JP2558504B2 - オイルシール - Google Patents
オイルシールInfo
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- JP2558504B2 JP2558504B2 JP63145393A JP14539388A JP2558504B2 JP 2558504 B2 JP2558504 B2 JP 2558504B2 JP 63145393 A JP63145393 A JP 63145393A JP 14539388 A JP14539388 A JP 14539388A JP 2558504 B2 JP2558504 B2 JP 2558504B2
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- Japan
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- oil
- ribs
- rib
- seal
- rotation direction
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-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16J—PISTONS; CYLINDERS; SEALINGS
- F16J15/00—Sealings
- F16J15/16—Sealings between relatively-moving surfaces
- F16J15/32—Sealings between relatively-moving surfaces with elastic sealings, e.g. O-rings
- F16J15/3244—Sealings between relatively-moving surfaces with elastic sealings, e.g. O-rings with hydrodynamic pumping action
Description
【発明の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本発明は、例えば自動車などのデファレンシャルのサ
イド部に使用され、大気側へ漏れ出ようとするオイルを
ポンピング作用で回収するようにしたオイルシールに関
する。
イド部に使用され、大気側へ漏れ出ようとするオイルを
ポンピング作用で回収するようにしたオイルシールに関
する。
<従来の技術> 従来のこの種のオイルシールとして例えば実開昭57−
49949号公報に示すようなものがある。
49949号公報に示すようなものがある。
このオイルシールを第5図に示して説明する。オイル
シール1は、ほぼ『L』字形断面を有する芯金2と、こ
の芯金2に固着されたシール本体3と、このシール本体
3に連成されたリップ4と、リップ4の外周に巻着され
たガータスプリング5とを備えており、二点鎖線で示す
回転軸6とそれを囲うリテーナー7との間に設けられ
る。
シール1は、ほぼ『L』字形断面を有する芯金2と、こ
の芯金2に固着されたシール本体3と、このシール本体
3に連成されたリップ4と、リップ4の外周に巻着され
たガータスプリング5とを備えており、二点鎖線で示す
回転軸6とそれを囲うリテーナー7との間に設けられ
る。
そして、リップ4の内周は断面がほぼV字形状を有す
る尖鋭部8となっており、この尖鋭部8を中心とした両
側の傾斜面のうちシール内側すなわちオイル存在空間X
に面する傾斜面に符号9を、またシール外側すなわち大
気空間Yに面する傾斜面に符号10を付してある。
る尖鋭部8となっており、この尖鋭部8を中心とした両
側の傾斜面のうちシール内側すなわちオイル存在空間X
に面する傾斜面に符号9を、またシール外側すなわち大
気空間Yに面する傾斜面に符号10を付してある。
このようなオイルシール1において従来から、シール
外側傾斜面10に傾斜方向の異なるA,B群のリブA1〜A5,B1
〜B5を円周方向で交互に設け、これらリブA1〜A5,B1〜B
5によるポンピング作用で、オイル存在空間Xから大気
空間Yに向かって漏れ出ようとするオイルをオイル存在
空間X側に戻すようにしている。
外側傾斜面10に傾斜方向の異なるA,B群のリブA1〜A5,B1
〜B5を円周方向で交互に設け、これらリブA1〜A5,B1〜B
5によるポンピング作用で、オイル存在空間Xから大気
空間Yに向かって漏れ出ようとするオイルをオイル存在
空間X側に戻すようにしている。
各リブ群は、それぞれ互いに平行な5本のリブで構成
