JP3007359B2 - I,q波形の発生用回路装置 - Google Patents
I,q波形の発生用回路装置Info
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- JP3007359B2 JP3007359B2 JP1205851A JP20585189A JP3007359B2 JP 3007359 B2 JP3007359 B2 JP 3007359B2 JP 1205851 A JP1205851 A JP 1205851A JP 20585189 A JP20585189 A JP 20585189A JP 3007359 B2 JP3007359 B2 JP 3007359B2
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- H—ELECTRICITY
- H03—ELECTRONIC CIRCUITRY
- H03C—MODULATION
- H03C3/00—Angle modulation
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- Amplitude Modulation (AREA)
- Digital Transmission Methods That Use Modulated Carrier Waves (AREA)
- Transmitters (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、回路において入力アナログ信号(t)が
電圧により制御される発振器(1)を制御し、その結果
該電圧制御発振器(1)の出力信号(U1)が平均周波数
(f0)に関して周波数変調され、該出力信号は二つの分
岐回路におけるミキサによって同じ平均周波数(f0)を
持つ位相差90゜の二つの非変調信号でそれぞれミキシン
グされることからなる、I,Q波形の発生用回路装置の改
良に関するものである。
電圧により制御される発振器(1)を制御し、その結果
該電圧制御発振器(1)の出力信号(U1)が平均周波数
(f0)に関して周波数変調され、該出力信号は二つの分
岐回路におけるミキサによって同じ平均周波数(f0)を
持つ位相差90゜の二つの非変調信号でそれぞれミキシン
グされることからなる、I,Q波形の発生用回路装置の改
良に関するものである。
[従来の技術] I,Q波形(同位相/直角位相、即ち、同位相及び90゜
ずれた位相の波形)は、掛け算されて、例えば、伝送−
周波数信号の正弦及び余弦の信号形とされたものであ
り、これらの二つの信号はその後加算される。かくして
得られる信号は周波数−変調信号例えば、ラジオ−周波
数伝送信号である。変調用信号はアナログ信号でもデジ
タル信号でも良い。
ずれた位相の波形)は、掛け算されて、例えば、伝送−
周波数信号の正弦及び余弦の信号形とされたものであ
り、これらの二つの信号はその後加算される。かくして
得られる信号は周波数−変調信号例えば、ラジオ−周波
数伝送信号である。変調用信号はアナログ信号でもデジ
タル信号でも良い。
アナログ信号からのI,Q波形の発生は、例えばフィン
ランド特願第843,826号により公知である。該特願によ
って示される回路の型は第2図のブロック図で示され
る。第2図において、入力信号に当たる電圧(t)、
即ち、dx(t)/dtは、電圧制御発振器1を制御するた
めに用いられ、その平均周波数f0は、伝送周波数と比
べ、例えば100KHz程低い。周波数変調を含む発振器1の
出力 U=cos[ω0t+k・x(t)] は二つの分岐回路に分けられ、それぞれ変調されていな
い周波数f0の信号の正弦及び余弦の信号形によって掛け
算される。掛け算成分f0はミキシング生成物として得ら
れる両分岐回路の信号からロウパスフイルタ4によって
フイルタされ除去される。これにより、所望の正弦及び
余弦波形が結果として得られる。
ランド特願第843,826号により公知である。該特願によ
って示される回路の型は第2図のブロック図で示され
る。第2図において、入力信号に当たる電圧(t)、
即ち、dx(t)/dtは、電圧制御発振器1を制御するた
めに用いられ、その平均周波数f0は、伝送周波数と比
べ、例えば100KHz程低い。周波数変調を含む発振器1の
出力 U=cos[ω0t+k・x(t)] は二つの分岐回路に分けられ、それぞれ変調されていな
い周波数f0の信号の正弦及び余弦の信号形によって掛け
算される。掛け算成分f0はミキシング生成物として得ら
れる両分岐回路の信号からロウパスフイルタ4によって
フイルタされ除去される。これにより、所望の正弦及び
余弦波形が結果として得られる。
[発明が解決しようとする課題] 本発明の目的は、上記従来技術の回路装置を単純化す
ることである。
ることである。
[課題を解決するための手段] 即ち、本発明は、入力アナログ信号X(t)からI,Q
波形を発生するための回路装置であって、入力、出力及
び平均周波数(f0)を有し、前記入力アナログ信号を前
記平均周波数(f0)に関して周波数変調し、矩形波の出
力信号(U1)を出力する電圧制御発振器(1)、前記平
均周波数(f0)と同じ周波数であり、位相が90゜離れて
いる二つの非変調信号を発生する手段、及び、その出力
に入力信号の断続波形を生成する第1及び第2のスイッ
チ手段(6、7)を有し、前記第1及び第2のスイッチ
手段はそれぞれ前記二つの非変調信号を発生する手段に
接続され、前記矩形波の出力信号(U1)はそれぞれの前
記スイッチ手段を制御し、そして前記出力信号を前記非
変調信号とミキシングするように、前記スイッチ手段
(6、7)が前記矩形波と同期して前記非変調信号を断
続するI,Q波形の発生用回路装置を提供するものであ
る。
波形を発生するための回路装置であって、入力、出力及
び平均周波数(f0)を有し、前記入力アナログ信号を前
記平均周波数(f0)に関して周波数変調し、矩形波の出
力信号(U1)を出力する電圧制御発振器(1)、前記平
