JP2008057756A - 往復動用オイルシール - Google Patents

往復動用オイルシール Download PDF

Info

Publication number
JP2008057756A
JP2008057756A JP2006238984A JP2006238984A JP2008057756A JP 2008057756 A JP2008057756 A JP 2008057756A JP 2006238984 A JP2006238984 A JP 2006238984A JP 2006238984 A JP2006238984 A JP 2006238984A JP 2008057756 A JP2008057756 A JP 2008057756A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
seal
reciprocating
backup ring
peripheral surface
oil seal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2006238984A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuyo Horiba
千誉 堀場
Kazuhiko Yonezawa
和彦 米澤
Shinichi Sumimoto
晋一 住本
Seiji Miyazawa
誠司 宮沢
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Arai Seisakusho Co Ltd
KYB Corp
Original Assignee
Kayaba Industry Co Ltd
Arai Seisakusho Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kayaba Industry Co Ltd, Arai Seisakusho Co Ltd filed Critical Kayaba Industry Co Ltd
Priority to JP2006238984A priority Critical patent/JP2008057756A/ja
Priority to CN2007800327755A priority patent/CN101535692B/zh
Priority to EP07806645.3A priority patent/EP2060834B1/en
Priority to US12/310,667 priority patent/US8282107B2/en
Priority to PCT/JP2007/067177 priority patent/WO2008029786A1/ja
Publication of JP2008057756A publication Critical patent/JP2008057756A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16JPISTONS; CYLINDERS; SEALINGS
    • F16J15/00Sealings
    • F16J15/16Sealings between relatively-moving surfaces
    • F16J15/32Sealings between relatively-moving surfaces with elastic sealings, e.g. O-rings
    • F16J15/3204Sealings between relatively-moving surfaces with elastic sealings, e.g. O-rings with at least one lip
    • F16J15/3216Sealings between relatively-moving surfaces with elastic sealings, e.g. O-rings with at least one lip supported in a direction parallel to the surfaces
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16JPISTONS; CYLINDERS; SEALINGS
    • F16J15/00Sealings
    • F16J15/16Sealings between relatively-moving surfaces
    • F16J15/32Sealings between relatively-moving surfaces with elastic sealings, e.g. O-rings
    • F16J15/3204Sealings between relatively-moving surfaces with elastic sealings, e.g. O-rings with at least one lip
    • F16J15/322Sealings between relatively-moving surfaces with elastic sealings, e.g. O-rings with at least one lip supported in a direction perpendicular to the surfaces
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16JPISTONS; CYLINDERS; SEALINGS
    • F16J15/00Sealings
    • F16J15/56Other sealings for reciprocating rods

Abstract

【課題】バックアップリングの内周面が往復動軸と全面接触するのを防止することによる高性能化を確実に図ることのできる往復動用オイルシールを提供する。
【解決手段】往復動軸8に摺接可能とされたシールリップ7を具備するシール本体6と、シールリップ7の耐圧性を確保するために、シールリップ7を大気側から支持するように配置されるとともに、往復動軸8と対向する内周面には、潤滑部材を保持可能な少なくとも1つの環状溝21が設けられている樹脂により形成されたバックアップリング4と、シール本体6との間でバックアップリング4を挟み込むように保持する保持部材22とを有している往復動用オイルシール1において、バックアップリング4の内周面20を、軸方向に沿って密封側OSから大気側ASに向かって拡径するテーパをなすように形成する。
【選択図】図2

