JP2561031B2 - 送受信装置 - Google Patents
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Description
適応整合フィルタによるダイバーシチ合成と判定帰還形
等化器による適応等化とを組み合わせて受信を行う送受
信装置に関する。
を示す。同図に示すように、従来装置は、M個の大口径
アンテナ4011〜401Mと、大口径アンテナ401
1〜401Mに1対1に対応して設けられたM個の受信
周波数変換器(DOWN CONV)4021〜402
Mと、受信周波数変換器4021〜402Mに1対1に
対応して設けられたM個の適応整合フィルタ(AMF)
4031〜403Mと、合成器404と、判定帰還形等
化器(DFE)405と、送信データを変調する変調器
(MOD)406と、変調器406の出力変調波がそれ
ぞれ入力されるM個の送信周波数変換器(UP CON
V)4071〜407Mと、送信周波数変換器4071
〜407Mの出力信号を電力増幅して大口径アンテナ4
011〜401Mへ出力するM個の大電力増幅器(HP
A)4081〜408Mとより構成されている。
伝搬路などの厳しいマルチパスフェージング回線におい
てディジタルマイクロ波通信を可能とする装置で、長距
離見通し外回線において既に実用化されている。
器406により送信データが所定の変調方式で変調され
て変調波とされた後、送信周波数変換器4071〜40
7Mにそれぞれ供給されて無線周波数(RF)帯の信号
に周波数変換される。この送信周波数変換器4071〜
407Mより取り出されたRF帯の送信信号は、大電力
増幅器4081〜408Mにより大電力増幅された後に
アンテナ4011〜401Mの送信ホーンに入力されて
送信される。
と送信ホーンとを有しており、これらは通常異なる偏波
面を利用することにより、送受信間の回り込みを回避し
ている。例えば、図4に示すように、大電力増幅器40
81〜408Mの出力端はアンテナ4011〜401M
のH(水平)偏波のホーンに接続されており、この場合
受信ホーンはV(垂直)偏波となる。逆に、送信ホーン
をV偏波とした場合は、受信ホーンをH偏波とする。
波面を直交することにより、大電力の送信波が受信周波
数変換器4021〜402Mに逆流することを防ぐ。ま
た、M重の空間ダイバーシチを行うためには、M個のア
ンテナ4011〜401Mが必要であり、通常は2個の
大口径アンテナが採用されている。
は、アンテナ4011〜401Mの受信ホーンからの受
信信号が、アンテナに対応して設けられている受信周波
数変換器4021〜402MによりRF帯から中間周波
数(IF)帯又はベースバンド帯へそれぞれ周波数変換
される。受信周波数変換器4021〜402Mから取り
出された受信信号は、ダイバーシチブランチ毎に設けら
れている適応整合フィルタ(AMF)4031〜403
Mに入力され、ここでSN(信号対雑音)比が最大にさ
れ、かつ、各出力信号の振幅が自乗、位相が同一に制御
される。
31〜403Mの出力信号を合成器404で合成するこ
とにより、ダイバーシチの最大比合成が行われる。この
ダイバーシチの最大比合成により強化された受信信号
は、更に判定帰還形等化器(DFE)405に供給され
て適応等化され、判定データとして出力される一方、適
応整合フィルタ4031〜403Mにタップ係数制御信
号として入力される。
合成と判定帰還形等化器による適応等化とを組み合わせ
た方式(AMF/DFE受信方式)に関しては、文献
(渡辺孝次郎,”マルチパス伝送路における適応受信方
式”,電子通信学会・通信方式研究会、1979年2月
(CS−78−203))により既に知られている。
について、対流圏散乱伝搬路をモデルとして図5と共に
説明する。図5に示す対流圏散乱伝搬路において、送信
アンテナ501の指向特性Iと受信アンテナ502の指
