JP2558015B2 - 印刷装置 - Google Patents
印刷装置Info
- Publication number
- JP2558015B2 JP2558015B2 JP3009107A JP910791A JP2558015B2 JP 2558015 B2 JP2558015 B2 JP 2558015B2 JP 3009107 A JP3009107 A JP 3009107A JP 910791 A JP910791 A JP 910791A JP 2558015 B2 JP2558015 B2 JP 2558015B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- area
- paper
- jam
- output area
- printing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- Paper Feeding For Electrophotography (AREA)
- Controlling Sheets Or Webs (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は用紙詰まり等のエラー発
生時に印刷装置内の搬送中の用紙を可能な範囲で自動的
に排出させることのできる印刷装置に関する。
生時に印刷装置内の搬送中の用紙を可能な範囲で自動的
に排出させることのできる印刷装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来の印刷装置では、駆動モータ１個に
よって用紙の搬送を行っていた。従って、用紙詰まり等
のエラーが発生すると搬送系全体を停止させることとな
る。
よって用紙の搬送を行っていた。従って、用紙詰まり等
のエラーが発生すると搬送系全体を停止させることとな
る。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】然しながら、搬送系全
体を停止させてしまうと、印刷が既に完了して正常に排
出途中にある用紙も搬送が停止され、エラーの原因とな
った用紙のみならずこれらの用紙も人手によって取り出
す作業を必要とする。これは用紙除去作業の手数を増加
させると共に用紙の無駄を生ずることとなる。
体を停止させてしまうと、印刷が既に完了して正常に排
出途中にある用紙も搬送が停止され、エラーの原因とな
った用紙のみならずこれらの用紙も人手によって取り出
す作業を必要とする。これは用紙除去作業の手数を増加
させると共に用紙の無駄を生ずることとなる。
【０００４】依って本発明は、用紙詰まり等のエラー発
生時において用紙除去作業の手数の低減を図り、かつ、
無駄に用紙を廃棄することの防止を目的とする。
生時において用紙除去作業の手数の低減を図り、かつ、
無駄に用紙を廃棄することの防止を目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明は、印刷領域と該印刷領域において印刷された
用紙を用紙ストック部へ排出するための出力領域とを有
する印刷装置において、用紙の詰まり位置を検出するジ
ャム検出装置と、前記印刷領域と出力領域の夫々に対応
した別個の駆動モータと、夫々に対応した用紙の通る経
路であって、前記印刷領域の終端位置と前記出力領域の
終端位置とに設けられた前記用紙の通過を検知するセン
サと、これらのセンサの出力を受けて前記各終端位置を
通過する用紙の枚数を比較する比較手段と、前記ジャム
検出装置の検出結果に応じ、前記比較手段の比較結果が
一致するまで前記駆動モータを駆動し、一致したときに
前記駆動モータを停止するよう駆動モータを制御するモ
ータ制御手段とを具備したことを構成上の特徴とする。
に本発明は、印刷領域と該印刷領域において印刷された
用紙を用紙ストック部へ排出するための出力領域とを有
する印刷装置において、用紙の詰まり位置を検出するジ
ャム検出装置と、前記印刷領域と出力領域の夫々に対応
した別個の駆動モータと、夫々に対応した用紙の通る経
路であって、前記印刷領域の終端位置と前記出力領域の
終端位置とに設けられた前記用紙の通過を検知するセン
サと、これらのセンサの出力を受けて前記各終端位置を
通過する用紙の枚数を比較する比較手段と、前記ジャム
