JP2542226Y2 - 電気掃除機 - Google Patents

電気掃除機

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JP2542226Y2
JP2542226Y2 JP1990095406U JP9540690U JP2542226Y2 JP 2542226 Y2 JP2542226 Y2 JP 2542226Y2 JP 1990095406 U JP1990095406 U JP 1990095406U JP 9540690 U JP9540690 U JP 9540690U JP 2542226 Y2 JP2542226 Y2 JP 2542226Y2
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清司 石井
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Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は、電気掃除機に関するものである。
〈従来技術〉 従来の電気掃除機は、第7図の如く、電気掃除機本体
15が上本体16と下本体17とから成る箱型のものであり、
該電気掃除機本体15の前部に集塵室18が形成され、後部
に機構室19が形成される。
前記集塵室18は上面開放に形成され、該集塵室18の上
面開口部には、本体蓋20が配される。該本体蓋20の後部
は、上本体16に固着されるパネル21に軸22を中心として
回動自在に取付けられ、本体蓋20の前部には、軸23を中
心として揺動するクランプ24が設けられる。該クランプ
24の係止部24aは、下本体17に突設される被係合片25と
係合して本体蓋20の不用意な開放を防止するため、圧縮
ばねであるクランプスプリング26により常時係止方向に
付勢されている。
一方、本体蓋20の中央部には、吸込ホース(図示せ
ず)の端部が挿入される吸口27が形成され、該吸口27に
は、吸込ホースの抜去時に摺動してこれを閉止するシヤ
ツター28が設けられる。本体蓋20の裏側には蓋パツキン
29を介して裏蓋30が固定され、該裏蓋30の中央の吸口27
に対応する部分には吸口パツキン31が装着される。
前記機構室19には、吸口27から集塵室18を経て排気口
32に至る空気流を形成するモーター33が防振ゴム34に支
持されて収容されている。機構室19と集塵室18との連通
口35には、吸気グリル36が設けられ、該吸気グリル36の
後方に吸気フイルター37が設けられる。また、機構室19
の後部の排気口32には、後方に向かつて水平方向に空気
を排出するように排気グリル38が嵌め込み方式にて取付
けられる。
前記集塵室18の内部には、集塵袋39が配される。該集
塵袋39は、塵埃等を捕集し通気性を有する材料で構成さ
れる集塵袋本体40と、該集塵袋本体40の開口部に固着さ
れ平面視長方形の台紙41とから成る。該台紙41の中央部
には前記吸口27とほぼ同形の取入口41aが穿設され、該
取入口41aの周囲が前記吸口パツキン31に当接してい
る。
集塵室18の前部には、前記下本体17と一体に形成され
る前支持板43が設けられ、該前支持板43には台紙41の前
端部41bが載置される。一方、集塵室18の後壁面の上部
には、ヒンジ部44を介して後支持板45が回動自在に軸支
され、該後支持板45は台紙41の後端部41cを把持する。
前記ヒンジ部44は、集塵室18の後壁面から穿設されるア
ーム46と、該アーム46から集塵室18の壁面と平行な水平
方向に突出する軸47とを備え、該軸47に、後支持板45の
軸孔が回動自在に外嵌して成る。そして、該後支持板45
の先端に把持部48が形成される。該把持部48は、台紙41
の板厚と同幅で台紙41の一辺と同長の溝状のものであ
り、台紙41の後端部41cが差し込まれることによりこれ
を把持する。また、該把持部48の入口には、テーパ部49
が形成され、台紙41の装着を容易とする。
ヒンジ部44の軸47には、後支持板45を上方向に付勢す
る付勢装置50が設けられている。該付勢装置50は、軸47
に外嵌するねじれコイルばねであり、該ばね50の一端は
集塵室18の後壁面と当接し、ばね50の他端は後支持板45
の後壁45aに係合する。該ばね50は、把持部板45が下回
動し、台紙41が離脱されると後支持板45を上回動させる
程度の比較的弱いものである。
〈考案が解決しようとする課題〉 従来の排気グリル38はモーター33の後方に取り付けら
れているため、排気グリル38の開口面積を電気掃除機本
体15の後部の大きさの制限上大きく取れない欠点が有つ
た。このため、排気の風速が速く、排気グリル38より出
た排気が乱流となり、また排気方向が水平方向であるた
め、床面の埃を舞い上げる欠点を有していた。
本考案は、上記に鑑み、排気グリルより排出される風
速を遅くすると共に、床面への排気の吹き付けをなくし
て、床面の埃の舞い上がりを防止できる電気掃除機の提
供を目的とする。
〈課題を解決するための手段〉 本考案請求項1による課題解決手段は、第1,2図の如
く、電気掃除機本体1の左右両側に排気グリル89を設
け、該各排気グリル89の羽根96を、風の排出方向が後斜
め上方となるように傾斜させたものである。
〈作用〉 上記課題解決手段において、電気掃除機本体1の左右
両側に排気グリル89があるため、排気グリル89の開口面
積を大きく取れ、排気グリル89より排出される風速を遅
くできる。しかも、排気グリル89の羽根96が傾斜してお
り、排気方向が後斜め上方であるため、床面への排気の
吹き付けがなくなる。従つて、床面の埃の舞い上げを防
止できる。
〈実施例〉 以下、本考案の一実施例を図面に基づいて説明する。
第1図は本考案電気掃除機の外観図であり、第2図は
その中央断面図、第3図は下本体の組品図を示す一部破
断平面図である。
本実施例の電気掃除機本体1は、第2図の如く、上本
体2と下本体3とから成る箱型のものであり、該電気掃
除機本体1の前部に集塵室4が形成され、後部に機構室
5が形成される。
前記集塵室4は、上面開放に形成され、該集塵室4の
上面開口部には本体蓋6が配される。該本体蓋6の後部
は、上本体2の軸7を中心として回動自在に取付けら
れ、本体蓋6の前部にはクランプ8が設けられ、本体蓋
6の不容易な開放を防止するため、圧縮ばねであるクラ
ンプスプリング9により常時係止方向に付勢されてい
る。
前記機構室5には、集塵室4を経て本体1の両側に形
成された排気口10に至る空気流を形成するモーター11
が、防振ゴム12と固定防振ゴム13を介して、下本体3に
収容されている。
機構室5と集塵室4との間には吸気グリル60が設けら
れ、該吸気グリル60の後方に吸気フイルター61が設けら
れる。
また、モーター11の排気側には高性能フイルター61が
設けられており、該高性能フイルター61の出し入れ用の
開口部62が電気掃除機本体1の下本体3の下側に設けら
れている。開口部62は、底カバー63により開閉自在に閉
塞されている。底カバー63は、爪64を下本体3の被係止
部65に係脱自在に係止した状態でネジ66にて下本体3に
ネジ止めされている。
集塵室4の前部には、紙袋の台紙67を支持する前支持
板68が突起69にて下本体3のスリーブ70に固定されてお
り、また、集塵室4の後部には、紙袋の台紙67を支持す
る後支持板71がバネ72を介して下本体3に回動自在に取
り付けられている。
下本体3の前部から両側面にかけて、前バンパー73が
取り付けられ、後部には電気掃除機本体縦置き用後バン
パー74が突起75を下本体3のリブ76を通して固定されて
いる。同様に下本体3のリブ77に本体蓋6と集塵室4を
シールするためのフイルターパツキン78が取り付けられ
ている。
また、下本体3には左右一対の後車輪79が回動自在に
取り付けられており、同様に前輪80がワツシヤー81を介
して下本体3のボス82に回動自在に取り付けられてい
る。
上本体2には、紙袋を取り出し時に本体蓋6を垂直に
ロツクするための板バネ83がネジ84にて固定されてい
る。
上本体2の後側に、付属品収納室開閉用蓋85が軸86を
中心として回動自在に取り付けられている。該付属品開
閉用蓋85には、上本体2にロツクするためのラツチ機構
87が取り付けられている。
電気掃除機本体1の左右両側には、高性能フイルター
61から電気掃除機本体1内部の両側に形成された通路88
を経て送られてくる風の外部に排気する排気グリル89が
設けられている。
該排気グリル89は、第4図及び第5図に示す如く、電
気掃除機本体1の上本体2及び下本体3から独立した部
品により構成されている。そして、該排気グリル89は、
その内側にフイルター90が取り付けられ、上部突起91を
上本体2の溝92に嵌め込み、かつ下部突起93を軟質部材
からなる前バンパー73を介して下本体3のスリーブ94に
嵌め込み、ネジ95にて上本体2に固定されている。ま
た、排気グリル89は、その排気側に複数枚の羽根96を備
え、該羽根96は、第6図に示す如く、風の排気方向が後
斜め上方となるように傾斜して設けられている。
上記構成において、モーター11により排出された排気
は、高性能フイルター61を通過した後、電気掃除機本体
1内の左右の通路88を通つて排気グリル89側へと送られ
る。そして、この排気グリル89の各羽根96により案内さ
れて後斜め上方へと排出されて行く。
このように、両側に排気グリル89を設けると、排気グ
リル89の開口面積を大きく取れるため、排出される風速
を遅くでき、乱流の発生が少なくなる。しかも、排気方
向が後斜め上方であるため、床面への排気の吹き付けが
なくなる。従つて、床面の埃の舞い上げを防止できる。
なお、本考案は、上記実施例に限定されるものではな
く、本考案の範囲内で上記実施例に多くの修正および変
更を加え得ることは勿論である。
〈考案の効果〉 以上の説明から明らかな通り、本考案によると、電気
掃除機本体の左右両側に排気グリルを設けると共に、各
排気グリルの羽根を傾斜させて後斜め上方に排気するよ
うにしているため、風速が遅く、床面への風の吹き付け
がなくなり、床面のホコリの舞上げを防止できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案電気掃除機の外観図、第2図はその中央
断面図、第3図は下本体の一部破断平面図、第4図は排
気グリル取り付け状態の側面図、第5図はその断面図、
第6図は排気グリルの断面図、第7図は従来の電気掃除
機の断面図である。 1:電気掃除機本体、2:上本体、3:下本体、11:モータ
ー、61:高性能フイルター、62:開口部、89:排気グリ
ル、96:羽根。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭51−20476(JP,A) 特開 平4−96721(JP,A) 特開 昭58−175527(JP,A) 特開 昭58−175528(JP,A) 実開 昭57−189542(JP,U) 実開 昭61−184554(JP,U) 実開 昭49−73263(JP,U) 実開 平3−114153(JP,U) 特公 平5−47204(JP,B2)

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】電気掃除機本体の左右両側に排気グリルを
    設け、該各排気グリルの羽根を、風の排出方向が後斜め
    上方となるように傾斜させたことを特徴とする電気掃除
    機。
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JPH0452838U JPH0452838U (ja) 1992-05-06
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS6041882Y2 (ja) * 1981-05-26 1985-12-20 東芝テック株式会社 電気掃除機
JP3114153U (ja) * 2005-06-28 2005-09-29 株式会社タカラ 二つ折り携帯電話機用カバー

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