JP2000286724A - 無線通信機の送信部構成方式 - Google Patents

無線通信機の送信部構成方式

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JP2000286724A
JP2000286724A JP9421299A JP9421299A JP2000286724A JP 2000286724 A JP2000286724 A JP 2000286724A JP 9421299 A JP9421299 A JP 9421299A JP 9421299 A JP9421299 A JP 9421299A JP 2000286724 A JP2000286724 A JP 2000286724A
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signal
frequency
band
system communication
transmission circuit
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JP9421299A
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Shigeru Shibata
茂 柴田
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数のシステム通信帯域のうちいずれか1つ
の帯域を使用して通信を行う無線通信機において、変調
スペクトラムの劣化を最小限に押さえながら、実装面積
の縮小及び製作コスト低下を実現する送信部構成を提供
する 【解決手段】 入力信号を直交変調し中間周波数帯変調
信号を発生する直交変調器1と、電圧制御発振器8、及
びローカルシンセサイザ12を有し前記第1のシステム
通信帯域で送信される変調信号を発生する送信変調ルー
プを含む第1の送信回路と、前記第2のシステム通信帯
域で送信される変調信号を、電圧制御発振器以外の周波
数変換手段を用いて発生する第2の送信回路とを具備す
る送信回路構成。この第2の送信回路は、例えば前記中
間周波数帯変調信号を周波数変換するミキサー19を具
備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、2つ以上の異なる
システム通信帯域のうちいずれか1つの帯域を使用して
通信可能な無線通信機の送信部構成方式に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】一般に、2つ以上の異なるシステム通信
帯域のうちいずれか1つの帯域を使用して通信可能な無
線通信機の送信部の構成が知られている。図12及び図
13は、このような送信部構成を示すものである。
【0003】まず、図12を参照して従来の無線通信機
の送信部構成の第1の構成方式についての説明を行う。
【0004】直交変調器1は、IFローカルシンセサイ
ザ7から入力するローカル信号を図示しないベースバン
ド部から入力されるベースバンド変調信号で直交変調
し、中間周波数帯変調信号を発生して直交変調器高調波
除去用帯域通過フィルタ2へ出力する。同フィルタによ
り、直交変調器1で発生する不要波が除去された後、中
間周波数帯変調信号がR分周器5へ出力され、R分周器
5によりその周波数が位相比較周波数に分周された後、
位相比較器4へ出力される。位相比較器4は、R分周器
5から出力された信号と、N分周器3から出力された信
号の位相を比較して、位相差に対応した信号をループフ
ィルタ6へ出力する。
【0005】一方、N分周器3は、ダウンコンバートミ
キサー10から出力される信号を位相比較周波数に分周
し、位相比較器4へ出力する。
【0006】尚、ループフィルタ6は前記位相比較器4
から位相差に対応した信号を入力し、信号に含まれる不
要な高周波成分や雑音を除去した後、後記電圧制御発振
器8および14に、制御電圧を出力する。尚、同ループ
フィルタ6は、その振幅・位相の周波数特性によって後
記位相同期ループの応答特性・同期特性を決定するもの
である。
【0007】ここで、第1のシステム通信帯域で通信を
実施する場合について説明を行う。
【0008】ループフィルタ6に接続される第1のシス
テム通信帯域用電圧制御発振器8は、第1のシステム通
信帯域で通信を実施する場合にのみ動作し、前記ループ
フィルタ6から制御電圧を入力し、その制御電圧に対応
して発振周波数が変化する発振器であり、第1のシステ
ム通信帯域用増幅器9及びダウンコンバートミキサー1
0に対して、その中心周波数が第1のシステム通信帯域
に属する変調信号を出力する。第1のシステム通信帯域
用増幅器9に入力された変調信号は増幅され、第1のシ
ステム通信帯域用低域通過フィルタ11により不要波が
除去された後、図示しない切替手段により各々のシステ
