JPH06305221A - プリンタ - Google Patents
プリンタInfo
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- JPH06305221A JPH06305221A JP9572393A JP9572393A JPH06305221A JP H06305221 A JPH06305221 A JP H06305221A JP 9572393 A JP9572393 A JP 9572393A JP 9572393 A JP9572393 A JP 9572393A JP H06305221 A JPH06305221 A JP H06305221A
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- Japan
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- paper
- sheet
- carrier
- width
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- Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【目的】用紙頭出しを正確に行うことができ、かつ用紙
頭出しから間をおくことなく用紙幅検出を迅速かつ確実
に行って印字高速化を達成できるようにする。 【構成】固定ガイド6に各サイズ用紙の一側端を当接さ
せた場合に当該各サイズ用紙の他側端間に位置するもの
として各用紙判別基準位置を設定する設定手段(33,
34)を設け、用紙検出センサ11を、キャリア3が固
定ガイド6に対して定位置の検出位置に位置決めされた
場合に印字ヘッド4よりも用紙搬送方向下流で用紙先端
を検出するように設け、用紙幅検出手段10を、キャリ
ア3を検出位置から固定ガイド6と反対方向に移動させ
たときに用紙検出センサ11が用紙他側端を検出するま
での移動量を各用紙判別基準位置と検出位置との間の既
知寸法と比較して用紙幅寸法を検出するように構成し
た。
頭出しから間をおくことなく用紙幅検出を迅速かつ確実
に行って印字高速化を達成できるようにする。 【構成】固定ガイド6に各サイズ用紙の一側端を当接さ
せた場合に当該各サイズ用紙の他側端間に位置するもの
として各用紙判別基準位置を設定する設定手段(33,
34)を設け、用紙検出センサ11を、キャリア3が固
定ガイド6に対して定位置の検出位置に位置決めされた
場合に印字ヘッド4よりも用紙搬送方向下流で用紙先端
を検出するように設け、用紙幅検出手段10を、キャリ
ア3を検出位置から固定ガイド6と反対方向に移動させ
たときに用紙検出センサ11が用紙他側端を検出するま
での移動量を各用紙判別基準位置と検出位置との間の既
知寸法と比較して用紙幅寸法を検出するように構成し
た。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はプリンタに関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、インクジェットプリンタの従来
構成を図6および図7に示す。これらの図において、1
は本体フレーム,2はフィードローラ,3はキャリア,
5は給紙部である。キャリア3は、本体フレーム1に渡
架されたキャリアシャフト3aに摺動自在とされステッ
ピングモータ(図示省略)で図6中紙面と直交方向(用
紙幅方向)に往復移動される。このキャリア3には、印
字ヘッド(インクジェットヘッド)4が搭載され、その
移動量を制御しつつ印字ヘッド4を同調駆動させて印字
処理を行う。上記キャリア3の移動量は、基準位置(通
常、ホームポジションHP)からの移動量を意味し、ス
テッピングモータの駆動回路に加えるパルス数をカウン
トして検出される。なお、図6において、19は用紙頭
出しを行うための用紙センサで、印字ヘッド4より用紙
搬送上流に配設されている。 上記インクジェットプリ
ンタにおいては、給紙部5から送り出された用紙Pは、
フィードローラ2によって印字ヘッド4へ向けて給送さ
れる。そして、用紙Pの先端が用紙センサ19によって
検出されると、該検出結果に基づき用紙Pの先端が印字
ヘッド4より所定距離だけ下流の頭出し用位置まで送ら
れるようにフィードローラ2が回転駆動される。
