JP2557434B2 - タンパ−・エビデント蓋 - Google Patents
タンパ−・エビデント蓋Info
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- JP2557434B2 JP2557434B2 JP62505612A JP50561287A JP2557434B2 JP 2557434 B2 JP2557434 B2 JP 2557434B2 JP 62505612 A JP62505612 A JP 62505612A JP 50561287 A JP50561287 A JP 50561287A JP 2557434 B2 JP2557434 B2 JP 2557434B2
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- band
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- skirt
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- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65D—CONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
- B65D41/00—Caps, e.g. crown caps or crown seals, i.e. members having parts arranged for engagement with the external periphery of a neck or wall defining a pouring opening or discharge aperture; Protective cap-like covers for closure members, e.g. decorative covers of metal foil or paper
- B65D41/32—Caps or cap-like covers with lines of weakness, tearing-strips, tags, or like opening or removal devices, e.g. to facilitate formation of pouring openings
- B65D41/34—Threaded or like caps or cap-like covers provided with tamper elements formed in, or attached to, the closure skirt
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
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- B65D41/3442—Threaded or like caps or cap-like covers provided with tamper elements formed in, or attached to, the closure skirt with rigid bead or projections formed on the tamper element and coacting with bead or projections on the container
- B65D41/3447—Threaded or like caps or cap-like covers provided with tamper elements formed in, or attached to, the closure skirt with rigid bead or projections formed on the tamper element and coacting with bead or projections on the container the tamper element being integrally connected to the closure by means of bridges
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65D—CONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
