JP2560129Y2 - 用紙搬送装置におけるロール紙の終端検出機構 - Google Patents

用紙搬送装置におけるロール紙の終端検出機構

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JP2560129Y2
JP2560129Y2 JP4910292U JP4910292U JP2560129Y2 JP 2560129 Y2 JP2560129 Y2 JP 2560129Y2 JP 4910292 U JP4910292 U JP 4910292U JP 4910292 U JP4910292 U JP 4910292U JP 2560129 Y2 JP2560129 Y2 JP 2560129Y2
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、用紙搬送装置における
ロール紙の終端検出機構に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、此種のロール紙を用いた用紙搬送
装置において、ロール紙の終端の検出は、図7に示すよ
うに、回転軸2を中心として、揺動自在に支承された検
出アーム4のロール紙6のロール部6aの減少に伴う、
回転量を電気信号に変換して、操作パネルの表示部に表
示することによって行なっていた。又、他の方法とし
て、図8に示すように、ロール紙6の引き出し部6bの
搬送路の上方に用紙検出センサ8を配置し、該センサ8
によって、ロール紙6の終端を検出していた。
【0003】
【考案が解決しようとする問題点】ロール紙は通常、紙
管から成る芯体10にロール紙6のロール部が巻着さ
れ、このロール紙6の終端6dは、図9Aに示すよう
に、芯体10に全面固定されているものと、図9Bに示
すように、粘着テープ12で止められているものと、図
9Cに示すように固定されていないものがある。これら
のロール紙の終端を検出する場合、図7に示す検出アー
ムの傾斜を検出する方法だと、正確な終端検出が出来な
い欠陥が存した。又、図8に示す方法の場合、図9Cに
示すタイプのロール紙の終端は検出できるが、図9Aに
示すタイプのロール紙は、ロール紙の終端が芯体から外
れないので、センサ8はロール紙の終端を検出出来な
い。
【0004】又、図9Bに示すタイプのロール紙は、ロ
ール紙の残量がなくなり、ロール紙に搬送装置からテン
ションがかかると、ロール紙の終端はやがて芯体から外
れ、センサによって検出されることになるが、ロール紙
の終端に付着した粘着テ−プがロール紙とともに作画機
構に入り込み、紙ジャムの原因となる欠陥が存した。こ
の場合、作画前にロール紙の終端をカットすれば良い
が、搬送路が短いと、カットが間に合わない。本考案
は、上記欠陥を除去することを目的とするものである。
【0005】
【問題点を解決する手段】上記目的を達成するため、本
考案は、芯体10に巻回されたロール紙6をホルダー1
4に回転自在に支承し、前記ロール紙6の引き出し部6
bを駆動ローラ30と加圧ローラ32間に挾圧配置し、
前記駆動ローラ30の回転によって前記引き出し部6b
を所定方向に搬送するようにした用紙搬送装置におい
て、前記ホルダー14の上方に位置して且つ前記ロール
紙6のロール部6aの回転中心軸40に対してやや前記
ロール紙6の引き出し方向側に位置して回転自在に支承
され側面が前記ロール部6aの表面に当接するとともに
該ロール部6aの表面に当接する方向に付勢された検出
アーム38と、前記ロール紙6の終端近傍が前記芯体1
0をその回転トルクがゼロと成るまで引っ張り前記終端
近傍が前記芯体10に対して垂直と成ったとき前記ロー
ル紙6の引き出し部6bに接近あるいは当接するように
前記検出アーム38に取り付けられた終端検出センサ4
4とを備えたものである。
【0006】
【作用】ロール紙6の残量がゼロと成ると、芯体10に
ロール紙6の終端が固定されている場合、ロール紙6の
引き出し部6bに対する駆動ローラ30の引張力によ
り、ロール紙6の終端の近傍は、芯体10に対して垂直
となりセンサ44に接近又は当接する。これによりセン
サ44は、用紙を検出可能な状態と成り、センサ44
は、ロール紙終端検出信号を出力する。
【0007】
【実施例】以下に本考案の構成を添付図面に示す実施例
を参照して詳細に説明する。14は、作画機構16の前
方に配設された用紙カセットから成るロール紙ホルダー
であり、用紙搬送機構18の機体のカセット装着部に脱
着自在に支持され、該ホルダー14に芯体10にロール
部6aが巻着されたロール紙6が回転自在に支承されて
いる。前記ホルダー14と作画機構16との間には下部
ガイド20が配設され、該ガイド20に上部ガイド22
が所定の間隔を存して平行に配置されている。
【0008】前記上部ガイド22の前記作画機構16側
の端部は、前記下部ガイド20の端部にブラケット24
を介して回転自在に枢支26されている。前記上部ガイ
ド22は、下部ガイド20に対して平行な状態で図1
中、前記枢支26部を中心とする反時計方向の揺動がス
トッパー機構(図示省略)によって係止しされ且つ、前
記枢支26部を中心として時計方向に振動可能に構成さ
れている。
【0009】前記下部ガイド20と上部ガイド22との
対向空間部は、ロール紙6の引き出し部6bの搬送路2
8を形成している。前記搬送路28の終端の近傍に位置
して、機体にはモータ29に連係する駆動ローラ30
と、加圧ローラ32とから成る用紙搬送用ピンチローラ
機構が配設されている。34は、用紙検出センサであ
り、前記搬送路28の上方に位置して、機体に取り付け
られている。前記上下のガイド20,22には、前記セ
ンサ34の直下に位置して用紙検出のための穴36が透
設されている。
【0010】38は、残量検出アームであり、前記ホル
ダー14の上方に位置し、且つ、ロール紙6のロール部
6aの回転中心軸40に対して、ややロール紙6の引き
出し方向側に位置して、前記回転中心軸40と平行な軸
線を中心として回転自在に軸42支されている。前記ア
ーム38は、ロール紙6のロール部6aの表面に当接
し、該アーム38は、図1中、時計方向に付勢されてい
る。前記アーム38の下端には、光反射型のフォトセン
サから成る用紙終端検出センサ44が取り付けられてい
る。
【0011】前記アーム38の回転軸42はアーム38
の回転量を電機量に変換するエンコーダ(図示省略)に
連結し、エンコーダの出力に基いて、コントローラは、
操作パネルの表示部にロール紙6の残量を表示するよう
に構成されている。前記センサ44は、ロール紙6の残
量がゼロのとき、ロール紙6の終端近傍部分に接近し、
該終端を検出するものである。前記センサ34,44
は、用紙搬送機構18のコントローラに接続している。
【0012】ホルダー14に支持されたロール紙6は、
作画機構16方向に引き出され、上下のガイド20,2
2間の搬送路28,ローラ30,32間を経て、作画機
構16に供給されている。ロール紙6の引き出し部6b
は、ローラ30,32間に挾圧され、駆動ローラ30の
時計方向の回転によって、図1中、右方向に搬送される
ように構成されている。
【0013】上記した構成において、ロール紙6のロー
ル部6aの減少に追随してアーム38が図1中、時計方
向に回転する。ロール紙6の残量がゼロと成ると、ロー
ル紙6の終端が、芯体10の表面に固定されている場
合、あるいは、終端が粘着テープで、芯体10に止めら
れている場合には、ピンチローラ機構の用紙引き出し力
によって、ロール紙6の引き出し部6bは、芯体10に
対して、図1中、点線で示すように垂直と成り、終端検
出センサ44に接近あるいは、当接し、センサ44によ
って、ロール紙6の引き出し部6bが検出される。
【0014】ロール紙6の引き出し部6bが図1の点線
で示すように、芯体10に対して垂直な状態となると、
引き出し部6bの引張力が芯体10に対して回転トルク
として作用しなくなり、芯体10は停止するとともに、
駆動ローラ30は、ロール紙6の引き出し部6bに対し
空回りする。終端検出センサ44が用紙を検出すると、
コントローラは、駆動ローラ30の駆動を停止するとと
もにブザーあるいは、ディスプレイでロール紙残量ゼロ
を知らせる。
【0015】更に、コントローラは、公知のカッター機
構(図示省略)を駆動して、ロール紙6のカット動作を
