JP2557744Y2 - ウォームの取付け機構 - Google Patents

ウォームの取付け機構

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JP2557744Y2
JP2557744Y2 JP3004792U JP3004792U JP2557744Y2 JP 2557744 Y2 JP2557744 Y2 JP 2557744Y2 JP 3004792 U JP3004792 U JP 3004792U JP 3004792 U JP3004792 U JP 3004792U JP 2557744 Y2 JP2557744 Y2 JP 2557744Y2
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幸生 森岡
利宏 兼尾
壮一 木村
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Panasonic Holdings Corp
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Panasonic Corp
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、駆動力伝達機構に用い
られるウォームの取付け機構に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、ウォームの取付けは、取付けが容
易で取付け工数の少ない、より簡素な構成のものが求め
られている。
【0003】以下、図面を参照しながら、上述した従来
のウォームの取付け機構の一例についてディスクプレー
ヤに応用した例を用いて説明する。
【0004】図16は従来のウォームの取付け機構を用
いたディスクプレーヤの構成を示す分解斜視図、図17
は図16のA−A断面図、図18は図16のB−B断面
図である。
【0005】図16〜図18において、トレイベース5
0はパネルシャーシ51の穴部51a内に収納され、パ
ネルシャーシ51の左右に設けられたリブ51bにトレ
イベース50の左右のガイド部50aが嵌合して、矢印
A−B方向に移動自在になっている。左右の52は押さ
え板で、トレイベース50の左右の摺動面50bと系合
してトレイベース50の上方向への移動量(上下ガタ)
規制及び外れ防止をしており、パネルシャーシ51に固
設されている。
【0006】53はロータリートレイで、図17に示す
ように、トレイベース50の爪部50c,受けリブ50
d及び穴50iに軸部54aを回転自在に取り付けられ
た3個のローラー54の外周54bに、リブ53cが当
接すると共に、穴53dがトレイベース50の軸50e
に勘合して、矢印C−D方向に回転自在に取り付けられ
ており、5箇所のディスク載置部53aの中央には切り
欠き53bが設けられている。
【0007】この時、ローラー54はロータリートレイ
53を安定して受ける為に、外観であるロータリートレ
イ53の切り欠き53bから見えない範囲で、ロータリ
ートレイ53のリブ53cと共に可能な限りロータリー
トレイ53の外周に配置するようになっている(図17
のL1寸法部)。
【0008】トレイベース50に取り付けられたモータ
55は、モータプーリ56,ベルト57,ウォームプー
リ58,ウォーム軸59,ウォーム60からなる減速機
構を介して、ロータリートレイ53の歯部53eをウォ
ーム60の歯部60aが駆動することによって、ロータ
リートレイ53を矢印C−D方向に回転させるようにな
っている。なお、図18に示すように、ウォーム60は
ウォームプーリ58と共にウォーム軸59に圧入されて
おり、ウォーム軸59がトレイベース50の軸受け部5
0fに回転自在に取り付けられて、ウォーム60のスラ
スト受けを兼ねている。またその為、軸受け部50fは
強固なものになっている。61はディスクである。
【0009】パネルシャーシ51に取り付けられたモー
タ62は、モータプーリ63,ベルト64,プーリギヤ
65,駆動ギヤ66からなる減速機構を介して、トレイ
ベース50の下面に設けられたラック50gを、駆動ギ
ヤ66の歯部66aが駆動することによって、トレイベ
ース50を矢印A−B方向に移動させるようになってい
る。
【0010】67はディスク再生部であり、67aはロ
ータリートレイ53に載置されたディスク61を担持す
るターンテーブルで、軸部67bはパネルシャーシ51
の支持部51cに、ディスク再生部67が矢印E−F方
向に回動自在なように取り付けられている。また、ピン
67cは昇降ギヤ68のカム部68aと系合しており、
昇降ギヤ68の回転によってディスク再生部67がE−
F方向に回動するようになっている。
【0011】モータ69は、モータプーリ70,ベルト
71,プーリギヤ72からなる減速機構を介して、昇降
ギヤ68を回転させるようになっている。
【0012】73はロータリートレイ53の切り欠き5
3bを通過する、ディスク再生部67のターンテーブル
67aとの間にディスク61を担持するクランパーであ
り、パネルシャーシ51に取り付けられたクランプ板7
