JP6000833B2 - 密封装置 - Google Patents

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本発明は、自動車や産業機械における回転軸の密封手段として用いられ、シールリップによってシールを行う密封装置であって、ファブリックからなるダストフィルタを備えるものに関する。
自動車等に用いられる密封装置の典型的な従来技術として、図4に示すようなものが知られている(例えば下記の特許文献1参照)。
すなわち図4において、参照符号200は回転軸、参照符号300はこの回転軸201が挿通された非回転のハウジングで、仮想線で示してある。密封装置100は、図4における右側の機内空間Aに存在する密封対象油が、ハウジング300の内周から図4における左側の大気側Bへ漏洩するのを防止するもので、ハウジング300側に装着されるゴム状弾性体からなるシールリップ101と、回転軸200の外周面に装着される金属製の回転側スリンガ102とを備える。
シールリップ101は、先端が外周側を向くようにテーパ状に展開した形状であって、金属環103に一体的に成形されており、この金属環103を介してハウジング300の内周面に固定される。一方、スリンガ102は、回転軸200の外周に嵌合される円筒部102aと、その一端から円盤状に展開しシールリップ101の先端が摺動可能に密接されるシールフランジ102bとを有する。
すなわちこの密封装置100は、シールフランジ102bの端面と、これに密接されたシールリップ101との摺動部において、回転軸200と一体的に回転するシールフランジ102bの振り切り作用によって、機内空間Aの密封対象油がシールリップ101の内周側へ通過するのを阻止し、これによって大気側Bへの密封対象油の漏洩を防止するものである。
また、シールフランジ102bの振り切り作用によって、大気側Bからシールリップ101の内周空間Cへダスト等が浸入するのを阻止するために、シールリップ101より大気側Bに位置して、ファブリックからなるダストフィルタ104が設けられており、その内径部が、スリンガ102の円筒部102aに適当な締め代をもって密接している。
特開平7−208610号公報
しかしながら上記従来の密封装置において、ファブリックからなるダストフィルタ104は、スリンガ102の円筒部102aを挿入する前の状態では、内径が、前記円筒部102aの外周面よりも小径となっており、円筒部102aの挿入に伴って押し広げられることで締め代が与えられるものである。そして、回転軸200とハウジング300の相対的な偏心等があってもダストフィルタ104と前記円筒部102aの間に隙間を生じるようなことがないように、ダストフィルタ104にはある程度大きな締め代が設定されており、ファブリック自体の有する伸び荷重も比較的高いものとなっている。このため、円筒部102aに対するダストフィルタ104の摺動トルクが高く、燃費向上の妨げとなっていた。
本発明は、以上のような点に鑑みてなされたものであって、その技術的課題は、ファブリックからなるダストフィルタを有する密封装置において、ダストフィルタの摺動トルクを低減することにある。
上述した技術的課題を有効に解決するための手段として、請求項1の発明に係る密封装置は、非回転のハウジング側に装着されて回転側と摺動可能に密接するゴム状弾性材料からなるシールリップを有するシール本体と、前記シールリップより大気側に位置して前記シール本体に設けられたファブリックからなるダストフィルタを備え、このダストフィルタが、回転側に設けられた大気側フランジと摺動可能に接触され、前記シール本体に、前記ダストフィルタを前記大気側フランジへ向けて軸方向へ付勢するゴム状弾性材料からなる付勢手段を備えるものである。
上記構成によれば、ゴム状弾性材料からなるシールリップが、回転側に摺動可能に密接することによって密封機能を奏するものであると共に、ダストフィルタが、回転側に設けられた大気側フランジに、シール本体に設けられたゴム状弾性材料からなる付勢手段の軸方向付勢力によって接触し、これによって大気側からのダスト等の浸入を防止するものである。そして大気側フランジとダストフィルタとの摺動トルクは、付勢手段の仕様によって可及的に低減することができ、しかも付勢手段の軸方向付勢力によって、ダストフィルタが大気側フランジの軸方向挙動に対して良好に追随するので、ダストの浸入を有効に遮断することができる。
請求項2の発明に係る密封装置は、請求項1に記載の構成において、付勢手段が、先端側ほど大径又は小径になる筒状をなすものである。
