000倍が好適である。
【0031】さらにまた、この発光ダイオード駆動回路
11は、集積回路にモノリシック化されて、発光ダイオ
ード12と単一のモードパッケージに封止されている。
したがって、光信号の送信ユニットを小型することがで
き、携帯型オーディオ機器や、携帯型の情報端末装置な
どに好適に搭載することができる。
【0032】本発明の実施の形態について、図3に基づ
いて説明すれば、以下の通りである。
【0033】図3は、本発明の実施の形態の発光ダイオ
ード駆動回路21の電気的構成を示すブロック図であ
る。この発光ダイオード駆動回路21では、定電流回路
23および電流スイッチ回路24のトランジスタQ1
1,Q12;Q13が、PMOSトランジスタで構成さ
れている。これに対応して、発光ダイオード12のカソ
ードが接地され、アノードが前記出力端子16に接続さ
れる。
【0034】入力端子18への駆動信号Vinは、反転
バッファ27で反転された後、電流スイッチ回路24を
構成するPMOSトランジスタQ13のゲートに与えら
れる。PMOSトランジスタQ13のドレインからは、
出力端子16を介して、前記発光ダイオード12へ駆動
電流I1が流し出され、ソースは、定電流回路23内の
PMOSトランジスタQ12のドレインに接続される。
このPMOSトランジスタQ13の基板電位は、たとえ
ばハイレベルまたはソース電位(図3の例ではハイレベ
ル)とされている。
【0035】定電流回路23は、定電流源15と、カレ
ントミラー回路を構成するPMOSトランジスタQ1
1,Q12とを備えて構成されている。PMOSトラン
ジスタQ11,Q12のソースは、ハイレベルVccの
電源に接続され、ゲートは、定電流源15を介して接地
されている。PMOSトランジスタQ11のドレインか
らは、前記定電流源15へ電流I2が引出され、PMO
SトランジスタQ12のドレインからは、定電流の前記
電流I3が電流スイッチ回路24へ供給される。
【0036】このようにして、発光ダイオード12をカ
ソード接地とすることができ、該発光ダイオード12を
発光ダイオード駆動回路21とアセンブリするにあたっ
て、接地電位である発光ダイオード駆動回路21の集積
回路のリードフレームと、該発光ダイオード12のリー
ドフレームとを共用化することができ、リードフレーム
を縮小化することができる。
【0037】これによって、集積回路にモノリシック形
成された発光ダイオード駆動回路21と、発光ダイオー
ド12とを一体で単一のモールドパッケージに封止し、
赤外線送信ユニットなどとしてユニット化することがで
き、携帯オーディオ機器や携帯情報端末などへの搭載に
好適である。
【0038】なお、特開昭63−269820号公報に
は、MOSFETで選択した抵抗器によって規定される
電流を基準電流とし、その基準電流をMOSFETから
成るカレントミラー回路で折返して、発光ダイオードに
与えるようにした構成が示されている。
【0039】しかしながら、この先行技術では、カレン
トミラー回路を構成するMOSFETのゲート電極間に
スイッチング用のMOSFETを介在しており、カレン
トミラー回路自体をON/OFF制御している。したが
って、スイッチング用のMOSFETにおいて、カレン
トミラー回路のMOSFETのゲートに接続されるソー
スと、駆動信号が与えられるゲートとの間の電圧が小さ
くなってしまう。
【0040】これに対して、本発明では、電流スイッチ
回路14,24は、カレントミラー回路の出力電流を、
直接ON/OFF制御している。したがって、定電流I
3をON/OFF制御しているMOSトランジスタQ
3,Q13のソース−ゲート間に、ON時またはOFF
時に充分な電圧振幅を入力することができ、電流の立ち
上がりに要する過渡応答時間が短くなって、より高周波
の信号に対応することができる。
【0041】
【発明の効果】請求項1の発明に係る発光ダイオード駆
動回路は、以上のように、発光ダイオードの駆動電流値
を規定する定電流回路と、前記発光ダイオードと定電流
回路との間に直列に介在され、定電流回路で規定された
電流をON/OFF制御して、前記発光ダイオードに供
給する電流スイッチ回路とを含み、前記定電流回路およ
び前記電流スイッチ回路がMOSトランジスタで構成さ
れ、集積回路にモノリシック形成され、アセンブリされ
た前記発光ダイオードと一体で単一のモールドパッケー
ジに封止され、前記発光ダイオードはカソード接地さ
れ、前記集積回路の接地電位のリードフレームを前記発
光ダイオードのリードフレームとして共用化する。
