JP2563657Y2 - 車両用カップホルダ - Google Patents

車両用カップホルダ

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JP2563657Y2
JP2563657Y2 JP1991015116U JP1511691U JP2563657Y2 JP 2563657 Y2 JP2563657 Y2 JP 2563657Y2 JP 1991015116 U JP1991015116 U JP 1991015116U JP 1511691 U JP1511691 U JP 1511691U JP 2563657 Y2 JP2563657 Y2 JP 2563657Y2
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bezel
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cup holder
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康浩 大浦
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Hino Motors Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は車両のインストルメント
パネルに取付けられた引出し式のカップホルダに関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】この種のカップホルダとして、センタレ
ジスタベゼルの下方のインストルメントパネルにホルダ
ベゼルが取付けられ、このホルダベゼルから水平方向に
引出し可能にホルダ本体がホルダベゼルに収納されたも
のが知られている。このカップホルダはホルダ本体引出
し時にホルダ本体に設けられた容器収容孔が出現し、こ
の容器収容孔に容器を収容するようになっている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかし、上記カップホ
ルダの下方に空調用コントローラ、ラジオ、カセットテ
ープレコーダ、灰皿等を配置すると、全体の高さが大き
くなってインストルメントパネルの美的外観を損い、車
室前部に広い空間が得られない不具合があった。また、
従来はセンタレジスタベゼルとホルダベゼルが別部品と
して存在している関係から部品点数が多く、部品管理が
煩わしい問題点があった。更にセンタレジスタベゼルや
ホルダベゼルは一般的に樹脂成型品が使用されるため、
樹脂成形後におけるひけ又はそり等を発生させないよう
に、その肉厚は比較的薄いものである。このため、ホル
ダベゼルの強度を十分に確保することができずに、ホル
ダ本体を引出した状態で無理な荷重を掛けると、ホルダ
ベゼルが変形又は破損する恐れがあった。
【0004】本考案の目的は、インストルメントパネル
の美的外観を損わずコンパクトに、ホルダベゼルの剛性
を増大しかつ部品点数を削減することのできる車両用カ
ップホルダを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る考案は、
インストルメントパネル11に取付けられ筒状に形成さ
れたセンタレジスタベゼル18と、センタレジスタベゼ
ル18下方のインストルメントパネル11に取付けられ
角筒状のホルダベゼル22と、容器収容孔23aを有
しホルダベゼル22から水平方向に引出し可能にホルダ
ベゼル22に収納され引出し状態で容器収容孔23aが
出現するホルダ本体23とを備えた車両用カップホルダ
の改良である。その特徴ある構成は、ホルダベゼル22
の上板22bがセンタレジスタベゼル18の底板18c
に連続して又は底板18cを兼ねるようにホルダベゼル
22がセンタレジスタベゼル18と一体的に形成され
ところにある。請求項2に係る考案は、請求項1に係る
考案であって、ホルダベゼル22の上板22bの車室内
側の端部がセンタレジスタベゼル18の底板18cを兼
ねるように形成され、上板22bの端部を覆うようにセ
ンタレジスタベゼル18とホルダベゼル22との間に内
面に爪11bが一体的に形成されたパネル額縁部11a
が設けられ、パネル額縁部11aが上板22bの端部に
取付けられたクリップ28により端部に固定された車両
用カップホルダである。
【0006】
【作用】ホルダベゼル22をセンタレジスタベゼル18
と一体的に形成することによりホルダベゼル22の剛性
を増大させるとともに部品点数を削減し、部品点数が削
減されることによりカップホルダ13の組付工数も削減
される。また、ホルダベゼル22の上板22bがセンタ
レジスタベゼル18の底板18cに連続して又は底板1
8cを兼ねるように形成することにより、インストルメ
ントパネル11の高さを小さくすることができ、車室前
部の容積を広げてインストルメントパネル11全体の外
観をスマートに形成することができる。更に、パネル額
縁部11aを上板22bの端部に取付けられたクリップ
28によりその端部に固定することにより、インストル
メントパネルの美的外観を向上させる。
【0007】
【実施例】次に本考案の一実施例を図面に基づいて詳し
く説明する。図1〜図3に示すように、車両のインスト
ルメントパネル11のほぼ中央にはその上部から下部に
向って順にセンタレジスタ12、カップホルダ13、空
調用コントローラ14、ラジオ15、カセットテープレ
コーダ16及び灰皿17が配置される(図3)。センタ
レジスタ12は、筒状に形成され一方の開口部18aを
車室内に向けてインストルメントパネル11に取付けら
れたセンタレジスタベゼル18と、ベゼル18内に枢支
されたレジスタバレル19とを有する。センタレジスタ
ベゼル18の他方の開口部18bには空調用ダクト21
が接続され、このベゼル18の下端にはベゼル18と一
体的にほぼ平面状の底板18cが形成される。レジスタ
バレル19は蓋及び底のない樽状に形成されたバレル本
体19aの車幅方向の外面両端に形成された図示しない
ピンを介してベゼル18に回動可能に取付けられる。ま
たバレル本体19a内には所定の間隔をあけて車幅方向
に伸びる水平変向板19bが一体的に形成され、バレル
本体19a内には更に所定の間隔をあけて垂直方向に伸
びる垂直変向板19cがピン19dを介して回動可能に
取付けられる。カップホルダ13はインストルメントパ
ネル11に取付けられたホルダベゼル22と、ホルダベ
ゼル22から水平方向に引出し可能にホルダベゼル22
に収納されたホルダ本体23と、一端がピン24を介し
てホルダ本体23に枢支されたホルダサポート26とを
有する。ホルダベゼル22は長方形の開口部22aを有
する角筒状に形成され、センタレジスタベゼル18の底
板18cがホルダベゼル22の上板22bに連設され、
ホルダベゼル22とセンタレジスタベゼル18が一体的
に形成される。ホルダ本体23は容器収容孔23aとス
トッパ23bを有し、ホルダ本体引出し状態で容器収容
孔23aが車室内に出現するようになっている。またホ
ルダサポート26は容器受け部26aを有する。ホルダ
ベゼル22の上板22bにストッパ23bが当接するま
でホルダ本体23を引出した状態で、ホルダサポート2
6がピン24を中心に回転することにより容器受け部2
6aが容器27の底を受けるように構成される(図
2)。またセンタレジスタベゼル18及びホルダベゼル
22は図示しないが取付孔を有し、この取付孔を介して
インストルメントパネル11の内面にボルトにより固定
される。またセンタレジスタベゼル18とホルダベゼル
22との間に位置するパネル額縁部11aの内面には爪
11bが一体的に形成され、この爪11bがホルダベゼ
ル22の上板22bに取付けられたクリップ28に挾持
されてパネル額縁部11aが所定の位置に固定される。
【0008】このように構成された車両用カップホルダ
により、インストルメントパネル11の高さを小さくし
て車室前部の空間を広げることができ、インストルメン
トパネル11全体の外観をスマートに形成することがで
きる。この結果インストルメントパネル11のほぼ中央
に配設されたセンタレジスタ12、カップホルダ13、
空調コントローラ14、ラジオ15、カセットテープレ
コーダ16及び灰皿17がコンパクトに収容される。ま
た部品点数が削減され、カップホルダ13の組付工数が
削減される。更にホルダベゼル22の剛性が増大するの
で、引出したホルダ本体23に少し無理な力を加えても
ホルダベゼル22が変形又は破損しない。
【0009】なお、実施例ではホルダサポートを有する
カップホルダを挙げたが、これは一例であってホルダ本
体だけで容器を保持できればホルダサポートを用いなく
てもよく、また引出し式のカップホルダであれば実施例
及び上述したもの以外のカップホルダでもよい。また、
実施例ではホルダベゼルの上板をセンタレジスタベゼル
の底板に連設したが、これに限らず上板が底板を兼ねる
ように形成してもよい。
【0010】
【考案の効果】以上述べたように、本考案によれば、ホ
ルダベゼルとセンタレジスタベゼルを一体的に形成した
ので、車両のインストルメントパネルのほぼ中央にその
上部から下部に向って順にセンタレジスタ、カップホル
ダ、空調コントローラ、ラジオ、カセットテープレコー
ダ及び灰皿を配置しても高さを小さくコンパクトにする
ことができ、インストルメントパネルの美的外観を損わ
ず車室前部の空間を広げることができる。またホルダベ
ゼルの剛性が増大し、部品点数の削減によりカップホル
ダの部品管理及び組付が容易になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案一実施例車両用カップホルダの図3のA
−A線断面図。
【図2】そのホルダ本体を引出した状態を示す図3のA
−A線断面図。
【図3】そのカップホルダを含むインストルメントパネ
ルの斜視図。
【符号の説明】
11 インストルメントパネル 18 センタレジスタベゼル 18c 底板 22 ホルダベゼル 22b 上板 23 ホルダ本体 23a 容器収容孔