検出装置の検出結果に応じ、前記比較手段の比較結果が
一致するまで前記駆動モータを駆動し、一致したときに
前記駆動モータを停止するよう駆動モータを制御するモ
ータ制御手段とを具備したことを構成上の特徴とする。
【０００６】
【作用】ジャム検出装置の検出結果が印刷領域における
ジャムであれば、モータ制御手段によって印刷領域に対
応する駆動モータを停止させ、出力領域の駆動モータは
そのまま駆動させておく。印刷領域終端位置のセンサに
よる用紙の通過信号数は、出力領域へ搬入された用紙の
数であり、また、出力部終端位置のセンサによる用紙の
通過信号数と上記搬入数とが比較手段の比較によって一
致すれば、出力領域へ搬入された用紙が全て排出された
ことを意味する。この一致時点においてモータ制御手段
が出力領域の駆動モータを停止させれば印刷領域内のエ
ラー用紙の除去作業ができると共に、それ以外の無駄な
除去作業をする必要がない。
ジャムであれば、モータ制御手段によって印刷領域に対
応する駆動モータを停止させ、出力領域の駆動モータは
そのまま駆動させておく。印刷領域終端位置のセンサに
よる用紙の通過信号数は、出力領域へ搬入された用紙の
数であり、また、出力部終端位置のセンサによる用紙の
通過信号数と上記搬入数とが比較手段の比較によって一
致すれば、出力領域へ搬入された用紙が全て排出された
ことを意味する。この一致時点においてモータ制御手段
が出力領域の駆動モータを停止させれば印刷領域内のエ
ラー用紙の除去作業ができると共に、それ以外の無駄な
除去作業をする必要がない。
【０００７】
【実施例】以下本発明を添付図面に示す実施例に基づ
き、更に詳細に説明する。
き、更に詳細に説明する。
【０００８】まず図１を参照すると、感光ドラムＤＲを
通過した用紙Ｐ１，Ｐ２，Ｐ３，Ｐ４は印刷領域Ｚ１の
経路ＰＴ１と出力領域Ｚ２の経路ＰＴ２を通って用紙ト
レイＳＴ１に排出される。
通過した用紙Ｐ１，Ｐ２，Ｐ３，Ｐ４は印刷領域Ｚ１の
経路ＰＴ１と出力領域Ｚ２の経路ＰＴ２を通って用紙ト
レイＳＴ１に排出される。
【０００９】印刷領域Ｚ１又は出力領域Ｚ２内の各ロー
ラＲ１又はＲ２は、夫々、別個のモータＭ１又はＭ２に
よって駆動されている。また、各領域Ｚ１，Ｚ２の経路
PT１，PT２の各終端位置には用紙の通過を検知するセン
サーＳ１又はＳ２が配設されている。
ラＲ１又はＲ２は、夫々、別個のモータＭ１又はＭ２に
よって駆動されている。また、各領域Ｚ１，Ｚ２の経路
PT１，PT２の各終端位置には用紙の通過を検知するセン
サーＳ１又はＳ２が配設されている。
【００１０】更には、経路PT１，PT２全体に亘って、用
紙がジャム等のエラーを検出するためのセンサーＧが設
けられており、マイコン10にその検知信号を送信するこ
とによりプログラムから成るジャム位置判定手段14によ
ってジャムを生じた場所をソフト的に判定することがで
きる。
紙がジャム等のエラーを検出するためのセンサーＧが設
けられており、マイコン10にその検知信号を送信するこ
とによりプログラムから成るジャム位置判定手段14によ
ってジャムを生じた場所をソフト的に判定することがで
きる。
【００１１】出力領域Ｚ２には上述した用紙経路ＰＴ２
の他に予備の経路ＰＴ２′が用意されており、印刷領域
Ｚ１から搬送されてきた用紙はセレクター弁ＳＶの作用
によって、何れの経路ＰＴ２又はＰＴ２′をも通過する
ことができる。経路ＰＴ２′の終端部には用紙トレイＳ
Ｔ２が用意されている。
の他に予備の経路ＰＴ２′が用意されており、印刷領域
Ｚ１から搬送されてきた用紙はセレクター弁ＳＶの作用
によって、何れの経路ＰＴ２又はＰＴ２′をも通過する
ことができる。経路ＰＴ２′の終端部には用紙トレイＳ
Ｔ２が用意されている。
【００１２】上述したセンサーＳ１，Ｓ２は用紙が通過
するたびにその通過信号をマイコン10へ送信し、プログ
ラムから成る比較手段12によって両センサーＳ１，Ｓ２
を通過する用紙数を比較し、その結果をプログラムから
成るモータ制御手段16へ送信している。また、上述した
センサーＧとジャム位置判定手段14とはジャム検出装置
を構成しているが、その判定によるジャム位置をモータ
制御手段16へ送信している。
するたびにその通過信号をマイコン10へ送信し、プログ
ラムから成る比較手段12によって両センサーＳ１，Ｓ２
