JP2008081181A - 缶用オーバーキャップ - Google Patents

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收孝 牧野
Tetsushi Mori
哲志 森
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康洋 福本
Katsumi Kameda
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Abstract

【課題】ピルファプルーフバンドを取り外すためのつまみ部をキャップ本体の筒部よりも外側にあまり出っ張らないようにしてそのつまみ部に手が触れたり、物がぶつかったりして変形させることがないようにし、且つつまみ部を容易につかんで引き上げ易くしたオーバーキャップを提供する。
【解決手段】 缶の頂部に嵌合、取り付け可能なキャップ本体8と、そのキャップ本体に引き裂き部9を介して連設されたピルファプルーフバンド10を備えたオーバーキャップ1において、ピルファプルーフバンドの、キャップ本体の筒部下端縁に隣接した領域につまみ部11を形成し、その先端に面する位置及び上方に貫通穴15及び凹み16を形成してつまみ部の先端領域をつかみ易くすると共につまみ部先端に突起23を設けて指を掛けやすくし、更につまみ部の他の部分はキャップ本体8の外周面から外側に突出しないようにして、邪魔にならないようにする。
【選択図】 図3

Description

本発明は、例えば、粉ミルクなどの缶に使用する缶用オーバーキャップに関する。
従来より、粉ミルクなどを収容する金属製の缶が使用されており、その缶の頂部には、開封後の缶を再閉鎖するため及び流通段階での不正開封を防止するため、合成樹脂製のオーバーキャップを取り付けることが行われている。このオーバーキャップは、天面部とその外周に一体に連設された筒部を備え、缶の頂部に嵌合、取り付け可能なキャップ本体と、該キャップ本体の筒部下端縁に引き裂き可能な引き裂き部を介して連設され、下端縁を缶の胴部外面に密着させて取り付け可能なピルファプルーフバンドと、そのピルファプルーフバンドをキャップ本体から引き裂く際に使用するつまみ部を備えており、缶の開封の際には、つまみ部をつかんで引っ張り、ピルファプルーフバンドの円周方向の一部領域に形成されている弱部を破断させ、次いでキャップ本体との間の引き裂き部を引き裂いて行くことで、ピルファプルーフバンドをキャップ本体から除去し、その後、キャップ本体を缶から外し、缶の天面部を開封するという操作を行っていた。
この種のオーバーキャップにおいて、ピルファプルーフバンドの引き裂きに用いるつまみ部としては、ピルファプルーフバンドの一部をつまみ部としたもの(例えば、特開2000−25803号公報参照)、ピルファプルーフバンドから突出するように形成したもの(例えば、実用新案登録第3028292号公報参照)、ピルファプルーフバンドから突出するように形成すると共に、キャップ本体の筒部に形成した凹所に入り込むように上方に立ち上げたもの(例えば、特開2001−341762号公報参照)などがある。しかしながら、これらのつまみ部にはそれぞれ問題があった。すなわち、ピルファプルーフバンドの一部をつまみ部としたものは、つまみ部をつかみにくく、このため開封が困難となっていた。ピルファプルーフバンドから突出するように形成したものは、つまみ部がキャップ本体の筒部よりも外側に出っ張って邪魔になり、製造組立、梱包、輸送、陳列等を行う際に、不用意につまみ部に手が触れたり、物がぶつかったりしてつまみ部を変形させたり、それに連結されたピルファプルーフバンドを破断したりする恐れがあった。また、そのつまみ部に指を引っかけて持ち上げ、オーバーキャップを外していたずらをされる恐れもあった。つまみ部を筒部の凹所に入り込むように上方に立ち上げたものは、つまみ部がキャップ本体の筒部よりも外側には出っ張っていないため、その分、手が触れたり、物がぶつかる恐れは少なくなるが、つまみ部を上方からアクセスしてつかむ構成であるため、やはり製造組立、梱包、輸送、陳列等を行う際に、つまみ部に上方から不用意に手が触れたり、物がぶつかったりする可能性があり、それによってつまみ部が変形したり、それに連結されたピルファプルーフバンドが破断したりする恐れがあった。
特開2000−25803号公報 実用新案登録第3028292号公報 特開2001−341762号公報
本発明はかかる問題点に鑑みてなされたもので、ピルファプルーフバンドを取り外すためのつまみ部をキャップ本体の筒部よりも外側にあまり出っ張らないようにしてオーバーキャップに上方から手が触れたり、物がぶつかったりしても、つまみ部の変形やピルファプルーフバンドの破断を防止しうる構造とし、しかも、開封に当たってはつまみ部をつかみ易くした缶用オーバーキャップを提供することを課題とする。
本発明は、上記課題を解決するため、天面部とその外周に一体に連設された筒部を備え、缶の頂部に嵌合、取り付け可能なキャップ本体と、該キャップ本体の筒部下端縁に引き裂き可能な引き裂き部を介して連設され、下方に向かって小径となる形状で且つ下端縁を缶の胴部外面に密着させて取り付け可能なピルファプルーフバンドを有する缶用オーバーキャップにおいて、前記ピルファプルーフバンドの円周方向の一部領域で且つ前記キャップ本体の筒部下端縁に隣接した領域に、一端をピルファプルーフバンドに連結し、円周方向に延びるつまみ部を形成し、前記ピルファプルーフバンドの、前記つまみ部の先端に面する領域に貫通穴を設け、前記キャップ本体の筒部下端領域で且つ前記貫通穴と前記つまみ部の少なくとも先端領域に隣接する領域に凹みを形成し、更に、前記つまみ部の先端に前記キャップ本体の筒部の外周面よりも外側に延び出す突起を設けると共につなぎ部の前記突起を除いた部分は前記キャップ本体の筒部の外周面の外側に突出しない構造としたことを特徴とするものである。なお、本明細書において、オーバーキャップや缶に関して使用する、「上方」、「下方」、「上端縁」、「下端縁」等の、上下を示す表現は、オーバーキャップ及び缶を、それぞれの天面部が上になるように置いた状態について言及するものとする。
ここで、前記つまみ部の上端縁を破断可能な連結部を介して前記キャップ本体に連結しておくことが好ましく、この構造とすると、製造組立、梱包、輸送、陳列等を行う際においてつまみ部が連結部によって拘束されているため、つまみ部が不用意に動いて他のものにぶつかるということが起こりにくく、また、つまみ部に他のものがぶつかったとしても、つまみ部が変形したり、破断したりするといったことが起こりにくい。
また、前記つまみ部の下端縁を破断可能な連結部を介して前記ピルファプルーフバンドに連結しておくことも好ましく、これによっても、製造組立、梱包、輸送、陳列等を行う際においてつまみ部が変形したり、破断したりするといったトラブルを回避できる。
前記つまみ部の上端縁及び下端縁を連結部を介してキャップ本体及びピルファプルーフバンドに連結する場合、つまみ部の先端領域に配置する連結部として細線状のものを用い、その先端領域よりも後方の領域に配置する連結部として薄肉状のものを用いることが好ましい。細線状の連結部は破断しやすいため、つまみ部の先端に指を掛けて引き上げる作業が容易となり、後方の領域に配置した薄肉状の連結部は細線状の連結部よりも強度が大きいので、つまみ部の拘束力が大きく、製造組立、梱包、輸送、陳列等を行う際においてつまみ部の好ましくない変形や破断を防止できる。
上記構成の缶用オーバーキャップでは、つまみ部を、先端に形成した突起を除いてキャップ本体の筒部の外周面の外側に突出しないように形成しているので、製造組立、梱包、輸送、陳列等を行う際に、不用意に手が触れたり、物がぶつかる恐れが少なくなり、つまみ部を変形させたり、破断させたり、更にはつまみ部に連結されているピルファプルーフバンドを破断させるといったトラブルを回避できる。また、いたずらで、つまみ部に指をかけて上方に引き上げ、オーバーキャップ全体を外そうとしても、指がかかりにくく、このため、オーバーキャップを外していたずらすることはほとんど不可能である。開封に当たっては、つまみ部の先端に突起を設けているので指を引っかけやすく、且つそのつまみ部の上側には凹みを形成しているので、つまみ部をつかみ易く、開封を容易に行うことができる。