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インストルメントパネル(11)に取付けら
    れ筒状に形成されたセンタレジスタベゼル(18)と、前記
    センタレジスタベゼル(18)下方の前記インストルメント
    パネル(11)に取付けられた角筒状のホルダベゼル(22)
    と、容器収容孔(23a)を有し前記ホルダベゼル(22)から
    水平方向に引出し可能に前記ホルダベゼル(22)に収納さ
    れ引出し状態で容器収容孔(23a)が出現するホルダ本体
    (23)とを備えた車両用カップホルダにおいて、 前記ホルダベゼル(22)の上板(22b)が前記センタレジス
    タベゼル(18)の底板(18c)に連続して又は前記底板(18c)
    を兼ねるように前記ホルダベゼル(22)が前記センタレジ
    スタベゼル(18)と一体的に形成されたことを特徴とする
    車両用カップホルダ。
  2. 【請求項2】 ホルダベゼル(22)の上板(22b)の車室内
    側の端部がセンタレジスタベゼル(18)の底板(18c)を兼
    ねるように形成され、前記上板(22b)の端部を覆うよう
    に前記センタレジスタベゼル(18)と前記ホルダベゼル(2
    2)との間に内面に爪(11b)が一体的に形成されたパネル
    額縁部(11a)が設けられ、前記パネル額縁部(11a)が前記
    上板(22b)の端部に取付けられたクリップ(28)により前
    記端部に固定された請求項1記載の車両用カップホル
    ダ。
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