JP2576250Y2 - 電気掃除機 - Google Patents

電気掃除機

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JP2576250Y2
JP2576250Y2 JP1992071074U JP7107492U JP2576250Y2 JP 2576250 Y2 JP2576250 Y2 JP 2576250Y2 JP 1992071074 U JP1992071074 U JP 1992071074U JP 7107492 U JP7107492 U JP 7107492U JP 2576250 Y2 JP2576250 Y2 JP 2576250Y2
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和則 柘植
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  • Filters For Electric Vacuum Cleaners (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は電気掃除機、特に水、塵
埃から小石等の比較的大きなゴミまで吸い込み可能で、
業務用としても酷使される電気掃除機に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】前記電気掃除機は、本体ケースの中央部
に設けた送風ユニットの周囲に布製フィルターを備え、
ダストケース内側の吸込口に台紙を有する紙袋フィルタ
ーを装着可能に構成される。又前記吸込口付近において
は吸入したゴミが直接布製フィルターに衝突して傷を付
ける虞れがあるため、実公昭43-22618号公報や実公昭54
-37576号公報に開示の如く、吸込口からの空気、水等を
タンク円周方向に旋回させる案内板や逆止弁を設けたも
のが存在する。又紙袋フィルターを使用すると空気を吸
込む際にゴミを紙袋内に集積でき、集塵後のゴミ捨てを
簡単に行えるため大変便利であるが、これも吸込口にそ
の装着部を設けるものであるから前記案内板等が邪魔に
なり、案内板の取付態様によっては紙袋フィルターを装
着できないものもあって、吸込口に案内板と紙袋フィル
ターの両者を配置することは難しい。そこで実公昭38-2
8007号公報及び実公昭40-8036 号公報には、前記吸込口
に回動可能或は着脱可能な曲り管を取り付け、該曲り管
を介して紙袋フィルターを装着することによって前記案
内板の機能と紙袋フィルターとを併設可能としたものが
知られている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】上記従来の電気掃除機
において、曲り管を介在させるものは布製フィルターの
保護と紙袋フィルターの使用を可能にし比較的望ましい
タイプではあるが、構造上前記布製フィルターと吸込口
との間隔が狭い電気掃除機であると曲り管等の新規部材
を収容するスペースを確保できない。更に曲り管を吸込
口へ着脱や回転可能に設けるにしてもある程度の気密性
を考慮しなければならず、又筒状の曲り管であるためそ
の先端部の紙袋フィルター装着部にも気密性を考慮した
取付が必要となるから、規格品の紙袋フィルターも使用
できず、そのための取付機構が夫々煩雑、コスト高とな
ってしまう。
【0004】
【課題を解決するための手段】そこで本考案は、案内板
と紙袋フィルターとが互いに干渉することなく、簡単且
つ合理的に両者をダストケースの吸込口に併設可能とし
た電気掃除機を提供するもので、その構成は、前記案内
板を吸込口前方位置から紙袋フィルターを装着可能な空
間を確保する退避位置まで回動自在に構成したことを特
徴とするものである。
【0005】
【作用】紙袋フィルター着脱の際には、案内板を回動さ
せてその着脱作業の邪魔にならない位置まで回避させて
おき、装着部の前方を開放すれば、紙袋フィルターを簡
単に装着できる。装着後に案内板を元に戻せばその機能
を損なうこともない。
【0006】
【実施例】以下本考案の実施例を図面に基いて説明す
る。図1は本考案の電気掃除機全体の説明図で、右半分
は吸込口部分の、左半分は主構造部分の詳細を示す。同
図において1はダストケース1aの上面開口部へカウリ
ング1bを嵌合させてなるハウジングであり、上部中央
にはモータ冷却ファン2a、モータ2bを有する送風ユ
ニット2が収容され、回転軸3下方にはファン4が取り
付けられている。更にファン4の下方にはフィルター部
5が配置され、該フィルター部5は周囲を布製フィルタ
ー6で覆われて、中央には水を吸込む場合の水量を規制
するフロート5aがフロートケイジ5b内に収容され、
吸い込んだ水量につれて上昇し流入口5cに達するとそ
れ以上の水の吸い込みを阻止する様構成されている。そ
の他送風ユニット2、フィルター部5等の詳細な説明に
ついては周知の電気掃除機の構造である為その説明は省
略するが、本実施例に示すような電気掃除機において
は、吸込口7から吸い込まれる空気は布製フィルター
6、流入口5cを通ってファン4により送気部8へ送気
され、更にフィルター9によって濾過されて排気口10
から排出される。又図1の右半分において、ダストケー
ス1aの外側にはホースを連結するインレット11がパ
ッキン材12を介して取着されており、更に吸込口7に
おけるダストケース1a内部には、紙袋フィルターを装
着するホルダ部13と案内板14が設けられている。尚
1cはハンドル、1d、1d・・はキャスターである。
【0007】図2はホルダ部13の詳細を示す説明図
