JP2560034B2 - 弾球遊技機 - Google Patents

弾球遊技機

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JP2560034B2 JP62156134A JP15613487A JP2560034B2 JP 2560034 B2 JP2560034 B2 JP 2560034B2 JP 62156134 A JP62156134 A JP 62156134A JP 15613487 A JP15613487 A JP 15613487A JP 2560034 B2 JP2560034 B2 JP 2560034B2
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【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は遊技盤上に入賞球装置が設けられた弾球遊技
機に係わり、特に入賞球装置へ入賞玉を誘導可能な誘導
入賞口を設けることにより、遊技に一層の複雑性、多様
性を持たせて遊技者の興味を増大させるようにした弾球
遊技機に関するものである。
〔従来の技術〕
一般に、弾球遊技機、例えばパチンコ機における入賞
球装置は、遊技盤上に設けられた所定の入賞口への入賞
があったか否かにより可動部材が開閉し、開状態がつく
り出されたとき打玉を受け入れるようにすると共に、入
賞球装置の特定入賞口への入賞によりさらに可動部材を
開状態にするものが提案されている(例えば、特公昭62
−2549号公報)。
このような従来の弾球遊技機においては、可動部材を
開かせる所定の入賞口への入賞と、入賞球装置の特定入
賞口への入賞が遊技者にとっては大きな関心事で、この
ことが遊技における興味を増大させる大きな要因とな
る。
〔発明が解決すべき問題点〕
しかしながら、このような従来の弾球遊技機において
は、可動部材が開状態になるサイクルはそう短くはな
く、その間遊技者は、可動部材を開かせる所定入賞口へ
の入賞のみに関心が集中し、そのため、ともすれば入賞
球装置への興味が薄らぎがちになり、遊技が単調に陥り
易い欠点を有していた。
本発明は上記問題点を解決するためのもので、遊技に
一層の複雑性、多様性を与えて遊技に幅を持たせ、遊技
が単調になるのを防止することのできる弾球遊技機を提
供することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
そのために本発明の弾球遊技機は、複数の入賞領域を
含む遊技盤を備えた弾球遊技機であって、前記複数の入
賞領域は、始動入賞口と、複数の入賞口を備え、前記始
動入賞口への打玉の入賞の有無に応じて打玉を受入れや
すい第1の状態と、打玉を受入れない、もしくは打玉を
受入れ難い第2の状態とに変化自在な可変入賞球装置
と、可変入賞球装置へ入賞球を誘導可能な誘導入賞口と
を含み、前記可変入賞球装置の複数の入賞口のうち、予
め定めた特定入賞口への入賞に基づいて前記可変入賞球
装置を第1の状態に制御可能な制御手段が備えられてい
ることを特徴とする。
〔作用〕
本発明の弾球遊技機は、複数の入賞口のうち、予め定
められた特定入賞口への入賞により遊技者に大当たり等
の所定の価値を付与可能な入賞球装置へ入賞玉を誘導可
能な誘導入賞口を設けることにより遊技に一層の複雑
性、多様性を与えて遊技に幅をもたせることにより遊技
が単調になるのを防止することができる。
〔実施例〕 以下、実施例を図面に基づき説明する。
第1図は本発明による弾球遊技機の第1の実施例の正
面図、第2図は第1図の弾球遊技機の裏面図、第3図は
第1図の弾球遊技機の誘導入賞口と可変入賞球装置の要
部斜視図である。図中、1は弾球遊技機、2は前面枠、
4は遊技盤、6は遊技領域、8は可変入賞球装置、10a,
10bは誘導入賞口、12は特定入賞口、14a,14bは通常入賞
口、16,18a,18bは始動入賞口、20は特定入賞口入賞玉検
出器、22は入賞玉計数器、24,26a,26bは始動入賞玉検出
器、28は取り付け基板、30a,30bは可動片、32は下部入
賞空間、34は上部入賞空間、36は入賞玉転動板、38は上
部・下部入賞空間仕切り壁、40a,40bは誘導入賞玉入り
口、42a,42bは誘導入賞玉通路、44a,44bは入賞玉誘導
樋、46はソレノイド、48a,48bは誘導入賞玉出口であ
る。
図において、遊技盤4上へ発射された打玉(図示せ
ず)が始動入賞口18a,18b、または16へ入賞したことが
始動入賞玉検出器26a,26bまたは24により検出される
と、その検出信号に基づいてソレノイド46が付勢され、
可変入賞球装置8の1対の可動片30a,30bは、閉成状態
から第1図に示す開成状態になり、再び閉成状態にもど
るという一連の開閉動作を1回または2回行うように構
成されている。
可動片30a,30bは開閉する間に、可変入賞球装置8の
上部入賞空間34または下部入賞空間32内へ打玉が入り、
その玉が入賞空間34の下方中央部に設けられた特定入賞
口12へ入賞したことが特定入賞口入賞玉検出器20により
検出されると、その検出信号に基づいて可動片30a,30b
は連続して最高18回開閉される。その間に、可変入賞球
装置8への入賞玉数が10個になると、可動片30a,30bの
開閉回路が18回未満であっても、可動片30a,30bは強制
的に閉成状態になる。
このように、特定入賞口12へ入賞したことに伴う可動
片30a,30bの開閉制御(V入賞状態の制御)において
は、可動片30a,30bの最大開閉回数またはその間に入賞
する玉の数の上限が決められており、1回のV入賞制御
状態によって与えられる遊技価値が遊技機ごとにかけ離
れることのないようにされている。
特定入賞口12への打玉の入賞に伴って可動片30a,30b
が開閉されている間に、上部入賞空間34または下部入賞
空間32へ入った玉が特定入賞口12へ入賞したことが検出
されると、可動片30a,30bの開閉制御(V入賞制御)が
更新される。
例えば、可動片30a,30bが10回目の開閉動作に入った
ときに上部入賞空間34または下部入賞空間32へ入った6
個目の玉が特定入賞口8へ入賞したとすると、その時点
から、すなわち可動片30a,30bの開閉が18回されておら
ず、かつその間に10個の入賞玉が入賞していないにもか
かわらず、その時点から新たに可動片30a,30bが最大18
回、または10個の入賞玉が入賞するまでのいずれか早い
方が終了するまで開閉される。
さらに、この第1の実施例においては、遊技盤上に設
けられた誘導入賞口10a、または10bに入賞した場合は、
第3図に示すように誘導入賞玉樋44a、または44b、誘導
入賞玉入口40a、または40b、誘導入賞玉通路42a、42bを
介して下部入賞空間32へ導かれ、これが特定入賞口12へ
入賞すると、前述と同様の可動片30a,30bの開閉制御が
行われる。したがって、始動入賞口への入賞による可動
片の開閉と関係なく、別に設けた誘導入賞口からの入賞
によってもV入賞の可能性が生じ、その結果、遊技に幅
を持たせ、一層複雑性と多様性を持たせることが可能と
なる。
なお、誘導入賞口10a,10bとして、1個入賞により開
き、さらに1個または複数個の入賞で閉じるチューリッ
プタイプのものである構成するようにしてもよく、また
その取付けは、遊技盤に限らず、入賞球装置の取付け基
板28に設けるようにしてもよい。
そして、このような特定入賞口12への打玉の入賞に伴
う可動片30a,30bの開閉制御の更新は、最大8回まで許
容されている。なお、これらの制御は、後述する制御回
路のROMに内蔵されたプログラムにしたがって実行され
る。
このように更新回路を制限することにより、遊技者が
獲得できる遊技の最大価値が制限され、弾球遊技機が配
置された遊技場の経営管理がし易くなると共に、遊技者
へのサービスの公平化が図れるという利点がある。
第4図は本発明の弾球遊技機の第2の実施例を示す図
で、第3図に示した誘導入賞口部分に振り分け装置を設
けたものである。なお、図中、140は入賞球振分け装
置、142は入賞玉入口、144は特別入賞口、146a,146bは
通常入賞口、148は障害突起、150は通常入賞玉誘導樋で
ある。
この第2の実施例においては、打玉が盤面に設けた入
賞玉振り分け装置140の入賞玉入口142に入賞すると、障
害突起148の作用で可変入賞球装置8へ誘導する特別入
賞口144か、通常入賞玉誘導樋150へ誘導する通常入賞口
146a、146bのいづれかに振り分けられる。そして特別入
賞口144へ振り分けられた場合には、第1〜3図に示し
た第1実施例の場合と同様に可変入賞球装置8の上部入
賞空間34または下部入賞空間32へ導かれる。また通常入
賞口146a、146bへ振り分けられた場合には通常入賞玉と
して扱われる。
第5図〜第9図は本発明の弾球遊技機の第3の実施例
を示す図で、第1、第2の実施例における可変入賞球装
置に入賞玉滞留機構を設けたものである。なお図中、50
は可変入賞球装置、52は上部入賞空間、54は下部入賞空
間、56は入賞玉転動板、57は誘導溝、58a,58bは入賞玉
停止片、60は作動支軸、62a,62bは誘導入賞玉出口、64
は上下作動板、65は係合孔、66は係合溝、68は回転カ
ム、70は係合突起、72は転動板位置検出器、74は駆動モ
ータ、76はモータ軸、78はソレノイド、80はプランジ
ャ、82は作動部材、84は作動リンク部材、86は復帰スプ
リング、152は取付基板、154a,154bは前面飾り部、156
は入賞口、158a,158bは入賞玉誘導樋、160はV入賞によ
る継続回数表示器、162a,162bは回転支軸である。
図において、可変入賞球装置50は、上部入賞空間52と
下部入賞空間54とを有し、下部入賞空間の下方には、複
数の入賞口12,14a,14bとが設けられている。これらの複
数の入賞口は、中央が前述したように、特定の遊技価値
を付与することのできる特定入賞口12であり、その左右
両側が通常入賞口14a,14bとなっている。
可変入賞球装置50には、入賞空間54内に、傾斜角度が
緩急変化する転動板56が設けられると共に、この転動板
56と協働してパチンコ玉を滞留させる入賞玉停止片58a,
58bが設けられている。
この転動板56と入賞玉停止片58a,58bとによって構成
された入賞玉を滞留させることのできる滞留機構につい
て説明をする。
まず、第6図、第7図に示されるような転動板56の緩
傾斜状態では、入賞玉停止片58a,58bと転動板56との間
隔が入賞玉Pの直径よりも狭くなり、転動板56の両側を
転動する入賞玉Pは、入賞玉停止片58a,58bによってそ
の転動が止められ、転動板56上に滞留することになる。
そして、特定入賞口へ入賞することが検出されると、
モータ74が駆動され、モータ軸76を介してカム68が回転
駆動され、係合溝66に係合したカム68の係合突起70によ
り上下作動板64が上方向へ駆動され、上下作動板64と係
合孔65で係合している転動板56は支軸60を中心に回転し
て第8図、第9図に示すように、急傾斜状態になり、そ
の結果、入賞玉停止片58a,58bと転動板56との間隔が入
賞玉Pの直径以上に開き、転動板56上を転動する入賞玉
Pは特定入賞口12、通常入賞口14a,14bのいずれかへ向
かって落下することになる。
なお、転動板56の上面には、第6図、第8図に示すよ
うに左右両側に向かって緩く下り傾斜が付けられると共
に、その中央部には、その後方から前方に拡がるように
誘導溝57が形成され、転動板56が緩傾斜状態では入賞玉
Pは比較的ゆっくりと転動板56上を転がって後方から前
方に向かうと共に、中央部から両側へ向かっても転がる
ので、結局、入賞玉Pは入賞玉停止片58a,58bで係止さ
れる位置に転がることが多くなることになる。この転動
板の傾斜角度は検出器72により検出され、所定角度にな
るようにモータ駆動制御される。
なお、上記実施例においては入賞玉停止片を固定し、
転動板の傾斜を変えることにより入賞玉の滞留、開放を
行うようにしたが、転動板を動かさずに停止片を出没式
にして行うようにしてもよく、また停止片による入賞玉
の滞留に代えて転動板に適当な窪みを設けることにより
滞留を行わせるようにしてもよい。
このように、この第3の実施例においては、誘導入賞
口10a,10b、或いは振り分け装置140の特別入賞口等から
入賞した入賞玉を転動板上に順次滞留させ、例えば始動
入賞口への入賞により可変入賞球装置が1回または2回
開閉動作したとき、滞留玉により落下経路に変化が与え
られ、種々の態様で各入賞口12,14a,14bへ入賞するよう
にされており、その結果、特定入賞口12への入賞確率が
変化し、滞留玉が所定数になると特定入賞口12へ入り易
くなる状態が現出される。
第10図は弾球遊技機における制御回路の構成を示すブ
ロック図である。
図において、ROM206には弾球遊技機制御用のプログラ
ムが内蔵されており、CPU202はこれを読み出し、各種セ
ンサからの検出データを入出力インターフェース208を
介して読み込み、入賞球装置等の制御を行っている。例
えば、マイクロスイッチ等で構成される始動入賞玉検出
スイッチ24または26a,26bで始動入賞が検出されると、
始動入賞玉検出回路210から検出信号が発せられてCPUに
読み込まれると共に、CPUからは2回開き、または1回
開きの制御信号が駆動制御回路218に与えられてソレノ
イド78が付勢され、可動片30a、30bが2回または1回開
閉する。この可動片の開閉動作中にV入賞玉検出スイッ
チ20によりV入賞が検出されると、V入賞玉検出回路21
2からV入賞検出信号が発せられて入出力インターフェ
ース208を介してCPUに読み込まれ、駆動制御回路220に
よりモータ74が駆動されて転動板56が駆動され、滞留玉
が放出されると共に、駆動制御回路218を介してソレノ
イド78が付勢され、可動片30a、30bが最高18回まで開閉
され、また、開閉回数表示回路228によりデジタル表示
器186が駆動されて開閉回数がデジタル表示される。同
時に10カウント検出スイッチ22により入賞玉数が検出さ
れ、10カウント検出回路からの信号がCPUに読み込まれ
て10カウント表示回路230によりLED232に表示され、10
個の入賞が検出されると、開閉回数が18回未満であって
も開閉動作は終了する。なお、この間にV入賞が検出さ
れると可動片の開閉制御は更新される。また転動板の位
置は、転動板位置検出スイッチ72により検出されてCPU
に読み込まれ、所定位置になるように駆動制御される。
そしてV入賞の回数は継続回数表示回路により表示駆動
されるデジタル表示器160に表示される。なお、ランプ2
24、スピーカ236はそれぞれランプ回路222、サウンドジ
ェネレータ234により駆動され、視覚的に、また音響的
に雰囲気を盛り上げるように機能する。なお、暴走防止
回路238、割り込みクロック回路240、暴走リセット回路
242、パワーオンリセット回路244、アドレスデコード回
路246は、それぞれプログラム実行上必要な回路で、こ
れら全ての回路は電源回路248により電源供給されてい
る。
次に、第11図のフローチャートにより第3の実施例に
おける可変入賞球装置の動作を説明する。
まず、弾球遊技機の電源をONにしてスタートし、入賞
玉滞留機構を滞留可能にセットする(ステップ)。こ
れは転動板56を緩傾斜状態にすることにより行われる。
ステップでは可動片30a,30bに2回開閉動作を行わせ
る始動入賞玉検出スイッチ24がONであるか否か判断さ
れ、ステップでは可動片30a,30bに1回開閉動作を行
わせる始動入賞玉検出スイッチ26a,26bがONであるか否
かが判断される。いずれもONでなければステップに戻
り、始動入賞検出待ちの状態になる。始動入賞玉検出ス
イッチ24がONであれば、可動片30a,30bの2回開き処
理、特定入賞口への入賞玉数をカウントする8進カウン
タのクリア、可変入賞球装置への入賞玉を計数する10カ
ウントカウンタのクリアを行い(ステップ)、始動入
賞玉検出スイッチ26a,26bがONであれば、同様に1回開
き処理と8進カウンタのクリア、10カウントカウンタの
クリアを行う(ステップ)。ステップでは特定入賞
口入賞玉検出器20がONか否か判断され、ONでなければス
テップへ戻ることになる。特定入賞口への入賞(V入
賞)が検出されると、1回開き、2回開きを行う意味が
ないのでこれの処理をクリアし、また18回の開閉処理を
クリアすると共に、8進カウンタを「+1」してV入賞
が1回あったことを計数し(ステップ)、滞留玉開放
処理をして転動板59を急傾斜にし、滞留玉を開放すると
共に、滞留機構を滞留可能な状態にセットし(ステップ
、)、滞留玉の入賞をカウントした10カウントカウ
ンタをクリアする(ステップ)。これらのステップ
〜の処理を実行後、ステップで大当り処理を行う。
この大当りの状態でさらにV入賞があるか否かが判断さ
れ(ステップ)、V入賞があった場合にはV入賞が既
に8回あったか否か判断され(ステップ)、8回に達
していなければステップへ戻り、再度大当りの前処理
(ステップ〜)が実行される。既にV入賞が8回あ
った場合にはV入賞無効処理が実行され(ステップ
)、ステップで10カウントの値が「4」か否か判断
される(但し数字「4」は任意)。なお、V入賞なかっ
た場合も同様である。10カウントの値が「4」であれば
滞留玉開放処理を行い(ステップ)、「4」でなけれ
ばステップで7回開閉したか否か判断され(但し数字
「7」は任意)、NOであればステップに戻り、YESで
あれば同様に開放玉処理を行い、ステップ、で10カ
ウントカウンタの値が「10」になったか否か、18回開閉
が行われたか否か判断され、どちらもNOであればステッ
プに戻り、何れか一方がYESになればスタートに戻る
ことになる。
なお、上記説明においては、滞留玉は特定入賞口への
V入賞により開放するようにしたが、V入賞とは独立に
ランダムに開放したり、または定期的に開放、あるいは
他の通常入賞口への入賞により開放する等種々の変形が
可能である。
第12図は本発明の弾球遊技機の第4の実施例の要部正
面図で、図中、92は可変入賞球装置、96は取付基板、98
a,98bは可動片、100は上部入賞空間、102は下部入賞空
間、104は振分け部材である。
この第4の実施例においては、可変入賞球装置92の下
部入賞空間102内に、図示しない駆動源により常時左右
に駆動されている入賞玉分部材104が設けられており、
誘導入賞口10a,10bあるいは可変入賞球装置の可動片98
a,98bの開閉によって入った入賞玉を、通常入賞口14a、
14bあるいは特別入賞口12の何れかに振り分けている。
なお、入賞玉振分部材104は左右移動に限らず、揺
動、回転等によってもよいことは言うまでもなく、また
特定入賞口の区画壁の移動を併用または単独で行うよう
にしても同様の振分けの効果を達成することが可能であ
る。
第13図は本発明の弾球遊技機の第5の実施例の正面
図、図中、164,164a,164bは誘導入賞口兼用の始動入賞
口、165,167a,167bは入賞玉誘導樋、168,170a,170bは始
動入賞玉検出器である。
この第5の実施例においては、始動入賞口166a,166b
への入賞玉を始動入賞玉として利用すると共に、該入賞
玉も可変入賞装置50内に導くようにしたものである。す