ム通信帯域に応じて切替制御が行われ、第1のシステム
通信帯域の送信出力として無線通信機の外部へ出力され
る。
【0009】一方、ダウンコンバートミキサー10に入
力された変調信号は、RFローカルシンセサイザ12の
出力信号をローカル信号としてダウンコンバートされ、
イメージ除去用帯域通過フィルタ13により不要な周波
数成分が除去された後、N分周器3に入力される。
【0010】ここで、第1のシステム通信帯域用電圧制
御発振器8が変調信号を発生する動作について説明す
る。
【0011】ここまでに説明した構成のうち、1〜8、
10、12、13は位相同期ループ(PLL)を構成し
ている。当該PLLが同期状態にある場合、位相比較器
4は、その2つの入力信号の位相差が無くなる様に電圧
制御発振器8に対して制御電圧を出力する。即ち、当該
PLLは前記直交変調器1から出力される信号によって
発生する位相偏移を打ち消す様に電圧制御発振器8を発
振させることになる。その結果、電圧制御発振器8はベ
ースバンド変調信号に対して同一の位相偏移を有する変
調信号を発生することができ、また、直交変調器1から
は中間周波数帯変調信号が出力される。以上の様にPL
Lを用いて変調信号を発生する方式を、以降送信変調ル
ープと記すこととする。
【0012】次に、第2のシステム通信帯域で通信を実
施する場合について説明を行う。
【0013】第2のシステム通信帯域で通信を実施する
場合は、第2のシステム通信帯域で通信を実施する場合
にのみ動作する電圧制御発振器14により、第1のシス
テム通信帯域で通信を実施する場合と同様に、送信変調
ループが構成される。この場合、増幅器9が第2のシス
テム通信帯域用増幅器15となり、低域通過フィルタ1
1が第2のシステム通信帯域用低域通過フィルタ16に
なることで、第2のシステム通信帯域の送信出力が得ら
れる。尚、RFローカルシンセサイザ12及びIFロー
カルシンセサイザ7は、第1のシステム通信帯域で動作
するときと比べ、異なる周波数のローカル信号を各々出
力する。
【0014】次に、図13を参照して従来の無線通信機
の送信部構成の第2の構成方法についての説明を行う。
【0015】直交変調器1は、イメージ除去用帯域通過
フィルタ13から入力されるローカル信号を図示しない
ベースバンド部から入力されるベースバンド変調信号で
直交変調し、中間周波数帯変調信号を発生して直交変調
器高調波除去用帯域通過フィルタ2へ出力する。同フィ
ルタ2により、直交変調器1で発生する不要波が除去さ
れた後、中間周波数帯変調信号がN分周器3へ出力さ
れ、N分周器3によりその周波数が位相比較周波数に分
周された後、位相比較器4へ出力される。位相比較器4
は、N分周器3から出力された信号と、R分周器5から
入力された信号の位相を比較して、位相差に対応した信
号をループフィルタ6へ出力する。
【0016】ここで、R分周器5は、中間周波数帯基準
信号を発生するIFローカルシンセサイザ7から中間周
波数帯基準信号を入力し、周波数を位相比較周波数に分
周した後、位相比較用基準信号を前記位相比較器4へ出
力するものである。
【0017】尚、ループフィルタ6は前記位相比較器4
から位相差に対応した信号を入力し、信号に含まれる不
要な好調波成分や雑音を除去した後、電圧制御発振器8
又は14に、制御電圧を出力する。尚、同ループフィル
タ6は、その振幅・位相の周波数特性によって後記位相
同期ループの応答特性・同期特性を決定するものであ
る。
【0018】ここで、第1のシステム通信帯域で通信を
実施する場合について説明を行う。ループフィルタ6に
接続される第1のシステム通信帯域用電圧制御発振器8
は、第1のシステム通信帯域で通信を実施する場合にの
み動作し、前記ループフィルタ6から制御電圧を入力
し、その制御電圧に対応して発振周波数が変化する発振
器であり、第1のシステム通信帯域用増幅器9及びダウ
ンコンバートミキサー10に対して、その中心周波数が
第1のシステム通信帯域に属する変調信号を出力する。
第1のシステム通信帯域用増幅器9に入力された変調信
号は増幅され、第1のシステム通信帯域用低域通過フィ
ルタ11により不要波が除去された後、図示しない切替
手段により各々のシステム通信帯域に応じて切替制御が
行われ、第1のシステム通信帯域の送信出力として無線
通信機の外部へ出力される。
【0019】一方、ダウンコンバートミキサー10に入
力された変調信号は、RFローカルシンセサイザ12の
出力信号をローカル信号としてダウンコンバートされた
後、イメージ除去用帯域通過フィルタ13により不要な
周波数成分が除去され、ローカル信号として前記直交変
調機1に入力される。
【0020】ここで、第1のシステム通信帯域用電圧制
御発振器8が変調信号を発生する動作について説明す
る。
【0021】ここまでに説明した構成のうち、1〜8、
10、12、13は位相同期ループ(PLL)を構成し