向特性IIは、通常ガウス分布となる。その指向特性の半
値幅はアンテナ口径に依存し、大口径になるほどビーム
はシャープとなる。
の広がりにより対流圏は送信マイクロ波により照射さ
れ、散乱が生じる。この領域はスキャタボリュームと呼
ばれ、ここからの前方散乱波の一部が受信側に向かう。
その際、図5の経路ALB、ACB及びAUBの3波の
マルチパスが発生したと仮定する(ここで、Aは送信
点、Bは受信点、U、C及びLはそれぞれ散乱点とす
る)。ここで、伝搬路長に着目すると、
る。これにより、送信アンテナ501により送信インパ
ルス503を送信した時の受信アンテナ502のインパ
ルス応答は、504に示すように3つの応答が生じる。
この受信インパルス応答504は経路ALBによる進み
応答h1、経路ACBによる主波応答h2、経路AUB
による遅れ応答h3からなり、上記の各経路間の遅延時
間差をτとすると、互いにτだけ時間差が生じる。
よるレイリーフェージングが生じており、インパルス応
答404全体の振幅と位相がランダムに変動する。この
ような厳しいマルチパスフェージング回線では、遅延分
散の大きなマルチパス歪が問題となり、適応等化なしの
ディジタル通信は不可能となる。また、一般的な適応等
化器をもってしても、回線品質は保証されない。これを
克服するにはダイバーシチと適応等化との組み合わせが
不可欠となり、これを満たす解の一つが前記AMF/D
FE方式である。
h(t)の時間反転複素共役h*(−t)を受信信号に
畳み込むトランスバーサルフィルタであることは通信理
論で広く知られている。具体的には、図5のインパルス
応答離散値h1、h2、h3の複素共役を時間反転の関
係で3タップのトランスバーサルフィルタのタップ係数
とすることを意味する。これにより、進み応答h1と遅
れ応答h3が主波応答h2のタイミングに時間調整さ
れ、時間領域の最大比合成が行われる。
ブランチ毎に実施し、また適応等化器の出力する判定デ
ータで共通相関制御することにより、ダイバーシチブラ
ンチ毎のタイミング差が吸収され、時間領域のダイバー
シチ合成(インプリシットダイバーシチ)と共に空間若
しくは周波数ダイバーシチ合成との相乗効果で信号が強
化される。
雑音)比を最大化するが、マルチパスによる符号間干渉
を残留する。この残留符号間干渉が判定帰還形等化器3
05により除去され、品質の高い通信が可能となる。従
って、この従来の送受信装置によれば、対流圏散乱伝搬
のように厳しいマルチパスフェージングで、かつ、受信
電界が低い回線でのディジタル伝送を可能とする。ま
た、対流圏散乱伝搬では、本質的に受信電界が低いた
め、上記の適応受信技術に加え、大口径アンテナと大電
力増幅装置が必要となる。
置では、対流圏散乱回線などの長距離伝搬では、通信に
必要となるシステムゲインを得るために、大電力増幅器
4081〜408Mと大口径アンテナ4011〜401
Mとが必要となる。しかし、大口径アンテナ4011〜
401Mに関しては、一度方向調整を行って設置した後
は再び方向調整を実施することは困難であり、実際は再
調整されることはない。
を利用したものであり、大気の状態など季節・温度など
諸条件により変動する。このため、一般の短周期のフェ
ージングに加え、長周期のフェージングが発生する。特
に長周期のフェージングに関しては、長期間のアンテナ
方向調整が必要となるが、現実には実施不可能である。
そのため、このような長周期のフェージングを有する伝
搬路に対して大口径アンテナ4011〜401Mが必ず
しも最適な方向に調整されているとはいえない。
ボリューム位置が更に上空に移動した場合、受信アンテ
ナに到来する散乱波の入射角度が大きくなる。逆に、ス
キャタボリュームが低くなれば、入射角度は小さくな
る。このように、自然現象の長期的な変動により、一度
設置されたアンテナ方向は最適ではなくなる。場合によ
