JP2700450B2 - 電気掃除機 - Google Patents

電気掃除機

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JP2700450B2
JP2700450B2 JP2399197A JP2399197A JP2700450B2 JP 2700450 B2 JP2700450 B2 JP 2700450B2 JP 2399197 A JP2399197 A JP 2399197A JP 2399197 A JP2399197 A JP 2399197A JP 2700450 B2 JP2700450 B2 JP 2700450B2
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dust
paper bag
bag filter
collection chamber
dust collection
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五郎 笹井
英俊 桜井
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Hitachi Ltd
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Hitachi Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、上面開口の集塵室
に紙袋を装着して使用する電気掃除機に関する。 【0002】 【従来の技術】従来、紙袋を使用する電気掃除機として
は、特開昭55−129024号公報に示されるよう
に、袋状フィルターの口を吸気口に嵌挿するものや、塵
埃の重力を利用して容器状のフィルターの開口部が上を
向くように配置したものや、容器状のフィルターの開口
部を上に向けて配置すると共に、フィルター内に空気を
誘導する空間を設け、該空間内に略水平に空気を流入さ
せる吸気口とを設けたものがあった。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特開昭
55−129024号公報に記載の技術においては、
塵室を被う蓋体に設けられたホース接続口を通って吸い
込まれてきた塵埃を集塵室内に導入する塵埃流入口が集
塵室の底部に向って開口しているため、該塵埃流入口よ
り集塵室内すなわちその集塵室内に拡げられた紙袋フィ
ルター内に流入した塵埃は該集塵室の底面に高速で衝突
することとなる。従って、吸い込まれた塵埃は集塵室内
に拡げられた前記紙袋フィルターの前記塵埃流入口に対
向する底部から蓄積しはじめることになるので、紙袋フ
ィルターの入口付近に塵埃が集中して溜まり、入口から
離れた底部や側面部分にまだスペースが残っているの
に、塵埃が紙袋フィルターの入口からあふれてしまい、
それ以上塵埃吸引を続行できなくなり、紙袋フィルター
内の全空間を塵埃集収のために有効かつ充分に利用でき
ないという問題があった。また、紙袋フィルター内に流
入した塵埃が該集塵室の底面に高速で衝突することにか
ら、例えば砂、小石等の比較的重く固い塵埃を吸い込ん
だ場合、紙袋フィルターが破れてしまう恐れがあった。 【0004】本発明の目的は、集塵室内に拡げられた紙
袋フィルター内の全空間を塵埃集収のために有効かつ充
分に利用できると共に紙袋フィルターの破損防止を図っ
電気掃除機を提供することにある。 【0005】 【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の特徴とするところは、後部に電動送風機を収
納し、前部に上面開口の集塵室を形成するとともに、該
集塵室の上面開口を開閉自在に閉塞する蓋体とを有する
掃除機本体と、該掃除機本体に設けられたホースを接続
するためのホース接続口と、該ホース接続口を通って吸
い込まれた塵埃を前記集塵室に導入する塵埃流入口と、
該塵埃流入口と連通する塵埃吸込口を口板に有するとと
もに前記集塵室の開口部に装着される紙袋フィルター
と、前記掃除機本体の前側に設けられたキャスターと、
前記掃除機本体の後側に設けられた車輪とを備え、前記
