JP2012176760A - シュリンクラベル付き容器 - Google Patents
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Abstract
【課題】 本発明は、シュリンクラベルを容器本体からキャップにかけて装着したシュリンクラベル付き容器において、キャップの螺脱時に、このキャップの外周面に設けられた滑り止め機能部を有効に機能させることができるようにすることにより、未開封のキャップの容易で確実でそして速やかな螺脱操作を行うことができるようにすることを目的とする。
【解決手段】 容器本体2にネジキャップ6を組付けた容器1に対し、容器本体2の胴部5からキャップ6の下端部の外鍔片10にかけてシュリンクラベル12を外装組付けして、キャップ6の外周面に形成した滑り止め機能部9を露出させて、キャップ6の螺脱操作に対してシュリンクラベル12の平滑性が邪魔とならないようにして、シュリンクラベル12のバージン性保持能力を維持したまま、キャップ6の良好な開封取扱いを得る。
【選択図】図1
【解決手段】 容器本体2にネジキャップ6を組付けた容器1に対し、容器本体2の胴部5からキャップ6の下端部の外鍔片10にかけてシュリンクラベル12を外装組付けして、キャップ6の外周面に形成した滑り止め機能部9を露出させて、キャップ6の螺脱操作に対してシュリンクラベル12の平滑性が邪魔とならないようにして、シュリンクラベル12のバージン性保持能力を維持したまま、キャップ6の良好な開封取扱いを得る。
【選択図】図1
Description
本発明は、商品名や内容物の表示を有するシュリンク包装を施したシュリンクラベル付き容器に関するものである。
内容物を収納したボトル状の容器本体の口筒部を、有頂円筒状のキャップの螺着により密封した容器に対して、容器本体からキャップにかけてシュリンクラベルを装着したシュリンクラベル付き容器が知られている。
このシュリンクラベル付き容器の特許文献1に示された従来技術は、容器本体の胴部を覆うラベル本体部とキャップを覆うシュリンクラベルの上端部分である分離部とを有し、この分離部には、キャップの頂面に位置する上端縁から上下に横断する縦のミシン目と、分離部とラベル本体部との境界部に周設された横のミシン目とを有しており、容器の最初の開封に際しては、分離部の上端を指先で摘んで縦のミシン目を破断すると共に、横のミシン目を破断して分離部を除去してから、キャップを螺脱するか、またはシュリンクラベルの分離部で覆われたキャップを把持して螺脱回動させることにより、キャップの螺脱による開封と、ミシン目の破断とを達成し、このミシン目の破断の有無により、開封・未開封の識別を可能とする構成となっている。
しかしながら、上記した従来技術にあっては、キャップの頂面に位置した分離部の上端部を指先で摘み上げるのがきわめて難しく、また容器の未開封状態では、ローレット等の滑り止め機能部を形成したキャップの外表面は、上端面を除いて表面が平滑なシュリンクラベルの分離部で覆われているので、この分離部で覆われたキャップを手で把持して螺脱操作すると、表面が平滑な分離部と手の間に滑りが発生し易く、このためキャップの螺脱回動操作を達成し難くなり、容器を開封するのに、手間取るか、予想外に大きな操作力を要するばかりでなく、速やかで確実なミシン目の破断を得ることができない、と云う問題があった。
そこで、本発明は、上記した従来技術における問題点を解消すべく創案されたもので、シュリンクラベルを容器本体からキャップにかけて装着したシュリンクラベル付き容器において、分離部が装着されたままのキャップの螺脱時に、このキャップの外周面に設けられた滑り止め機能部を有効に機能させることができるようにすることを技術的課題とし、もって未開封のキャップの容易で確実でそして速やかな螺脱操作を行うことができるようにすることを目的とする。
上記技術的課題を解決するための本発明の主たる構成は、
ボトル状の容器本体の口筒部を、有頂円筒状のキャップの螺着により密封した容器に対して、容器本体の胴部からキャップにかけてシュリンクラベルを装着したシュリンクラベル付き容器であること、
キャップを、筒壁部の外周面に、滑り止め機能部と下端の外鍔片とを設けて構成すること、
シュリンクラベルを、容器本体の胴部を覆うラベル本体部と、キャップの外鍔片を上方から係止した状態で覆う上端の分離部とから構成すること、
キャップの外鍔片の下端付近に対向するラベル本体部と分離部との境界部に、破断の容易な弱化線を周設すること、
にある。
ボトル状の容器本体の口筒部を、有頂円筒状のキャップの螺着により密封した容器に対して、容器本体の胴部からキャップにかけてシュリンクラベルを装着したシュリンクラベル付き容器であること、
キャップを、筒壁部の外周面に、滑り止め機能部と下端の外鍔片とを設けて構成すること、
シュリンクラベルを、容器本体の胴部を覆うラベル本体部と、キャップの外鍔片を上方から係止した状態で覆う上端の分離部とから構成すること、
キャップの外鍔片の下端付近に対向するラベル本体部と分離部との境界部に、破断の容易な弱化線を周設すること、
にある。
シュリンクラベルの分離部は、キャップの筒壁部の外周面下端に設けた外鍔片を覆っているが、滑り止め機能部が形成されている筒壁部外周面の大部分は露出した状態となっている。このため、キャップを螺脱させるべく、キャップを把持すると、シュリンクラベルに邪魔されることなく、手によりキャップを直接把持することができるので、キャップの螺脱動作に滑り止め機能部を効果的に機能させることができる。
シュリンクラベルの分離部は、キャップの外鍔片に対して上方から係止した状態で組付いているので、キャップを螺脱操作すると、シュリンクラベルの分離部にキャップから引上げ力が作用する。この引上げ力は、弱化線に対して引っ張り力として作用してこの弱化線を破断するので、シュリンクラベルは、弱化線でラベル本体部と分離部とに分断する。それゆえ、シュリンクラベルのラベル本体部と分離部との分離を識別することにより、シュリンクラベル付き容器の開封・未開封の識別を容易に得ることができる。
弱化線は、キャップの外鍔片の下端付近に対向して位置するラベル本体部と分離部との境界部に設けられているので、弱化線破断後は、キャップに対して分離部が上方に変位しようとする動きに対して大きな抵抗が生じることがなく、これにより開封後に、キャップから分離部を取外すのが容易である。
本発明の別の構成は、上記した主たる構成において、滑り止め機能部を、細かい多数の縦突条で構成されるローレットとした、ものである。
滑り止め機能部をローレットとしたものにあっては、キャップに対する滑り止め機能部の形成が容易であると共に、安定して確実な滑り止め機能を得ることができる。
また、本発明の別の構成は、上記した主たる構成に、シュリンクラベルの分離部の上縁に、この分離部の一部を上方に延長設した構成で摘み片を起立設し、この摘み片の少なくとも一方の側縁から分離部を上下に横断する補助弱化線を設けた、ことを加えたものである。
分離部の上縁に摘み片を起立設し、この摘み片の少なくとも一方の側縁から分離部を上下に横断する補助弱化線を設けたことを加えたものにあっては、弱化線を破断して後、キャップからの分離部の取外しが容易に達成できる。
また、本発明の別の構成は、上記した主たる構成において、弱化線および補助弱化線を、ミシン目で構成した、ものである。
弱化線および補助弱化線を、ミシン目で構成したものにあっては、熱収縮性合成樹脂製フィルムであるシュリンクラベルに対して弱化線を、簡単にかつ適正に成形することができる。
また、本発明の別の構成は、上記した主たる構成に、弱化線を位置させたシュリンクラベルの弱化線領域の色を、この弱化線領域で覆われる容器部分と異色に設定した、ことを加えたものである。
弱化線を位置させたシュリンクラベルの弱化線領域の色を、この弱化線領域で覆われる容器部分と異色に設定したものにあっては、一旦弱化線を破断してシュリンクラベルをラベル本体部と分離部とに分断すると、例え分離部を付帯させたままのキャップを容器本体に螺着させても、ラベル本体部の上縁と分離部の下縁との間には、必ず隙間が形成される。この隙間は、弱化線領域と異なる色で横断する線状に視認されるため、容易にかつ確実に識別して、認識することができる。
また、本発明の別の構成は、上記した弱化線を位置させたシュリンクラベルの弱化線領域の色を、この弱化線領域で覆われる容器部分と異色に設定したものにおいて、弱化線領域に設定した色を、この弱化線領域で覆われる容器部分の色に対して補色に設定した、ものである。
弱化線領域に設定した色を、この弱化線領域で覆われる容器部分の色に対して補色に設定したものにあっては、弱化線を破断した後の弱化線領域に現れる隙間が、弱化線領域の色をバックとしてきわめて鮮明に現出されることになる。
本発明は、上記した構成となっているので、以下に示す効果を奏する。
本発明の主たる構成にあっては、キャップに予め形成されている滑り止め機能部を、キャップの螺脱動作に効果的に機能させることができるので、キャップの螺脱動作を安定して円滑に行うことができ、これによりキャップの螺脱動作を利用した最初の開封を容易に得ることができると共に、シュリンクラベル付き容器の開封を無理なく円滑に行うことができる。
本発明の主たる構成にあっては、キャップに予め形成されている滑り止め機能部を、キャップの螺脱動作に効果的に機能させることができるので、キャップの螺脱動作を安定して円滑に行うことができ、これによりキャップの螺脱動作を利用した最初の開封を容易に得ることができると共に、シュリンクラベル付き容器の開封を無理なく円滑に行うことができる。
また、シュリンクラベルの弱化線の破断の有無により、シュリンクラベル付き容器の開封・未開封を容易に識別することができ、これによりバージン性を有効に発揮することができる。
さらに、螺脱したキャップに付帯しているシュリンクラベルの分離部の除去が容易であるので、シュリンクラベル付き容器の開封後に、キャップの取扱いに分離部が邪魔となることを簡単に防止でき、キャップの好ましい取扱い状況を得ることができる。
滑り止め機能部をローレットとしたものにあっては、キャップに対する滑り止め機能部の形成が容易であると共に、安定して確実な滑り止め機能を得ることができるので、無理なく容易に実施することができる。
分離部の上縁に摘み片を起立設し、この摘み片の少なくとも一方の側縁から分離部を上下に横断する補助弱化線を設けたことを加えたものにあっては、弱化線を破断して後、キャップからの分離部の取外しが容易に達成できるので、開封後におけるキャップの取扱いを好ましいものとすることが容易である。
弱化線および補助弱化線を、ミシン目で構成したものにあっては、熱収縮性合成樹脂製フィルムであるシュリンクラベルに対して弱化線を、簡単にかつ適正に成形することができるので、シュリンクラベル付き容器を、安全に取扱うことができる。
弱化線を位置させたシュリンクラベルの弱化線領域の色を、この弱化線領域で覆われる容器部分と異色に設定したものにあっては、弱化線が破断されることにより弱化線領域に形成される隙間を、容易にかつ確実に識別して、認識することができるので、シュリンクラベル付き容器の開封・未開封の有無を、目視により識別するのが容易となる。
弱化線領域に設定した色を、この弱化線領域で覆われる容器部分の色に対して補色に設定したものにあっては、弱化線を破断した後の弱化線領域に現れる隙間が、弱化線領域の色をバックとしてきわめて鮮明に現出されることになるので、シュリンクラベル付き容器の開封・未開封の有無の目視による識別を、きわめて確実性の高いものとすることができる。
以下、本発明の実施形態例を、図面を参照しながら説明する。
本発明によるシュリンクラベル付き容器は、合成樹脂製ボトル状の容器本体2とキャップ6とを組合せた容器1と、この容器1に対して、容器本体2の胴部5からキャップ6にかけて、加熱により熱収縮して被覆状に装着されたシュリンクラベル12とから構成されている。
本発明によるシュリンクラベル付き容器は、合成樹脂製ボトル状の容器本体2とキャップ6とを組合せた容器1と、この容器1に対して、容器本体2の胴部5からキャップ6にかけて、加熱により熱収縮して被覆状に装着されたシュリンクラベル12とから構成されている。
容器1を構成する一方の部分である容器本体2は、合成樹脂製のブロー成形品で、有底筒状の胴部5の上端に肩部4を介して縮径して、容器本体2の開口部を形成する円筒状の口筒部3を起立連設して構成されており、口筒部3の外周面には雄ネジが刻設されている。
容器1を構成する他方の部分であるキャップ6は、頂壁部7と筒壁部8を有する有頂円筒状に合成樹脂材料により射出成形されたもので、筒壁部8の内周面には、容器本体2の口筒部3の雄ネジと螺合する雌ネジが刻設されており、また筒壁部8の外周面には、その略全域に亘って滑り止め機能部9が形成されていると共に、この筒壁部8の外周面の下端部には、外鍔片10が円形リング状に突周設されている。なお、頂壁部7の下面には、キャップ6が容器本体2の口筒部3に螺着した状態で、口筒部3の上端面に密に弾接して口筒部3の密閉を確保するパッキン11が組付けられている。
筒壁部8の外周面に形成される滑り止め機能部9は、図示実施形態例の場合は、多数の細かい縦突条で構成されるローレットとなっており、ローレットの各突条がキャップ6を把持した手のひらとの間に大きな滑り抵抗を発生させ、これによりキャップ6と把持した手のひらとの間を滑り難くしている。この筒壁部8外周面に形成された滑り止め機能部9は、図示したローレット構造に限定されるものではなく、キャップ6を把持した手との間に滑りが発生し難くする構成、例えば多数の細かい凹凸で構成される粗い祖面構造としてもよい。
熱収縮性合成樹脂フィルム製のシュリンクラベル12は、予めその外表面に商品名、会社名、用途等の表示が施されており、容器1の容器本体2の胴部5からキャップ6の筒壁部8にかけての部分を覆う形態で、加熱収縮処理されて装着されている。
このシュリンクラベル12は、キャップ6の外鍔部10に装着する分離部13と、容器本体2の胴部5から肩部4にかけて装着されるラベル本体部14とに、弱化線15により上下に区画されている。このシュリンクラベル12のラベル本体部14は、胴部5に不動に装着しており、多くの場合、その下端部は、胴部5の下端に形成されている底部の下側(接地面を形成している部分)の巻き込み状に組付いている。そして、弱化線15は、キャップ6の外鍔片10の下端付近に位置しており、全周に亘って周設されている。