構成を図6および図7に示す。これらの図において、1
は本体フレーム,2はフィードローラ,3はキャリア,
5は給紙部である。キャリア3は、本体フレーム1に渡
架されたキャリアシャフト3aに摺動自在とされステッ
ピングモータ(図示省略)で図6中紙面と直交方向(用
紙幅方向)に往復移動される。このキャリア3には、印
字ヘッド(インクジェットヘッド)4が搭載され、その
移動量を制御しつつ印字ヘッド4を同調駆動させて印字
処理を行う。上記キャリア3の移動量は、基準位置(通
常、ホームポジションHP)からの移動量を意味し、ス
テッピングモータの駆動回路に加えるパルス数をカウン
トして検出される。なお、図6において、19は用紙頭
出しを行うための用紙センサで、印字ヘッド4より用紙
搬送上流に配設されている。 上記インクジェットプリ
ンタにおいては、給紙部5から送り出された用紙Pは、
フィードローラ2によって印字ヘッド4へ向けて給送さ
れる。そして、用紙Pの先端が用紙センサ19によって
検出されると、該検出結果に基づき用紙Pの先端が印字
ヘッド4より所定距離だけ下流の頭出し用位置まで送ら
れるようにフィードローラ2が回転駆動される。
【0003】こうして、用紙頭出しが終了して用紙Pが
所定位置にセットされたところで、キャリア3が往復移
動されるとともに、印字ヘッド4が同調駆動されて印字
処理がなされる。印字後、用紙Pは排紙部(図示省略)
へ排出される。なお、手差し用紙についても同様の手順
で印字される。
所定位置にセットされたところで、キャリア3が往復移
動されるとともに、印字ヘッド4が同調駆動されて印字
処理がなされる。印字後、用紙Pは排紙部(図示省略)
へ排出される。なお、手差し用紙についても同様の手順
で印字される。
【0004】ところで、上記インクジェットプリンタの
給紙部5には送り出した用紙Pが印字ヘッド4の有効印
字領域から逸脱しない様に固定ガイド6と可動ガイド7
とからなる用紙幅方向位置決め機構が設けられている。
給紙部5には送り出した用紙Pが印字ヘッド4の有効印
字領域から逸脱しない様に固定ガイド6と可動ガイド7
とからなる用紙幅方向位置決め機構が設けられている。
【0005】固定ガイド6は、図7に示す如く、基準位
置(HP)側に固定され、可動ガイド7はその反対側に
固定ガイド6に対して接近・離隔可能なるように装着さ
れている。かかる構成により、どんな幅サイズW1,W
2の用紙Pの場合にも、印字開始位置PSPが一定とな
る。
置(HP)側に固定され、可動ガイド7はその反対側に
固定ガイド6に対して接近・離隔可能なるように装着さ
れている。かかる構成により、どんな幅サイズW1,W
2の用紙Pの場合にも、印字開始位置PSPが一定とな
る。
【0006】ところで、上記インクジェットプリンタに
おいては、印字対象物である用紙Pの幅寸法W1(W
2)を予め知ることは重要である。例えば、ホストコン
ピュータから転送された印字データを当該用紙サイズに
応じてデータ展開しなければならないからである。これ
は、用紙幅検出手段10で求められる。
おいては、印字対象物である用紙Pの幅寸法W1(W
2)を予め知ることは重要である。例えば、ホストコン
ピュータから転送された印字データを当該用紙サイズに
応じてデータ展開しなければならないからである。これ
は、用紙幅検出手段10で求められる。
【0007】用紙幅検出手段10は、キャリア3に取り
付けられた用紙検出センサ11と,この用紙検出センサ
11が用紙Pの右側端を検出した時までに基準位置(H
P)から移動した量Xから当該基準位置(HP)から用
紙Pの左側端と当接する固定ガイド6までの既知寸法を
差し引いた値(例えばW1=X−C1)を得るCPUお
よびROM等から形成されている。
付けられた用紙検出センサ11と,この用紙検出センサ
11が用紙Pの右側端を検出した時までに基準位置(H
P)から移動した量Xから当該基準位置(HP)から用
紙Pの左側端と当接する固定ガイド6までの既知寸法を
差し引いた値(例えばW1=X−C1)を得るCPUお
よびROM等から形成されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来構造によると、用紙幅方向位置決め機構(6,7)に
セットされた用紙Pの幅寸法W1(W2)を検出するに
は、キャリア3を必ず基準位置(HP)から用紙検出セ
ンサ11が用紙Pの右側端を検出するまで、図7で右方
