JP4062216B2 - 掘削工具 - Google Patents

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本発明は、工具本体の先端面に複数のチップが植設された掘削工具に関する。
一般に、土砂及び岩盤を掘削する穿孔機は、長く伸びるロッドと、このロッドの先端に設けられた掘削工具とから構成されており、ロッドを介して掘削工具に、打撃力と回転力とを与えることにより、地山の土砂及び岩盤等を砕いて掘削を行い、穿孔するものである。従来、この種の穿孔機に用いられる掘削工具としては、各種のものが提供されており、例えば、工具本体の先端部の先端面に複数のチップが植設され、先端部の外周に掘削屑を排出する掘削屑排出溝が形成されたものが提供されている。この掘削工具は、チップの形状が先端部に球面状の頂部を有する略円錐状とされており、このチップが先端側に向けての打撃力と、軸線回りへの回転力とを付与されることにより、地山の土砂及び岩盤を砕くものである(例えば、特許文献1参照。)。
特開平11−141259号公報(段落番号0005、第1図)
ところで、上述した特許文献1記載の掘削工具においては、打撃力と回転力により土砂や岩盤等を砕いて掘削するものであるが、地中に粘土等の軟質層あるいは木の根等の木質系材料があると、掘削工具が軟質層や木質系材料の弾力性により滑ったり、掘削工具の進行方向が変わったりしてしまうことにより、掘削作業が中断したり、所定の穴を掘削することができなかったりするので、掘削効率が悪いという問題があった。
この発明は、このような事情を考慮してなされたもので、その目的は、土砂や岩盤等を掘削するとともに、地中に存在している粘土等の軟質層あるいは木の根等の木質系材料に対しても容易に切断や破砕を行い、掘削効率の向上を図ることができる掘削工具を提供することにある。
上記目的を達成するために、この発明は以下の手段を提案している。
請求項1に係る発明は、軸線を中心に回転する工具本体の先端部に、その先端面から突出するように複数のチップが植設されるとともに、前記先端部の周面に、該先端部を正面視してV字状の掘削屑排出溝が形成された掘削工具であって、前記先端部の先端面と前記掘削屑排出溝の内面とにより形成される稜線のうち前記掘削屑排出溝の回転方向後方に位置する稜線が切刃とされているとともに、前記切刃は、該切刃の前記軸線からの最外周端と該軸線とを結ぶ基準線に対して−15°〜30°の角度範囲に設定されていることを特徴とする。
この発明に係る掘削工具によれば、先端部の先端面と前記掘削屑排出溝の内面との稜線のうち前記掘削屑排出溝の回転方向後方に位置する稜線を切刃とすることにより、土砂及び岩石を掘削しつつ、この土砂や岩石等に存在している粘土等の軟質層や木の根等の木質系材料を容易に切断や破砕することができる。
また、切刃をこの切刃の軸線からの最外周端と軸線とを結ぶ基準線に対して−15°〜30°の角度範囲に設定することにより、良好な切れ味が確保されるので、粘土等の軟質層あるいは木の根等の木質系材料に対しても容易に切断や破砕を行うことができる。即ち、ここで切刃をこの切刃の軸線からの最外周端と軸線とを結ぶ基準線に対して−15°〜30°の角度範囲に設定したのは、この角度が−15°を下回ると、切削抵抗が増大してしまうからであり、また、逆にこの角度が30°を上回ると、切れ味が低下してしまうからである。したがって、上記の範囲に設定するものである。
請求項2に係る発明は、請求項1に記載の掘削工具において、前記掘削屑排出溝のV字状の角度が60°〜100°の範囲に設定されていることを特徴とする。
