JP2564454B2 - 印刷機の排紙装置 - Google Patents

印刷機の排紙装置

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JP2564454B2
JP2564454B2 JP4252113A JP25211392A JP2564454B2 JP 2564454 B2 JP2564454 B2 JP 2564454B2 JP 4252113 A JP4252113 A JP 4252113A JP 25211392 A JP25211392 A JP 25211392A JP 2564454 B2 JP2564454 B2 JP 2564454B2
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    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H2404/00Parts for transporting or guiding the handled material
    • B65H2404/20Belts
    • B65H2404/25Driving or guiding arrangements
    • B65H2404/254Arrangement for varying the guiding or transport length

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  • Supply, Installation And Extraction Of Printed Sheets Or Plates (AREA)
  • Framework For Endless Conveyors (AREA)
  • Drives For Endless Conveyors (AREA)
  • Delivering By Means Of Belts And Rollers (AREA)
  • Specific Conveyance Elements (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は印刷機の排紙装置に関
し、特に印刷機構から排出された印刷済用紙を排紙位置
まで搬送して排出する印刷機の排紙装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、印刷機構から排出される印刷済用
紙を受け取り、印刷済用紙を所定の排紙位置まで搬送し
て排出する印刷機の排紙装置は、印刷機構の排出側に設
けられた第1のローラと、印刷済用紙の排紙位置に設け
られた第2のローラと、第1のローラと第2のローラと
の間に張設された搬送ベルトとから構成されている。ま
た、第1のローラ及び第2のローラの回転軸位置は、所
定位置に固定されている。この構成により、印刷済用紙
は印刷機構の排出側の第1のローラから搬送ベルトで第
2のローラまで搬送され、所定の排紙位置に排出され
る。また、印刷済用紙の排紙位置での搬送方向の位置決
めは、排紙位置に印刷済用紙の搬送方向の前辺と当接す
る排紙ストッパを設けて行っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の印刷機の排紙装置には次のような課題がある。搬送
ベルトを所定の速度で搬送されて排出された印刷済用紙
は、駐止板だけで印刷済用紙の搬送方向の位置決めが行
われるため、一旦駐止板と当接した際に駐止板から受け
る反発力により搬送方向と逆方向に移動する場合があ
る。これにより、駐止板と印刷済用紙の搬送方向前辺と
の間に距離が開いて、印刷済用紙の搬送方向への位置揃
えがうまく行えない。また、第2のローラから駐止板ま
での距離は、印刷済用紙の最大長(搬送方向に沿った長
さ)より若干長めに設定しておく必要があるが、印刷済
用紙には色々なサイズがあるため、サイズの異なる印刷
済用紙を使用する度に駐止板の位置を移動させなければ
ならないし、また小型の印刷済用紙(名刺等)では、そ
の排紙位置が第2のローラに接近しすぎてしまうため、
印刷済用紙を作業者が取りにくいという課題がある。従
って本発明は、上記課題を解消すべくなされ、その目的
とするところは、印刷済用紙のサイズが変わっても、常
に印刷済用紙の前辺の位置が一定のまま印刷済用紙の搬
送方向の位置揃えが可能な印刷機の排紙装置を提供する
ことにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明は次の構成を備える。すなわち、印刷機構か
