JP2563394B2 - 容器の端縁補強部材 - Google Patents

容器の端縁補強部材

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JP2563394B2 JP62296915A JP29691587A JP2563394B2 JP 2563394 B2 JP2563394 B2 JP 2563394B2 JP 62296915 A JP62296915 A JP 62296915A JP 29691587 A JP29691587 A JP 29691587A JP 2563394 B2 JP2563394 B2 JP 2563394B2
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は容器の開口部の端縁に装着して使用する容器
の端縁補強部材に関するものである。
従来の技術 従来のこの種の端縁補強部材としては例えば実開昭59
−188834号公報に示されているようなものがあった。
以下第9図〜第11図を参照して従来の端縁補強部材に
つき説明する。図中2は容器1の端縁に装着される断面
コ字状の端縁フレームであり、3はコーナ補強部材であ
る。そしてコーナ補強部材3は端縁フレーム2にかぶせ
て使用される。なお、外側板4の上部にはガイド突片5
を連設し、容器を積み重ねる際のずれ防止の役目をもた
せていた。
発明が解決しようとする問題点 しかしながら、上記した従来のものは第11図に示して
いるように、端縁フレーム2の上面とコーナ補強部材の
上面との間に段差が生じており、この段差により以下の
ようた問題が発生していた。
すなわち、端縁補強部材が装着され第11図のような状
態の容器を積み重ねる際、上側の容器は下側の容器の四
角に装着したコーナ補強部材の上板によって指示される
こととなる。従って上側の容器の底面の角部6に荷重が
集中し、この部分の痛みが極端に早くなる。又、下側の
容器においてもコーナ補強部材が装着された部分に上側
の容器の荷重が集中するためこの部分の痛みが極端に早
くなるという問題である。
問題点を解決するための手段 2つの断面コ字状部材の夫々の一端部を連結したコー
ナ補強部材の他端部に、その上面の高さが低くなった段
落し部を形成した。
作 用 上記構成としたことにより、段落し部の段落し量を端
縁フレームの上板の厚さと同じにすれば、この段落し部
に端縁フレームの端部が位置するように端縁フレームを
コーナ補強部材の上より装着した際には、端縁フレーム
の上板の上面とコーナ補強部材の上板の上面とはほぼ同
一面となる。
実 施 例 以下、本発明の一実施例を添付図面に基づいて説明す
る。
第2図は一実施例に係る端縁フレームを、第3図はコ
ーナ補強部材を示している。
図において端縁フレーム8は内側板9と外側板10及び
この両側板を連結する上板11を備え断面が略コ字状を為
すと共に外側板10からその上方へ容器の積み重ね用のガ
イド突片12が連設されている。そしてこのガイド突片12
の上面部13からはかん合凸部13aが垂下しており、又ガ
イド突片12は外側方向にやや広がっている。又、内側板
9と外側板10の容器端縁に接する内面側には後述するコ
ーナ補強部材16の内側板17と外側板18の夫々の一端面よ
り延出して形成されているかん合凸部40を収容するため
の切欠部14を有している。なお、この端縁フレーム8の
断面形状は第4図のようである。
第3図はコーナ補強部材の斜視図であり、コーナ補強
部材16は内側板17と外側板18及びこの両側板を連結する
上板21よりなる断面形状が略コ字状の部材2つをヒンジ
部を介して連結すると共に外側板18からその上方へ容器
の積み重ね用のガイド突片22が連設されている。そして
このガイド突片22は外側方向にやや広がって形成されて
いる。又このガイド突片22の上部形状は上壁23と周囲側
壁24を一体化した袋状となっており、この周囲側壁24の
一端面に前記端縁フレーム8の上面部13に設けたかん合
凸部13aとかん合する断面が略U字型をなすかん合凹部2
5aを有し、さらに端縁フレーム8をその上側よりかぶせ
た時に端縁フレーム8とコーナ補強部材16との接合面に
段差が生じないようにコーナ補強部材16の一方の端部に
かん合突片40が形成されている。このかん合突片40は、
内側板17よりも容器1の端縁側に形成された内側板19
と、外側板18よりも容器1の端縁側に形成された外側板
20及び上板21よりも容器1の端縁側に形成された上板26
とを備えている。そして左右2つのコーナ補強部材16a,
16bを連結片27と箱受け板28及び外板29によって連結し
ており、連結部27,容器受け板28,外板29の夫々の一部に
はヒンジ部30,31,32,33,34,35,36を有している。なお第
5図はこのコーナ補強部材16の断面形状を示すものであ
る。
第1図は上記したようにい構成されたコーナ補強部材
16にその上より端縁フレーム8を装着した状態を示して
おり、この状態では端縁フレーム8の上板11の上面とコ
ーナ補強部材16の上板21の上面がほぼ同一面となるよう
に接合されている。又この状態においては端縁フレーム
8のガイド突片12の上面部13とコーナ補強部材16のガイ
ド突片22の上壁23の夫々の上面もほぼ同一面となるよう
に接合されている。
すなわち、コーナ補強部材16の内側板17,外側板18,上
板21の一端面より延出しているかん合突片40を構成する
内側板19,外側板20,上板26及び周囲側壁24の一端面に設
けられた受板部25が、夫々にかん合する内側板10,上板1
1,上面部13の板厚分相当を切り欠いているため、接合部
37において段差が生じることがないのである。
上記説明したコーナ補強部材16と端縁フレーム8を容
器1に装着した状態の断面図を第6図に示す。本図にお
いてコーナ補強部材16の内側板17のリブ片15は、容器1
の形態上発生する2重側板の一片1aのカット部38を被覆
すると共に端縁フレーム8自体のたわみ防止を図ってお
り、内側板9と外側板10の切欠部14にはコーナ補強部材
16のかん合突片19,20がかん合しており夫々の内面は協
同して容器1の端縁を挟持している。なお、第7図は容
器1の四つの端縁及び四つのコーナ部端縁に夫々本実施
例の端縁フレーム及びコーナ補強部材を装着した状態で
あり、この図にて分るように端縁フレーム8とコーナ補
強部材16の接合部37に段差を生じることなく同一面で一
体化されている。又容器1とコーナ補強部材16及び端縁
フレーム8との取り付け固定は固定用金具138等を用い
て行う。又、第8図は容器を折り畳んだ状態を示すもの
であり、コーナ補強部材16の連結片27,箱受け板28,外板
29はヒンジ部30,31,32,33,34,35,36を有するため折り畳
み・組立てがワンタッチで行える。
本実施例によれば以下のような効果が得られる。
即ち、容器の積み重ね・積み降ろし作業時、容器底面
及び底角部、底稜部に端縁フレームとコーナ補強部材の
上端面部が均一に当接するため、容器の損傷が極めて少
なく、又積み重ねた状態での保管時にもその損傷は非常
に少なく容器が長期に亙って使用できる。又容器の積み
重ね・積み降ろし作業は端縁フレーム及びコーナ補強部
材のガイド部材の高さが同じことからこのガイド部材の
上面に滑らせることにより容易に行える。更に、コーナ
補強部材のガイド突片の周囲側壁部は袋状に形成しかつ
外板も湾曲させて設けた為、作業時に当部分に手等が当
たっても極めて安全である。更に連結部,容器受け板に
加えて外板の3つの連結片で2つのコ字状部材が連結さ
れているためコーナ補強部材のひねり等に対する強度も
強い。又端縁フレームのガイド片は略U字状をなしてい
るため、曲がりに対する補強効果も抜群である。
発明の効果 本発明によれば以下の様な効果が奏せられる。
すなわち、端縁フレームとコーナ補強部材の夫々の上
板の上面はほぼ同じ高さとなるため容器の積み重ね・積
み降ろし作業時においては容器底面及び底角部,底稜部
に端縁フレームとコーナ補強部材の上板が均一に当接す
るため、容器の損傷が極めて少なく、又積み重ねた状態
での保管時にもその損傷な非常に少なく容器が長期に亙
って使用できる。又容器の積み重ね・積み降ろし作業は
端縁フレーム及びコーナ補強部材のガイド部材の高さが
同じことからこのガイド部材の上面を滑らせることによ
り容易に行えるといった効果である。
以上のように本発明は実用上大変有用なものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の容器の端縁補強部材の斜視
図、第2図は端縁フレームの斜視図、第3図はコーナ補
強部材の斜視図、第4図は端縁フレームのA−Aにおけ
る断面図、第5図はコーナ補強部材のB−Bにおける断
面図、第6図は容器に端縁補強部材を装着した状態の要
部断面図、第7図は同実施例の端縁補強部材を容器に装
着した状態の斜視図、第8図は同容器を折り畳んだ状態
の斜視図、第9図は従来のコーナ補強部材の斜視図、第
10図は従来の端縁フレームを容器に装着した状態の部分
斜視図、第11図は従来のコーナ補強部材及び端縁フレー
ムを容器に装着した状態の斜視図である。 1……容器、8……端縁フレーム、9,17,19……内側
板、10,18,20……外側板、11,21,26……上板、12,22…
…ガイド突片、13……上面部、13a……かん合凸部、14
……切欠分、16……コーナ補強部材、16a,16b……コー
ナ補強部材、40……かん合突片、23……上壁、24……周
囲側壁、25……かん合凹部、27……連結片、28……箱受
け板、29……外板、30,31,32,33,34,35,36……ヒンジ
部、37……接合部、38……カット部、138……固定用金