集塵室を形成する掃除機本体の底部には、前記ホース接
続口に連なる対向位置に内方に向かって凹ませたキャス
ター収納部を兼ねた隆起部を形成し、前記塵埃流入口は
該隆起部の上面部に対し傾斜して配設したことにある。 【0006】その作用として、隆起部を設けたことによ
り、紙袋フィルターの隆起部と近接している部分は該隆
起部が空気の流れを遮断するため吸込気流が流れにくく
なる。従って、塵埃流入口より集塵室内に流入した空気
流は、隆起部の部分に衝突することなく、その左右前後
に分散される。従って、拡げられた紙袋フィルターの入
口付近には当初塵埃は蓄積されず、空気流と共に分散さ
れて他の底面部及び側面部、特に電動送風機側の空間部
から蓄積されるため、紙袋内が塵埃で満杯になる最後ま
で入口付近には空間が残り、塵埃吸引を続行できること
になり、紙袋フィルター内の全空間を有効かつ充分に利
用することが可能となる。また、塵埃流入口を隆起部の
上面部に対し傾斜して配設するようにしているので、例
えば砂、小石等の比較的重く固い塵埃が紙袋フィルター
に衝突する速度を落すことができ、紙袋フィルターの破
損を防止することができる。 【0007】 【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例を図面に
基づいて説明する。1は車輪2,3を有する前後に長尺
な掃除機本体で、この掃除機本体1の後部には電動送風
機5を内蔵する電動送風機室4が、前部には上面開口7
の集塵室6が形成されている。この集塵室6の上面開口
7部は前方が低い傾斜面となっている。8は前記集塵室
6に開口縁のパッキン9で気密的に装着された箱状の集
塵体で、本実施例では底面にフィルター10を有する。
前記集塵体8の開口縁部には、支持ボス11と、回転す
る支持板12が形成され、紙袋フィルター13が集塵体
8に収納されると共に、紙袋フィルター13の口板14
の穴及び端部が、前記支持ボス11及び支持板12に合
致し、載置されている。15は蓋体で前方にホース接続
口16、後方にヒンジ部17を有し、ヒンジ部17が掃
除機本体1の中央部に軸18にて、開閉自在に軸支さ
れ、ばね19にて常に開放状態になるよう付勢されてい
る。20は蓋体15に固着された裏板で、蓋体15が集
塵室6を閉塞したとき、パッキン9と圧接し、集塵体8
と気密保持されると共に、塵埃流入口30の周縁に設け
られた環状パッキン21にて、ホース接続口16と紙袋
フィルター13の口板14とが連通されるようになって
いる。22は本体前方に設けたクランプで、前記ホース
接続口16の口径より広い巾の操作部23と係止凹部2
4を有し、蓋体15の係止突起25に係止され、蓋体1
5がロックされるよう形成されている。 【0008】集塵室6を形成する掃除機本体1の底部で
あって、前記塵埃流入口30と対向する位置に隆起部3
1が形成されている。この隆起部31は本体1と一体成
形により形成され、その上面は平面形状に形成されてい
る。そして該隆起部31の上面が集塵体8の底部と接触
している。また、隆起部31の外部側は凹部となり、こ
の凹部が車輪2の取付部となっている。また、塵埃流入
口30は隆起部31の上面部に対し傾斜して配設されて
いる。 【0009】このような構成において、図2のごとくホ
ース26を蓋体15のホース接続口16に接続し、電動
送風機4を駆動すると塵埃を含んだ空気は、ホース2
6、接続口16から吸い込まれ、紙袋13でごみは濾過
され、フィルター10を通過し、浄化された空気が電動
送風機室4を通過し、大気中へ放出される。 【0010】塵埃流入口30から集塵室6内に流入した
塵埃は、隆起部31により、その流れが、左右前後に分
散される空気流と共に分散され、紙袋フィルター13の
隆起部31と近接する入口付近の底面部には当初は蓄積
せず、隆起部31と接触していない、すなわち入口から
離れた他の底面部及び側面部に蓄積する。そして塵埃吸
引を続行すると、紙袋フィルター13内の全空間の入口
から離れた底面部及び側面部が一杯となり、徐々に入口
付近にも蓄積しはじめ、最後に入口まで満杯になる。こ
のように隆起部31を設けたことにより、紙袋フィルタ
ー13内の全空間を塵埃集収のために有効かつ充分に利
用できる。また、塵埃流入口30を隆起部31の上面部
に対し傾斜して配設するようにしているので、例えば
砂、小石等の比較的重く固い塵埃が紙袋フィルター13
に衝突する速度を落すことができ、紙袋フィルター13
の破損を防止することができる。 【0011】紙袋フィルター13が満杯となり、ごみ捨
ての場合は、ホース26を離脱する必要なく、手に持っ
てクランプ22の操作部23を操作し、係止凹部24を
蓋体15の係止突起25から開放すると蓋体15はばね
19により軸18を回動中心として開く。その際ホース
26の下方にクランプ22が位置するため、クランプ2
2の操作がやりずらくなるが、操作部23の巾がホース
接続口16の口径すなわちホース26の外径より広いた
め、操作が楽に行える。 【0012】次に紙袋フィルター13を取り出す動作に
移るが、図3の如く、紙袋13の口板14が上面にある
こと、及び集塵室6の上面開口7部が前方が低く傾斜面
となっているため、集塵室6の蓋体15の開放空間が大
きくなり、手で口板14を持ってスムースに紙袋フィル
ター13を取り出せる。その際、口板14が上面向きで
あるため、満杯のごみがこぼれる心配もなく、また無理
に引き出すことにより袋を傷つけてごみがこぼれる心配
もなく、衛生的にごみ捨てすることが可能である。 【0013】また、集塵室6にはフィルター10を有す
る集塵体8が装着されているため、紙袋を入れ忘れた
り、また故意に入れずに掃除しても、通常の掃除が可能
であり、その際のごみ処理も蓋体15を開き、箱状の集
塵体8を上方に取り出しごみ捨てが簡単に行いうるもの
である。 【0014】 【発明の効果】本発明によれば、塵埃流入口の対向位置
に隆起部を設け、その隆起部の上面を紙袋フィルターと
近接させてその部分を空気が流れにくくしたので、吸込
空気流が集塵室内で前記隆起部の部分を中心として前後
左右に分散される。従って、吸い込まれた塵埃が紙袋フ
ィルター内で分散され、紙袋フィルター内の全空間を有
効かつ充分に塵埃集収のために利用することができる。
また、塵埃流入口を隆起部の上面部に対し傾斜して配設
するようにしているので、例えば砂、小石等の比較的重
く固い塵埃が紙袋フィルターに衝突する速度を落すこと
ができ、紙袋フィルターの破損を防止することができ
る。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の一実施例を示す一部を切欠した側面図
である。 【図2】本発明のホースを接続した状態の斜視図であ
る。 【図3】本発明のごみ捨ての状態を示す斜視図である。 【符号の説明】 1 掃除機本体 5 電動送風機 6 集塵室 7 上面開口 8 集塵体 12 支持体 13 紙袋フィルター 14 口板 15 蓋体 16 ホース接続口 30 塵埃流入口 31 隆起部

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 1.後部に電動送風機を収納し、前部に上面開口の集塵
    室を形成するとともに、該集塵室の上面開口を開閉自在
    に閉塞する蓋体とを有する掃除機本体と、該掃除機本体
    に設けられたホースを接続するためのホース接続口と、
    該ホース接続口を通って吸い込まれた塵埃を前記集塵室
    に導入する塵埃流入口と、該塵埃流入口と連通する塵埃
    吸込口を口板に有するとともに前記集塵室の開口部に装
    着される紙袋フィルターと、前記掃除機本体の前側に設
    けられたキャスターと、前記掃除機本体の後側に設けら
    れた車輪とを備え、前記集塵室を形成する掃除機本体の
    底部には、前記ホース接続口に連なる対向位置に内方
    に向かって凹ませたキャスター収納部を兼ねた隆起部を
    形成し、前記塵埃流入口は該隆起部の上面部に対し傾斜
    して配設したことを特徴とする電気掃除機。
JP2399197A 1997-02-06 1997-02-06 電気掃除機 Expired - Lifetime JP2700450B2 (ja)

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