この発明に係る掘削工具によれば、掘削屑排出溝のV字状の角度を60°〜100°の範囲に設定することにより、掘削した際に生じる土砂及び岩石等の掘削屑を排出するスペースが十分に確保されるので、掘削屑を後方側に排出することができる。したがって、作業効率を向上させることができる。即ち、ここで掘削屑排出溝のV字状の角度を60°〜100°の範囲に設定したのは、この角度が60°を下回ると、掘削屑を排出するスペースが十分に確保できなくなるからであり、また、逆にこの角度が100°を上回ると、工具本体の剛性が低下してしまうからである。したがって、上記の範囲に設定するものである。
請求項3に係る発明は、請求項1または請求項2に記載の掘削工具において、前記先端部の直径Dに対して、前記掘削屑排出溝の深さが0.2〜0.4×Dの範囲に設定されていることを特徴とする。
この発明に係る掘削工具によれば、先端部の直径Dに対して、掘削屑排出溝の深さを0.2〜0.4×Dの範囲に設定することにより、良好な切れ味が確保されるとともに、掘削屑を排出するスペースが十分に確保される。したがって、土砂や岩盤等を掘削できるとともに、かつ粘土等の軟質層あるいは木の根等の木質系材料に対しても容易に切断や破砕を行うことができる。即ち、ここで先端部の直径Dに対して、掘削屑排出溝の深さを0.2〜0.4×Dの範囲に設定したのは、掘削屑排出溝の深さが0.2×Dを下回ると、掘削屑を排出するスペースが十分に確保できなくなるからであり、また、逆にこの深さが0.4×Dを上回ると、工具本体の剛性が低下してしまうからである。したがって、上記の範囲に設定するものである。
請求項4に係る発明は、請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の掘削工具において、前記切刃のすくい角が−10°〜10°の範囲に設定されていることを特徴とする。
この発明に係る掘削工具によれば、切刃のすくい角を−10°〜10°の範囲に設定することにより、良好な切れ味が確保されるとともに、切削抵抗も抑えられるので、地中に粘土等の軟質層あるいは木の根等の木質系材料に対しても容易に切断や破砕を行うとともに、切刃の欠損を防いで工具寿命の延長を促すことができる。即ち、ここで切刃のすくい角を−10°〜10°の範囲に設定したのは、切刃のすくい角が−10°を下回ると、切れ味が低下するからであり、また逆に、切刃のすくい角が10°を上回ると、切削抵抗が増大してしまうからである。したがって、上記の範囲に設定するものである。
本発明の掘削工具によれば、掘削屑排出溝に切刃が形成されていることにより、土砂や岩盤等を掘削するとともに、土砂や岩石等に存在している粘土等の軟質層あるいは木の根等の木質系材料に対しても容易に切断や破砕を行うことができるので、掘削を妨げられることなく、掘削効率の向上を図ることができる。
以下、図面を参照し、この発明の実施の形態について説明する。図1及び図2に示すように、掘削工具1は、軸線Oを中心として回転方向Tに回転する工具本体2を備えており、この工具本体2は、後端側に形成されている軸部3と、先端側に形成されている頭部(先端部)4とから構成されている。図2及び図3に示すように、頭部4の周面5は、先端面6に開口して後端側に延びる幅広で深い掘削屑排出溝7と、幅狭で浅い掘削屑排出溝8とが、周方向に等間隔かつ交互に同数(本実施形態では2つずつ)形成されており、この掘削屑排出溝7、8は、正面視したときに略V字状とされている。
軸部3の内部には、穿孔機のロッドに連結するための図示しない取付孔が形成されており、この取付孔の内周部には、雌ねじ部が形成されている。この取付孔にロッドが螺合されることにより、工具本体2は、ロッドを介して打撃力及び回転力を付与する穿孔機に連結されている。
工具本体2の頭部4の先端面6は、截頭円錐形状とされており、先端側に向かうにつれて幅狭くなるテーパ面11と、テーパ形状の頂部を截頭された平面12とから構成されている。この先端面6には、超硬合金等の硬質材料により形成された複数のボタンチップ(チップ)13が植設されており、このボタンチップ13は、円柱状とされ、工具本体2の先端面6から突出する先端部が半球面状に形成されている。