上記構成によれば、付勢手段は軸方向への曲げ変形に対する復元力よって軸方向付勢力を生じるものであり、この軸方向付勢力は比較的小さくすることができるので、大気側フランジとダストフィルタとの摺動トルクを有効に低減可能であり、かつ十分な軸方向追随性を確保することができる。
請求項3の発明に係る密封装置は、請求項1又は2に記載の構成において、シールリップが、回転側に設けたシールフランジと摺動可能に密接され、シール本体に、前記シールリップの内周側に位置するダストリップが設けられ、このダストリップは、軸心を通る平面で切断した断面形状が大気側と反対側へ向けて凸の軸方向屈曲形状をなすものである。
上記構成によれば、シールリップが摺動可能に密接されるシールフランジは回転によって振り切り作用を奏するものである。そしてダストリップは、その屈曲形状によって、回転側との接触による摺動トルクが低いものとなり、しかも、シールリップとダストリップの間の空間が、前記振り切り作用によって負圧になっても、この空間と大気側との圧力差によるシールリップへの荷重は径方向に対して相殺されるので、摺動トルクを低い状態に維持することができる。
請求項4の発明に係る密封装置は、請求項3に記載の構成において、ハウジング側及び回転側の軸心が略水平であって、ダストリップの外周部に、円周方向へ連続した凹部が形成されたものである。
上記構成によれば、ダストリップは、その外周部に円周方向へ連続した凹部が形成されたことによって、ダストリップ本来の機能と、漏液受けとしての機能を兼備するものである。すなわち軸心よりも上側で、機内の密封対象液がシールリップとシールフランジの摺動部へ浸入してこの摺動部を内周側へ通過してしまった場合、この漏液は、シールリップの側面に沿って伝い落ちて、ダストリップの外周部に形成された凹部に捕捉され、この凹部に沿って軸心より下側へ流れ落ち、さらにその下端部から、シールリップの側面をシールフランジとの摺動部へ向けて伝い落ち、シールフランジの回転による振り切り作用によって摺動部の外周側へ戻される。
本発明に係る密封装置によれば、大気側フランジとダストフィルタとの摺動トルクを低減すると共に、大気側フランジとダストフィルタの接触状態が確実に維持されるので、機器の耐ダスト性を向上させることができる。
本発明に係る密封構造の好ましい第一の実施の形態を、その軸心を通る平面で切断して示す片側断面図である。 本発明に係る密封構造の好ましい第一の実施の形態を、その軸心を通る平面で切断して示す断面図である。 本発明に係る密封構造の好ましい第二の実施の形態を、その軸心を通る平面で切断して示す片側断面図である。 従来技術に係る密封構造の一例を、その軸心を通る平面で切断して示す片側断面図である。
以下、本発明に係る密封構造の好ましい実施の形態について、図面を参照しながら説明する。まず図1及び図2は、第一の実施の形態を示すものである。
図1における参照符号200は軸心が略水平な回転軸、参照符号300はこの回転軸200が挿通された非回転のハウジングであって、図の右側が、密封対象のオイルが存在する機内空間Aであり、図の右側は大気側Bとなっている。
第一の実施の形態による密封装置は、静止側のハウジング300の内周面に固定されるシール本体1と、このシール本体1に取り付けられたダストフィルタ2と、回転軸200の外周面に装着されるスリンガ3と、このスリンガ3に設けられた大気側フランジ4を備える。
シール本体1は、ハウジング300の内周面に圧入嵌着される取付環11と、この取付環11に一体成形されたシールリップ12、外周シール部13、ダストリップ14及びばねリップ15とを備える。
シール本体1における取付環11は、鋼板等の金属板を打ち抜きプレス加工することによって製作されたものであって、ハウジング300の内周面に圧入嵌合される外周嵌着筒部11aと、この外周嵌着筒部11aから機内空間Aと反対側へ、小径に段付き形成されたガスケット支持部11bと、そこから内周側へ延びる外周径方向部11cと、その内径端から機内空間A側へ延びる中間筒部11dと、更にその端部から内周側へ延びる内周フランジ部11eからなる。
シール本体1におけるシールリップ12、外周シール部13ダストリップ14及びばねリップ15は、ゴム状弾性材料(ゴム材料又はゴム状弾性を有する合成樹脂材料)からなるものであって、このうちシールリップ12は、取付環11における内周フランジ部11eに一体的に加硫接着された基部12aから、先端部12bが外周側を向くようなテーパ状をなして機内空間A側へ延びている。また、外周シール部13は、取付環11におけるガスケット支持部11bの外周面に一体的に加硫接着されてハウジング300の内周面との間に所定のつぶし代をもって介在されるものである。そして外周シール部13とシールリップ12の基部12aの間には、取付環11の外側面を覆うように一体的に加硫接着された被覆層16が連続して形成されている。