- B65D41/00—Caps, e.g. crown caps or crown seals, i.e. members having parts arranged for engagement with the external periphery of a neck or wall defining a pouring opening or discharge aperture; Protective cap-like covers for closure members, e.g. decorative covers of metal foil or paper
- B65D41/32—Caps or cap-like covers with lines of weakness, tearing-strips, tags, or like opening or removal devices, e.g. to facilitate formation of pouring openings
- B65D41/34—Threaded or like caps or cap-like covers provided with tamper elements formed in, or attached to, the closure skirt
- B65D41/3442—Threaded or like caps or cap-like covers provided with tamper elements formed in, or attached to, the closure skirt with rigid bead or projections formed on the tamper element and coacting with bead or projections on the container
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- B65D2401/00—Tamper-indicating means
- B65D2401/15—Tearable part of the closure
- B65D2401/25—Non-metallic tear-off strips
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- Packages (AREA)
- Package Frames And Binding Bands (AREA)
- Dowels (AREA)
- Cartons (AREA)
- Water Treatment By Sorption (AREA)
- Glass Compositions (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 本発明は、螺刻された首部及び該首部の下の環状リブ
を有する硬い容器と共に用いるためのタンパー・エビデ
ント蓋に係り、該蓋は、平坦な頂部壁と筒状のスカート
部とを有する一体構成のプラスチック・カプセルから成
り、該平坦な頂部壁の内面が、容器の首部の上端部と協
働するシール手段を有し、該筒状のスカート部は、雌螺
子が螺刻された上部と、二つの円周上の弱められた領域
間に構成される中間部分とを有し、該中間部分が握り部
を有したちぎり取れる開封バンドを形成し、そして下部
が、内方へ突出する環状係止リブを有し、該環状係止リ
ブは、カプセルが最初に捩込まれて取り付けられる結果
として上記環状リブの下にスナップ止めされる。
を有する硬い容器と共に用いるためのタンパー・エビデ
ント蓋に係り、該蓋は、平坦な頂部壁と筒状のスカート
部とを有する一体構成のプラスチック・カプセルから成
り、該平坦な頂部壁の内面が、容器の首部の上端部と協
働するシール手段を有し、該筒状のスカート部は、雌螺
子が螺刻された上部と、二つの円周上の弱められた領域
間に構成される中間部分とを有し、該中間部分が握り部
を有したちぎり取れる開封バンドを形成し、そして下部
が、内方へ突出する環状係止リブを有し、該環状係止リ
ブは、カプセルが最初に捩込まれて取り付けられる結果
として上記環状リブの下にスナップ止めされる。
上述のタイプのタンパー・エビデント蓋は、フランス
国公開第A−92382号公報から知られる。該文献には、
ポリエチレン製カプセルについて述べられており、該文
献の第7図に示されているカプセルでは、ティアリング
バンドをカプセルのスカート部に接続する二つの弱めら
れた領域に対して、ティアリングバンドはカプセルのス
カート部の外側へ延出している。
国公開第A−92382号公報から知られる。該文献には、
ポリエチレン製カプセルについて述べられており、該文
献の第7図に示されているカプセルでは、ティアリング
バンドをカプセルのスカート部に接続する二つの弱めら
れた領域に対して、ティアリングバンドはカプセルのス
カート部の外側へ延出している。
