JP2560884Y2 - カッタービット - Google Patents

カッタービット

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JP2560884Y2
JP2560884Y2 JP11037291U JP11037291U JP2560884Y2 JP 2560884 Y2 JP2560884 Y2 JP 2560884Y2 JP 11037291 U JP11037291 U JP 11037291U JP 11037291 U JP11037291 U JP 11037291U JP 2560884 Y2 JP2560884 Y2 JP 2560884Y2
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孝 西山
直 小林
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  • Excavating Of Shafts Or Tunnels (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、カッタービットに関
し、特にシールド掘削用に好適するようにしたものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来この種のカッタービットは、150
〜250mm幅の平刃またはゆるいルーフ形の形状をし
た超硬チップが備えられるようにしたものである。そし
て、これらのカッタービットは、主として小形の軟岩の
破砕や、スリットへの取込みのためのスクレーパの作用
を行なっているものである。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たカッタービットは、かなり大きな玉石、礫の掘削に対
しては破砕効果が小さく、掘削物が容易に取り込めな
い。また、機械の推進力および回転力による過負荷のた
め、チップが欠損したり脱落するという問題点があっ
た。
【0004】
【課題を解決するための手段】本考案は、上述の点に鑑
みなされたもので、ビット本体の一端に設けられた掘削
チップの逃げ面側には、玉石、礫など用の破砕チップが
設けられるようにしたものである。この場合、破砕チッ
プは、切刃稜に沿う方向では、互に離間した位置にあっ
て、切刃稜の直交方向ではV字刃先が突出するものであ
る。また、この破砕チップは、ビット本体の逃げ面で分
布するものも含まれ、このときの刃先は、半球状または
円錐状のものが適用される。
【0005】さらに、掘削チップおよび破砕チップは、
ビット本体の一端で交互配列になっているとともに、切
刃稜方向を基準にして、掘削チップはそのすくい面側で
V字刃先が略直交し、破砕チップはその逃げ面側でV字
刃先が略直交するように構成したものも適用される。
【0006】
【作用】本考案は、掘削チップおよび玉石、礫など用の
破砕チップが備えられるようにしたものであるから、ビ
ット本体の逃げ面側に絡った玉石、礫が破砕チップに形
成されたV字状、半球状、円錐状刃先によるくさび効果
によって破砕するものである。
【0007】
【実施例】以下、本考案カッタービットにおける一実施
例について、図を参照しながら説明する。
【0008】図1において、1は、ブロック状をなすビ
ット本体であり、このビット本体1の一端には、複数個
に分割された掘削チップ2が備えられるとともに、その
逃げ面3b側には、玉石、礫などの破砕チップ4が設け
られるようになっている。この場合、掘削チップ2は、
すくい面5および逃げ面6の交差により切刃稜7を形成
しているが、この切刃稜7に沿う方向では、前記破砕チ
ップ4は互に離間する位置にある。そして、切刃稜7に
対する直交方向では、V字刃先8が形成されるようにな
っているものである。これは、V字刃先8によって玉
石、礫などをくさび効果により破砕しやすくするためで
ある。
【0009】また、この破砕チップ4は、図2で示され
るように円柱状のチップのチップを多数分布することも
可能である。この場合の破砕チップ4は、その尖端刃先
9が略半円状または円錐状になるものである。
【0010】さらに、図3は、掘削チップ2および破砕
チップ4がビット本体1のすくい面3aおよび逃げ面3
b側から交互に配置されるようにしたものである。そし
て、これらの掘削チップ2および破砕チップ4は、とも
に交互に直交方向にあるV字刃先8,10を有すること
により玉石、礫などの絡みをなくすようにしているもの
である。
【0011】
【考案の効果】このようにして構成された本考案のカッ
タービットは、破砕チップ4のV字刃先8および尖端刃
先9によって、玉石、礫などを破砕できるため有効な掘
削作用を行なえるという利点を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案カッタービットの一実施例を示す斜視図
である。
【図2】他の実施例を示す斜視図である。
【図3】別の実施例を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 ビット本体 2 掘削チップ 3a すくい面 3b 逃げ面 4 破砕チップ 5 すくい面 6 逃げ面 7 切刃稜 8 V字刃先 9 尖端刃先 10 V字刃先

Claims (3)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ビット本体1の一端には、掘削チップ2
    が備えられるようにしたカッタービットにおいて、 前記ビット本体1の逃げ面3b側には、玉石、礫用など
    の破砕チップ4が設けられ、この破砕チップ4は、掘削
    チップ2の切刃稜7に沿う方向では、互に離間した位置
    にあって、切刃稜7の直交方向では、V字刃先8が突出
    するようにしたことを特徴とするカッタービット。
  2. 【請求項2】 ビット本体1の一端には、掘削チップ2
    が備えられるようにしたカッタービットにおいて、 前記ビット本体1の逃げ面3b側には、半球状または円
    錐状の先端刃先9を有する破砕チップ4が分布し、かつ
    この先端刃先9が逃げ面3bから突出するようにしたこ
    とを特徴とする カッタービット。
  3. 【請求項3】 ビット本体1の一端には、掘削チップ2
    および破砕チップ4がそれぞれ備えられるようにしたカ
    ッタービットにおいて、 前記掘削チップ2および前記 破砕チップ4は、交互配列
    になっているとともに、前記掘削チップ2は、すくい面
    側でV字刃先10を形成し、逃げ面側では平面状になっ
    ており、前記破砕チップ4は、逃げ面側でV字刃先8を
    形成し、すくい面側では平面状をなしていることを特徴
    とするカッタービット。
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JP4734735B2 (ja) * 2001-03-02 2011-07-27 株式会社タンガロイ 両方向掘削ビット
JP5842201B2 (ja) * 2011-09-05 2016-01-13 システム計測株式会社 掘削刃及びバケット

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