向に移動させ、かつ再び基準位置(HP)に戻さなけれ
ばならない。
来構造によると、用紙幅方向位置決め機構(6,7)に
セットされた用紙Pの幅寸法W1(W2)を検出するに
は、キャリア3を必ず基準位置(HP)から用紙検出セ
ンサ11が用紙Pの右側端を検出するまで、図7で右方
向に移動させ、かつ再び基準位置(HP)に戻さなけれ
ばならない。
【0009】つまり、従来は用紙幅サイズに拘わらず印
字開始位置をPSPを一定とするために、固定ガイド6
を基準位置(HP)側に可動ガイド7をその反対方向に
慣習的に配設させていたのであるが、より一層の印字高
速化が求められかつ一段と印字領域が大きくなる傾向に
ある現今では、用紙幅検出動作に要するキャリア3の往
復移動時間がロスタイムとして大きく影響し問題となっ
ている。
字開始位置をPSPを一定とするために、固定ガイド6
を基準位置(HP)側に可動ガイド7をその反対方向に
慣習的に配設させていたのであるが、より一層の印字高
速化が求められかつ一段と印字領域が大きくなる傾向に
ある現今では、用紙幅検出動作に要するキャリア3の往
復移動時間がロスタイムとして大きく影響し問題となっ
ている。
【0010】また、用紙センサ19の用紙先端検出後、
当該用紙Pがフィードローラ2との間でスリップするな
どして用紙先端が印字ヘッド4より下流の頭出し用位置
まで到達せず印字開始位置がずれるなどの不具合が発生
することがある。
当該用紙Pがフィードローラ2との間でスリップするな
どして用紙先端が印字ヘッド4より下流の頭出し用位置
まで到達せず印字開始位置がずれるなどの不具合が発生
することがある。
【0011】本発明の目的は、上記事情に鑑み、用紙頭
出しを正確に行うことができ、かつ用紙頭出しから間を
おくことなく用紙幅検出動作を迅速かつ確実に行って印
字高速化を達成できるプリンタを提供することにある。
出しを正確に行うことができ、かつ用紙頭出しから間を
おくことなく用紙幅検出動作を迅速かつ確実に行って印
字高速化を達成できるプリンタを提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明に係るプリンタ
は、静止体に固定され各サイズ用紙の一側端と当接して
当該用紙の幅方向位置を規制する固定ガイドと、印字ヘ
ッドを搭載し用紙幅方向に往復移動可能に設けられたキ
ャリアと、このキャリアに取り付けられた用紙検出セン
サを含んでなる用紙幅検出手段とを備えたプリンタにお
いて、前記固定ガイドに各サイズ用紙の一側端を当接さ
せた場合に当該各サイズ用紙の他側端間に位置するもの
として各用紙判別基準位置を設定する設定手段を設け、
前記用紙検出センサを、前記キャリアが前記固定ガイド
に対して定位置の検出位置に位置決めされた場合に前記
印字ヘッドよりも用紙搬送方向下流で用紙先端を検出す
るように設け、前記用紙幅検出手段を、前記キャリアを
検出位置から前記固定ガイドと反対方向に移動させたと
きに前記用紙検出センサが用紙他側端を検出するまでの
移動量を各用紙判別基準位置と検出位置との間の既知寸
法と比較して用紙幅寸法を検出するように構成したこと
を特徴とする。
は、静止体に固定され各サイズ用紙の一側端と当接して
当該用紙の幅方向位置を規制する固定ガイドと、印字ヘ
ッドを搭載し用紙幅方向に往復移動可能に設けられたキ
ャリアと、このキャリアに取り付けられた用紙検出セン
サを含んでなる用紙幅検出手段とを備えたプリンタにお
いて、前記固定ガイドに各サイズ用紙の一側端を当接さ
せた場合に当該各サイズ用紙の他側端間に位置するもの
として各用紙判別基準位置を設定する設定手段を設け、
前記用紙検出センサを、前記キャリアが前記固定ガイド
に対して定位置の検出位置に位置決めされた場合に前記
印字ヘッドよりも用紙搬送方向下流で用紙先端を検出す
るように設け、前記用紙幅検出手段を、前記キャリアを
検出位置から前記固定ガイドと反対方向に移動させたと
きに前記用紙検出センサが用紙他側端を検出するまでの
移動量を各用紙判別基準位置と検出位置との間の既知寸
法と比較して用紙幅寸法を検出するように構成したこと
を特徴とする。
【0013】
【作用】上記構成に係るプリンタは、用紙はその一側端
を固定ガイドに当接させつつ印字ヘッドへ給送される。
この用紙先端は、検出位置に位置決めされたキャリア側
の用紙検出センサによって検出され当該検出結果に基づ