ている。当該PLLが同期状態にある場合、位相比較器
4は、その2つの入力信号の位相差が無くなる様に電圧
制御発振器8に対して制御電圧を出力する。即ち、当該
PLLは前記直交変調器1から出力される信号によって
発生する位相偏移を打ち消す様に電圧制御発振器8を発
振させることになる。その結果、電圧制御発振器8はベ
ースバンド変調信号に対して逆の位相偏移を有する変調
信号を発生することができ、また、直交変調器1から出
力される中間周波数帯変調信号は変調信号ではなく、ト
ーン信号となって動作することになる。以上の様にPL
Lを用いて変調信号を発生する方式も、以降送信変調ル
ープと記すこととする。
【0022】第2のシステム通信帯域で通信を実施する
場合は、第2のシステム通信帯域で通信を実施する場合
にのみ動作する電圧制御発振器14により、第1システ
ム通信帯域で通信を実施する場合と同様に送信変調ルー
プが構成される。この場合、増幅器9が第2のシステム
通信帯域用増幅器15となり、低減通過フィルタ11が
第2のシステム通信帯域用低減通過フィルタ16になる
ことで、第2のシステム通信帯域の送信出力が得られ
る。
【0023】以上の様な従来の技術の第1または第2の
構成方法で2つの異なるシステム通信帯域のうちいずれ
か1つのシステム通信帯域を使用して通信可能な無線通
信機の送信部を構成した場合、各電圧制御発振器が各々
のシステム通信帯域内でのみ動作することから、電圧制
御発振器を2個使用することが必要であり、またこのこ
とにより電圧制御発振器以降の系統が2系統必要にな
る。これらの結果、実装面積の大幅な増大及びコストの
増大が問題として発生する。
【0024】また、送信変調ループの中の一構成である
位相比較器出力に接続されるループフィルタ6は、両方
の電圧制御発振器8,14に対して同一のフィルタを使
用することになるので、両方の電圧制御発振器8,14
に対しての最適化が必要になる。1つのフィルターで
は、両方の電圧制御発振器に対する完全な最適化は非常
に困難であり、この最適化が実現できなかった場合に
は、変調スペクトラムの劣化が発生する問題が生じる。
特に、第1及び第2システム通信帯域の中心周波数が例
えば900MHz及び1.8GHzのように離れている
場合はこの最適化が必要となる。
【0025】尚、図14または図15に示す様にループ
フィルタを2個設けることで各々の電圧制御発振器に対
して最適化を行う構成も可能である。この場合でも2つ
のループフィルタ出力を通信帯域にあわせて選択する切
替手段が増加し、部品点数が増加する為、実装面積の増
大・及びコストの増大が問題として発生する。
【0026】尚、上記は、2つの異なるシステム通信帯
域のうちいずれか1つのシステム通信帯域を使用して通
信可能な無線通信機の送信部構成に関して従来の技術に
ついて説明を実施したが、3つ以上の異なるシステム通
信帯域のうちいずれか1つのシステム通信帯域を使用し
て通信可能な無線通信機についても、電圧制御発振器の
数を増加させることで実現は可能であり、また有する問
題点も同じである。
【0027】
【発明が解決しようとする課題】上述のように従来の技
術では、電圧制御発振器の使用個数の増加に伴う実装面
積及び実現コストの増加の問題、及びループフィルタの
共用化に伴う変調スペクトラムの劣化という問題を有し
ていた。
【0028】そこで本発明はこの問題点を解決し、実装
面積及び実現コストの増加及び変調スペクトラムの劣化
を最小限に押さえる無線通信機の送信部構成を提供する
ことを目的とする。
【0029】
【課題を解決するための手段】本発明の送信回路構成
は、第1及び第2の異なるシステム通信帯域のうちいず
れか一方の帯域を使用して通信を行う無線通信機の送信
回路構成であって、入力信号を直交変調し中間周波数帯
変調信号を発生する直交変調器と電圧制御発振器及び基
準周波数信号発生器を具備し、前記中間周波数帯変調信
号に対して同一の位相偏移を有し前記第1のシステム通
信帯域で送信される変調信号を該電圧制御発振器から発
生する送信変調ループを含む第1の送信回路と、前記中
間周波数帯変調信号に対して同一の位相偏移を有し前記
第2のシステム通信帯域で送信される変調信号を、電圧
制御発振器以外の周波数変換手段を用いて発生する第2
の送信回路とを具備する。
【0030】前記第2の送信回路は、前記中間周波数帯
変調信号を周波数変換するミキサーを具備し、該ミキサ
ーは前記第2のシステム通信帯域で送信される変調信号
を発生する。
【0031】又、前記第2の送信回路は、前記第1の送
信回路に具備された電圧制御発振器の出力変調信号を周
波数変換するミキサーを具備し、該ミキサーは前記第2
のシステム通信帯域で送信される変調信号を発生する。
【0032】又、前記第2の送信回路は、前記電圧制御
発振器の出力変調信号の周波数を変換する周波数逓倍器
または分周器を具備し、該該周波数逓倍器または分周器
