JP2560885B2 - 周波数変換回路 - Google Patents
周波数変換回路Info
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- JP2560885B2 JP2560885B2 JP2084262A JP8426290A JP2560885B2 JP 2560885 B2 JP2560885 B2 JP 2560885B2 JP 2084262 A JP2084262 A JP 2084262A JP 8426290 A JP8426290 A JP 8426290A JP 2560885 B2 JP2560885 B2 JP 2560885B2
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Description
変調回路を用いた周波数変換回路に関する。
て、入力信号は2つに分岐され、それぞれ乗算回路21,2
2に入力される。そして、この乗算回路21,22において局
部発振回路23からの局部発振信号と乗算され、かつその
出力信号をそれぞれ低域通過フィルタ24,25でろ波する
ことにより、実数成分R,虚数成分Iを出力している。
入力信号に局部発振信号cosω2 tを乗算回路21において
乗算して、 R=A sin(ω1 t+φ)×cosω2 t =A/2×〔sin(ω1 t+ω2 t+φ) +sin(ω1 t−ω2 t+φ)〕 …(2) となる。
ω2)の周波数成分のみを取り出すと、(3)式とな
る。
tを乗算回路22において乗算して、 I=A sin(ω1 t×φ)×sinω2 t =A/2×〔cos(ω1 t+ω2 t+φ) +cos(ω1 t−ω2 t+φ)〕 …(4) となる。
の周波数成分のみを取り出すと、(5)式になる。
ま周波数ω1−ω2に変換される。
との乗算を行う乗算回路21,22と低域通過フィルタ24,25
が必要とされるため、回路が複雑で大型化するという問
題がある。また、局部発振回路23は、前記(2)及び
(4)式を算出するために、正確に90゜位相の異なる局
発信号、すなわちcosω2 t,sinω2 tを発振させる必要
があるため、回路構成が複雑になるという問題がある。
換回路を提供することにある。
れぞれA/D変換する2つのA/D変換回路と、これらA/D変
換回路から出力される信号をそれぞれ交互に符号反転さ
せる2つの符号反転回路と、これら2つの符号反転回路
の前記符号反転動作をクロック信号に基づいて制御する
符号反転制御回路と、前記2つの符号反転回路から出力
される信号をそれぞれ低域ろ波する2つの低域通過フィ
ルタと、前記2つのA/D変換回路を前記クロック信号に
より交互に動作させるクロック切替回路とを備えてい
る。
ングで交互に符号反転処理し、かつそのタイミングでA/
D変換回路を交互に動作することで、該タイミングに対
応する周波数で、しかも互いに直交状態とされた2つの
信号を出力することが可能となる。
図において、A/D変換回路1,2はそれぞれ入力信号をアナ
ログ信号からディジタル信号に変換する回路であり、そ
の変換動作はクロック信号C1またはC2のタイミングに同
期して行われる。これらクロック信号C1,C2は元となる
クロック信号C0をクロック切替回路8によって交互に切
り替えることで得ることができる。
る信号を符号反転制御回路7の制御信号によって正転出
力(信号をそのまま出力),0出力(信号に関係なく0を
出力),符号反転出力(信号を符号反転して出力)に変
換して出力する。符号反転制御回路7を制御するための
信号は前記クロック信号C0のタイミングと同期して発生
され、この符号反転制御回路7からは+1,0,−1のいず
れかを出力する。
号のうち、低周波域の信号を通過させる。これら低域通
過フィルタ5,6の処理タイミングはクロック信号C0のタ
イミングと同期して行われる。
である。同図(f),(g)に示すクロック信号C1,C2
により、A/D変換回路1,2はそれぞれ同図(a)の入力信
号をA/D変換し、同図(b),(c)の信号を出力す
る。そして、符号反転回路3,4では、この出力される信
号を符号反転し、同図(d),(e)の信号を出力す
る。この信号は低域通過フィルタ5,6により、周波数変
換された直交信号として出力される。
路7からの出力によって符号反転を行うが、符号反転制
御回路7の動作タイミングをとるクロック信号C0は局部
発振周波数の4倍に設定している。即ち、第1表に示す
ように、クロック信号C0のタイミングを局部発振周波数
fの4倍とすることにより、符号反転回路3,4に出力す
る信号は+1,0,−1の3通りとなる。また、絶対値は1
であるから、符号反転のみとし、1回置きに0を出力す
ればよい。このようなタイミングで制御信号を出力する
ことにより、各符号反転回路3,4からは、第2図
(d),(e)のように、実数成分と虚数成分が直交状
態で出力されることになる。
の2倍でよい。この理由はA/D変換のタイミングは符号
反転回路の正転、または反転出力時のみで良く、0出力
のときはA/D変換をする必要がないためである。
せて、各回路を駆動するタイミング周波数を変えれば、
低域通過フィルタも含め、同一回路構成で周波数選定の
自在な周波数変換回路を構成することができる。
御しても本発明と同一の効果を得ることができる。な
お、前記実施例のように、2つのA/D変換回路3,4を使用
する場合には、各A/D変換回路には低速動作型のA/D変換
回路を使用することができる。
号を2つの符号反転回路において所要のタイミングでし
かも交互に符号反転処理し、かつそのタイミングでA/D
変換回路を交互に動作することで周波数変換が実現で
き、しかも乗算回路や特殊な局部発振回路が不要である
ため、回路構成の簡略化を実現することができる効果が
ある。
(a)乃至(g)は第1図の動作を説明するための各部
の波形図、第3図は従来の周波数変換回路のブロック構
成図である。 1,2……A/D変換回路、3,4……符号反転回路、5,6……低
域通過フィルタ、7……符号反転制御回路、8……クロ
ック切替回路、21,22……乗算回路、23……局部発振回
路、24,25……低域通過フィルタ、C0,C1,C2……クロッ
ク信号。
Claims (1)
- 【請求項1】2分された入力信号をそれぞれA/D変換す
る2つのA/D変換回路と、これらA/D変換回路から出力さ
れる信号をそれぞれ交互に符号反転させる2つの符号反
転回路と、これら2つの符号反転回路の前記符号反転動
作をクロック信号に基づいて制御する符号反転制御回路
と、前記2つの符号反転回路から出力される信号をそれ
ぞれ低減ろ波する2つの低域通過フィルタと、前記2つ
のA/D変換回路を前記クロック信号により交互に動作さ
せるクロック切替回路とを備えることを特徴とする周波
数変換回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2084262A JP2560885B2 (ja) | 1990-03-30 | 1990-03-30 | 周波数変換回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2084262A JP2560885B2 (ja) | 1990-03-30 | 1990-03-30 | 周波数変換回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03283906A JPH03283906A (ja) | 1991-12-13 |
JP2560885B2 true JP2560885B2 (ja) | 1996-12-04 |
Family
ID=13825539
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2084262A Expired - Lifetime JP2560885B2 (ja) | 1990-03-30 | 1990-03-30 | 周波数変換回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2560885B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0435103A (ja) * | 1990-05-25 | 1992-02-05 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | ディジタル信号の複素化方法、リアル化方法およびその装置 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61239705A (ja) * | 1985-04-17 | 1986-10-25 | Nec Corp | 周波数変換回路 |
-
1990
- 1990-03-30 JP JP2084262A patent/JP2560885B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61239705A (ja) * | 1985-04-17 | 1986-10-25 | Nec Corp | 周波数変換回路 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH03283906A (ja) | 1991-12-13 |
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