4の穴74aに回転自在に取り付けられている。なお、
トレイベース50の50hはディスク再生部67が進入
してくる為の開口部である。
【0013】以上のように構成されたウォームの取付け
機構について、以下その動作を説明する。まず、ディス
ク61をロータリートレイ53に載置する為、トレイベ
ース50及びロータリートレイ53をパネルシャーシ5
1の外部(即ち、ディスク着脱位置)に出すべく指令を
出すと、モータ62が回転し、モータプーリ63,ベル
ト64,プーリギヤ65,駆動ギヤ66からなる減速機
構を介して、トレイベース50のラック50gを駆動ギ
ヤ66の歯部66aが矢印A方向に駆動するので、トレ
イベース50はA方向に移動し、ロータリートレイ53
のディスク載置部53aがパネルシャーシ51の外部に
出たディスク着脱位置で停止する。この時もトレイベー
ス50は、押さえ板52により摺動面50bが保持され
ているので、上方向への移動量(上下ガタ)が規制され
ると共に外れないようになっている。
【0014】そして、ディスク61をロータリートレイ
53のディスク載置部53aに載置する(この実施例で
は2枚同時に載置可能)。さらに次のディスク61をロ
ータリートレイ53の残りのディスク載置部53aに載
置する時は、指令によりモータ55が回転し、モータプ
ーリ56,ベルト57,ウォームプーリ58,ウォーム
軸59,ウォーム60からなる減速機構を介して、ロー
タリートレイ53の歯部53eをウォーム60の歯部6
0aが矢印C−D方向に駆動するので、ロータリートレ
イ53はローラー54と共に、ディスク載置部53aの
1区間ごとに矢印C−D方向に回転する。
【0015】そして、まだディスク61の載置されてい
ないディスク載置部53aがパネルシャーシ51の外部
に出た所で停止するので、次のディスク61を載置でき
る。この繰り返しですべてのロータリートレイ53のデ
ィスク載置部53aにディスク61を載置することがで
きる。
【0016】次に、ディスク61を再生させるべく指令
を出すと、まずモータ62が上記とは逆方向に回転する
ので、トレイベース50も上記とは逆の矢印B方向に移
動してパネルシャーシ51内に収納された状態(即ち、
ディスク収納位置)で停止する。
【0017】そして次に、再生したいディスク61を再
生位置まで移動させるべくモータ55が回転するので、
ロータリートレイ53も矢印C−D方向に回転し再生位
置であるクランパー73の下に指定のディスク61が来
た所で停止する。次にモータ69が回転し、モータプー
リ70,ベルト71,プーリギヤ72からなる減速機構
を介して昇降ギヤ68を回転させるので、昇降ギヤ68
のカム部68aによって系合しているディスク再生部6
7のピン67cが移動し、ディスク再生部67は矢印E
方向に回動してターンテーブル67aとクランパー73
との間にディスク61を担持して再生を開始する。
【0018】そして再生が終了すると、次のディスク6
1を再生させるべくまずモータ69が上記と逆に回転し
てディスク再生部67を矢印F方向に回動させた後、モ
ータ55の回転によってロータリートレイ53を矢印C
−D方向に回転させて次のディスク61を再生位置に移
動させ、上記同様にディスク再生部67を矢印E方向に
回動させてディスク61を再生する。この繰り返しでロ
ータリートレイ53に載置されたすべてのディスク61
を再生することができる。
【0019】次にディスク61の再生が終了しディスク
61を交換叉は取り出す時は、指令を出すとまずモータ
69が回転してディスク再生部67を矢印F方向に回動
させた後、モータ62の回転によってトレイベース50
が矢印A方向に移動して、パネルシャーシ51の外部に
ロータリートレイ53に載置されたディスク61が出る
(即ち、ディスク着脱位置になる)ので、あとは指令に
よりモータ55の回転によってロータリートレイ53を
回転させながらディスク61を交換叉は取り出すことが
できる。
【0020】また、ディスク61を再生したままの状態
で別のディスク61を交換叉は取り出す時は、指令を出
すとモータ62の回転によってトレイベース50が矢印
A方向に移動して、パネルシャーシ51の外部にロータ
リートレイ53に載置されたディスク61が出る(即
ち、ディスク着脱位置になる)ので、あとは指令により
モータ55の回転によってロータリートレイ53を回転
させながら再生中以外のディスク61を交換叉は取り出
すことができる。
【0021】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら上記のよ
うな従来のウォームの取付け機構では、ウォーム60を
取り付けるには、トレイベース50の軸受け部50fの
間にウォーム60を挿入し保持した状態で、横からウォ
ーム軸59をトレイベース50の軸受け部50f及びウ
ォーム60に挿入及び圧入しなければならず、取付けが
複雑で取付け工数が多いという問題点を有していた。
【0022】本考案は、上記従来の問題点に鑑み、ウォ
ームのスラスト受けと回転自在な支持を容易な取付けで
実現する、取付け工数の少ないウォームの取付け機構を
