JP3517572B2 - 画像記録装置 - Google Patents

画像記録装置

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JP3517572B2
JP3517572B2 JP31432797A JP31432797A JP3517572B2 JP 3517572 B2 JP3517572 B2 JP 3517572B2 JP 31432797 A JP31432797 A JP 31432797A JP 31432797 A JP31432797 A JP 31432797A JP 3517572 B2 JP3517572 B2 JP 3517572B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は画像記録装置に関
し、特に記録材の供給及び排出を同じ搬送路を往復して
行うことに特徴を有する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の画像記録装置としては、
例えば記録材にインクを吐き出して画像を形成するイン
クジェット記録装置がある。
【0003】このようなインクジェット記録装置におけ
る記録材搬送部は図12から図14までに図示される様
になっている。
【0004】101は画像記録部に備えられた記録材に
画像を形成する記録ヘッドであり、102は記録材を画
像記録部に供給する搬送ローラ対、103は画像記録後
に記録材を画像記録部から排出する搬送ローラ対、10
4は記録材ヘッド101に対向して設けられ、画像記録
部で記録材を保持するためのプラテン、105は記録材
を搬送ローラ対102に供給する給送ローラ、106は
記録材を積載保持する供給トレイ、107は画像記録部
から排出された記録材を保持する配送トレイである。
【0005】上記構成の画像記録装置では図12に示す
矢印A方向に記録材が画像記録装置の後ろ側から前側に
向かって搬送される。
【0006】また、図13に示す様に矢印B方向に記録
材が画像記録装置の前側から後ろ側に向かって搬送され
るものもある。
【0007】これとは別な従来構成として、図14に示
す様に画像記録装置下部に記録材供給部を設け、記録材
ガイド108により画像記録装置の後ろ側で矢印Cで示
す様に記録材を反転させて搬送ローラ対102に記録材
を供給するものがあり、さらに、記録材ガイド109で
記録材をガイドして画像記録装置の後ろ側からユーザ操
作によって矢印D方向に記録材を送り出して搬送ローラ
対102に記録材を供給するものもある。
【0008】このように供給された記録材は矢印Eに示
す様に画像記録装置の前側に排出される。
【0009】この他に図15に示す様に画像記録装置の
前側で矢印Fのように記録材を反転させ、搬送ローラ対
102に記録材を供給するものがある。この構成で記録
材ガイド109により画像記録装置の前側からユーザ操
作で矢印G方向に記録材を送り出して搬送ローラ対10
2に記録材を供給するものがある。
【0010】このように供給された記録材は矢印Hに示
す様に画像記録装置の後ろ側に排出される。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来技術において、下記のような問題が生じてい
た。
【0012】近年、パソコンの周辺機器の種類が増加し
ている。具体的にはディスプレイ、キーボード、マウ
ス、画像記録装置としてのプリンタ、スキャナ、外付け
のCD−ROM、メモリ装置等の機器をパソコン本体を
中心として配置することになる。
【0013】しかし、このような周辺機器を配置するこ
とは広いスペースを必要としてしまい、なかでもプリン
タは設置スペースが広く、スペース効率が悪いことが問
題となっていた。
【0014】さらに、プリンタの上面部を使って記録材
の供給及び排出が行われているため、プリンタ上面部に
は所定の空間が必要であり、他の周辺機器のように積み
重ねることもできず、上面方向のスペース効率が悪いと