っては、受信電界の中央値が数十dB変動することもあ
り得る。このような場合、上記の従来装置では、ダイバ
ーシチブランチの受信電界に差が生じて、ダイバーシチ
効果が損なわれ回線品質が劣化するという問題がある。
アンテナをアダプティブアレイ化して、その指向性を適
応制御することにより、短周期及び長周期のフェージン
グが混在する回線においても、アンテナの方向調整を迅
速に行って最適に保持して適応ダイバーシチ受信し得る
送受信装置を提供することを目的とする。
ルタとアダプティブアンテナとが同一の判定データを使
用しても独立して相関制御することにより、短周期のフ
ェージング及びマルチパス歪の低減と、アダプティブア
ンテナによるアンテナビームの最適方向への保持とを、
競合することなく行い得る送受信装置を提供することに
ある。
トを使用することにより、大電力増幅器の使用を不要に
して装置全体を小型化し得る送受信装置を提供すること
にある。
成するため、送受信を行うM個のアダプティブアンテナ
と、M個のアダプティブアンテナにより受信されて取り
出された信号を、それぞれ時間領域で最大比合成するM
個の適応整合フィルタと、M個の適応整合フィルタの出
力信号をそれぞれ合成する第1の合成器と、第1の合成
器の出力信号に対して適応等化を行い、得られた判定デ
ータをM個の適応整合フィルタとM個のアダプティブア
ンテナにそれぞれ帰還してそれらのタップ係数を相関制
御する適応等化器とを有する構成としたものである。
のそれぞれは、N個のアンテナと、N個のアンテナによ
り受信された信号をアンテナ毎に信号処理する受信信号
処理手段と、N個のアンテナへ送信させる信号を供給す
る送信信号処理手段と、受信信号処理手段により得られ
たN個の受信信号をそれぞれ第1の重み係数と別々に乗
算するN個の第1の複素乗算器と、適応等化器の出力判
定データをN分配する第1の分配器と、受信信号処理手
段よりのN個の受信信号を第1の分配器の出力判定デー
タとの時間合わせのために遅延する遅延手段と、遅延手
段の出力信号と第1の分配器の出力判定データとの相関
をそれぞれ別々にとって得た相関結果を第1の重み係数
として第1の複素乗算器へ出力するN個の相関器と、N
個の第1の複素乗算器の出力乗算結果をそれぞれ合成し
てM個の適応整合フィルタのうち対応する適応整合フィ
ルタへ供給する第2の合成器と、送信する信号をN分配
する第2の分配器と、第2の分配器の出力送信信号とN
個の相関器の出力相関結果とをそれぞれ別々に乗算して
前記送信信号処理手段へ供給するN個の第2の複素乗算
器とを具備する。
適応整合フィルタの時定数よりも相対的に十分に大なる
値に設定するようにしたものである。
送信信号処理手段は、前記N個のアンテナのそれぞれと
アンテナ毎に一体化されたN個の送受信ユニットより構
成されている。
応等化器の出力判定データにより相関制御するようにし
ているため、受信電界の中央値変動を吸収しつつアンテ
ナビームを、変動する電波到来方向のみに長周期的に追
尾することができる(すなわち、アダプティブアンテナ
の指向性を適応制御することができる)。
応整合フィルタの時定数よりも相対的に十分に大なる値
に設定するようにしているため、適応整合フィルタとア
ダプティブアンテナとが同一の判定データを使用して独
立して相関制御することができる。
送信信号処理手段は、N個のアンテナのそれぞれとアン
テナ毎に一体化されたN個の送受信ユニットより構成す
るようにしているため、近年広く普及している小型の送
受信ユニットの使用により大電力増幅器の使用を不要に
することができる。
1は本発明の一実施例の構成図を示す。同図に示すよう
に、本実施例はM個のアダプティブアンテナ1001〜
100Mと、アダプティブアンテナ1001〜100M
に1対1に対応して設けられたM個の適応整合フィルタ
(AMF)1101〜110Mと、適応整合フィルタ1
