JP2580888B2 - 変調装置の周波数分配回路 - Google Patents

変調装置の周波数分配回路

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JP2580888B2
JP2580888B2 JP3107901A JP10790191A JP2580888B2 JP 2580888 B2 JP2580888 B2 JP 2580888B2 JP 3107901 A JP3107901 A JP 3107901A JP 10790191 A JP10790191 A JP 10790191A JP 2580888 B2 JP2580888 B2 JP 2580888B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は1つの局部発振周波数を
分周して、送信周波数および受信用ローカル周波数を取
り出す変調装置の周波数分配回路に関する。
【0002】
【従来の技術】図4は従来の変調装置の周波数分配回路
を示すブロック図である。図において、1は搬送波の4
倍の周波数を持つ第1局部発振信号を発生する周波数シ
ンセサイザによる第1の周波数発生器であり、電圧制御
型周波数可変発振器11、プリスケーラ12、分周回路
13、温度補償型水晶発振器14および位相比較回路1
5からなるフェーズロックドループにより構成される。
2は受信用の第2局部発振信号を発生する周波数シンセ
サイザによる第2の周波数発生器であり、電圧制御型周
波数可変発振器21、プリスケーラ22、分周回路2
3、温度補償型水晶発振器24および位相比較回路25
からなるフェーズロックドループにより構成される。3
はベースバンド信号を発生する波形生成回路、4は第1
の周波数発生器1からの第1局部発振信号に基づく搬送
波を波形生成回路3からのベースバンド信号で直交変調
する直交変調器であり、第1の周波数発生器1からの第
1局部発振信号を4分周して精度の良い90°の位相差
を持つ搬送波を発生する分周回路41、分周回路41か
らの搬送波を波形生成回路3からのベースバンド信号に
より変調する変調回路を構成するアナログスイッチ42
およびアナログスイッチ42の出力信号から基本変調波
を抽出するローパスフィルタ43から構成される。5は
直交変調回路4から出力される基本変調波と第2の周波
数発生器からの第2局部発振信号とをミキシングして、
所定の送信周波数による送信変調波を生成するアップコ
ンバータである。6は受信復調部であり、受信周波数と
第2局部発振信号とをミキシングするダウンコンバータ
62と、ダウンコンバータ62の出力を受けて復調を行
なう復調回路62から構成される。
【0003】次に、動作について説明する。第1の周波
数発生器1の電圧制御型周波数可変発振器11は、搬送
波が持つ送信周波数の4倍の周波数を有する第1局部発
振信号を発生する。この第1局部発振信号は直交変調器
4に入力されて分周回路41で4分周され、互いに90
°の位相差を持つ搬送波となってアナログスイッチ42
に入力される。アナログスイッチ42は入力した搬送波
を波形生成回路3からのベースバンド信号により変調し
てローパスフィルタ43に送る。ローパスフィルタ43
は入力した変調出力中から基本変調波を抽出して、アッ
プコンバータ5に出力する。アップコンバータ5はこの
基本波周波数と第2の周波数発生器からの第2局部発振
信号とをミキシングして、所定の送信周波数による送信
変調波を生成して出力する。一方、受信復調部6に入力
された第2局部発振信号は、ダウンコンバータ61によ
り受信周波数とミキシングされた後、復調回路62に送
られ復調される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の周波数分配回路
は以上のように構成されているので、変調を行なうため
の第1局部発振信号と、送信周波数および受信復調周波
数を作成するための第2発振信号を発生する2つの周波
数発生器を必要とし、安価に実現できないという問題が
あった。本発明は上記のような問題を解決するためにな
されたもので、1つの周波数発生器により安価な周波数
分配回路を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の変調装置の周波
数分配回路は、送信周波数のN/(N+1)倍またはN
/(N−1)倍の局部周波数を発生する周波数発生器
と、この周波数発生器からの局部周波数をN分周する分
周回路と、この分周回路からの分周出力をベースバンド
信号で変調する変調回路と、この変調回路からの変調出
力と前記周波数発生器からの局部周波数により送信周波
数を出力するアップコンバータと、前記周波数発生器ま
たは前記分周器の出力に基づいて受信用ローカル周波数
を抽出する周波数抽出回路とから構成される。
【0006】また、本発明の変調装置の周波数分配回路
は、送信周波数のN倍の局部周波数を発生する周波数発
生器と、この周波数発生器からの局部周波数をN分周し
て受信用ローカル周波数を出力する分周回路と、この分
周回路からの分周出力をベースバンド信号で変調して送
信周波数を出力する変調回路とから構成される。
【0007】
【作用】本発明によれば、送信周波数のN倍、N/(N
+1)倍、N/(N−1)倍の局部発振信号を分周回路
により分周して互いに90°の位相差を持つ搬送波を生
成する。さらに、分周回路の出力または局部発振信号に
基づいて受信用ダウンコンバータのローカル信号を生成
する。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例を図について説明す