提供することを目的としてなされたものである。
【0023】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本考案のウォームの取付け機構は、ウォームの取付け
を、ウォームのスラスト受けリブを設けたベースと一体
で、ウォームに固設された中心軸を回転自在に支持す
る、スラスト受けリブとは独立した軸受け部を設けて行
うと共に、ウォーム及び中心軸挿入時には軸受け部が撓
んで回動できるようになっていることを特徴とするもの
である。
【0024】
【作用】本考案は上記した構成のように、ウォームの取
付けを、ウォームのスラスト受けリブを設けたベースと
一体で、ウォームに固設された中心軸を回転自在に支持
する、スラスト受けリブとは独立した軸受け部を設けて
行うと共に、ウォーム及び中心軸挿入時には軸受け部が
撓んで回動できるようになっていることで、ウォームの
スラスト受けと回転自在な支持を容易な取付けで実現
し、取付け工数を少なくすることができることとなる。
【0025】
【実施例】以下本考案のウォームの取付け機構の実施例
について、ディスクプレーヤに応用した例を図1〜図1
5を参照しながら詳細に説明する。
【0026】図1は本考案の一実施例におけるウォーム
の取付け機構を用いたディスクプレーヤの全体を示す斜
視図、図2はその矢印A−B方向に移動する部分の分解
斜視図で、図3はその移動しない部分の分解斜視図、図
4は図2のA−A断面図、図5は図2のB−B断面図、
図6はトレイベースの動作説明図、図7は図2のC−C
面図、図8は図2のD−D断面図及びその分解斜視図、
図9はメカニズムブロックの分解斜視図、図10はクロ
ーズロックギヤの詳細図、図11はオープンロックギヤ
の詳細図、図12はメカニズムブロックの動作説明図、
図13はその詳細図、図14はメカニズムブロックのタ
イミングチャート、図15はクローズロックギヤとオー
プンロックギヤの動作説明図である。
【0027】図1〜図15において、トレイベース1は
シャーシ2に固接されたパネル3の穴部3a内に収納さ
れ、図4及び図5に示すように、左右方向はトレイベー
ス1のリブ1aとガイドL4のスライド部4a,及びリ
ブ1bとメカベース5のスライド部5aが勘合すると共
に、上下方向はその重量によりトレイベース1の左右の
受け部1cとガイドLのリブ4b及びガイドRのリブ6
aが当接して、矢印A−B方向に移動自在になってい
る。この時、トレイベース1は爪部1d(左右2箇所ず
つ)及び摺動面1e(左右)が、ガイドL4のひさし部
4c及びガイドR6のひさし部6bと若干の間隔(図4
及び図5のL2寸法部)をあけて構成されており、上方
向への移動量規制及び外れ防止になっている。
【0028】また、トレイベース1のリブ1aは摺動面
1eの縦壁と一致しており、外観面(図4のイ面)にヒ
ケ等が出ないようになっている。
【0029】そして、トレイベース1の組み込みは、図
6(A)の位置、即ちトレイベース1の爪部1dとガイ
ドL4のひさし部4c及びガイドR6のひさし部6bが
合った位置で、トレイベース1を矢印E方向に押すこと
により、トレイベース1の爪部1dが図5の矢印F方向
に撓んで装着できるようになっている。なお、ガイドL
4及びガイドR6はシャーシ2に固設されている。7は
外装ケースである。
【0030】8はロータリートレイで、穴8aがトレイ
ベース1の軸1fに勘合すると共に、図7に示すように
トレイベース1の爪部1g及び受けリブ1hに、軸部9
aが回転自在に取り付けられた3個のローラー9の外周
9bにリブ8bが当接して、矢印C−D方向に回転自在
に取り付けられており、5箇所のディスク載置部8cの
中央には切り欠き8dが設けられている。
【0031】この時、ローラー9はロータリートレイ8
を安定して受ける為に、外観であるロータリートレイ8
の切り欠き8dから見えない範囲で、ロータリートレイ
8のリブ8bと共に可能な限りロータリートレイ8の外
周に配置するようになっている(図7のL1寸法部)。
また、1iはローラー9のはずれ防止用のリブであり、
ローラー9の外周9bの側面に若干の間隔(図7のL3
寸法部)をあけて設けられている。
【0032】10はロータリートレイ8の平歯車8eと
噛み合って、ロータリートレイ8を矢印C−D方向に回
転させるウォームで、中心にはウォーム軸11が圧入さ
れており、図8に示すようにウォーム軸は、トレイベー
ス1に固設されたウォームベース12のL形溝部12a
と軸受け部12bに回転自在で、なお且つウォーム10
の進み角θの分だけ傾斜して取り付けられている。また
ウォーム10のスラスト面10aはウォームベース12
のL形溝部12aの側面とU形リブ12cの側面に系合
して、スラスト量が規制されている。なお、L形溝部1
2aとU形リブ12cはウォーム10のスラスト荷重を
受ける為、強固なものになっている。また、軸受け部1
2bはウォーム軸11の挿入時には撓んで矢印G方向に
回動し、ウォーム10及びウォーム軸11が取り付けら
れるようになっている。
【0033】13はウォームプーリで中心がウォーム軸
11に圧入されており、ベルト14、モータプーリ15