101〜110Mの出力信号を合成する単一の第1の合
成器111と、合成器111の出力信号が入力される、
適応等化器の一例としての単一の判定帰還形等化器(D
FE)112と、送信データを変調してアダプティブア
ンテナ1001〜100Mにそれぞれ入力する単一の変
調器(MOD)113とより構成されている。
はそれぞれ同一構成であり、アダプティブアンテナ10
01について代表して示すと、N個のアンテナ(N素子
のアレイアンテナ)1011〜101Nと、送信信号処
理と受信信号処理とを行うN個の送受信(TR)ユニッ
ト1021〜102Nと、送受信ユニット1021〜1
02Nの出力信号が入力されるN個の第1の複素乗算器
1031〜103Nと、送受信ユニット1021〜10
2Nに入力信号を供給するN個の第2の複素乗算器10
41〜104Nと、複素乗算器1031〜103Nと1
041〜104Nにそれぞれ重み係数を供給するN個の
相関器1051〜105Nと、複素乗算器1031〜1
03Nの出力信号を合成する単一の第2の合成器106
と、入力判定データをN分配する第1の分配器(ハイブ
リッド)107と、変調器113の出力変調波をN分配
する第2の分配器(ハイブリッド)108と、送受信ユ
ニット1021〜102Nの出力信号をそれぞれ時間η
だけ遅延する遅延素子1091〜109Nとより構成さ
れている。
点は、大口径アンテナでなく、アダプティブアレイアン
テナを採用したことである。ただし、本実施例のアダプ
ティブアレイアンテナは、LMS(Least Mea
n Square)アレイ、アップルバウムアレイ、又
は定包絡線アルゴリズム(CMA:ConstantM
odulus Argorithm)アレイなどの一般
的に知られているものを用いるのではなく、AMF/D
FE受信方式と整合性が良く、装置化の容易なアレイ方
式である。
に、N素子アレイアンテナ1011〜101Nで受信さ
れた、例えばマイクロ波帯のN個のアレイブランチ信号
は、対応して設けられた送受信ユニット1021〜10
2Nに供給され、ここで低雑音増幅後に無線周波数(R
F)帯から中間周波数(IF)帯又はベースバンド周波
数に周波数変換するという、受信信号処理が施された
後、複素乗算器1031〜103Nにより相関器105
1〜105Nからの重み係数と乗算される。複素乗算器
1031〜103Nより取り出された各乗算結果は合成
器106に供給されて線形合成される。
ブアンテナ1001〜100Mの各出力アレイ合成出力
信号は、それぞれ非巡回形のトランスバーサルフィルタ
であり、その重み係数が判定帰還形等化器112の出力
判定データにより制御される適応整合フィルタ1101
〜110MによりSN(信号対雑音)比が最大にされ、
かつ、各出力信号の振幅が自乗、位相が同一に制御され
る。
01〜110Mの出力信号が合成器111で合成される
ことにより、ダイバーシチの最大比合成が行われる。こ
のダイバーシチの最大比合成により強化された受信信号
は、更に判定帰還形等化器(DFE)112に供給され
て適応等化され、判定データとして出力される一方、適
応整合フィルタ1101〜110Mにタップ係数制御信
号として入力される。
ば図3に示す如き構成とされている。同図に示すよう
に、判定帰還形等化器112は前方フィルタ301、減
算器302、判定器303、後方フィルタ304及び減
算器305より構成されている。減算器302は前方フ
ィルタ301の出力信号から後方フィルタ304の出力
信号を差し引く。減算器305は判定器303の入力信
号から出力信号を差し引く。
フィルタ301で受け、これによりインパルス応答の前
縁(Precursor)による符号間干渉(ISI)
を除去して減算器302及び判定器303を直列に介し
て後方フィルタ304に供給し、ここでインパルス応答
の後縁(Postcursor)による符号間干渉を除
去し、その出力を減算器302に帰還入力する構成であ