均周波数(f0)と同じ周波数であり、位相が90゜離れて
いる二つの非変調信号を発生する手段、及び、その出力
に入力信号の断続波形を生成する第1及び第2のスイッ
チ手段(6、7)を有し、前記第1及び第2のスイッチ
手段はそれぞれ前記二つの非変調信号を発生する手段に
接続され、前記矩形波の出力信号(U1)はそれぞれの前
記スイッチ手段を制御し、そして前記出力信号を前記非
変調信号とミキシングするように、前記スイッチ手段
(6、7)が前記矩形波と同期して前記非変調信号を断
続するI,Q波形の発生用回路装置を提供するものであ
る。
本発明においては、該ミキサが、矩形波を用いること
によって制御され得るスイッチを用いて実施される点に
特徴を有するものである。これによって、その回路構造
は、実用的には大幅に単純化され、例えばスイッチドキ
ャパシタ又は全回路を集積化できるCMOS技術を用いるこ
とが可能となる。
によって制御され得るスイッチを用いて実施される点に
特徴を有するものである。これによって、その回路構造
は、実用的には大幅に単純化され、例えばスイッチドキ
ャパシタ又は全回路を集積化できるCMOS技術を用いるこ
とが可能となる。
以下、図面を用いて本発明を詳細に説明する。
第2図は、上記従来技術による回路装置を示し、第1
図は、アナログ信号からI,Q波形を発生するための本発
明の単純化された回路装置を示す。
図は、アナログ信号からI,Q波形を発生するための本発
明の単純化された回路装置を示す。
第2図に示す回路装置は、本発明により、スイッチ6
及び7をミキサとして用いる事により、第1図に示すよ
うに単純化される。入力アナログ信号x(t)は電圧制
御発振器1を制御する。その出力信号 U1=rect[ω0t+k・x(t)]、 即ち、ω0=2π・f0の角周波数を持つ矩形波は、入力
アナログ信号によって周波数変調されている。
及び7をミキサとして用いる事により、第1図に示すよ
うに単純化される。入力アナログ信号x(t)は電圧制
御発振器1を制御する。その出力信号 U1=rect[ω0t+k・x(t)]、 即ち、ω0=2π・f0の角周波数を持つ矩形波は、入力
アナログ信号によって周波数変調されている。
[実施例] 本発明の具体例において、信号U1はスイッチ6、7を
制御するために二つの分岐回路に分けられる。このスイ
ッチによって、周波数f0の信号は、同位相及び位相シフ
タ5により90゜ずれた位相の両相で、周期的に断続され
る。ミキシングの結果得られる信号はフイルタ4によっ
てロウパスフイルタされる。その結果得られるI信号と
Q信号は、その後更に処理される。
制御するために二つの分岐回路に分けられる。このスイ
ッチによって、周波数f0の信号は、同位相及び位相シフ
タ5により90゜ずれた位相の両相で、周期的に断続され
る。ミキシングの結果得られる信号はフイルタ4によっ
てロウパスフイルタされる。その結果得られるI信号と
Q信号は、その後更に処理される。
他の実施例(図示せず)では、発振器1の出力電圧
は、余弦形からなり、二つの分岐回路のスイッチ6、7
へと分けられる。これらのスイッチは、周波数f0の矩形
波を用いて制御される。一方のスイッチの制御信号は他
方のものと位相が90゜ずれている。これにより、デジタ
ル回路手段を用いる時、矩形波に対して90゜ずれた位相
が容易に作成できると云う利点が得られる。これ以外の
操作は前の場合と同じである。
は、余弦形からなり、二つの分岐回路のスイッチ6、7
へと分けられる。これらのスイッチは、周波数f0の矩形
波を用いて制御される。一方のスイッチの制御信号は他
方のものと位相が90゜ずれている。これにより、デジタ
ル回路手段を用いる時、矩形波に対して90゜ずれた位相
が容易に作成できると云う利点が得られる。これ以外の
操作は前の場合と同じである。
[発明の効果] 本発明によれば、非常に簡単なI,Q波形の発生用回路
装置が得られる。
装置が得られる。
第1図は、本発明回路装置の1例のブロック図、第2図
は、従来の回路装置の1例のブロック図を示す。 1……電圧制御発振器 2、3……ミキサ 4……ロウパスフイルタ 5……位相変換器 6、7……ミキサ用スイッチ手段
は、従来の回路装置の1例のブロック図を示す。 1……電圧制御発振器 2、3……ミキサ 4……ロウパスフイルタ 5……位相変換器 6、7……ミキサ用スイッチ手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭61−131904(JP,A) 特開 昭55−77209(JP,A) 特開 昭55−125456(JP,A) 米国特許4599743(US,A) 米国特許4540958(US,A) 米国特許4253067(US,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H03B 27/00 H04B 1/26 H03C 3/22 H03K 5/00
Claims (2)
- 【請求項1】入力アナログ信号X(t)からI,Q波形を
発生するための回路装置であって、 入力、出力及び平均周波数(f0)を有し、前記入力アナ
ログ信号を前記平均周波数(f0)に関して周波数変調
し、矩形波の出力信号(U1)を出力する電圧制御発振器
(1); 前記平均周波数(f0)と同じ周波数であり、位相が90゜
離れている二つの非変調信号を発生する手段;及び、 その出力に入力信号の断続波形を生成する第1及び第2
のスイッチ手段(6、7)を有し、 前記第1及び第2のスイッチ手段はそれぞれ前記二つの
非変調信号を発生する手段に接続され、前記矩形波の出
力信号(U1)はそれぞれの前記スイッチ手段を制御し、
そして前記出力信号を前記非変調信号とミキシングする
ように、前記スイッチ手段(6、7)が前記矩形波と同
期して前記非変調信号を断続するI,Q波形の発生用回路
装置。 - 【請求項2】集積回路として実施される請求項1に記載
の回路装置。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
FI883856 | 1988-08-19 | ||