されており、A群のリブA1〜A5は回転軸6の正回転方向
(矢印C方向)に対して迎え角になり、B群のリブB1〜
B5は回転軸6の逆回転方向(矢印D方向)に対して迎え
角となる。リブのシール外側端縁をシール内側端縁より
も回転方向の前方寄りに位置させた状態のとき、リブが
回転方向に対して迎え角となる。
されており、A群のリブA1〜A5は回転軸6の正回転方向
(矢印C方向)に対して迎え角になり、B群のリブB1〜
B5は回転軸6の逆回転方向(矢印D方向)に対して迎え
角となる。リブのシール外側端縁をシール内側端縁より
も回転方向の前方寄りに位置させた状態のとき、リブが
回転方向に対して迎え角となる。
つまり、図例のオイルシール1は、A群のリブA1〜A5
により回転軸6の正回転時におけるオイル回収を、また
B群のリブB1〜B5により回転軸6の逆回転時におけるオ
イル回収をそれぞれ行うよう構成されている。
により回転軸6の正回転時におけるオイル回収を、また
B群のリブB1〜B5により回転軸6の逆回転時におけるオ
イル回収をそれぞれ行うよう構成されている。
特に従来のリブA1〜A5,B1〜B5それぞれの大気空間Y
側への延出長さは同一に設定されている。
側への延出長さは同一に設定されている。
<発明が解決しようとする課題> ところで、このような構成を有する従来例の場合に
は、次のような不都合がある。
は、次のような不都合がある。
即ち、リブ数が多いのでポンピング作用は高めうるも
のの、各リブA1〜A5,B1〜B5の大気空間Yへ延出長さが
同一であるから、回転軸6の回転方向前方に位置するリ
ブA1,B1で受け止められなかった漏洩中のオイルは回転
方向後方のリブA2〜A5,B2〜B5でも受け止められず、他
の群のリブに達して当該リブにより大気空間Yへ送り出
させる結果になっていた(例えば第6図参照)。
のの、各リブA1〜A5,B1〜B5の大気空間Yへ延出長さが
同一であるから、回転軸6の回転方向前方に位置するリ
ブA1,B1で受け止められなかった漏洩中のオイルは回転
方向後方のリブA2〜A5,B2〜B5でも受け止められず、他
の群のリブに達して当該リブにより大気空間Yへ送り出
させる結果になっていた(例えば第6図参照)。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたもので、回
転軸の正逆両回転方向において漏れ出ようとするオイル
を効率良く回収できるようにしたオイルシールを提供す
ることを目的としている。
転軸の正逆両回転方向において漏れ出ようとするオイル
を効率良く回収できるようにしたオイルシールを提供す
ることを目的としている。
<課題を解決するための手段> 本発明は、このような目的を達成するために、次のよ
うな構成をとる。
うな構成をとる。
即ち、本発明にかかるオイルシールは、リップのシー
ル外側傾斜面に、回転軸の正回転方向に対して迎え角と
なるリブと、回転軸の逆回転方向に対して迎え角となる
リブとをそれぞれ複数本ずつ平行に設けたものであっ
て、 各群のリブのうち迎え角となる回転軸の回転方向に対
して後方に位置するリブのシール外側への延出長さを回
転方向前方に位置するリブよりも長くしたことに特徴を
有する。
ル外側傾斜面に、回転軸の正回転方向に対して迎え角と
なるリブと、回転軸の逆回転方向に対して迎え角となる
リブとをそれぞれ複数本ずつ平行に設けたものであっ
て、 各群のリブのうち迎え角となる回転軸の回転方向に対
して後方に位置するリブのシール外側への延出長さを回
転方向前方に位置するリブよりも長くしたことに特徴を
有する。
<作用> 本発明の構成による作用は次のとおりである。
即ち、まず、回転軸の回転方向前方のリブにより回転
方向に沿って流れてくる漏洩中のオイルが受け止めら
れ、このリブで受け止めきれなかったオイルは、それに
続くリブにより受け止められ、ここで受け止めきれなか
ったオイルはそれに続く他のリブで・・・というよう
に、順々に漏れ出ようとするオイルが各リブで受け止め
られることになる。
方向に沿って流れてくる漏洩中のオイルが受け止めら
れ、このリブで受け止めきれなかったオイルは、それに
続くリブにより受け止められ、ここで受け止めきれなか
ったオイルはそれに続く他のリブで・・・というよう
に、順々に漏れ出ようとするオイルが各リブで受け止め
られることになる。
そして、各リブで受け止められたオイルは、各リブの
ポンピング作用でもってシール内側に回収されることに
なる <実施例> 以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明す
る。