る。
4は共にトランスバーサルフィルタで構成されており、
トランスバーサルフィルタに畳み込まれるタップ係数は
判定器誤差信号の自乗平均を最小とするアルゴリズムで
適応修正される。ここで、判定器誤差信号は、判定器3
03の入出力信号間の誤差であり、減算器305の出力
として与えられる。
のアダプティブアレイと同一であるが、本実施例の特徴
はアレイの重み係数を求める手段に相違点がある。すな
わち、通常のアダプティブアレイでは合成器106より
取り出されるアレイ合成出力信号をフィードバックさせ
て相関演算させるものである。
に、判定帰還形等化器112の出力判定データをフィー
ドバックさせて、アダプティブアンテナ1001〜10
0M内の分配器107を通して相関器1051〜105
Nに供給し、ここで遅延素子1091〜109Nにより
それぞれ時間ηだけ遅延された送受信ユニット1021
〜102Nの出力アレイブランチ信号と相関演算を行う
点に特徴がある。この処理により、アンテナパターンの
ビーム制御が可能であることを図2を併せ参照して説明
する。
ンのビーム制御動作説明図を示す。同図中、図1と同一
構成部分には同一符号を付してある。また、図2はアン
テナパターンのビーム制御動作に関連のある構成部分の
み図示してある。図2において、主波S(0)がN個の
アンテナ1011〜101Nに対してベクトル201で
示す方向で到来するものとすると、主波の波面は204
で示され、また、遅れ波S(τ)の到来ベクトルは20
2で、進み波S(−τ)の到来ベクトルは203で示さ
れる。
れる3波マルチパスは図5の3波伝搬モデルに対応させ
ている。ここで、進み波S(−τ)、主波S(τ)及び
遅れ波S(τ)のアレイアンテナへの入射角度をそれぞ
れ図2に示すように、θ1、θ2及びθ3とする。この
場合、主波S(0)に着目すると、主波はN個のアンテ
ナ1011〜101Nすべてにより受信されるが、アン
テナ素子は通常無線周波数の半波長間隔で設置されるた
め、順次位相遅れが生じる。
トル201が第1のアンテナ1011に受信されている
状態を示しているが、主波波面204を基準とすると、
第2のアンテナ1012にはベクトル205だけ遅れて
主波が到来する。同様に、第Nのアンテナ101Nには
ベクトル206だけ遅れて主波が到来する。従って、各
アンテナ1011〜101Nで受信された信号間には、
それぞれ一定の遅延差が加わり、位相差が生じる。一般
に、アレイアンテナは無線周波数の半波長間隔d(=λ
/2)で均等に配置されるため、進み波S(−τ)、主
波S(τ)及び遅れ波S(τ)に対するアンテナ素子で
の位相差間隔φ1、φ2及びφ3はそれぞれ次式で表さ
れる。
アンテナの各素子1011〜101Nで受信される受信
信号をr1 、r2 、...、rNとし、これをベク
トルr(t)で表現すると、t=0を基準タイミングと
したときの3波マルチパス受信信号r(0)は次式で表
される。
は主波S(τ)、第3項は遅れ波S(τ)を示す。ま
た、h1、h2及びh3は、それぞれ伝送系インパルス応
答の進み波S(−τ)、主波S(0)及び遅れ波S
(τ)におけるサンプリング値である。
乗算器1031〜103Nに供給される一方、遅延素子
1091〜109Nに供給され、ここで時間τだけ遅延
されて相関器1051〜105Nに入力される。
2からの判定データ
ここで、主信号に着目すると、判定帰還形等化器112
の判定器(図3の303)で判定されるまで、適応整合
フィルタ1101〜110N及び判定帰還形等化器11
2の前方フィルタ(図3の301)を経由してくる。適
応整合フィルタ1101〜110N及び判定帰還形等化
器112は、いずれもトランスバーサルフィルタ構造を
しているため、タップ間の遅延素子の遅延が主信号系に
加わる。従って、主波S(0)がアレイアンテナの各素
子1011〜101Nに入射されてから判定帰還形等化