は前記第2のシステム通信帯域で送信される変調信号を
発生する。
【0033】本発明によれば、従来、各々のシステム通
信帯域に対して各々1個ずつ必要であった電圧制御発振
器が1個ですむ為、実装面積の大きい電圧制御発振器等
の構成部品が減少し、小型化・軽量化・低価格化が達成
される。
【0034】従来、多数の電圧制御発振器及びシステム
通信帯域に対する最適化が必要であった位相比較器出力
に接続されるループフィルタが、1種類の電圧制御発振
器及び通信帯域に対する最適化が済む為、変調スペクト
ラムの性能向上が図られる。
【0035】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例について図
面を参照しながら説明する。
【0036】図1は本発明の第1の実施例であり、2つ
の異なるシステム通信帯域のうちいずれか1つのシステ
ム通信帯域を使用して通信可能な無線通信機の送信部回
路構成を示すものである。以下この図を参照しながら説
明する。
【0037】この実施例では、第1のシステム通信帯域
の中心周波数として900MHz、第2の通信帯域の中
心周波数として1,8GHzが用いられる。
【0038】直交変調器1はIFローカルシンセサイザ
7から入力するローカル信号を、図示しないベースバン
ド部から入力されるベースバンド変調信号で直交変調
し、中間周波数帯変調信号を発生して直交変調器高調波
除去用帯域通過フィルタ2へ出力する。
【0039】基準周波数信号発生器、即ちRFローカル
シンセサイザ12及びIFローカルシンセサイザ7は、
例えば1,182GHz及び564MHzで各々発振す
る。Ich及びQchベースバンド変調信号は例えばデ
ジタル化された音声信号であって、例えば60Kビット
/sのデータレートを有する。従って直交変調器1は中
心周波数564MHzの変調信号を出力する。
【0040】帯域通過フィルタ2により、直交変調器1
で発生する不要波が除去された後、中間周波数帯変調信
号がR分周器5へ出力され、R分周器5によりその周波
数が位相比較周波数に分周され、位相比較器4へ出力さ
れる。この例でR分周器5は入力信号を4分周する分周
器である。従ってR分周器5は141MHzの変調信号
を出力する。位相比較器4は、R分周器5から出力され
た信号と、N分周器3から出力された信号の位相を比較
して、位相差に対応した信号をループフィルタ6へ出力
する。一方、N分周器3は、ダウンコンバートミキサー
10から出力される信号を位相比較周波数に分周し、位
相比較器4へ出力する。
【0041】ループフィルタ6は前記位相比較器4から
の位相差に対応した信号を入力し、信号に含まれる不要
な高周波成分や雑音を除去した後、電圧制御発振器8に
制御電圧を出力する。尚、同ループフィルタは、その振
幅・位相の周波数特性によって後記位相同期ループの応
答特性・同期特性を決定するものである。
【0042】ループフィルタ6に接続される第1のシス
テム通信帯域用電圧制御発振器8は、第1のシステム通
信帯域で通信を実施する場合にのみ動作し、前記ループ
フィルタ6から制御電圧を入力し、その制御電圧に対応
して発振周波数が変化する発振器である。また、電圧制
御発振器8は第1のシステム通信帯域用増幅器9及びダ
ウンコンバートミキサー10に対して、その中心周波数
が第1のシステム通信帯域の中心周波数(この例では9
00MHz)に一致する変調信号を出力する。第1のシ
ステム通信帯域用増幅器9に入力された変調信号は増幅
され、第1のシステム通信帯域用低域通過フィルタ11
により不要波が除去された後、図示しない切替手段によ
り各々のシステム通信帯域に応じて切替制御を行われ、
第1のシステム通信帯域の送信出力として無線通信機の
外部へ出力される。
【0043】一方、ダウンコンバートミキサー10に入
力された変調信号は、RFローカルシンセサイザ12の
出力信号をローカル信号としてダウンコンバートされた
後、イメージ除去用帯域通過フィルタ13により不要な
周波数成分が除去され、N分周器3に入力される。ダウ
ンコンバートミキサ10は、入力信号周波数をf1及び
f2とした場合、f1±f2の周波数信号を出力する。
この例で帯域通過フィルタ13は中心周波数f1−f2
(即ち1,182GHz−900MHz=282MH
z)の周波数帯域を通過するフィルタである。この例で
N分周器3は入力信号を2分周する分周器である。従っ
て、N分周器3は141MHzの変調信号を出力する。
【0044】ここで、電圧制御発振器8が第1のシステ
ム通信帯域で変調信号を発生する動作について説明す
る。
【0045】ここまでに説明した構成のうち、1〜8、
10、12、13は位相同期ループ(PLL)を構成し
ている。更に1、3〜6、10は一般にIC化されてい
る。当該PLLが同期状態にある場合、位相比較器4
は、その2つの入力信号の位相差が無くなる様に電圧制
御発振器8に対して制御電圧を出力する。即ち、当該P
LLは前記直交変調器1から出力される信号によって発
生する位相偏移を打ち消す様に電圧制御発振器8を発振
させることになる。
【0046】その結果、電圧制御発振器8はベースバン
ド変調信号に対して同一の位相偏移を有する変調信号を
発生することができ、また、直交変調器1からは中間周
波数帯変調信号が出力される。
【0047】次に、第2のシステム通信帯域(この例で
は1.8GHz帯域)で通信を実施する場合について説
明を行う。
【0048】第2のシステム通信帯域で通信を実施する
場合、電圧制御発振器8、N分周器3、位相比較器4、
R分周器5を動作停止させる。RFローカルシンセサイ
ザ12の発振周波数を例えば1.2GHz、IFローカ
ルシンセサイザ7の発振周波数を600MHzに変更す
る。その結果、直交変調器1は中心周波数600MHz
の中間周波数帯変調信号を出力する。
【0049】直交変調器1の出力中間周波数帯変調信号
は直交変調器高調波除去用帯域通過フィルタ2により不
要波が除去された後、RFローカルシンセサイザ12か
ら出力されるローカル信号を用いて、ミキサー19によ
り周波数変換を行い、1.8GHz及び600MHzの
変調信号を発生し、フィルタ20により上側波帯の信号
が抽出された後、第1のシステム通信帯域の場合と同様
に増幅され、1.8GHzの変調信号が出力される。
【0050】尚、本実施例はミキサー19の出力に接続
されるフィルタ20の通過帯域周波数を変更して下側波
帯の信号を抽出した場合でも同様に動作させることが可
能である。
【0051】次に第2の実施例について図2を参照しな
がら説明する。
【0052】本実施例は、第1の実施例におけるミキサ
ー19のローカル信号をRFローカルシンセサイザ12
から出力されるローカル信号ではなく、別途構成される
ローカルシンセサイザ21から出力される信号を用いた
実施例である。
【0053】ローカルシンセサイザ21は例えば1.2
36GHzで発振し、ミキサ19にはこの1.236G
Hzのローカル信号及び564MHzの変調信号が入力
される。ミキサー21は672MHz及び1.8GHz
帯域の変調信号を出力し、フィルタ20により1.8G
Hz帯域の変調信号が抽出される。
【0054】尚、本実施例はミキサー19の出力に接続
されるフィルタ20の通過帯域周波数を変更して下側波
帯の信号を抽出した場合でも同様に動作させることが可
能である。
【0055】次に第3の実施例について、図3を参照し
ながら説明する。
【0056】第3の実施例においては、第1のシステム
通信帯域で通信を行う場合は図1で示した第1の実施例
と同様に動作する。
【0057】第2のシステム通信帯域で通信を行う場合
について以下説明する。
【0058】第2のシステム通信帯域で通信を行う場
合、第1のシステム通信帯域で通信を行う場合と同様
に、送信変調ループにより電圧制御発振器8が、例えば
900MHzの変調信号を発生する。この発生した変調
信号に対してRFローカルシンセサイザ12から発生し
た例えば900MHzのローカル信号を用いてミキサー
19により周波数変換を行い、1.8GHzの第2のシ
ステム通信帯域の変調信号を発生して、フィルタ20に
よりこの信号が抽出された後、第1のシステム通信帯域
の場合と同様に増幅され出力される。尚、この例でIF
ローカルシンセサイザ7は600MHzで発振し、N分
周器3は6分周、R分周器5は2分周に設定される。
【0059】次に第4の実施例について、図4を参照し
ながら説明する。
【0060】本実施例は第3の実施例におけるミキサー
19のローカル信号をRFローカルシンセサイザ12か
ら出力されるローカル信号ではなく、別途構成されるロ
ーカルシンセサイザ21から出力される信号を用いた実
施例である。
【0061】ローカルシンセサイザ21の発振周波数は
電圧制御発振器6の発振周波数と第2のシステム通信帯
域の中心周波数により決定される。ミキサー19は電圧
制御発振器8から例えば900MHz帯域の変調信号及
びローカルシンセサイザ21から900MHzのローカ
ル信号を入力し、1.8GHzの変調信号を出力する。
【0062】次に第5の実施例について、図5を参照し
ながら説明する。
【0063】本実施例は第3の実施例におけるミキサー
19によって行っていた周波数変換をM逓倍またはM分
周を行う周波数変換器22により行った実施例である。
例えば周波数変換器22を2逓倍器として構成した場
合、周波数変換器22は電圧制御発振器8から入力され
る例えば900MHz帯域の変調信号の周波数を2倍に
変換して、1.8GHz帯域の変調信号を出力する。
【0064】尚、周波数変換器22によって発生する変
調指数の変化は図示しないベースバンド部から入力され
るベースバンド変調信号の変調度をMの値によって変化
させることにより対応することで、第2のシステム通信