ら排出される印刷済用紙を受け取り、該印刷済用紙を所
定の排紙位置まで搬送し、排出する印刷機の排紙装置に
おいて、前記印刷機構の排出側に設けられた第1のロー
ラと、前記排紙位置に設けられると共に、前記第1のロ
ーラに対して接離動可能に設けられた第2のローラと、
前記第1のローラと前記第2のローラとの間に張設さ
れ、前記印刷済用紙を前記排紙位置へ搬送する搬送ベル
トと、前記第1のローラと前記第2のローラとの間に、
前記搬送ベルトを張設させると共に、張設状態を保持し
つつ移動可能に設けられたテンションローラと、前記第
2のローラを前記第1のローラに対して接離動させると
共に、該第2のローラの接離動に連動させて前記テンシ
ョンローラを移動させる駆動機構と、前記排紙位置の前
記印刷済用紙の搬送方向の前方に設けられ、排紙位置に
搬送された印刷済用紙の搬送方向の前辺と当接する駐止
アームと、前記第2のローラに、該第2のローラと共に
移動可能、かつ前記排紙位置に排出された前記印刷済用
紙の搬送方向の後辺に至るように垂設された押しアーム
とを具備し、前記駆動機構は、前記排紙位置に前記印刷
済用紙が排出された際に、前記駐止アームと前記押しア
ームとの間で印刷済用紙の搬送方向の位置を揃えるべ
く、前記第2のローラを移動して前記押しアームを印刷
済用紙の前記後辺と当接させることを特徴とする。
【0005】
【作用】排紙装置は、印刷済用紙のサイズが変わった場
合には、駆動機構が第2のローラを第1のローラに対し
て接離動させて搬送ベルトによる印刷済用紙の排紙位置
を変更する。また、駆動機構は、排紙位置に印刷済用紙
が排出された際に、第2のローラを搬送方向に移動して
押しアームにより印刷済用紙の搬送方向の後辺を押す。
これにより、駐止アームとの間で排紙位置での印刷済用
紙の搬送方向への位置揃えが行える。
【0006】
【実施例】以下、本発明の好適な一実施例について添付
図面と共に詳述する。図1は、本発明に係る印刷機の排
紙装置の構造を示す説明図である。図2は、図1の第2
のローラを印刷済用紙のサイズに合わせて、搬送方向に
移動させた場合を示す説明図であり、(a)は小型の印
刷済用紙を、(b)は中型の印刷済用紙を、(c)は大
型の印刷済用紙を排紙する場合を示し、(d)は印刷済
用紙の後揃え動作を説明するための図である。図3は、
図1の排紙装置から排出される印刷済用紙の幅方向の位
置揃えを行う幅揃え機構の正面図である。図4は、図3
の駐止アームとサブアームの動作を示す説明図であり、
(a)は通常の印刷時における状態を示す図であり、
(b)は印刷中に印刷済の印刷済用紙を抜き出すために
駐止アームを撥ね上げた状態を示す図である。
【0007】まず、図1を用いて、印刷機の排紙装置の
構造について説明する。排紙装置10は、印刷機構14
から排出される印刷済用紙12を受け取り、所定の排紙
位置Aまで搬送し、排出する機能を有するものであり、
印刷機構14の排出側に設けられた第1のローラ16
と、排紙位置Aに設けられると共に、第1のローラ16
に対して接離動可能な第2のローラ18と、第1のロー
ラ16と第2のローラ18との間に張設され、印刷済用
紙12を排紙位置Aへ搬送する搬送ベルト20とを有す
る。ここで第2のローラ18の接離動方向は、搬送ベル
ト20上を搬送される印刷済用紙12の搬送方向と同じ
W方向であって、接離動範囲は区間Bの範囲となってい
る。また第1のローラ16は印刷機構14の排出側の所
定位置で回動可能に配されている。
【0008】また、第1のローラ16と第2のローラ1
8との間には、搬送ベルト20を張設させると共に、張
設状態を保持しつつ上下移動可能な第1のテンションロ
ーラ22が設けられ、また第1のテンションローラ22
の上方には第1のテンションローラ22より小径であっ
て、第1のテンションローラ22と共に上下動する第2
のテンションローラ24が接近して設けられている。こ
こで第1および第2のテンションローラ22、24はX
方向へ移動可能に設けられている。さらに、搬送ベルト
20には、回動位置が固定された補助ローラ26、2
8、30、32が設けられ、搬送ベルト20をT字状に
形成すると共に、駆動ローラ34が1つの補助ローラ3
2へ、搬送ベルト20を介して接して設けられている。
なお、搬送ベルト20は、2つのテンションローラ2
2、24と補助ローラ26、28、30、32とにより
第2のテンションローラ24に張設された搬送ベルト2
0の一部が第1のテンションローラ22に張設された搬
送ベルト20の一部内に配される2重構造となってい