Description

本発明は、往復動用オイルシールに係り、特に、シールリップの耐圧性を確保するのに好適なバックアップリングを有する往復動用オイルシールに関する。
従来から、オイルシールの1種として、シールリップの耐圧性を確保するために、シールリップのシール面を支持するように配置されたふっ素樹脂などの樹脂製のバックアップリングを備えた往復動用オイルシールが知られている。また、このような往復動用オイルシールにおいては、往復動用オイルシールを密封箇所に装着した設置状態において往復動軸と平行に延在するバックアップリングの内周面に潤滑材を保持可能な環状溝を設けることにより、密封側の圧力が高くなった際に、バックアップリングの内周面が往復動軸と全面接触しても環状溝に充填した潤滑材により潤滑性を確保して、摩擦力の増大や摩耗の増大を防止するようにしたものも知られている(例えば、特許文献1参照)。
実開昭60−110767号公報(第1図、第3図)
しかしながら、従来の往復動用オイルシールにおいては、近年の高性能化の要求に応えることができないという問題点があった。
例えば、従来の往復動用オイルシールにおいては、樹脂により形成されたバックアップリングの内周面が往復動軸の外周面と平行に配置されているため、密封側の圧力2〜9MPaと高圧下で使用する場合、バックアップリングの内周面が往復動軸と全面接触するとともに、環状溝が圧力で押し潰されてしまい潤滑材を保持させることができないという問題点があった。
その結果、バックアップリングの内周面の摩耗や変形が進行し、全体として長期間に亘り安定した密封性能を保持することができないとともに、耐久性に劣り寿命が短くなることになる。
そこで、高圧下で使用する場合であっても、バックアップリングの内周面が往復動軸と全面接触するのを防止することによる高性能化を確実に図ることのできる往復動用オイルシールが求められている。
本発明はこの点に鑑みてなされたものであり、バックアップリングの内周面が往復動軸と全面接触するのを防止することによる高性能化を確実に図ることのできる往復動用オイルシールを提供することを目的とする。
前述した目的を達成するため、本発明に係る往復動用オイルシールの特徴は、往復動軸に摺接可能とされたシールリップを具備するシール本体と、前記シールリップの耐圧性を確保するために、前記シールリップを大気側から支持するように配置されるとともに、前記往復動軸と対向する内周面には、潤滑部材を保持可能な少なくとも1つの環状溝が設けられている樹脂により形成されたバックアップリングと、前記シール本体との間で前記バックアップリングを挟み込むように保持する保持部材と、を有している往復動用オイルシールにおいて、前記バックアップリングの内周面が、軸方向に沿って密封側から大気側に向かって拡径するテーパをなすように形成されている点にある。そして、このような構成を採用したことにより、テーパをなすバックアップリングの内周面は、高圧下で使用する場合、バックアップリングの内周面のうちの少なくとも大気側の部位を往復動軸に対して非接触状態に保持させることができるので、環状溝が圧力で押し潰されるのを防止することができる。
また、本発明に係る他の往復動用オイルシールの特徴は、往復動軸に摺接可能とされたシールリップを具備するシール本体と、前記シールリップの耐圧性を確保するために、前記シールリップを大気側から支持するように配置されるとともに、前記往復動軸と対向する内周面には、潤滑部材を保持可能な少なくとも1つの環状溝が設けられている樹脂により形成されたバックアップリングと、前記シール本体との間で前記バックアップリングを挟み込むように保持する保持部材と、を有している往復動用オイルシールにおいて、前記バックアップリングの内周面には、複数の環状突起が軸方向に沿って配列されており、前記環状溝が、前記複数の環状突起の隣位の環状突起の間の谷部により形成されており、前記複数の環状突起の頂部を軸方向に沿って直線状に結ぶ母線により形成される仮想内周面が、軸方向に沿って密封側から大気側に向かって拡径するテーパをなすように形成されている点にある。そして、このような構成を採用したことにより、テーパをなすバックアップリングの仮想単曲面は、高圧下で使用する場合、バックアップリングの内周面のうちの少なくとも大気側の部位を往復動軸に対して非接触状態に保持させることができるので、環状溝が圧力で押し潰されるのを防止することができる。
前記テーパの角度が1〜15°であることが好ましく、また、前記環状突起の頂角が120〜160°であることが好ましい。
前記シール本体を具備し密封側に配置されるメインシールと、このメインシールの大気側に配置されるダストシールとを有しており、このダストシールが前記保持部材を構成していることが好ましい。
本発明の往復動用オイルシールによれば、バックアップリングのテーパをなす内周面は、高圧下で使用する場合、バックアップリングの内周面のうちの少なくとも大気側の部位を往復動軸に対して非接触状態に保持させることができるので、環状溝が圧力で押し潰されるのを防止することができる。その結果、バックアップリングの内周面が往復動軸と全面接触するのを防止することによる高性能化を確実に図ることができるなどの優れた効果を奏する。
以下、本発明を図面に示す実施形態により説明する。
図1および図2は、本発明に係る往復動用オイルシールの第1実施形態を示すものであり、図1は要部を示す断面図、図2は図1のバックアップリングの拡大断面図である。
本実施形態の往復動用オイルシールは、バックアップリングの内面に複数の環状突起を設けたものを例示している。また、本実施形態の往復動用オイルシールは、自動車、二輪車などの車両の懸架装置のショックアブソーバ(油圧緩衝器)に用いるものを例示している。
図1に示すように、本実施形態の往復動用オイルシール1は、密封側OSに配置されるメインシール2と、大気側ASに配置されるダストシール3と、メインシール2とダストシール3との間に配置されるバックアップリング4とを有している。