器112にて
なわち、相関器1051〜105Nにフィードバックさ
れた判定データは
ら取り出されてN個の相関器1051〜105Nにそれ
ぞれ供給される受信信号入力は(4)式より次式のよう
に示すことができる。
イブランチ受信信号ベクトルr(η)と、外3に示した
判定データとの相関演算を行う。ここで時間ηは時間軸
の共通バイアスであることがわかるため、相関器105
1〜105Nの相関演算はr(0)と外2に示した判定
データとの相関演算と置き換えてもよい。従って、相関
器1051〜105Nがそれぞれ出力する重み係数ベク
トルWは、次式で表せる。
待値を求めている。また、A*はAの複素共役であるこ
とを示している(以下、同じ)。
ボル周期(データ伝送速度)に対して十分に長い積分時
間に合わせられるため、フェージング変動速度は平均化
されない。通常、データ伝送速度に比べてフェージング
変動速度が非常に遅いため、平均化を行う時間はフェー
ジング変動速度より早く、データ伝送速度より遅く設定
し、データのみに対して平均化を行う。これにより、
(6)式のようにフェージング速度に関わる係数は平均
化処理されないため、E[ ]の外に出る。また、判定
帰還形等化器112の判定器(図3の303)において
判定誤りが少ない場合には、判定データ信号は次式
れらは、データ信号であるため、その自己相関係数を”
1”と定義するならば、次式が得られる。
相関器1051〜105Nの重み係数ベクトルWは次式
で表される。
〜103Nにおいて、受信信号r1〜rNに乗じた後、そ
れらの乗算結果を合成器106で加算すると、合成器1
06より次式で表されるアレイ合成信号Yが出力され
る。
の係数はN倍されている。これは、N個のアンテナ10
11〜101Nで受信された主波成分が同相合成でN倍
となるためである。また、主波S(0)に係数h2 *・
h2が乗じられているが、これはインパルス応答の主応
答h2の自乗値、すなわち、電力を意味する。従って、
(10)式右辺第2項は、主波S(0)応答の位相が同
相、振幅が自乗に制御され、N個のアンテナ1011〜
101Nで受信された主波S(0)が最大比合成された
ことを意味する。
は、それぞれ進み波S(−τ)、遅れ波S(τ)に関す
る項であるが、その係数は(10)式の右辺第2項のよ
うな振幅自乗の条件が満たされず、h2 *・h1とh2
*・h3のように、主波応答の複素共役h2 *と進み波
応答h1又は遅れ波応答h3との積となっている。これ
らの応答は、フェージングにより互いに無相関な変動を
受けており、無相関な応答間の積は雑音として振る舞
う。
総和を含む項はアンテナ1011〜101Nで受信され
た進み波S(−τ)若しくは遅れ波S(τ)の受信和で
あり、これらは同相合成すらされておらず、単なる電力
和となっている。従って、以上より(10)式の右辺第
1項及び第3項で示される各電力は、最大比合成の主波
S(0)電力に比べて、極めて低い。
アンテナは主波S(0)にアンテナビームをステアリン
グし、主波到来角度θ1が変化しても相関制御により適
応的に追尾することが理解できる。図5を引用して説明
すると、前記(10)式の右辺第2項のようにアレイ受
信後の主波応答の係数がN・h2 *・h2となること
は、図5のインパルス応答404の主応答h2 が常に
アダプティブアンテナにより捕捉追尾されることを示
す。主応答h2 はインパルス応答404での最大値に
対応しており、これを自動追尾することはアレイ受信信
号を常時最大に保持することを意味する。
施例のアダプティブアンテナ1001〜100Mは判定
帰還形等化器112の出力判定データを基準信号として
相関制御されることにより、LMS、アップルバウム、
CMAなどのアルゴリズムを用いなくとも、容易にビー
ム制御ができる。特に、本実施例では適応整合フィルタ
1101〜110Mも判定帰還形等化器112の出力判