フランス国公開第A−92382号公報に開示されたカプ
セルは、容器が満たされて閉じられた後、製品殺菌のた
めに比較的高温での熱処理を施したり、製品の保存期間
を確実にするために容器内を真空にしたりする対象とな
る製品を容器に封入するため、食品産業で用いられる、
一般にはガラス製の、硬い容器の蓋としては使用され得
ないであろう。
セルは、容器が満たされて閉じられた後、製品殺菌のた
めに比較的高温での熱処理を施したり、製品の保存期間
を確実にするために容器内を真空にしたりする対象とな
る製品を容器に封入するため、食品産業で用いられる、
一般にはガラス製の、硬い容器の蓋としては使用され得
ないであろう。
実際には、熱処理に対する耐久性を確実にするため
に、そのカプセルはポリエチレンよりも遥かに硬いプラ
スチック材で製作されるべきであり、本件出願人は、鉱
物繊維が充填されてショア硬度D75(米国ASTM規格のE44
6−72に従ってDモデル試験機により測定)よりも硬い
ポリプロピレンのような、極めて硬いプラスチック材
が、フランス国公開A−92382号公報に開示されたカプ
セルの製造に用いられたとすれば、カプセルの螺子の形
成された上スカート部とティアリングバンドおよび下ス
カート部とを分離する際に、ティアリングバンドが、そ
のちぎり取りが完了する前に破損されてしまうことを知
見した。
に、そのカプセルはポリエチレンよりも遥かに硬いプラ
スチック材で製作されるべきであり、本件出願人は、鉱
物繊維が充填されてショア硬度D75(米国ASTM規格のE44
6−72に従ってDモデル試験機により測定)よりも硬い
ポリプロピレンのような、極めて硬いプラスチック材
が、フランス国公開A−92382号公報に開示されたカプ
セルの製造に用いられたとすれば、カプセルの螺子の形
成された上スカート部とティアリングバンドおよび下ス
カート部とを分離する際に、ティアリングバンドが、そ
のちぎり取りが完了する前に破損されてしまうことを知
見した。
この破損は、ティアリングバンドの断面全体が、それ
をカプセルに接続する弱められた領域に対して、カプセ
ルの外側に位置しているため、バンドのちぎり取り操作
が開始されるとき、弱められた領域に生じる剪断応力
が、ティアリングバンドの断面に隣接した部分に最も大
きな引張応力を生じるという事実によるものである。
をカプセルに接続する弱められた領域に対して、カプセ
ルの外側に位置しているため、バンドのちぎり取り操作
が開始されるとき、弱められた領域に生じる剪断応力
が、ティアリングバンドの断面に隣接した部分に最も大
きな引張応力を生じるという事実によるものである。
この理由のため、弱められた領域での剪断力による切
断が、引張応力の作用するバンドの隣接部分での破損と
同時に始まり、カプセルからのバンドのちぎり取りが完
了する前にバンド自体の裂断を招いてしまうものと思わ
れる。より具体的に説明すると、ティアリングバンドの
ちぎり取り操作中には、カプセル全周の長さの途中まで
ちぎり取られたバンドが、カプセルの周方向へ折り返さ
れるように引き出され、バンドの断面の内周側(カプセ
ルの径方向内方側)の部分では引張力が作用し、外周側
(カプセルの径方向外方側)の部分では圧縮力が作用す
る。そして、それぞれに作用する引張応力および圧縮応
力はバンド断面の中立軸から遠い位置ほど大きい。中立
軸は、引張応力および圧縮応力がゼロとなる位置での軸
である。また、ショア硬度Dが75よりも硬いポリプロピ
レンのような、極めて硬いプラスチック材は、一般に引
張強度よりも圧縮強度に優れており、圧縮応力が作用す
る場合よりも引張応力が作用する場合の方が破壊されや
すいという特性を有している。したがって、弱められた
領域の剪断応力が作用するときに、その剪断が生じる箇
所の近くで最大の引張応力が作用していると、すなわち
二つの弱められた領域がバンド断面の内周側に位置され
ていると、且つ、ショア硬度Dが75よりも硬いポリプロ
ピレンのような、極めて硬いプラスチック材でこのカプ
セルが作られていると、この弱められた領域で起こる剪
断とほぼ同時に、あるいはこの剪断に誘発されて、バン
ド断面の内周側の箇所で、即ち弱められた領域に隣接す
る箇所で最大引張応力による裂断が始まり、その裂断が
ティアリングバンドのちぎり取り操作中に進行するもの
と考えられるのである。
断が、引張応力の作用するバンドの隣接部分での破損と
同時に始まり、カプセルからのバンドのちぎり取りが完
了する前にバンド自体の裂断を招いてしまうものと思わ
れる。より具体的に説明すると、ティアリングバンドの
ちぎり取り操作中には、カプセル全周の長さの途中まで
ちぎり取られたバンドが、カプセルの周方向へ折り返さ
れるように引き出され、バンドの断面の内周側(カプセ