る。図1は本発明に係る変調装置の周波数分配回路の一
実施例を示すブロック図であり、図4と同一部分は同一
符号を付し、その説明は省略する。図において、7は周
波数発生器であり、送信周波数の4/5倍の局部発振信
号を発生し、直交変調器4の分周回路41とアップコン
バータ5に出力する。アップコンバータ5は周波数発生
器7からの局部発振信号と直交変調器4のローパスフィ
ルタ43からの送信周波数の1/5倍の周波数をミキシ
ングして送信周波数を出力する。9は分周回路41から
出力された送信周波数の基本波とその奇数次の高調波出
力(1/5倍、3/5倍、5/5倍、7/5倍…)中よ
り、受信用ダウンコンバータのローカル周波数を抽出す
るバンドパスフィルタである。
【0009】次に、動作について説明する。周波数発生
器7の電圧制御型周波数可変発振器11は、送信周波数
の4/5倍の周波数を有する局部発振信号を発生する。
この局部発振信号は直交変調器4に入力されて分周回路
41で4分周され、周波数が送信周波数の1/4倍で互
いに90°の位相差を持つ搬送波となってアナログスイ
ッチ42に入力される。アナログスイッチ42は、入力
した90゜の位相差を持った送信周波数の1/5倍の搬
送波を、波形生成回路3からのベースバンド信号により
変調してローパスフィルタ43に送る。ローパスフィル
タ43は入力した変調出力中から基本変調波を抽出し
て、アップコンバータ5に出力する。アップコンバータ
5は、送信周波数の1/5倍の周波数に基づく基本変調
波と周波数発生器からの送信周波数の4/5倍の局部発
振信号とをミキシングして、所定の送信周波数と同一周
波数による送信変調波を生成して出力する。一方、分周
回路41から送信周波数の1/5倍の周波数を持つ矩形
波を入力するバンドパスフィルタ9は、送信周波数の1
/5倍の基本波とその奇数次の高調波出力中より受信用
ダウンコンバータのローカル信号を抽出し、受信復調部
6に入力する。受信復調部6に入力された信号は、ダウ
ンコンバータ61により受信周波数とミキシングされた
後、復調回路62に送られ復調される。
【0010】なお、上記実施例では、アップコンバータ
5を用いて送信周波数を得る場合を説明したが、図2に
示すように、アップコンバータを用いることなく送信周
波数を直接変調するように構成しても良い。図2は本発
明の他の実施例を示すブロック図であり、送信周波数の
4倍の局部発振周波数を発生する周波数発生器100を
用いて、送信周発数の4倍の信号を直交変調器4に入力
する。入力した信号は分周回路41で4分周され、送信
周波数で野外に90゜の位相差を持った搬送波となって
アナログスイッチ42に入力し、波形生成回路3からの
ベースバンド信号により変調してローパスフィルタ43
で基本送信変調波を抽出して出力する。一方、分周回路
41で4分周され、周波数が送信周波数と同じ信号が受
信用ダウンコンバータのローカル信号として受信復調部
6に入力され、同様の動作を行なう。
【0011】また、図3の他の実施例に示すように、直
交変調器4の分周回路41から受信用のローカル信号を
取り出す代わりに、新たに設けた分周器10により受信
用ローカル信号を取り出すようにしても良い。
【0012】なお、上記各実施例では、分周回路41に
より4分周する場合を説明したが、N分周するようにし
ても良いことはもちろんである。
【0013】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、1つの局
部発振信号を分周し、搬送波と受信用ダウンコンバータ
のローカル信号を生成するように構成したので、1つの
周波数発生器を用意するだけで良く、安価で経済的な変
調装置を得ることができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る変調装置の周波数分配回路の一実
施例を示すブロック図である。
【図2】本発明に係る変調装置の周波数分配回路の他の
実施例を示すブロック図である。
【図3】本発明に係る変調装置の周波数分配回路の他の
実施例を示すブロック図である。
【図4】従来の変調装置の周波数分配回路を示すブロッ
ク図である。
【符号の説明】
3 波形生成回路 5 アップコンバータ 6 受信用復調回路 7 周波数発生器 8 直交変調器 9 バンドパスフィルタ 41 分周回路 42 変調回路 43 ローパスフィルタ

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 送信周波数のN/(N+1)倍またはN
    /(N−1)倍の局部周波数を発生する周波数発生器
    と、この周波数発生器からの局部周波数をN分周する分
    周回路と、この分周回路からの分周出力をベースバンド
    信号で変調する変調回路と、この変調回路からの変調出
    力と前記周波数発生器からの局部周波数により送信周波
    数を出力するアップコンバータと、前記周波数発生器ま
    たは前記分周器の出力に基づいて受信用ローカル周波数
    を抽出する周波数抽出回路とから構成されることを特徴
    とする変調装置の周波数分配回路。
  2. 【請求項2】 送信周波数のN倍の局部周波数を発生す
    る周波数発生器と、この周波数発生器からの局部周波数
    をN分周して受信用ローカル周波数を出力する分周回路
    と、この分周回路からの分周出力をベースバンド信号で
    変調して送信周波数を出力する変調回路とから構成され
    ることを特徴とする変調装置の周波数分配回路。
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