を介して、ウォームベース12に取り付けられたモータ
16に連結している。なおこのベルト14を掛けること
によって、ウォーム軸11はウォームベース12のJ形
溝部12aの規定位置(L形の先端部)に納まるように
なっている。17はディスクである。
【0034】メカニズムブロックは図9に示すように、
メカベース5に取り付けられたモータ18が、モータプ
ーリ19,ベルト20,プーリギヤ21,減速ギヤ22
からなる減速機構を介して、昇降ギヤ23を駆動し、さ
らに昇降ギヤ23の歯部23aが制御ギヤ24の歯部2
4aを駆動することで、制御ギヤ24を回転させるよう
になっている。制御ギヤ24にはある範囲で歯部を欠落
させた欠歯歯車24b,24cが設けられており、欠歯
歯車24bは駆動ギヤA25の歯部25aと、欠歯歯車
24cは駆動ギヤB26の歯部26aと噛み合うように
なっている。また、駆動ギヤA25の歯部25aと駆動
ギヤB26の歯部26bも噛み合うようになっている。
駆動ギヤA25の歯部25bはトレイベース1のラック
1jと噛み合い、トレイベース1をA−B方向に移動さ
せるようになっている。なお、各ギヤはメカベース5に
回転自在に取り付けられている。
【0035】27は制御ギヤ24の位置検出用スイッチ
で、ノブ27aが制御ギヤ24の上面内側24d及び穴
24eと系合して、動作するようになっている。
【0036】28はトレイベース1の位置検出用スイッ
チであり、結線用のPベース29によって、スイッチ2
7,モータ18と共にメカベース5に固設されている。
【0037】30はディスク再生部であり、30aはロ
ータリートレイ8に載置されたディスク17を担持して
回転するターンテーブル、30bはディスク17の信号
を読み取る光ピックアップで、軸部30cはメカベース
5の支持部5bに、ディスク再生部30が矢印H−I方
向に回動自在なように取り付けられている。また、ピン
30dは昇降ギヤ23のカム部23bと系合しており、
昇降ギヤ23の回転によってディスク再生部30が矢印
H−I方向に回動するようになっている。
【0038】31はロータリートレイ8の切り欠き8d
を通過する、ディスク再生部30のターンテーブル30
aとの間にディスク17を担持して回転するクランパー
であり、メカベース5に固設されたクランプ板32の穴
32aに回転自在に取り付けられている。なお、トレイ
ベース1の1kはディスク再生部30が進入してくる為
の開口部である。
【0039】33はトレイベース1の軸1lに、ボス部
33aが回動自在に取り付けられたクローズロックギヤ
で、図10に示すようにラック部33bはトレイベース
1のラック1jの延長として形成されており、ラック部
33bの端歯33cがトレイベース1のラック1jの端
歯1mと平面的に重なるようになっている。なおラック
1jの端歯1mは図示のように、片側がカットされた形
状になっている。33dはボス部33aを中心とする歯
車で、ラック部33bに引き続いて駆動ギヤA25の歯
部25bに噛み合うようになっており、駆動ギヤA25
の回転によるトレイベース1の矢印A−B方向の移動が
終了した後、クローズロックギヤ33を矢印J−K方向
に回動させるようになっている。従って、角歯33eは
ラック部33bと歯車33dを合成した形になってい
る。33fはボス部33aを中心とする円弧リブで、矢
印J−K方向に回動する時に駆動ギヤA25の歯部25
bと同心のリング状リブ25cと当接するようになって
おり、メカベース5のスライド部5aの前端にこの時当
接しているトレイベース1のストッパー1nと共に、ク
ローズロックギヤ33の歯車33dと駆動ギヤA25の
歯部25bの噛み合いピッチを適正に保つようになって
いる。33gは角ピンで、トレイベース1の穴1oを貫
通して下方向に伸びており、メカベース5のリブ5cと
系合してクローズロックギヤ33をJ方向に回動させる
ようになっている。33hは矢印J−K方向の回り止め
用の長穴であり、トレイベース1のピン1pに当接する
ようになっている。33iはバネ掛け部であり、トレイ
ベース1のバネ掛け部1qとの間に取り付けられたバネ
34によって、矢印K方向に回動するよう付勢されてい
る。
【0040】35はトレイベース1の軸1rに、ボス部
35aが回動自在に取り付けられたオープンロックギヤ
で、図11に示すようにラック部35bはトレイベース
1のラック1jの延長として形成されており、ラック部
35bの端歯35cがトレイベース1のラック1jの端
歯1sと平面的に重なるようになっている。なおラック
1jの端歯1sは図示のように、片側がカットされた形
状になっている。35dはボス部35aを中心とする歯
車で、ラック部35bに引き続いて駆動ギヤA25の歯
部25bに噛み合うようになっており、駆動ギヤA25
の回転によるトレイベース1の矢印A−B方向の移動が
終了した後、オープンロックギヤ35を矢印L−M方向
に回動させるようになっている。従って、角歯35eは
ラック部35bと歯車35dを合成した形になってい
る。35fはボス部35aを中心とする円弧リブで、矢
印L−M方向に回動する時に駆動ギヤA25の歯部25
bと同心のリング状リブ25cと当接するようになって