ポンピング作用でもってシール内側に回収されることに
なる <実施例> 以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明す
る。
第1図および第2図に本発明の一実施例を示してい
る。これらの図において、従来例にかかる第5図および
第6図に示した符号と同一の符号は、本実施例において
も、その符号が示す部品,部分等と同様のものを指す。
る。これらの図において、従来例にかかる第5図および
第6図に示した符号と同一の符号は、本実施例において
も、その符号が示す部品,部分等と同様のものを指す。
本実施例において、従来例と異なる構成は、次の通り
である。つまり、A群,B群の各リブA1〜A5,B1〜B5それ
ぞれのシール外側つまり大気空間Y側への延出長さをそ
れぞれ変えていることである。
である。つまり、A群,B群の各リブA1〜A5,B1〜B5それ
ぞれのシール外側つまり大気空間Y側への延出長さをそ
れぞれ変えていることである。
具体的には、回転軸6の回転方向前方側に位置する一
番目のリブA1の大気空間Y側への延出長さを最小とし、
それより以降のリブA2〜A5の延出長さを後方に向かうほ
ど徐々に長く設定している。
番目のリブA1の大気空間Y側への延出長さを最小とし、
それより以降のリブA2〜A5の延出長さを後方に向かうほ
ど徐々に長く設定している。
次に、この実施例の動作を説明する。
例えば回転軸6の正回転時(図中矢印C方向)におい
て、漏れ出ようとして回転軸6の回転方向に沿って流れ
るオイルは、第2図の矢印で示すように、まず1番目の
リブA1で受け止められることになるが、ここで受け止め
きれなかったオイルは2番目のリブA2で、さらに3番目
・・・というように分配されて受け止められることにな
る。この受け止められたオイルはそれぞれのリブA1〜A5
のポンピング作用によりオイル存在空間Xに戻される。
て、漏れ出ようとして回転軸6の回転方向に沿って流れ
るオイルは、第2図の矢印で示すように、まず1番目の
リブA1で受け止められることになるが、ここで受け止め
きれなかったオイルは2番目のリブA2で、さらに3番目
・・・というように分配されて受け止められることにな
る。この受け止められたオイルはそれぞれのリブA1〜A5
のポンピング作用によりオイル存在空間Xに戻される。
一方、回転軸6の逆回転時(図中矢印D方向)におい
ても、B群のリブB1〜B5で前記同様にしてオイル回収が
なされる。
ても、B群のリブB1〜B5で前記同様にしてオイル回収が
なされる。
このように総てのリブA1〜A5,B1〜B5でオイルを分配
して受け止めさせることができるから、その回収効率が
良くなり、両方向のオイル回収を行わせる構造であって
も、オイル回収をなさないリブによる大気空間Yへのオ
イル送り出しを防ぐことができる。
して受け止めさせることができるから、その回収効率が
良くなり、両方向のオイル回収を行わせる構造であって
も、オイル回収をなさないリブによる大気空間Yへのオ
イル送り出しを防ぐことができる。
次に他の実施例を第3図および第4図に示し、同図を
参照にして説明する。この図例ではA,B群のリブ数を3
本ずつにしたものを挙げている。
参照にして説明する。この図例ではA,B群のリブ数を3
本ずつにしたものを挙げている。
第3図に示すオイルシール1においては、各リブA1〜
A3,B1〜B3の大気側端縁を軸方向で揃えるよう、リブそ
れぞれの長さを規定している。この場合、隣り合うリブ
間に形成される溝入口が軸方向に一列に並ぶ。
A3,B1〜B3の大気側端縁を軸方向で揃えるよう、リブそ
れぞれの長さを規定している。この場合、隣り合うリブ
間に形成される溝入口が軸方向に一列に並ぶ。
そして、第4図に示すオイルシール1においては、第
1図のA,B群の各リブの延出長さを同じように設定して
いるが、リブそれぞれの高さまたは幅を回転軸6の回転
方向後方のものほぼ大きくなるように設定している点が
異なる。
1図のA,B群の各リブの延出長さを同じように設定して
いるが、リブそれぞれの高さまたは幅を回転軸6の回転
方向後方のものほぼ大きくなるように設定している点が
異なる。
<発明の効果> 本発明によれば、次の効果が発揮される。
即ち、回転軸の回転方向後方のリブのシール外側への
延出長さを回転方向前方のリブよりも長くしたから、回
転方向の前方のリブより後方のリブ側向けて流れる漏洩
中のオイルをリブそれぞれで順次分配して受け止めるこ
とができる。それゆえに、各リブによるポンピング作用
でのオイル回収を従来例に比べて効率良く行うことがで
きる。
延出長さを回転方向前方のリブよりも長くしたから、回
転方向の前方のリブより後方のリブ側向けて流れる漏洩
中のオイルをリブそれぞれで順次分配して受け止めるこ
とができる。それゆえに、各リブによるポンピング作用
でのオイル回収を従来例に比べて効率良く行うことがで
きる。
したがって、回転軸の正逆両回転方向に対応してそれ
ぞれのオイル回収を行うように構成していても、一方向
回転時においてオイル回収作用をなさないリブ群による
シール外側へのオイル送り出しを防ぐことができるよう
になる。
ぞれのオイル回収を行うように構成していても、一方向
回転時においてオイル回収作用をなさないリブ群による
シール外側へのオイル送り出しを防ぐことができるよう
になる。
第1図および第2図は本発明の一実施例にかかり、第1
図はオイルシールの縦断面図、第2図は動作説明に用い
る説明図である。 第3図および第4図は本発明の他の実施例にかかり、い
ずれも第1図の一部に対応する縦断面図である。 また、第5図および第6図は従来例にかかり、第5図は
第1図に対応する縦断面図、第6図は第2図に対応する
動作説明図である。 1……オイルシール、10……シール外側傾斜面、 4……リップ、A1〜A5,B1〜B5……リブ、 X……オイル存在空間(シール内側)、 Y……大気空間(シール外側)。
図はオイルシールの縦断面図、第2図は動作説明に用い
る説明図である。 第3図および第4図は本発明の他の実施例にかかり、い
ずれも第1図の一部に対応する縦断面図である。 また、第5図および第6図は従来例にかかり、第5図は
第1図に対応する縦断面図、第6図は第2図に対応する
動作説明図である。 1……オイルシール、10……シール外側傾斜面、 4……リップ、A1〜A5,B1〜B5……リブ、 X……オイル存在空間(シール内側)、 Y……大気空間(シール外側)。
Claims (1)
- 【請求項1】リップのシール外側傾斜面に、回転軸の正
回転方向に対して迎え角となるリブと、回転軸の逆回転
方向に対して迎え角となるリブとをそれぞれ複数本ずつ
平行に設けたオイルシールであって、 各群のリブのうち迎え角となる回転軸の回転方向に対し
て後方に位置するリブのシール外側への延出長さを回転
方向前方に位置するリブよりも長くしたことを特徴とす
るオイルシール。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63145393A JP2558504B2 (ja) | 1988-06-13 | 1988-06-13 | オイルシール |
US07/364,124 US5002289A (en) | 1988-06-13 | 1989-06-12 | Bi-directional oil seal with leakage recovering rib formations |
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EP89110691A EP0350632B1 (en) | 1988-06-13 | 1989-06-13 | Oil seal |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63145393A JP2558504B2 (ja) | 1988-06-13 | 1988-06-13 | オイルシール |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01312274A JPH01312274A (ja) | 1989-12-18 |
JP2558504B2 true JP2558504B2 (ja) | 1996-11-27 |
Family
ID=15384221
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63145393A Expired - Fee Related JP2558504B2 (ja) | 1988-06-13 | 1988-06-13 | オイルシール |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5002289A (ja) |
EP (1) | EP0350632B1 (ja) |
JP (1) | JP2558504B2 (ja) |
DE (1) | DE68911221T2 (ja) |
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Also Published As
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