シール本体1におけるダストリップ14は、シールリップ12の内周側にあって、被覆層16の内径端から、軸心を通る平面で切断した断面形状(図1及び図2に示す断面形状)が大気側Bと反対側へ向けて凸の軸方向屈曲形状をなし、大気側Bを向いた内径端14aが、後述するスリンガ3の嵌合筒部31の外周面に微小隙間をもって近接されるものである。また、このダストリップ14の内周部には、前記内径端14aをスリーブ31の外周面から浮上支持する複数の突起14bが円周方向所定間隔で形成されており、外周部には、円周方向へ連続した突条14cによって円周方向へ連続した凹部14dが形成されている。
シール本体1におけるばねリップ15は、請求項1に記載された付勢手段に相当するものであって、シールリップ12及びダストリップ14よりも大気側Bに位置して設けられ、被覆層16の内径端からダストリップ14と反対側へ向けて、先端ほど大径になる円錐筒状をなすように延びている。
ダストフィルタ2は、合成樹脂繊維のファブリックからなるものであって、その外径部2aが、シール本体1における被覆層16のうち、取付環11の内周フランジ部11eの背面側を覆う部分に接合され、内径部2bが、シール本体1におけるばねリップ15によって軸方向(ダストリップ14と反対側)へ向けて付勢されている。
スリンガ3は、請求項1に記載された「回転側」に相当するものであって、鋼板等の磁性体金属板を打ち抜きプレス加工することによって製作されており、回転軸200の外周面に密嵌される嵌合筒部31と、その機内空間A側の端部から円盤状に展開したシールフランジ32を有する。そしてシール本体1におけるシールリップ12の先端部12bは、このスリンガ3におけるシールフランジ32の内側面に摺動可能に密接されており、先に説明したように、ダストリップ14の内径端14aが、スリンガ3の嵌合筒部31の外周面に微小隙間をもって近接されている。
大気側フランジ4は、鋼板等の磁性体金属板を打ち抜きプレス加工することによって製作されており、スリンガ3における嵌合筒部31の大気側Bの端部外周面に嵌着された嵌合筒部4aと、その大気側Bを向いた端部から円盤状に展開したフランジ本体4bを有する。そして、ダストフィルタ2の内径部2bは、シール本体1におけるばねリップ15の軸方向付勢力によって、前記フランジ本体4bの内側面に摺動可能に接触されている。
以上の構成を備える密封装置は、図1に示すように、シール本体1が、その取付環11の外周嵌着筒部11aにおいてハウジング300の内周面に圧入嵌合されると共に、外周シール部13において適当なつぶし代をもって密嵌され、シールリップ12が、回転軸200と一体的に回転するスリンガ3のシールフランジ32と密接摺動することによって、機内空間A側のオイルが大気側Bへ漏洩するのを阻止するものである。とくに、スリンガ3は、そのシールフランジ32と接触する流体を遠心力によって外周側へ振り切る作用を有するので、シールフランジ32とシールリップ12の密封摺動部を内周側へ通過しようとするオイルに対して優れた密封機能を奏する。
そして上述のように、スリンガ3のシールフランジ32は、回転時の遠心力によって流体を外周側へ排出する作用を有するため、大気側Bからダストフィルタ2とダストリップ14の間の空間Dを経由してシールリップ12の内周空間(シールリップ1とダストリップ14の間の空間)Cへ流入する空気の流れを生じるが、このような空気の流れによって大気側Bから浸入しようとするダストは、大気側フランジ4と摺動可能に接触されたファブリックからなるダストフィルタ2によって捕捉される。また、このダストフィルタ2を僅かなダストが通過したとしても、このダストはダストリップ14によって捕捉される。
しかも、ダストフィルタ2は大気側フランジ4のフランジ本体4bに沿った空気の流れの方向(径方向)へ延びているため、ダストフィルタ2内での空気の流動距離が長く、このためダスト捕捉効果が高いものとなっており、加えて、大気側フランジ4のフランジ本体4bは、スリンガ3と同様、回転時の遠心力による振り切り作用を有すると共に、その外径端がシール本体1における被覆層16の円筒状段差面16aと径方向に近接対向していることによってラビリンスシール機能も奏する。
このため、大気側Bのダストが内周空間Cへ浸入してシールフランジ32とシールリップ12の摺動部へ咬み込まれたり、さらに機内空間Aへ浸入したりするのを有効に防止することができる。