る。
【0009】また、T字状に形成された搬送ベルト20
の側方には、排紙位置Aの左端側に設けられた第1のプ
ーリ36、区間Bの右側に設けられると共に、直径の比
が1対2の2つのプーリが同軸に取り付けられて成る第
2のプーリ38、第2のプーリ38の下方に設けられ、
2つのプーリが同軸に取り付けられて成る第3のプーリ
40、第3のプーリ40に接近して設けられた第1のモ
ータ42、第1のプーリ36と第2のプーリ38の大径
プーリとの間に張設された第1のタイミングベルト4
4、第2のプーリ38の内の小径プーリと第3のプーリ
40の一方のプーリとの間に張設された第2のタイミン
グベルト46、および第3のプーリ40の他方のプーリ
と第1のモータ42の出力軸との間に張設された第3の
タイミングベルト48とから構成される駆動機構50が
設置されている。ここで、第1のプーリ36、第2のプ
ーリ38、および第3のプーリ40は、第1のタイミン
グベルト44の上辺が常にW方向と平行となり、第2の
タイミングベルト46の右辺が常にX方向と平行となる
ように配されており、第2のローラ18は連結板52に
て第1のタイミングベルト44の上辺に固定され、第1
及び第2のテンションローラ22、24は第2のタイミ
ングベルト46の右辺に固定されている。
【0010】また、第2のローラ18の下方には、排出
された印刷済用紙12を受け取る台56が設けられてい
る。また、連結板52の下端には下方に向けて押しアー
ム58が垂設され、その先端は台56上面と摺動可能に
接している。また、台56の左端側には幅揃え機構60
が設けられ、幅揃え機構60の駐止アーム62が排紙位
置Aの左端に、台56と直角となるように設けられてい
る。この駐止アーム56の先端は台56の左端と接して
設けられ、排紙位置Aでの印刷済用紙12の前辺の基準
位置Hとなる。これにより、排出された印刷済用紙12
は、その前辺(図1における左辺)が駐止アーム62と
当接することで印刷済用紙の搬送方向への位置決めがさ
れる。なお、台56の右端は、排紙位置Aが区間Bの間
で変わるため、区間Bの右端と略同じ位置となるように
設けられている。
【0011】上述した構成により、駆動ローラ34が矢
印E方向に回転すると搬送ベルト20の上辺がW方向に
移動する。また、第1のモータ42が矢印F方向に回転
すると、第3のプーリ40を介して第2のタイミングベ
ルト46の右辺は方向Xと平行に下方へ移動し、第1及
び第2のテンションローラ22、24も下方へ移動す
る。また、第2のプーリ38を介して第1のタイミング
ベルト44の上辺は搬送方向Wと逆方向に移動し、これ
に伴い第2のローラ18も右方向に移動する。反対に、
第1のモータ42が矢印Fと逆方向に回転すると、第1
及び第2のテンションローラ22、24は上方へ、第2
のローラ18は左方向に移動する。ここで第1および第
2のテンションローラ22、24の移動距離は、第2の
ローラ18の移動距離の2分の1であり、第2のプーリ
38が1対2の直径比に形成され、同軸に取り付けられ
た2つのプーリから成るため、搬送ベルト20は常に張
設状態に保持されている。
【0012】次に、幅揃え機構の構造について図3と図
4を用いて説明すると、幅揃え機構60は、図3に示す
ように排出される印刷済用紙12の前辺と当接して搬送
方向の排出位置決めを行うための一対の駐止アーム62
およびL字状のサブアーム64と、印刷済用紙12の幅
方向(Y方向)を揃える一対の幅揃えアーム66と、第
2のローラ18の軸線と平行に設けられ、幅揃えアーム
66が滑動可能に取り付けられた第1のシャフト68
と、第1のシャフト68と平行に、かつ軸線を中心に回
動可能に設けられ、略中間位置にサブアーム64が固着
された第2のシャフト70と、第2のシャフト70と平
行かつ接近して、軸線を中心に回動可能に設けられると
共に、駐止アーム62が軸線方向へ摺動可能かつ回動不
能に取り付けられた第3のシャフト72と、幅揃えアー
ム66を互いに接離動させる駆動手段74とから構成さ
れている。
【0013】また、第2のシャフト70と第3のシャフ
ト72の各左端部分には、各軸線と同軸にそれぞれ第1
の歯車76、第2の歯車78が互いに噛合して設けられ
ている。従って、図4に示すように駐止アーム62を図
4(a)の位置から、図4(b)に示す位置まで搬送方
向Wに撥ね上げ、第3のシャフト72を矢印方向に回転
させると、第2の歯車78、第1の歯車76、および第
2のシャフト70を介してサブアーム64が回転し、駐
止アーム62に代わって台56と直角となる位置に移動
し、印刷済用紙12の前辺と当接する。また、一対の幅
揃えアーム66の対向する各側面には第1係合部80と
第2係合部82が第3のシャフト72に沿って延設さ
れ、第1係合部80は一対の駐止アーム62の内の左側
の駐止アーム62と係合し、第2係合部82は右側の駐
止アーム62と係合する。これにより、一対の駐止アー
ム62は一対の幅揃えアーム66の内側に位置したま
ま、幅揃えアーム66の移動に伴って移動する構造とな
っている。
【0014】また、駆動手段74は、第1のシャフト6
8の両端側に設けられた第2のモータ84および第4の
プーリ86と、第2のモータ84の出力軸と第4のプー
リ86との間に張設された第4のタイミングベルト88
とから構成され、一対の幅揃えアーム66が第4のタイ
ミングベルト88の上辺および下辺にそれぞれ取り付け
られている。これにより第2のモータ84が回転すると
第4のタイミングベルト88を介して一対の幅揃えアー
ム66が互いに接離動する。また、排紙装置10には、
駆動ローラ34の回転動作を制御し、搬送ベルト20の
搬送速度を制御する機能と、第1のモータ42の回転動
作を制御し、第1のタイミングベルト44および第2の
タイミングベルト46の搬送速度を制御する機能と、第
2のモータ84の回転動作を制御し、幅揃えアーム66
の接離動作を制御する機能を有する制御部(不図示)が
設けられている。
【0015】次に、印刷機の排紙装置の動作について説
明する。まず、制御部に印刷済用紙12のサイズデータ
を入力する。制御部は印刷済用紙12の搬送方向Wの長
さデータを基に、第1のモータ42を駆動して図2
(a)〜(c)に示すように第2のローラ18を区間B
内で移動させ、駐止アーム62と第2のローラ18に取
り付けられた押しアーム58との距離Gを印刷済用紙1
2より若干長めとなるように設定する。小型の印刷済用
紙の場合には図2(a)のように駐止アーム62と押し
アーム58との距離Gが短くなり、大型の印刷済用紙の
場合には図2(c)のように駐止アーム62と押しアー
ム58との距離Gが長くなる。中型の印刷済用紙の場合
には図2(b)の様な排紙位置Aの中間位置に第2のロ
ーラ18が移動する。第2のローラ18の位置はこの3
つに限定されるのではなく、使用する印刷済用紙の大き
さに合わせて、色々に変えることができる。また、第2
のローラ18の位置決めが行われた後、制御部は第1の
モータ42を連続して正逆回転駆動し、第2のローラ1
8を図2(d)の区間Dの範囲内で連続的に印刷機構1
4に対して接離動させる。なお、駐止アーム62(排紙
位置Aの左端)から区間Dの左端までの距離は、印刷済
用紙12の搬送方向Wの長さと略同じとする。この区間
Dは区間Bに比べて、微小な距離でよい。
【0016】次に、制御部は駆動ローラ34を矢印E方
向に回転させ、搬送ベルト20の上辺がW方向に移動す
るように駆動する。これにより印刷機構14から排出さ
れた印刷済用紙12は、搬送ベルト20により搬送さ
れ、第2のローラ18まで移動して搬送ベルト20から
台56上に排出される。この際に印刷済用紙12の前辺
は駐止アーム62と当接することによって、略排紙位置
Aの左端(基準位置H)に揃えられる。前述した第2の
ローラ18の接離動は、搬送ベルト20上を搬送されて
排出される印刷済用紙12の時間間隔と連動するように
制御部にて制御されており、第2のローラ18が区間D
内の最も右側(搬送ベルト20の第1ローラ16側)に
位置する時に、印刷済用紙12が台56上に排出され
る。第2のローラ18は、次に区間D内の最も左側まで
移動するため、排出の際に印刷済用紙12が位置ズレを
生じていても、印刷済用紙12は第2のローラ18に取
り付けられた押しアーム58により左方向に押され、そ
の前辺が駐止アーム62に当接するまで移動する。この
後第2のローラ18は次の印刷済用紙12の排紙に備
え、再度区間D内の最も右側の位置まで移動する。上記
動作を繰り返すことにより、連続して搬送ベルト20上
を搬送され、台56上に排出される印刷済用紙12は、
常にその前辺が排紙位置Aの左端に位置するように揃え
られる。
【0017】さらに、制御部は、第2のローラ18の接
離動に連動して後揃え機構60の第2のモータ84を連
続的に正逆回転駆動し、第4のタイミングベルト88を
介して一対の幅揃えアーム66を互いに接離動させる。
詳細には、第2のローラ18が区間Dを左方向に移動
し、押しアーム58が印刷済用紙12を左方向に移動さ
せている際には、幅揃えアーム66の間隔を印刷済用紙
12の幅と略同じ幅まで狭め、第2のローラ18が区間
Dを右方向に移動している際には、幅揃えアーム66の