ルの径方向内方側)の部分では引張力が作用し、外周側
(カプセルの径方向外方側)の部分では圧縮力が作用す
る。そして、それぞれに作用する引張応力および圧縮応
力はバンド断面の中立軸から遠い位置ほど大きい。中立
軸は、引張応力および圧縮応力がゼロとなる位置での軸
である。また、ショア硬度Dが75よりも硬いポリプロピ
レンのような、極めて硬いプラスチック材は、一般に引
張強度よりも圧縮強度に優れており、圧縮応力が作用す
る場合よりも引張応力が作用する場合の方が破壊されや
すいという特性を有している。したがって、弱められた
領域の剪断応力が作用するときに、その剪断が生じる箇
所の近くで最大の引張応力が作用していると、すなわち
二つの弱められた領域がバンド断面の内周側に位置され
ていると、且つ、ショア硬度Dが75よりも硬いポリプロ
ピレンのような、極めて硬いプラスチック材でこのカプ
セルが作られていると、この弱められた領域で起こる剪
断とほぼ同時に、あるいはこの剪断に誘発されて、バン
ド断面の内周側の箇所で、即ち弱められた領域に隣接す
る箇所で最大引張応力による裂断が始まり、その裂断が
ティアリングバンドのちぎり取り操作中に進行するもの
と考えられるのである。
本発明の目的は、上述のタイプのタンパー・エビデン
ト・カプセルの製造に、ちぎり取り段階の途中でティア
リングバンドが裂断する危険性を伴うことなく、ショア
硬度D75よりも硬いプラスチック材を用いることを可能
ならしめることにある。
ト・カプセルの製造に、ちぎり取り段階の途中でティア
リングバンドが裂断する危険性を伴うことなく、ショア
硬度D75よりも硬いプラスチック材を用いることを可能
ならしめることにある。
本発明によれば、この目的を達成するために、上述の
タイプのタンパー・エビデント・カプセルは、次のよう
に特徴づけられる。ショア硬度D75よりも高い硬さを有
する合成樹脂により形成され、且つ、ちぎり取れる開封
バンドをスカート部へ接続する二つの弱められた領域
が、このバンドの断面の中立軸の近傍に、または中立軸
よりもカプセルの径方向外方に位置しており、即ち、ち
ぎり取れる開封バンドが、該バンドをスカート部へ接続
する二つの弱められた領域に対して、その断面の実質的
な部分の一部分または全部分で、カプセルの筒状スカー
ト部の内側へ延出している。
タイプのタンパー・エビデント・カプセルは、次のよう
に特徴づけられる。ショア硬度D75よりも高い硬さを有
する合成樹脂により形成され、且つ、ちぎり取れる開封
バンドをスカート部へ接続する二つの弱められた領域
が、このバンドの断面の中立軸の近傍に、または中立軸
よりもカプセルの径方向外方に位置しており、即ち、ち
ぎり取れる開封バンドが、該バンドをスカート部へ接続
する二つの弱められた領域に対して、その断面の実質的
な部分の一部分または全部分で、カプセルの筒状スカー
ト部の内側へ延出している。
本発明は、添付図面を参照して説明される。
第1図はカプセルの正面図、 第2図は、第1図に示されたカプセルが、容器の首部
の上に螺子で取り付けられた状態を拡大して示した軸方
向部分断面図、 第3図は第2の拡大詳細図、 第4図はカプセル内部の部分展開図、 第5図は第2図の変形例である。
の上に螺子で取り付けられた状態を拡大して示した軸方
向部分断面図、 第3図は第2の拡大詳細図、 第4図はカプセル内部の部分展開図、 第5図は第2図の変形例である。
第2図に示されるように、食糧製品が容器内に入れら
れた後に、その食糧製品を保存するために、例えば80℃
程度の比較的高温での熱処理が施される、そのような食
糧製品を入れるための、例えば小さな広口壜あるいは細
口壜のような、一般的にはガラス製の硬い容器の、その
首部は1で示される。首部1の外面には、1条もしくは
それ以上の螺子が切られており、好ましくは『ツイスト
−オフ』型の金属蓋を備えた周知のガラス壜に用いられ
ているタイプの4条の螺子が切られている。
れた後に、その食糧製品を保存するために、例えば80℃
程度の比較的高温での熱処理が施される、そのような食
糧製品を入れるための、例えば小さな広口壜あるいは細
口壜のような、一般的にはガラス製の硬い容器の、その
首部は1で示される。首部1の外面には、1条もしくは
それ以上の螺子が切られており、好ましくは『ツイスト
−オフ』型の金属蓋を備えた周知のガラス壜に用いられ
ているタイプの4条の螺子が切られている。
さらに、首部1は、螺子の基部に、容器の下方へ向か
って広がった円錐台状の上面4と、台形の大きい方の基
部を首部1の筒状下部に接続する径方向の下面5とを含
んだ三角形の輪郭を持つ環状リブ3を有している。
って広がった円錐台状の上面4と、台形の大きい方の基
部を首部1の筒状下部に接続する径方向の下面5とを含
んだ三角形の輪郭を持つ環状リブ3を有している。