そして、上述のような空気の流れによって、空間Dの内圧よりも空間Cの内圧が低くなっても、その圧力差は、ダストリップ14の内周部に対しては径方向内側へ向けて作用するが、ダストリップ14の外周部に対しては径方向外側へ向けて作用し、互いに相殺される。しかも、ダストリップ14の内径端14aは、複数の突起14bによって嵌合筒部31の外周面から浮上支持されることによって、この嵌合筒部31との間には微小隙間が存在するので、空間Cが負圧になるのを抑制することができる。したがって、スリンガ3の嵌合筒部31の外周面に対するダストリップ14の摺動トルクが低い状態に維持されると共に、スリンガ3のシールフランジ32に対するシールリップ12の摺動トルクも低い状態に維持される。
また、ダストフィルタ2の内径部2bを大気側フランジ4のフランジ本体4bに接触させているばねリップ15は、軸方向への曲げ変形に対する復元力よって軸方向付勢力を生じるものであるため、その肉厚等によって前記軸方向付勢力を比較的小さくすることができ、したがって大気側フランジ4のフランジ本体4bとダストフィルタ2との摺動トルクは、従来のように径方向の締め代によって円筒状の外周面に密接させる場合に比較して、著しく小さくすることができる。したがって、これら摺動トルクの低減により、燃費向上を図ることができる。
しかもばねリップ15は、軸方向への曲げ変形に対する復元力によって、ダストフィルタ2の内径部2bを大気側フランジ4のフランジ本体4bの軸方向挙動に対して良好に追随させるので、フランジ本体4bとの間に隙間を生じるのを防止してダストの浸入を有効に遮断することができる。
また、回転軸200の回転が停止した場合、スリンガ3の回転による振り切り作用が失われるため、機内空間A内のオイルがシールリップ12とシールフランジ32との間を内周側へ僅かに通過してしまうおそれがある。しかしこの場合、シールリップ12の上半部側(図2に示す軸心Oより上側)では、シールリップ12とシールフランジ32との密接部Sの内周側へ流入したオイルは、図2に参照符号Lで示すようにシールリップ12を伝って下方へ流れ、ダストリップ14の外周部に形成された凹部14d(突条14c)で受け止められる。そしてさらにこのオイルは、前記凹部14d内をその下半部側(軸心Oより下側)へ向けて流れ、参照符号Lで示すようにシールリップ12の下半部の表面を伝ってシールリップ12とシールフランジ21との密接部におけるボトム位置Sへ流れ落ちるので、図1に示す回転軸200の駆動時に、シールフランジ21とシールフランジ32との間から遠心力によって排出される。このため、回転軸200の停止時に機内空間Aからオイルがシールリップ12の内周空間Cへ入り込むことがあっても、このオイルが大気側Bへ漏出するのを有効に防止して軸回転時に機内空間Aへ戻すことができるのである。
図3は、本発明に係る密封構造の好ましい第二の実施の形態を示すものである。
この第二の実施の形態において、上述した第一の実施の形態と異なるところは、ダストフィルタ2の外径部2aが、シール本体1における大気側Bの端部に取り付けられた点にある。
この構成によれば、ダストフィルタ2がばねリップ15の付勢力によって殆ど曲げ変形を受けない状態で大気側フランジ4のフランジ本体4bに接触される。
1 シール本体
12 シールリップ
14 ダストリップ
14d 凹部
15 ばねリップ(付勢手段)
2 ダストフィルタ
3 スリンガ(回転側)
4 大気側フランジ
200 回転軸
300 ハウジング
A 機内空間
B 大気側

Claims (4)

  1. 非回転のハウジング側に装着されて回転側に摺動可能に密接するゴム状弾性材料からなるシールリップを有するシール本体と、前記シールリップより大気側に位置して前記シール本体に設けられたファブリックからなるダストフィルタを備え、このダストフィルタが、回転側に設けられた大気側フランジと摺動可能に接触され、前記シール本体に、前記ダストフィルタを前記大気側フランジへ向けて軸方向へ付勢するゴム状弾性材料からなる付勢手段を備えることを特徴とする密封装置。
  2. 付勢手段が、先端側ほど大径又は小径になる筒状をなすものであることを特徴とする請求項1に記載の密封装置。
  3. シールリップが、回転側に設けたシールフランジと摺動可能に密接され、シール本体に、前記シールリップの内周側に位置するダストリップが設けられ、このダストリップは、軸心を通る平面で切断した断面形状が大気側と反対側へ向けて凸の軸方向屈曲形状をなすことを特徴とする請求項1又は2に記載の密封装置。
  4. ハウジング側及び回転側の軸心が略水平であって、ダストリップの外周部に、円周方向へ連続した凹部が形成されたことを特徴とする請求項3に記載の密封装置。
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