JP4775556B2 - 密封装置 - Google Patents

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本発明は、自動車や一般機械、産業機械等における軸受部等へダスト、泥水等が侵入するのを防止する密封装置において、静止側のシールリップを回転側のシールフランジに密接させてシールを行うものに関するものである。
回転軸の外周を密封する密封装置の一種として、静止側のシールリップを回転側のシールフランジに密接させてシールを行うものがある。図5は、この種の密封装置における典型的な従来技術による密封装置を、軸心を通る平面で切断して示す半断面図で、この密封装置100は、不図示の軸孔ハウジングの内周に装着されるゴム状弾性体からなる静止側シールリップ101と、前記軸孔ハウジングに挿通された不図示の回転軸の外周面に装着される金属製の回転側スリンガ102と、シールリップ101の機外側に設けられた不織布からなるダストリップ103とを備える。
詳しくは、シールリップ101は、先端が外周側を向くようなテーパ状をなすものであって、金属製の取付環104に一体的に成形されており、この取付環104を介して軸孔ハウジングの内周面に固定される。一方、スリンガ102は、回転軸の外周に嵌合される円筒部102aと、その一端から円盤状に展開しシールリップ101の先端が密接されるシールフランジ102bとを有する。また、ダストリップ103は、シールリップ101の基部101aの背面に取り付けられ、その内周端部が、スリンガ102の円筒部102aに密接されている。また、シールフランジ102bにおけるシールリップ101との摺動面には、回転方向に対して求心方向へ延びる螺旋溝(不図示)が形成されている。
すなわちこの密封装置100は、シールフランジ102bとシールリップ101の密接摺動部において、回転軸と一体的に回転するシールフランジ102bによる振り切り作用と、螺旋溝の螺子ポンプ効果により、シールリップ101の内周側へオイルが通過するのを阻止し、ダストリップ103によって、機外からの異物の侵入を阻止するものである(例えば特許文献1参照)。
特開2000−199568
しかしながら、上述の構成を有する従来の密封装置100によれば、シールリップ101が一体化された取付環104と、スリンガ102の取付位置に、軸方向への誤差がある場合は、シールフランジ102bに対するシールリップ101の締め代が減少して、密封性が低下するおそれがある。また、スリンガ102が取り付けられた回転軸に軸方向のガタがある場合も、回転軸のガタ付きに伴うスリンガ102の軸方向挙動に対してシールリップ101の追随性が悪いと、漏れを発生するおそれがある。
また、シールリップ101の材質には、動作の応答性(追随性)、及びヘタリの抑制などを考慮して、一般的にはVMQ(シリコーンゴム)又はFVMQ(フロロシリコーンゴム)が使用されているが、温度条件の厳しい環境では適用が困難である。VMQ及びFVMQよりも耐熱性の良い材料としては、FKM(フッ素ゴム)があるが、追随性に劣るため、密封性が不安定になるおそれがあった。
本発明は、以上のような点に鑑みてなされたものであって、その技術的課題とするところは、静止側のシールリップを回転側のシールフランジに密接させてシールを行う密封装置において、シールフランジに対するシールリップの追随性を向上させ、かつ高温条件での密封性を向上させることにある。
請求項1の発明に係る密封装置は、静止側に配置される静止側密封要素と、回転側に配置されるシールフランジとを備え、前記静止側密封要素が、スラストベアリングと、このスラストベアリングを軸方向へ付勢して前記シールフランジに押し付けるばねと、前記スラストベアリングに設けられて前記シールフランジに摺動可能に密接されたシールリップとを備えるものである。
すなわち、この構成において、静止側密封要素におけるばねは、スラストベアリングを介してシールリップをシールフランジ側へ付勢して、回転側のシールフランジに対するシールリップの軸方向追随性を補償するものであり、静止側密封要素におけるスラストベアリングは、回転側のシールフランジとの当接によって、このシールフランジに対する前記シールリップの締め代を一定に保つものである。
請求項1の発明に係る密封装置によれば、回転側のシールフランジに対するシールリップの軸方向追随性がばねによって補償され、しかもシールリップの締め代が一定に保たれるので、回転側の軸方向のガタ付きや、取付誤差や、ヘタリによる締め代低下を吸収して安定した密封性を得ることができる。
図1は、本発明に係る密封装置の実施の形態を、軸心Oを通る平面で切断して示す半断面図、図2及び図3は、上記実施の形態におけるばね17の変更例を示す部分断面図である。なお、これら図1、図2及び図3において、右側が密封対象のオイルの存在する機内空間、左側が機外の大気側である。