円錐台状の面4は、首部の軸に対して約30゜の傾斜を
有しており、一方では下面5が、この軸に垂直な平面に
対して例えば約8゜程に、僅かに傾斜している。
有しており、一方では下面5が、この軸に垂直な平面に
対して例えば約8゜程に、僅かに傾斜している。
首部1の上に螺子で取り付けられているのは、容器内
に入れられた食糧製品を殺菌するため、もしくは容器内
を真空にするための熱作用に耐えられるように、容器に
用いられている充填されたポリプロピレン樹脂のよう
な、ショア硬度D75よりも硬いプラスチック材でモール
ド成型されたカプセルである。
に入れられた食糧製品を殺菌するため、もしくは容器内
を真空にするための熱作用に耐えられるように、容器に
用いられている充填されたポリプロピレン樹脂のよう
な、ショア硬度D75よりも硬いプラスチック材でモール
ド成型されたカプセルである。
第1図及び第2図に示すように、カプセルは平坦な頂
部壁7と、外側に縦リブ9と内側に螺子10とを有する筒
状のスカート部8とを備えている。
部壁7と、外側に縦リブ9と内側に螺子10とを有する筒
状のスカート部8とを備えている。
カプセルの頂部壁7は、環状のプラスチック・マスチ
ック・シールTが当接する内側の環状座部を有してお
り、プラスチック・マスチック・シールTは、カプセル
の首部1の縁との間でのシールを形成するための加熱に
よってキャストされた後に重合される。
ック・シールTが当接する内側の環状座部を有してお
り、プラスチック・マスチック・シールTは、カプセル
の首部1の縁との間でのシールを形成するための加熱に
よってキャストされた後に重合される。
平坦な頂部壁7に隣接して、カプセルは首部1の螺子
2に螺合する螺子10を備えており、ちぎり取り開封バン
ド111がカプセルのスカート部8の中間部分に組み付け
られている。
2に螺合する螺子10を備えており、ちぎり取り開封バン
ド111がカプセルのスカート部8の中間部分に組み付け
られている。
スカート部8の下側部分は、カプセルが最初に螺子で
付けられる結果として首部1の環状リブ3の下でスナッ
プ止めされる、環状係止リブ13を内面に持った安全シー
ル12を形成する。
付けられる結果として首部1の環状リブ3の下でスナッ
プ止めされる、環状係止リブ13を内面に持った安全シー
ル12を形成する。
第2図に示すように、係止リブ13は、下側の筒状部6
からの環状リブ3の突出Bの約半分に等しい距離Aま
で、壁8の内面から延出している。
からの環状リブ3の突出Bの約半分に等しい距離Aま
で、壁8の内面から延出している。
この特徴により、スカート部8の下側部分12はバンド
111がちぎり取られて残る部分から分離され、そうして
得られたリングは、それが環状リブ3を乗り越えられる
ような斜面の箇所に位置することによって、容器の口1
から容易に取り外すことができる。
111がちぎり取られて残る部分から分離され、そうして
得られたリングは、それが環状リブ3を乗り越えられる
ような斜面の箇所に位置することによって、容器の口1
から容易に取り外すことができる。
カプセルのスカート部8の中間部分は、その外面に、
互いに軸方向に隔てられて、ティアリングバンド111の
周方向の大部分を形成する、切断しやすいように弱める
ための二つの深い環状のV字状溝14を有している。
互いに軸方向に隔てられて、ティアリングバンド111の
周方向の大部分を形成する、切断しやすいように弱める
ための二つの深い環状のV字状溝14を有している。
211で示されたティアリングバンドの残りの部分は、
2〜3cmほどの長さであり、バンド111を手でちぎるため
の、握りの部分を構成する。
2〜3cmほどの長さであり、バンド111を手でちぎるため
の、握りの部分を構成する。
第4図に示すように、握り部211は、バンドの上に台
形の大きい方の基部を持った2対の台形ブリッジ15によ
ってスカート部8に接続されており、握り部211を起こ
すことによってブリッジ15が切断されると、それらが握
り部211に付着したまま残り、ティアリングバンド111と
共にカプセルから取り外される。
形の大きい方の基部を持った2対の台形ブリッジ15によ
ってスカート部8に接続されており、握り部211を起こ
すことによってブリッジ15が切断されると、それらが握
り部211に付着したまま残り、ティアリングバンド111と
共にカプセルから取り外される。
二つの環状溝14は、カプセルの筒状スカート部の厚さ
よりも遥かに薄くてティアリングバンド111をスカート
部8に接続する、二つの弱められた領域18を生じさせ
る。
よりも遥かに薄くてティアリングバンド111をスカート
部8に接続する、二つの弱められた領域18を生じさせ
る。
第2図に示した実施例では、弱められた領域18は連続
している。併し乍らそれらはまた、周知の態様で途切れ
ていてもよく、即ち、溝14の底に形成された穴によって
互いに分離されて隔てられた複数のブリッジから構成し
てもよい。
している。併し乍らそれらはまた、周知の態様で途切れ
ていてもよく、即ち、溝14の底に形成された穴によって
互いに分離されて隔てられた複数のブリッジから構成し
てもよい。
各環状溝14は、カプセルの中心軸に対して大略垂直な
外側の部分14aと傾斜した内側の部分14bとを有する大略
三角形の輪郭をしている。
外側の部分14aと傾斜した内側の部分14bとを有する大略
三角形の輪郭をしている。
二つの傾斜壁14bは、カプセルの外側に向かって一点
に集中するように傾斜しており、その結果第3図に示す
ように、ティアリングバンド111は、大略台形の断面
で、二つの弱められた領域18の外側に位置する部分111a
を有している。
に集中するように傾斜しており、その結果第3図に示す
ように、ティアリングバンド111は、大略台形の断面
で、二つの弱められた領域18の外側に位置する部分111a
を有している。
ティアリングバンド111の台形状の部分111aの小さい
方の基部は凹部19を備えている。
方の基部は凹部19を備えている。
さらに、ティアリングバンド111は、二つめ弱められ
た領域18に対してカプセルの内側へ突出した部分111bを
備えており、この部分の断面は、この部分111bがカプセ
ルの内側に向かう方へ面してティアリングバンド111の
厚さを増すように、好ましくは円弧形状の線20で規定さ
れる。
た領域18に対してカプセルの内側へ突出した部分111bを
備えており、この部分の断面は、この部分111bがカプセ
ルの内側に向かう方へ面してティアリングバンド111の
厚さを増すように、好ましくは円弧形状の線20で規定さ
れる。
この内側へ厚くなった部分111bが存在しているため
に、二つの弱められた領域18に隣接するティアリングバ
ンド11の断面の領域は、ティアリングバンド111の断面
の中立軸の近傍に位置することになる。
に、二つの弱められた領域18に隣接するティアリングバ
ンド11の断面の領域は、ティアリングバンド111の断面
の中立軸の近傍に位置することになる。
その結果、バンド111が握り領域211を持ってカプセル
からちぎり取られるとき、二つの弱められた領域18内に
生じる剪断応力は、ティアリングバンド111の断面の中
立軸に近い部分に生じ、換言すれば、実際にはそこでの
応力が無視できるような領域の近傍に生じる。
からちぎり取られるとき、二つの弱められた領域18内に
生じる剪断応力は、ティアリングバンド111の断面の中
立軸に近い部分に生じ、換言すれば、実際にはそこでの
応力が無視できるような領域の近傍に生じる。
このように、カプセルのちぎり取り開封という操作の
間に、二つの弱められた領域18内での剪断応力による裂
断が、ティアリングバンドを構成する材料に高い剛性が
与えられたために、これら弱められた領域18に隣接する
ティアリングバンド111の部分を破壊し始めるかも知れ
ないという危険は回避される。
間に、二つの弱められた領域18内での剪断応力による裂
断が、ティアリングバンドを構成する材料に高い剛性が
与えられたために、これら弱められた領域18に隣接する
ティアリングバンド111の部分を破壊し始めるかも知れ
ないという危険は回避される。
ティアリングバンド111の断面の台形部分111aで外側
に面した小さい方の基部に形成された凹部19の目的は、
たとえ厚さを増した部分111aがさほど顕著ではなくて
も、破損を回避することにある。
に面した小さい方の基部に形成された凹部19の目的は、
たとえ厚さを増した部分111aがさほど顕著ではなくて
も、破損を回避することにある。
第5図に示された変形例では、311で示されたティア
リングバンドは、カプセルのスカート部8の内面に形成
された二つの溝114によって規定され、二つの弱められ
た領域18の側に大きい方の基部を有する台形状に形成さ
れている。
リングバンドは、カプセルのスカート部8の内面に形成
された二つの溝114によって規定され、二つの弱められ
た領域18の側に大きい方の基部を有する台形状に形成さ
れている。
このように、ティアリングバンド311の断面の全体
は、二つの弱められた領域18に対してカプセルの内側に
位置されている。
は、二つの弱められた領域18に対してカプセルの内側に
位置されている。
この場合には、弱められた領域18内にバンド311のち
ぎり取りの間に生じる剪断応力は、ティアリングバンド
の断面部分に隣接して最も大きな圧縮応力を生じ、そし
てこのことが、弱められた領域の裂断がティアリングバ
ンド311の破損を招くのを防止する。
ぎり取りの間に生じる剪断応力は、ティアリングバンド
の断面部分に隣接して最も大きな圧縮応力を生じ、そし
てこのことが、弱められた領域の裂断がティアリングバ
ンド311の破損を招くのを防止する。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭58−149264(JP,A) 特開 昭60−217957(JP,A) 特開 昭54−133986(JP,A)
Claims (11)
- 【請求項1】螺刻された首部(1)及び該首部の下の環
状リブ(3)を有する硬い容器と共に用いられ、平坦な
頂部壁(7)と筒状のスカート部(8)とを有する一体
構成のプラスチック・カプセルから成り、該平坦な頂部
壁の内面が、容器の首部の上端部と協働するシール手段
(T)を有し、該筒状のスカート部は、雌螺子が螺刻さ
れた上部と、二つの円周の弱められる領域(18)間に構
成される中間部分とを有し、該中間部分が握り部(21
1)を有したちぎり取れる開封バンド(111,311)を形成
し、そして下部が、内方へ突出する環状係止リブ(13)
を有し、該環状係止リブは、カプセルが最初に捩込まれ
て取り付けられる結果として上記環状リブ(3)の下に
スナップ止めされるタンパー・エビデント蓋において、 上記カプセルは、ショア硬度Dが75以上の硬さを有する
合成樹脂により形成され、上記ちぎり取れる開封バンド
(111,311)をスカート部(8)へ接続する二つの弱め
られた領域(18)が、該バンド(111,311)の断面の中
立軸の近傍に、または該中立軸よりもカプセルの径方向
外方に位置していることを特徴とするタンパー・エビデ
ント蓋。 - 【請求項2】カプセルのティアリングバンド(111)の
断面は、大略台形の形状を有すると共に、カプセルのス
カート部(8)の外面に設けられた二つの溝によって規
定され、且つ二つの弱められた領域(18)を形成する外
側部分(111a)を備え、該外側の台形部分(111a)は、
二つの溝(14)の底の位置に一致してその大きい方の基
部を有し、該ティアリングバンド(111)は、台形形状
の外側部分(111a)の大きい方の基部からカプセルのス
カート部(8)の内方へ延出する内側部分(111b)を備
えたことを特徴とする請求項1記載のタンパー・エビデ
ント蓋。 - 【請求項3】ティアリングバンド(111)の内側部分(1
11b)の断面は、カプセルの内側へ向かって凸状に湾曲
した線(20)によって規定されることを特徴とする請求
項2記載のタンパー・エビデント蓋。 - 【請求項4】カプセルのティアリングバンド(111)の
断面の大略台形状の外側部分(111a)は、台形の小さい
方の基部の位置に一致してカプセルの外側に面している
凹部(19)を備えたことを特徴とする請求項2記載のタ
ンパー・エビデント蓋。 - 【請求項5】カプセルのティアリングバンド(311)全
体は、弱められた領域(18)に対してカプセルのスカー
ト部(8)の内側に位置されており、カプセルのスカー
ト部(8)の内面に形成された二つの溝(114)によっ
て規定されることを特徴とする請求項1記載のタンパー
・エビデント蓋。 - 【請求項6】ティアリングバンド(311)は断面が大略
台形状であり、その大きい方の基部が弱められた領域
(18)の位置に一致し、且つその小さい方の基部がカプ
セルの内側に面していることを特徴とする請求項5記載
のタンパー・エビデント蓋。 - 【請求項7】カプセルは、鉱物充填材が充填されたポリ
プロピレン樹脂からモールド成型によって生産されるこ
とを特徴とする請求項1記載のタンパー・エビデント
蓋。 - 【請求項8】カプセルの二つの弱められた領域(18)は
連続していることを特徴とする請求項1記載のタンパー
・エビデント蓋。 - 【請求項9】カプセルの二つの弱められた領域(18)は
中断されて、カプセルの筒状スカート部(8)に形成さ
れた開口によって互いに分離されて隔てられた複数のブ
リッジからなることを特徴とする請求項1記載のタンパ
ー・エビデント蓋。 - 【請求項10】カプセルのスカート部(8)の中間部分
は、ティアリングバンド(111)の周方向の大部分を規
定するように互いに軸方向に隔てられた、二つの深い環
状の弱められる溝(14)を備え、該バンド(11)の握り
部(211)は、台形の大きい方の基部が該バンド上にあ
るような、2対の台形状のブリッジ(15)によってスカ
ート部(8)に接続されることを特徴とする請求項1記
載のタンパー・エビデント蓋。 - 【請求項11】上記シール手段は、カプセルの平坦な頂
部壁(7)の内面上のプラスチック・マスチック被膜
(T)を含むことを特徴とする請求項1記載のタンパー
・エビデント蓋。
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