図2及び図3に示すように、掘削屑排出溝7は、先端面6と掘削屑排出溝7の回転方向T前方側の内面14の間に形成された稜線15と、先端面6と回転方向T後方側の内面14との間に形成された稜線17とを備えており、稜線15と稜線17とが交わる角部18が円弧状に形成されている。
図3に示すように、掘削屑排出溝7の稜線17は、切刃25とされている。ここで、切刃25の軸線Oからの最外周端Pと軸線Oとを結ぶ基準線26に対する切刃25の角度θは、−15°〜30°の範囲に設定されており、また、掘削屑排出溝7の稜線15と稜線17との間の角度θは、60°〜100°の範囲に設定されている。そして、稜線15と、この稜線15と平行であり切刃25の最外周端Pを通る線27との距離である掘削屑排出溝7の深さhは、頭部4の直径Dに対して0.2〜0.4×Dの範囲に設定されている。
図2及び図3に示すように、掘削屑排出溝8は、先端面6と掘削屑排出溝8の回転方向T前方側の内面19の間に形成された稜線20と、先端面6と回転方向T後方側の内面19との間に形成された稜線21とを備えており、稜線20と稜線21とが交わる角部22が円弧状に形成されている。さらに、掘削屑排出溝8の内面19には、図2に示すように、ブローホール23が形成されている。このブローホール23は、工具本体2の内部に形成されている図示しない供給孔と連通されており、この供給孔を介して穿孔機のブロー供給部に連通されている。
図3に示すように、掘削屑排出溝8の稜線21は、切刃28とされている。ここで、切刃28の軸線Oからの最外周端Pと軸線Oとを結ぶ基準線29に対する切刃28の角度θは、切刃25と基準線26との角度θと同様に、−15°〜30°の範囲に設定されており、また、掘削屑排出溝8の稜線20と稜線21との間の角度θも、掘削屑排出溝7の稜線15と稜線17との間の角度θと同様に、60°〜100°の範囲に設定されている。そして、稜線20と、この稜線20と平行であり切刃28の最外周端Pを通る線30との距離である掘削屑排出溝8の深さhも、掘削屑排出溝7の深さhと同様に、頭部4の直径Dに対して0.2〜0.4×Dの範囲に設定されている。
図4に示すように、切刃25及び切刃28のすくい角θは、−10°〜10°の範囲に設定されている。
上記の構成からなる掘削工具1において、掘削作業を行う場合に、掘削工具1を図示しないロッドを介して連結された穿孔機から、軸線Oを中心とした回転方向Tへの回転力と、先端側への打撃力とを付与されることにより、掘削工具1先端に複数植設されたボタンチップ13で地中の土砂及び岩盤等を砕きながら掘削する。このとき、土砂及び岩石等を掘削したことにより生じる掘削屑は、掘削屑排出溝7、8により後方側に送られ、さらに穿孔機に設けられているブロー供給部より圧縮空気が供給孔を介してブローホール23より噴出することにより効率的に後方側に排出させられる。
この掘削の際、弾力性のある粘土及び木の根等が地中に存在していた場合にも、軸線O方向への回転力を与えられた掘削工具1の切刃25及び切刃28が、切断及び破砕することにより、掘削作業を中断することなく進めることができる。
また、図3に示すように、この掘削工具1は、切刃25の軸線Oからの最外周端Pと軸線Oとを結ぶ基準線26に対する切刃25の角度θと、切刃28の軸線Oからの最外周端Pと軸線Oとを結ぶ基準線29に対する切刃28の角度θとを−15°〜30°の範囲に設定することにより、切削抵抗が抑えられるので、切刃21の欠損を抑えることができるとともに、良好な切れ味が確保されるので、粘土及び木の根等の切断や破砕を容易に行うことができる。したがって、掘削作業の効率を向上させることができる。即ち、ここで切刃25の軸線Oからの最外周端Pと軸線Oとを結ぶ基準線26に対する切刃25の角度θと、切刃28の軸線Oからの最外周端Pと軸線Oとを結ぶ基準線29に対する切刃28の角度θとを−15°〜30°の範囲に設定したのは、角度θ及び角度θが−15°を下回ると、切削抵抗が増大してしまい、切刃25及び切刃28を欠損するおそれがあるからであり、また、逆に角度θ及び角度θが30°を上回ると、切れ味が低下してしまい、粘土及び木の根等を切断及び破砕できなくなるおそれがあるからである。したがって、上記の範囲に設定するものである。
