JP3117105U - リングシール - Google Patents
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Abstract
【課題】簡単な構成のV−リングシールをリングシール本体として、該リングシール本体にリング部材を外嵌することで、高圧力や高速回転の条件においても、密閉性が高く、回転軸への締め付け力が高いリングシールを提供する。
【解決手段】軸の外周面に装着される環状の基部2と、該基部2における軸方向一側の内周部から外周側に向けて突設され該基部2とともに略V字状の溝5を形成するリップ部3とを有し、これらが弾性変形可能な素材により一体的に形成したリングシール1において、前記略V字状の溝5に、大きくても該溝5の深さDの半分より内側に納まるリング部材6を装着した。
【選択図】図1
【解決手段】軸の外周面に装着される環状の基部2と、該基部2における軸方向一側の内周部から外周側に向けて突設され該基部2とともに略V字状の溝5を形成するリップ部3とを有し、これらが弾性変形可能な素材により一体的に形成したリングシール1において、前記略V字状の溝5に、大きくても該溝5の深さDの半分より内側に納まるリング部材6を装着した。
【選択図】図1
Description
本考案は、グリースや油等の潤滑剤や各種流体の漏れを防止し、水やダスト等の浸入を防ぐ、回転軸用のリングシールに関する。
従来、回転軸用のシールとして、回転軸に装着する環状の基部から、他部材に密接するリップ部が突設されるリングシールが知られている。前記リングシールは、弾性を有するリップ部が、グリースや油等の潤滑剤や各種流体の漏れを防止し、水やダスト等の浸入を防ぐ。例えば、特許文献1、特許文献2に記載の如くである。
特開平11−325257号公報
特開平8−326924号公報
このようなリングシールとして、図4、図5に示したような、軸の外周面に装着される環状の基部102と、該基部102における軸方向一側の内周部から外周側に向けて突設され該基部102とともに略V字状の外周溝105(以下、V字形溝105)を形成するリップ部103とを有し、これらが弾性変形可能な素材により一体的に構成されるV−リングシール101がある。該V−リングシール101は簡単な構成であるため、低コストで製造することができる。
図4に示したV−リングシール101は、回転軸107と、該回転軸107を囲むハウジング108間に介挿されており、ハウジング108内の流体の漏れを防止している。
しかし、ハウジング108内の流体の圧力が大きい場合には、リップ部103が基部102方向に押されて外方に広がるように変形(拡開)する。この場合、リップ部103が密接していたハウジング108から浮き上がり、流体の漏れが生じることとなっていた。また、リップ部103が広がることで、ハウジング108とリップ部103との密接圧が局所的に強くなり、回転軸107の回転にともなうV−リングシール101の摩耗量が増大し、V−リングシール101の耐久性を悪化させる原因ともなっていた。また、流体圧により、V−リングシール101が回転軸107上で移動してしまう可能性もあった。
しかし、ハウジング108内の流体の圧力が大きい場合には、リップ部103が基部102方向に押されて外方に広がるように変形(拡開)する。この場合、リップ部103が密接していたハウジング108から浮き上がり、流体の漏れが生じることとなっていた。また、リップ部103が広がることで、ハウジング108とリップ部103との密接圧が局所的に強くなり、回転軸107の回転にともなうV−リングシール101の摩耗量が増大し、V−リングシール101の耐久性を悪化させる原因ともなっていた。また、流体圧により、V−リングシール101が回転軸107上で移動してしまう可能性もあった。
また、図5に示したV−リングシール101は、回転軸107の挿通部109におけるダスト等の侵入を防止している。
しかし、回転軸107が高速回転すると、遠心力により、リップ部103がハウジング108より浮き上がり、ダスト等の侵入が生じることとなっていた。そして、遠心力により回転軸への締め付け力が低下して、V−リングシール101が回転軸107上で移動してしまう可能性もあった。
しかし、回転軸107が高速回転すると、遠心力により、リップ部103がハウジング108より浮き上がり、ダスト等の侵入が生じることとなっていた。そして、遠心力により回転軸への締め付け力が低下して、V−リングシール101が回転軸107上で移動してしまう可能性もあった。
回転軸107上での移動を防ぐためには、回転軸107の一定位置に固定するためのストッパ115を回転軸107に設けて、V−リングシール101を取り付ける必要ある。しかしその際には、回転軸107にストッパ取付用の溝116を設ける必要があった。すなわち、回転軸107を溝加工した後に、溝116にストッパ115を取り付け、V−リングシール101を取り付けていたため、V−リングシール101取り付けの一連の作業は、煩雑であった。
このような理由から、シールする流体の圧力が高い場合や軸が高速回転する場合には用いることが難しく、V−リングシールの使用用途が限定されていた。
本考案の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段を説明する。