おり、メカベース5のスライド部5aの後端にこの時当
接しているトレイベース1のストッパー1tと共に、オ
−プンロックギヤ35の歯車35dと駆動ギヤA25の
歯部25bの噛み合いピッチを適正に保つようになって
いる。35gは角ピンで、トレイベース1の穴1uを貫
通して下方向に伸びており、メカベース5のリブ5dと
系合して、必要時以外はオープンロックギヤ35がM方
向に回動しないようになっている。35hは矢印L−M
方向の回り止め用の長穴であり、トレイベース1のピン
1vに当接するようになっている。35iは下方向に伸
びたリブで、矢印M方向に回動した時に、メカニズムブ
ロックのスイッチ28のノブ28aと系合して、動作さ
せるようになっている。
【0041】以上のように構成されたウォームの取付け
機構について、以下その動作を説明する。まず、ディス
ク17をロータリートレイ8に載置する為、初期状態で
ある図6(C)、図14(B)及び図15(A)の状態
から、トレイベース1及びロータリートレイ8をパネル
3の外部(即ち、ディスク着脱位置)に出すべく指令を
出すと、図12,図13に示すようにモータ18が矢印
a方向に回転し、モータプーリ19,ベルト20,プー
リギヤ21,減速ギヤ22からなる減速機構を介して、
昇降ギヤ23をa方向に駆動するので、制御ギヤ24も
a方向に回転し、欠歯歯車24bが駆動ギヤA25の歯
部25aに噛み合い始めて、駆動ギヤA25がa方向に
回転する。
【0042】すると、図15(A)の状態からクローズ
ロックギヤ33がJ方向に回動し、図15(B)を経て
図15(C)になり、クローズロックギヤ33の長穴3
3hがトレイベース1のピン1pに当接してJ方向への
回動が停止し、クローズロックギヤ33のラック部33
bとトレイベース1のラック1jが同一線上に揃うと共
に、駆動ギヤA25のa方向への駆動が歯車33dから
ラック部33bに移るので、次はトレイベース1が矢印
A方向に移動する。
【0043】そしてオープンロックギヤ35は、角ピン
35gがメカベース5のリブ5dに系合して、矢印M方
向への回動が規制されると共に、オープンロックギヤ3
5のラック部35bとトレイベース1のラック1jが同
一線上に概略揃った状態から、ラック部35bが駆動ギ
ヤA25の歯部25bと噛み合い、図15(D)にな
る。
【0044】この時、トレイベース1のラック1jの端
歯1sは図示のように、片側がカットされた形状になっ
ているので、オープンロックギヤ35が若干矢印M方向
に回動して、トレイベース1のラック1jの端歯1sと
オープンロックギヤ35のラック部35bの端歯35c
の平面的な重なりが若干ずれても、駆動ギヤA25の歯
部25bとの噛み合いに支障はない。
【0045】そして、メカベース5のスライド部5aの
後端にトレイベース1のストッパー1tが当接してトレ
イベース1の矢印A方向への移動が終了すると共に、オ
ープンロックギヤ35は、角ピン35gとメカベース5
のリブ5dとの系合がはずれており、駆動ギヤA25の
a方向への駆動がラック部35bから歯車35dに移る
ので、矢印M方向に回動して、長穴35hがトレイベー
ス1のピン1vに当接する図15(E)の状態になり、
オープンロックギヤ35のリブ35iがスイッチ28の
ノブ28aを押すのでスイッチ28がONになり、モー
タ18の回転が停止する。
【0046】この状態が図6(B),図14(A)及び
図15(E)に示すディスク着脱位置である。この時、
図6(B)に示すように、見苦しいトレイベース1の爪
部1dはパネル3の内部に納まっており、外観に出ない
ようになっている。また、この時のトレイベース1の、
ガイドL4のひさし部4c及びガイドR6のひさし部6
bとの上方向への移動量規制及び外れ防止は、弱い爪部
1dとではなく強度の十分な摺動面1eとで形成されて
いる。さらに、オープンロックギヤ35と駆動ギヤA2
5により、外力が加えられてもトレイベース1が矢印B
方向に移動しないようにロックが掛かっている。
【0047】そして、ディスク17をロータリートレイ
8のディスク載置部8cに載置する(この実施例では2
枚同時に載置可能)。さらに次のディスク17をロータ
リートレイ8の残りのディスク載置部8cに載置する時
は、指令を出すとモータ16が回転し、モータプーリ1
5,ベルト14,ウォームプーリ13からなる減速機構
を介して、ロータリートレイ8の平歯車8eをウォーム
10が矢印C−D方向に駆動するので、ロータリートレ
イ8はローラー9と共に矢印C−D方向にディスク載置
部8cの1区間ごと回転し、まだディスク17の載置さ
れていないディスク載置部8cがパネル3の外部に出た
所で停止するので、次のディスク17を載置する。この
繰り返しですべてのロータリートレイ8のディスク載置
部8cにディスク17を載置することができる。
【0048】この時、ローラー9及びトレイベース1の
爪部1gと受けリブ1hは、外観であるロータリートレ
イ8の切り欠き8dからは見えないと共に、輸送時の落
下等による力が加わっても、ローラー9は外周9bの側
面がリブ1iに先当たりするので、トレイベース1から
はずれることはない。
【0049】次に、トレイベース1及びロータリートレ
イ8をパネル3の内部(即ち、ディスク収納位置)に納
めるべく指令を出すと、まずモータ18が上記とは逆の
b方向に回転するので、昇降ギヤ23,制御ギヤ24及
び駆動ギヤA25も上記とは逆のb方向に回転する。
【0050】すると、図15(E)の状態からオープン
ロックギヤ35がL方向に回動して図15(D)にな
り、オープンロックギヤ35の長穴35hがトレイベー
ス1のピン1vに当接してL方向への回動が停止し、オ
ープンロックギヤ35のラック部35bとトレイベース
1のラック1jが同一線上に揃うと共に、駆動ギヤA2
5のb方向への駆動が歯車35dからラック部35bに
移るので、次はトレイベース1が矢印B方向に移動す
る。それに伴い、オープンロックギヤ35の角ピン35
gがメカベース5のリブ5dに系合するので、オープン
ロックギヤ35は矢印M方向への回動が規制される。
【0051】そして、さらにトレイベース1がB方向に
移動すると、今度はクローズロックギヤ33の角ピン3
3gがメカベース5のリブ5cに当接するので、クロー
ズロックギヤ33はJ方向に回動して、クローズロック
ギヤ33のラック部33bとトレイベース1のラック1
jが同一線上に概略揃った状態から、ラック部33bが
駆動ギヤA25の歯部25bと噛み合い、図15(C)
になる。
【0052】この時、トレイベース1のラック1jの端
歯1mは図示のように、片側がカットされた形状になっ
ているので、クローズロックギヤ33が若干矢印K方向
に回動して、トレイベース1のラック1jの端歯1mと
クローズロックギヤ33のラック部33bの端歯33c
の平面的な重なりが若干ずれても、駆動ギヤA25の歯
部25bとの噛み合いに支障はない。
【0053】そして、メカベース5のスライド部5aの
前端にトレイベース1のストッパー1nが当接してトレ
イベース1の矢印B方向への移動が終了すると共に、駆
動ギヤA25のb方向への駆動がラック部33bから歯
車33dに移るので、クローズロックギヤ33は矢印K
方向に回動して図15(B)の状態になる。
【0054】すると、制御ギヤ24の欠歯歯車24bと
駆動ギヤA25の歯部25aとの噛み合いが外れて、駆
動ギヤA25は駆動されなくなるが、制御ギヤ24はそ
のままb方向に回転して、スイッチ27のノブ27aに
制御ギヤ24の穴24eが系合してスイッチ27のDO
WN側がOFFになると、今度は反転してa方向に回転
し、スイッチ27のDOWN側が再度ONになった所、
即ち図14(B)の状態でモータ18の回転が停止する
ので、制御ギヤ24の回転も停止する。
【0055】一方クローズロックギヤ33は、制御ギヤ
24の欠歯歯車24bと駆動ギヤA25の歯部25aと
の噛み合いが外れた後は、バネ34の付勢力によって、
駆動されなくなった駆動ギヤA25と共にさらにK方向
に回動して、長穴33hがトレイベース1のピン1pに
当接する図15(A)の状態になる。この状態が図6
(C),図14(B)及び図15(A)に示す初期状態
であり、ディスク収納位置でもある。
【0056】この時、メカベース5のスライド部5aの
前端にトレイベース1のストッパー1nが当接している
と共に、クローズロックギヤ33の円弧リブ33fと駆
動ギヤA25のリング状リブ25cが当接していること
で、クローズロックギヤ33の歯車33dと駆動ギヤA
25の歯部25bの噛み合いピッチが適正に保たれてい
るので、バネ34の小さい付勢力でもクローズロックギ
ヤ33の矢印K方向への回動を完了させることができ
る。また、クローズロックギヤ33と駆動ギヤA25に
より、輸送時の落下等による力が加わってもトレイベー
ス1が矢印A方向に移動しないようにロックが掛かって
いると共に、図6(C)に示すように、トレイベース1
の、ガイドL4のひさし部4c及びガイドR6のひさし
部6bとの上方向への移動量規制及び外れ防止は、弱い
爪部1dとではなく強度の十分な摺動面1eとで形成さ
れている。
【0057】さらに、トレイベース1の矢印A−B方向
への移動中に電源を切る等で、仮に図6(A)の状態の
トレイベース1の組み込み位置になり、トレイベース1
に外力が加えられる様なことがあっても、図5に示すよ
うに、トレイベース1の爪部1dは、支点ロが力点イよ
りも外側(矢印F方向の反対側)にある為、矢印F方向
には回動しないので、トレイベース1の爪部1dとガイ
ドL4のひさし部4c及びガイドR6のひさし部6bと
の上方向への移動量規制及び外れ防止が外れることはな
い。
【0058】次に、ディスク17を再生させるべく指令
を出すと、図12,図13に示すように図14(B)の
状態から、まずモータ18がb方向に回転するので昇降
ギヤ23,制御ギヤ24もb方向に回転する。すると、
昇降ギヤ23のカム部23bによって系合しているディ
スク再生部30のピン30dが移動し、ディスク再生部
30は矢印H方向に回動してターンテーブル30aとク
ランパー31との間にディスク17を担持する。その
後、制御ギヤ24のスイッチ27のノブ27aとの系合
が、穴24eから上面内側24dになってスイッチ27
のUP側がONになり、モータ18の回転が停止するの
で、昇降ギヤ23,制御ギヤ24の回転も停止し、図1
4(C)の状態になる。そして、ディスク17の再生が
開始される。
【0059】再生が終了すると、次のディスク17を再
生させるべく図14(C)の状態から、まずモータ18
が上記と逆のa方向に回転するので、昇降ギヤ23,制
御ギヤ24もa方向に回転し、ディスク再生部30は矢
印I方向に回動する。そして、制御ギヤ24のスイッチ
27のノブ27aとの系合が、穴24eから上記とは反
対側の上面内側24dになってスイッチ27のDOWN
側がONになり、モータ18の回転が停止するので、昇
降ギヤ23,制御ギヤ24の回転も停止し、図14
(B)の状態になる。
【0060】その後、モータ16の回転によってロータ
リートレイ8が矢印C−D方向に回転して、次のディス
ク17が再生位置であるクランパー31の下に移動した
後、上記同様にモータ18がb方向に回転するので、デ
ィスク再生部30が矢印H方向に回動して、図14
(C)の状態になり、ディスク17を再生する。この繰
り返しでロータリートレイ8に載置されたすべてのディ
スク17を再生することができる。
【0061】次に、ディスク17を再生したままの状
態、即ち図14(C)の状態で、別のディスク17を交
換叉は取り出す時は、指令を出すとまずモータ18がb
方向に回転するので、昇降ギヤ23及び制御ギヤ24も
b方向に回転する。すると、制御ギヤ24の欠歯歯車2
4cが駆動ギヤB26の歯部26aに噛み合い始めて、
駆動ギヤB26の歯部26bが駆動ギヤA25の歯部2
5aを駆動するので、駆動ギヤA25がa方向に回転す
る。
【0062】そして、後は上記同様に図15(A)の状
態から、図15(B),図15(C)を経てトレイベー
ス1が矢印A方向に移動して、図15(D)の後、図1
5(E)になると共に図14(D)になり、図6
(B),図14(D)及び図15(E)に示すディスク
着脱位置になるので、後は指令を出して、モータ16の
回転によってロータリートレイ8を矢印C−D方向に回
転させながら再生中以外のディスク17を交換叉は取り
出すことができる。
【0063】そして、ディスク17を交換叉は取り出し
た後、トレイベース1及びロータリートレイ8をパネル
3の内部(即ち、ディスク収納位置)に納めるべく指令
を出すと、まずモータ18が上記とは逆のa方向に回転
するので、昇降ギヤ23,制御ギヤ24及び駆動ギヤA
25も上記とは逆のa方向に回転する。
【0064】そして、後は上記同様に図15(E)の状
態から、図15(D)を経てトレイベース1が矢印B方
向に移動して、図15(C)の後、図15(B)の状態
になると、制御ギヤ24の欠歯歯車24cと駆動ギヤB
26の歯部26aとの噛み合いが外れて、駆動ギヤA2
5は駆動されなくなるが、制御ギヤ24はそのままa方
向に回転して、スイッチ27のノブ27aに制御ギヤ2
4の穴24eが系合してスイッチ27のUP側がOFF
になると、今度は反転してb方向に回転し、スイッチ2
7のUP側が再度ONになった所、即ち図14(C)の
状態でモータ18の回転が停止するので、制御ギヤ24
の回転も停止する。
【0065】一方クローズロックギヤ33は、制御ギヤ
24の欠歯歯車24cと駆動ギヤB26の歯部26aと
の噛み合いが外れた後は、上記同様にバネ34の付勢力
によって、駆動されなくなった駆動ギヤA25及び駆動
ギヤB26と共にさらにK方向に回動して、長穴33h
がトレイベース1のピン1pに当接する図15(A)の
状態になり、図6(C),図14(C)及び図15
(A)に示すディスク収納位置になる。
【0066】このようにクローズロックギヤ33は、バ
ネ34の付勢力によって矢印K方向に回動し、必ず長穴
33hがトレイベース1のピン1pに当接する図15
(A)の位置で停止する為、噛み合っている駆動ギヤA
25及び駆動ギヤB26の停止位置も限定されるので、
図13に示すように、駆動ギヤA25の歯部25aへの
制御ギヤ24の欠歯歯車24bの進入及び駆動ギヤB2
6の歯部26aへの制御ギヤ24の欠歯歯車24cの進
入は、歯部が干渉することなく行われる。
【0067】次に、ディスク17の再生が終了して初期
状態にする指令を出すと、上記同様にまずモータ18が
a方向に回転するので、昇降ギヤ23,制御ギヤ24も
a方向に回転し、ディスク再生部30は矢印I方向に回
動する。そして、制御ギヤ24のスイッチ27のノブ2
7aとの系合が、穴24eから反対側の上面内側24d
になってスイッチ27のDOWN側がONになり、モー
タ18の回転が停止するので、昇降ギヤ23,制御ギヤ
24の回転も停止し、図14(B)の状態になり、図6
(C),図14(B)及び図15(A)に示す初期状態
になる。
【0068】以上のように本実施例によれば、ウォーム
10の取付けを、ウォーム10のスラスト受け用のL形
溝部12aとU形リブ12cを設けたウォームベース1
2と一体で、ウォーム10に固設されたウォーム軸11
を回転自在に支持する、スラスト受け用のL形溝部12
aとU形リブ12cリブとは独立した軸受け部12bを
設けて行うと共に、ウォーム10及びウォーム軸11挿
入時には軸受け部12bが撓んで矢印G方向に回動でき
るようになっていることで、ウォーム10のスラスト受
けと回転自在な支持を容易な取付けで実現し、取付け工
数を少なくすることができる。
【0069】また、ウォームベース12の、ウォーム軸
11のもう一方の軸受け部でもあるL形溝部12aを概
L字の溝形状とし、ベルト14をウォーム軸11に圧入
されたウォームプーリ13に掛けることによって、L形
溝部12aに対するウォーム軸11の位置が規定位置に
納まるように構成したことで、ウォーム10の回転自在
な支持を容易な取付けで実現し、取付け工数を少なくす
ることができる。
【0070】
【考案の効果】以上のように本考案は、ウォームの取付
けを、ウォームのスラスト受けリブを設けたウォームベ
ースと一体で、ウォームに固設された中心軸を回転自在
に支持する、スラスト受けリブとは独立した軸受け部を
設けて行うと共に、ウォーム及び中心軸挿入時には軸受
け部が撓んで回動できるようになっていることで、ウォ
ームのスラスト受けと回転自在な支持を容易な取付けで
実現し、取付け工数を少なくすることができる。
【0071】また、ウォームベースの軸受け部の片方
を、概L字の溝形状とし、駆動ベルトを掛けることによ
って、軸受け部に対する中心軸の位置が規定位置に納ま
るように構成したことで、ウォームの回転自在な支持を
容易な取付けで実現し、取付け工数を少なくすることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例におけるウォームの取付け機
構を用いたディスクプレーヤの全体を示す斜視図
【図2】本考案の一実施例におけるウォームの取付け機
構を用いたディスクプレーヤの可動部分の分解斜視図
【図3】本考案の一実施例におけるウォームの取付け機
構を用いたディスクプレーヤのシャーシ部分の分解斜視
【図4】図2のA−A断面図
【図5】図2のB−B断面図
【図6】本考案の一実施例におけるディスクプレーヤの
トレイベースの動作説明図
【図7】図2のC−C断面図
【図8】(A)は本考案の一実施例におけるウォームの
取付け機構の部分断面図 (B)は本考案の一実施例におけるウォームの取付け機
構の分解斜視図
【図9】本考案の一実施例におけるディスクプレーヤの
メカニズムブロックの分解斜視図
【図10】本考案の一実施例におけるディスクプレーヤ
のクローズロックギヤの詳細図
【図11】本考案の一実施例におけるディスクプレーヤ
のオープンロックギヤの詳細図
【図12】本考案の一実施例におけるディスクプレーヤ
のメカニズムブロックの動作説明図
【図13】図12の詳細図
【図14】本考案の一実施例におけるディスクプレーヤ
のメカニズムブロックのタイミングチャート
【図15】本考案の一実施例におけるディスクプレーヤ
のクローズロックギヤとオープンロックギヤの動作説明
【図16】従来のウォームの取付け機構を用いたディス
クプレーヤの全体を示す分解斜視図
【図17】図16のA−A断面図
【図18】従来のウォームの取付け機構の部分断面図
【符号の説明】
1 トレイベース 2 シャーシ 3 パネル 4 ガイドL 5 メカベース 6 ガイドR 7 外装ケース 8 ロータリートレイ 9 ローラー 10 ウォーム 11 ウォーム軸 12 ウォームベース 13 ウォームプーリ 14 ベルト 15 モータプーリ 16 モータ 17 ディスク 18 モータ 19 モータプーリ 20 ベルト 21 プーリギヤ 22 減速ギヤ 23 昇降ギヤ 24 制御ギヤ 25 駆動ギヤA 26 駆動ギヤB 27 スイッチ 28 スイッチ 29 Pベース 30 ディスク再生部 31 クランパー 32 クランプ板 33 クローズロックギヤ 34 バネ 35 オープンロックギヤ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平1−120458(JP,A) 実開 昭64−17055(JP,U) 実開 昭54−163278(JP,U)

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】駆動力伝達機構に用いるウォームの取付け
    を、上記ウォームのスラスト受けリブを設けたベースと
    一体で、上記ウォームに固設された中心軸を回転自在に
    支持する、上記スラスト受けリブとは独立した軸受け部
    を設けて行うと共に、上記ウォーム及び上記中心軸挿入
    時には上記軸受け部が撓んで回動できるようになってい
    ることを特徴とするウォームの取付け機構。
  2. 【請求項2】上記ベースの上記軸受け部の片方を、概L
    字の溝形状とし、駆動ベルトを掛けることによって、上
    記軸受け部に対する上記中心軸の位置が規定位置に納ま
    るように構成したことを特徴とする請求項1記載のウォ
    ームの取付け機構。
JP3004792U 1992-05-08 1992-05-08 ウォームの取付け機構 Expired - Lifetime JP2557744Y2 (ja)

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