JP2771492B2 - 印字装置のプリンタシャッタ機構 - Google Patents
印字装置のプリンタシャッタ機構Info
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- JP2771492B2 JP2771492B2 JP30281595A JP30281595A JP2771492B2 JP 2771492 B2 JP2771492 B2 JP 2771492B2 JP 30281595 A JP30281595 A JP 30281595A JP 30281595 A JP30281595 A JP 30281595A JP 2771492 B2 JP2771492 B2 JP 2771492B2
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- Japan
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- medium
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- printer shutter
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、印字装置の媒体搬
送に関し、特に、プリントヘッド移動範囲内にあり退避
動作を行うプリンタシャッタ機構に関する。
送に関し、特に、プリントヘッド移動範囲内にあり退避
動作を行うプリンタシャッタ機構に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の公知例としては特開平3−227
675号公報,特開平4−115966号公報が知られ
ている。
675号公報,特開平4−115966号公報が知られ
ている。
【0003】この従来のプリンタシャッタ機構について
図面を参照して説明する。
図面を参照して説明する。
【0004】図2は従来のプリンタシャッタ機構の一例
を示す平面図である。
を示す平面図である。
【0005】従来のプリンタシャッタ機構は、プリンタ
シャッタ11と、プリンタシャッタ11を動かすソレノ
イド12と、一対のペーパガイド13,4とから構成さ
れ、プリントヘッド5及びカードホルダ9の前後の媒体
搬送用ローラ6,7間に設けられている。
シャッタ11と、プリンタシャッタ11を動かすソレノ
イド12と、一対のペーパガイド13,4とから構成さ
れ、プリントヘッド5及びカードホルダ9の前後の媒体
搬送用ローラ6,7間に設けられている。
【0006】そして、このプリンタシャッタ機構では、
プリンタシャッタ11は、印字のときはプリントヘッド
5と干渉しないように位置Cにソレノイド12によって
動作されており、このように従来のプリンタシャッタ機
構は、シャッタ動作の際、プリンタシャッタを搬送部外
に退避させる機構となっていた。
プリンタシャッタ11は、印字のときはプリントヘッド
5と干渉しないように位置Cにソレノイド12によって
動作されており、このように従来のプリンタシャッタ機
構は、シャッタ動作の際、プリンタシャッタを搬送部外
に退避させる機構となっていた。
【0007】この場合の排出搬送時、媒体後端側印字位
置により媒体8後端が媒体搬送用ローラ7からはずれて
いる時に、プリンタシャッタ11を位置Aに動作させる
とプリンタシャッタ11と媒体8が干渉することがある
ため、一度吸入方向に搬送した後プリンタシャッタ11
を位置Aに動作させ、媒体8を排出搬送していた。
置により媒体8後端が媒体搬送用ローラ7からはずれて
いる時に、プリンタシャッタ11を位置Aに動作させる
とプリンタシャッタ11と媒体8が干渉することがある
ため、一度吸入方向に搬送した後プリンタシャッタ11
を位置Aに動作させ、媒体8を排出搬送していた。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のプリン
タシャッタ機構の、第一の問題点は、従来の技術におい
ては印字処理時間が長くなるということである。
タシャッタ機構の、第一の問題点は、従来の技術におい
ては印字処理時間が長くなるということである。
【0009】その理由は、従来のプリンタシャッタ機構
は、媒体の印字位置によっては、排出搬送時、媒体後端
側印字位置により媒体8後端が媒体搬送用ローラ7から
はずれている時に、プリンタシャッタ11を位置Aに動
作させるとプリンタシャッタ11と媒体8が干渉するこ
とがあるため、媒体排出時に媒体を一度吸入方向に搬送
してからプリンタシャッタを動作させていたからであ
る。
は、媒体の印字位置によっては、排出搬送時、媒体後端
側印字位置により媒体8後端が媒体搬送用ローラ7から
はずれている時に、プリンタシャッタ11を位置Aに動