前記メインシール2は、潤滑油などの密封流体(図示せず)が図1の上方に示す密封側OSから図1の下方に示す大気側ASに漏洩するのを防止するためのものであり、金属などの剛性材料により形成された補強環としてのメイン用補強環5に、ゴム様弾性体で形成されたシール本体6が一体に焼き付けられて形成されている。このメイン用補強環5は、環状に形成された環本体5aと、環本体5aの外周縁から図1の下方に示す大気側ASに向かってほぼ直角に延出された外側部5bとにより、全体として断面ほぼ横向きL字形状をなす環状に形成されている。
前記シール本体6には、メイン用補強環5の内周部から密封側OSに向かって徐々に縮径するように形成された環状のシールリップ7が形成されており、シールリップ7は、図1の2点鎖線にて示す往復動軸8と適宜な締代を有し、往復動軸8と摺接するリップ先端9を有している。そして、シールリップ7は、リップ先端9から密封側OSに向けて拡径された所定の油面角を有する油面10と、リップ先端9から大気側ASに向けて拡径された所定のシール角を有するシール面11とを有しており、シール面11のリップ先端9側の所望の領域が、往復動軸8の表面に適宜な締代をもって当接するようにされている。また、シールリップ7のリップ先端9の径方向外側の背面には、シールリップ7と往復動軸8との間のラジアル方向の緊迫力を保持するためのガータースプリング12が配設されている。
前記ダストシール3は、大気側ASから埃やゴミなどのダストが密封側OSへ侵入するのを防ぐためのものであり、金属などの剛性材料により環状に形成された補強環としてのダスト用補強環13に、ゴム様弾性体で形成された環状のダストリップ14が一体に焼き付けられて形成されている。このダストリップ14は、全体としてダスト用補強環13の大気側ASに位置する図1下方に示す下面の内周部から大気側ASに向かって徐々に縮径するように形成されている。
前記ダスト用補強環13の外径寸法は、メイン用補強環5の外側部5bの内径寸法より若干大きく形成されており、ダスト用補強環13を、メイン用補強環5の環本体5aと外側部5bとにより形成される円柱状の内部空間に嵌合して装着することができるようになっている。さらに、ダスト用補強環13の図1の上下方向に示す厚さ寸法は、メイン用補強環5の外側部5bの図1の上下方向に示す深さ寸法より大きく形成されており、ダスト用補強環13をメイン用補強環5に装着した状態において、ダスト用補強環13の大気側ASに位置する図1の下方に示す下面がメイン用補強環5の外側部5bの先端から大気側ASに突出されている。また、ダスト用補強環13の内径寸法は、メイン用補強環5の内径寸法より小さく、かつ、往復動軸8の外径寸法より大きく形成されている。
なお、ダストリップ14の構成は、従来公知のダストリップと同一構成とされているので、その詳しい説明については省略する。
前記バックアップリング4は、メインシール2のシールリップ7の耐圧性を確保、すなわち、密封側OSからの圧力によりシールリップ7が大気側ASにはみ出し変形するのを防止するためのものであり、ふっ素樹脂、ポリアミド、ポリアセタールなどの樹脂により環状に形成されている。本実施形態においてはふっ素樹脂、詳しくは、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)が用いられている。なお、ふっ素樹脂には、設計コンセプトなどの必要に応じて各種の配合剤を添加することができる。
本実施形態のバックアップリング4は、密封側OSに配置された外径の寸法が小径の小径部15と、大気側ASに配置された外径の寸法が大径の大径部16とが段部17によって接続された外径が段付きの段付き円筒状に形成されている。また、小径部15の外周面は、メインシール2のシールリップ7のシール面11側を大気側ASから支持することができるように、シール面11とほぼ同一のテーパの角度をもって密封側OSに向かって々に縮径するように形成された支持用テーパ面18とされている。
図2に示すように、本実施形態のバックアップリング4の内周面20、すなわち、往復動軸8の外周面と対向する面には、複数、本実施形態においては3つの環状突起19が所定の間隔、例えば、0.5〜1.5mm程度の間隔をおいて軸方向に沿って配列されている。また、バックアップリング4の内周面20は、全ての環状突起19の頂部19aを軸方向に沿って直線状に結ぶ母線により形成される仮想内周面20a、すなわち、前記母線をバックアップリング4の軸心を中心として周方向に移動させることにより形成される曲面が、軸方向に沿って密封側OSから大気側ASに向かって拡径するテーパをなすように形成されている。
なお、本実施形態においては、軸方向の両側に位置する図1の上方および下方に位置する2つの環状突起19のそれぞれの軸方向の外側が環状突起16の内径寸法より大径に形成されているので、全ての環状突起19の頂部19aを軸方向に沿って直線状に結ぶ母線によって形成される仮想内周面20aは、円すいの頂点を切り取った截頭円すいの外周面のような単曲面(錐面)を形成している。
前記テーパの角度α、すなわち、バックアップリング4の軸心、ひいては往復動軸8の軸心とのなす角度としては、1〜15°の範囲が最適である。この範囲より小さくなると高圧下において環状突起19が往復動軸8と強く接触したり、環状突起19が潰れてバックアップリング4の内面が往復動軸8と全面接触したりして、後述する環状溝21による潤滑部材を保持するために必要な空間を確保することが困難となり、摩擦力および摩耗が顕著になる傾向がある。一方、この範囲より大きくなると、バックアップリング4の耐圧性が低下し、高圧下において環状突起19、特に、図1の上方に位置する最も密封側OSに設けられている環状突起19が往復動軸8に強く接触することとなり、この環状突起19のみ摩耗が顕著になる傾向がある。本実施形態のバックアップリング4のテーパの角度αは、3°に形成されている。
本実施形態の環状突起19は、高さが低く底辺が長い断面ほぼ三角山形に形成されており、各環状突起19の隣位の環状突起19の間には谷部が形成されており、この谷部により潤滑部材を保持可能な環状溝21が形成されている。