FI883856A FI83005C (fi) | 1988-08-19 | 1988-08-19 | Kretsanordning foer generering av i,q-vaogformer. |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0292102A JPH0292102A (ja) | 1990-03-30 |
JP3007359B2 true JP3007359B2 (ja) | 2000-02-07 |
Family
ID=8526937
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1205851A Expired - Fee Related JP3007359B2 (ja) | 1988-08-19 | 1989-08-10 | I,q波形の発生用回路装置 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4973923A (ja) |
JP (1) | JP3007359B2 (ja) |
FI (1) | FI83005C (ja) |
Families Citing this family (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5588022A (en) * | 1994-03-07 | 1996-12-24 | Xetron Corp. | Method and apparatus for AM compatible digital broadcasting |
FI98177C (fi) | 1995-06-01 | 1997-04-25 | Nokia Mobile Phones Ltd | Menetelmä ja piirijärjestely häiriöllisen signaalin käsittelemiseksi |
GB2320864B (en) | 1996-12-31 | 2001-07-11 | Nokia Mobile Phones Ltd | Signal Offset Elimination |
FI105377B (fi) | 1997-05-29 | 2000-07-31 | Nokia Mobile Phones Ltd | Menetelmä kahden rinnakkaisen kanavan koodijakoiseksi lähettämiseksi sekä menetelmän toteuttava radiolaite |
FI104133B (fi) | 1997-11-28 | 1999-11-15 | Nokia Mobile Phones Ltd | Koodaus- ja modulointimenetelmä ja laite sen soveltamiseksi |
FI106607B (fi) | 1998-01-07 | 2001-02-28 | Nokia Mobile Phones Ltd | Solun valinta usean modulaation solukkoradiojärjestelmässä |
FI981518A (fi) | 1998-07-01 | 2000-01-02 | Nokia Mobile Phones Ltd | Tiedonsiirtomenetelmä ja radiojärjestelmä |
FI106491B (fi) | 1998-08-12 | 2001-02-15 | Nokia Mobile Phones Ltd | Menetelmä ja laitteisto radiorajapinnan datanopeuden saumattomaksi muuttamiseksi piirikytketyssä välityksessä |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4253067A (en) * | 1978-12-11 | 1981-02-24 | Rockwell International Corporation | Baseband differentially phase encoded radio signal detector |
US4599743A (en) * | 1982-01-25 | 1986-07-08 | Itt Corporation | Baseband demodulator for FM and/or AM signals |
US4540958A (en) * | 1983-09-30 | 1985-09-10 | International Telephone And Telegraph Corporation | Zero if frequency-modulator |
-
1988
- 1988-08-19 FI FI883856A patent/FI83005C/fi not_active IP Right Cessation
-
1989
- 1989-06-14 US US07/365,849 patent/US4973923A/en not_active Expired - Lifetime
- 1989-08-10 JP JP1205851A patent/JP3007359B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
FI883856A (fi) | 1990-02-20 |
JPH0292102A (ja) | 1990-03-30 |
US4973923A (en) | 1990-11-27 |
FI883856A0 (fi) | 1988-08-19 |
FI83005C (fi) | 1991-05-10 |
FI83005B (fi) | 1991-01-31 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |