JP2559157Y2 - 回転数検出機能付ホィールベアリングシール - Google Patents
回転数検出機能付ホィールベアリングシールInfo
- Publication number
- JP2559157Y2 JP2559157Y2 JP1993013248U JP1324893U JP2559157Y2 JP 2559157 Y2 JP2559157 Y2 JP 2559157Y2 JP 1993013248 U JP1993013248 U JP 1993013248U JP 1324893 U JP1324893 U JP 1324893U JP 2559157 Y2 JP2559157 Y2 JP 2559157Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wheel bearing
- rotation speed
- bearing seal
- conductive material
- speed detection
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C33/00—Parts of bearings; Special methods for making bearings or parts thereof
- F16C33/72—Sealings
- F16C33/76—Sealings of ball or roller bearings
- F16C33/78—Sealings of ball or roller bearings with a diaphragm, disc, or ring, with or without resilient members
- F16C33/7869—Sealings of ball or roller bearings with a diaphragm, disc, or ring, with or without resilient members mounted with a cylindrical portion to the inner surface of the outer race and having a radial portion extending inward
- F16C33/7879—Sealings of ball or roller bearings with a diaphragm, disc, or ring, with or without resilient members mounted with a cylindrical portion to the inner surface of the outer race and having a radial portion extending inward with a further sealing ring
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C41/00—Other accessories, e.g. devices integrated in the bearing not relating to the bearing function as such
- F16C41/007—Encoders, e.g. parts with a plurality of alternating magnetic poles
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Force Measurement Appropriate To Specific Purposes (AREA)
- Sealing With Elastic Sealing Lips (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、相対回転する軸受部の
回転数検出装置に関し、具体的には自動車のアンチロッ
クブレーキシステムにおける前後輪の回転数を検出する
回転数検出機能装置を装着したホィールベアリングシー
ルに関する。
回転数検出装置に関し、具体的には自動車のアンチロッ
クブレーキシステムにおける前後輪の回転数を検出する
回転数検出機能装置を装着したホィールベアリングシー
ルに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、自動車のスキッドを防止するため
のアンチスキッド用回転数検出装置としては次のような
構造が多く用いられている。すなわち、前記回転数検出
装置は歯付ローターと感知センサーからなっており、そ
の際軸受を密封するシール装置よりそれぞれ離間させて
配置し、一つの独立した回転数検出装置を構成している
ものが一般的である。以下、図面を参照しつつ詳述す
る。
のアンチスキッド用回転数検出装置としては次のような
構造が多く用いられている。すなわち、前記回転数検出
装置は歯付ローターと感知センサーからなっており、そ
の際軸受を密封するシール装置よりそれぞれ離間させて
配置し、一つの独立した回転数検出装置を構成している
ものが一般的である。以下、図面を参照しつつ詳述す
る。
【0003】このような従来例を示すと、図4のように
回転軸(5)に嵌合された金属製の焼結体か板金加工体
からなる歯付ローター(6)を、ナックル(7)に取付
られた回転数検出センサー(8)で感知検出する構造を
示している。ここで軸受(9)はその側部に独立して設
けられたシール装置(A)によって水分あるいは異物の
侵入から守られている。
回転軸(5)に嵌合された金属製の焼結体か板金加工体
からなる歯付ローター(6)を、ナックル(7)に取付