いう問題もあった。
【0015】また、プリンタの後ろ側を使って記録材の
供給及び排出が行われているものもあり、記録材の供
給、排出された記録材の取り出し等の操作のためにプリ
ンタの後ろ側には所定のスペースが必要になり、後ろ側
方向のスペース効率が悪くなるという問題もあった。
【0016】本発明は上記の従来技術の課題を解決する
ためになされたもので、その目的とするところは、記録
材の供給及び排出を画像記録装置前面で行うスペース効
率を向上させ、しかも記録材の斜行取りを容易に行う機
能性に富んだ画像記録装置を提供することにある。
【0017】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明にあっては、記録材が往復搬送される往復搬送
路と、該往復搬送路の復路で記録材上に画像記録する記
録手段と、該往復搬送路で記録材を挟持搬送する搬送手
段と、を備え、該搬送手段は、往路方向で前記記録手段
よりも奥側に配置される第1搬送ローラ対と、該第1搬
送ローラ対のさらに奥側に配置される第2搬送ローラ対
と、から成り、往路で記録が行われること無く記録手段
を通過した記録材が第1搬送ローラ対及び第2搬送ロー
ラ対に往路方向奥側に搬送される時に第2搬送ローラ対
の搬送を記録材を挟持したまま停止させると共に、第1
搬送ローラ対で往路方向に搬送して記録材の往路方向後
端を第1搬送ローラ対のニップ部に当接させて記録材に
カールを形成して記録材の斜行取りを行い、その後第1
搬送ローラ対を逆回転し、復路搬送を行い、復路搬送時
に前記記録手段によって記録が行われることを特徴とす
る。
【0018】従って、記録材の供給及び排出を同じ部分
で行い、記録を復路で行い、更に記録材の斜行取りが他
の部品を必要とせず、第1搬送ローラ対と第2搬送ロー
ラ対だけで容易に行うことができる。
【0019】第2搬送ローラ対は記録手段による画像記
録時に記録材に接しないことが好ましい。
【0020】これにより、画像記録時の第1搬送ローラ
対の搬送に第2搬送ローラ対は影響を与えない。
【0021】複数の記録材を蓄える供給カセットを記録
材排出側から着脱可能に備え、該供給カセットから前記
往復搬送路に記録材が導かれる反転搬送路を記録材排出
側に配置したことが好ましい。
【0022】これにより、供給カセットは記録材と同方
向から脱可能であり、反転搬送路におけるジャムは供給
カセットを取り出すと容易にジャム処理できる。
【0023】前記供給カセットから前記反転搬送路を通
過して記録材が供給される時は往路に記録材をガイド
し、復路では記録材を記録方向にガイドする可変記録材
ガイドを備えたことが好ましい。
【0024】これにより、搬送路の可変がスムーズに行
える。
【0025】記録材の先端及び後端を検知する記録材セ
ンサを備えたことが好ましい。
【0026】これにより、記録材の往路搬送、斜行取
り、復路搬送、記録等のタイミングを取ることができ
る。
【0027】
【発明の実施の形態】以下に図面を参照して、この発明
の好適な実施の形態を例示的に詳しく説明する。ただ
し、この実施の形態に記載されている構成部品の寸法、
材質、形状、その相対配置などは、特に特定的な記載が
ないかぎりは、この発明の範囲をそれらのみに限定する
趣旨のものではない。
【0028】(第1の実施の形態)図1,図2は本発明
を示す図である。図1は装置の全体を示す側面断面図、
図2は装置の外観を示す斜視図である。
【0029】画像記録装置前面の矢印I方向(往路)に
記録材が供給され、矢印J方向(復路)に記録材が排出
される往復搬送路を備え、1は矢印J方向(記録方向)
に記録材が搬送されると複数のノズルにより選択的にイ
ンクを吐き出して記録を行う記録手段としての記録ヘッ
ド、記録ヘッド1は図示しない記録ヘッド1を保持する
主走査キャリッジにより、不図示の駆動手段により、記
録材の搬送幅方向(主走査方向)に往復移動して記録
(印字)が行なわれる。
【0030】21は記録ヘッド1のヘッド面に対向させ
て配設したプラテンである。プラテン21の下側は装置
の下側から供給される記録材の記録材ガイドも兼ねてい
る。
【0031】15は記録材を画像記録部(印字領域)に
搬送し、且つ、画像記録後には記録材を排出するための
搬送ローラ対である。10は記録材を矢印K方向に1度
搬送し、且つ、画像記録時には、矢印L方向に搬送し、
記録材を画像記録部に導く第1搬送ローラ対である。1
1,12は斜行取りのための第2搬送ローラ対としての
斜行取りローラ対であり、詳細は後で述べる。
【0032】13は記録材の先端及び後端を検知するた
めの光学式の記録材センサである。
【0033】23は記録材ガイド、24は矢印K方向に
搬送された記録材を保持するための記録材保持部材、1
6は画像記録装置下部の記録材を供給するための給送ロ
ーラ、17は記録材を積載し、最上部に積載された記録
材を給送ローラ16に付勢する供給トレイである。
【0034】19は記録材ガイド、18は供給トレイ1
7を保持し、矢印Oで示す画像記録装置前面方向に不図
示のレール構成等により画像記録装置本体の外枠25に
対し着脱可能に設けられた供給カセットである。
【0035】20は前記記録ヘッド1、搬送ローラ1
0,15、斜行取りローラ11,12、記録材センサ1
3、プラテン21、記録材ガイド22,23、記録材保
持部材24等の画像記録部と搬送部主体を保持する枠体
であり、矢印Nで示す画像記録装置前面方向に、不図示
のレール構成等により画像記録装置本体の外枠25に対
して移動可能に構成されている。
【0036】供給カセット18は矢印O方向画像記録装
置前面での着脱により、記録材の装着を行ない、また、
記録材のジャムが発生した場合には、供給カセット18
を取り出すことにより、記録材のジャム処理を行うこと
ができる。
【0037】枠体20の矢印N方向の移動により、記録
ヘッド1の交換および記録ヘッド1にインクを供給する
不図示のインクタンクの交換を行うことができる。
【0038】また、搬送部で記録材ジャムが発生した場
合には枠体20を引き出すことにより、記録材ジャム処
理を行うことが出来る。
【0039】14は給送ローラ16から搬送された場合
に記録材の搬送路を切り換える可変記録材ガイドであ
る。
【0040】20aは矢印I方向に記録材を画像記録部
へ供給するためのトレイであり、画像記録終了後は、矢
印J方向に排出される記録済みの記録材を保持するため
の機能も兼ねるものである。
【0041】次に本発明の特徴的な構成である、記録材
の往復搬送路および記録材の斜行取り構成について述べ
る。
【0042】まず最初に、往路で画像記録装置前面より
記録材が供給される構成について図3から図7を用いて
説明する。
【0043】図3に示すように矢印I方向から供給され
た記録材25は搬送ローラ対15により、記録ヘッド1
の画像記録部へと搬送される。矢印I方向への記録材の
給送は、ユーザ操作の手差し供給、又は、不図示の自動
供給手段を用いたものでもよい。
【0044】記録材25は記録材センサ13により先端
位置25aを検知した後、第2搬送ローラ対10によ
り、さらに矢印K方向に搬送される。さらに記録材ガイ
ド23にガイドされ、斜行取りローラ対(11,12)
に搬送される。
【0045】斜行取りローラ11は記録材25を矢印K
方向に搬送する方向に回転し、斜行取りローラ12は外
周面が半月状に構成され、半月面が記録材25と対向す
る位置で停止している。
【0046】斜行取りローラ12は不図示の回転方向の
位置センサにより、回転方向の位置制御が行なわれてい
る。
【0047】さらに記録材25が矢印K方向に搬送され
ると図4に示すように、記録材25の後端25bが記録
材センサ13を通過し、記録材25の後端を検知すると
斜行取りローラ12を矢印方向に回転させ記録材25を
矢印K方向に搬送する。
【0048】次に図5に示すように斜行取りローラ対1
1,12の回転を停止し、第1搬送ローラ対10だけで
記録材25の搬送を行ない、第2搬送ローラ対10と斜
行取りローラ対11,12の間で記録材25にカールを
形成し、記録材25を搬送し切ると、カールの反発力に
より記録材25の後端部25bが第1搬送ローラ対10
のニップに突き当たることにより記録材25の斜行取り
が行なわれる。
【0049】次に、図6に示すように記録材25の搬送
方向を反転して復路となり、第1搬送ローラ対10、斜
行取りローラ対11,12により記録材25を矢印L方
向に搬送する。
【0050】この時、記録材25の先端25bが記録材
センサ13を通過することにより記録材25の先端位置
を検出し、画像記録部で記録ヘッド1により記録材25
に画像記録する。
【0051】さらに記録材25を矢印L方向に搬送する
と、図7に示すように斜行取りローラ12は、半月面が
記録材25と対向する位置で停止する。
【0052】さらに記録材25が矢印L方向に搬送され
ると記録材25の後端25aが記録材センサ13を通過
することにより記録材25の後端位置を検出する。
【0053】画像記録終了後、さらに矢印J方向に記録
材25を搬送し、トレイ20aに排出する。
【0054】次に装置の下側に構成された供給カセット
から記録材が供給される構成について図1及び図8を用
いて述べる。
【0055】給送ローラ16より搬送された記録材25
は、供給カセット18に設けられた記録材ガイド18a
と記録材ガイド19,22およびプラテン21に設けら
れた記録材反転搬送路により、矢印M方向に供給され
る。
【0056】記録材25の先端25aが可変記録材ガイ
ド14に侵入すると可変記録材ガイド14は矢印P方向
に退避する。
【0057】また、記録材25の先端部25aが記録材
センサ13を通過することにより記録材25の先端位置
を検出する。
【0058】第1搬送ローラ対10および斜行取りロー
ラ11により矢印K方向に搬送される。矢印K方向の搬
送に関しては、前述の装置前面から供給される構成と同
じである。
【0059】記録材25が矢印K方向に搬送され可変記
録材ガイド14を記録材25の後端部25bが抜けると
図4に示すように可変記録材ガイド14は矢印Q方向に
変位し初期状態に戻る。
【0060】可変記録材ガイド14は不図示の駆動源、
または、自重及び不図示のばね部材等により矢印Q方向
に力を与えることにより動作するものである。
【0061】また、記録材25の後端部25bが記録材
センサ13を通過することで記録材25の後端の検知が
行なわれる。
【0062】その後の記録材25の搬送および斜行取り
排出動作については、前述の装置前面から供給される図
4〜7に示す構成と同じである。
【0063】この構成による効果を以下に示す。
【0064】画像記録装置前面の搬送ローラ対15が備
えられた部分で記録材の供給及び排出を行う画像記録装
置で往路において記録材にカールを形成することで記録
材の斜行取りがに容易に行える。
【0065】また、画像記録装置の下部に設けられた記
録材の供給カセット18から記録材を供給する場合の記
録材の記録材反転搬送路を画像記録装置前面方向に設け
てスペース効率をさらに上げると共に、記録材反転搬送
路で記録材がジャムした場合でも画像記録装置前面から
供給カセット18を取り出すことで、ジャム処理するこ
とができる。
【0066】画像記録時には、斜行取りローラ12を記
録材25のK方向の移動時に半月面を記録材25と対向
する位置で停止して記録材と接しないことで、第1搬送
ローラ対10が搬送する記録材25の搬送精度に影響を
与えず、画像品質を向上させることができる。
【0067】尚、斜行取りローラ12が記録材25のK
方向の移動時に半月面を記録材25と対向する位置で停
止している構成について述べたが、斜行取りローラ11
と共に回転する構成でも良い。
【0068】(第2の実施の形態)第1の実施の形態で
は、第2搬送ローラとしての斜行取りローラ12を半月
ローラにする構成について述べたが、第2の実施の形態
では丸ローラにして、カール形成後に斜行取りローラ1