以下、図面に示す本発明の好適な実施の形態を説明する。図1は本発明の好適な実施の形態に係るオーバーキャップを缶に取り付けた状態で示す概略正面図、図2はその概略平面図、図3は缶に取り付けたオーバーキャップのつまみ部及びその周辺を示す概略正面図、図4は図3のA−A矢視概略断面図、図5(a)、(b)、(c)はそれぞれ、図3のB−B矢視概略断面図、C−C矢視概略断面図、D−D矢視概略断面図、図6は図3のE−E矢視概略断面図である。1はオーバーキャップ、2はそのオーバーキャップ1を取り付けた缶である。
缶2は粉ミルク等を収容するもので、金属製の胴部3と、巻締部4によって胴部上端に固定された金属製の天面部5と、その天面部5に形成された開口を閉じる蓋材6等を備えている。オーバーキャップ1はポリエチレン、ポリプロピレン等の合成樹脂によって一体構造に形成されたものであり、天面部8aとその外周に一体に連設された筒部8bを備え、缶の頂部の巻締部4に嵌合、取り付け可能なキャップ本体8と、該キャップ本体8の筒部8bの下端縁に引き裂き可能な引き裂き部9を介して連設され、下端縁10aを缶2の胴部3の外面に密着させて取り付け可能なピルファプルーフバンド10と、そのピルファプルーフバンド10の引き裂き時に使用するつまみ部11等を備えている。引き裂き部9は破断可能な強度のものであれば、その構造には限定されず、図面の実施の形態では、薄肉部を用いているが、これ以外にも、ミシン目構造、1本若しくは複数本の破断可能な細い線材状の連結部を備えた構造等を用いてもよい。
ピルファプルーフバンド10は、その外周面が下方に向かって小径となる形状に形成されている。つまみ部11は、このピルファプルーフバンド10の円周方向の一部領域で且つキャップ本体8の筒部8bの下端縁に隣接した領域に、その一端11aをピルファプルーフバンド10に連結し且つ円周方向の延びるように形成されている。このつまみ部11の幅wは、ピルファプルーフバンド10の幅よりも小さく、例えば、半分程度に定められており、つまみ部11の下側にピルファプルーフバンド10が残るようにしている。このため、ピルファプルーフバンド10は全周に渡ってつながった状態となっている。ピルファプルーフバンド10の、つまみ部11の下方に位置する領域で且つつまみ部11を連結した位置の近傍には、ピルファプルーフバンド10を円周上の一部で切り離すための引き裂き可能な弱部13が形成されている。この弱部13も、引き裂き部9と同様に、破断可能な強度のものであれば、その構造には限定されず、この実施の形態では薄肉部を用いているが、この他にも、ミシン目構造、1本若しくは複数本の破断可能な細い線材状の連結部を備えた構造等を用いることができる。
ピルファプルーフバンド10の、つまみ部11の先端(つまみ部11をピルファプルーフバンド10に連結した端部11aとは反対側の端部、すなわち図3で左端)に面する領域には、貫通穴15が形成されている。また、キャップ本体8の筒部8bの下端領域で且つ貫通穴15及びつまみ部11の先端領域11bに隣接する領域には凹み16が形成されている。つまみ部11の先端領域11bとその下のピルファプルーフバンド10の間にはスリット17が形成されており、また、つまみ部11の先端領域11bとキャップ本体8の間も凹み16を設けることによって切り離された状態となっている。この構造により、つまみ部11の先端領域11bはキャップ本体8やピルファプルーフバンド10からフリーな状態となって、引き起し易くなる。なお、このつまみ部11の先端領域11bを完全にフリーな状態とすると、製造組立、梱包、輸送、陳列などの時につまみ部11の先端が不用意に動いてトラブルを起こす恐れがあるので、これを防止するため、つまみ部11の先端領域の上端縁とキャップ本体8とを破断可能な細線状の連結部18で連結し、且つつまみ部11の先端領域の下端縁とその下方のピルファプルーフバンド10とを破断可能な細線状の連結部19で連結している。
つまみ部11の上端縁のうち、凹み16に面する領域よりも後方の領域は、破断可能な連結部20を介してキャップ本体8に連結されている。この連結部20は、キャップ本体8とピルファプルーフバンド10とを連結している引き裂き可能な引き裂き部9の延長上に位置しており、引き裂き部9と同様に薄肉部で形成されている。つまみ部11の下端縁のうち、スリット17に面する領域の後方の領域も破断可能な連結部21を介してピルファプルーフバンド10に連結されている。この連結部21も薄肉部で形成されている。このように、つまみ部11の先端部分11bよりも後方に位置する領域を、薄肉状の連結部20、21を介してキャップ本体8やピルファプルーフバンド10に連結しておくと、つまみ部11を適当な強度で拘束することができ、製造組立、梱包、輸送、陳列などの時につまみ部11になにか他の物がぶつかっても、つまみ部11に不都合な変形や破断が生じることがなく、また、開封時にはつまみ部11を、連結部20、21を引き裂きながら引き上げることができる。
つまみ部11の先端には、キャップ本体8の筒部8bの外周面よりも外側に延び出す突起23を形成している。この突起23は、開封の際に指を引っかけやすくするために設けるものである。突起23の高さは高いほど指は引っかけ易いが、あまり高くすると、製造組立、梱包、輸送、陳列等の時に手や他の物がぶつかってつまみ部11を変形させたり、それにつながるピルファプルーフバンド10を破断させる恐れが増し、また、いたずらでその突起23に指を掛けてオーバーキャップ1全体を取り外す恐れが増す。これらを考慮して突起23の高さを定めればよく、おおよその目安としては1〜3mm程度とすることが好ましい。つまみ部11の、先端の突起23を除いた他の部分は、キャップ本体8の筒部8bの外周面よりも外側に突出しないような形状、寸法としている。これにより、つまみ部11がキャップ本体8の筒部8bの外周面から外側にほとんど出っ張らず、製造組立、梱包、輸送、陳列等の時などに邪魔になるとか、手や他の物がぶつかってトラブルを起こすということを回避できる。
上記構成のオーバーキャップ1は、図1、図4等に示すように、缶2の頂部に嵌合して取り付けられ、その状態で流通させられる。この時、ピルファプルーフバンド10の下端縁10aは缶2の胴部3に密着、嵌合しており、このピルファプルーフバンド10を破断して除去しない限り缶2から取り外せないようになっている。また、つまみ部11は、突起23がわずかにキャップ本体8の筒部8bの外周面から外側に突出するのみず、その他の部分は出っ張っていないので、製造組立、梱包、輸送、陳列等の時などにつまみ部11が邪魔にならず、不用意に手が触れたり、物がぶつかったりする恐れはきわめて少なく、このため、つまみ部11が変形したり、破損したりすることはなく、ピルファプルーフバンド10が破断してしまうということもなく、安全である。また、いたずらで、このつまみ部11に下側から指をかけ、上側に持ち上げてオーバーキャップ1を取り外そうとしても、突起23が小さいためオーバーキャップ1を取り外すことはきわめて困難であり、いたずらでオーバーキャップ1が取り外されることはほとんど無い。
缶2の開封に当たっては、つまみ部11の先端に指を掛けてつまみ部11を引き起し、次いでつまみ部11の先端領域11bを指でつまみ、更に引き上げて行く。この際、つまみ部11の先端の前には貫通穴15があり且つつまみ部11の先端には突起23があるので指を掛けやすく、しかも、図4から良く分かるように、つまみ部11の先端領域11bの上には凹み16があり、下にあるピルファプルーフバンド10はテーパにより奥の方に位置しているので、つまみ部11の先端領域11bの上下に指を入れやすく、つまみ部11をつまみ易い。また、つまみ部11の先端領域11bはきわめて破断しやすい細線状の連結部18、19でキャップ本体8及びピルファプルーフバンド10に連結されているのみであるので、この連結部18、19を破断しながらつまみ部11の先端領域11bをきわめて容易に引き起し、つかむことができる。その後、つまみ部11をつかんで更に引き上げ、上下の連結部20、21を引き裂きながらつまみ部11を引っ張って行き、ピルファプルーフバンド10の、つまみ部11に連結されている部分を引張って、ピルファプルーフバンド10の弱部13を切り離し、その後もピルファプルーフバンド10を引っ張って、キャップ本体8との間の引き裂き部9を引き裂いてゆき、ピルファプルーフバンド10を除去する。次いで、キャップ本体8を缶2の頂部から取り外す。以上のようにして、オーバーキャップ1の開封作業を容易に実施できる。オーバーキャップ1を開封した後は、缶2の天面部5の蓋材6を剥がして缶を開封し、内容物を取り出す。缶2の内容物を必要量だけ取り出した後は、キャップ本体8を再度缶2の頂部に嵌合、取り付けることで、缶2をキャップ本体8で再閉鎖することができ、従って、キャップ本体8を再閉鎖用のキャップとして使用できる。
