JPH11289273A - 無線用送受信機 - Google Patents
無線用送受信機Info
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- JPH11289273A JPH11289273A JP11055477A JP5547799A JPH11289273A JP H11289273 A JPH11289273 A JP H11289273A JP 11055477 A JP11055477 A JP 11055477A JP 5547799 A JP5547799 A JP 5547799A JP H11289273 A JPH11289273 A JP H11289273A
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- JP
- Japan
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- frequency
- voltage
- local oscillator
- pass filter
- mixer
- Prior art date
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- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04B—TRANSMISSION
- H04B1/00—Details of transmission systems, not covered by a single one of groups H04B3/00 - H04B13/00; Details of transmission systems not characterised by the medium used for transmission
- H04B1/38—Transceivers, i.e. devices in which transmitter and receiver form a structural unit and in which at least one part is used for functions of transmitting and receiving
- H04B1/40—Circuits
- H04B1/403—Circuits using the same oscillator for generating both the transmitter frequency and the receiver local oscillator frequency
- H04B1/408—Circuits using the same oscillator for generating both the transmitter frequency and the receiver local oscillator frequency the transmitter oscillator frequency being identical to the receiver local oscillator frequency
-
- H—ELECTRICITY
- H03—ELECTRONIC CIRCUITRY
- H03J—TUNING RESONANT CIRCUITS; SELECTING RESONANT CIRCUITS
- H03J7/00—Automatic frequency control; Automatic scanning over a band of frequencies
- H03J7/02—Automatic frequency control
- H03J7/04—Automatic frequency control where the frequency control is accomplished by varying the electrical characteristics of a non-mechanically adjustable element or where the nature of the frequency controlling element is not significant
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04B—TRANSMISSION
- H04B1/00—Details of transmission systems, not covered by a single one of groups H04B3/00 - H04B13/00; Details of transmission systems not characterised by the medium used for transmission
- H04B1/38—Transceivers, i.e. devices in which transmitter and receiver form a structural unit and in which at least one part is used for functions of transmitting and receiving
- H04B1/40—Circuits
- H04B1/403—Circuits using the same oscillator for generating both the transmitter frequency and the receiver local oscillator frequency
- H04B1/405—Circuits using the same oscillator for generating both the transmitter frequency and the receiver local oscillator frequency with multiple discrete channels
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Superheterodyne Receivers (AREA)
- Transceivers (AREA)
- Stabilization Of Oscillater, Synchronisation, Frequency Synthesizers (AREA)
- Transmitters (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】必要な部品数を減らしつつ、無線用送受信機の
両方で周波数およびチャンネル選択を可能にする。 【解決手段】 固定周波数局部発振器の出力周波数を周
波数てい倍器によって2倍にし、ヘテロダイン受信機の
RF−IF変換用のミキサーで使用する。受信機のチャ
ンネル選択および同調はPLLを用いてIF帯で行い、
受信機用PLLの位相検出器を送信用トラッキングルー
プのPLLの位相検出器としても用いる。また、周波数
てい倍器の出力を送信用トラッキングループのミキサー
でも用いる。
両方で周波数およびチャンネル選択を可能にする。 【解決手段】 固定周波数局部発振器の出力周波数を周
波数てい倍器によって2倍にし、ヘテロダイン受信機の
RF−IF変換用のミキサーで使用する。受信機のチャ
ンネル選択および同調はPLLを用いてIF帯で行い、
受信機用PLLの位相検出器を送信用トラッキングルー
プのPLLの位相検出器としても用いる。また、周波数
てい倍器の出力を送信用トラッキングループのミキサー
でも用いる。
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は無線用送受信機に関
し、特に通信チャンネル選択回路に関するものである。
し、特に通信チャンネル選択回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】無線用送受信機の部品数を減らすことに
よって得られる利点にはコストの低減と信頼性の向上と
がある。無線性能の向上は、従来、個別に提供する必要
があった部品を統合することでも実現することができ
る。
よって得られる利点にはコストの低減と信頼性の向上と
がある。無線性能の向上は、従来、個別に提供する必要
があった部品を統合することでも実現することができ
る。
【0003】IFフィルタの帯域幅を小さくすることは
所望の信号を十分に受信することに等しく、受信機の性
能を向上させるものである。
所望の信号を十分に受信することに等しく、受信機の性
能を向上させるものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】そこで本発明の目的
は、必要な部品数を減らしつつ、無線用送受信機の両方
で周波数および通信チャンネルの選択が可能な手段を提
供することにある。
は、必要な部品数を減らしつつ、無線用送受信機の両方
で周波数および通信チャンネルの選択が可能な手段を提
供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、無線用
送受信機において、受信機用に発振周波数が固定の固定
周波数局部発振器を有し、該固定周波数局部発振器から
の出力が周波数てい倍器によって2倍の周波数に変換さ
れ、第1のミキサーへ入力されることで受信RFがIF
信号に変換される。第1のミキサーの出力を電圧制御型
バンドパスフィルタに通過させることで所望のチャンネ
ルが選択され、第2のミキサーによって発振周波数が可
変の可変周波数局部発振器の出力とミキシングされるこ
とでベースバンド信号に変換される。
送受信機において、受信機用に発振周波数が固定の固定
周波数局部発振器を有し、該固定周波数局部発振器から
の出力が周波数てい倍器によって2倍の周波数に変換さ
れ、第1のミキサーへ入力されることで受信RFがIF
信号に変換される。第1のミキサーの出力を電圧制御型
バンドパスフィルタに通過させることで所望のチャンネ
ルが選択され、第2のミキサーによって発振周波数が可
変の可変周波数局部発振器の出力とミキシングされるこ
とでベースバンド信号に変換される。
【0006】
【発明の実施の形態】次に、図1を参照して本発明の実
施の形態について説明する。
施の形態について説明する。
【0007】図1は本発明の無線用送受信機の一構成例
を示すブロック図である。
を示すブロック図である。
【0008】図1を参照すると、アンテナ1によって受
信されたRF信号は、送信/受信スイッチ2及びバンド
パスフィルタ(band-pass filter)3を介して低ノイズ
増幅器(Low Noise Amplifier:LNA)4に送られ
る。低ノイズ増幅器(LNA)4は、受信機のS/N比
を向上させ、無線周波数(Radio frequency:RF)に
おける受信アンテナからの望ましくないノイズ成分を低
減する。LNA4によって増幅されたRF信号は第1の
ミキサー5によって固定周波数局部発振器6の出力信号
とミキシングされる。
信されたRF信号は、送信/受信スイッチ2及びバンド
パスフィルタ(band-pass filter)3を介して低ノイズ
増幅器(Low Noise Amplifier:LNA)4に送られ
る。低ノイズ増幅器(LNA)4は、受信機のS/N比
を向上させ、無線周波数(Radio frequency:RF)に
おける受信アンテナからの望ましくないノイズ成分を低
減する。LNA4によって増幅されたRF信号は第1の
ミキサー5によって固定周波数局部発振器6の出力信号
とミキシングされる。
【0009】固定周波数局部発振器6の発振周波数は固
定され、固定周波数局部発振器6の出力信号は周波数て
い倍器7によって固定周波数局部発振器6の発振周波数
の2倍の周波数に変換された後、第1のミキサー5に送
られる。周波数てい倍器7の出力信号は、フィルタ処理
・増幅処理されたRF信号とミキシングされ、第1のミ
キサー5によって中間周波数(IF)信号に変換され
る。
定され、固定周波数局部発振器6の出力信号は周波数て
い倍器7によって固定周波数局部発振器6の発振周波数
の2倍の周波数に変換された後、第1のミキサー5に送
られる。周波数てい倍器7の出力信号は、フィルタ処理
・増幅処理されたRF信号とミキシングされ、第1のミ
キサー5によって中間周波数(IF)信号に変換され
る。
【0010】周波数てい倍器7を使用することで、相対
的に低い周波数の発振器を固定周波数局部発振器として
使用することが可能になり、その結果、トレランスが緩
和され、固定周波数局部発振器を個別部品で構成するこ
とが可能になる。
的に低い周波数の発振器を固定周波数局部発振器として
使用することが可能になり、その結果、トレランスが緩
和され、固定周波数局部発振器を個別部品で構成するこ
とが可能になる。
【0011】第1のミキサー5の出力信号は、位相同期
ループ(PLL)の一部を形成しているアクティブバン
ドパスフィルタ(以下、アクティブBPFと称す)8に
送られる。ダイレクトコンバージョン型受信機用のプレ
セレクタフィルタとして使用する場合のアクティブBP
F8とそれに関連するPLLの構成および動作は、本出
願人が同時係属出願中のGB9725674.7の主要
なテーマである。しかしながら本発明では、アクティブ
BPF8及びそれに関連するPLLはIF帯で動作し、
改良されたものである。
ループ(PLL)の一部を形成しているアクティブバン
ドパスフィルタ(以下、アクティブBPFと称す)8に
送られる。ダイレクトコンバージョン型受信機用のプレ
セレクタフィルタとして使用する場合のアクティブBP
F8とそれに関連するPLLの構成および動作は、本出
願人が同時係属出願中のGB9725674.7の主要
なテーマである。しかしながら本発明では、アクティブ
BPF8及びそれに関連するPLLはIF帯で動作し、
改良されたものである。
【0012】アクティBPF8は電圧制御型のバンドパ
スフィルタであり、MMICアクティブフィルタとして
構成することができる。MMICアクティブフィルタの
説明は、シンドラーらの文献に記載されている(Manfre
d J.Schindler and Yusuke Tajima, IEEE Transactions
on microwave theory and techniques, Vol.37, No.1
2, December 1989)。なお、アクティブBPF8の帯域
幅は1つの選択チャンネルを通過させるのに十分な値に
設定される。
スフィルタであり、MMICアクティブフィルタとして
構成することができる。MMICアクティブフィルタの
説明は、シンドラーらの文献に記載されている(Manfre
d J.Schindler and Yusuke Tajima, IEEE Transactions
on microwave theory and techniques, Vol.37, No.1
2, December 1989)。なお、アクティブBPF8の帯域
幅は1つの選択チャンネルを通過させるのに十分な値に
設定される。
【0013】アクティブBPF8によってフィルタ処理
されたIF信号は第2のミキサー9に送られる。可変周
波数局部発振器18は要求された受信チャンネルに対応
するIF出力を与える。第2のミキサー9のIFポート
10における可変周波数局部発振器18からの信号に対
するアイソレーションは、通常、15dB程度に過ぎな
いため、IFポート10には可変周波数局部発振器18
のエネルギーが漏洩する。
されたIF信号は第2のミキサー9に送られる。可変周
波数局部発振器18は要求された受信チャンネルに対応
するIF出力を与える。第2のミキサー9のIFポート
10における可変周波数局部発振器18からの信号に対
するアイソレーションは、通常、15dB程度に過ぎな
いため、IFポート10には可変周波数局部発振器18
のエネルギーが漏洩する。
【0014】IFポート10に漏洩した可変周波数局部
発振器18のエネルギーはアクティブBPF8を通過す
ることで位相変化を受ける。アクティブBPF8を通過
する可変周波数局部発振器18の漏洩信号の位相変化量
および変化方向は、可変周波数局部発振器18の発振周
波数と周波数可変のフィルタであるアクティブBPF8
の現在の中心周波数の差によって決まる。
発振器18のエネルギーはアクティブBPF8を通過す
ることで位相変化を受ける。アクティブBPF8を通過
する可変周波数局部発振器18の漏洩信号の位相変化量
および変化方向は、可変周波数局部発振器18の発振周
波数と周波数可変のフィルタであるアクティブBPF8
の現在の中心周波数の差によって決まる。
【0015】アクティブBPF8を通過した可変周波数
局部発振器18のエネルギーはRF結合器11によって
検出されて第1の増幅器12に送られ、第1の増幅器1
2によって増幅されて位相検出器13の一方の入力ポー
トに入力される。なお、可変周波数局部発振器18の出
力信号は、そのまま位相検出器13の他方の入力ポート
にも入力されている。位相検出器13は入力ポートに入
力された2つの信号の位相を比較し、2つの信号の位相
差に比例した信号を出力する。
局部発振器18のエネルギーはRF結合器11によって
検出されて第1の増幅器12に送られ、第1の増幅器1
2によって増幅されて位相検出器13の一方の入力ポー
トに入力される。なお、可変周波数局部発振器18の出
力信号は、そのまま位相検出器13の他方の入力ポート
にも入力されている。位相検出器13は入力ポートに入
力された2つの信号の位相を比較し、2つの信号の位相
差に比例した信号を出力する。
【0016】誤差信号である位相検出器13の出力信号
は第1のループフィルタ15に送られ、第1のループフ
ィルタ15の出力電圧はサンプルホールド回路16を介
してアクティブBPF8の制御電圧として入力される。
このことによって位相同期ループが形成される。位相同
期ループはアクティブBPF8の通過帯域の中心周波数
を、選択されたチャンネル用に設定されている可変周波
数局部発振器18の発振周波数の方へ移動させる。
は第1のループフィルタ15に送られ、第1のループフ
ィルタ15の出力電圧はサンプルホールド回路16を介
してアクティブBPF8の制御電圧として入力される。
このことによって位相同期ループが形成される。位相同
期ループはアクティブBPF8の通過帯域の中心周波数
を、選択されたチャンネル用に設定されている可変周波
数局部発振器18の発振周波数の方へ移動させる。
【0017】サンプルホールド回路16は、制御ループ
内にあって、第1のループフィルタ15とアクティブB
PF8の間に設けられている。サンプルホールド回路1
6はアクティブBPF8の制御入力に固定電圧を与える
ことができる。これは、アクティブBPF8の中心周波
数が選択された通信チャンネルの帯域幅のほぼ中心周波
数にあり、かつTDMAシステムが「受信」状態のとき
に切り換えられる。
内にあって、第1のループフィルタ15とアクティブB
PF8の間に設けられている。サンプルホールド回路1
6はアクティブBPF8の制御入力に固定電圧を与える
ことができる。これは、アクティブBPF8の中心周波
数が選択された通信チャンネルの帯域幅のほぼ中心周波
数にあり、かつTDMAシステムが「受信」状態のとき
に切り換えられる。
【0018】アクティブBPF8の制御電圧が固定値に
保持されると、制御ループの一部の動作が停止し、それ
によって単一チャンネルにおける電話の通常動作時の電
力が低減される。サンプルホールド回路16からアクテ
ィブBPF8に固定電圧が供給されている状態では受信
機の位相同期ループは動作しない。異なるチャンネルが
選択されると、位相同期ループが動作可能となり、アク
ティブBPF8の帯域が調整されて、新たなチャンネル
の周波数に対応するよう動作する。
保持されると、制御ループの一部の動作が停止し、それ
によって単一チャンネルにおける電話の通常動作時の電
力が低減される。サンプルホールド回路16からアクテ
ィブBPF8に固定電圧が供給されている状態では受信
機の位相同期ループは動作しない。異なるチャンネルが
選択されると、位相同期ループが動作可能となり、アク
ティブBPF8の帯域が調整されて、新たなチャンネル
の周波数に対応するよう動作する。
【0019】ベースバンド周波数である第2のミキサー
9のI出力およびQ出力は、増幅段を経て、公知の標準
的な処理回路(例えば、1992年、John Wiley & Sons出
版のR.Steele(Ed)による「Mobile Radio Communication
s」参照)に送られる。
9のI出力およびQ出力は、増幅段を経て、公知の標準
的な処理回路(例えば、1992年、John Wiley & Sons出
版のR.Steele(Ed)による「Mobile Radio Communication
s」参照)に送られる。
【0020】一方、送信機を正しいチャンネルの周波数
に一致させる(トラッキングさせる)際には、送信用ト
ラッキングループとして、位相検出器13、固定周波数
局部発振器6、及び周波数てい倍器7が使用される。受
信機及び送信機の両方において、チャンネル選択用にこ
れらの部品を共通に使用されることで部品数及び部品コ
ストを低減することができる。また、必要なシリコンの
面積も小さくなる。さらに、受信機のIF段に表面弾性
波(Surface Acoustic Wave:SAW)フィルタを設ける
必要がなくなる。SAWフィルタは、通常、ハーメッチ
ックシーリング(hermetic sealing)が必要になるため
ASICに完全に組み込むことができない。したがっ
て、SAWフィルタが無くなることで、アクティブBP
F8を含む受信機の構成部品をASICに組み込んで一
体化することができる。
に一致させる(トラッキングさせる)際には、送信用ト
ラッキングループとして、位相検出器13、固定周波数
局部発振器6、及び周波数てい倍器7が使用される。受
信機及び送信機の両方において、チャンネル選択用にこ
れらの部品を共通に使用されることで部品数及び部品コ
ストを低減することができる。また、必要なシリコンの
面積も小さくなる。さらに、受信機のIF段に表面弾性
波(Surface Acoustic Wave:SAW)フィルタを設ける
必要がなくなる。SAWフィルタは、通常、ハーメッチ
ックシーリング(hermetic sealing)が必要になるため
ASICに完全に組み込むことができない。したがっ
て、SAWフィルタが無くなることで、アクティブBP
F8を含む受信機の構成部品をASICに組み込んで一
体化することができる。
【0021】送信用トラッキングループは、VCO2
1、第2のループフィルタ22、位相検出器13、直交
変調器20、第3のミキサー19、及び第2の増幅器2
3によって構成され、スイッチ24の動作によって始動
する。スイッチ24の作用によって、位相検出器13は
送信用トラッキング位相同期ループ(PLL)の一部、
あるいはアクティブBPF8を含む受信機の制御ループ
の一部として動作するため、部品数を低減することがで
きる。また、第3のミキサー19に対する入力として周
波数てい倍器7の出力を使用することで、さらに部品数
を減らすことができる。
1、第2のループフィルタ22、位相検出器13、直交
変調器20、第3のミキサー19、及び第2の増幅器2
3によって構成され、スイッチ24の動作によって始動
する。スイッチ24の作用によって、位相検出器13は
送信用トラッキング位相同期ループ(PLL)の一部、
あるいはアクティブBPF8を含む受信機の制御ループ
の一部として動作するため、部品数を低減することがで
きる。また、第3のミキサー19に対する入力として周
波数てい倍器7の出力を使用することで、さらに部品数
を減らすことができる。
【0022】したがって、送信用トラッキングループに
UHF帯発振器を必要とせず、位相検出器13は受信機
用のアクティブBPF8を含む制御ループと共有され
る。それ以外は先行技術の方法にしたがって動作する。
UHF帯発振器を必要とせず、位相検出器13は受信機
用のアクティブBPF8を含む制御ループと共有され
る。それ以外は先行技術の方法にしたがって動作する。
【0023】
【発明の効果】本発明は以上説明したように構成されて
いるので、以下に記載する効果を奏する。
いるので、以下に記載する効果を奏する。
【0024】周波数てい倍器を有することで、相対的に
低い周波数の発振器を固定周波数局部発振器として使用
することが可能になり、トレランスが緩和され、固定周
波数局部発振器を個別部品で構成することが可能にな
る。
低い周波数の発振器を固定周波数局部発振器として使用
することが可能になり、トレランスが緩和され、固定周
波数局部発振器を個別部品で構成することが可能にな
る。
【0025】また、電圧制御型バンドパスフィルタを有
することで、表面弾性波フィルタが不要になり、電圧制
御型バンドパスフィルタを含む受信機の構成部品をAS
ICに組み込んで一体化することができる。
することで、表面弾性波フィルタが不要になり、電圧制
御型バンドパスフィルタを含む受信機の構成部品をAS
ICに組み込んで一体化することができる。
【0026】また、周波数てい倍器の出力が送信用トラ
ッキングループのミキサーに送られることで、固定周波
数局部発振器及び周波数てい倍器を、受信機及び送信機
のチャンネル選択用の部品として共通に使用することが
できるため、部品数及び部品コストを低減することが可
能になり、必要なシリコンの面積も小さくなる。
ッキングループのミキサーに送られることで、固定周波
数局部発振器及び周波数てい倍器を、受信機及び送信機
のチャンネル選択用の部品として共通に使用することが
できるため、部品数及び部品コストを低減することが可
能になり、必要なシリコンの面積も小さくなる。
【0027】さらに、位相検出器を送信用トラッキング
ループまたは電圧制御型バンドパスフィルタを含む受信
機の制御ループの一部として切り換えるためのスイッチ
を有することで、受信機及び送信機の両方において、位
相検出器をチャンネル選択用の部品として共通に使用す
ることができるため、部品数を低減することができる。
ループまたは電圧制御型バンドパスフィルタを含む受信
機の制御ループの一部として切り換えるためのスイッチ
を有することで、受信機及び送信機の両方において、位
相検出器をチャンネル選択用の部品として共通に使用す
ることができるため、部品数を低減することができる。
【図1】本発明の無線用送受信機の一構成例を示すブロ
ック図である。
ック図である。
1 アンテナ 2 送信/受信スイッチ 3 バンドパスフィルタ 4 LNA 5 第1のミキサー 6 固定周波数局部発振器 7 周波数てい倍器 8 アクティブBPF 9 第2のミキサー 10 IFポート 11 RF結合器 12 第1の増幅器 13 位相検出器 15 第1のループフィルタ 16 サンプルホールド回路 18 可変周波数局部発振器 19 第3のミキサー 20 直交変調器 21 VCO 22 第2のループフィルタ 23 第2の増幅器 24 スイッチ
Claims (7)
- 【請求項1】 所定の固定周波数の信号を発振する固定
周波数局部発振器と、 前記固定周波数局部発振器の発振周波数をてい倍する周
波数てい倍器とを有し、 前記周波数てい倍器の出力を用い、第1のミキサーによ
って、受信したRF信号がIF信号に変換され、 通信チャネルに対応する中心周波数が制御電圧によって
変更可能な電圧制御型バンドパスフィルタにより、前記
IF信号のうちの所望のチャンネルに対応する信号のみ
を通過させ、 発振周波数が可変の可変周波数局部発振器の出力を用
い、第2のミキサーによって前記電圧制御型バンドパス
フィルタを通過した前記IF信号がベースバンド信号に
変換される無線用送受信機。 - 【請求項2】 IF信号のうちの所望のチャンネルの信
号のみを通過させ、該チャネルに対応する中心周波数を
制御電圧によって変更可能な電圧制御型バンドパスフィ
ルタを有し、 発振周波数が可変の可変周波数局部発振器の出力を用
い、ミキサーによって前記電圧制御型バンドパスフィル
タを通過した前記IF信号がベースバンド信号に変換さ
れ、 前記可変周波数局部発振器の出力、及び前記ミキサーか
ら漏洩した前記電圧制御型バンドパスフィルタを介して
得られる前記可変周波数局部発振器の出力が位相検出器
によって比較され、 前記位相検出器からの出力が、ループフィルタ及びサン
プルホールド回路を介して前記電圧制御型バンドパスフ
ィルタの前記制御電圧として印加される無線用送受信
機。 - 【請求項3】 前記ミキサーから漏洩した前記電圧制御
型バンドパスフィルタを介して得られる前記可変周波数
局部発振器の出力が、RF結合器及び増幅器を介して前
記位相検出器に送られる請求項2記載の無線用送受信
機。 - 【請求項4】 前記周波数てい倍器の出力が、送信用ト
ラッキングループのミキサーに送られる請求項1記載の
無線用送受信機。 - 【請求項5】 前記位相検出器を前記送信用トラッキン
グループまたは前記電圧制御バンドパスフィルタを含む
受信機の制御ループの一部として切り換えるためのスイ
ッチを有する請求項2記載の無線用送受信機。 - 【請求項6】 前記電圧制御型バンドパスフィルタが、
ASICから成る受信機に集積される請求項1乃至5の
いずれか1項記載の無線用送受信機。 - 【請求項7】 前記電圧制御型バンドパスフィルタが、
アクティブフィルタである請求項1乃至6のいずれか1
項記載の無線用送受信機。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
GBGB9804708.7A GB9804708D0 (en) | 1998-03-05 | 1998-03-05 | Radio transmitter/reciever channel selection |
GB9804708/7 | 1998-03-05 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11289273A true JPH11289273A (ja) | 1999-10-19 |
JP3309904B2 JP3309904B2 (ja) | 2002-07-29 |
Family
ID=10828049
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP05547799A Expired - Fee Related JP3309904B2 (ja) | 1998-03-05 | 1999-03-03 | 無線用送受信機 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6374086B1 (ja) |
JP (1) | JP3309904B2 (ja) |
AU (1) | AU748309B2 (ja) |
GB (3) | GB9804708D0 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011511543A (ja) * | 2008-01-30 | 2011-04-07 | トムソン ライセンシング | 制御可能な減衰段を有するifフィルタを備えるチューナおよび個別のチューナを備える受信機 |
Families Citing this family (10)
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