すなわち、本実施形態のバックアップリング4の内周面20には、3つの環状突部と2つの環状溝21とがそれぞれを交互として形成されている。つまり、バックアップリング4の内面は、環状突起19と環状溝21とが軸方向に交互に連続した軸方向に沿って凹凸形状に形成されている。
前記環状突起19の数としては、バックアップリング4の内周面20に、少なくとも1つの環状溝21を形成することができるように2つ以上であればよい。
なお、潤滑部材としては、潤滑油などの密封流体、密封流体とは異なるグリース、固体潤滑材などから設計コンセプトなどの必要に応じて選択して用いることができる。
前記環状突起19としては、その頂角βを120〜160°の範囲とすることが最適である。この範囲より小さくなると高圧下において環状突起19が往復動軸8と接触した場合に環状突起19が潰れて環状突起19と環状溝21とによる凹凸形状を保持することができずに潤滑部材の保持ができなくなる傾向があり、一方、この範囲より大きくなると往復動軸8の表面に潤滑膜を保持するための潤滑部材を保持する環状溝21の形成そのものが困難になる傾向がある。本実施形態のバックアップリング4の環状突起19の頂角βは、145°に形成されている。
なお、環状突起19の断面形状としては、全体として山形であればよく、例えば、台形、円弧、半円、半楕円、放物線やサイクロイド曲線などの各種の2次曲線状などの各種の形状から設計コンセプトなどの必要に応じて選択して用いることができる。
但し、頂角βを120〜160°の範囲とすることが環状溝21による潤滑部材の保持機能を確保するうえで肝要である。この環状突起19の変形例を図3に示す。なお、図3(a)は断面台形の環状突起19Aを示し、図3(b)は、円弧状の環状突起19Bを示す。
本実施形態のバックアップリング4は、その仮想内周面20aの内径寸法、詳しくは、最も密封側OSに位置する最小径の環状突起19の頂部19aの内径寸法が、往復動軸8の外径寸法より、0.1mm程度大きく形成されており、使用状態において密封側OSからの圧力が高圧にならない定常状態において、往復動軸8の外周面との間に0.1mm程度の隙間ができるように非接触状態を保持するように形成されている。
図1に示すように、本実施形態のバックアップリング4は、個別に形成されたものが、ダスト用補強環13をメイン用補強環5に装着する際に、メインシール2のシールリップ7の大気側ASと、ダストシール3の密封側OSとの間に装着されている。
したがって、本実施形態の往復動用オイルシール1においては、シール本体6を具備し密封側OSに配置されるメインシール2と、このメインシール2の大気側ASに配置されるダストシール3とを有しており、このダストシール3がシール本体6との間でバックアップリング4を挟み込むように保持する保持部材22としての機能を併せ持つ構成とされている。
なお、保持部材22としては、シール本体6との間でバックアップリング4を挟み込むように保持することができるものであればよく、ダストシール3の代わりに、往復動軸9あるいは図示しないハウジングに止め輪を装着して、この止め輪を保持部材22として機能させる構成などを挙げることができる。
その他の構成については、従来の往復動用オイルシールと同様とされているので、その詳しい説明については省略する。
つぎに、前述した構成からなる本実施形態の作用について説明する。
本実施形態の往復動用オイルシール1によれば、バックアップリング4の内周面20には、複数の環状突起19が軸方向に沿って配列されており、環状溝21が、複数の環状突起19の隣位の環状突起19の間の谷部により形成されており、複数の環状突起19の頂部19aを軸方向に沿って直線状に結ぶ母線により形成される仮想内周面20aが、軸方向に沿って密封側OSから大気側ASに向かって拡径するテーパをなすように形成されているから、テーパをなすバックアップリング4の仮想内周面20aは、例えば、圧力2〜9MPaと高圧下で使用する場合であっても、バックアップリング4の内周面20のうちの少なくとも大気側ASの部位を往復動軸8に対して非接触状態に保持させることができるので、環状溝21が圧力で押し潰されるのを防止することができる。その結果、バックアップリング4の内周面20が往復動軸8と全面接触するのを防止することによる高性能化、すなわち、高圧下で使用する場合であっても、バックアップリング4の環状溝21に潤滑部材を保持、ひいてはバックアップリング4と往復動軸8との間の潤滑膜が確実に保持されるので、摩耗や変形が進行するのを防止することができる。
したがって、 本実施形態の往復動用オイルシール1によれば、全体として長期間に亘り安定した密封性能を保持することができるとともに、耐久性に優れた寿命の長いものを容易に得ることができる。
このことは、本実施形態の往復動用オイルシール1を本発明品とし、従来の一般的なバックアップリングを備えた往復動用オイルシールとしての本発明品のバックアップリング4の内面に環状突起19および環状溝21を設けずにさらにテーパとせずに円柱状としたものを従来品1とし、従来の潤滑材を保持する環状溝を設けたバックアップリングを備えた往復動用オイルシールとしての本発明品のバックアップリング4のテーパ角度αを0°としたもの(環状突起19および環状溝21は設けてあるがテーパ角度αが0°)を従来品2とし、これらの本発明品、従来品1、従来品2のそれぞれをショックアブソーバに組み込んで、±1mm、15Hzにて摩耗量および耐久性の評価試験を行ったところ、本発明品は800万回の耐久回数で摩耗量が0.01平方mmであったのに対し、従来品1は100万回の耐久回数で摩耗量が0.04平方mmであり、従来品2は500万回の耐久回数で摩耗量が0.02平方mmであったという試験結果からも確認することができた。
また、本実施形態の往復動用オイルシール1によれば、バックアップリング4のテーパの角度αが1〜15°であるから、高圧下で使用する場合であっても、バックアップリング4の内周面20のうちの少なくとも大気側ASの部位を往復動軸8に対して非接触状態に保持させることが容易かつ確実にできる。