なお、上記した実施の形態では、図3に示すように、貫通穴15とつまみ部11の先端領域11bに隣接した領域に凹み16を形成しており、従って、つまみ部11は先端領域11bのみがこの凹み16に面する構成としているが、凹み16の円周方向の長さは、これに限らず、つまみ部11の先端領域のみならず、更に長い領域が、場合によってはつまみ部11の全長が凹み16に面するように、凹み16を円周方向に長くしてもよい。ただし、凹み16を、円周方向の長い領域に形成すると、つまみ部11のフリーな部分が増加して動きやすくなると共に、製造組立、梱包、輸送、陳列等の時などにつまみ部11に手や他の物がぶつかる恐れが増大し、つまみ部11の変形や破損の恐れが増すので、あまり大きくしない方が良く、つまみ部11の凹み16に面する領域の長さとしては、5〜10mm程度とすることが好ましい。
以上に本発明の好適な実施の形態を説明したが、本発明はこの実施の形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲の記載範囲内で適宜変更可能である。
本発明の好適な実施の形態に係るオーバーキャップを缶に取り付けた状態で示す概略正面図 缶に取り付けた状態のオーバーキャップの概略平面図 缶に取り付けた状態のオーバーキャップのつまみ部及びその周辺を示す概略正面図 図3のA−A矢視概略断面図 (a)、(b)、(c)はそれぞれ、図3のB−B矢視概略断面図、C−C矢視概略断面図、D−D矢視概略断面図 図3のE−E矢視概略断面図
符号の説明
1 オーバーキャップ
2 缶
3 胴部
4 巻締部
5 天面部
6 蓋材
8 キャップ本体
8a 天面部
8b 筒部
8ba 最外周面
9 引き裂き部
10 ピルファプルーフバンド
11 つまみ部
13 弱部
15 貫通穴
16 凹み
17 スリット
18、19、20、21 連結部
23 突起

Claims (4)

  1. 天面部とその外周に一体に連設された筒部を備え、缶の頂部に嵌合、取り付け可能なキャップ本体と、該キャップ本体の筒部下端縁に引き裂き可能な引き裂き部を介して連設され、下方に向かって小径となる形状で且つ下端縁を缶の胴部外面に密着させて取り付け可能なピルファプルーフバンドを有する缶用オーバーキャップにおいて、前記ピルファプルーフバンドの円周方向の一部領域で且つ前記キャップ本体の筒部下端縁に隣接した領域に、一端をピルファプルーフバンドに連結し、円周方向に延びるつまみ部を形成し、前記ピルファプルーフバンドの、前記つまみ部の先端に面する領域に貫通穴を設け、前記キャップ本体の筒部下端領域で且つ前記貫通穴と前記つまみ部の少なくとも先端領域に隣接する領域に凹みを形成し、更に、前記つまみ部の先端に前記キャップ本体の筒部の外周面よりも外側に延び出す突起を設けると共につなぎ部の前記突起を除いた部分は前記キャップ本体の筒部の外周面の外側に突出しない構造としたことを特徴とする缶用オーバーキャップ。
  2. 前記つまみ部の上端縁が破断可能な連結部を介して前記キャップ本体に連結されていることを特徴とする請求項1記載の缶用オーバーキャップ。
  3. 前記つまみ部の下端縁が破断可能な連結部を介して前記ピルファプルーフバンドに連結されていることを特徴とする請求項1又は2記載の缶用オーバーキャップ。
  4. 前記つまみ部の上端縁の先端領域が破断可能な細線状の連結部を介して前記キャップ本体に連結され、前記先端領域よりも後方の領域が破断可能な薄肉状の連結部を介して前記キャップ本体に連結されており、前記つまみ部の下端縁の先端領域が破断可能な細線状の連結部を介して前記ピルファプルーフバンドに連結され、前記先端領域よりも後方の領域が破断可能な薄肉状の連結部を介して前記ピルファプルーフバンドに連結されていることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項記載の缶用オーバーキャップ。
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