シュリンクラベル12の分離部13は、キャップ6の筒壁部8の外周面に形成された滑り止め機能部9の大部分を露出させた状態で、キャップ6の円形リング状をした外鍔片10に対して、上方から係止して被覆装着(図1および図4参照)している。この分離部13には、上縁の一部から分離部13の一部を上方に延長させた形態で立ち上がった舌片状の摘み片16(図1、図3参照)が一体に設けられている。この摘み片16の両側端縁に対向する位置からは、分離部13を上下に横断する形態で補助弱化線18(図1、図3参照)が設けられているが、この補助弱化線18の下端は弱化線15に達している。
図示実施形態例の場合、シュリンクラベル12に形成された弱化線15および補助弱化線18は、ミシン目構造となっているが、弱化線15および補助弱化線18の構造がミシン目構造に限定されることはなく、外力としての操作力により容易に破断させることのできる構造、例えば肉薄線構造等であってもよい。但し、成形のし易さからすると、ミシン目構造が最も有利である。
次に、キャップ6の最初の開封動作を順に説明する。
弱化線15が破断されていない未開封状態のシュリンクラベル付き容器(図1、図3参照)のキャップ6を把持して、これを螺脱回動させると、分離部13が円形リング状の外鍔部10に上方から係止した状態となっているので、キャップ6と一緒に上昇変位するが、ラベル本体部14が不動であるため、弱化線15には、上下方向に引っ張り力が作用し、この引っ張り力により弱化線15が破断(図2、図5参照)して、キャップ6の螺脱が達成される。
弱化線15が破断されていない未開封状態のシュリンクラベル付き容器(図1、図3参照)のキャップ6を把持して、これを螺脱回動させると、分離部13が円形リング状の外鍔部10に上方から係止した状態となっているので、キャップ6と一緒に上昇変位するが、ラベル本体部14が不動であるため、弱化線15には、上下方向に引っ張り力が作用し、この引っ張り力により弱化線15が破断(図2、図5参照)して、キャップ6の螺脱が達成される。
なお、外鍔片10は、その形状が円形リング状に限定されることはなく、その外周面の平断面形状が、例えば正多角形等の非真円形状とした場合には、この外鍔片10と外装装着した分離部13との間の周方向に沿った変位、すなわち空転変位が不能となるので、キャップ6を螺脱回動させると、分離部13もキャップ6と一緒に回動するため、弱化線15には、上下方向だけではなく周方向にも引っ張り力が作用することになり、その分、キャップ6の螺脱操作に伴う弱化線15の破断は、容易に確実にそして速やかに達成されることになる。
キャップ6の螺脱達成後、すなわち開封後は、キャップ6は容器本体2を開閉する蓋として使用されるが、キャップ6に付帯している分離部13が邪魔である場合には、摘み片16を指先で摘んで引っ張ることにより、補助弱化線18を破断して、分離部13をキャップ6から除去(図3参照)する。
また、キャップ6の螺脱処理により、一旦、弱化線15を破断すると、分離部13を付帯させたままキャップ6を螺着させても、熱収縮変形したシュリンクラベル12の残留内部応力の作用により、破断した弱化線15が位置していた分離部13とラベル本体部14との境界部に、隙間s(図6参照)が周方向に沿った線状に必ず形成されるので、開封したキャップ6を容器本体2に螺着しても、この隙間sの存在により、既に開封されたものであることが確実に判断できる。
そこで、弱化線15を位置させたシュリンクラベル12の部分(図4、図5、図6の場合、分離部13の全部と、ラベル本体部14の上端部分)を弱化線領域17とし、この弱化線領域17の色を、容器本体2およびキャップ6とは異色に設定することにより、弱化線領域17における隙間sの存在を色違いにより容易に識別(図6参照)することができ、これにより高い不正開封防止効果を発揮させることができる。
特に、弱化線領域17の色を、この弱化線領域17に覆われた容器1部分の色に対して補色に設定した場合には、弱化線領域17に現れる隙間sの色が、弱化線領域17の色をバックとしてきわめて目立つ状態で視覚されるので、隙間sの存在の有無を、一目で簡単にかつ正確に識別することができ、きわめて高い不正開封防止効果を発揮することになる。
なお、容器本体2は、合成樹脂製ブロー成形品に限定されることはなく、PET等の合成樹脂製の2軸延伸ブロー成形品やガラス製の成形品であってもよい。
以上説明したように、本発明のシュリンクラベル付き容器は、キャップの螺脱操作に対して、装着されたシュリンクラベルの滑り易さが邪魔となるのを防止するものであり、シュリンクラベルを装着するネジキャップ付き容器に対して幅広い利用展開が期待される。
1 ;容器
2 ;容器本体
3 ;口筒部
4 ;肩部
5 ;胴部
6 ;キャップ
7 ;頂壁部
8 ;筒壁部
9 ;滑り止め機能部
10;外鍔片
11;パッキン
12;シュリンクラベル
13;分離部
14;ラベル本体部
15;弱化線
16;摘み片
17;弱化線領域
18;補助弱化線
s ;隙間
2 ;容器本体
3 ;口筒部
4 ;肩部
5 ;胴部
6 ;キャップ
7 ;頂壁部
8 ;筒壁部
9 ;滑り止め機能部
10;外鍔片
11;パッキン