なわち、始動入賞口164あるいは166a,166bに入賞した入
賞玉は始動入賞玉検出器168,170a,170bで検出され、従
来と同様可動片30a,30bを1回乃至2回開閉させると共
に、該入賞玉も可変入賞装置50内へ導かれるようになっ
ている。この場合は始動入賞自体でもV入賞が可能とな
るので遊技に一層の幅を持たせることが可能となる。
第14図は入賞球装置が可変でない本発明の弾球球技機
の第6の実施例の正面図、第15図は第14図の裏面図であ
る。106は弾球遊技機、108は入賞球振分け装置、110a,1
10bは誘導入賞口、112a,112bは始動入賞口、114は可変
入賞球装置、116は開閉板である。
この第6の実施例においては、誘導入賞口110a,110
b、入賞玉誘導樋118a,118bを介して入賞玉が入賞球振分
け装置108に入り、特定入賞124に入ったことが特定入賞
口入賞玉検出器128で検出された場合、遊技者に大当た
りの権利が発生し、この状態で始動入賞口112a,112bに
入賞すると、開閉板116が10秒間あるいは、10個入賞の
うちどちらか早く達成されるまで開く。この大当たりの
権利は、特定入賞口124に再度入賞玉が入った場合、あ
るいは始動入賞口112a、112bに8個入った場合消滅す
る。
この場合も誘導入賞口110a,11bからの入賞玉を入賞球
振分け装置108に誘導するようにしたので遊技の幅を一
層拡げることが可能となる。
第16図は本発明の弾球遊技機の第7の実施例の要部正
面図、第17図は第16図における振分け装置の上面図であ
る。図中、120は誘導入賞玉出口、122は入賞玉振分け部
材、124は特定入賞口、126a,126bは通常入賞口、128は
特定入賞口入賞玉検出器、130は駆動モータ、132は回転
部材、134は係合突起、136は係合孔、172a,172bは流路
切換え弁(入賞誘導樋も含む)、176a,176bはソレノイ
ド、178a,17bはプランジャ、180a,180b連結部材、182a,
182bは回転支軸、184a,184bは入賞玉誘導樋、186は開閉
板開閉回数表示器である。
この第7の実施例においては、入賞球振分装置108の
振分部材122は、モータ130で駆動される回転部材132の
尖端部に設けられ、係合孔36に係合した係合突起134に
より常時左右に揺動して、遊技盤上に設けた誘導入賞口
110a,110bに入賞した入賞玉を、特定入賞口124あるいは
通常入賞口126a,126bのいずれかに振り分ける。誘導入
賞口110a,110bと入賞球振分装置108の間には、流路切換
弁172a,172bが設けられており、例えば遊技盤上に設け
た他の特別入賞口への入賞状態によりソレノイド176a,1
76bを作動させて流路切換弁172a、172bを切り換えて入
賞球振分装置108へ入賞玉を誘導するか、あるいは誘導
しないように制御するよう構成する。
なお、本実施例においても振分け部材は揺動に限ら
ず、左右移動、回転等によってもよいことは言うまでも
なく、また特定入賞口の区画壁の移動を併用または単独
で行うようにしてもよいことは言うまでもない。
なお、上記各実施例においては主としてパチンコ機を
対象に説明してきたが、本発明はパチンコ機に限らず、
アレンジボールとパチンコを組み合わせた所謂アレパチ
等他の類似の弾球遊技機に適用可能であることは言うま
でもない。
なお、上述の各実施例におけるパチンコ遊技機は、遊
技する際にパチンコ玉を借り出し、そのパチンコ玉によ
って遊技するものに限ることなく、たとえば磁気カード
や光カードなどの貸玉データが記録されたデータ記録媒
体を用い、その記録媒体をパチンコ遊技機に適用し、パ
チンコ遊技機に内蔵されたパチンコ玉で遊技できるよう
にし、遊技者がパチンコ玉を持ち歩かないように構成し
たものであってもよい。この場合、パチンコ玉の入賞な
どによって景品玉が払い出される代わりに、点数が順次
加算された景品玉得点を表示するようにし、その得点す
なわち景品玉データを上述の記録媒体に記録させること
により、持ち玉の代わりに構成してもよい。
〔発明の効果〕
以上のように本発明によれば、弾球遊技機において、
入賞玉が可変入賞球装置へ誘導可能な誘導入賞口を設け
るようにしたので、遊技に複雑性と多様性を与え、一層
の幅を持たせることが可能となり、遊技が単調に陥るこ
とを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の弾球遊技機の第1の実施例の正面図、
第2図は第1図の弾球遊技機の裏面図、第3図は第1図
の弾球遊技機の誘導入賞口と可変入賞球装置の要部斜視
図、第4図は本発明の弾球遊技機の第2の実施例を示す
図、第5図〜第9図は本発明の弾球遊技機の第3の実施
例を示す図、第10図は第4図に示す弾球遊技機の制御回
路ブロック図、第11図は動作フローを示す図、第12図は
本発明の弾球遊技機の第4の実施例の要部正面図、第13
図は本発明の弾球遊技機の第5の実施例の正面図、第14
図は入賞球装置が可変でない本発明の弾球遊技機の第6
の実施例の正面図、第15図は第14図の裏面図、第16図は
本発明の弾球遊技機の第7の実施例の要部正面図、第17
図は第16図における振分け装置の上面図である。 1,106……弾球遊技機、8,50,92,114……可変入賞球装
置、10a,10b……誘導入賞口、12……特定入賞口、14a,1
4b……通常入賞口、16,18a,18b……始動入賞口、30a,30
b、98a,98bは可動片、108は入賞球振分け装置、110a,11
0bは誘導入賞口、112a,112bは始動入賞口、116は開閉
板、118は誘導入賞玉入口、118a,118bは入賞玉誘導樋、
120は誘導入賞玉出口、122は入賞玉振分け部材、124は
特定入賞口、126a,126bは通常入賞口、140は入賞球振分
け装置、142は入賞玉入口、144は特別入賞口、146a,146
bは通常入賞口、148は障害突起、150は通常入賞玉誘導
樋。

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の入賞領域を含む遊技盤を備えた弾球
    遊技機であって、 前記複数の入賞領域は、 始動入賞口と、 複数の入賞口を備え、前記始動入賞口への打玉の入賞の
    有無に応じて打玉を受入れやすい第1の状態と、打玉を
    受入れない、もしくは打玉を受入れ難い第2の状態とに
    変化自在な可変入賞球装置と、 可変入賞球装置へ入賞球を誘導可能な誘導入賞口と を含み、 前記可変入賞球装置の複数の入賞口のうち、予め定めた
    特定入賞口への入賞に基づいて前記可変入賞球装置を第
    1の状態に制御可能な制御手段が備えられていることを
    特徴とする弾性遊技機。
  2. 【請求項2】誘導入賞口は、可変入賞球装置の取り付け
    基板に設けられている特許請求の範囲第1項記載の弾球
    遊技機。
  3. 【請求項3】誘導入賞口は遊技盤上に設けられている特
    許請求の範囲第1項記載の弾球遊技機。
  4. 【請求項4】誘導入賞口と可変入賞球装置との間の適宜
    箇所に入賞球振り分け手段が設けられている特許請求の
    範囲第1項記載の弾球遊技機。
  5. 【請求項5】可変入賞球装置は、複数の入賞口に入賞球
    を振り分ける振り分け手段が設けられている特許請求の
    範囲第1項記載の弾球遊技機。
  6. 【請求項6】可変入賞球装置は、複数の入賞口へ誘導さ
    れる入賞玉を滞留させることの可能な滞留機構が設けら
    れている特許請求の範囲第1項記載の弾球遊技機。
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