を通過する用紙数を比較し、その結果をプログラムから
成るモータ制御手段16へ送信している。また、上述した
センサーＧとジャム位置判定手段14とはジャム検出装置
を構成しているが、その判定によるジャム位置をモータ
制御手段16へ送信している。
【００１３】これら２つの信号を受けたモータ制御手段
16は各モータＭ１，Ｍ２を駆動又は停止させる。また、
場合によってはセレクター弁ＳＶに対応するモータＭ３
を駆動させる。
16は各モータＭ１，Ｍ２を駆動又は停止させる。また、
場合によってはセレクター弁ＳＶに対応するモータＭ３
を駆動させる。
【００１４】以下、マイコン10内のプログラムによる制
御につき図２を参照しつつ説明する。
御につき図２を参照しつつ説明する。
【００１５】まず、ステップ20によりジャムの有無を判
断し、ジャム有の判断の場合にはステップ22へ移り、そ
のジャム位置が出力領域Ｚ２内の場合にはステップ24へ
移り、印刷領域Ｚ１内のローラＲ１並びに出力領域Ｚ２
内のローラＲ２を駆動しているモータＭ１とＭ２を停止
させ、ステップ32へ移り、エラーメッセージとしてのジ
ャム表示を行う。
断し、ジャム有の判断の場合にはステップ22へ移り、そ
のジャム位置が出力領域Ｚ２内の場合にはステップ24へ
移り、印刷領域Ｚ１内のローラＲ１並びに出力領域Ｚ２
内のローラＲ２を駆動しているモータＭ１とＭ２を停止
させ、ステップ32へ移り、エラーメッセージとしてのジ
ャム表示を行う。
【００１６】ジャム位置が印刷領域Ｚ１内の場合にはス
テップ26へ移り、モータＭ１を停止させ、モータＭ２の
方は作動させたまま維持する。そしてこの間にステップ
28において、用紙検知用センサーＳ１の示した用紙通過
数と、他方のセンサーＳ２の示す用紙通過数とを比較す
る。例えば図１においてセンサーＳ１の示す数が用紙Ｐ
３とＰ４とに対応した２枚であるとすると、他方のセン
サーＳ２は前記２枚の用紙Ｐ３，Ｐ４が通過してはじめ
て２枚を示すことになる。
テップ26へ移り、モータＭ１を停止させ、モータＭ２の
方は作動させたまま維持する。そしてこの間にステップ
28において、用紙検知用センサーＳ１の示した用紙通過
数と、他方のセンサーＳ２の示す用紙通過数とを比較す
る。例えば図１においてセンサーＳ１の示す数が用紙Ｐ
３とＰ４とに対応した２枚であるとすると、他方のセン
サーＳ２は前記２枚の用紙Ｐ３，Ｐ４が通過してはじめ
て２枚を示すことになる。
【００１７】この時点で出力領域Ｚ２内の用紙Ｐ３，Ｐ
４が全て用紙トレイＳＴ１へ排出されたこととなり、ス
テップ30へ移り、モータＭ２を停止させる。
４が全て用紙トレイＳＴ１へ排出されたこととなり、ス
テップ30へ移り、モータＭ２を停止させる。
【００１８】こうしてジャムの生じていない出力領域Ｚ
２内の用紙Ｐ３，Ｐ４を全て正常に排出した後で、ステ
ップ32においてジャム表示をする。
２内の用紙Ｐ３，Ｐ４を全て正常に排出した後で、ステ
ップ32においてジャム表示をする。
【００１９】作業者は上記ジャム表示を見て、印刷領域
Ｚ１内の用紙Ｐ１，Ｐ２のみを取り出せばよく、出力領
域Ｚ２内の用紙を取り出す必要は全く生じない。従っ
て、用紙の無駄は発生せず、また、用紙除去作業の効率
化が図られる。
Ｚ１内の用紙Ｐ１，Ｐ２のみを取り出せばよく、出力領
域Ｚ２内の用紙を取り出す必要は全く生じない。従っ
て、用紙の無駄は発生せず、また、用紙除去作業の効率
化が図られる。
【００２０】もし、出力領域Ｚ２内の経路ＰＴ２中にお
いて用紙のジャムが発生した場合は、図２に示したよう
にモータＭ１とＭ２を共に停止させてもよいが、一方、
モータＭ２のみを停止させると共に、モータＭ３を駆動
させてセレクター弁ＳＶを作動させ、出力領域Ｚ２内の
用紙経路をＰＴ２からＰＴ２′へ切り換え、現在、印刷
中のものを全て正常に印刷させてトレイＳＴ２内へ排出
させることも可能である。そしてその一連の印刷作業を
終了させた後に、用紙経路ＰＴ２上に残っている用紙を
除去するのである。
いて用紙のジャムが発生した場合は、図２に示したよう
にモータＭ１とＭ２を共に停止させてもよいが、一方、
モータＭ２のみを停止させると共に、モータＭ３を駆動
させてセレクター弁ＳＶを作動させ、出力領域Ｚ２内の
用紙経路をＰＴ２からＰＴ２′へ切り換え、現在、印刷
中のものを全て正常に印刷させてトレイＳＴ２内へ排出