き用紙を所定量だけ送って用紙頭出しが行われる。
を固定ガイドに当接させつつ印字ヘッドへ給送される。
この用紙先端は、検出位置に位置決めされたキャリア側
の用紙検出センサによって検出され当該検出結果に基づ
き用紙を所定量だけ送って用紙頭出しが行われる。
【0014】この際、用紙検出センサは、印字ヘッドよ
り下流側において用紙先端を検出するので、用紙先端検
出後の用紙送り量は従来と比べて大幅に減少される。特
に、用紙検出センサの検出位置を頭出し位置に合致させ
た場合には用紙送り量は零となる。したがって、用紙頭
出しを正確に行うことができる。
り下流側において用紙先端を検出するので、用紙先端検
出後の用紙送り量は従来と比べて大幅に減少される。特
に、用紙検出センサの検出位置を頭出し位置に合致させ
た場合には用紙送り量は零となる。したがって、用紙頭
出しを正確に行うことができる。
【0015】用紙頭出し後、直ちにキャリアを検出位置
から固定ガイドと反対方向に移動させると、用紙検出セ
ンサは用紙の他側端を横切る際にONする。
から固定ガイドと反対方向に移動させると、用紙検出セ
ンサは用紙の他側端を横切る際にONする。
【0016】ここに、用紙幅検出手段は、用紙検出セン
サがONするまでのキャリアの移動量を,各用紙判別基
準位置と検出位置との間の既知寸法と比較するだけで用
紙幅寸法を求められる。
サがONするまでのキャリアの移動量を,各用紙判別基
準位置と検出位置との間の既知寸法と比較するだけで用
紙幅寸法を求められる。
【0017】例えば、図2において各用紙判別基準(D
P1,DP2)と検出位置SPとの間の既知寸法をC
3,C4とし、キャリアの移動量をXとした場合に、X
がC4より大きい場合には封筒,XがC4より小さくか
つC3より大きい場合にはUSレター,XがC3より小
さい場合にはA4サイズ用紙と判別できる。
P1,DP2)と検出位置SPとの間の既知寸法をC
3,C4とし、キャリアの移動量をXとした場合に、X
がC4より大きい場合には封筒,XがC4より小さくか
つC3より大きい場合にはUSレター,XがC3より小
さい場合にはA4サイズ用紙と判別できる。
【0018】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。本プリンタは、図1〜図3に示す如く、基本的構
成が従来例(図6,図7)と同様であるが、用紙幅検出
手段10を設定手段(34,33)と協働してキャリア
3を検出位置SPから固定ガイド6と反対方向に移動さ
せて用紙検出センサ11が各サイズ用紙Pの他側端を検
出したことを条件に用紙幅検出ができるように構成し、
印字高速化を達成するように形成されている。なお、従
来例(図6,図7)と共通する部分については同一の符
号を付し、その説明は簡略または省略する。
する。本プリンタは、図1〜図3に示す如く、基本的構
成が従来例(図6,図7)と同様であるが、用紙幅検出
手段10を設定手段(34,33)と協働してキャリア
3を検出位置SPから固定ガイド6と反対方向に移動さ
せて用紙検出センサ11が各サイズ用紙Pの他側端を検
出したことを条件に用紙幅検出ができるように構成し、
印字高速化を達成するように形成されている。なお、従
来例(図6,図7)と共通する部分については同一の符
号を付し、その説明は簡略または省略する。
【0019】図1において、30は本インクジェットプ
リンタ全体を駆動制御する制御部であり、CPU31,
ROM32,RAM33キーボード34,ホストコンピ
ュータとの通信用インターフェース35,入力ポート3
6等を含み構成されている。この制御部30には、印字
ヘッド(インクジェットヘッド)4のヘッド駆動回路3
9と,用紙送りモータ47のモータ駆動回路37と,キ
ャリアモータ48のモータ駆動回路38とが接続されて
いる。各モータ47,48は、ステッピングモータより
形成されている。
リンタ全体を駆動制御する制御部であり、CPU31,
ROM32,RAM33キーボード34,ホストコンピ
ュータとの通信用インターフェース35,入力ポート3
6等を含み構成されている。この制御部30には、印字
ヘッド(インクジェットヘッド)4のヘッド駆動回路3
9と,用紙送りモータ47のモータ駆動回路37と,キ
ャリアモータ48のモータ駆動回路38とが接続されて
いる。各モータ47,48は、ステッピングモータより
形成されている。
【0020】また、設定手段は、固定ガイド6に各サイ
ズ用紙(本実施例ではA4サイズ用紙,USレター,封
筒)の右側端を当接された場合に当該各サイズ用紙の他
側端間に位置するものとして各用紙判別基準位置DP
1,DP2を設定する手段である。
ズ用紙(本実施例ではA4サイズ用紙,USレター,封
筒)の右側端を当接された場合に当該各サイズ用紙の他
側端間に位置するものとして各用紙判別基準位置DP
1,DP2を設定する手段である。
【0021】具体的には、設定手段は、キーボード34
とRAM33とから構成されている。すなわち、本実施
例では、各用紙判別基準位置DP1,DP2と後述する
検出位置SPとの間の寸法C3,C4をキーボード34
を介して入力している。この寸法C3,C4はRAM3
3に記憶される。
とRAM33とから構成されている。すなわち、本実施
例では、各用紙判別基準位置DP1,DP2と後述する
検出位置SPとの間の寸法C3,C4をキーボード34
を介して入力している。この寸法C3,C4はRAM3
3に記憶される。
【0022】また、用紙検出センサ11は、キャリア3
が検出位置SPに位置決めされた場合に印字ヘッド4よ
りも用紙搬送方向下流で用紙先端を検出するように設け
られている。上記検出位置SPは、最少幅寸法の用紙
(本実施例ではA4用紙)Ρの先端検出を確実に行える
範囲で当該用紙の図中左側端との間隔が最小となるよう
に設定されている。
が検出位置SPに位置決めされた場合に印字ヘッド4よ
りも用紙搬送方向下流で用紙先端を検出するように設け
られている。上記検出位置SPは、最少幅寸法の用紙
(本実施例ではA4用紙)Ρの先端検出を確実に行える
範囲で当該用紙の図中左側端との間隔が最小となるよう
に設定されている。
【0023】また、用紙幅検出手段10は、キャリア3
を検出位置SPから固定ガイド6と反対方向に移動させ
たときに用紙検出センサ11が各サイズ用紙Pの他側端
を検出するまでの移動量Xを各用紙判別基準位置(DP
1,DP2)と検出位置SPとの間の既知寸法(C3,
C4)と比較して用紙幅寸法を検出するように構成され
ている。本実施例では、用紙幅検出手段10は、CPU
31,ROM32およびRAM33から構成されてお
り、図4のST13〜17で実行される。
を検出位置SPから固定ガイド6と反対方向に移動させ
たときに用紙検出センサ11が各サイズ用紙Pの他側端
を検出するまでの移動量Xを各用紙判別基準位置(DP
1,DP2)と検出位置SPとの間の既知寸法(C3,
C4)と比較して用紙幅寸法を検出するように構成され
ている。本実施例では、用紙幅検出手段10は、CPU
31,ROM32およびRAM33から構成されてお
り、図4のST13〜17で実行される。
【0024】なお、固定ガイド6は、基準位置(HP)
と反対側に配設されており、可動ガイド7は基準位置
(HP)側に配設されている。ここに、用紙Pの右側端
が当接される固定ガイド6と基準位置(HP)との間の
寸法は既知であり、その値は図2に示すC1である。ま
た、この実施例では、印字開始位置PSPは、図5
(A),(B),(C)に示す如く、各サイズ用紙Pの
中央に所定幅(=203mm)の印字領域が形成される
ように設定されている。
と反対側に配設されており、可動ガイド7は基準位置
(HP)側に配設されている。ここに、用紙Pの右側端
が当接される固定ガイド6と基準位置(HP)との間の
寸法は既知であり、その値は図2に示すC1である。ま
た、この実施例では、印字開始位置PSPは、図5
(A),(B),(C)に示す如く、各サイズ用紙Pの
中央に所定幅(=203mm)の印字領域が形成される
ように設定されている。
【0025】より具体的には、A4サイズ用紙[同図
(A)],USレター[同図(B)],封筒[同図
(C)]では印字開始位置PSPはそれぞれ各左側端か
ら所定寸法C5(=3mm)C6(=6.35mm),
C7(=19.1mm)だけ内側に入った位置とされて
いる。
(A)],USレター[同図(B)],封筒[同図
(C)]では印字開始位置PSPはそれぞれ各左側端か
ら所定寸法C5(=3mm)C6(=6.35mm),
C7(=19.1mm)だけ内側に入った位置とされて
いる。
【0026】また、上記した既知寸法C1〜C7,A4
サイズ用紙の幅寸法W1,USレターの幅寸法W2,封
筒の幅寸法(長手方向寸法)W3はRAM33に記憶し
てある。ROM32に記憶してもよい。
サイズ用紙の幅寸法W1,USレターの幅寸法W2,封
筒の幅寸法(長手方向寸法)W3はRAM33に記憶し
てある。ROM32に記憶してもよい。
【0027】次に、本実施例の作用を図4に示すフロー
チャート等に基づき説明する。まず本印字装置では、印
字指令があると給紙部から用紙Pがその右側端を固定ガ
イド6に当接されつつ送り出されフィードローラ2によ
って印字ヘッド4へ送られて用紙頭出しがなされる。
チャート等に基づき説明する。まず本印字装置では、印
字指令があると給紙部から用紙Pがその右側端を固定ガ
イド6に当接されつつ送り出されフィードローラ2によ
って印字ヘッド4へ送られて用紙頭出しがなされる。
【0028】用紙頭出しは以下の手順で行われる。ま
ず、CPU31は、キャリア3(用紙検出センサ11)
が検出位置SPに位置決めされるようにモータ駆動回路
38を介してキャリアモータ48を駆動制御する。次
に、用紙検出センサ11によって用紙検出を行いながら
送りモータ47を正転させる。用紙検出センサ11によ
って用紙Pの先端が検出された場合には、CPU31
は、用紙Pの先端が印字ヘッド4の下流の頭出し位置ま
で送られるように送りモータ47を駆動制御する。
ず、CPU31は、キャリア3(用紙検出センサ11)
が検出位置SPに位置決めされるようにモータ駆動回路
38を介してキャリアモータ48を駆動制御する。次
に、用紙検出センサ11によって用紙検出を行いながら
送りモータ47を正転させる。用紙検出センサ11によ
って用紙Pの先端が検出された場合には、CPU31
は、用紙Pの先端が印字ヘッド4の下流の頭出し位置ま
で送られるように送りモータ47を駆動制御する。
【0029】この際、用紙検出センサ11は、印字ヘッ
ド4より下流側において用紙Pの先端を検出するので、
送りモータ47による用紙送り量は従来に比し大幅に減
少される。これにより、用紙Pは、その先端が頭出し位
置に正確に位置決めされた状態で停止される。
ド4より下流側において用紙Pの先端を検出するので、
送りモータ47による用紙送り量は従来に比し大幅に減
少される。これにより、用紙Pは、その先端が頭出し位
置に正確に位置決めされた状態で停止される。
【0030】次に、用紙幅検出を行う。CPU31は、
キャリア3が検出位置SPから固定ガイド6と反対方向
に移動するようにキャリアモータ48を駆動制御する
(図4に示すST10)。用紙検出センサ11がONし
た場合(ST11のYES判断)には、該ONした位置
が用紙Pの左側端となるので、当該左側端に達するまで
のキャリア3の移動量Xを求めこの値XをRAM33に
記憶する(ST12)。
キャリア3が検出位置SPから固定ガイド6と反対方向
に移動するようにキャリアモータ48を駆動制御する
(図4に示すST10)。用紙検出センサ11がONし
た場合(ST11のYES判断)には、該ONした位置
が用紙Pの左側端となるので、当該左側端に達するまで
のキャリア3の移動量Xを求めこの値XをRAM33に
記憶する(ST12)。
【0031】そして、用紙幅検出手段としてのCPU3
1は、RAM32に記憶したキャリア3の移動量Xと,
各用紙判別基準位置(DP1,DP2)と検出位置SP
との間の既知寸法(C3,C4)とを比較し用紙Pの幅
寸法を選別する。すなわち、XがC4より大きい場合に
は幅寸法がW3の封筒,XがC4より小さくC3より大
きい場合には幅寸法がW2のUSレター,XがC3より
小さい場合には幅寸法がW1のA4サイズ用紙と判別す
る(ST13〜17)。
1は、RAM32に記憶したキャリア3の移動量Xと,
各用紙判別基準位置(DP1,DP2)と検出位置SP
との間の既知寸法(C3,C4)とを比較し用紙Pの幅
寸法を選別する。すなわち、XがC4より大きい場合に
は幅寸法がW3の封筒,XがC4より小さくC3より大
きい場合には幅寸法がW2のUSレター,XがC3より
小さい場合には幅寸法がW1のA4サイズ用紙と判別す
る(ST13〜17)。
【0032】このように、用紙幅が自動検出されるの
で、印字ヘッド4からのインクが用紙P以外の部分(例
えば用紙ガイド面8)に付着してしまうような事態が生
じるのを防止することができる。
で、印字ヘッド4からのインクが用紙P以外の部分(例
えば用紙ガイド面8)に付着してしまうような事態が生
じるのを防止することができる。
【0033】しかして、この実施例によれば、固定ガイ
ド6に各サイズ用紙Pの一側端を当接させた場合に当該
各サイズ用紙Pの他側端間に位置するものとして各用紙
判別基準位置(DP1,DP2)を設定する設定手段
(33,34)を設け、用紙検出センサ11を、キャリ
ア3が検出位置SPに位置決めされた場合に印字ヘッド
4よりも用紙搬送方向下流で用紙先端を検出するように
設け、用紙幅検出手段を、キャリア3を検出位置SPか
ら固定ガイド6と反対方向に移動させたときに用紙検出
センサ11が用紙他側端を検出するまでの移動量を前記
既知寸法(C3,C4)と比較して用紙幅寸法を検出す
るようにした構成としたので、1つの用紙検出センサ1
1で用紙頭出しを正確に行うことができ、かつ用紙頭出
しから間をおくことなく用紙幅検出を迅速かつ確実に行
って印字高速化を達成できる。
ド6に各サイズ用紙Pの一側端を当接させた場合に当該
各サイズ用紙Pの他側端間に位置するものとして各用紙
判別基準位置(DP1,DP2)を設定する設定手段
(33,34)を設け、用紙検出センサ11を、キャリ
ア3が検出位置SPに位置決めされた場合に印字ヘッド
4よりも用紙搬送方向下流で用紙先端を検出するように
設け、用紙幅検出手段を、キャリア3を検出位置SPか
ら固定ガイド6と反対方向に移動させたときに用紙検出
センサ11が用紙他側端を検出するまでの移動量を前記
既知寸法(C3,C4)と比較して用紙幅寸法を検出す
るようにした構成としたので、1つの用紙検出センサ1
1で用紙頭出しを正確に行うことができ、かつ用紙頭出
しから間をおくことなく用紙幅検出を迅速かつ確実に行
って印字高速化を達成できる。
【0034】また、検出位置SPと最少幅寸法の用紙
(A4サイズ用紙)の左側端との間隔が最少となるよう
に設定したので。用紙検出センサ11が用紙左側端を検
出するまでの移動量が一段と短くなる。そのため、より
一層迅速に用紙幅検出を行える。
(A4サイズ用紙)の左側端との間隔が最少となるよう
に設定したので。用紙検出センサ11が用紙左側端を検
出するまでの移動量が一段と短くなる。そのため、より
一層迅速に用紙幅検出を行える。
【0035】
【発明の効果】以上本発明によれば、固定ガイドに各サ
イズ用紙の一側端を当接させた場合に当該各サイズ用紙
の他側端間に位置するものとして各用紙判別基準位置を
設定する設定手段を設け、用紙検出センサを、キャリア
が固定ガイドに対して定位置の検出位置に位置決めされ
た場合に印字ヘッドよりも用紙搬送方向下流で用紙先端
を検出するように設け、用紙幅検出手段を、キャリアを
検出位置から固定ガイドと反対方向に移動させたときに
用紙検出センサが用紙他側端を検出するまでの移動量を
各用紙判別基準位置と検出位置との間の既知寸法と比較
して用紙幅寸法を検出するようにした構成としたので、
1つの用紙検出センサで用紙頭出しを正確に行うことが
でき、かつ用紙頭出しから間をおくことなく用紙幅検出
を迅速かつ確実に行って印字高速化を達成できる。
イズ用紙の一側端を当接させた場合に当該各サイズ用紙
の他側端間に位置するものとして各用紙判別基準位置を
設定する設定手段を設け、用紙検出センサを、キャリア
が固定ガイドに対して定位置の検出位置に位置決めされ
た場合に印字ヘッドよりも用紙搬送方向下流で用紙先端
を検出するように設け、用紙幅検出手段を、キャリアを
検出位置から固定ガイドと反対方向に移動させたときに
用紙検出センサが用紙他側端を検出するまでの移動量を
各用紙判別基準位置と検出位置との間の既知寸法と比較
して用紙幅寸法を検出するようにした構成としたので、
1つの用紙検出センサで用紙頭出しを正確に行うことが
でき、かつ用紙頭出しから間をおくことなく用紙幅検出
を迅速かつ確実に行って印字高速化を達成できる。
【図1】本発明の電気的・電子的構成を説明するための
図である。
図である。
【図2】同じく、用紙サイズの判別を説明するための図
である。
である。
【図3】同じく、用紙検出センサの設定位置を示す図で
ある。
ある。
【図4】同じく、動作を説明するためのフローチャート
である。
である。
【図5】同じく、各サイズ用紙の印字開始位置を説明す
るための図である。
るための図である。
【図6】従来プリンタの構成を説明するための図であ
る。
る。
【図7】従来プリンタにおける用紙幅寸法の算出を説明
するための図である。
するための図である。
3 キャリア 4 印字ヘッツド 6 固定ガイド 10 用紙幅検出手段 11 用紙検出センサ
Claims (1)
- 【請求項1】 静止体に固定され各サイズ用紙の一側端
と当接して当該用紙の幅方向位置を規制する固定ガイド
と、印字ヘッドを搭載し用紙幅方向に往復移動可能に設
けられたキャリアと、このキャリアに取り付けられた用
紙検出センサを含んでなる用紙幅検出手段とを備えたプ
リンタにおいて、 前記固定ガイドに各サイズ用紙の一側端を当接させた場
合に当該各サイズ用紙の他側端間に位置するものとして
各用紙判別基準位置を設定する設定手段を設け、 前記用紙検出センサを、前記キャリアが前記固定ガイド
に対して定位置の検出位置に位置決めされた場合に前記
印字ヘッドよりも用紙搬送方向下流で用紙先端を検出す
るように設け、 前記用紙幅検出手段を、前記キャリアを検出位置から前
記固定ガイドと反対方向に移動させたときに前記用紙検
出センサが用紙他側端を検出するまでの移動量を各用紙
判別基準位置と検出位置との間の既知寸法と比較して用
紙幅寸法を検出するように構成したことを特徴とするプ
リンタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9572393A JP2807141B2 (ja) | 1993-04-22 | 1993-04-22 | プリンタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9572393A JP2807141B2 (ja) | 1993-04-22 | 1993-04-22 | プリンタ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06305221A true JPH06305221A (ja) | 1994-11-01 |
JP2807141B2 JP2807141B2 (ja) | 1998-10-08 |
Family
ID=14145399
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9572393A Expired - Fee Related JP2807141B2 (ja) | 1993-04-22 | 1993-04-22 | プリンタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2807141B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8646866B2 (en) | 2002-08-08 | 2014-02-11 | Seiko Epson Corporation | Recording apparatus, recording method, program, and computer system |
US8672442B2 (en) | 2002-09-09 | 2014-03-18 | Seiko Epson Corporation | Liquid ejecting apparatus, computer system, and liquid ejection method |
-
1993
- 1993-04-22 JP JP9572393A patent/JP2807141B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8646866B2 (en) | 2002-08-08 | 2014-02-11 | Seiko Epson Corporation | Recording apparatus, recording method, program, and computer system |
US8672442B2 (en) | 2002-09-09 | 2014-03-18 | Seiko Epson Corporation | Liquid ejecting apparatus, computer system, and liquid ejection method |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2807141B2 (ja) | 1998-10-08 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |