JP2558942Y2 - 車両用空気清浄器 - Google Patents

車両用空気清浄器

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JP2558942Y2
JP2558942Y2 JP3098292U JP3098292U JP2558942Y2 JP 2558942 Y2 JP2558942 Y2 JP 2558942Y2 JP 3098292 U JP3098292 U JP 3098292U JP 3098292 U JP3098292 U JP 3098292U JP 2558942 Y2 JP2558942 Y2 JP 2558942Y2
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JP
Japan
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air purifier
case
vehicle
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lower case
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Inventor
章二郎 百合
Original Assignee
株式会社カンセイ
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、自動車のトランクルー
ム内に空気清浄器を設備するタイプの自動車用空気清浄
器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の車両用空気清浄器とし
て、図1に示す如き構造のものがある。1は車両の車室
とトランクルームとを区分するリアパーセルシェルフで
あり、2はそのリアパーセルシェルフ1の下面すなわ
ち、トランクルーム側に取付けられている空気清浄器で
あって、この空気清浄器2の上面にはエア吸気孔3とエ
ア排気孔4とが設けられていて、そのエア吸気孔3とエ
ア排気孔4はリアパーセルシェルフ1に穿設されている
透孔5を貫通して車室内に向けられている。さらに上記
空気清浄器2の内部には集塵、脱臭等のフィルタユニッ
ト6が引出し可能に内装されている。7はリアウインド
であって、このリアウインドの外側にはワイパー8が設
けられており、このワイパー8を駆動せしめるための駆
動機構9は、トランクルーム内部に位置されている。1
0は自動車のリヤシートを示す。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】ところが、かかる従来
の車両用空気清浄器2にあっては、その内部に組込まれ
ているフィルタユニット6は、トランクを開けることに
より、略水平方向に引出して該フィルタユニット6の交
換又は清掃ができるようになっているが、リアパーセル
シェルフ1の狭い車体や、リアウインド7にワイパー8
を具備せしめている車体にあっては、そのフィルタユニ
ット6の引出し時に図示のように、ワイパー駆動機構9
あるいは車体壁にフィルタユニット6が突き当ってその
フィルタユニット6の取外し作業が困難又は不可能とな
ることがあって、車体の大きさ又は構造によってはリア
パーセルシェルフにリアタイプの空気清浄器を設備する
ことができないという問題点があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本考案はかかる従来の問
題点に着目してなされたもので、リアパーセルシェルフ
に取付け使用される車両用空気清浄器において、その空
気清浄器のケースをアッパケースとロアケースとに区分
せしめると共に、そのアッパケースとロアケースとの開
放によって、ケース内部に装着されているフィルタユニ
ットの着脱作業を容易ならしめることができるようにし
て、各種車体に応用することができる自動車用空気清浄
器を提供することにある。
【0005】
【実施例】以下に本考案を図面に示す実施例に基いて詳
細に説明する。
【0006】図2、図3において、11は、自動車のリ
アパーセルシェルフの下側面に取付けられる空気清浄器
のケースであって、このケース11は、空気吸込口13
と空気吐出口13とを並設するアッパケース14と、そ
の空気吸込口13側において、支軸15を介して開閉自
在に軸支されているロアケース16であって、このロア
ケース16上に、フィルタユニット17が着脱可能に装
着されているものである。18は前記の空気吸込口13
と、空気吐出口13の口縁に形成されて、自動車のトラ
ンクルーム内に設備されているトーションバー19を嵌
入せしめる切欠き部を示す。
【0007】前記ロアケース16は、図5に示すよう
に、支軸15を軸として下方へ回動し開口させることが
でき、この開口時に、ロアケース16上に装着されてい
るフィルタユニット17の取外しが容易に行なえる。
【0008】このロアケース16のアッパケース14へ
の閉塞時には、その閉塞状態を維持せしめるための係止
手段が設けられているが、この係止手段は図3に示すよ
うにアッパケース14の辺縁に、係止用溝20を有する
係止片21を設け、またロアケース14の辺縁に、係止
用溝22を有する係止片23を設け、さらにその双方の
係止用溝20,22間に跨って嵌合する係止体24とか
らなっており、アッパケース14とロアケース16とを
閉塞して双方係止片21,23を突き合せた後、その両
係止片21,23に跨って係止体24を嵌合せしめるこ
とにより双方ケース14,16との閉塞状態が保持され
るものである。
【0009】なお7はリアウインド、8はリアワイパ
ー、9はリアワイパーの駆動機構、10はリアシートを
示す。
【0010】本実施例にあっては、前記のようにアッパ
ケース14に対して、ロアケース16を水平方向に位置
される支軸15によって下方向へ回動して開口可能な構
造にせしめると共に、そのロアケース16上にフィルタ
ユニット17を着脱可能に保持せしめたものであるか
ら、空気清浄器内に装着されているフィルタユニット1
7の着脱作業が例えばリアパーセルシェルフの狭い車
体、あるいはリアワイパーを備えている車体であって
も、きわめて容易であることから各種車体に取付けられ
る本実施例の空気清浄器に設備されているフィルタユニ
ット17のメンテナンス等の作業性が大幅に向上される
ものである。
【0011】
【考案の効果】以上の本考案は、車両のリアパーセルシ
ェルフ下面に保持され、かつケース内部にフィルタユニ
ット及びファンを内装している車両用空気清浄器におい
て、上記ケースは、リアパーセルシェルフ1に固定され
るアッパケース14と、このアッパケース14の下側
に、支軸15を介して開閉自在に取付けられ、かつフィ
ルタユニット17を着脱可能に保持せしめてなるロアケ
ース16とからなる車両用空気清浄器であるから、これ
によれば、ロアケース16を、支軸15を支点として開
放動作せしめることにより、そのロアケース16に保持
されているフィルタユニット17の着脱がきわめて容易
であることから、各種車体に取付けられる本実施例の空
気清浄器に設備されているフィルタユニット17のメン
テナンス等の作業性が大幅に向上されるという効果が得
られる。また、空気清浄器を装着したことによるトラン
ク容積の減少を最小限にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来例の自動車用空気清浄器を示した構造説明
図。
【図2】本考案実施例の自動車用空気清浄器を示した分
解構造説明図。
【図3】本考案実施例の自動車用空気清浄器の取付状態
説明図。
【図4】本考案実施例の動作説明図。
【図5】本考案実施例の部分構造説明図。
【符号の説明】
11…ケース 12…空気吸込口 13…空気吐出口 14…アッパケー
ス 15…支軸 16…ロアケース 17…フィルタユニット 18…切欠き部 19…トーションバー 20…係止用溝 21…係止片 22…係止用溝 23…係止片 24…係止体

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両のリアパーセルシェルフ下面に保持
    され、かつケース内部にフィルタユニット及びファンを
    内装している車両用空気清浄器において、上記ケース
    は、リアパーセルシェルフ1に固定されるアッパケース
    (14)と、このアッパケース(14)の下側に、支軸
    (15)を介して開閉自在に取付けられ、かつフィルタ
    ユニット(17)を着脱可能に保持せしめてなるロアケ
    ース(16)とからなることを特徴とする車両用空気清
    浄器。
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