させることも可能である。そしてその一連の印刷作業を
終了させた後に、用紙経路ＰＴ２上に残っている用紙を
除去するのである。
【００２１】
【発明の効果】以上の説明から明らかな様に本発明によ
れば、作業者により除去されるべき用紙の数が低減さ
れ、除去作業の効率化が図られると共に廃棄用紙の節約
が図られ得る。
れば、作業者により除去されるべき用紙の数が低減さ
れ、除去作業の効率化が図られると共に廃棄用紙の節約
が図られ得る。
【図１】本発明に係る印刷装置の略示図である。
【図２】本発明に係る印刷装置の制御フロー図である。
ＤＲ…感光ドラム Ｇ…用紙ジャムセンサー Ｍ１，Ｍ２…モータ Ｐ１〜Ｐ４…用紙 ＰＴ１…印刷領域Ｚ１内の用紙経路 ＰＴ２…出力領域Ｚ２内の用紙経路 ＰＴ２′…出力領域Ｚ２内の他の用紙経路 Ｓ１，Ｓ２…用紙通過センサー ＳＶ…セレクター弁 10…マイコン
Claims (2)
- 【請求項１】 印刷領域（Ｚ１）と該印刷領域において
印刷された用紙（Ｐ１〜Ｐ４）を用紙ストック部（ST
１）へ排出するための出力領域（Ｚ２）とを有する印刷
装置において、用紙の詰まり位置を検出するジャム検出
装置（Ｇ，14）と、前記印刷領域と出力領域の夫々に対
応した別個の駆動モータ（Ｍ１，Ｍ２）と、夫々に対応
した用紙の通る経路（PT１，PT２）であって、前記印刷
領域の終端位置と前記出力領域の終端位置とに設けられ
た前記用紙の通過を検知するセンサ（Ｓ１，Ｓ２）と、
これらのセンサの出力を受けて前記各終端位置を通過す
る用紙の枚数を比較する比較手段（12）と、前記ジャム
検出装置の検出結果に応じ、前記比較手段の比較結果が
一致するまで前記駆動モータを駆動し、一致したときに
前記駆動モータを停止するよう駆動モータを制御するモ
ータ制御手段（１６）とを具備したことを特徴とする印
刷装置。 - 【請求項２】 前記出力領域（Ｚ２）には、前記センサ
（Ｓ２）を設けた該出力領域内の経路（PT２）の他に他
の経路（PT２′）を具備し、これらの経路と前記印刷領
域の経路（PT１）との接続切換を行う切換装置（ＳＶ）
を具備して成る請求項１記載の印刷装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3009107A JP2558015B2 (ja) | 1991-01-29 | 1991-01-29 | 印刷装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3009107A JP2558015B2 (ja) | 1991-01-29 | 1991-01-29 | 印刷装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04246046A JPH04246046A (ja) | 1992-09-02 |
| JP2558015B2 true JP2558015B2 (ja) | 1996-11-27 |
Family
ID=11711408
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3009107A Expired - Fee Related JP2558015B2 (ja) | 1991-01-29 | 1991-01-29 | 印刷装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2558015B2 (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH01226650A (ja) * | 1988-03-04 | 1989-09-11 | Canon Inc | シート搬送装置 |
-
1991
- 1991-01-29 JP JP3009107A patent/JP2558015B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH04246046A (ja) | 1992-09-02 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19960709 |
|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |