JP3463828B2 - 送信機 - Google Patents

送信機

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JP3463828B2
JP3463828B2 JP31271894A JP31271894A JP3463828B2 JP 3463828 B2 JP3463828 B2 JP 3463828B2 JP 31271894 A JP31271894 A JP 31271894A JP 31271894 A JP31271894 A JP 31271894A JP 3463828 B2 JP3463828 B2 JP 3463828B2
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L27/00Modulated-carrier systems
    • H04L27/18Phase-modulated carrier systems, i.e. using phase-shift keying
    • H04L27/20Modulator circuits; Transmitter circuits
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B1/00Details of transmission systems, not covered by a single one of groups H04B3/00 - H04B13/00; Details of transmission systems not characterised by the medium used for transmission
    • H04B1/38Transceivers, i.e. devices in which transmitter and receiver form a structural unit and in which at least one part is used for functions of transmitting and receiving
    • H04B1/40Circuits
    • H04B1/44Transmit/receive switching

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Transmitters (AREA)
  • Digital Transmission Methods That Use Modulated Carrier Waves (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【目次】以下の順序で本発明を説明する。 産業上の利用分野 従来の技術(図7) 発明が解決しようとする課題 課題を解決するための手段(図1〜図3) 作用 実施例 (1)第1実施例(図1〜図3) (2)第2実施例(図4〜図6) (3)他の実施例 発明の効果 【0002】 【産業上の利用分野】本発明は送信機に関し、例えばデ
イジタルコードレス電話装置に適用して好適なものであ
る。 【0003】 【従来の技術】従来、デイジタルコードレス電話装置に
おいては、TDD/FDMA(Time Division Duplex/
Frequency Division Multiple Access)方式やTDD/
TDMA(Time Division Duplex/Time Division Mult
iple Access )方式によつて無線回線を接続して通話す
るようになされたものがある。例えばTDD/FDMA
方式のデイジタルコードレス電話装置には、代表的なも
のとしてETSI(European Telecommunication Stand
ard Institute )等から技術基準が公表されているCT
−2と呼ばれるデイジタルコードレス電話装置がある。 【0004】このデイジタルコードレス電話装置では、
使用周波数帯域(864.15〜868.05〔MHz 〕)を 100〔KH
z 〕間隔に周波数分割して複数の通信チヤネルを確保す
ると共に、1つの通信チヤネル上で送信と受信とを時間
的に交互に切り換えて通信する。例えば送受信するデー
タが音声データであれば1〔ms〕毎に交互に送信と受信
を切り換える。この場合、送信と受信の衝突を避けるた
め、送信と受信との間には 3.5〔bit 〕のガードバンド
が規格により定められている。またこのデイジタルコー
ドレス電話装置では、音声の符号化方式としてはCCI
TT(国際電信電話諮問委員会)に準拠したADPCM
(Adaptive Differential Pulse Code Modulation )が
用いられ、データの変調方式としては帯域制限した周波
数偏移変調(代表的なものとしては例えばGMSK(Gu
assian filtered Minimum Shift Keying)がある)が用
いられている。 【0005】ここでこのデイジタルコードレス電話装置
は例えば図7に示すような回路によつて構成される。こ
の図7に示すように、デイジタルコードレス電話装置1
は、送信時、例えば音声データでなる送信データS1を
変調器2によつてGMSK変調し、その結果得た変調信
号S2をミキサ3に出力する。ミキサ3は局部発振器4
で生成した所定周波数のローカル信号S3を用いて変調
信号S2を周波数変換(いわゆるアツプコンバート)
し、その結果得た中間周波信号S4をバンドパスフイル
タ(BPF)5を介してミキサ6に出力する。ミキサ6
は局部発振器7で生成した所定周波数のローカル信号S
5を用いて中間周波信号S4を通信チヤネルの周波数に
周波数変換し、その結果得た送信信号S6を送信アンプ
8、スイツチ(SW)9を介してアンテナ10から出力
する。 【0006】これに対して受信時、デイジタルコードレ
ス電話装置1は、アンテナ10で受信した受信信号S7
をスイツチ9、受信アンプ11を介してミキサ12に入
力する。ミキサ12は局部発振器7で生成したローカル
信号S5を用いて受信信号S7を周波数変換(いわゆる
ダウンコンバート)し、その結果得た中間周波信号S8
をバンドパスフイルタ(BPF)13を介してミキサ1
4に出力する。ミキサ14は局部発振器4で生成したロ
ーカル信号S3を用いて中間周波信号S8を周波数変換
し、その結果得た変調信号S9を復調器15に出力す
る。復調器15はGMSK変調された変調信号S9から
例えば音声データでなる受信データS10を復調する。 【0007】ここでこのデイジタルコードレス電話装置
1では、上述したように送信と受信を交互に行うため、
変調器2、ミキサ3、6及び送信アンプ8を所定の制御
信号によつて同じタイミングでオン/オフ(すなわちバ
ースト動作)するようになされている。因みに、上述の
変調器2は一般的に直交変調器によつて実現され、キヤ
リアfを発生するキヤリア発生回路、キヤリアf
位相を90°シフトする移相器、送信するデータに対応
したI信号、Q信号を生成するI/Q信号発生回路、I
信号によつてキヤリアfを変調するミキサ、Q信号に
よつてキヤリアfを変調するミキサ及び加算回路等に
よつて構成されている。このように構成される変調器2
においては、上述のようにバースト動作させる場合、上
述の所定の制御信号でキヤリア発生回路、ミキサ及び加
算回路をオン/オフするようになされている。 【0008】 【発明が解決しようとする課題】ところで上述のような
変調器2においては、変調器2のミキサの不平衡によつ
てキヤリアfC が−20〜−30〔dBc 〕程度リークするこ
とがある。これはI/Q信号発生回路のDCバイアスの
ずれによつても大きく左右され、集積回路化(いわゆる
IC化)する場合には避けられない問題である。このよ
うにキヤリアfC がリークした状態で変調器2や当該変
調器2の後段にあるミキサ3、6、プリアンプ8等を同
じタイミングでバースト動作させると、あたかもキヤリ
アfC をパルス変調したかのようにキヤリアfC を基準
に両サイドにインパルス性のノイズが発生し、その結果
スプリアスが拡散して技術規格に適合しなくなることが
ある。 【0009】これを解決する方法として従来、変調器2
のミキサに供給するDCバイアスのバランスをボリユー
ムによつて調整する方法がある。しかしながらこの調整
はとても微妙で非常に時間が掛かるものであり、製造ラ
インの作業効率を低下させる不都合がある。また第2の
方法として、変調器2よりも後段の回路をランプアツプ
/ダウン(すなわち徐々に立ち上げ/立ち下げる)する
方法がある。しかしながらこの方法を実現するには、専
用の制御回路を設けると共に、変調器2をバースト動作
させる制御信号とは異なる制御信号によつてコントロー
ルしなければならず、構成の複雑化が避けえない。 【0010】本発明は以上の点を考慮してなされたもの
で、簡易な構成で容易にスプリアスの拡散を抑制し得る
送信機を提案しようとするものである。 【0011】 【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め本発明においては、所定周波数のキヤリア信号f
発生するキヤリア信号発生回路27と、送信データに対
応した第1及び第2の信号S20、S21によつてキヤ
リア信号fを変調する変調器(24、26、29、3
0)と、変調器(24、26、29、30)から出力さ
れる変調信号を送信する送信回路(3、6、8)と、キ
ヤリア信号発生回路27、変調器(24、26、29、
30)及び送信回路(3、6、8)のオンオフ動作を制
御する制御回路21とを有し、制御回路21は、所定の
タイミングで立ち上がり、かつ所定のタイミングで立ち
下がる第1の制御信号CNT2によつて送信回路(3、
6、8)及びキヤリア信号発生回路27のオンオフ動作
を制御し、第1の制御信号CNT2の立ち上がりタイミ
ングと同じ又は遅いタイミングでなだらかに立ち上が
り、かつ第1の制御信号CNT2の立ち下がりタイミン
グと同じ又は早いタイミングでなだらかに立ち下がる第
2の制御信号CNT1によつて、変調器(24、26、
29、30)のオンオフ動作を制御する送信機20であ
つて、変調器(24、26、29、30)は、キヤリア
信号fと第1の信号S20とを乗算する第1のミキサ
24と、キヤリア信号fの位相を90°シフトした信
号と第2の信号S21とを乗算する第2のミキサ26
と、第1のミキサ24の乗算結果と第2のミキサ26の
乗算結果とを加算する加算回路29と、加算回路29の
加算結果を増幅する増幅回路30とで形成された直交変
調器でなり、第2の制御信号CNT1によつて、第1の
ミキサ24、第2のミキサ26、加算回路29及び増幅
回路30のうち少なくとも1つの直流バイアスを制御す
るようにした。 【0012】 【作用】所定のタイミングで立ち上がり、かつ所定のタ
イミングで立ち下がる第1の制御信号CNT2によつて
送信回路(3、6、8)及びキヤリア信号発生回路27
のオンオフ動作を制御し、第1の制御信号CNT2の立
ち上がりタイミングと同じ又は遅いタイミングでなだら
かに立ち上がり、かつ第1の制御信号CNT2の立ち下
がりタイミングと同じ又は早いタイミングでなだらかに
立ち下がる第2の制御信号CNT1によつて、変調器
(24、26、29、30)のオンオフ動作を制御する
ようにしたことにより、変調器(24、26、29、3
0)がなだらかにオン動作すると共に、なだらかにオフ
動作し、これによりリークしたキヤリア信号fC をパル
ス変調したような現象が発生し難くなり、スプリアスの
拡散を抑制できる。 【0013】 【実施例】以下図面について、本発明の一実施例を詳述
する。 【0014】(1)第1実施例 図7との対応部分に同一符号を付して示す図1におい
て、20は全体として本発明を適用したCT−2方式の
デイジタルコードレス電話装置を示し、フレームコント
ローラ21から出力された例えば音声データでなる送信
データS1は変調器22に入力され、ここでGMSK変
調された後ミキサ3、6によつて従来と同様にダブルコ
ンバージヨン方式で通信チヤンネルの周波数に周波数変
換され、送信信号S6としてアンテナ10から送信され
る。一方、受信時、アンテナ10で受信した受信信号S
7はミキサ12、14によつて従来と同様にダブルコン
バージヨン方式で周波数変換され、変調信号S9として
復調器15に入力される。復調器15はGMSK変調さ
れた変調信号S9を復調し、その結果得た例えば音声デ
ータでなる受信データS10をフレームコントローラ2
1に出力する。 【0015】フレームコントローラ21は音声データ等
でなる送受信データS1、S10のフレーム管理をする
と共に、無線回線を接続する上での各種制御データの管
理をする。またフレームコントローラ21は2つの異な
る制御信号CNT1、CNT2を生成し、この制御信号
CNT1、CNT2を用いて送信系の回路(変調器2
2、ミキサ3、6、送信アンプ8)のオン/オフ動作を
制御する。この場合、変調器22については制御信号C
NT1、CNT2を用いてオン/オフ動作を制御し、ミ
キサ3、6及び送信アンプ8については制御信号CNT
2を用いてオン/オフ動作を制御する。 【0016】ここで図2に示すように、変調器22は直
交変調器によつて構成されている。この場合、I信号発
生回路23は送信データS1に対応し、かつ所定の帯域
に帯域制限されたI信号S20を生成し、当該I信号S
20をミキサ24に出力する。またQ信号発生回路25
は送信データS1に対応し、かつ所定の帯域に帯域制限
されたQ信号S21を生成し、当該Q信号S21をミキ
サ26に出力する。キヤリア発生回路27は制御信号C
NT2によつてオン/オフ動作が制御され、制御信号C
NT2が例えばレベル「H」になつたとき動作してキヤ
リアfC を発生する。このキヤリアfC はミキサ24に
入力されると共に、移相器28によつて位相を90°シ
フトした後ミキサ26に入力される。 【0017】ミキサ24はキヤリアfC とI信号S20
とを乗算し、その結果得た変調信号S22を加算回路2
9に出力する。同様にミキサ26は90°位相シフトし
たキヤリアfC とQ信号S21とを乗算し、その結果得
た変調信号S23を加算回路29に出力する。かくして
加算回路29によつて変調信号S22、S23を加算す
ることにより、GMSK変調した変調信号S2が得られ
る。この変調信号S2はプリアンプ30、カツトオフ周
波数が所定の周波数に設定されたローパスフイルタ(L
PF)31を介して後段のミキサ3(図1)に出力され
る。この場合、ミキサ24、26、加算回路29及びプ
リアンプ30は制御信号CNT2とは異なる制御信号C
NT1によつてオン/オフ動作が制御され、当該制御信
号CNT1が例えばレベル「H」になつたときに動作す
るようになされている。 【0018】ここで制御信号CNT1、CNT2は、ガ
ードバンド規格によるタイミング管理の基に図3に示す
ような波形に生成される。すなわち制御信号CNT2
は、Q信号S21の立ち上がりよりも2.25ビツト前の時
点t1からQ信号S21の立ち上がり時点t4までの範
囲内に立ち上がり、Q信号S21の立ち下がり時点t5
から当該立ち下がり時点t5よりも2.25ビツト後の時点
t8までの範囲内に立ち下がるようになされている。因
みに、この実施例の場合には、Q信号S21に対して1
ビツト分のランプアツプ/ダウンを行つているため、実
際上、制御信号CNT2は時点t2よりも前に立ち上が
り、時点t7よりも後に立ち下がるようになされてい
る。 【0019】一方、制御信号CNT1は、Q信号S21
の立ち上がりよりも2.25ビツト前の時点t1からQ信号
S21の立ち上がりよりも 0.5ビツト前の時点t3まで
の範囲内に立ち上がり、Q信号S21の立ち下がりより
も 0.5ビツト後の時点t6からQ信号S21の立ち下が
りよりも2.25ビツト後の時点t8までの範囲内に立ち下
がるようになされている。因みに、1ビツトは約 13.89
〔μS 〕に相当する。 【0020】この実施例の場合、図3において明らかな
ように、制御信号CNT1はなだらかに立ち上がり、な
だらかに立ち下がるようになされている。しかも制御信
号CNT1の立ち上がるタイミングは制御信号CNT2
のタイミングよりも遅く、制御信号CNT1の立ち下が
るタイミングは制御信号CNT2よりも早くなるように
なされている。因みに、この制御信号CNT1のスロー
プ部分はフレームコントローラ21においてデイジタル
アナログ変換回路によつて生成される。 【0021】以上の構成において、制御信号CNT2に
よつてキヤリア発生回路27の動作を制御し、制御信号
CNT2よりもなだらかに遅く立ち上がり、かつなだら
かに早く立ち下がる制御信号CNT1によつてミキサ2
4、26、加算回路29及びプリアンプ30の動作を制
御することにより、ミキサ24、26、加算回路29及
びプリアンプ30は、キヤリア発生回路27よりもなだ
らかに遅く立ち上がり、かつなだらかに早く立ち下が
る。すなわちミキサ24、26、加算回路29及びプリ
アンプ30がランプアツプ/動作する。これによりリー
クしたキヤリアfC をパルス変調したような現象が発生
し難くなり、従来発生していたインパルス性のノイズを
抑えることができ、かくしてスプリアスの拡散を容易に
抑制できる。 【0022】このようにしてスプリアスの拡散を抑制す
ることにより、従来のような煩雑な調整が不要になると
共に、従来のように送信系を制御する専用制御回路を別
に設ける場合に比して構成を簡易にできる。またこのよ
うにしてスプリアスの拡散を抑制すれば、変調器22及
びその周辺回路をIC化する場合に一段とIC化し易く
なる。 【0023】かくするにつき以上の構成によれば、キヤ
リア発生回路27を制御信号CNT2によつてオン/オ
フ動作し、制御信号CNT2よりもなだらかに遅く立ち
上がり、かつなだらかに早く立ち下がる制御信号CNT
1によつてミキサ24、26、加算回路29及びプリア
ンプ30をオン/オフ動作することにより、従来のよう
なインパルス性のノイズを抑えることができ、かくして
スプリアスの拡散を容易に抑制できる。 【0024】(2)第2実施例 この第2実施例においては、抵抗とコンデンサで定まる
時定数によつて制御信号CNT1のスロープ部分を生成
する場合について説明する。図4に示すように、ミキサ
24(又は26)は、差動入力段を形成する2組の差動
対(Q1、Q2及びQ3、Q4)と、その差動対の下段
に接続された信号入力段としてのトランジスタQ5、Q
6と、さらにその下段に接続された電流源を形成するト
ランジスタQ7、Q8とによつてほぼ全体が構成されて
いる。このミキサ24(又は26)では、信号入力段に
はI信号(又はQ信号)が入力され、差動入力段にはキ
ヤリアfC が入力されており、I信号(又はQ信号)と
キヤリアfC とを乗算した結果が出力端子から出力され
る。 【0025】ここで差動入力段にDCバイアスを供給す
るトランジスタQ9のベースには、抵抗R6及びコンデ
ンサC1でなるバイアスコントロール回路33が設けら
れている。このバイアスコントロール回路33にはフレ
ームコントローラ21から出力される制御信号CNT1
の立ち上がりタイミングと立ち下がりタイミングだけを
規定した矩形状の制御信号CNT1’が入力されてお
り、バイアスコントロール回路33は抵抗R6とコンデ
ンサC1で定まる時定数によつて制御信号CNT1’の
立ち上がり及び立ち下がりを鈍らせて図3に示したよう
な制御信号CNT1を生成し、この制御信号CNT1を
トランジスタQ9のベースに出力してミキサ24(又は
26)のDCバイアスを制御する。 【0026】この場合、トランジスタQ7、Q8のベー
スには制御信号CNT2が入力されており、ミキサ24
(又は26)はこの制御信号CNT2によつてオン/オ
フ動作が制御されるようになされている。しかしながら
上述のように制御信号CNT1でDCバイアスを制御し
ているため、実際にはミキサ24(又は26)は制御信
号CNT1に基づいて動作し、第1実施例と同様にラン
プアツプ/ダウン動作することになる。 【0027】また図5に示すように、加算回路29は、
差動入力段を形成する差動対(Q20、Q22)と、そ
の下段に接続された電流源を形成するトランジスタQ2
1、Q23と、出力段を形成するトランジスタQ24、
Q25とによつてほぼ全体が構成されている。この加算
回路29では、差動入力段にミキサ24、26の出力が
入力されており、このミキサ24、26の出力を加算し
た結果が出力端子から出力される。 【0028】ここで差動入力段にDCバイアスを供給す
るトランジスタQ26のベースには、抵抗R17及びコ
ンデンサC2でなるバイアスコントロール回路34が設
けられている。このバイアスコントロール回路34には
ミキサ24(又は26)の場合と同様に制御信号CNT
1’が入力されており、バイアスコントロール回路34
は抵抗R17とコンデンサC2で定まる時定数によつて
制御信号CNT1’の立ち上がり及び立ち下がりを鈍ら
せて図3に示したような制御信号CNT1を生成し、こ
の制御信号CNT1をトランジスタQ26のベースに出
力して加算回路29のDCバイアスを制御する。 【0029】この場合も、トランジスタQ21、Q23
及びQ25のベースには制御信号CNT2が入力されて
おり、加算回路29はこの制御信号CNT2によつてオ
ン/オフ動作が制御されるようになされている。しかし
ながら上述のように制御信号CNT1でDCバイアスを
制御しているため、実際には加算回路29は制御信号C
NT1に基づいて動作し、第1実施例と同様にランプア
ツプ/ダウン動作することになる。 【0030】また図6に示すように、プリアンプ30
は、差動入力段を形成する差動対(Q30、Q31)
と、その下段に接続された電流源を形成するトランジス
タQ34と、出力段を形成するトランジスタQ32、Q
33、Q35、Q36とによつてほぼ全体が構成され、
差動アンプの構成を有している。このプリアンプ30で
は、差動入力段に加算回路29の出力が入力されてお
り、それを増幅したものが出力端子から出力される。 【0031】ここで差動入力段にDCバイアスを供給す
るトランジスタQ37のベースには、抵抗R27及びコ
ンデンサC3でなるバイアスコントロール回路35が設
けられている。このバイアスコントロール回路35には
ミキサ24(又は26)の場合と同様な制御信号CNT
1’が入力されており、バイアスコントロール回路35
は抵抗R27とコンデンサC3で定まる時定数によつて
制御信号CNT1’の立ち上がり及び立ち下がりを鈍ら
せて図3に示したような制御信号CNT1を生成し、こ
の制御信号CNT1をトランジスタQ37のベースに出
力してプリアンプ30のDCバイアスを制御する。 【0032】この場合も、トランジスタQ34〜Q36
のベースには制御信号CNT2が入力されており、プリ
アンプ30はこの制御信号CNT2によつてオン/オフ
動作するようになされている。しかしながら上述のよう
に制御信号CNT1でDCバイアスを制御しているた
め、実際にはプリアンプ30は制御信号CNT1に基づ
いて動作し、第1実施例と同様にランプアツプ/ダウン
動作することになる。 【0033】以上の構成によれば、抵抗とコンデンサで
定まる時定数によつて制御信号CNT1のスロープ部分
を生成することにより、一段と構成を簡易にできる。特
にフレームコントローラ21と変調器22を一体にして
IC化する場合には、好適である。 【0034】(3)他の実施例 なお上述の実施例においては、変調器22によりも後段
にある送信系の回路を制御信号CNT2によつて制御し
た場合について述べたが、本発明はこれに限らず、変調
器22、フレームコントローラ21及び変調器22によ
りも後段にある送信系の回路を一体にIC化する場合に
は当該変調器22によりも後段にある送信系の回路を制
御信号CNT1によつて制御しても良い。この場合、一
段とスプリアスの拡散を抑制し得る。 【0035】また上述の実施例においては、変調器22
のミキサ24、26、加算回路29及びプリアンプ30
を全て制御信号CNT1によつて制御した場合について
述べたが、本発明はこれに限らず、ミキサ24、26、
加算回路29及びプリアンプ30のうちいづれか1つを
制御信号CNT1によつて制御しても良い。 【0036】さらに上述の実施例においては、ミキサ2
4、26、加算回路29及びプリアンプ30がトランジ
スタで構成される場合について述べたが、本発明はこれ
に限らず、ミキサ、加算回路及びプリアンプをFET
(電界効果トランジスタ)等の素子で構成するようにし
ても良い。 【0037】また上述の実施例において、制御信号CN
T1が制御信号CNT2よりも遅く立ち上がると共に、
制御信号CNT2よりも早く立ち下がる場合について述
べたが、本発明はこれに限らず、制御信号CNT1がな
だらかに立ち上がると共に、なだらかに立ち下がれば、
タイミングとしては制御信号CNT1と同じでも良い。 【0038】さらに上述の実施例においては、送信系及
び受信系がダブルコンバージヨン方式で構成される場合
について述べたが、本発明はこれに限らず、送信系及び
受信系がシングルコンバージヨン方式で構成される場合
でも良い。 【0039】また上述の実施例においては、CT−2方
式のデイジタルコードレス電話装置について述べたが、
本発明はこれに限らず、その他の方式のデイジタルコー
ドレス電話装置でも良い。要はTDD方式の送信機に広
く適用し得る。 【0040】 【発明の効果】上述のように本発明によれば、所定のタ
イミングで立ち上がり、かつ所定のタイミングで立ち下
がる第1の制御信号によつて送信回路及びキヤリア信号
発生回路のオンオフ動作を制御し、第1の制御信号の立
ち上がりタイミングと同じ又は遅いタイミングでなだら
かに立ち上がり、かつ第1の制御信号の立ち下がりタイ
ミングと同じ又は早いタイミングでなだらかに立ち下が
る第2の制御信号によつて、変調器のオンオフ動作を制
御するようにしたことにより、変調器がなだらかにオン
動作すると共に、なだらかにオフ動作し、これによりス
プリアスの拡散を容易に抑制できる。かくするにつき簡
易な構成で容易にスプリアスの拡散を抑制し得る送信機
を実現し得る。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の一実施例によるデイジタルコードレス
電話装置の構成を示すブロツク図である。 【図2】その変調器の構成を示すブロツク図である。 【図3】オン/オフ動作を制御する制御信号の波形を示
す略線図である。 【図4】ミキサの構成を示す接続図である。 【図5】加算回路の構成を示す接続図である。 【図6】プリアンプの構成を示す接続図である。 【図7】従来のデイジタルコードレス電話装置の構成を
示すブロツク図である。 【符号の説明】 1、20……デイジタルコードレス電話装置、2、22
……変調器、3、6、12、14、24、26……ミキ
サ、8……送信アンプ、11……受信アンプ、21……
フレームコントローラ、27……キヤリア発生回路、3
0……プリアンプ。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−180325(JP,A) 特開 昭58−104531(JP,A) 特開 平3−99547(JP,A) 特開 昭57−201351(JP,A) 特開 平5−7228(JP,A) 特開 平3−213029(JP,A) 特開 平7−297800(JP,A) 特開 平5−219129(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04L 27/00 - 27/38

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】所定周波数のキヤリア信号を発生するキヤ
    リア信号発生回路と、送信データに対応した第1及び第
    2の信号によつて上記キヤリア信号を変調する変調器
    と、上記変調器から出力される変調信号を送信する送信
    回路と、上記キヤリア信号発生回路、上記変調器及び上
    記送信回路のオンオフ動作を制御する制御回路とを有
    、 上記制御回路は、 所定のタイミングで立ち上がり、かつ所定のタイミング
    で立ち下がる第1の制御信号によつて上記送信回路及び
    上記キヤリア信号発生回路のオンオフ動作を制御し、上
    記第1の制御信号の立ち上がりタイミングと同じ又は遅
    いタイミングでなだらかに立ち上がり、かつ上記第1の
    制御信号の立ち下がりタイミングと同じ又は早いタイミ
    ングでなだらかに立ち下がる第2の制御信号によつて、
    上記変調器のオンオフ動作を制御する送信機であつて、 上記変調器は、上記キヤリア信号と上記第1の信号とを
    乗算する第1のミキサと、上記キヤリア信号の位相を9
    0°シフトした信号と上記第2の信号とを乗算する第2
    のミキサと、上記第1のミキサの乗算結果と上記第2の
    ミキサの乗算結果とを加算する加算回路と、上記加算回
    路の加算結果を増幅する増幅回路とで形成された直交変
    調器でなり、 上記第2の制御信号によつて、上記第1のミキサ、上記
    第2のミキサ、上記加算回路及び上記増幅回路のうち少
    なくとも1つの直流バイアスを制御する ことを特徴とす
    る送信機。
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