また、本実施形態の往復動用オイルシール1によれば、バックアップリング4の環状突起19が、断面山形であり、環状突起19の頂角が120〜160°であるので、環状突起19の隣位の環状突起19の間の谷部に、潤滑部材を保持するのに必要な空間を確保した環状溝21を確実かつ容易に得ることができる。
また、本実施形態の往復動用オイルシール1によれば、シール本体6を具備し密封側OSに配置されるメインシール2と、このメインシール2の大気側ASに配置されるダストシール3とを有しており、バックアップリング4がメインシール2のシールリップ7の大気側ASとダストシール3の密封側OSとの間に装着されているから、密封流体が密封側OSから大気側ASに向かって漏洩するのを防止することができるとともに、大気側ASから埃やゴミなどのダストが密封側OSへ侵入するのを防止することができる。その結果、長期間に亘り安定した密封性能を保持することができる。
図4は、本発明に係る往復動用オイルシールの第2実施形態の要部を示す拡大断面図である。
本実施形態の往復動用オイルシール1Aは、前述した第1実施形態の往復動用オイルシール1のバックアップリング4の代わりに、内面に複数の環状溝21Aを設けたバックアップリング4Aが用いられている。
すなわち、本実施形態の往復動用オイルシール1Aのバックアップリング4Aは、その内周面20A、すなわち、往復動軸8の外周面と対向する面が軸方向に沿って密封側OSから大気側ASに向かって拡径するテーパをなすように形成されている。この内周面20Aのテーパの角度αAとしては、前述した第1実施形態の往復動用オイルシール1Aのバックアップリング4Aの仮想内周面20aがなすテーパの角度αと同一とされている。
また、本実施形態の往復動用オイルシール1Aのバックアップリング4Aの内周面20Aには、複数、本実施形態においては3つの断面ほぼ半円状に形成された環状溝21Aが所定の間隔、例えば、0.5〜1.5mm程度の間隔をおいて軸方向に沿って配列されている。
前記環状溝21Aの断面形状としては、三角形、四角形、多角形、台形、半円形、半楕円形、円弧などの各種の形状から選択することができる。
その他の構成については、前述した第1実施形態の往復動用オイルシール1のバックアップリング4と同様とされているので、前述したバックアップリング4と同一ないし相当する構成については図面中に同一の符号を付しその説明は省略する。
このような構成からなる本実施形態の往復動用オイルシール1Aによれば、前述した第1実施形態の往復動用オイルシール1と同様の効果を奏することができる。
すなわち、本実施形態の往復動用オイルシール1Aによれば、バックアップリング4Aの内周面20Aが、軸方向に沿って密封側OSから大気側ASに向かって拡径するテーパをなすように形成されているから、テーパをなすバックアップリング4Aの内周面20Aは、前述した第1実施形態の往復動用オイルシール1のバックアップリング4と同様に、例えば、圧力2〜9MPaと高圧下で使用する場合であっても、バックアップリング4Aの内周面20Aのうちの少なくとも大気側ASの部位を往復動軸8に対して非接触状態に保持させることができるので、環状溝21が圧力で押し潰されるのを防止することができる。その結果、バックアップリング4Aの内周面20Aが往復動軸8と全面接触するのを防止することによる高性能化、すなわち、高圧下で使用する場合であっても、バックアップリング4Aの内周面20Aに潤滑部材を保持させて摩耗や変形が進行するのを防止することができる。
したがって、 本実施形態の往復動用オイルシール1Aによれば、全体として長期間に亘り安定した密封性能を保持することができるとともに、耐久性に優れた寿命の長いものを容易に得ることができる。
また、本実施形態の往復動用オイルシール1Aによれば、バックアップリング4Aのテーパの角度αAが1〜15°であるから、前述した第1実施形態の往復動用オイルシール1のバックアップリング4と同様に、高圧下で使用する場合であっても、バックアップリング4Aの内周面20Aのうちの少なくとも大気側ASの部位を往復動軸8に対して非接触状態に保持させることが容易かつ確実にできる。
また、本実施形態の往復動用オイルシール1Aによれば、シール本体6を具備し密封側OSに配置されるメインシール2と、このメインシール2の大気側ASに配置されるダストシール3とを有しており(図1参照)、バックアップリング4Aがメインシール2のシールリップ7の大気側ASとダストシール3の密封側OSとの間に装着されているから、密封流体が密封側OSから大気側ASに向かって漏洩するのを防止することができるとともに、大気側ASから埃やゴミなどのダストが密封側OSへ侵入するのを防止することができる。その結果、長期間に亘り安定した密封性能を保持することができる。
なお、本発明の往復動用オイルシールは、自動車、二輪車などの車両の懸架装置のショックアブソーバなどの往復動軸の密封を行う各種の装置に用いることができる。勿論、回転軸の密封を行う回転用オイルシールに用いることもできる。
また、本発明は、前述した各実施形態に限定されるものではなく、必要に応じて種々の変更が可能である。
本発明に係る往復動用オイルシールの第1実施形態の要部を示す断面図 図1のバックアップリングの拡大断面図 図1のバックアップリングの環状突起の変形例を示す断面図 本発明に係る往復動用オイルシールの第2実施形態の要部を示す拡大断面図
符号の説明
1、1A 往復動用オイルシール
2 メインシール
3 ダストシール
4、4A バックアップリング
6 シール本体
7 シールリップ
8 往復動軸
11 シール面
14 ダストリップ
15 小径部
16 大径部
17 段部
18 支持用テーパ面
19 環状突起
19a 頂部
20、20A 内周面
20a 仮想内周面
21、21A 環状溝
22 保持部材
α (仮想単曲面のテーパの)角度
αA (内周面のテーパの)角度
β (環状突起の頂部の)頂角
AS 大気側
OS 密封側

Claims (5)

  1. 往復動軸に摺接可能とされたシールリップを具備するシール本体と、
    前記シールリップの耐圧性を確保するために、前記シールリップを大気側から支持するように配置されるとともに、前記往復動軸と対向する内周面には、潤滑部材を保持可能な少なくとも1つの環状溝が設けられている樹脂により形成されたバックアップリングと、
    前記シール本体との間で前記バックアップリングを挟み込むように保持する保持部材と、
    を有している往復動用オイルシールにおいて、
    前記バックアップリングの内周面が、軸方向に沿って密封側から大気側に向かって拡径するテーパをなすように形成されていることを特徴とする往復動用オイルシール。
  2. 往復動軸に摺接可能とされたシールリップを具備するシール本体と、
    前記シールリップの耐圧性を確保するために、前記シールリップを大気側から支持するように配置されるとともに、前記往復動軸と対向する内周面には、潤滑部材を保持可能な少なくとも1つの環状溝が設けられている樹脂により形成されたバックアップリングと、
    前記シール本体との間で前記バックアップリングを挟み込むように保持する保持部材と、
    を有している往復動用オイルシールにおいて、
    前記バックアップリングの内周面には、複数の環状突起が軸方向に沿って配列されており、
    前記環状溝が、前記複数の環状突起の隣位の環状突起の間の谷部により形成されており、
    前記複数の環状突起の頂部を軸方向に沿って直線状に結ぶ母線により形成される仮想内周面が、軸方向に沿って密封側から大気側に向かって拡径するテーパをなすように形成されていることを特徴とする往復動用オイルシール。
  3. 前記テーパの角度が1〜15°であることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の往復動用オイルシール。
  4. 前記環状突起が、断面山形であり、前記環状突起の頂角が120〜160°であることを特徴とする請求項2または請求項3に記載の往復動用オイルシール。
  5. 前記シール本体を具備し密封側に配置されるメインシールと、このメインシールの大気側に配置されるダストシールとを有しており、このダストシールが前記保持部材を構成していることを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれか1項に記載の往復動用オイルシール。
JP2006238984A 2006-09-04 2006-09-04 往復動用オイルシール Pending JP2008057756A (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006238984A JP2008057756A (ja) 2006-09-04 2006-09-04 往復動用オイルシール
CN2007800327755A CN101535692B (zh) 2006-09-04 2007-09-04 往复运动用油封
EP07806645.3A EP2060834B1 (en) 2006-09-04 2007-09-04 Oil seal for reciprocation motion
US12/310,667 US8282107B2 (en) 2006-09-04 2007-09-04 Oil seal for reciprocation motion
PCT/JP2007/067177 WO2008029786A1 (fr) 2006-09-04 2007-09-04 Joint étanche à l'huile pour un mouvement alternatif

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006238984A JP2008057756A (ja) 2006-09-04 2006-09-04 往復動用オイルシール

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2008057756A true JP2008057756A (ja) 2008-03-13

Family

ID=39157212

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006238984A Pending JP2008057756A (ja) 2006-09-04 2006-09-04 往復動用オイルシール

Country Status (5)

Country Link
US (1) US8282107B2 (ja)
EP (1) EP2060834B1 (ja)
JP (1) JP2008057756A (ja)
CN (1) CN101535692B (ja)
WO (1) WO2008029786A1 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011169725A (ja) * 2010-02-18 2011-09-01 Jfe Steel Corp 水圧試験機での耐高圧用のパッキンバックアップリング
JPWO2020250578A1 (ja) * 2019-06-12 2020-12-17

Families Citing this family (18)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010196751A (ja) * 2009-02-24 2010-09-09 Nok Corp 密封装置
US20100259015A1 (en) * 2009-04-08 2010-10-14 Lannie Laroy Dietle Hydrodynamic seal with improved exclusion and lubrication
US9109703B2 (en) * 2010-02-11 2015-08-18 Kalsi Engineering, Inc. Hydrodynamic backup ring
US9845879B2 (en) 2009-11-30 2017-12-19 Kalsi Engineering, Inc. High pressure dynamic sealing arrangement
US9429238B2 (en) 2009-11-30 2016-08-30 Kalsi Engineering, Inc. Dynamic backup ring assembly
BR112012011941A2 (pt) * 2009-12-11 2016-05-10 Saint Gobain Performance Plast sistema para movimento linear e montagem de vedação
JP5757455B2 (ja) * 2011-03-18 2015-07-29 Nok株式会社 密封装置
US10125872B2 (en) * 2011-08-18 2018-11-13 Bal Seal Engineering, Inc. Reciprocating seal for high pulsating pressure
US10801622B2 (en) 2013-04-18 2020-10-13 Bal Seal Engineering, Llc Interlocking face seal assemblies and related methods
CA3053128C (en) * 2014-07-09 2021-10-19 Saint-Gobain Performance Plastics Corporation Polymer seal assembly
US10330203B2 (en) 2017-01-06 2019-06-25 Kalsi Engineering Inc. High pressure dynamic sealing device
US11193589B2 (en) * 2017-03-29 2021-12-07 Nok Corporation Sealing device
JP2020008088A (ja) * 2018-07-06 2020-01-16 Nok株式会社 バックアップリング
EP3845780A4 (en) * 2018-08-28 2022-05-11 NOK Corporation SEALING STRUCTURE FOR RESIN HOOD
JP7166530B2 (ja) * 2019-07-05 2022-11-08 Smc株式会社 フッ素樹脂成形体
CA3146420A1 (en) * 2019-07-19 2021-01-28 Spm Oil & Gas Inc. Novel high-pressure sealing ring with custom-shaped profile
CN212106763U (zh) * 2020-04-21 2020-12-08 烟台润蚨祥油封有限公司 一种减震器的低摩擦密封系统
US20220216763A1 (en) * 2021-01-05 2022-07-07 Fairway Electronic Co., Ltd. Rotating Machine

Citations (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60110767U (ja) * 1983-12-29 1985-07-27 キ−パ−株式会社 バツクアツプリング付オイルシ−ル
JPH01136770U (ja) * 1988-03-14 1989-09-19
JPH0259363U (ja) * 1988-10-24 1990-04-27
JP3278349B2 (ja) * 1995-05-25 2002-04-30 エヌオーケー株式会社 密封装置
JP2002349716A (ja) * 2001-05-28 2002-12-04 Koyo Seiko Co Ltd 密封装置
JP3443423B2 (ja) * 1993-06-04 2003-09-02 Nok株式会社 密封装置およびその製造方法
JP2004036631A (ja) * 2002-06-28 2004-02-05 Nok Corp 密封装置
WO2005026588A1 (ja) * 2003-09-16 2005-03-24 Nok Corporation 往復動軸用密封装置
JP2005220931A (ja) * 2004-02-03 2005-08-18 Nok Corp オイルシール
JP2005273692A (ja) * 2004-03-23 2005-10-06 Nok Corp 往復動軸用密封装置

Family Cites Families (32)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
IT527712A (ja) * 1953-06-08
US3501155A (en) * 1967-05-22 1970-03-17 Gen Motors Corp Bi-directional seal
GB1302198A (ja) * 1969-05-09 1973-01-04
US3947046A (en) * 1973-05-30 1976-03-30 Riken Piston Ring Kogyo Kabushiki Kaisha Oil seal ring for internal combustion engine
US4174845A (en) * 1974-08-15 1979-11-20 Repco Research Proprietary Limited Fluid seal
US4195854A (en) * 1975-10-14 1980-04-01 Jacques Bertin Shaft seal assemblies
DE2556992C2 (de) * 1975-12-18 1980-04-24 Goetze Ag, 5093 Burscheid Wellendichtring
US4300778A (en) * 1980-02-07 1981-11-17 International Packings Corporation High pressure shaft seal
DE3316063C2 (de) * 1983-05-03 1985-10-17 Fa. Carl Freudenberg, 6940 Weinheim Dichtung
DE3323741C2 (de) * 1983-07-01 1986-07-03 Fa. Carl Freudenberg, 6940 Weinheim Wellendichtring
JPS60110767A (ja) 1983-11-19 1985-06-17 Nippon Paint Co Ltd 塗料組成物
US4613143A (en) * 1984-04-11 1986-09-23 Federal-Mogul Corporation Dual-lip shaft seal with one spring-urged lip
DE3418738C2 (de) * 1984-05-19 1986-05-15 Fa. Carl Freudenberg, 6940 Weinheim Wellendichtung
JPH01136770A (ja) 1987-11-25 1989-05-30 Oki Electric Ind Co Ltd プリンタ
US5456475A (en) * 1988-04-28 1995-10-10 Skf Usa Inc. Protected seal assembly and protective filter unit therefor
JP2558504B2 (ja) * 1988-06-13 1996-11-27 光洋精工株式会社 オイルシール
US5183271A (en) * 1990-01-25 1993-02-02 Nok Corporation Sealing device and manufacturing method of the same
KR100279109B1 (ko) * 1993-04-09 2001-03-02 후지 하루노스케 회전축 시일
DE4443422C2 (de) * 1994-12-06 1997-05-28 Bruss Dichtungstechnik Wellendichtring mit einer elastischen Dichtlippe
JP3150861B2 (ja) * 1994-12-15 2001-03-26 エヌオーケー株式会社 往復動用密封装置
US5759466A (en) * 1995-05-25 1998-06-02 Nok Corporation Method of making lip-type oil seals having improved sealing edge
WO2004092620A1 (ja) * 1996-04-24 2004-10-28 Yoshiyuki Kanzaki 往復動用密封装置
US6105968A (en) * 1997-02-24 2000-08-22 Massachusetts Institute Of Technology Textured seal for reduced wear
JPH1136770A (ja) 1997-07-17 1999-02-09 Tomotake Shigemori ボーリング等用の削進ビット
US6494462B2 (en) * 1998-05-06 2002-12-17 Kalsi Engineering, Inc. Rotary seal with improved dynamic interface
CN1126888C (zh) * 1999-02-18 2003-11-05 萱场工业株式会社 密封构造
DE19938785A1 (de) 1999-08-16 2001-03-22 Cr Elastomere Gmbh Dichtungsanordnung zur Abdichtung eines stangenförmigen Elements
DE10002282C1 (de) * 2000-01-20 2001-09-27 Federal Mogul Burscheid Gmbh Verfahren zur Herstellung eines Ölabstreifkolbenringes, sowie ein nach diesem Verfahren hergestellter Ölabstreifkolbenring
US6322082B1 (en) * 2000-03-20 2001-11-27 Skf Usa Inc. High pressure seal with contoured stamping I. D.
DE20121487U1 (de) * 2001-11-08 2002-12-19 Bruss Dichtungstechnik Wellendichtring
JP2005172061A (ja) * 2003-12-09 2005-06-30 Nok Corp 密封装置
US7832735B2 (en) * 2006-01-11 2010-11-16 Skf Usa Inc. Seal assembly with protective filter

Patent Citations (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60110767U (ja) * 1983-12-29 1985-07-27 キ−パ−株式会社 バツクアツプリング付オイルシ−ル
JPH01136770U (ja) * 1988-03-14 1989-09-19
JPH0259363U (ja) * 1988-10-24 1990-04-27
JP3443423B2 (ja) * 1993-06-04 2003-09-02 Nok株式会社 密封装置およびその製造方法
JP3278349B2 (ja) * 1995-05-25 2002-04-30 エヌオーケー株式会社 密封装置
JP2002349716A (ja) * 2001-05-28 2002-12-04 Koyo Seiko Co Ltd 密封装置
JP2004036631A (ja) * 2002-06-28 2004-02-05 Nok Corp 密封装置
WO2005026588A1 (ja) * 2003-09-16 2005-03-24 Nok Corporation 往復動軸用密封装置
JP2005220931A (ja) * 2004-02-03 2005-08-18 Nok Corp オイルシール
JP2005273692A (ja) * 2004-03-23 2005-10-06 Nok Corp 往復動軸用密封装置

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011169725A (ja) * 2010-02-18 2011-09-01 Jfe Steel Corp 水圧試験機での耐高圧用のパッキンバックアップリング
JPWO2020250578A1 (ja) * 2019-06-12 2020-12-17
WO2020250578A1 (ja) * 2019-06-12 2020-12-17 Nok株式会社 密封装置
CN113994127A (zh) * 2019-06-12 2022-01-28 Nok株式会社 密封装置
EP3985287A4 (en) * 2019-06-12 2022-07-06 NOK Corporation SEALING DEVICE
JP7203971B2 (ja) 2019-06-12 2023-01-13 Nok株式会社 密封装置
US11773982B2 (en) 2019-06-12 2023-10-03 Nok Corporation Sealing device
CN113994127B (zh) * 2019-06-12 2024-04-05 Nok株式会社 密封装置

Also Published As

Publication number Publication date
EP2060834B1 (en) 2013-05-08
US20100084824A1 (en) 2010-04-08
US8282107B2 (en) 2012-10-09
EP2060834A4 (en) 2012-03-21
EP2060834A1 (en) 2009-05-20
CN101535692B (zh) 2013-09-11
WO2008029786A1 (fr) 2008-03-13
CN101535692A (zh) 2009-09-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2008057756A (ja) 往復動用オイルシール
US9103446B2 (en) Fluid seal assembly
KR20140015261A (ko) 조합형 먼지 차단 스러스트 패드를 가진 동적 레이디얼 샤프트 시일 조립체
JP2008267449A (ja) バックアップリング
US20070187902A1 (en) Robust sealing system for power steering input shaft
JP6961094B2 (ja) 密封装置
US20200309267A1 (en) Dust seal
CN110686036A (zh) 支承环
JP5447787B2 (ja) 往復動用密封装置
JP6011777B2 (ja) 密封装置
JP6262961B2 (ja) 密封装置
JP2008128377A (ja) 密封装置
JP6543353B2 (ja) 密封装置
US8720903B2 (en) Fluid seal assembly
JP6868438B2 (ja) 密封装置
JP7051310B2 (ja) 密封装置
JP6606685B2 (ja) 船尾管シール装置及び船尾管密封構造
JP2003254440A (ja) 密封装置
JP2017180482A (ja) 密封装置
JP2008019900A (ja) オイルシール
JP7121135B2 (ja) 密封装置
US20150001804A1 (en) Fluid seal assembly with wear ring
JP5344163B2 (ja) 密封装置
JP4775556B2 (ja) 密封装置
JP2019100387A (ja) 密封構造

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20090202

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20111220

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120215

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120306

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120501

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20120612

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120912

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20120912

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20121005

A912 Re-examination (zenchi) completed and case transferred to appeal board

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912

Effective date: 20121214