この形態による密封装置は、図1に示されるように、静止側である不図示の軸孔ハウジング側に配置される静止側密封要素1と、前記軸孔ハウジングに挿通された回転側である不図示の回転軸に配置されるスリンガ2とを備え、静止側密封要素1は、取付環11と、この取付環11に一体的に設けられた弾性層15と、取付環11に収容されたスラストベアリング16と、取付環11とスラストベアリング16の間に介装されてスラストベアリング16を軸方向へ付勢するばね17と、スラストベアリング16に設けられたオイルシール12と、このオイルシール12の大気側に取り付けられたダストリップ14とからなる。
静止側密封要素1における取付環11は、鋼板等の金属板を打ち抜きプレス成形することにより製作されたものであって、軸孔ハウジングの内周面に圧入嵌合される外周圧入部11aと、この外周圧入部11aから機外側へ延びて段差状に絞られた絞り部11bと、その機外側の端部から内周側へ延びる中間部11cと、その内周から機内側へ向けて漸次小径になるように形成された円錐筒部11dと、その小径端部から内周側へ延びる内周鍔部11eからなる。
静止側密封要素1における弾性層15は、取付環11における大気側の面にゴム状弾性材料で一体的に成形されたものであって、この取付環11の絞り部11bの外周に廻り込んだ部分は、軸孔ハウジングの内周面との間をシールするガスケット部15aとなっている。
静止側密封要素1におけるスラストベアリング16は、環状のリテーナ161と、その機内側の端部に円周方向等間隔で配置され転動自在に保持された多数の球体162とからなり、このスラストベアリング16を軸方向へ付勢するばね17は、円周方向等間隔で複数(3個以上)配置され、前記リテーナ161の機外側を向いた端部に凹設された保持穴161aにそれぞれ保持されると共に、この保持穴161aから突出した一端が、取付環11における中間部11cに当接している。なお、取付環11とリテーナ161は、必要に応じて、凹凸係合部等の係合手段(不図示)が設けられ、相対回転が防止されている。
図1では、ばね17は、コイルスプリングを円周方向等間隔で複数配置したマルチスプリング型としているが、例えばこれを図2に示されるように、複数の皿ばねを軸方向へベローズ状に重ね、スラストベアリング16におけるリテーナ161の機外側を向いた端部に円周方向へ連続して形成された保持溝161cに保持したものや、図3に示されるように、リテーナ161の保持溝161cに、これと略同径のコイルスプリングを保持したシングルスプリング型としたものなども採用可能である。
静止側密封要素1におけるオイルシール12は、スラストベアリング16におけるリテーナ161の内周フランジ161bに、ゴム状弾性材料で一体的に成形されたものであって、詳しくは、前記内周フランジ161bに一体的に加硫接着された基部124と、その内周部から機内側へ延び、先端が外周側を向くような円錐筒状をなすシールリップ122と、その内周側に位置して前記基部124に円周方向へ連続して形成されシールリップ122側を向いた樋状部123と、シールリップ122と反対側を向き、前記基部124の外周部から先端が外周側を向くような円錐筒状をなすように延びる第二シールリップ125とからなる。
静止側密封要素1におけるダストリップ14は、合成樹脂繊維の不織布等からなるものであって、その外周部が、取付環11に一体的に設けられた弾性層15の内周部の背面に接合されている。
スリンガ2は、鋼板等の金属板を打ち抜きプレス加工したものであって、回転軸の外周面に密嵌されるスリーブ21と、その機内側の端部から円盤状に展開するシールフランジ22とを有する。オイルシール12におけるシールリップ122は、このスリンガ2におけるシールフランジ22の内側面22aに先端部の全周が適当な面圧で密接し、第二シールリップ125は、取付環11における中間部11cに先端部の全周が適当な面圧で密接し、ダストリップ14は、スリンガ2におけるスリーブ21の外周面に、内周部14aの全周が密接される。また、シールフランジ22におけるシールリップ122との摺動面には、回転方向に対して求心方向へ延びる螺旋溝(不図示)が形成されている。
以上のように構成された密封装置は、不図示の回転軸と一体回転するスリンガ2のシールフランジ22と非回転であるオイルシール12のシールリップ122との密接摺動部Sにおいて、シールフランジ22による振り切り作用(遠心力)と、このシールフランジ22に形成された螺旋溝の螺子ポンプ効果によって、機内空間からシールリップ122の内周空間Aへ密封対象のオイルが通過するのを阻止するものである。また、シールフランジ22とシールリップ122の密接摺動部Sにおける上半部からその内周側へ、僅かな量のオイルが侵入した場合、この漏液は、シールフランジ22側では遠心力やポンピング作用によって外周側へ押し戻されるが、シールリップ122の上部では、その円錐面状の表面を伝って下方へ流れ、樋状部123で受け止められる。更にこの漏液は、樋状部123による円周溝123aに沿ってその下半部へ流れ、シールリップ122の下半部の表面を伝って下方すなわち外周側へ流れ落ちるので、結局、前記密接摺動部Sから遠心力及びポンピング作用によって外周側へ押し戻される。
ここで、静止側密封要素1におけるスラストベアリング16は、ばね17で軸方向に付勢されることによって、その先端の球体162が、回転するスリンガ2のシールフランジ22と転がり接触しているので、回転側の軸方向のガタ付きが大きくても、このスラストベアリング16の内周フランジ161bに設けられたオイルシール12を、前記ガタ付きによるシールフランジ22の軸方向変位に良好に追随させて、シールフランジ22に対するシールリップ122の締め代を一定に保つ機能を有する。また同様に、静止側密封要素1における取付環11と、スリンガ2(シールフランジ22)の取付位置の軸方向誤差も吸収され、シールフランジ22に対するシールリップ122の締め代が一定に保たれる。
したがって、シールリップ122の材料として、追随性は劣るが耐熱性の良いFKM(フッ素ゴム)を採用しても、シールフランジ22の軸方向変位に対するシールリップ122の良好な密接状態を確保すると共に耐熱性を向上させて、安定した密封性を奏することができる。
なお、スラストベアリング16は、オイルシール12による密封部の機内側に位置しているので、機内空間側のオイルによって良好に潤滑される。
オイルシール12における第二シールリップ125は、上述のような回転側の軸方向のガタ付きや取付誤差によるスラストベアリング16の軸方向変位に応じて変形し、このスラストベアリング16のリテーナ161と、取付環11との間を密封する。また、取付環11と一体の弾性層15の内周に設けられたダストリップ14は、その内周部14aがスリンガ2におけるスリーブ21の外周面と摺動可能に密接されることによって、シールフランジ22とシールリップ122の密接摺動部Sへのダスト等の介入を有効に防止することができる。そしてこのダストリップ14は、不織布からなるものであるため、空気の流通を許容し、シールフランジ22の振り切り作用や、螺旋溝の螺子ポンプ効果によって、シールリップ122の内周空間Aが負圧になるのを防止することができる。
なお、上述の実施の形態では、静止側密封要素1におけるダストリップ14を、合成樹脂繊維の不織布等からなるものとしたが、これをゴム状弾性材料からなるものとしても良い。図4は、上述の実施の形態におけるダストリップの変更例を示す部分断面図で、すなわち、先端が大気側を向いたダストリップ14が、静止側密封要素1におけるゴム状弾性材料からなる弾性層15に、連続して形成されている。ダストリップ14の内周部には、複数のリブ14bが円周方向等間隔で形成されており、このリブ14bによって、ダストリップ14の先端内周縁とスリンガ2のスリーブ21の外周面との間に微小隙間が形成され、スリンガ2のシールフランジ22の振り切り作用や、このシールフランジ22に形成した螺旋溝の螺子ポンプ効果によって、シールリップ122の内周空間Aが負圧になるのを防止するようになっている。
本発明に係る密封装置の実施の形態を、軸心を通る平面で切断して示す半断面図である。 上記実施の形態におけるばねの変更例を示す部分断面図である。 上記実施の形態におけるばねの変更例を示す部分断面図である。 上記実施の形態におけるダストリップの変更例を示す部分断面図である。 従来技術による密封装置を、軸心を通る平面で切断して示す半断面図である。
符号の説明
1 静止側密封要素
11 取付環
12 オイルシール
122 シールリップ
125 第二シールリップ
14 ダストリップ
15 弾性層
16 スラストベアリング
161 リテーナ
162 球体
17 ばね
2 スリンガ
21 スリーブ
22 シールフランジ
S 密接摺動部

Claims (1)

  1. 静止側に配置される静止側密封要素(1)と、回転側に配置されるシールフランジ(22)とを備え、前記静止側密封要素(1)が、スラストベアリング(16)と、このスラストベアリング(16)を軸方向へ付勢して前記シールフランジ(22)に押し付けるばね(17)と、前記スラストベアリング(16)に設けられて前記シールフランジ(22)に摺動可能に密接されたシールリップ(122)とを備えることを特徴とする密封装置。
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