で、ホルダ15は空気孔16の周囲にあって前記空気孔
16前方に当る部分を馬蹄形に切欠いた収容壁17を延
設し、両端のガイド壁17a、17aと合わせてホルダ
15との間に紙袋フィルター18の厚紙部18aの着脱
部となる収容部19を形成している。更にホルダ15の
上部両端には透孔20a、20aを設けた枢着片20、
20を夫々突設している。又案内板14は曲面で構成さ
れる保護板14aと該保護板14aの一端に延設した側
板14bからなり、合成樹脂製で一体成形されている。
案内板14の上部(図2でいう下側)両端の枢着部2
1、21には突起21a、21aが夫々設けられ、前記
ホルダ15の枢着片20、20の透孔20a、20aに
夫々嵌合させることによって案内板14をホルダ15へ
回動可能に枢支する蝶着部22を構成している。更に側
板14bは、案内板14をホルダ15に最も近接させた
場合、ホルダ15と案内板14との間にあってそれ以上
の接近を規制し、一定の間隔を保持させると共に案内板
の側板14b側を閉塞し、反対側及び下方を開口するも
のである。
【0008】以上の如く構成された電気掃除機は、カウ
リング1bを送風ユニット2、フィルター部5ごとダス
トケース1aから取り外して紙袋フィルター18を装着
する際、案内板14を上方へ回動させて図3に示す如く
略垂直に倒立させると、ホルダ15の前面が開放される
から、紙袋フィルター18の厚紙部18aを収容部19
へ簡単に装着できる。その後案内板14を側板14bが
ダストケース1aに当る位置まで下方に回動させ、カウ
リング1b、送風ユニット2、フィルター部5を収納す
ると、側板14bにより保護板14aとホルダ15との
間隔は常に確保されるから、図4の如く、電気掃除機使
用の際、インレット11、空気孔16を通ってダストケ
ース1a内に進入した空気(塵埃)は、ホルダ15に装
着された紙袋フィルター18によって濾過され、空気は
案内板14によりダストケース円周方向や下方向へ方向
転換され、後は前述の如くフィルター部18からファン
4により排気口10から排出される。この時大きなゴミ
を吸い込んでも案内板14の保護板14aにカバーさ
れ、布製フィルター6を傷付けることはない。又ゴミが
溜った紙袋フィルター18を取り出すには、装着時と同
様にカウリング1b等を取り外してから案内板14を上
方へ倒立させれば、案内板14が邪魔にならずに容易に
紙袋フィルター18を取り外しできる。尚水を吸い込む
場合には上記紙袋フィルター18は使用しないが、案内
板14は前記と同様布製フィルター6とダストケース1
a間にあって側板14bによりその移動を規制され、吸
い込んだ水を直接布製フィルター6に衝突させず、側板
14bにより横或は下方向へ方向転換させる機能を有す
ること勿論である。この場合水は先に中心側(フロート
5a側)に溜らず、ダストケース1a円周方向に旋回し
ながら下部から先に溜るものとなる。
【0009】尚本考案においてホルダと案内板との連結
は上記実施例に限定するものでなく、例えば両者を軸に
より連結するものとしてもよい。又案内板の開閉方向に
ついても、側板とホルダに蝶着部を設け、蝶着部を回動
軸として上下方向でなく左右へ開閉させるものとしても
差し支えない。その他ホルダと案内板との連結機構は本
願考案の趣旨を逸脱しない範囲で任意に設計変更可能で
ある。
【0010】
【考案の効果】以上本考案によれば布製、紙袋の両方の
フィルターを併用する電気掃除機にあって、案内板の機
能を何等損ねることなく吸込口において簡単に紙袋フィ
ルターの着脱が可能となる。よって規格品の紙袋フィル
ターの使用が可能となると共に余分な部材や煩雑な機構
を採用する必要もなくなり、電気掃除機の取扱いを合理
的に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の電気掃除機全体の詳細を示す説明図で
ある。
【図2】吸込口の詳細を示す説明図である。
【図3】吸込口に紙袋フィルターが装着される状態を示
す説明図である。
【図4】吸込口に紙袋フィルターが装着された状態を示
す一部断面図である。
【符号の説明】
1・・ハウジング、1a・・ダストケース、2・・送風
ユニット、3・・回転軸、4・・ファン、5・・フィル
ター部、6・・布製フィルター、7・・吸込口、8・・
送気部、9・・フィルター、10・・排気口、11・・
インレット、12・・パッキン材、13・・ホルダ部、
14・・案内板、14b・・側板、15・・ホルダ、1
6・・空気孔、17・・収容壁、18・・紙袋フィルタ
ー、19・・収容部、20・・枢着片、20a・・透
孔、21・・枢着部、21a・・突起。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) A47L 9/14

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ダストケース内部の吸込口に紙袋フィル
    ターの装着部を設け、前記吸込口前方に、吸い込んだ水
    や空気をダストケース円周方向若しくは下方へ方向転換
    させる案内板を備えた電気掃除機であって、前記案内板
    を、吸込口前方位置から紙袋フィルターを装着可能な空
    間を確保する退避位置まで回動自在に構成したことを特
    徴とする電気掃除機。
JP1992071074U 1992-09-16 1992-09-16 電気掃除機 Expired - Fee Related JP2576250Y2 (ja)

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