定データにより相関制御を行っているため、アダプティ
ブアンテナ1001〜100Mはこれを共用できる。従
って、本実施例のアダプティブアンテナ1001〜10
0MはAMF/DFE方式と整合性の良い方式であり、
従来のアダプティブアンテナのように基準信号を得る手
段を別途用意する必要はないという特長がある。
シチの各ブランチに設けられたアダプティブアンテナ1
001〜100M及び適応整合フィルタ1101〜11
0Mが、判定帰還形等化器112の出力判定データによ
り互いに独立して相関制御を行っている場合は、アダプ
ティブアンテナ1001〜100M及び適応整合フィル
タ1101〜110Mは互いに制御が競合しないように
する必要がある。そこで、本実施例は両者の目的を勘案
して両者の制御速度を設定することにより、両者の制御
の競合を防止している。
10Mの目的は、フェージング変動速度に追随して各ダ
イバーシチブランチ信号の振幅を自乗、位相を同一に制
御すると共に、SN比を最大にすることにあり、対象と
するのは短周期フェージングである。これに対し、アダ
プティブアンテナ1001〜100Mは本来、長周期フ
ェージングの要因である伝搬経路の緩やかな自然変動に
対処するために導入したものである。従って、アダプテ
ィブアンテナ1001〜100Mの制御速度は短周期で
はなく、長周期の極低速に設定する必要がある。
051〜105Mの時定数を適応整合フィルタ1101
〜110Mのそれよりも十分に長時間に設定する。これ
により、アダプティブアンテナ1001〜100MはM
個の空間ダイバーシチ受信アンテナとして、常にアンテ
ナビームを最適方向に保持する。
する。図3に示した従来の送受信装置のアンテナ301
1〜301Mに装備された送信・受信ホーンは一般的には
構造的に一体となっており、送信アンテナパターンと受
信アンテナパターンとは同一である。例えば、図5では
送信アンテナ501から受信アンテナ502へ送信する
例を示しているが、アンテナ502からアンテナ501
へ送信する場合には、例えば伝搬経路BCAを確保する
ためには、アンテナ502の送信パターンは受信パター
ンと同一である必要がある。同様に、この関係はアンテ
ナ501についてもいえる。従って、図5に示したよう
な対流圏散乱伝搬路では、送信パターンと受信パターン
とは同一に設定しなければならない。
に、変調器113から出力される変調波は各ダイバーシ
チブランチのアダプティブアンテナ1011〜101Mの
それぞれの内部のハイブリッド108によりN分配され
て複素乗算器1041〜104Nに供給され、ここで相関
器1051〜105Nよりの重み係数W1〜WNと乗算され
る。
104Nの出力乗算結果は、送受信ユニット1021〜1
02Nに供給され、ここで各送受信ユニット1021〜1
02N毎に送信無線周波数に周波数変換された後増幅さ
れる、送信信号処理が施される。送受信ユニット102
1〜102Nの出力信号はN素子のアレイアンテナを構成
しているアンテナ1011〜101Nに供給され、空間領
域にて合成され送信アンテナパターンを形成する。
〜105Nが出力する重み係数W1〜WNは受信パターン
を決めるものであるが、これを送信側にも共用している
ので、最終的には送信アンテナパターンは受信アンテナ
パターンに合わせられ、同一に制御される。
関しては、最近小型軽量化が進んでいる。特に、アダプ
ティブアンテナは最近のパトリオットミサイル制御用ア
ンテナ、軍用通信などに広く普及している。また、レー
ダ技術においてはメガワットクラスの送信を行うが、こ
のような大電力送信も大口径アンテナでなく、送受信ユ
ニットを多数使用したアレイの空間合成により、実用化
されている。
ゲインを得るための大電力送信はアダプティブアンテナ
で十分実現可能である。この場合、従来必要とされてい
た大電力増幅器が不要となる。大電力増幅器は一つの装