12;シュリンクラベル
13;分離部
14;ラベル本体部
15;弱化線
16;摘み片
17;弱化線領域
18;補助弱化線
s ;隙間
Claims (6)
- ボトル状の容器本体(2)の口筒部(3)を、有頂円筒状のキャップ(6)の螺着により密封した容器(1)に対して、前記容器本体(2)の胴部(5)からキャップ(6)にかけてシュリンクラベル(12)を装着したシュリンクラベル付き容器であって、前記キャップ(6)を、筒壁部(8)の外周面に、滑り止め機能部(9)と下端の外鍔片(10)とを設けて構成し、前記シュリンクラベル(12)を、前記容器本体(2)の胴部(5)を覆うラベル本体部(14)と、前記外鍔片(10)を上方から係止した状態で覆う上端の分離部(13)とから構成し、前記外鍔片(10)の下端付近に対向するラベル本体部(14)と分離部(13)との境界部に、破断の容易な弱化線(15)を周設したことを特徴とするシュリンクラベル付き容器。
- 滑り止め機能部(9)を、細かい多数の縦突条で構成されるローレットとした請求項1に記載のシュリンクラベル付き容器。
- シュリンクラベル(12)の分離部(13)の上縁に、該分離部(13)の一部を上方に延長設した構成で摘み片(16)を起立設し、該摘み片(16)の少なくとも一方の側縁から分離部(13)を上下に横断する補助弱化線(18)を設けた請求項1または2に記載のシュリンクラベル付き容器。
- 弱化線(15)および補助弱化線(18)を、ミシン目で構成した請求項1〜3のいずれか1項に記載のシュリンクラベル付き容器。
- 弱化線(15)を位置させたシュリンクラベル(12)の弱化線領域(17)の色を、該弱化線領域(17)で覆われる容器(1)部分と異色に設定した請求項1〜4のいずれか1項に記載のシュリンクラベル付き容器。
- 弱化線領域(17)に設定した色を、該弱化線領域(17)で覆われる容器(1)部分の色に対して補色に設定した請求項5に記載のシュリンクラベル付き容器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011039929A JP2012176760A (ja) | 2011-02-25 | 2011-02-25 | シュリンクラベル付き容器 |
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JP2011039929A JP2012176760A (ja) | 2011-02-25 | 2011-02-25 | シュリンクラベル付き容器 |
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Publication Number | Publication Date |
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Family Applications (1)
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JP (1) | JP2012176760A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2014099351A3 (en) * | 2012-12-19 | 2014-08-14 | Abbott Laboratories | Product package with a sleeve and a closure comprising a gripping surface |
JP2020059555A (ja) * | 2019-12-25 | 2020-04-16 | 押尾産業株式会社 | 包装袋 |
JP2021095171A (ja) * | 2019-12-17 | 2021-06-24 | キリンホールディングス株式会社 | ラベル付き容器及び飲料製品 |
-
2011
- 2011-02-25 JP JP2011039929A patent/JP2012176760A/ja not_active Withdrawn
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JP7393936B2 (ja) | 2019-12-17 | 2023-12-07 | キリンホールディングス株式会社 | ラベル付き容器及び飲料製品 |
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Legal Events
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A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
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