2を退避させる構成としたものである。
【0069】その他の構成および作用については第1の
実施の形態と同一なので、同一の構成部分については同
一の符号を付して、その説明は省略する。
【0070】図9に示すように第1搬送ローラ対10お
よび斜行取りローラ対11,12の間で記録材25にカ
ールを形成し、斜行取りを行なった後で、図10に示す
ように第1搬送ローラ対10により記録材25を矢印L
方向に搬送し、さらに、斜行取りローラ12を矢印R方
向に退避させるものである。
【0071】これにより、第1の実施の形態の半月ロー
ラと同様に画像記録中の記録材25の搬送に斜行取りロ
ーラ対11,12の影響がなくなり、高精度の記録材搬
送が実現出来る。
【0072】(第3の実施の形態)第1の実施の形態で
は第1搬送ローラ対10及び第2搬送ローラ対としての
斜行取りローラ対11,12により記録材25の斜行取
りを行う構成について述べたが、図11に示すように第
1搬送ローラ対10及び搬送ローラ対15の下ローラ1
0a,15aに搬送ベルト26を張架し、搬送ベルト2
6により記録材25を搬送する構成でも同様の効果が得
られる。
【0073】他の構成は第1の実施の形態の構成と同じ
であるため説明は省略する。
【0074】尚、上記発明において、光学式の記録材セ
ンサ13により記録材25の先端および後端位置を検出
する構成について述べたが、記録材25と接触する機械
的なセンサレバーとセンサレバーの位置を検出する位置
センサを組み合わせた構成でも良い。
【0075】また、記録材25の画像記録側の斜行取り
ローラ12に半月ローラを用いたり、丸ローラで退避す
る構成について述べたが、斜行取りローラ11の側を半
月ローラや丸ローラで退避する構成にしても同様の効果
が得られる。
【0076】尚、ここでは記録手段として記録ヘッドを
用いるインクジェット方式の画像記録装置について説明
したが、その他の静電方式等にもこの発明は用いること
ができる。
【0077】
【発明の効果】本発明は、搬送手段は、往路方向で前記
記録手段よりも奥側に配置される第1搬送ローラ対と、
該第1搬送ローラ対のさらに奥側に配置される第2搬送
ローラ対と、から成り、往路で記録が行われること無く
記録手段を通過した記録材が第1搬送ローラ対及び第2
搬送ローラ対に往路方向奥側に搬送される時に第2搬送
ローラ対の搬送を記録材を挟持したまま停止させると共
に、第1搬送ローラ対で往路方向に搬送して記録材の往
路方向後端を第1搬送ローラ対のニップ部に当接させて
記録材にカールを形成して記録材の斜行取りを行い、
の後第1搬送ローラ対を逆回転し、復路搬送を行い、復
路搬送時に前記記録手段によって記録を行えば、記録材
の供給及び排出を同じ部分で行い、画像記録装置周辺の
スペース効率を向上させることができ、さらに記録材の
斜行取りが他の部品を必要とせず、第1搬送ローラ対と
第2搬送ローラ対だけで容易に行うことができる。
【0078】第2搬送ローラ対は記録手段による画像記
録時に記録材に接しないことで、第1搬送ローラ対は記
録材の搬送を精度良く行え、画像品質の信頼性を向上す
ることができる。
【0079】複数の記録材を蓄える供給カセットを記録
材排出側から着脱可能に備え、該供給カセットから往復
搬送路に記録材が導かれる反転搬送路を記録材排出側に
配置したことで、供給カセットは記録材と同方向から脱
可能であり、反転搬送路におけるジャムは供給カセット
を取り出すと容易にジャム処理できる。
【0080】供給カセットから反転搬送路を通過して記
録材が供給される時は往路に記録材をガイドし、復路で
は記録材を記録方向にガイドする可変記録材ガイドを備
えたことで、搬送路の可変がスムーズに行える。
【0081】記録材の先端及び後端を検知する記録材セ
ンサを備えたことで、記録材の往路搬送、斜行取り、復
路搬送、記録等のタイミングを取ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は第1の実施の形態に係る画像記録装置を