帯域の送信出力を発生されることができる。
【0065】次に第6の実施例について、図6を参照し
ながら説明する。
【0066】第1のシステム通信帯域で通信を行う場合
は第1の実施例と同様に動作する。第2のシステム通信
帯域で通信を行う場合について以下に説明を行う。
【0067】第2のシステム通信帯域で通信を行う場
合、送信変調ループを、第1の実施例と同様に動作させ
る。ダウンコンバージョンミキサー10は電圧制御発振
器8から例えば900MHz帯域の変調信号及びRFロ
ーカルシンセサイザ12から900MHzのローカル信
号を入力する。高域通過フィルタ23によりダウンコン
バージョンミキサー10の出力信号から1.8GHz帯
域の第2のシステム通信帯域の変調信号を抽出する。こ
の信号を第2の通信帯域用増幅器15により増幅し、低
減通過フィルタ16により不要波を除去した後、第2の
システム通信帯域の送信出力として出力する。
【0068】次に第7の実施例について、図7を参照し
ながら説明する。
【0069】直交変調器1は、イメージ除去用帯域通過
フィルタ13から入力されるローカル信号に図示しない
ベースバンド部から入力されるベースバンド変調信号で
直交変調し、中間周波数帯変調信号を発生して直交変調
器高調波除去用帯域通過フィルタ2へ出力する。同フィ
ルタ2により、直交変調器1で発生する不要波が除去さ
れた後、中間周波数帯変調信号がN分周器3へ出力さ
れ、N分周器3によりその周波数が位相比較周波数に分
周された後、位相比較器4へ出力される。位相比較器4
は、N分周器3から出力された信号と、R分周器5から
入力された信号の位相を比較して、位相差に対応した信
号を後記ループフィルタ6へ出力する。
【0070】ここで、R分周器5は、中間周波数帯基準
信号を発生するIFローカルシンセサイザ7から中間周
波数帯基準信号を入力し、周波数を位相比較周波数に分
周した後、位相比較用基準信号を前記位相比較器4へ出
力するものである。
【0071】尚、ループフィルタ6は前記位相比較器4
から位相差に対応した信号を入力し、信号に含まれる不
要な高調波成分や雑音を除去した後、後記電圧制御発振
器8に、制御電圧を出力する。尚、同ループフィルタ
は、その振幅・位相の周波数特性によって後記位相同期
ループの応答特性・同期特性を決定するものである。
【0072】ここで、第1のシステム通信帯域で通信を
実施する場合について説明を行う。
【0073】ループフィルタ6に接続される第1のシス
テム通信帯域用電圧制御発振器8は、第1のシステム通
信帯域で通信を実施する場合にのみ動作し、前記ループ
フィルタ6から制御電圧を入力し、その制御電圧に対応
して発振周波数が変化する発振器であり、第1のシステ
ム通信帯域用増幅器9及びダウンコンバートミキサー1
0に対して、その中心周波数が第1のシステム通信帯域
に属する変調信号を出力する。増幅器9に入力された変
調信号は第1のシステム通信帯域用増幅器9により増幅
され、第1のシステム通信帯域用低域通過フィルタ11
により不要波を除去された後、図示しない切替手段によ
り各々のシステム通信帯域に応じて切替制御を行われた
後、第1のシステム通信帯域の通信出力として無線通信
機の外部へ出力される。
【0074】一方、ダウンコンバートミキサー10に入
力された変調信号は、RFローカルシンセサイザ12の
出力信号をローカル信号としてダウンコンバートされた
後、イメージ除去用帯域通過フィルタ13により不要な
周波数成分が除去された後、282MHzのローカル信
号として前記直交変調器1に入力される。
【0075】ここで、第1のシステム通信帯域で通信を
実施する場合の動作について説明する。
【0076】ここまでに説明した構成のうち、1〜8、
10、12、13は位相同期ループ(PLL)を構成し
ている。当該PLLが同期状態にある場合、位相比較器
4は、その2つの入力信号の位相差が無くなる様に電圧
制御発振器8に対して制御電圧を出力する。即ち、当該
PLLは前記直交変調器1から出力される信号によって
発生する位相偏移を打ち消す様に電圧制御発振器8を発
振させることになる。その結果、電圧制御発振器8はベ
ースバンド変調信号に対して逆の位相偏移を有する変調
信号を発生することができ、また、直交変調器1から出
力される中間周波数帯変調信号は変調信号ではなく、ト
ーン信号となって動作することになる。
【0077】次に、第2のシステム通信帯域で通信を実
施する場合について説明を行う。
【0078】第2のシステム通信帯域で通信を実施する
場合、電圧制御発振器8から一定のトーン信号を発生さ
せることで、直交変調器1からベースバンド変調信号と
同じ位相偏移を有する中間周波数帯変調信号を出力させ
る。その後、直交変調器高調波除去用帯域通過フィルタ
2により不要波を除去した後、RFローカルシンセサイ
ザ12から出力されるローカル信号を用いて、ミキサー
19により周波数変換を行い、第2のシステム通信帯域
の変調信号を発生し、フィルタ20により上側波帯の信
号が抽出された後、第1のシステム通信帯域の場合と同
様に増幅され出力される。
【0079】尚、本実施例はミキサー19の出力に接続
されるフィルタ20の通過帯域を変更して下側波帯の信
号を抽出した場合でも同様に動作せることが可能であ
る。
【0080】ここで、電圧制御発振器8からトーン信号
を発生させる方法について説明する。
【0081】上記送信変調ループの一構成であるIFロ
ーカルシンセサイザ7の出力を停止させることで、位相
比較器4が一定の位相差を検出する。この場合、電圧制
御発振器8には一定の制御電圧が入力される為、一定の
トーン信号を発生することができる。
【0082】次に第8の実施例について、図8を参照し
ながら説明する。
【0083】本実施例は第7の実施例におけるミキサー
19のローカル信号をRFローカルシンセサイザ12か
ら出力されるローカル信号ではなく、別途構成されるロ
ーカルシンセサイザ21から出力される信号を用いた実
施例である。
【0084】尚、本実施例はミキサー19の出力に接続
されるフィルタ20の通過帯域を変更して下側波帯の信
号を抽出した場合でも同様に動作させることが可能であ
る。
【0085】次に第9の実施例について、図9を参照し
ながら説明する。
【0086】第9の実施例においては、第1のシステム
通信帯域で通信を行う場合は第7の実施例と同様に動作
する。
【0087】第2のシステム通信帯域で通信を行う場合
に以下に説明を行う。
【0088】第2のシステム通信帯域で通信を行う場
合、第1のシステム通信帯域で通信を行う場合と同様に
送信変調ループにより電圧制御発振器8が変調信号を発
生する。この発生した変調信号に対してRFローカルシ
ンセサイザ12から発生したローカル信号によりミキサ
ー19により周波数変換を行い、第2のシステム通信帯
域の変調信号を発生して、フィルタ20により上側波帯
の信号が抽出された後、第1のシステム通信帯域の場合
と同様に増幅され出力される。
【0089】尚、本実施例はミキサー19の出力に接続
されるフィルタ20の通過帯域を変更して下側波帯の信
号を抽出した場合でも同様に動作させることが可能であ
る。
【0090】次に第10の実施例について、図10を参
照しながら説明する。
【0091】本実施例は第9の実施例におけるミキサー
19のローカル信号をRFローカルシンセサイザ12か
ら出力されるローカル信号ではなく、別途構成されるロ
ーカルシンセサイザ21から出力される信号を用いた実
施例である。
【0092】尚、本実施例はミキサー19の出力に接続
されるフィルタ20の通過帯域を変更して下側波帯の信
号を抽出した場合でも同様に動作させることが可能であ
る。
【0093】次に第11の実施例について、図11を参
照しながら説明する。
【0094】本実施例は第9の実施例におけるミキサー
19によって行っていた周波数変換をM逓倍またはM分
周を行う周波数変換器22により行った実施例である。
尚、周波数変換器22によって発生する変調指数の変化
は図示しないベースバンド部から入力されるベースバン
ド変調信号の変調度をMの値によって変化させることに
より対応することで第2のシステム通信帯域の送信出力
を発生させることができる。
【0095】
【発明の効果】本発明では、2つ以上の異なるシステム
通信帯域のうちいずれか1つのシステム通信帯域を使用
して通信可能な無線通信機において、その送信部の構成
を工夫することで、1系統の送信変調ループ用で実現を
可能にし、変調スペクトラムの性能向上を実現してい
る。
【0096】また、電圧制御発振器の個数の削減を実現
している為、実装面積の削減及び実現コストの削減を実
現している。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の無線通信機の送信部構
成を示すブロック図。
【図2】本発明の第2の実施例の無線通信機の送信部構
成を示すブロック図。
【図3】本発明の第3の実施例の無線通信機の送信部構
成を示すブロック図。
【図4】本発明の第4の実施例の無線通信機の送信部構
成を示すブロック図。
【図5】本発明の第5の実施例の無線通信機の送信部構
成を示すブロック図。
【図6】本発明の第6の実施例の無線通信機の送信部構
成を示すブロック図。
【図7】本発明の第7の実施例の無線通信機の送信部構
成を示すブロック図。
【図8】本発明の第8の実施例の無線通信機の送信部構
成を示すブロック図。
【図9】本発明の第9の実施例の無線通信機の送信部構
成を示すブロック図。
【図10】本発明の第10の実施例の無線通信機の送信
部構成を示すブロック図。
【図11】本発明の第11の実施例の無線通信機の送信
部構成を示すブロック図。
【図12】従来の無線通信機の送信部構成を示すブロッ
ク図。
【図13】従来の無線通信機の送信部構成を示すブロッ