間隔を印刷済用紙12の幅より若干広げる制御をする。
従って印刷済用紙12は幅揃えアーム66間で幅方向が
揃えられる。
【0018】また、作業者が印刷動作の途中で、排出さ
れる印刷済用紙12を抜き出し、印刷の様子を確認した
い場合には、後揃え機構60の駐止アーム62を図4
(b)のように搬送方向Wに撥ね上げる。これによりサ
ブアーム64が駐止アーム62に代わって排出される印
刷済用紙12の前辺と当接し、さらに当該前辺を既に位
置揃えされた印刷済用紙12から浮かした状態で保持す
る。従って、作業者は既に位置揃えされた印刷済用紙1
2から必要な枚数を抜き出すことができる。
【0019】以上、本発明の好適な実施例について種々
述べてきたが、本発明は上述した実施例に限定されるの
ではなく、発明の精神を逸脱しない範囲で多くの改変を
施し得るのはもちろんである。
【0020】
【発明の効果】本発明に係る印刷機の排紙装置を用いる
と、印刷済用紙のサイズが変わった場合には、駆動機構
が第2のローラを第1のローラに対して接離動させるこ
とで、搬送ベルトによる印刷済用紙の排紙位置を変更で
きる。また、駆動機構は、排紙位置に印刷済用紙が排出
された際に、第2のローラを搬送方向に移動して押しア
ームにより印刷済用紙の搬送方向の後辺を押すことが可
能である。従って、印刷済用紙のサイズが変わっても、
駐止アームとの間で印刷済用紙の前辺の位置が常に一定
となるように印刷済用紙の搬送方向の位置揃えが行える
ので、作業者が印刷済用紙を取り出しやすい。 また、印
刷済用紙の位置揃えを行う押しアームを第2のローラに
設けているため、押しアーム用の駆動機構が不要となる
ので、排紙装置の機構の簡略化が図れるという著効を奏
する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る印刷機の排紙装置の構造を示す説
明図である。
【図2】図1の第2のローラを印刷済用紙のサイズに合
わせて、搬送方向に移動させた場合を示す説明図であ
り、(a)は小型の印刷済用紙を、(b)は中型の印刷
済用紙を、(c)は大型の印刷済用紙を排紙する場合を
示し、(d)は印刷済用紙の後揃え動作を説明するため
の図である。
【図3】図1の排紙装置から排出される印刷済用紙の幅
方向の位置揃えを行う幅揃え機構の正面図である。
【図4】図3の駐止アームとサブアームの動作を示す説
明図であり、(a)は通常の印刷時における状態を示す
図であり、(b)は印刷中に印刷済の印刷済用紙をサン
プリングするため、駐止アームを撥ね上げた状態を示す
図である。
【符号の説明】
10 排紙装置 12 印刷済用紙 14 印刷機構 16 第1のローラ 18 第2のローラ 20 搬送ベルト 22、24 テンションローラ 50 駆動機構

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 印刷機構から排出される印刷済用紙を受
    け取り、該印刷済用紙を所定の排紙位置まで搬送し、排
    出する印刷機の排紙装置において、 前記印刷機構の排出側に設けられた第1のローラと、 前記排紙位置に設けられると共に、前記第1のローラに
    対して接離動可能に設けられた第2のローラと、 前記第1のローラと前記第2のローラとの間に張設さ
    れ、前記印刷済用紙を前記排紙位置へ搬送する搬送ベル
    トと、 前記第1のローラと前記第2のローラとの間に、前記搬
    送ベルトを張設させると共に、張設状態を保持しつつ移
    動可能に設けられたテンションローラと、 前記第2のローラを前記第1のローラに対して接離動さ
    せると共に、該第2のローラの接離動に連動させて前記
    テンションローラを移動させる駆動機構と、 前記排紙位置の前記印刷済用紙の搬送方向の前方に設け
    られ、排紙位置に搬送された印刷済用紙の搬送方向の前
    辺と当接する駐止アームと、 前記第2のローラに、該第2のローラと共に移動可能、
    かつ前記排紙位置に排出された前記印刷済用紙の搬送方
    向の後辺に至るように垂設された押しアームとを具備
    し、 前記駆動機構は、前記排紙位置に前記印刷済用紙が排出
    された際に、前記駐止アームと前記押しアームとの間で
    印刷済用紙の搬送方向の位置を揃えるべく、前記第2の
    ローラを移動して前記押しアームを印刷済用紙の前記後
    辺と当接させる ことを特徴とする印刷機の排紙装置。
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