示した側面断面図である。
【図2】図2は第1の実施の形態に係る画像記録装置を
示した斜視図である。
【図3】図3は第1の実施の形態に係る画像記録装置を
示した要部断面図である。
【図4】図4は第1の実施の形態に係る画像記録装置を
示した要部断面図である。
【図5】図5は第1の実施の形態に係る画像記録装置を
示した要部断面図である。
【図6】図6は第1の実施の形態に係る画像記録装置を
示した要部断面図である。
【図7】図7は第1の実施の形態に係る画像記録装置を
示した要部断面図である。
【図8】図8は第1の実施の形態に係る画像記録装置を
示した要部断面図である。
【図9】図9は第2の実施の形態に係る画像記録装置を
示した要部断面図である。
【図10】図10は第2の実施の形態に係る画像記録装
置を示した要部断面図である。
【図11】図11は第3の実施の形態に係る画像記録装
置を示した要部断面図である。
【図12】図12は従来技術に係る画像記録装置を示し
た側面断面図である。
【図13】図13は従来技術に係る画像記録装置を示し
た側面断面図である。
【図14】図14は従来技術に係る画像記録装置を示し
た側面断面図である。
【図15】図15は従来技術に係る画像記録装置を示し
た側面断面図である。
【符号の説明】
1 記録ヘッド 10 第1搬送ローラ 15 搬送ローラ対 21 プラテン 16 給送ローラ 17 供給トレイ 19,22,23 記録材ガイド 11,12 斜行取りローラ 13 記録材センサ 14 可変記録材ガイド 18 供給カセット 20 枠体 24 記録材保持部材 25 外枠

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】記録材が往復搬送される往復搬送路と、該
    往復搬送路の復路で記録材上に画像記録する記録手段
    と、該往復搬送路で記録材を挟持搬送する搬送手段と、
    を備え、 該搬送手段は、往路方向で前記記録手段よりも奥側に配
    置される第1搬送ローラ対と、該第1搬送ローラ対のさ
    らに奥側に配置される第2搬送ローラ対と、から成り、 往路で記録が行われること無く記録手段を通過した記録
    材が第1搬送ローラ対及び第2搬送ローラ対に往路方向
    奥側に搬送される時に第2搬送ローラ対の搬送を記録材
    を挟持したまま停止させると共に、第1搬送ローラ対で
    往路方向に搬送して記録材の往路方向後端を第1搬送ロ
    ーラ対のニップ部に当接させて記録材にカールを形成し
    記録材の斜行取りを行い、その後第1搬送ローラ対を
    逆回転し、復路搬送を行い、復路搬送時に前記記録手段
    によって記録が行われることを特徴とする画像記録装
    置。
  2. 【請求項2】 第2搬送ローラ対は記録手段による画像
    記録時に記録材に接しないことを特徴とする請求項1に
    記載の画像記録装置。
  3. 【請求項3】 複数の記録材を蓄える供給カセットを記
    録材排出側から着脱可能に備え、該供給カセットから前
    記往復搬送路に記録材が導かれる反転搬送路を記録材排
    出側に配置したことを特徴とする請求項1又は2に記載
    の画像記録装置。
  4. 【請求項4】 前記供給カセットから前記反転搬送路を
    通過して記録材が供給される時は往路に記録材をガイド
    し、復路では記録材を記録方向にガイドする可変記録材
    ガイドを備えたことを特徴とする請求項3に記載の画像
    記録装置。
  5. 【請求項5】 記録材の先端及び後端を検知する記録材
    センサを備えたことを特徴とする請求項1乃至4のいず
    れか一つに記載の画像記録装置。
JP31432797A 1997-10-30 1997-10-30 画像記録装置 Expired - Fee Related JP3517572B2 (ja)

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