ク図。
【図14】従来の無線通信機の送信部構成を示すブロッ
ク図。
【図15】従来の無線通信機の送信部構成を示すブロッ
ク図。
【符号の説明】
1…直交変調器、2…直交変調器高調波除去用帯域通過
フィルタ、 3…N分周器、4…位相比較器、5…R分周器、6…ル
ープフィルタ、 7…IFローカルシンセサイザ、 8…第1のシステム通信帯域用電圧制御発振器、 9…第1のシステム通信帯域用増幅器、 10…ダウンコンバートミキサー、 11…第1のシステム通信帯域用低域通過フィルタ、 12…RFローカルシンセサイザ、13…イメージ除去
用帯域通過フィルタ、 14…第2のシステム通信帯域用電圧制御発振器、 15…第2のシステム通信帯域用増幅器、 16…第2のシステム通信帯域用低域通過フィルタ、1
7…ループフィルタ、 18…切替手段、19…ミキサー、20…フィルタ、 21…ローカルシンセサイザ、22…周波数変換器、 23…高域通過フィルタ

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1及び第2の異なるシステム通信帯域
    のうちいずれか一方の帯域を使用して通信を行う無線通
    信機の送信回路構成であって、 入力信号を直交変調し中間周波数帯変調信号を発生する
    直交変調器と電圧制御発振器及び基準周波数信号発生器
    を具備し前記中間周波数帯変調信号に対して同一の位相
    偏移を有し前記第1のシステム通信帯域で送信される変
    調信号を該電圧制御発振器から発生する送信変調ループ
    を含む第1の送信回路と、 前記中間周波数帯変調信号に対して同一の位相偏移を有
    し前記第2のシステム通信帯域で送信される変調信号
    を、電圧制御発振器以外の周波数変換手段を用いて発生
    する第2の送信回路と、を具備することを特徴とする送
    信回路構成。
  2. 【請求項2】 前記第2の送信回路は、前記中間周波数
    帯変調信号を周波数変換するミキサーを具備し、該ミキ
    サーは前記第2のシステム通信帯域で送信される変調信
    号を発生することを特徴とする請求項1記載の送信回路
    構成。
  3. 【請求項3】 前記第2の送信回路は、前記第1の送信
    回路に具備された電圧制御発振器の出力変調信号を周波
    数変換するミキサーを具備し、該ミキサーは前記第2の
    システム通信帯域で送信される変調信号を発生すること
    を特徴とする請求項1記載の送信回路構成。
  4. 【請求項4】 前記第2の送信回路は、前記電圧制御発
    振器の出力変調信号の周波数を変換する周波数逓倍器ま
    たは分周器を具備し、該周波数逓倍器または分周器は前
    記第2のシステム通信帯域で送信される変調信号を発生
    することを特徴とする請求項1記載の送信回路構成。
  5. 【請求項5】 前記第2の送信回路は、前記送信変調ル
    ープで使用される帰還信号を前記第2のシステム通信帯
    域における変調信号として用いていることを特徴とする
    請求項1記載の送信回路構成。
  6. 【請求項6】 前記第2の送信回路は、前記送信変調ル
    ープに具備されている基準周波数信号発生器から出力さ
    れる基準周波数信号を用いて前記中間周波数帯変調信号
    を周波数変換するミキサーを具備し、該ミキサーは前記
    第2のシステム通信帯域で送信される変調信号を発生す
    ることを特徴とする請求項1乃至3の1項に記載の送信
    回路構成。
  7. 【請求項7】 前記第2の送信回路は、前記ミキサーに
    接続される第2の基準周波数信号発生器を更に具備し、
    該第2の基準周波数信号発生器は前記ミキサーよる周波
    数変換の際のローカル信号を発生することを特徴とする
    請求項2又は3項に記載の送信回路構成。
  8. 【請求項8】 前記第2の送信回路は、周波数変換され
    た前記変調信号を濾波するフィルタを更に具備し、該フ
    ィルタの通過周波数帯域は前記第2のシステム通信帯域
    に設定されていることを特徴とする請求項1乃至3及び
    5乃至7の1項に記載の送信回路構成。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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US7902930B2 (en) 2006-12-05 2011-03-08 Electronics And Telecommunications Research Institute Colpitts quadrature voltage controlled oscillator

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