即ち、請求項1においては、外周溝を有するリングシールにおいて、該外周溝に、該外周溝に収まるリング部材を装着したものである。
即ち、請求項2においては、軸の外周面に装着される環状の基部と、該基部における軸方向一側の内周部から外周側に向けて突設され該基部とともに略V字状の溝を形成するリップ部とを有し、これらを弾性変形可能な素材により一体的に形成したリングシールにおいて、前記略V字状の溝に、該溝の深さの半分より内側に納まるリング部材を装着したものである。
請求項3においては、前記リング部材を、Oリングとしたものである。
本考案の効果として、以下に示すような効果を奏する。
請求項1においては、リング部材を装着することにより、リングシールの弾性変形における剛性を高めることができる。
請求項2においては、リング部材によって、リップ部の基部側への弾性変形における剛性を高めることができ、リップ部の拡開を防止することができる。よって、リップ部の変形による、密接部材からの浮き上がりを防止することができ、リングシールの密閉性を高めることができる。また、リップ部の拡開によって生じる、密接部材への局所的な密接圧増化を防止することができ、リングシールの耐久性の向上を図ることができる。また、リング部材を装着することにより、リングシールの径方向の剛性が高められるので、リングシールの回転軸への締め付け力が低下することを防止することができ、リングシールを回転軸上に固定(位置決め)するためのストッパ等を設けることなく、リングシールの回転軸上での移動(ずれ)を防止することができる。すなわち、簡単な構成のV−リングシールをリングシール本体として、該リングシール本体にリング部材を外嵌するのみで、高圧力や高速回転の条件においても、密閉性が高く、回転軸への締め付け力が高いリングシールを、容易に構成することができるのである。
請求項3においては、リング部材として、環状弾性体であるOリングを使用することで、リング部材を広げてリングシール本体の溝に嵌め込むことができ、リング部材のリングシール本体への装着が容易となる。また、サイズ展開豊富な、市販のOリングであれば、リングシール本体のサイズ合ったものを、低コストで容易に入手することができる。
次に、考案の実施の形態を説明する。
図1は本考案に係るリングシールの断面側面図、図2は流体の漏れを防止するリングシールを示す断面側面図、図3は軸の挿通部おける漏れを防止するリングシールを示す断面側面図である。図4は流体の漏れを防止する、従来のリングシールを示す断面側面図、図5は軸の挿通部おける漏れを防止する、従来のリングシールを示す断面側面図である。
図1は本考案に係るリングシールの断面側面図、図2は流体の漏れを防止するリングシールを示す断面側面図、図3は軸の挿通部おける漏れを防止するリングシールを示す断面側面図である。図4は流体の漏れを防止する、従来のリングシールを示す断面側面図、図5は軸の挿通部おける漏れを防止する、従来のリングシールを示す断面側面図である。
図1に示したように、本考案に係るリングシール1は、軸の外周面に装着される環状の基部2と、該基部2における軸方向一側の内周部から外周側に向けて突設され、該基部2とともに略V字状の外周溝5(以下、V字形溝5)を形成するリップ部3とを有し、これらが弾性変形可能な素材により一体的に構成されるリングシール本体4と、前記V字形溝5に、大きくても該V字形溝5の深さの半分より内側(谷側)に納まるリング部材6とで構成されている。但し、V字形溝5はU字形溝であってもよく、その開き角度や深さは限定するものではない。リング部材6は、断面形状がO形(円形)で環状に形成され、リングシール本体4のV字形溝5に装着されて、リングシール本体4を適度に圧縮し、リングシール1の径方向の剛性を高めている。つまり、リング部材6はリングシール1のV字形溝5内に外嵌したときに、リップ部3を変形させない程度に密着して外嵌できる大きさとしている。なお、リング部材6の断面形状はO形でなくとも、V字形溝5内に収まるものであればよく、多角形状等であってもよい。
リングシール1の内径L1及び外径L2は、取り付ける回転軸7の直径やハウジングの取り付け部の内径に合わせて、適宜決定される。
そして、V字形溝5の深さDに対するリング部材の断面径L3の比率(=L3/D)は、約1/4から約1/2程度である。V字形溝5の深さDとは、リングシール本体4の径方向におけるV字形溝5の底部12から基部2の外周面13までの長さである。リング部材6は、リップ部3に押圧力が加わらず、基部2側に向けて弾性変形していない状態で、V字形溝5を広げない程度に外嵌する直径を有している。リング部材6は、断面形状が略円形とし、V字形溝の底部12に沿い、密着するように外嵌される。
本実施例における、リングシール1の直径L2は約54mm、リングシール本体4のV字形溝5の深さは約4mm、リング部材6の断面径L3は約1mmとし、V字形溝5の深さDに対するリング部材6の断面径lの比率(=L3/D)を、約4分の1程度としている。
そして、V字形溝5の深さDに対するリング部材の断面径L3の比率(=L3/D)は、約1/4から約1/2程度である。V字形溝5の深さDとは、リングシール本体4の径方向におけるV字形溝5の底部12から基部2の外周面13までの長さである。リング部材6は、リップ部3に押圧力が加わらず、基部2側に向けて弾性変形していない状態で、V字形溝5を広げない程度に外嵌する直径を有している。リング部材6は、断面形状が略円形とし、V字形溝の底部12に沿い、密着するように外嵌される。
本実施例における、リングシール1の直径L2は約54mm、リングシール本体4のV字形溝5の深さは約4mm、リング部材6の断面径L3は約1mmとし、V字形溝5の深さDに対するリング部材6の断面径lの比率(=L3/D)を、約4分の1程度としている。
リングシール本体4を構成する素材は、弾力性を有するゴムであり、ニトリルゴム、クロロプレンゴム、水素化ニトリルゴム、エチレンプロピレンゴム、アクリルゴム、シリコーンゴム、ふっ素ゴム等から、密封対象媒体の科学的性質や、使用条件等を考慮して選定される。ほとんどの場合は、ニトリルゴムを使用することとなるが、屋外で直射日光やオゾンの影響を受けるときにはクロロプレンゴムを用い、温度の高い場合や薬品等の影響がある場合にはふっ素ゴム等を用いる。
リング部材6を構成する素材は、リングシール本体4と同じく弾力性を有するゴム素材であっても、金属素材や合成樹脂素材等であってもよく、限定されるものではないが、ゴム素材であれば、広げてV字形溝5に嵌め込むことができるので、リングシール本体4への装着が容易である。例えば、リング部材6として、断面形状がO形(円形)の環状弾性体である、市販のOリングを使用することも可能である。なお、サイズ展開豊富な、市販のOリングであれば、リングシール本体4のサイズ合ったものを、低コストで容易に入手することができる。
リングシール1の適用温度範囲は、選定素材によって異なるが、代表的素材であるニトリルゴムを用いた場合には、マイナス40℃から90℃である。また、クロロプレンゴムを用いた場合には、マイナス30℃から100℃、ふっ素ゴムを用いた場合には、マイナス20℃から150℃である。
このように構成されるリングシール1は、例えば、図2に示したように、回転軸7と、該回転軸7を囲むハウジング8間に介挿され、グリースや油等の潤滑剤や各種流体の漏れを防止し、水やダスト等の浸入を防ぐ。すなわち、リングシール1の基部2が回転軸7に外嵌され、基部2から厚さ方向に突設されるリップ部3が流体等を封じる。
リングシール1が封じるものとしては、具体的には、空気、工業用作業油、タービン油、ギアー油、異物、水、蒸気等が挙げられる。
本考案に係るリングシール1の一実施例を、図2において説明する。
リングシール1は、回転軸7と、該回転軸7を囲むハウジング8間に介挿されており、ハウジング8内の流体の漏れを防止している。該ハウジング8内には、挿通部9を介して、高圧側空間10と低圧側空間11が形成されている。リングシール1は、低圧側空間11に配置されており、高圧側空間10に向けられたリップ部3は、先端部がハウジング8に密接している。該リップ部3はハウジング8に低摩擦で接触しながら、回転軸7ともに回転する。
リングシール1は、回転軸7と、該回転軸7を囲むハウジング8間に介挿されており、ハウジング8内の流体の漏れを防止している。該ハウジング8内には、挿通部9を介して、高圧側空間10と低圧側空間11が形成されている。リングシール1は、低圧側空間11に配置されており、高圧側空間10に向けられたリップ部3は、先端部がハウジング8に密接している。該リップ部3はハウジング8に低摩擦で接触しながら、回転軸7ともに回転する。
上記構成において、リングシール1のリップ部3は、高圧側空間10と低圧側空間11との差圧により、基部2側へ曲がる方向に付勢される。しかし、リップ部3と基部2との間には、リング部材6が配置されているので、リップ部3の基部2側への曲がりは、リング部材6によって抑えられる。すなわち、リング部材6によって、リップ部3の基部2側への弾性変形における剛性が高められている。
よって、リップ部3の拡開による、ハウジング8からの浮き上がりが抑えられているため、リングシール1の密閉性は高い。また、リップ部3が拡開することで、ハウジング8との局所的な密接圧増化が生じて、リングシール1の耐久性が悪化することが防止されている。
また、リング部材6がリングシール本体4を適度に圧縮し、リングシール1の径方向の剛性が高めて、リングシール1の回転軸7への締め付け力を高めているので、リングシール1の回転軸7上での移動が規制されている。よって、回転軸7に、リングシール1を固定するためのストッパ等を設ける必要がなく、回転軸7にストッパ取付用の溝等を設ける必要がないので、リングシール1の回転軸7への取り付け作業は容易である。
また、リング部材6がリングシール本体4を適度に圧縮し、リングシール1の径方向の剛性が高めて、リングシール1の回転軸7への締め付け力を高めているので、リングシール1の回転軸7上での移動が規制されている。よって、回転軸7に、リングシール1を固定するためのストッパ等を設ける必要がなく、回転軸7にストッパ取付用の溝等を設ける必要がないので、リングシール1の回転軸7への取り付け作業は容易である。
また、ハウジング8内に流体等の流れがない場合であっても回転軸7の挿通部9におけるダスト等の漏れを防止するために、図3に示したように、ハウジング8内への回転軸7の挿通部9に、前記リングシール1を配置することもある。
本考案に係るリングシール1の別実施例を、図3において説明する。
リングシール1は、回転軸7に外嵌され、回転軸7を囲むハウジング8の回転軸挿通部9を封じるように、ハウジング8に当接した状態で、ハウジング8の外側に配置されて、回転軸7の挿通部9におけるダスト等の漏れを防止している。該リップ部3は、若干基部2側に押さえつけられた状態で、ハウジング8に当接しているので、リップ部3の弾性力により、ハウジング8への押さえつけ力(リップ圧)が発生している。
リングシール1は、回転軸7に外嵌され、回転軸7を囲むハウジング8の回転軸挿通部9を封じるように、ハウジング8に当接した状態で、ハウジング8の外側に配置されて、回転軸7の挿通部9におけるダスト等の漏れを防止している。該リップ部3は、若干基部2側に押さえつけられた状態で、ハウジング8に当接しているので、リップ部3の弾性力により、ハウジング8への押さえつけ力(リップ圧)が発生している。
このような状態で、回転軸7が高速回転した場合には、遠心力によりリップ圧が減少し、リップ部3はハウジング8からの浮き上がる方向、すなわち基部2側に付勢される。しかし、リップ部3と基部2との間には、リング部材6が配置されているので、リップ部3の基部2側への曲がりは、リング部材6によって抑えられる。
また、リング部材6がリングシール本体4を適度に圧縮し、リングシール1の回転軸7への締め付け力を高めているので、遠心力によるリングシール1の回転軸7上での移動が規制されている。
また、リング部材6がリングシール本体4を適度に圧縮し、リングシール1の回転軸7への締め付け力を高めているので、遠心力によるリングシール1の回転軸7上での移動が規制されている。
すなわち、簡単な構成のV−リングシールをリングシール本体4として、該リングシール本体4にリング部材6を外嵌するのみで、高圧力や高速回転の条件においても、密閉性が高く、回転軸7への締め付け力が高いリングシール1を、容易に構成することができるのである。
1 リングシール
2 基部
3 リップ部
4 リングシール本体
5 V字形溝
6 リング部材
2 基部
3 リップ部
4 リングシール本体
5 V字形溝
6 リング部材
Claims (3)
- 外周溝を有するリングシールにおいて、該外周溝に、該外周溝に収まるリング部材を装着したことを特徴とするリングシール。
- 軸の外周面に装着される環状の基部と、該基部における軸方向一側の内周部から外周側に向けて突設され該基部とともに略V字状の溝を形成するリップ部とを有し、これらを弾性変形可能な素材により一体的に形成したリングシールにおいて、前記略V字状の溝に、該溝の深さの半分より内側に納まるリング部材を装着したことを特徴とするリングシール。
- 前記リング部材を、Oリングとしたことを特徴とする請求項1または2に記載のリングシール。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005007924U JP3117105U (ja) | 2005-09-27 | 2005-09-27 | リングシール |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2005007924U JP3117105U (ja) | 2005-09-27 | 2005-09-27 | リングシール |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP3117105U true JP3117105U (ja) | 2006-01-05 |
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Family Applications (1)
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Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013049544A (ja) * | 2011-08-31 | 2013-03-14 | Denki Kagaku Kogyo Kk | ローラー及びコンベア装置 |
CN113898735A (zh) * | 2021-09-15 | 2022-01-07 | 王俊中 | 一种橡胶密封圈 |
CN113898735B (zh) * | 2021-09-15 | 2024-05-31 | 邢台市橡胶厂 | 一种橡胶密封圈 |
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2005
- 2005-09-27 JP JP2005007924U patent/JP3117105U/ja not_active Expired - Fee Related
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CN113898735B (zh) * | 2021-09-15 | 2024-05-31 | 邢台市橡胶厂 | 一种橡胶密封圈 |
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