作させるとプリンタシャッタ11と媒体8が干渉するこ
とがあるため、媒体排出時に媒体を一度吸入方向に搬送
してからプリンタシャッタを動作させていたからであ
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の印字装置のプリ
ンタシャッタ機構は、プリントヘッドに対し媒体搬送方
向の前後に設けられた一対のペーパガイドと、前記一対
のペーパガイド間で前記媒体の橋渡しを行うプリンタシ
ャッタとを備え、印字中は、前記プリンタシャッタを、
前記媒体の搬送経路内の吸入方向に回動し、前記プリン
トヘッドと干渉しない位置に退避させることを特徴とす
る。
ンタシャッタ機構は、プリントヘッドに対し媒体搬送方
向の前後に設けられた一対のペーパガイドと、前記一対
のペーパガイド間で前記媒体の橋渡しを行うプリンタシ
ャッタとを備え、印字中は、前記プリンタシャッタを、
前記媒体の搬送経路内の吸入方向に回動し、前記プリン
トヘッドと干渉しない位置に退避させることを特徴とす
る。
【0011】本発明の印字装置のプリンタシャッタ機構
は、媒体のガイドを行うカードホルダを有するプリント
ヘッドに対し媒体搬送方向の前後に設けられた一対のペ
ーパガイドと、プリントヘッドの移動範囲内にありプリ
ントヘッドの移動に伴いカードホルダの接近時には搬送
部内のペーパガイドの一部に退避しカードホルダが離れ
ている時には媒体が一対のペーパガイド間を通りやすく
するように移動するプリンタシャッタとを備えている。
は、媒体のガイドを行うカードホルダを有するプリント
ヘッドに対し媒体搬送方向の前後に設けられた一対のペ
ーパガイドと、プリントヘッドの移動範囲内にありプリ
ントヘッドの移動に伴いカードホルダの接近時には搬送
部内のペーパガイドの一部に退避しカードホルダが離れ
ている時には媒体が一対のペーパガイド間を通りやすく
するように移動するプリンタシャッタとを備えている。
【0012】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。
て図面を参照して説明する。
【0013】図1は本発明のプリンタシャッタ機構の一
実施の形態を示す平面図である。
実施の形態を示す平面図である。
【0014】本実施の形態のプリンタシャッタ機構は、
プリンタシャッタ1と、プリンタシャッタ1を動かすソ
レノイド2と、一対のペーパガイド3,4とから構成さ
れ、プリントヘッド5及びカードホルダ9の前後の媒体
搬送用ローラ6,7間に設けられている。
プリンタシャッタ1と、プリンタシャッタ1を動かすソ
レノイド2と、一対のペーパガイド3,4とから構成さ
れ、プリントヘッド5及びカードホルダ9の前後の媒体
搬送用ローラ6,7間に設けられている。
【0015】プリンタシャッタ1は、印字を行うプリン
トヘッド5及びカードホルダ9の移動範囲が大きいた
め、ペーパガイドをペーパガイド3,4と分割してしま
うため、媒体8を印字位置まで吸入及び印字後排出搬送
させる際、媒体8の先後端がペーパガイド3,4端面に
当たり搬送不可能になる恐れがある。そのため、媒体8
が印字位置まで吸入及び印字後排出搬送されるときは、
プリンタシャッタ1を位置Aにソレノイド2によって動
作させ、確実に媒体8を搬送できるようにしている。
トヘッド5及びカードホルダ9の移動範囲が大きいた
め、ペーパガイドをペーパガイド3,4と分割してしま
うため、媒体8を印字位置まで吸入及び印字後排出搬送
させる際、媒体8の先後端がペーパガイド3,4端面に
当たり搬送不可能になる恐れがある。そのため、媒体8
が印字位置まで吸入及び印字後排出搬送されるときは、
プリンタシャッタ1を位置Aにソレノイド2によって動
作させ、確実に媒体8を搬送できるようにしている。
【0016】また、印字中はプリンタシャッタ1を搬送
部内位置Bに退避させ、プリンタシャッタ1が常に媒体
8の上にあるようにすることで、媒体後端側印字位置に
より媒体8後端が媒体搬送用ローラ7からはずれている
状態でも位置Aへのシャッタ動作が可能となり、一度吸
入方向に媒体8を搬送するという無駄な動作をせずに媒
体の排出搬送が行える。尚、媒体8の上とは図1の裏面
側を言う。
部内位置Bに退避させ、プリンタシャッタ1が常に媒体
8の上にあるようにすることで、媒体後端側印字位置に
より媒体8後端が媒体搬送用ローラ7からはずれている
状態でも位置Aへのシャッタ動作が可能となり、一度吸
入方向に媒体8を搬送するという無駄な動作をせずに媒
体の排出搬送が行える。尚、媒体8の上とは図1の裏面
側を言う。
【0017】これに対して、図2に示す従来のプリンタ
シャッタ機構では、前述したように、プリンタシャッタ
11は、印字のときはプリントヘッド5と干渉しないよ
うに位置Cにソレノイド12によって動作されるように
なっており、排出搬送時の媒体の位置状態により、一度
吸入方向に搬送した後プリンタシャッタ11を位置Aに
動作させ媒体8を排出搬送していた。
シャッタ機構では、前述したように、プリンタシャッタ
11は、印字のときはプリントヘッド5と干渉しないよ
うに位置Cにソレノイド12によって動作されるように
なっており、排出搬送時の媒体の位置状態により、一度
吸入方向に搬送した後プリンタシャッタ11を位置Aに
動作させ媒体8を排出搬送していた。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の第一の効
果は、無駄な媒体搬送を行わずにすみ、これにより、印
字処理時間の短縮が図れる。
果は、無駄な媒体搬送を行わずにすみ、これにより、印
字処理時間の短縮が図れる。
【0019】その理由は、プリンタシャッタが搬送部内
に退避し媒体の上にあるため、媒体がどの位置にあろう
とも、媒体の位置によらずシャッタ動作が可能となるた
めである。
に退避し媒体の上にあるため、媒体がどの位置にあろう
とも、媒体の位置によらずシャッタ動作が可能となるた
めである。
【図1】本発明のプリンタシャッタ機構の一実施の形態
を示す平面図である。
を示す平面図である。
【図2】従来のプリンタシャッタ機構の一例を示す平面
図である。
図である。
1,11 プリンタシャッタ 2,12 ソレノイド 3,13 ペーパガイド 4,14 ペーパガイド 5 プリントヘッド 6 媒体搬送用ローラ 7 媒体搬送用ローラ 8 媒体 9 カードホルダ
Claims (2)
- 【請求項1】 プリントヘッドに対し媒体搬送方向の前
後に設けられた一対のペーパガイドと、前記一対のペー
パガイド間で前記媒体の橋渡しを行うプリンタシャッタ
とを備え、印字中は、前記プリンタシャッタを、前記媒
体の搬送経路内の吸入方向に回動し、前記プリントヘッ
ドと干渉しない位置に退避させることを特徴とする印字
装置のプリンタシャッタ機構。 - 【請求項2】 媒体を吸入してプリントヘッドで印字を
行い、印字後、前記媒体を吸入方向と逆の方向に排出す
る印字装置において、前記プリントヘッドに対し前記媒
体搬送方向の前後に設けられた一対のペーパガイドと、
前記一対のペーパガイド間で前記媒体の橋渡しを行うプ
リンタシャッタとを備え、前記媒体を印字位置まで吸入
搬送するときと印字後に排出搬送するときとは前記プリ
ンタシャッタを前記橋渡しを行う位置に置き、印字中は
前記プリンタシャッタを前記媒体の搬送経路内の吸入方
向に回動し前記プリントヘッドと干渉しない位置に退避
させることを特徴とする印字装置のプリンタシャッタ機
構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30281595A JP2771492B2 (ja) | 1995-11-21 | 1995-11-21 | 印字装置のプリンタシャッタ機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30281595A JP2771492B2 (ja) | 1995-11-21 | 1995-11-21 | 印字装置のプリンタシャッタ機構 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09141955A JPH09141955A (ja) | 1997-06-03 |
JP2771492B2 true JP2771492B2 (ja) | 1998-07-02 |
Family
ID=17913437
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP30281595A Expired - Fee Related JP2771492B2 (ja) | 1995-11-21 | 1995-11-21 | 印字装置のプリンタシャッタ機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2771492B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101440225B1 (ko) * | 2013-04-02 | 2014-09-17 | 노틸러스효성 주식회사 | 금융자동화기기의 수표 인자 장치 |
-
1995
- 1995-11-21 JP JP30281595A patent/JP2771492B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH09141955A (ja) | 1997-06-03 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19980317 |
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