このように、掘削屑排出溝7と、掘削屑排出溝8とは、掘削屑排出溝7の稜線15と稜線17との間の角度θと、掘削屑排出溝8の稜線20と稜線21との間の角度θとを、60°〜100°の範囲に設定することにより、良好な切れ味が確保されるので、粘土及び木の根等の切断や破砕を容易に行うことができるとともに、掘削屑を排出するスペースが十分に確保されるので、掘削屑を後方側に排出しやすくなる。即ち、ここで掘削屑排出溝7の稜線15と稜線17との間の角度θと、掘削屑排出溝8の稜線20と稜線21との間の角度θとを60°〜100°の範囲に設定したのは、角度θ及び角度θが60°を下回ると、掘削屑を排出するスペースが十分に確保されないため、掘削屑を後方側に排出しにくくなるおそれがあるからであり、また、逆に角度θ及び角度θが100°を上回ると、工具本体2の剛性が低下してしまうので、工具本体2の寿命を低下させてしまうおそれがあるからである。したがって、上記の範囲に設定するものである。
このように、掘削屑排出溝7と、掘削屑排出溝8とは、掘削屑排出溝7の深さhと、掘削屑排出溝8の深さhとをそれぞれ0.2〜0.4×Dの範囲に設定することにより、良好な切れ味が確保されるので、粘土及びの根等の切断や破砕を容易に行うことができるとともに、掘削屑を排出するスペースが十分に確保されるので、掘削屑を後方側に排出しやすくなる。即ち、ここで掘削屑排出溝7の深さhと、掘削屑排出溝8の深さhとをそれぞれ0.2〜0.4×Dの範囲に設定したのは、深さh及びhが、それぞれ0.2×Dを下回ると、掘削屑を排出するスペースが十分に確保されないため、掘削屑を後方側に排出しにくくなるおそれがあるからであり、また、逆に深さh及びhが、それぞれ0.4×Dを上回ると、頭部4の周方向の肉厚が薄くなってしまい、工具本体2の剛性が低下してしまうので、工具本体2の寿命を低下させてしまうおそれがあるからがある。したがって、上記の範囲に設定するものである。
図4に示すように、切刃25と切刃28とは、それぞれのすくい角θを−10°〜10°の範囲に設定することにより、良好な切れ味が確保されるので、粘土及び木の根等を容易に切断や破砕できるとともに、切削抵抗が抑えられる。即ち、ここで刃25及び切刃28のすくい角θを−10°〜10°の範囲に設定したのは、すくい角θが−10°を下回ると、切れ味が低下してしまい、粘土及び木の根等を切断及び破砕できなくなるおそれがあるからであり、また、逆にすくい角θが10°を上回ると、切削抵抗が増大してしまい、切刃25及び切刃28の欠損等による工具寿命の短縮を招くおそれがあるからである。したがって、上記の範囲に設定するものである。
上記の構成によれば、掘削屑排出溝7に切刃25と、掘削屑排出溝8に切刃28とが形成され、各数値が最適な値に設定されていることにより、良好な切れ味が確保され、切削抵抗が抑えられ、かつ掘削工具1の良好な剛性が確保されるので、土砂や岩盤等を掘削するとともに、粘土等の軟質層あるいは木の根等の木質系材料に対しても容易に切断や破砕を行うことができる。したがって、掘削を妨げられることなく、掘削効率の向上を図ることができる。また、掘削工具1の磨耗を低減して、工具寿命の延長を促すことができる。
なお、図5から図9は、上記構成の実施の形態に対して掘削屑排出溝の内面形状及びそれぞれの角度θ、θを異ならせた実施例である。図5に示す掘削工具1は、掘削屑排出溝7の軸線O方向の内面下部を上記構成の実施の形態と異ならせたものであって、基準線26と切刃25との角度θを15°、稜線15と稜線17との間の角度θを100度としたものである。
また、図6に示す掘削工具1は、掘削屑排出溝7を上記構成の実施の形態と略同様の形状としたものであって、基準線26と切刃25との角度θを9.3°、稜線15と稜線17との間の角度θを90°としたものである。
また、図7に示す掘削工具1は、掘削屑排出溝7の稜線15と稜線17の間の角度θを鋭角とし、掘削屑排出溝7の軸線O方向の内面下部を上記構成の実施の形態と異ならせたものであり、稜線15と稜線17とを短尺にしたものであって、基準線26と切刃25との角度θを9.8°、稜線15と稜線17との間の角度θを60°としたものである。
また、図8に示す掘削工具1は、掘削屑排出溝7の軸線O方向の内面14下部を上記構成の実施の形態と異ならせたものであり、掘削屑排出溝7の稜線15と稜線17との間の角度θを鈍角とし、かつ稜線15を長尺とし、稜線17を短尺としたものであって、基準線26と切刃25との角度θを0°、稜線15と稜線17との間のθを100°としたものである。
さらに、図9に示す掘削工具1は、掘削屑排出溝7の軸線O方向の内面14下部を上記構成の実施の形態と異ならせたものであり、掘削屑排出溝7の稜線15と稜線17との間の角度θを鋭角とし、稜線15と稜線17とを短尺としたものであって、基準線26と切刃25との角度θを0°、稜線15と稜線17との間のθを60°としたものである。
この発明の一実施形態に係る掘削工具を示す斜視図である。 この発明の一実施形態に係る掘削工具を示す側面図である。 この発明の一実施形態に係る掘削工具を示す正面図である。 この発明の一実施形態に係る掘削工具の切刃の要部を示す断面図である。 この発明の一実施形態に係る掘削工具の実施例を示す正面図である。 この発明の一実施形態に係る掘削工具の実施例を示す正面図である。 この発明の一実施形態に係る掘削工具の実施例を示す正面図である。 この発明の一実施形態に係る掘削工具の実施例を示す正面図である。 この発明の一実施形態に係る掘削工具の実施例を示す正面図である。
符号の説明
1 掘削工具
2 工具本体
4 頭部(先端部)
5 周面
6 先端面
7 掘削屑排出溝
8 掘削屑排出溝
13 ボタンチップ(チップ)
14 内面
17 稜線
19 内面
21 稜線
25 切刃
28 切刃
T 回転方向


Claims (4)

  1. 軸線を中心に回転する工具本体の先端部に、その先端面から突出するように複数のチップが植設されるとともに、前記先端部の周面に、該先端部を正面視してV字状の掘削屑排出溝が形成された掘削工具であって、
    前記先端部の先端面と前記掘削屑排出溝の内面とにより形成される稜線のうち前記掘削屑排出溝の回転方向後方に位置する稜線が切刃とされているとともに、
    前記切刃は、該切刃の前記軸線からの最外周端と該軸線とを結ぶ基準線に対して−15°〜30°の角度範囲に設定されていることを特徴とする掘削工具。
  2. 請求項1に記載の掘削工具において、
    前記掘削屑排出溝のV字状の角度が60°〜100°の範囲に設定されていることを特徴とする掘削工具。
  3. 請求項1または請求項2に記載の掘削工具において、
    前記先端部の直径Dに対して、前記掘削屑排出溝の深さが0.2〜0.4×Dの範囲に設定されていることを特徴とする掘削工具。
  4. 請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の掘削工具において、
    前記切刃のすくい角が−10°〜10°の範囲に設定されていることを特徴とする掘削工具。
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