置で大電力送信を行うため、クライストロンなどを使用
しており、装置規模が巨大となり、扱いが一般的に難し
い。これに対し、最近の送受信ユニットはアンテナ素子
と一体化した小型なものであり、これらを多数使用する
方がクライストロンなどの大電力増幅器を用いなくてよ
いので、結果的に装置を小型化することができる。
ものではなく、例えば判定帰還形等化器112の代わり
に、重み係数が判定器誤差信号の自乗平均を最小とする
アルゴリズムで適応修正されるトランスバーサルフィル
タで構成された線形等化器などの適応等化器を用いるこ
ともできる。
アダプティブアンテナの指向性を適応制御するようにし
たため、アンテナ設置方向調整に依存しないで、受信電
界を常に最大に保持することができ、これにより、従来
の大口径アンテナで必要とした精度の高い方向調整を不
要にできると共に、迅速で簡単にアンテナ設置ができ
る。
プティブアンテナとが同一の判定データを使用しても独
立して相関制御できるようにしたため、短周期のフェー
ジング及びマルチパス歪は適応整合フィルタと適応等化
器による適応ダイバーシチにより低減できると共に、こ
の動作と競合することなくアダプティブアンテナにより
常にアンテナビームを最適方向に保持することができ
る。
小型の送受信ユニットの使用により大電力増幅器の使用
を不要にすることができるため、装置全体を小型化でき
ると共に、操作性を改善することができる。
図である。
圏散乱伝搬路を示す図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 送受信を行うM個のアダプティブアンテ
ナと、 該M個のアダプティブアンテナにより受信されて取り出
された信号を、それぞれ時間領域で最大比合成するM個
の適応整合フィルタと、 該M個の適応整合フィルタの出力信号をそれぞれ合成す
る第1の合成器と、 該第1の合成器の出力信号に対して適応等化を行い、得
られた判定データを前記M個の適応整合フィルタと前記
M個のアダプティブアンテナにそれぞれ帰還してそれら
のタップ係数を相関制御する適応等化器とを有する送受
信装置であって、前記M個のアダプティブアンテナのそ
れぞれはN個のアンテナと、 該N個のアンテナにより受信された信号をアンテナ毎に
信号処理する受信信号処理手段と、 該N個のアンテナへ送信させる信号を供給する送信信号
処理手段と、 該受信信号処理手段により得られたN個の受信信号をそ
れぞれ第1の重み係数と別々に乗算するN個の第1の複
素乗算器と、 前記適応等化器の出力判定データをN分配する第1の分
配器と、 前記受信信号処理手段よりのN個の受信信号を該第1の
分配器の出力判定データとの時間合わせのために遅延す
る遅延手段と、 該遅延手段の出力信号と前記第1の分配器の出力判定デ
ータとの相関をそれぞれ別々にとって得た相関結果を前
記第1の重み係数として前記N個の第1の複素乗算器へ
出力するN個の相関器と、 前記N個の第1の複素乗算器の出力乗算結果をそれぞれ
合成して前記M個の適応整合フィルタのうち対応する適
応整合フィルタへ供給する第2の合成器と、 送信する信号をN分配する第2の分配器と、 該第2の分配器の出力送信信号と前記N個の相関器の出
力相関結果とをそれぞれ別々に乗算して前記送信信号処
理手段へ供給するN個の第2の複素乗算器とを具備する
ことを特徴とする送受信装置。 - 【請求項2】 前記相関器の時定数は前記適応整合フィ
ルタの時定数よりも相対的に十分に大なる値に設定され
ていることを特徴とする請求項1記載の送受信装置。 - 【請求項3】 前記受信信号処理手段及び前記送信信号
処理手段は、前記N個のアンテナのそれぞれとアンテナ
毎に一体化されたN個の送受信ユニットより構成されて
いることを特徴とする請求項1又は2記載の送受信装
置。
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