られた回転数検出センサー(8)で感知検出する構造を
示している。ここで軸受(9)はその側部に独立して設
けられたシール装置(A)によって水分あるいは異物の
侵入から守られている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな回転数検出装置の構造は、該歯付ローター(6)及
び回転数検出センサー(8)を取り付ける専用のスペー
スを必要とし、さらにシール装置(A)の併設配置など
複雑構造にならざるを得ないものであり、また、歯付ロ
ーター(6)の圧入部の精密な研磨仕上げを要する。本
考案はこのような欠点に鑑み、装着スペースを削減せし
め感知性能を飛躍的に向上させた車輪回転数検出のため
の回転数検出装置を有したベアリングシールを提供する
ことを目的としている。
うな回転数検出装置の構造は、該歯付ローター(6)及
び回転数検出センサー(8)を取り付ける専用のスペー
スを必要とし、さらにシール装置(A)の併設配置など
複雑構造にならざるを得ないものであり、また、歯付ロ
ーター(6)の圧入部の精密な研磨仕上げを要する。本
考案はこのような欠点に鑑み、装着スペースを削減せし
め感知性能を飛躍的に向上させた車輪回転数検出のため
の回転数検出装置を有したベアリングシールを提供する
ことを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案を図面に基づいて
説明すると、図1に示すように、ホィール軸受部の密封
をなし、該軸受の回転運動をパルス検出センサー(4)
によって検出するための回転数検出機能付ホィールベア
リングシール(1)であって、前記ホィールベアリング
シール(1)に合成ゴムあるいは合成樹脂等の弾性材料
で等間隔をもって周状に連続する凹凸部(2)を形成す
ると共に、該凹凸部(2)の表面へ磁性材あるいは導電
材(3)を付着形成せしめ、このように形成した凹凸部
(2)へパルス検出センサー(4)を近接配置したこと
を特徴としている。この磁性材あるいは導電材(3)の
配置形成においては、前記凹凸部(2)の表面の全面ま
たは部分面に付着せしめることを特徴としている。
説明すると、図1に示すように、ホィール軸受部の密封
をなし、該軸受の回転運動をパルス検出センサー(4)
によって検出するための回転数検出機能付ホィールベア
リングシール(1)であって、前記ホィールベアリング
シール(1)に合成ゴムあるいは合成樹脂等の弾性材料
で等間隔をもって周状に連続する凹凸部(2)を形成す
ると共に、該凹凸部(2)の表面へ磁性材あるいは導電
材(3)を付着形成せしめ、このように形成した凹凸部
(2)へパルス検出センサー(4)を近接配置したこと
を特徴としている。この磁性材あるいは導電材(3)の
配置形成においては、前記凹凸部(2)の表面の全面ま
たは部分面に付着せしめることを特徴としている。
【0006】
【作用】本考案は、上記した構造をもって下記に示す優
れた作用をなす。すなわち、回転する軸(5)に固定さ
れたホィールベアリングシール(1)例えば図1に示す
ようにスリンガー(1a)等の径方向部に、弾性体から
なる凹凸部(2)を等間隔をもって周状に連続させて焼
付け装着せしめ、その表面へ図2に示す如く磁性材ある
いは導電材(3)を付着せしめてホィールベウリングシ
ール(1)を形成する。この磁性材あるいは導電材
(3)が磁性材の場合、凸部の配列に沿って該磁性材へ
N−Sの磁極を交互に構成させ、磁気作用を利用した回
転数検出装置として使用する。また、磁性材あるいは導
電材(3)が導電材の場合、図4で示した従来の歯付ロ
ーター(6)に代るパルサーリングとして回転数検出を
なす。
れた作用をなす。すなわち、回転する軸(5)に固定さ
れたホィールベアリングシール(1)例えば図1に示す
ようにスリンガー(1a)等の径方向部に、弾性体から
なる凹凸部(2)を等間隔をもって周状に連続させて焼
付け装着せしめ、その表面へ図2に示す如く磁性材ある
いは導電材(3)を付着せしめてホィールベウリングシ
ール(1)を形成する。この磁性材あるいは導電材
(3)が磁性材の場合、凸部の配列に沿って該磁性材へ
N−Sの磁極を交互に構成させ、磁気作用を利用した回
転数検出装置として使用する。また、磁性材あるいは導
電材(3)が導電材の場合、図4で示した従来の歯付ロ
ーター(6)に代るパルサーリングとして回転数検出を
なす。
【0007】
【実施例】本考案を実施するに、ホィールベアリングシ
ール(1)に形成する連続 した凹凸部(2)は成形型に
て造形されるから最もパルス発生効率の優れた形状に形
成でき、図示した凹凸形状の他、連続した形状の台形状
あるいは波形状さらには周状の櫛歯形状など様々な形状
が造形可能である。この凹凸部(2)の表面に磁性材あ
るいは導電材(3)を付着させる方法においては、液状
物を塗布硬化せしめるとか、あるいはコーティング、蒸
着等の公知の方法と手段を用いて形成せしめる。
ール(1)に形成する連続 した凹凸部(2)は成形型に
て造形されるから最もパルス発生効率の優れた形状に形
成でき、図示した凹凸形状の他、連続した形状の台形状
あるいは波形状さらには周状の櫛歯形状など様々な形状
が造形可能である。この凹凸部(2)の表面に磁性材あ
るいは導電材(3)を付着させる方法においては、液状
物を塗布硬化せしめるとか、あるいはコーティング、蒸
着等の公知の方法と手段を用いて形成せしめる。
【0008】次に、磁性材あるいは導電材(3)の付着
形状は、図2で示す如くの凸部表面に形成する部分造形
とか、図3のように凹凸の表面全面に形成するなどの構
成ができるが、求められる性能により場合によっては他
部に跨るオーバーラップ形状(図示しない)も造形可能
となる。
形状は、図2で示す如くの凸部表面に形成する部分造形
とか、図3のように凹凸の表面全面に形成するなどの構
成ができるが、求められる性能により場合によっては他
部に跨るオーバーラップ形状(図示しない)も造形可能
となる。
【0009】
【考案の効果】本考案によると、従来別部品として装着
されていた高精度の必要な歯付ローター(6)を、ホィ
ールベアリングシール(1)で代用せしめることがで
き、しかもこれを成型の容易な弾性材料と磁性材あるい
は導電材(3)の薄膜でなさしめるものであり、自由な
形状に設計できると共に、得られる精度と軽量化及び省
スペース性において極めて有用な効果をもたらす。もち
ろん、その取付においてもホィールベアリングシール
(1)の装着完了によって正確に配置されるから取付工
程そのものを減じせしめる。
されていた高精度の必要な歯付ローター(6)を、ホィ
ールベアリングシール(1)で代用せしめることがで
き、しかもこれを成型の容易な弾性材料と磁性材あるい
は導電材(3)の薄膜でなさしめるものであり、自由な
形状に設計できると共に、得られる精度と軽量化及び省
スペース性において極めて有用な効果をもたらす。もち
ろん、その取付においてもホィールベアリングシール
(1)の装着完了によって正確に配置されるから取付工
程そのものを減じせしめる。
【図1】本考案の一実施例を示す斜視断面図である。
【図2】図1の部分側面図である。
【図3】本考案の他の実施例を示す部分側面図である。
【図4】本考案を使用しない従来例を示す断面図であ
る。
る。
1 ホィールベアリングシール 2 凹凸部 3 磁性材あるいは導電材 4 パルス検出センサー 5 回転軸 6 歯付ローター 9 軸受 A シール装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 F16J 15/32 311 F16J 15/32 311Z G01L 5/00 G01L 5/00 Z
Claims (2)
- 【請求項1】 ホィール軸受部の密封をなし、該軸受の
回転数を検出するための回転数検出機能付ホィールベア
リングシールにおいて、 前記ホィールベアリングシール(1)に合成ゴムあるい
は合成樹脂等の弾性材料で等間隔をもって周状に連続す
る凹凸部(2)を形成すると共に、前記凹凸部(2)の
表面へ磁性材あるいは導電材(3)を付着形成せしめ、
前記凹凸部(2)にパルス検出センサー(4)を近接配
置したことを特徴とする回転数検出機能付ホィールベア
リングシール。 - 【請求項2】 前記磁性材あるいは導電材(3)は前記
連続する凹凸部 (2)の表面の全面または部分面に付着
形成したことを特徴とする請求項1記載の回転検出機能
付ホィールベアリングシール。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993013248U JP2559157Y2 (ja) | 1993-02-25 | 1993-02-25 | 回転数検出機能付ホィールベアリングシール |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993013248U JP2559157Y2 (ja) | 1993-02-25 | 1993-02-25 | 回転数検出機能付ホィールベアリングシール |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0665624U JPH0665624U (ja) | 1994-09-16 |
JP2559157Y2 true JP2559157Y2 (ja) | 1998-01-14 |
Family
ID=11827912
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1993013248U Expired - Lifetime JP2559157Y2 (ja) | 1993-02-25 | 1993-02-25 | 回転数検出機能付ホィールベアリングシール |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2559157Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2856757B1 (fr) * | 2003-06-27 | 2006-10-20 | Skf Ab | Palier a roulement instrumente et codeur pour ensemble capteur d'informations |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6421219A (en) * | 1987-07-16 | 1989-01-24 | Nippon Seiko Kk | Bearing assembly |
EP0397309A2 (en) * | 1989-05-12 | 1990-11-14 | The Timken Company | Bearing assemblies |
-
1993
- 1993-02-25 JP JP1993013248U patent/JP2559157Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0665624U (ja) | 1994-09-16 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
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