【0042】このように、定電流回路で規定した所定の
定電流値の駆動電流を、電流スイッチ回路でON/OF
F制御して、発光ダイオードに供給する発光ダイオード
駆動回路において、前記定電流回路および電流スイッチ
回路を、バイポーラトランジスタのように飽和に対する
マージンを考慮しておく必要がないMOSトランジスタ
で構成する。
【0043】それゆえ、ドレイン−ソース間電圧を低く
設定することができ、直列に接続される定電流回路およ
び電流スイッチ回路での電圧降下の加算値が小さくな
り、低電圧動作が可能となり、低消費電力化を図ること
ができる。
【0044】また、定電流回路は、起動と同時に定電流
を供給することができるので、常時定電流を発生してお
く必要がなく、発光ダイオードを点灯駆動する期間にの
み定電流を発生するようにし、さらに低消費電力化を図
ることができる。
【0045】さらに、発光ダイオードとその駆動回路と
を、小形化して、赤外線送信ユニットなどとしてユニッ
ト化することができ、前記携帯オーディオ機器や携帯情
報端末などへの搭載に好適である。
【0046】さらに、リードフレームを縮小化すること
ができる。
【0047】また、請求項2の発明に係る発光ダイオー
ド駆動回路は、以上のように、定電流回路のカレントミ
ラー回路における定電流源の電流値と発光ダイオードの
駆動電流値との比を2〜1000倍に設定する。
【0048】それゆえ、定電流源の電力消費を抑えて省
電力化の効果を期待することができるとともに、基準電
流の誤差に対する駆動電流の誤差を、実用上問題のない
範囲とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の基本構成である発光ダイ
オード駆動回路の電気的構成を示すブロック図である。
【図2】図1で示す発光ダイオード駆動回路の動作を説
明するための波形図である。
【図3】本発明の実施の形態の発光ダイオード駆動回路
の電気的構成を示すブロック図である。
【図4】典型的な従来技術の発光ダイオード駆動回路の
電気的構成を示すブロック図である。
【図5】図4で示す発光ダイオード駆動回路の動作を説
明するための波形図である。
【符号の説明】
11 発光ダイオード駆動回路 12 発光ダイオード 13 定電流回路 14 電流スイッチ回路 15 定電流源 16 出力端子 17 バッファ回路 18 入力端子 21 発光ダイオード駆動回路 23 定電流回路 24 電流スイッチ回路 27 反転バッファ回路 Q1,Q2,Q3 NMOSトランジスタ Q11,Q12,Q13 PMOSトランジスタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI H04B 10/14 10/26 10/28 (56)参考文献 特開 平8−8478(JP,A) 特開 平9−232635(JP,A) 特開 平9−284217(JP,A) 特開 平10−242522(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04B 10/00 - 10/28 H04J 14/00 - 14/08 H01L 21/8234 H01L 27/088 H03F 3/08

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】発光ダイオードの駆動電流値を規定する定
    電流回路と、 前記発光ダイオードと定電流回路との間に直列に介在さ
    れ、定電流回路で規定された電流をON/OFF制御し
    て、前記発光ダイオードに供給する電流スイッチ回路と
    を含み、 前記定電流回路および前記電流スイッチ回路がMOSト
    ランジスタで構成され、 集積回路にモノリシック形成され、アセンブリされた前
    記発光ダイオードと一体で単一のモールドパッケージに
    封止され、 前記発光ダイオードはカソード接地され、前記集積回路
    の接地電位のリードフレームを前記発光ダイオードのリ
    ードフレームとして共用化することを特徴とする発光ダ
    イオード駆動回路。
  2. 【請求項2】前記定電流回路は、定電流源とカレントミ
    ラー回路とを備えて構成され、カレントミラー回路によ
    る定電流源の電流値と発光ダイオードの駆動電流値との
    比が2〜1000倍に設定されることを特徴とする請求
    項1記載の発光ダイオード駆動回路。
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