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1の内側板と第1の外側板とこの両側板
    を連結する第1の上板とを備えた端縁フレームと、第2
    の内側板と第2の外側板とこの両側板を連結する第2の
    上板とを備えた2つの断面コ字状部材を有し、前記2つ
    の断面コ字状部材のそれぞれの一方の端部はヒンジ部を
    介して互いに連設されているとともにそれぞれの他方の
    端部にはその上面が前記第2の上板の上面より段落ちし
    た第3の上板が連設されているコーナ補強部材とを備
    え、前記端縁フレームが容器の開口部の端縁に装着さ
    れ、前記コーナ補強部材が容器の開口部の端縁のコーナ
    部にそれぞれ装着されてなる容器の端縁補強部材であっ
    て、前記第3の上板を挟み込むようにして前記端縁フレ
    ームを前記コーナ補強部材に装着した状態において前記
    第1の上板と前記第2の上板の夫々の上面が同じ高さに
    なるように第2の上板と第3の上板との間の段落ちの高
    さを設定してなる容器の端縁補強部材。
  2. 【請求項2】第1の外側板及び第2の外側板の上部には
    ガイド突片が連設されてなる特許請求の範囲第1項に記
    載の容器の端縁補強部材。
  3. 【請求項3】端縁フレームのガイド突片の上面の高さと
    コーナ補強部材のガイド突片の上面の高さをほぼ同一と
    なるようにしたことを特徴とする特許請求の範囲第2項
    に記載の容器の端縁補強部材。
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