行なう。ロール紙6の終端が、芯体10に固定あるい
は、止められていない場合には、ロール紙の終端近傍部
分は、芯体10に対して垂直とならないまま、芯体10
から外れているが、この場合のロール紙6の終端は、セ
ンサ34によって検出される。
【0016】上記終端検出センサ44は、光反射型フォ
トセンサ以外に種々のセンサを用いることができる。図
4は、リミットスイッチを用いた終端検出センサ44の
実施例を示している。図5は、揺動レバー46と発光部
48と受光部50とから成る光透過型のフォトセンサを
用いた終端検出センサ44の実施例を示している。
【0017】この実施例において、ピン52によって、
センサ本体54に揺動レバー46が回転自在に支承さ
れ、レバー46の上部の揺動によって発光部48と受光
部50間の光路を遮断あるいは非遮断状態とし、このレ
バーの揺動によって、用紙を検出するものである。
【0018】
【効果】本考案は上述の如く構成したので、ロール紙の
終端を簡単な構成で正確に検出することが出来る効果が
存する。
【図面の簡単な説明】
【図1】説明的側面図である。
【図2】説明的分解斜視図である。
【図3】残量検出アームの側面図である。
【図4】残量検出アームの他の実施例を示す側面図であ
る。
【図5】残量検出アームの他の実施例を示す側面図であ
る。
【図6】同、分解斜視図である。
【図7】従来技術の説明図である。
【図8】他の従来技術の説明図である。
【図9】ロール紙の説明図である。
【符号の説明】
2 回転軸 4 検出アーム 6 ロール紙 8 用紙検出センサ 10 芯体 12 粘着テープ 14 ロール紙ホルダー 16 作画機構 18 用紙搬送機構 20 下部ガイド 22 上部ガイド 24 ブラケット 26 枢支 28 搬送路 30 駆動ローラ 32 加圧ローラ 34 センサ 36 穴 38 残量検出アーム 40 軸 42 軸 44 センサ 46 揺動レバー 48 発光部 50 受光部 52 ピン 54 センサ本体

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】芯体10に巻回されたロール紙6をホルダ
    ー14に回転自在に支承し、前記ロール紙6の引き出し
    部6bを駆動ローラ30と加圧ローラ32間に挾圧配置
    し、前記駆動ローラ30の回転によって前記引き出し部
    6bを所定方向に搬送するようにした用紙搬送装置にお
    いて、前記ホルダー14の上方に位置して且つ前記ロー
    ル紙6のロール部6aの回転中心軸40に対してやや前
    記ロール紙6の引き出し方向側に位置して回転自在に支
    承され側面が前記ロール部6aの表面に当接するととも
    に該ロール部6aの表面に当接する方向に付勢された検
    出アーム38と、前記ロール紙6の終端近傍が前記芯体
    10をその回転トルクがゼロと成るまで引っ張り前記終
    端近傍が前記芯体10に対して垂直と成ったとき前記ロ
    ール紙6の引き出し部6bに接近あるいは当接するよう
    に前記検出アーム38に取り付けられた終端検出センサ
    44とを備えたロール紙の終端検出機構。
JP4910292U 1992-06-19 1992-06-19 用紙搬送装置におけるロール紙の終端検出機構 Expired - Lifetime JP2560129Y2 (ja)

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JPH063961U JPH063961U (ja) 1994-01-18
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JP5996204B2 (ja) * 2012-02-13 2016-09-21 日産自動車株式会社 帯状の電池素材の搬送装置および搬送方法
JP6011209B2 (ja) * 2012-02-24 2016-10-19 株式会社リコー 給紙装置及び画像形成装置
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